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李 衡 憤 格 と 李 均 生 産 費
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'構呼上の簡明を期する目的を以セ︑こ工に㍉平衡債格と亭均生産費になる題目を掲げたのであるが︑一見し
て充分な意味を讃み取られ得るやうになさうどすれば︑コ自由競争下の準衡便格と限界生産費並びに亭均生産
費L乏せらるべきものなのである9豪㌧こ・
認
・援充せられてこのやうな題目をもつべき問題は︑既にリカルドの昔に解決されて︑しかも解決は決定的であ
瀕﹂解決の設明の仕方に粉飾が種々なる形で加へらる玉ことがあつて捲︑其根本に何らの攣化さへもあり得な
亭衡債格と亭均生産費(手塚)﹁一
一・.﹂.し"}〜'︑塁い二
かつたのではないかとさへ思はれるゆまた其根本に何らの攣化もあ診得な飾のではないか噛・換言すればリカル
ド的な解決は確乎不動のもので惑ぺ癒いかと思はれるのである曾然るに過ぎ行きしほ讐十年内外の間に︑二つ
の重太なる異読が公にせられてゐる︒其一つは逝ける猪俣津南雄氏によつて﹁中央公論﹂四十五巻二號に力強
く主張芒れ%番のであむ︑他の∵つは汐燦o昌蔓順◎◎oゲ且罠によりて匂α巽O亀無男o葎汀鑑国8口oヨざ090可自届憩⑩
に寄せあれた'.嵐舞覧§肝掲お曾oユ昏匁層巳讐︒O窪窪巴殉二〇冒ぴq層ぢ8ω︒︒中に恐ちくに力強く最初に明瞭に主張
ドされたものである︒此後者の形の異論は︑我國に於ては一般人士の間には今も充分に信奉者をもつてゐるとは
ナ 思はれないが︑薪進の理論経濟學者の闇では︑欧羅巴及び亜米利加の學者の間に於てと同檬に︑まさに常識と
さへなりつ﹂あるのである︒私は實のところ︑自由競孚下の平衡債格がリカルドのなせる詮明の如くにして成
立すると.の見解を探るか否かによつて︑其人がマルキシストであるか否かを判定されると考へるぼど︑リカル
ドの詮明を重要覗してゐた︒學者はリカルド流の読明にも近來の異説︽も近來左程の關心をもつてゐないので
あるかどう惚我耀趣三の學誰駿てな︑∴重要としか私には思はれない此問題に今や吻くの關心を寄せ
てゐないやうに見える︒恐らく︑理論経濟學の講述者の誰人もが燭れてゐるに相違ない問題でありながら︑講
壇のぞとに於いて左程の關心事となつてゐないとすれば︑シヤルッ等の薪論が私の形容通りに我國の學者の常
識となりつ﹂あるので/も麺らうか︒'.‑
だpT﹁習吼私は此問題について充分に周到なる用意を以て研究をなしたわけではない︒周到なる用意を以て研究をなさ
5とする墨獲瓢に停ん︑で・ゐるだけである碧今は何人㊧著書や論文によつにも影響を受けてゐな癖あ奨のまぎの
自己の所見を陳開するの逃.誕八⑳物笑ぴの種位属はならう葦考へつ汽・試みをなさう碧猪俣民φ所論はジ郵罰
ナ蔓み緩行澗歩Lた窓の奪幽るから︑今更それ忙燭れるをは著もζ新鮮味逐歓い恋はゐるが︑酋宙競争
ほノ 下㊨準衡債格ぎ限界生産費並びに李均生産費なる問題㊧解決の從來の仕方に封して決大亘弾淫放ρたもめであ
り凸蓬ハら癒簡軍に・それにタジチす第tとはなされ⁝骸耀なちぬことのやうに患はれる︒↑ゼし∵・さ㍉︾ひゴ
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梼猪俣民の所論はダそれが現はれ苑當時早稻翻大學の教授であうた二求民の論読(中央公論四十四巻一峯號)鵡に
封すゐ批判造して費提出された竜㊧であるゆ從りて漕此古い論交に往見する之となかるべ潅此拙稿の護者逮豫
想する限りに於てほ船二木氏の論読のスヶジ蒲シを述べで置属必要がある汐そ﹂て成るべく忠實を期せんがだ
めに漕論敵が要約し薄︽れたものに擦つて叙述をなさ6⑱二木氏によるとけ商品の需要乏供給との祭衡黙走七
ル淀掛商品債絡攣動の南心瓢をなtひ其意味に於で市場を統制む︑市場債絡を規制するとごろめ市場債値又は窃
場生産償値は",結局にお物驚其商掴叩の償値叉ほ生産債格にまつて決∵定されゐともでも許其商轟種に薦する個霞
の商品の煩値叉は生隆榎格の大駄さは︑一生産㊧鬼め忙投ぜちれ苑ゐ個涛の贅本斗等量的構成⑳資本→尋が有
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亭衡債絡と李均生産費(手塚)註
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レ何れに隷汐権決定せちる均かの間魎を生する汐少︽ともそれら大小の債値ま潅は生産債格の平均的なもの2邸
ち羅均的便値又拡干均的生産債格によつて決定されるか冷それともそれらのうちの最大なるもの︑即ち最も不
利なる琵産條件に基ける特殊の個別的債値叉は個剴的生産慣格?即ち限界的債値または限界的生産債格になρ
