幼児の疲労症状について(第1報) -基本的生活習慣・食生活との関連-
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(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第60巻 第2号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.60,No.2. 平成22年2 月 February,2010. 幼児の疲労症状について(第1報) 一基本的生活習慣・食生活との関連−. 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子*・笹嶋 由美 北海道教育大学旭川枚 臨床医科学・看護学教室 *北海道教育大学附属旭川幼稚園. AStudyonSymptomsofFatigueinPreschooIChildren(FirstReport) −TheRelationshipbetweenFundamentalLifestyleandEatingHabits−. SHIBAKIMisako,TANIYAMANatsumi,FUJIIAyaka,NASAKIMotoko*andSASAJIMAY DepartmentofClinicalScienceandNursing,AsahikawaCampus,HokkaidoUniversityofEducation. *AsahikawaKindergartenHokkaidoUniversityofEducation. 要 旨 現代は価値観の多様な時代であり,個々の価値観に見合った快適で便利なライフスタイルを選択できるが,. 育児環境や育児をめぐる状況は大きく変化しており,不適切な生活習慣が疲労症状に影響を与えているとす れば,幼児にとって大きな問題である。そこで,幼児の基本的生活習慣・食生活と疲労症状との関係を把握 することを目的に,保育園と幼稚園の保護者589名を対象として調査を行った。回収数は374名,回収率63.5% であった。. 生活時間をみると,起床時刻の平均は7時8分,就寝時刻の平均は21時14分,夜間睡眠時間の平均は9時 間54分であり,昼寝時間とあわせた全睡眠時間は10時間34分であった。何らかの疲労症状を訴えている者は 91.7%(343名)であり,Ⅰ群『眠気とだるさ』を訴えた者は83.4%(312名),Ⅲ群『注意集中の困難さ』 を訴えた者は62.6%(234名),Ⅲ群『局所的身体症状』を訴えた者は31.6%(118名)であった。就寝時刻 が遅い者,朝食を食べない時がある者,夜食を食べる者などで,疲労症状の訴えが有意に多い項目があり, 基本的生活習慣・食生活との関連が認められた。. Ⅰ.緒 言 現代は価値観の多様な時代であり,個々の価値 観に見合った快適で便利なライフスタイルを選択. できる,暮らしやすい社会の到来ともいえる。し. かし,その一方で,核家族化,少子化,共働き世 帯や片親世帯の増加など,育児環境や育児をめぐ る状況は大きく変化しており,外遊びの減少,生. 83.
(3) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美. 括時間の夜型化,不適切な食生活など,幼児の生. の5項目,Ⅲ群の『精神的症状(注意集中の困難. 活全般に変化をもたらしている。. さ)』として,「落ち着かない」「遊びに集中でき. 食生活の面においては,食生活の欧米化により,. ない」「じっとしていられない」の3項目,Ⅲ群『局. 栄養状態が改善され,児童・生徒の体格向上に役. 所的身体症状』として「頭・お腹が痛い」「気持. 立ったと考えられる一方,小児期における生活習. ちが悪い」の2項目で,全部で10項目について,「な. 慣病が問題となっており,脂質の過剰摂取など栄. い」「少しある」「かなりある」「顕著」で保護者. 養素の偏りが指摘されている1)2)。夜食のとり方. に評価してもらった。. や朝食を摂取しないなど,食習慣に関わる問題も. 調査結果の解析:ズ2検定,t検定を行い,有. 