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九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム 改革と英語教育に関する在校生・教官の意見
一アンケート調査結果一
樋口万里子 J.A. Johnson
はじめに
本稿は,九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革の妥当性を 検証・再検討する為のアンケート調査結果報告を中心に,実施担当者としての 見解を綴ったものである。新カリキュラムは既に今年度(平成5年度)入学の 一年生から適用されている。
本稿の目的は,更なる改善に向けての情報交換を図る手段の一つとして,本 学部の英語教育の現状とカリキュラム変革の概要と意味,そして英語に対する 学生・専門教官の意見の全体像を,先ずは学部内外の,できれば全国の,関心 を持たれている方々に理解し易い形にすることである。この背景には,以前か ら大学の英語教育は役立たずだと言われ続けてきたことに加え,昨今新聞等で も指摘されている様に,担当教官が教えている英語と,学生の教えて欲しい英 語,大学教官全体の総意として学生に習得して欲しい英語とが擦れ違っている 実態がある。ところが,この問題の打開策に向かって情報交換しようにも,現 状についての具体的なデータはどこにもなく,きちんとした調査に基づいた全 体像把握の必要性を英語教育を担当する人間の一人として切実に感じていた。
今回の改変は,制度上の制限の範囲内でできる事だけをなんとか実現させた,
言わばマイナーチェンジであるが,それでも様々な委員会の討議を経て理解を 得,全学的な協力に支えられる必要があった。折しも,全国的な大綱化の波の
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中で,「必修だからやっていた英語」が,「必要だからやる英語」に変わりつつ ある。そこに生じた自由と責任を噛み締め,本当のニーズを見極め,あるべき 方向を見定めていかねばならないと思う。筆者自身,学生時代,アカデミズム の庇護の下で行われてきた訳読ばかりの英語の授業に業を煮やしてきたし,英 語教育に関しても自分なりの考えと希望がある。しかし,大学の中にも世の中 にも様々な考えを持った学生・教官を含めた人々がいて,公教育である以上は その全体を見渡し,多様なニーズに応えていかなければならないであろう。自 分の受け持つ授業での学生の声はできる限り聞きとめ,機会ある毎に様々な 人々の意見を伺ってきた積もりだが,個人でアクセスできる範囲は限られてい る。そこで,アンケートという手法を使うのも全体像を捉える一つの手だと考 えた。今回はとりあえず手始めとして,本学部の在学生・教官を対象としたが,
いずれは,卒業生,他大学の学生,社会人を対象に英語教育の必要性を問う調 査を行っていきたいと思っている。そうして初めて本当にあるべき姿が見え,
もっと根本的な制度改革を含んだ本当の改革への道が開けるのだと信じている。
今回のアンケート作成,集計,統計処理に当たって,又2章の英語版作成に 当たっては,今年度赴任してこられた英語教育がご専門のJudith Johnson,
ED.先生に助言やご協力を頂いたので共著の形にした。アンケートに協力して 下さった方々へ結果を報告するのは当然のことだが,アンケートの回答以外に
も多くの方々・学生の諸君から改善のための積極的なご意見をいただき,英語 教育に携わる者としての義務を改めて感じた。様々な形でアンケートに御協力 頂いた方々にこの場を借りて感謝の意を表したい。
1.新カリキュラムの概要
1)情報工学部の選択・カリキュラム改正の狙い
大綱化は,大学で英語を教え始めてこの方,こうであればと念じてきた事を,
僅かなりとも実現できた好機であった。勿論様々な制約に縛られてではあるが,
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見45
平成5年度からの新規カリキュラムで以下の事項が導入できたことは,理系学 部での一般教養科目の英語としては画期的だと思っている。
1.クラスの小人数化(再履修を含めて実質60人前後になることも あるクラスの規模を全てにわたり,20〜30人前後へ縮小した。)
2.習熟度別クラス編成
3.3年生対象のクラス増設及び4年生対象のクラス開講 4.授業内容の多様化と選択の自由度の創設
5.半期制
6.随時点検及び(学生の授業評価を含む)自己評価の実施
これらの事柄は,これまで感じてきた問題点の解消の為,又,授業の内外で 集めた学生達の傾聴すべき声に応じる為にできる最大限のことだったと思う。
意見さえ纏まれば予算・設備面で自由度の高い私立大学と違って国立大学の場 合は,英語教員の定員及び非常勤のコマ数は現状のままという大きな制約があ り,本学部では小人数化と選択制導入の為に英語の必修単位数が8から4に減 った(詳細については後述)。だが,英語教師の目には量よりも質であること は言うまでもないので,英語の他のお二人の先生方にも即刻賛成して頂けたし,
結局は様々のレベルでの委員会でも承認して頂けた。これによって,平成5年 度からの新カリキュラムでは,情報工学部生は一年時4単位必修英語1,n,
