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オゾン水の紫外吸収分光測定

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Academic year: 2021

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システム工学群 電子工学専攻

オゾン水の紫外吸収分光測定

1170117 橋田 圭矢(プラズマ応用研究室)

1.背景と目的

オゾンは極めて強い酸化力を持つ事、

非常に不安定な物質である事が特徴で水 に溶けた状態をオゾン水と呼び、上下水 道の水処理、食品や半導体洗浄、さらに は手洗いや医療など広く応用されている。

しかし急激に状態が変化するオゾン水は 解析報告が少なく、オゾンの生成や消失 過程でオゾン濃度がどのように変化して いるかは不明である。本研究の目的はオ ゾンの水への溶解過程と消失過程を紫外 吸収分光法によりリアルタイムで計測し、

濃度定量を行うことである。

2.実験手順

図 2.1 オゾン発生ユニット

図 2.1 に示す実験に使用したオゾン発 生ユニットはスイッチのオンオフで内部 に放電を起こし、供給される酸素の一部 をオゾンに変化させる。本実験では酸素 のみ供給してオゾンを生成する

生成したオゾン含有ガスを 3ml の脱 イオン水に溶かしオゾン水を生成する。

オゾンガスを脱イオン水に溶かし続けた 場合と生成したオゾン水を放置した場 合、供給する酸素ガスの流量を変化させ た場合の 3 種類の水中での構成物質の解 析やその物質の濃度定量を行う。

3.放置したオゾン水の測定結果

図 3.1 オゾン水のスペクトル変化

室温放置したオゾン水の測定スペクト ルを図 3.1 に濃度変化を図 3.2 に示す。

測定は 120 分間、オゾン濃度が 0 となる まで行った。構成物質は酸素とオゾンの 2 つが検出された。

4.考察

20 分前後まで酸素は増加傾向にある が、これはオゾンの自己分解により酸素 が生成されためであると考える。オゾン 濃度低下速度が緩まると、リニアな減少 となっている。オゾンは指数関数的変化 であり約 20 分程度の時定数で低下して いた。

5.まとめ

紫外吸収分光法によりオゾン水のその 場分析を行い、オゾン水の消失過程を濃 度定量することができた。

200 220 240 260 280 300 320 340 0

0.05 0.1 0.15

Wavelength(nm)

A bs orba nc e (c m

-1

) 0min

10min 20min 30min 40min 60min 120min

0 50 100

0 10 20

0 500 1000 1500

time(min.)

O

3

Con ce nt ra ti on( µ M ) O

2

Con ce nt ra tion( µ M )

O

2

O

3

図 3.2 オゾンと酸素の濃度変化

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参照

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