指摘されている3)4)。また,睡眠不足など睡眠一. 意水準5%をもって差があるとした。なお,集計. 党醒という生活リズムの乱れを指摘する報告5)も. 及び統計解析にはMicrosoftExcelおよびExcel. ある。. アンケートVer.3.0太閤を使用した。. 幼児期は基本的生活習慣が形成される重要な時 期である。不適切な生活習慣が疲労症状に影響を 与えているとすれば,幼児にとって大きな問題で ある。. 子どもの生活習慣と疲労症状との関連を調べた. Ⅱ.結 果 1.対象について. 回収された374名の内訳は,保育園50.8%(190. 研究は,小学生・中学生を対象としたものが多. 名),幼稚園49.2%(184名)であった。性別では,. く6) ̄8),幼児期の子どもについての研究があま. 男児51.1%(191名),女児48.1%(180名)であっ. りなされていない9)。そこで私たちは,幼児期の. た。年齢別では,3歳9.4%(35名),4歳29.1%. 子どもに着目し,日常の基本的生活習慣と疲労症 状との関係を把握したいと考え調査を行った。. Ⅱ.調査対象および方法. (109名),5歳35.0%(131名),6歳25.4%(95 名)であった。. 2.生活時間について(表1) 1)起 床. 対象:旭川市内の保育園4園と幼稚園3園の3. 起床時刻については「5:30∼9:00」で,平. 歳から6歳の幼児の保護者589名を対象とした。. 均は7時8分であった。「7:00∼7:30」が. 回収数は374名であり,回収率は63.5%であった。. 40.4%(151名)と最も多く,次いで「7:30∼. 期間:平成18年11月24日∼12月19日. 8:00」24.9%(93名),「6:30∼7:00」16.3%. 方法:質問紙を各保育園・幼稚園の職員を介し. (61名),「8:00∼」10.2%(38名),「∼6:30」. て園児の保護者に配布し,回収した。調査は無記. 7.5%(28名)であった。幼稚園と保育所(以下. 名自己記入式で,答えたくない質問には答える必. 配属別とする),性別,年齢別(年齢別は3・4. 要が無いことを明記し,プライバシーを保護する. 歳児と5・6歳児で比較した。以下同様)も同様. ために封筒入りとした。. であり,有意差はなかった。. 内容:生活時間(起床,就寝等),食事摂取状況, 疲労症状などであり,疲労症状については,1991. 起床時刻について,早いと思うか聞いたところ,. 「どちらともいえない」が43.6%(163名)と最. 年に前橋らが試案として作成した「幼児版疲労症. も多く,「遅い方だと思う」32.9%(123名),「早. 状しらべ」10)と,光岡らによって独自に作成され. い方だと思う」23.0%(86名)であった。配属別,. た「幼児用疲労症状調査」11)を参考に,Ⅰ群『眠. 性別,年齢別で有意差はなかった。実際の起床時. 気とだるさ』として「あくびがでる」「眠い」「疲. 刻との関連をみると,起床時刻についての考えが. れている」「だるい」「体を動かす遊びが少ない」. 84. 「早い方だと思う」では6時37分に対し,「遅い.
(4) 幼児の疲労症状について(第1報〕. 表1 生 活 時 間 配 属 別. 全体. 性 別. 年 齢 別 3歳児4歳児5歳児6歳児 検定. n=374. 検定 芝1崇た1霊検定 起床時刻. 7:08. 登園時刻. 8:37. 朝の準備時間. 7:05 8:28. lO29,. 7:11 n.s. 8:46 **. 7:09. 8:37. n=35n=109n=131n=953・4歳×5・6歳. 7:08 n.s.. 8:37 n.s.. lO22, lO35, **. 8:38. 7:06 8:37. 7:08 8:37. lO29,lO29,n.s.. 保護者の就寝時刻 23:13 23:10 23:15 n.s. 23:13 23:11 n.s. 21:10 21:13 21:12 21:20 全睡眠時間 朝食摂取時刻 夕食摂取時刻. 9054, 10034, 7:38 18:26. 