皿,IV(英語を理解し使いこなせるようになる為にレベルに応じ4技能をバラ ンス良く伸ばすことを目的とした総合英語)の後は,英語を全く選択しない
(しなくても日本語文章技法及び独・仏・中等他の語学で語学の必修単位数を 揃えれば良い)自由から,24種類の中から自由に選択し,残りの3年間週3回 英語を履修できる自由までが可能となった。前カリキュラムに比べれば,多様 な学生の多様なニーズに多少なりともより良く対応できる体制になったと思う。
以下,上記6つの事項導入の理由・背景等,詳細について述べる。
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2)カリキュラム改正事項の概要と目的 1.クラスの小人数化
どんな教授法にせよ,語学の授業では小人数化は不可欠(注1)である。その 証拠に,大綱化を機に多くの他大学でも成された改革項目の一・つとなっている。
Ferguson(1985)によれば,語学のクラスの理想的な人数は12〜18人(注2参 照)で,教えていれば誰もが感じることだが,25〜30人程度が限度である。40 人前後となると何人かにはどうしても手が回らず,教師の疲労度とストレスは 限界に達する。ましてや60人以上などは言語道断,或る欧米人の指摘通り,ま ともに教えようという気がないに等しい。語学の習熟には常に五感を使ったや り取りと十分かつ迅速なfeedbackが不可欠だからだ。他大学では7,80人の クラスもある等と聞く度に,やはり日本人の多くは英語など必要としていない のかと考えざるを得ない。小人数化は多くの学生の声でもあり,語学の教師に は当然の見解である。
2.習熟度別クラス編成について
この大学に赴任する迄,国立大学でも,中学1年で最初に習う文法事項さえ 身に付いていない学生が,しかもこれ程多く存在する等とは思ってもみなかっ た。算数で言えば,ニケタの足し算もままならないレベルだ。90%が英語嫌いで,
英語に対して少なからず劣等感を抱き続けてきたと言う。尤も某大学の英文科 の3年生ですら,Iteached English as a tutor.等という色々な意味で恐ろしい 英語を平然と書く者も稀ではないから,工学部の1年生がDo you student?等
と書いても惜気てばかりはいられない。私が15〜60コマ程度で学生達にしてや れる事はどんなに頑張っても,まず大多数が陥っている受験英語アレルギーか ら少しでも解放してあげる,掛算の九九はおろか足し算引き算もおぼつないレ ベルの人はなんとか中学の2年のレベル迄,そして少数の高校程度に達してい る人を実際になんとか使いこなせるようにする迄,だ。専門学科の先生方への アンケート回答で,学生の英語力のあまりの低さを嘆く「ひどい,中学生程度の
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者も多い」というコメントが散見されたが,全員が中学2,3年レベル以上に 達していれば,寧ろ喜ぶべき状態だ。うんざりするほど耳にするのは,「英語 ができればこんな大学には来なかった」という自嘲的な学生の声だが,一方で は英語に意欲的な学生も多く,某大学の英文科の平均より遙かに上を行く学生 もいる。理系科目に関してばある一定以上の学生達なのだろうが,英語に関し ては差が激しい。クラスの平均くらいの学生に照準を合わせると,もっと大学 らしい事を教えてくれという顔の数人と,ついていけない十何人とが退屈そう にする。中学一年から大学生迄の複式学級授業の様だ。力が中学一年程度の学 生も決して語学の能力が低い訳ではなく,やる気になった学生には短期間で劇 的に伸びる者も少なくない。つまり,それまでの6年間の英語教育の方に問題 がある訳だ。向上を願う学生をそれなりに伸ばしてあげ得る体制,即ち,習熟 度に応じたクラス編成は不可欠であったと思う。
しかし,言うまでもない事だが,上記1,2の様な改変を行ったからと言っ て,せいぜい週2コマを2年間程度(1コマ=90分)の講義では,中学1年の 英語力がすぐに論文が読める程度になる訳ではない。専門教官へのアンケート 回答には,学生が英語の論文を全然読めないと嘆いておられる方がおられるが,
そもそも中学と高校の6年間で800時間以上かけた成果がなかったにも等しい のに,大学1〜2年のたったの160時間程度で奇跡を起こす事など誰が考えて
も難しい事は理解して頂けると思う。
3.3年生対象のクラス増設及び4年生対象のクラス開講
『大学1〜2年の頃は英語の必要性など全然実感できなかったが,3〜4年に なってやっと目覚めて勉強したいがどうしたら良いか』と相談にくる学生が後 を絶たない。前カリキュラムでは,4年生対象の英語科目は存在せず,3年生対 象でも選択の1〜2クラスしか開講されていない。この授業は卒業単位には換 算されないにも拘らず毎年受講希望者が多く,多人数では授業の意味がないの で試験選抜してきたが,折角勉強したいのに選に漏れた学生にはいつも申し訳 なく思ってきた。そこで今回の改革では,3年生対象の選択英語週4クラス
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(年間8コマ)と増設し,4年生対象を週2クラス作った。クラス数はこれま での毎年の受講希望者数の平均を想定して割り出した。