のそ淡定されるかの澗題を生する︒乏同檬にま海米なる商晶の需要供給の平衡窯として債格攣動の中心黙を弓な彰
其意味に於淀市場を統制して市場債絡を規制讃る所の窓のは︑此限界的に決定巷れた市場債値また癒市場生産
債格であるか恥それともかの亭均的に決定された市場便値叉は市場生産債格であるかの問題が生する︒撚るに
覗づ̀マルクスは一般に.平均的生産債格が市場債値︑市場生産債格を規尉し︑か曳る市場債値ζそが市場統制的な
債値簡市場統制的な生産慣格を七莚づ商晶め債格攣動の申心瓢をなし漕そめ意味に於て市場便格を規定する之
読く汐即ち李均観察℃そがマルクネの経濟理論の極軸をな七てゐるのである℃,然し斯檬に祭均的債値叉は孚均
的生産債値が市場債格または市場生産債格を決定し︑試亡れらのものが市場債格を統制する限む胸︑較差地代なる
紅のは決しで生じない3・較差地代を生O得るのは憩た嵯農業生産物④市場債格が生産條件め最劣等な耕作地即
ち隈界にある耕地に投ぜられた資本め生産物の個別的生産便値または個別的生産憤格脅‑即ち限界的償値ま海
ぱ限界的生産債柊にまつて統制される場合に限ちれる︒'.そこ.懸浄ル一衣スに許された道は♂↑較差地代の分析に
おいても忠實に平均醗察の立場に立ち︑・其本來の立場からは到底較差地代を論明し得ないことを擢直に告虜惣
以て資本論㊧根幹たる彼の便値法則士まさに此果均観察に基ぐ所の債値法則の途に把握し難適を率直に認め
ぼるか︑それとも︑二較差地代の論究に至るや︑急遽債値決定の限界原理に縄りつき,呂それによつて較差地代を(
詮明して︑望理論的サ貫性を打ち破るか︑此ら二りの.一.以外にはないのである︒ヤルク茎は後者の方法を選んで
ゐるゆ/:'〆:"一.し∴﹃∴蜜㌔ジニ∵ー︑・し乳︑キ忘就擁蓋,点
二此二木氏の所論に封し猪俣氏によつてなざれた批割の全農はつ私のζ曳での聞題には關係演ない漕此批判の
一ポイントとして︑個別的生産便格の李均が市場便格を規定する懸のであるとの主張を展開むた部分のみが︑ら
私の間題にか㍉はるのである︒︑從つて私は猪俣氏の所論のうちの其部分だけを取豊あげる雲庚は市場償格が個
別的生産慣格換言すれば生産費の挙均に颪つて決定せらる美ものであると主張して︑ドニ木氏の・ヌルクス・攻撃広
封して︑豪ルクスを擁護せんとする③廼ある9然らば楮俣氏が︑市場債格は生産費の雫均によつて決定される
と主張する謹擦は何庭にあるのか︒..'",三・.〜一∴・.・︑・.一︑:,・・,.之口r麟る.潰・潔
㌃猪俣氏は曰く︑﹁た樽の黒顧で足姿ることだが︑㍉諸ダの個別的生産債格の李塩的な大い&ど柑容れな暉や菱
な生産債格が︑果して市場統制的な限界生産債格潅り得るだらうかっ耐全耕地六百萬町歩から取れる六壬萬石公
︑米のうち︑その千分の一と云ふ僅小部分の六千鷹は杢耕作地の系分の二足らずの姦萬町歩ど云ぶ僅小部分の最
亭衝債格と準均生産費(手塚)7五
帯嘉.点⁝︑解・毒[奪謙摂翼﹄〜{こ・煮〜
劣等地鵡い眼界耕地寮生産さ農訟ゑれ㊨石︑當灰の生産慣格拳土二圓蟄隣界生蔭債格即ち最高生産便格矯凌ゑお輩
やに貞いい淺籐の緊倒酎に大なる部鎌惣代表漬る五菅九撃九欝町歩が齢占れ掻と盗ろσ正モ丸舜﹂薙意九寓匹弔篠麟森
當レ雫晦生産債格は三十碁厨廊はなくじて轟二二聚圓に 過豊な群忽慰︑憎欝がの大海に涙↓漕ぽどの少量凝限界㎜生
塵物の限界生産慣格三七三圓が市場統制的であり得るだらうか︒経濟學なら室とも︑健全なる常識ならば躊躇
なぐ否と答へる漁俗流繧濟學者ならざれば否と答奪る横ど︒∵貫.ず'爵∵ジ留∴.護ド︑摂消λ籍7.幽ご・︑州︑・
一こ瓦に猪僕氏が常識論を持ち出したのは不適當で診るρ吾麦が從來︑また山︑一木氏が禁償格を規制する愚σ嬢
限界生産費であると轟ふ⁝場合にば︑自由競孚が完全に行ばれてゐるとごろの抽象的な市場に於之便格⁝が如何握
成立するかを︑・維濟科學の観黙に立つて言つてゐるのである︒︑便格が李均生産費に滋つ護規制せ.られると義ふ
ことは︑常識で明らかだと云ふ論明ぼ︑理論経濟學上の理論と現實とを混同した∬めに起ρた誤窓はなからう
か︒たとへ六千萬石中のわつか六千石の米の一石の生産費が三十二圓であるときに︑常識は直ちに債格は此生
産費にょつて規制せちれないと云ふとするも管理論経濟學は此常識を魏否するのであるo. のみなちヰ六千⁝萬石
申の五予九百九十恥萬四千石が三士園の生産費で生産ぜムれるの純鍵だ憩六千石のみぶ三泰工圓④生産費で生
けの産ぜられつ忘夢ると假定するのが既に常識鷹反魂畜ゆ殆んど全部碗米淋曽律殴三弔園の生産費替以で生産悲ら
れるやうな場合には.三十二園の生産費を必要とするが如葱米ぱ當初から生産ぜら船ないであらう︒.故に僅か
六千石が三士.画で生産芸れると云ぶ場含には.勿論蝿供給が需要を充すだめの不可訣の窓のである重を