9033,10016, **. 9055, 9054,n.s.. 10047,10019, ** 7:36. 7:40 n.s.. 18:32 18:19 **. 7:39. 7:37 n.s.. n.s.. ** **. 9056, 9055, 9058 9048, n.s.. 10030,10037,n.s.. 18:24 18:28 n.s.. 7:08. n.s.. lO32,lO29,lO27,lO29, n.s.. 子どもの就寝時刻 21:14 21:32 20:55 ** 21:14 21:16 n.s. 21:10 21:13 21:12 21:20 夜間睡眠時間. 7:10. 8:36. 7:35. 9030, 9021, 9013, 9001, 7:39. 7:36. 18:25 18:25 18:35 18:29. 7:39. n.s.. n.s.. (n.s.非有意 *P<0.05 **P<0.01). 方だと思う」では7時29分と,「遅い方だと思う」. えば良い)』『悪い方(悪い・どちらかといえば悪. が起床時刻は有意に遅かった(P<0.01)。. い)』として,配属別,性別,年齢別でみたが,. 起床方法については,「時々起こす」が39.6%. 有意差はなかった。. (148名)と最も多く,「毎日起こす」32.9%(123 名),「自分で起きる」26.2%(98名)であった。. 2)登園と朝の準備時間. 配属別にみると,「毎日起こす」は幼稚園24.5%(45. 登園時刻については「7:10∼9:40」で,平. 名)に対し,保育園41.1%(78名)と保育園の方. 均は8時37分であった。「8:30∼9:00」が. が有意に多かった(P<0.001)。性別,年齢別,. 32.1%(120名)と最も多く,次いで「9:00∼. 起床時刻で有意差はなかった。. 9:30」29.9%(112名),「8:00∼8:30」25.4%. 起床方法で,「時々起こす」「自分で起きる」と. (95名),「∼8:00」7.8%(29名),「9:30∼」. した246名がどのように起きるかでは,「自然に目. 4.3%(16名)であった。配属別にみると,幼稚. が覚める」が81.7%(201名)で,「目覚まし時計. 園が8時46分に対し,保育園が8時28分と,保育. でおきる」は2.4%(6名)であった。. 園の方が登園時刻は有意に早かった(P<0.01)。. 目覚めの状態については,「どちらかといえば. 性別,年齢別で有意差はなかった。起床時刻につ. 良い」が42.2%(158名)と最も多く,「良い」34.0%. いての考えでは,「遅い方だと思う」が8時44分. (127名),「どちらかといえば悪い」17.9%(67名),. に対し,「早い方だと思う」は8時26分と有意に. 「悪い」5.6%(21名)であった。『良い方(良い・. 早かった。目覚めの状態では有意差はなかった。. どちらかといえば良い)』『悪い方(悪い・どちら. 朝の準備時間については,起床時刻と登園時刻. かといえば悪い)』として,配属別でみると,『良. から算出したところ,「20分∼3時間30分」で,. い方』は,保育園66.8%(127名)に対し,幼稚. 平均は1時間29分であった。「1時間∼1時間30. 園85.9%(158名)と幼稚園の方が有意に多かっ. 分」が35.6%(133名)と最も多く,次いで「1. た(P<0.001)。性別,年齢別で有意差はなかっ. 時間30分∼2時間」31.6%(118名),「2時間∼」. た。. 15.2%(57名),「∼1時間」12.0%(45名)であっ. 午前中の気分については,「良い」が60.2%(225. た。配属別でみると,保育園が1時間22分に対し,. 名),「どちらかといえば良い」37.4%(140名),「ど. 幼稚園が1時間35分と,幼稚園の方が朝の準備時. ちらかといえば悪い」2.4%(9名)で,「悪い」. 間が有意に長かった(P<0.01)。性別,年齢別. 者はいなかった。『良い方(良い・どちらかとい. で有意差はなかった。起床時刻についての考えで. 85. **.