4.授業内容の多様化と選択の自由度の創設
言葉は本来自分が必要なことや興味のあることを読み,聞き,書き,話す事 によって上達するもので,必要性に応じて学ぶべきものであると思う。本来な らば,全て選択制にして,勉強したい学生が受けたい内容の授業を受けたいだ け受け,やる気のない学生はやる気に目覚めた時に集中的に学習できるような システムが理想的であろう。多様な学生の中には,実際将来英語を必要としな い学生も存在するのだから,無理強いは時間と労力の無駄でしかない。必修で ある限りは,学生に選択の余地はない。
しかし,本学部の様な所では,まず物理的制約が大きく(教室数が最低限し かない),英語の専任の数(カリキュラム改正段階でたったの3人)からも工 学部の専門科目の在り方や時間割り作成上の制約からしても,全てを同時に場 所と教員数を要する選択制にすることは不可能である。そして何よりも専門教 官の英語の必修を望む強い要請があり,又受験英語に辟易している一年生が本 当に使える英語を学ぶ経験を持つ必要もある為,一年次4単位を必修にする意 義はあると判断した。(専門教官との懇談会では必修をむしろ増やして欲しい
という要望があったが,それは定員か非常勤のコマ数をを倍増するのが無理な らば無理である事,可能でかつ不可欠なのは量よりも質の改善である旨を理解 して頂いた。この点については,後で又,アンケート報告との関連で述べる。)
よって選択制は,人間としてより成熟し,判断力も増した2〜4年次に取り入 れる事とした。時間割上,2年生の時間帯では6種類,3年生は4,4年生は
2の中からそれぞれ選択でき,他の学年の時間帯でも自分の時間が開いていれ ば,週3回12種類の中から,年間で言えば,24種類の中から受講が可能である。
開講科目についてもアンケートを取り,多いものを可能な限り設立し,教授要 目で内容が学生に判り,選べる様にした。平成6年度開講予定の選択英語12科 目(当年度では3年以上は旧カリである為)は次の通りである。
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〈前期〉 〈後期〉
英語A英米詩入門(Beatlesから古典迄) 英語G Writing Skil1−paragraph writing 英語Bコンピュータ・サイエンスの英語 英語HMovies in Action
英語CUnderstanding American Films 英語I TOEFL, TOEIC準備コース 英語D聞く話す中心の総合英語初中級 英語J聞く話す中心の総合英語中級 英語ESelf−Access Pair Leaming P.U.7 英語K Improving Scientific&Technical 英語FCurrent Issues English Reading Skills
英語L英米ミステリー講読(未修者指定)
いずれも30人以下のクラス規模で,内容により人数制限があるが,予備調査に よれば,多くが希望通りに受講できる予定。人数等の調整作業は,毎年1月末 に行う予定である。
5.半期制.半期制は,開講科目のバラエティを増やす目的と,他の人間科 学科目全体の動向と合わせるためのものである。
6.随時の点検及び(学生の授業・教師評価を含む)自己評価の施行 1〜4の改変は,大綱化の波に乗じ現制度の制約下でできる範囲で実現した
ものだが,決してこれで満足という訳ではない。これからも常にアンテナを張 り,学生や専門教官のニーズを反映し対応できるシステムになっている必要が あるだろう。即ち,随時適正な方法で改変の点検・見直しを図り,更に既成の 枠に縛られたままの改正に止まらず,文部省に対しもっと要求すべきことは要 求する等の働きかけを実行していく必要もあるだろう。今回のアンケートは未 だ出発点で不備な点も多かったのでそこを改良し,これからも定期的にアン ケートを実施したいと考えている。合わせて,半期毎に学生による教師や授業 の評価も実行する予定である。以下は評価項目。
1.自分の英語力が進歩したと思うか。
2.講義に対する全体的な評価。
3.教官の評価:教える技術,動機付けに関する技術,その他のコメント。
4.授業は期待に応えるものであったか。若しそうでないとすれば,どうしてか。
5.授業のどういう点が有益でどういう点が有意義でなかったか。
6.改善するとすればどういう点をどう変えるべきだと思うか。
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∬.アンケート報告:情報工学部生と専門教官・英語担当教官の 英語教育に関する意見
1)アンケートの目的・方法
何であろうと物事を改善していく為には,当然ながら現状の正確な分析の為 の何等かの調査が必要であるだろう。本来この調査は事前に実施すべきもので あったが,カリキュラム改正時は,委員会に次ぐ委員会に追われ事が急を要し たせいもあって,その際の調査は筆者個人でアクセス出来る範囲に止まった。
そこで遅れ馳せながら,今後の更なる改善を目指し,今回のアンケート実施の 運びとなった。
今回,九工大情報工学部学生全員と共通講座を含む専門科目担当教官全員,
及び非常勤英語担当教官を対象に3種類のアンケートを作成した。その主な目 的は,言うまでもなく,それぞれのグループの英語教育に対する意見を英語教 育を担当者の一人として数字で確認できる形で把握することである。例えば,
前カリキュラムでは英語担当教官が接するのは,英語の必要性を感じない学生 の比率の高い1,2年生であるので,3,4年生の意見については,ほんの一 部を除けば解りようがない。差し迫った必要性がなければ,相当のエネルギー
と時間を要する語学の勉強に身が入らないのは人情というもので,さしたる目 的もなくコッコッ貯金をして1億円貯めるのと同じくらい難しい事だろう。専 門教科の勉強の為に実際どれ程英語が必要かは,1,2年生のみならず,調査 をしない限りは,英語担当教官にも正確には解らない。英語の能力が学部時代,
そしてその後,どの程度必要かを見極めることは,今後のカリキュラムの方向 性を打ち出し,真剣に英語を必要としている学生達に十分な教育体制にしてい
く為に不可欠であると思う。又同時に,学生・専門教官・英語担当教官の英語 教育に対する考え方のズレを考察する事も,今後の情報交換・協力体制を促進 するにも重要な事である。3者の意見がバラバラではお互いにいいことはなく,
何より学生が多大な迷惑を被ることになるからである。
新カリキュラムは平成5年度入学学生から適用され,今回のアンケートは平
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見51
成5年9月実施であるので,新カリの本当の効果を見るにはあと3年か,それ 以上待たねばならない。だが,例えば新カリの1年生85.9%が現行の授業を有 益だと答え,旧カリの2年生では79%である事から,授業に対する満足度が高
くなっている事がうかがえ,新カリの効果の一つと見て良いかもしれない。
2)九工大情報学部学生の英語教育に関する意見 1.アンケートの質問事項
①英語は必修科目であるべきかどうか
②英語の必修単位数について減らすべきか増やすべきか ③もし英語が必修でなかったら,何単位習得したいと思うか ④英語の能力は自分の将来にとって価値があると思うかどうか
⑤英語を受講して習得したい能力及び習得したい場合,その具体的中身 について
⑥現行の英語の授業が有益だと思うかどうか
⑦大学での授業以外に英語を自分なりに勉強しているかどうか
2.方法
1,2年生は(現在2年生は未だ旧カリキュラム適用)必修である英語の時 間にアンケートに答えてもらい,3年生に関してはそれぞれの学科の必修の授 業を受け持っておられる先生方で電話連絡が付いた方に実施・回収をお願いし た。4年生又は,大学院生に関しては,学科主任に依頼し,それぞれの先生方 の担当のゼミで実施・回収していただく形を取った。従って学年毎回収率には 差が出たが,比較するに当たっては,ANOVA計算を行い,統計的意味を確 かめている。学年別人数は,1年生417,2年生354,3年生255,4年生288,
院生18,学年不明が10。全部で1342人分が回収できた。学科別内訳は,知能 237,電子270,制御273,機械267,生化275,学科名無記入が20。全ての質問 項目に関し学科間での違いは殆ど無く,学年による相違は幾つかの項目で大き
52 樋口万里子 J.A. Johnson かった。
3.結果及び考察
以下の表1.〜4.及びグラフ1.〜4.は,問1,問4,問5の主な部分,問6 の結果を学生全体及び学年毎のパーセンテージで比較したものである。問2,
問3については,傾向が問1,問4と殆どパラレルであったのでAPPENDIXに 表の形で掲載するに止め,また,問5全体の結果の詳細もAPPENDIXで表に している。但し,大学院生分については,一応掲載してはいるが,回収率が低
表1
Q1.英語は 学部全体 1年 2年 3年 4年 大学院生 必修であるべきだ 43.3 31.3 35.6 51.8 60.4 83.3 必修でもよい 25.9 28.1 29.9 25.9 20.1 00.0 どちらでもよい 15.9 23.8 18.6 08.2 08.3 11.1
必修の必要なし 10.8 12.8 12.1 09.4 08.0 05.6
必修にすべきでない 02.6 04.1 02.3 02.4 01.4 00.0 よくわからない 01.1 00.5 01.4 02.0 01.0 00.0
※数字は学部全体及び学年毎の総数における百分率。
グラフ1 〈全体〉
必修にすべきでない く1年生〉 〈2年生〉
〈大学院生〉
〈3年生〉 〈4年生〉
必 必修で
あるべき
必修て 必修で あるへき あるべき
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グラフ2 一Q4.英語の能力が自分の 表2
将来にとって価値が 将来/% 全体 1年 2年 3年 4年 院生 あると思うか。 有益だ 73.6 63.8 70.3 79.2 86.5 94.4
. ・ 無益だ 5:6 7.7 7.3 3.1 3.1 0.0
12 判らない 20.4 28.8 21.2 17.6 10.4 5.6
.繊年年羅. ♂学院 ※数字はそれぞれの学年及び全体での百分率。
思う 思わない 判らない
表3
Q5.英語を受講して習得したい能力及び習得したい場合,その具体的中身について,
グラフ3 TOTAL 1年 2年 3年 4年 大学院
話し聞ける様になりたい
93.3% 93.3% 92.1% 96.1% 93.1% 88.9%