(5) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美. は,「遅い方だと思う」が1時間14分に対し,「早. 「悪い」3.5%(13名)であった。『良い方(良い・. い方だと思う」は1時間50分と有意に長かった. どちらかといえば良い)』『悪い方(悪い・どちら. (P<0.01)。目覚めの状態では,『悪い方』が1. かといえば悪い)』として,配属別にみると,『良. 時間16分に対し,. 『良い方』は1時間33分と有意. に長かった(P<0.01)。. い方』は保育園26.8%(51名)に対し,幼稚園60.3%. (111名)と幼稚園の方が有意に多かった(P< 0.001)。性別,年齢別で有意差はなかった。目覚. 3)就 寝. めの状態との関連をみると,寝つきが『悪い方』. 就寝時刻については「18:00∼0:00」で,平. では,目覚めの状態が『良い方』が50.7%(37名). 均は21時14分であった。「21:00∼21:30」が. であり,寝つきが『良い方』では81.6%(244名). 32.9%(123名)と最も多く,次いで「21:30∼22. と,寝つきが『良い方』は目覚めが『良い方』が. :00」20.1%(75名),「22:00∼22:30」18.2%. 有意に多かった(P<0.001)。就寝時刻では有意. (68名),「∼21:00」19.0%(71名),「22:30∼」. 差はなかった。. 6.4%(24名)であった。配属別でみると,幼稚 園が20時55分に対し,保育園が21時32分と,保育 園の方が就寝時刻は有意に遅かった(P<0.01)。 性別,年齢別で有意差はなかった。目覚めの状態 では,『良い方』が21時7分に対し,『悪い方』が. 21時34分と,悪い方が就寝時刻は有意に遅かった (P<0.01)。. 保護者の就寝時刻については「20:00∼2:00」 で,平均は23時13分であった。全体では「23:00 ∼0:00」が38.0%(142名)と最も多く,次い で「0:00∼1:00」28.9%(108名),「22:00 ∼23:00」が17.1%(64名),「∼22:00」7.2%(27. 4)睡 眠 (1)昼 寝. 昼寝の有無については,「毎日する」が40.1% (150名)と多く,「しない」31.8%(119名),「時々 する」27.3%(102名)であった。『する(毎日す る・時々する)』「しない」として,配属別にみる. と,『する』は幼稚園41.8%(77名)に対し,保 育園92.1%(175名)と保育園が有意に多かった (P<0.001)。年齢別にみると,『する』は5・. 6歳児63.3%(143名)に対し,3・4歳児73.6% (106名)と有意に多かった(P<0.05)。性別で. 名),「1:00∼」4.8%(18名)であった。配属別,. 有意差はなかった。寝つきとの関連をみると,寝. 性別,年齢別でも同様の結果であり有意差はな. つきが『良い方』では,昼寝を『する』者64.5%. かった。. 幼児と保護者の就寝時刻の差については「0∼ 5時間」で,平均は1時間58分であった。「2∼ 3時間」が27.0%(101名)と最も多く,次いで「3. (193名)に対し,『悪い方』では,昼寝を『する』. 者79.5%(58名)と,寝つきが『悪い方』が昼寝 を『する』者が有意に多かった(P<0.05)。. 昼寝を「毎日する」と回答した者150名に,昼. ∼4時間」22.5%(84名),「1∼2時間」21.9%. 寝時間を質問したところ,「1時間∼3時間」で. (82名),「∼1時間」18.2%(68名),「4時間∼」. 平均は1時間47分であった。「2時間∼2時間30. 7.8%(29名)であった。配属別でみると,平均. 分」が48.7%(73名)と最も多く,次いで「1時. は保育園が1時間38分に対し,幼稚園が2時間20. 間30分∼2時間」20.7%(31名),「1時間∼1時. 分と,幼稚園の方が有意に就寝時刻の差が大き. 間30分」13.3%(20名),「2時間30分∼3時間」. かった(P<0.01)。性別,年齢別で有意差はなかっ. 7.3%(11名)であった。年齢別では,5・6歳. た。. 児が平均1時間41分に対して,3・4歳児が1時. 寝つきの状態については,「良い」が43.3%(162 名)と最も多く,「どちらかといえば良い」36.6% (137名),「どちらかといえば悪い」16.0%(60名),. 86. 間56分と,3・4歳児の方が昼寝時間は有意に長 かった(P<0.01)。.