読める様にな
閧スい 89.0% 85.6% 89.0% 92.2% 92.4% 88.9%
書ける様にな
閧スい 73.7% 69.8% 71.2% 77.3% 78.8% 94.4%
文化や英語の
m識を増す 44.2% 40.0% 41.5% 49.0% 47.6% 72.2%
95%
65%
35% COnVerS. reading Wnting lang&CUIt・
sklll sklll skill knowledge
グラフ4 表4 Q6.現行の授業は… 現行の授業は
TOTAL 1年 2年 3年 4年 大学院
A
1.とても有益 7.7 8.5 8.6 7.1 4.5 11.1 2.まあ有益 68.0 77.4 70.4 54.1 50.7 44.4 i…
大. 1十2 75.7 85.9 79.0 61.2 55.7 55.5
1234かw i
年年年 院 F
@ψ・
有益でない 24.2 13.8 21.0 30.2 32.6 22.2
※数字は全体及び学年毎の百分率。
1.とても 2.まあ 1+2 無益 有益 有益
すぎたので考察の対象からは外した。
全体の69%以上の学生が「英語を必修とすべき」か又は「必修でも良い」と 考え,「英語が必修であるべきだ」を選んだ学生の比率は,学年を追うごとに 高くなる。中でも,1,2年と3,4年の違いは顕著だと言える。3,4年の データを授業に出席している(比較的真面目といえる)学生から取ったことが 一因となっているかもしれないが,4年生では母集団の数が,288と1,2年に 比べて少ないにも拘らず,「必修であるべきだ」と答えた実数も1,2年より多
54 樋口万里子 J.A. Johnson
い事からもそう判断できるだろう。同様に,必修の単位数を増やすべき,望ま しい必修単位数を8又はそれ以上,英語の能力は自分の将来にとって有益だ,
と考える学生の人数,割合共に,それぞれ学年ごとに増加している。又,全体 の75.7%の学生が,現行の英語の授業を「とても又はまあ有益」と見なし,そ の割合は一年生で最も高い。
英語の授業で身に付けたいこととしては,全体の93.3%の学生が聞いたり話 したりできる能力を肯定し,程度としては日常会話程度が59.4%,映画が分か る程度33.2%を望んでいる。読める能力については89.0%が選択し,新聞雑誌 がわかる程度になりたい46.2%,とりあえずマニュアル程度20.8%,簡単な手 紙程度20.1%,学術的・専門書19.0%,が読めるようになりたいと考え,小説 17.7%,学会誌12.4%がそれに続く。
書く能力も身に付けたい学生は,73.7%。書く対象としては,44.3%が手紙,
20.9%が論文,12.6%がパンフレット・マニュアルの翻訳,10.1%が(自分で 書く)パンフレット・マニュアル,5.1%がエッセイを選んだ。(以上の詳細に ついてはAPPENDIX 3参照)。
以上から,学生の多くが,基本的4技能を全て必要だと考えている事が解る。
これに対し,「英米文化や英語に関する知識を増やしたいか」については,
「そう思う」が44.2%,「そうは思わない」が49.4%,「無回答」が6.4%に及 び,意見が二分した。それでも全体の31.4%が言葉の背景にある英米の価値観 を知識を深めたい,11.7%が言葉に関する知識を得たい,7.7%が社会制度等,
4.8%が英文法を学びたいと答えている。
85.5%の学生は授業以外に英語を自分なりに勉強することはないと言ってい る。独自の市販の教材で勉強している学生5.2%,テレビ・ラジオ講座でが4.5%,
図書館の本やビデオ・カセット教材を使っている学生は1.8%,英会話学校に いっている学生1.4%。大多数の学生が,英語の技能を有益と考え,向上を望 んでいる割には,授業外で自分なりに勉強している学生は僅か14%に満たない。
勉強しなければと思いつつ行動に移せない,依存型学生の実情がうかがえる。
今回の調査の第一目的からは外れるが,問8で,選択英語科目設定の為の予
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見55
備調査として,受けたい英語の科目名を22項目から選んでもらった。選べるの は基本的には現在の1年生のみだが,3,4年でも(再履修の学生は受講せざ るを得ないし),余裕があれば,単位は要らないが受講を希望するという学生 に門戸を開きたいし,又その可能性は高い。
最後に自由に意見・要望を書いてもらう形式の欄を設けた。一年生は,回収 数が多い割に要望を記入している学生そのものが少なく,書いていても「楽に してほしい」等,英語の必要性を意識していない意見が目立つのに対し,2年 以上になると自分の言葉で要望を記入している比率も倍増し(1年11%,2年 22%,3年26%,4年25%),様々な,多くは具体的な,提案がなされている。
全学年を通じて多いのは,問5の結果にも顕著に表れていることだが,英会 話・リスニングを強化する授業を強く望むもので,増設の要望もかなりある。
次に多いのが,同じく全ての学年で,「訳読は役に立たないから止めて欲しい」
という声である。3年,特に4年になると,専門書や論文を読めなくてはなら なくなるので,会話より読む訓練を望む者が増えるかと思いきやさにあらず,
情報工学部生は全般に,会話力は,専門書が読める能力と同様かそれ以上に,
将来のためにも必要なものと感じている者が多いことが判った。「何年も英語 を勉強してきて少しは話せるくらいにはなりたい」,「読む書く話す聞くをバラ ンス良く」等の意見も目立った。
その他としては,レベルを上げて欲しい,下げて欲しい,レベル別クラス編 成にするべきだ,文法は高校で習ったので要らない,文法を教えて欲しい,専 門の英語・工業英語を専門の先生に教えて欲しい,必修を減らし,やりたい人 だけがやれるようにして欲しい(やりたくない側にもやりたい側にも多い意見 だった),この学校に来る人がもともと英語が苦手なことをもっと認識して欲 しい(3年生),LL教室の設備を充実・解放して自由に出入りして学習できる ようにして欲しい,必要性を感じるまで勉強しないから4年になっても授業を 受けれるようにして欲しい,等。
授業外で自分なりに勉強している人(184/1342人)で調べてみると,英語を必 修にすべきだと考える人の割合が63%(全体では43.3%)とかなり高く,英語が必
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修でなくても取得したい単位の数も4(23.4%),8(22.8%),10以上(31.0%)
と(全体ではそれぞれ,33.1%,23.6%,12.4%),多い方に傾いているが,
現行の授業に対する満足度(現行の授業を有益だと思う割合)は62.5%と,全 体の75.7%に対してずっと低い。次に,英語が必修であるべきだと答えた581 人でみると,英語が必修でない場合の取得希望単位数は4(27.2%),8
(29.9%),10以上(21.5%)で意見が分かれ,現行の授業に対する満足度も 71.7%とやや低い。また,現行の授業を有益だの範疇に捉える962人のうちで,
英語が必修でない場合に取得したい単位数は4(36.8%),8(23,8%),10以 上(10.8%)であった。
勿論,週に41コマ開講の英語の授業のうちの6コマは私も担当し,そこで集 めてきた学生の意見を勘案しながら立てた改革案であったから当然かもしれな いが,今回の改革で筆者が意図した事柄は概ね,学生も望んでいた方向にあっ たと言えると思う。勿論,それは,現存する様々な状況・制度・予算が許す範 囲内という制約付きであったので,学生の要望を十分満たすにはもっと根本的 な改革が必要である。建設的で真摯な意見を述べてくれたこれら多くの学生の 為にも,これから努力と研鐙を重ねていきたい。そしてこれらの声は,その方 向性を定める際にも,大いに参考にしていきたいと思う。
3)専門科目担当教官の英語教育に関する意見
専門教官対象の6つの質問項目からなるアンケートに対しては,講義を担当 しておられる専門学科(知能情報,電子情報,制御システム,機械システム,
生化システム)の全教官約100人のうちの79人もの先生方からのご回答があっ
た。
まず,グラフ5に示すように,問1の「1,2年生の間に英語のどの様な面 を本学学生が学んでおくことが望ましいか」については(複数解答可),
55.7%の方々が「一般的な文章の読解」,45.6%が「科学技術に関する読解」,
43%が「日常会話を」と考えておられる。書くことに関しては幾分力点が下
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見57
がっている。「4技能が全部できるに越したことはないが,せめて読めるよう にはなって欲しい」や「全部できて当たり前」,「国際的な視野を広げること等 を望む」というご意見もみられた。
次に問2で,1,2年生対象の講義で学生の英語能力を必要とする時がある と答えられた先生は26人で,三分の一弱の32.9%。これに対し,3,4年生対 象の講義の場合(問3)では,88.8%(70人)にも上った。その詳細は以下の表
5に示す通り。
グラフ5
九工大情報工学部専門科目担当教官の回答
Q1.本学部1,2年生が学ぶべき英語のスキルは?(該当するもの全て選択形式)
日常英会話 43%
欝慧罐力 8・9%
科学技術英文の読解 英作文 科学技術英文 ライァイング1
[一 一囲囲19%
その他曄囲躍睡盛麗囲囲16.5%
0 20 40 60(%)
表5
79人のうちの割合(および数)
スキルの種類 対象
w年
回収分
V9人中 頻 繁 時 々 ごくたまに
1,2年 23人 7.6%(6) 17.7%(14) 3.8%(3)
読解 力 3,4年 68人 73.4%(58) 11.4%(9) 1.3%(1)
1,2年 6人 1.3%(1) 1.3%(1) 5.1%(4)
英作文力 3,4年 44人 5.1%(4) 19.0%(15) 31.6%〈25)
1,2年 6人 2.5%(2) 2.5%(2) 2.5%(2)
聞く話す 3,4年
45人 8.9%(7) 20.3%(16) 27.8%(22)
58 樋口万里子 J.A. Johnson
更に問4では,本学の大学院学生に入学時において既に習得しておいて欲し い英語のスキル及びその程度について質問し,次表のような結果を得た。
表6 ()は件数
読解力 ①必要でない 0%(0)
Aパンフレット・マニュアル10.8%(8)
B新聞・一般雑誌程度 15.2%(12)
C学会誌程度 65.8%(52)
D専門書 39.2%(31)