(6) 幼児の疲労症状について(第1報) (2)睡眠時間. 夜間睡眠時間については,起床時刻と就寝時刻. 夕食の摂取時刻については「17:00∼20:00」 で,平均は18時26分であった。「18:00∼18:30」. から算出したところ,「7時間30分∼13時間」で,. が32.6%(122名)と最も多く,次いで「18:30. 平均は9時間54分であった。「10∼11時間」が. ∼19:00」27.0%(101名),「19:00∼19:30」. 40.4%(151名)と最も多く,次いで「9∼10時間」. 23.5%(88名),「∼18:00」9.9%(37名),「19. 39.0%(146名),「11∼12時間」9.9%(37名),「∼. :30∼」5.6%(21名)であった。配属別では保. 9時間」7.0%(26名),「12時間∼」2.7%(10名). 育園が18時32分に対し,幼稚園が18時19分と,幼. であった。配属別でみると,保育園が9時間33分. 稚園の方が夕食摂取時刻は有意に早かった(P<. に対し,幼稚園が10時間16分と,幼稚園の方が夜. 0.01)。性別,年齢別で有意差はなかった。. 間睡眠時間は有意に長かった(P<0.01)。性別, 年齢別で有意差はなかった。目覚めの状態では,. 『悪い方』が9時間42分に対し,『良い方』は9 時間58分と有意に長かった(P<0.01)。寝つき. 3.食習慣と排便について 1)朝 食. 朝食の摂取状況については,「毎日食べる」が. の状態では,『悪い方』が9時間38分に対し,『良. 93.6%(350名)と最も多く,次いで「週に5∼6. い方』は9時間58分と有意に長かった(P<0.01)。. 日食べる」3.7%(14名),「週に2∼4日食べる」. 全睡眠時間については,昼寝時間と夜間睡眠時. 1.9%(7名),「ほとんど食べない」0.8%(3名). 聞から算出したところ,「7時間30分∼13時間」で,. であり,『食べない時もある』者は6.4%(24名). 平均は10時間34分であった。「10∼11時間」が. であった。朝食摂取時刻との関連をみると,「毎日. 35.3%(132名)と最も多く,次いで「11∼12時間」. 食べる」者では7時37分に対し,. 28.6%(107名),「9∼10時間」20.1%(75名),「12. る』者は7時51分と,『食べない時もある』者の方. 時間∼」12.6%(47名),「∼9時間」2.7%(10名). が朝食摂取時刻は有意に遅かった(P<0.05)。起. であった。配属別でみると,幼稚園が10時間19分. 床時刻,朝の準備時間で有意差はなかった。. に対し,保育園が10時間47分と,保育園の方が有. 『食べない時もあ. 朝食摂取時の相手については,「大人も一緒」. 意に長かった(P<0.01)。年齢別では,5・6. が32.1%(120名)と最も多く,次いで「きょう. 歳児が10時間28分に対し,3・4歳児が10時間42. だい」26.7%(100名),「複数」15.2%(57名),「家. 分と,3・4歳児の方が有意に長かった(P<. 族全員」13.6%(51名),「一人」12.0%(45名). 0.05)。性別で有意差はなかった。. であり,『相手がいる』者は87.7%(328名)であっ た。『相手がいる』と「一人」でみると,配属別,. 5)食事の摂取時刻. 性別,年齢別で有意差はなかった。朝食摂取状況. 朝食の摂取時刻については「6:00∼9:20」. との関連をみると,「一人」では,「毎日食べる」. で,平均は7時38分であった。「7:30∼8:00」. 者86.7%(39名)に対し,『相手がいる』では「毎. が32.4%(121名)と最も多く,「7:00∼7:30」. 日食べる」者94.8%(311名)と,朝食摂取時に『相. 27.8%(104名),「8:00∼8:30」24.9%(93名),. 手がいる』者の方が有意に毎日朝食を摂取する者. 「8:30∼」9.6%(36名),「∼7:00」4.8%(18. が多かった(P<0.05)。. 名)であった。配属別,性別,年齢別で有意差は なかった。 起床時刻についての考えとの関連をみると,「早. 2)夕 食 夕食摂取時の相手については,「家族全員」41.7%. い方だと思う」では7時13分に対し,「遅い方だ. (156名)が最も多く,次いで「大人も一緒」34.5%. と思う」では7時55分と,「遅い方だと思う」の. (129名),「複数」20.3%(76名),「きょうだい」. 方が朝食摂取時刻は有意に遅かった(P<0.01)。. 2.7%(10名),「一人」0.5%(2名)であり,『相. 87.
(7) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美. 手がいる』者は99.2%(371名)であった。. が就寝時刻は有意に遅かった(P<0.01)。. 朝食摂取状況との関連をみると,朝食を『食べ 3)夜 食. ない時もある』者では,排便を『朝する』者45.8%. 夜食摂取状況については,「食べない」が58.3%. (11名)に対し,「毎日食べる」者では,排便を『朝. (218名)と最も多く,「ほとんど食べない」16.8%. する』者70.6%(247名)と,朝食を「毎日食べる」. (63名),「時々食べる」14.4%(54名),「よく食. 者の方が排便を『朝する』者が有意に多かった. べる」9.9%(37名)であった。『食べる方(よく. (P<0.05)。朝食の摂取時刻との関連をみると,. 食べる・時々食べる)』『食べない方(ほとんど食. 排便を『朝する』者では7時34分に対し,「朝し. べない・食べない)』としてみたが,配属別,性別,. ない」者では7時46分と,「朝しない」者の方が. 年齢別で有意差はなかった。起床時刻との関連を. 朝食摂取時刻は有意に遅かった(P<0.01)。. みると,夜食を『食べる方』では7時18分に対し,. 『食べない方』では7時5分と,『食べる方』が 起床時刻は有意に遅かった(P<0.01)。また,. 排便習慣については,「毎日する」が73.8%(276 名)と最も多く,次いで「1日おきにする」19.5% (73名),「3日に1回」4.8%(18名),「わから. 就寝時刻も,夜食を『食べない方』では21時7分. ない」1.3%(5名)であった。「毎日する」と『毎. に対し,『食べる方』では21時36分と,『食べる方』. 日はしない』でみると,性別では,「毎日する」. が就寝時刻は有意に遅かった(P<0.01)。全睡. は男児78.5%(150名)に対し,女児68.3%(123. 眠時間との関連をみると,夜食を『食べない方』. 名)と少なかった。配属別,年齢別で有意差はな. では10時間38分に対し,. かった。. 『食べる方』では10時間21. 分と,『食べる方』が全睡眠時間は有意に短かっ た(P<0.05)。. 4.疲労について 1)疲労症状の訴え. 4)排便について. 疲労症状10項目について,「ない」「少しある」「か. 朝の排便については,「時々する」が50.3%(188. なりある」「顕著」で保護者に評価してもらったも. 名)と最も多く,「朝しない」29.7%(111名),「毎. のを,「ない」0点,「少しある」1点,「かなりあ. 朝する」18.7%(70名),「わからない」0.8%(3. る」2点,「顕著」3点とした。疲労症状10項目全. 名)であった。「毎朝する」は,年齢別にみると,. 体の合計は0∼19点であり,平均4.39点であった。. 3・4歳児13.2%(19名)に対し,5・6歳児. 配属別,性別,年齢別で有意差はなかった。. 22.1%(50名)と5・6歳児の方が有意に多かっ. 群別で見ると,Ⅰ群『眠気とだるさ(5項目)』. た(P<0.05)。配属別,性別で有意差はなかった。. は0∼5点,平均2.34点,Ⅲ群『注意集中の困難. また,「毎朝する」「時々する」を『朝する』とす. さ(3項目)』は0∼3点,平均1.66点,Ⅲ群『局. ると,排便を『朝する』者69.0%(258名)であっ. 所的身体症状(2項目)』は0∼2点,平均0.40. た。起床時刻との関連をみると,排便を『朝する』. 点であった。配属別でみるとⅢ群とⅢ群が保育園. 者では7時5分に対し,「朝しない」者では7時17. の方が有意に高かった(共にP<0.05)。年齢別. 分と,「朝しない」者の方が起床時刻は有意に遅. ではⅢ群が5・6歳の方が有意に高かった(P<. かった(P<0.01)。朝の準備時間との関連をみ. 0.05)。性別で有意差はなかった。. ると,排便を『朝する』者では1時間32分に対し, 「朝しない」者では1時間19分と,排便を「朝し. それぞれの項目別でみると,「体を動かす遊び が少ない」が0.72点と最も高く,次いで「落ち着. ない」者の方が有意に短かった(P<0.01)。就. かない」と「じっとしていられない」が共に0.67. 寝時刻では,『朝する』者では21時10分に対し,「朝. 点であった。配属別では,保育園の方が有意に高. しない」者では21時25分と,「朝しない」者の方. かったものとして,「じっとしていられない」. 88.