英作文力 ①必要でない 0%(0)
A簡単なマニュアル 21.5%(17)
B手紙・エッセイ 17.7%(14)
Cレポート 45.6%(36)
D論文 16.5%(13)
聞いて解る能力
①必要でない 6.3%(5)
A旅行・道案内 17.7%(14)
B日常会話 60.8%(48)
CNEWSが聞き取れる 11.4%(9)
D講演が正確に聞取れる12.7%(10)
話す能力 ①必要でない 6.3%(5)
A旅行・道案内 20,3%(16)
B日常会話 55.7%(44)
C議論ができる 12.7%(10)
D学術的な議論ができる12.7%(10)
問5の本学において英語は必修科目とすべきか否かについては,「はい」が 91.1%(72件),「いいえ」が3.8%(3件)であった。(無解答4件)
又,教官自身の研究者としての活動においては,学会出席78.5%,学会発表 86.1%,調査研究活動58.2%,資料収集63.3%,学術発表87.3%,その他 32.9%の面で英語が必要又は有益との回答であった。英語は,全ての面におい て不可欠だと言われる先生方が大多数である。
アンケートの作成段階で,「専門教官は丸をつける以上の時間を割く人は少 ないからそんな欄を作るとかえって回収率が減るだろう」というsuggestion があったので,自由記入欄は設けなかったにもかかわらず,多くの先生方から 中には何十行にも渡るご意見ご要望を頂いた。大別すると,とにかく学生の英 語力が低いので専門教育に必要な英語文献が読めなくて困る,論文を読めるよ
うにして欲しい,英会話は余力があればの事で後回しにして欲しいというご意 見,学生に会話や国際感覚を身につけさせて欲しい,学生の4技能全般を伸ば
して欲しいという御意見等であった。
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見59
4)英語担当非常勤の先生方へのアンケート
英語担当非常勤の先生方へのアンケートは,自由記入式の割合が多く,それ ぞれの先生方の教育観を反映した自由な観点からの様々な意見が寄せられたが,
集約的な部分としては,本学の学生を教えた経験上,学生に必要なのは,まず 聞く話すの練習をやりながら,一般的な読み物,作文の機会を通して4技能の バランス良く基礎を身に付けることで,合わせて科学技術などの基礎的な部分 に関する教材を織り込めればとの考えで一致しておられる事が判った。小人数 制への改変については殆ど全て先生方が,前に比べてはるかに教えやすくなっ たと感じておられる。これから更に一層,情報交換・連絡を密にしていくこと の重要性を感じた。
5)CROSS EXAMINATION
以上の3つのデータを見比べて総括的に言える事は,まず,専門学科の先生 方が講義で英語の教材,或いは英語そのものを使う比率が激増するのに呼応し て,3,4年次で学生が英語の必要性を悟る,或いはもっと英語を勉強したい
と思う割合も増加する事,先生の側ではやや読む方に,学生の側ではやや話す 聞く方に比重が傾いてはいるが,双方共,そして英語担当者の側でも実用的4 技能全般の向上を望ましいと見ている事などであろう。
あとがき
日本人が一般的に英語ができない理由は慣習・文化・土壌等様々言われてい るが,結局のところ,一般的日本人が,切実には英語を必要としないからであ るだろう。さもなければ,Ferguson氏の言う様に,有能な日本人が,これ程 無益な英語教育システムを放っておくはずがないのだ。ここで問題なのは,本 当に切実に英語が読め書け話せ聞いて解る事が必要な人々,又はそうなりたい
60 樋口万里子J.A. Johnson
人,必要性にやっと目覚めた者も大勢いるのに,そしてそれぞれが大なり小な りの時間・労力・お金を費やしているのに,システムが応じていないことであ る。抜本的な改善策としては,TOEFL, TOEIC等を大学入試の一部に導入 する(森本:1990の提案)のも一つの手だとは思う。政治改革より遙かに難iし そうな事だが,本当に国際化に対応したければ,根本的に中学高校の英語教育 から変えていかなければならないからだ。今回の報告書は,より大きなシステ ムの制約の中でできた範囲の小さなシステムチェンジとその必要性の裏付けを データ化したに過ぎないが,改めて更なる改善の必要性を感じた次第である。
学生時代から感じていたことだが,工科系学部は英語の不得手な受験生が集ま るという一般的認識があるが,実際に英語を使う必要性や度合いは文系より,
それも恐らく英文科より高いのではないかと思う。大学の理念に応じた英語教 育の使命を全うする為にも,もっと本格的に情報・意見の交換に努め,全学そ
して全国の人々の意見を,集約し取り入れた教育体制にしていければと思う。
注
1.語学教育に携わる人間のほとんどすべてが感じる事だと思うが,それだけ でなく,Dunkin et al.(1974)等の調査報告がある。
2.Ferguson(1985)の示すクラスの規模と語学授業の効果の関係は,次のグ ラフに表れる。
Rm q
§
』
2468101214161820222428
Numbers of students
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見61
APPENDIX:九工大情報工学蔀生1,342人の回答
1.