(8) 幼児の疲労症状について(第1報). た項目としてⅠ群「体を動かす遊びが少ない」. (P<0.01),「落ち着かない」「頭・お腹が痛い」. (P<0.001)があった。性別では,Ⅲ群「頭・. (共にP<0.05)があり,幼稚園の方が有意に高 いものとして,「体を動かす遊びが少ない」(P<. お腹が痛い」が女児のほうが有意に多かった. 0.05)があった。性別では,「頭・お腹が痛い」. (P<0.05)。年齢別で有意差はなかった(表3)。. が女児の方が有意に高かった(P<0.05)。年齢 別では,「頭・お腹が痛い」「気持ちが悪い」が5・. 3)疲労症状の有無と生活習慣. 6歳児の方が有意に高かった(共にP<0.05)(表. 起床に関わる生活習慣では,起床方法との関連 をみると,「あくびがでる」「眠い」では,朝「自. 2)。. 分で起きる」者より「起こしてもらう」者のほう. が有意に多かった(共にP<0.001)。目覚めの状. 2)疲労症状の有無 「少しある」「かなりある」「顕著」を症状があ. 態との関連をみると,「疲れている」「落ち着かない」. る者として,症状の有無をみると,何らかの症状. 「頭・お腹が痛い」(共にP<0.01),「眠い」(P<. を訴えている者は91.7%(343名)であり,Ⅰ群『眠. 0.05)は,『良い方』よりも『悪い方』が有意に多. 気とだるさ』は83.4%(312名),Ⅲ群『注意集中. かった。起床時刻との関連は認められなかった。. の困難さ』は62.6%(234名),Ⅲ群『局所的身体. 就寝時刻との関連をみると,「眠い」(P<0.01),. 症状』は31.6%(118名)であった。項目別にみ. 「頭・お腹が痛い」(P<0.05)では,就寝時刻が. ると,Ⅲ群の「落ち着かない」が53.7%(201名). 「21時前」の者より「21時以降」の者の方が有意. と最も多く,次いでⅠ群「体を動かす遊びが少な. に多かった。寝つきの状態との関連をみると,「落. い」52.9%(198名),Ⅰ群「眠い」52.4%(196名). ち着かない」「じっとしていられない」(共にP<. などであった。配属別でみると,保育園のほうが. 0.01),「眠い」「だるい」「遊びに集中できない」「頭・. 有意に多かった項目としてⅢ群「じっとしていら. お腹が痛い」(共にP<0.05)では,『良い方』よ. れない」(P<0.01),Ⅲ群「頭・お腹が痛い」. り『悪い方』が有意に多かった(表4)。. (P<0.05)があり,幼稚園の方が有意に多かっ. 表2 疲労症状の各項目の平均点 全体 n=374. 配 属 別 男. 保育園 幼稚園. n=190. 群. 男 女 別. n=184. 年 齢 別. 3歳 4歳 5歳 6歳 検定. 女. 検定. 検定. あくびがでる. 0.40. 0.40. 0.41. n.S.. 0.43. 0.38. n.S.. 0.40. 0.41. 0.35. 0.47. n.S.. 眠い. 0.56. 0.60. 0.53. n.S.. 0.53. 0.61. n.S.. 0.46. 0.52. 0.56. 0.67. n.S.. 疲れている. 0.41. 0.40. 0.42. n.S.. 0.45. 0.36. n.S.. 0.29. 0.45. 0.42. 0.37. n.S.. だるい. 0.22. 0.20. n.S.. 0.25. 0.21. n.S.. 0.11. 0.23. 0.18. n.S.. 0.72. 0.60. 2.34. 2.20. 2.48. n.S.. 0.67. 0.77. 0.58. *. 0.31. 0.31. 0.32. n.S.. 1.66. 1.87. 1.45. *. 0.24. **. 体を動かす遊びが少ない 小. 計. 落ち着かない Ⅲ. 0.25. 0.85. **. 0.71. 0.73. 2.37. 0.69. n.S. 2.30. 0.64. 0.31. 0.65. n.S.. n.S.. 0.30. 0.65 1.97. 0.74. n.S.. 0.29. 0.71 2.34. 0.74. 0.34. 0.85. 2.29. 0.71. 0.31. n.S. 2.54. 0.50. 0.32. n.S.. n.S.. 0.27. n.S.. 群 小. 計. Ⅲ. 0.31. 気持ちが悪い 群. 小 合. 0.08. 0.39 0.10. 0.07. n.S.. 1.70. 1.59. 0.26. 0.38. 0.09. 0.07. 0.35. 0.45. 計. 0.40. 0.48. 0.31. *. 計. 4.39. 4.54. 4.23. n.S.. n.S.. 4.42. *. 1.83. 0.34. 0.22. 0.03. 0.06. n.S. n.S.. 4.32. 1.71. 0.37. n.S.. 0.38 0.09. 0.27. 4.03. 1.74. n.S.. 0.34* 0.12. 0.47. 4.41. 1.26. *. 0.46. 4.49. **. 4.26. n.S.. (n.s.非有意 *P<0.05 **P<0.01***P<0.001). 89.