Q2学部4年間の英語の必修単位数は?
TOTAL FRESHMAN SOPHOMORE JUNIOR SENIOR GRADS
freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・
減らすべき 303 22.6 133 31.9 109 30.9 27 10.6 28 9.7 15 83.3 今のままが良い 735 54.8 250 60.0 181 51.3 137 53.7 155 53.8 0 0.0 増やすべき 177 13.2 30 7.2 31 8.8 48 18.8 63 21.9 2 11.1 わからない 122 9.1 4 1.0 32 9.1 40 15.7 42 14.6 1 5.6
無解答 5 0.4 0 0.0 1 0.0 3 1.2 0 0.0 0 0.0
TOTAL 1,342 417 354 255 288 18
2. (学年無記入▲)
Q3若し英語が必修でなかったら、何単位習得したいと思いますか?
TOTAL FRESHMAN SOPHOMORE JUNIOR SENIOR GRAD.ST.
freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・ freq. pe「c・
0単位 76 5.7 29 7.1 18 5.1 11 4.3 15 5.2 2 11.1
2単位 162 12.1 90 22.1 42 12.0 15 5.9 14 4.9 0 0.0 4単位 444 33.1 183 45.0 136 38.7 55 21.6 66 22.9 3 16.7 8単位 317 23.6 69 17.0 74 21.1 79 31.0 88 30.6 6 33.7 10以上 167 12.4 28 6.9 35 10.0 43 16.9 56 19.4 2 11.1 判らない 154 11.5 8 2.0 46 13.1 50 19.6 46 16.0 3 16.7
無解答 22 1.6 10 2.3 3 0.1 2 0.7 3 1.0 2 11.1
s um 1β42 417 354 255 288 18
(学年欄無記入▲)
62 樋口万里子J.A. Johnson
3.
Q5.英語を受講して習得したい能力及び習得したい場合、その具体的中身について
@ 〈当該するもの全てを選択〉
TOTAL
i%) 1年
i%) 2年
i%) 3年
i%) 4年
i%)
大学院
i%)
話したり聞いたりができるようになりたい
93.3 93.3 92.1 96.1 93.1 88.9
①旅行・道案内ができる 20.8 17.5 25.7 19.2 20.1 27.8
②日常会話ができる 59.4 48.4 63.6 63.9 66.3 50.0
③少し込み入った話が一応できる 15.3 11.5 13.3 22.0 17.7 11.1
④学会で発表や質問ができる ]2.7 6.2 12.7 13.3 19.1 44.4
⑤映画が字幕なしで分かる 33.2 18.5 40.4 40.8 39.9 27.8
⑥英語の歌がわかる 15.2 7.4 21.2 19.6 15.3 11.1
⑦ニュースが聞き取れる 19.7 9.1 22.3 25.9 26.7 22.2
読めるようになりたい 89.0 85.6 89.0 92.2 92.4 88.9
①簡単な手紙 20.1 18.5 26.8 20.4 14.9 11.1
②パンフ・マニュアル 20.8 16.1 27.7 19.6 20.8 16.7
③新聞・一般雑誌 46.2 36.5 45.8 51.4 56.6 44.4
④小説 17.7 12.7 21.8 19.2 19.1 16.7
⑤学会誌程度 12.4 3.4 9.6 12.2 25.7 72.2
⑥専門書 19.0 10.3 19.2 24.7 24.3 44.4
書けるようになりたい 73.7 69.8 71.2 77.3 78.8 94.4
①手紙 44.3 44.6 46.9 41.6 15.6 33.3
②パンフ・マニュアル程度 10.1 6.5 13.8 10.6 44.1 5.6
③パンフ・マニュアル等の英訳 12.6 8.9 13.3 13.7 11.1 16.7
④エッセイ 5.1 3.8 5.4 6.3 5.9 0.0
⑤論文 20.9 1.0 17.8 22.7 33.7 66.7
英米文化や英語と言う言語など
ノついて知識をふやしたい 44.2 40.0 41.5 49.0 47.6 72.2
①言葉の背景にある英米文化・習
@慣・価値観について 31.4 28.3 29.1 36.1 33.3 50.0
②英文法 4.8 2.9 6.2 4.3 5.2 16.7
③言葉に関する知識 11.7 7.0 13.8 12.5 16.6 0.0
④社会制度等 7.7 5.3 10.7 9.0 6.3 5.6
*数字は全て,全体,或いは学年毎の総数におけるパーセンテざジ。複数回答可なのでそれ ぞれの項目に対してそうだと思った学生の比率ということになる。
九州工業大学情報工学部における英語カリキュラム改革と英語教育に関する在校生・教官の意見63
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