(9) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美 表3 疲労症状の項目別訴え 配 属 別. 全体 n=374. 39.0. 38.4. n=184. 年 齢 別. 3歳 4歳 5歳 6歳 検定. 女. 検定. 39.7. 検定 40.8. 36.7. n.S. 52.4. 眠い. 男. 保育園 幼稚園. n=190. あくびがでる. 男 女 別. 53.7. 51.1. 48.2. 群 だるい. 37.2. 35.3. 39.1. 23.5. 19.5. 24.1. 56.0. 遊びに集中できない. 25.5. じっとしていられない. 8.6. 9.5. 28.4. 45.7. 23.7. 17.9. 49.5. 52.7. 61.1. 57.1. 57.8. 55.7. 43.2. 31.4. 24.8. 27.5. 21.1. n.S.. 26.1. n.S. 50.8. n.S.. 52.2. 48.6. 56.9. 55.7. 40.0. n.S.. n.S.. 24.6 34.4 *. 34.3. (47) (62). n.S.. 6.5. 9.4. 6.7. 20.2. 32.1. 33.7. (12) (22) (42) (32). 2.9. n.S.. n.S.. n.S.. 50.6. (193) (112) (81). 6.4. n.S.. n.S.. 51.6 58.9 44.0 **. 群. 35.8. (3) (31) (31) (17). 53.9. n.S.. 29.1 35.3 22.8 ** (109) (67) (42). Ⅲ. 38.2. n.S.. 25.1. 群. 38.5. (10) (42) (50) (34). n.S.. 50.5. 26.3. 58.9. 20.0. n.S. 25.9. 52.7. (46) (36). 53.7. Ⅲ. 49.5. 28.6. n.S.. 51.8. 56.8. 42.9. n.S.. 体を動かす遊びがない 52.9 43.2 63.0 *** 落ち着かない. 44.2. n.S.. 33.3. n.S.. 24.5. (88) (37) (45). 34.4. n.S. 40.3. (139) (67) (72). 39.4. n.S.. 57.2. n.S.. 疲れている. 37.1. n.S.. 5.5. 9.2. 11.6. n.S.. n.S.. (n.s.非有意 *P<0.05 **P<0.01***P<0.001). 表4 疲労症状(目覚め・就寝との関連) 就寝時刻. 目覚めの状態 症状項目. 全体 n=374. 21時前. 良い方. 検定. n=285. あくびがでる Ⅰ 疲れている 群. 落ち着かない Ⅲ 遊びに集中できない 群 じっとしていられない. 群. 36.5. 46.6. n=79. n=288. 31.6 n.S.. 検定 40.3. 良い方 n=299 い n=73 37.1. n.S.. (25) (116). 49.1 63.6 * (196) (140) (56). 38.0. 55.9 ** (30) (161). 49.8. 32.6 51.1 ** (139) (93) (45). 34.2. 35.8. 23.5. 24.1. 37.2. 19.6. 28.4. 52.9. 54.0. n.S.. 48.9. 37.8. 59.5. 55.7. 25.9. 25.3. 24.9. 51.6. 29.5. (97) (71) (26) 50.2. (19) (61) 51.7. 53.8. 49.4. n.S. 25.3 40.9 ** (109) (72) (36). 29.1. 6.4. 7.0. n.S.. 10.2. 26.0. 35.6 * (70) (26). 23.4 n.S.. 52.4. 19.0 31.9 (15) (92). n.S. 50.2. (44) (154). 67.1 ** (143) (49). 47.8 n.S.. (39) (151). 3.8 n.S.. 49.3. 68.5 ** (150) (50). 53.5. (20) (75). 55.7. n.S. 19.7. n.S.. 49.5 68.2 ** (201) (141) (60). n.S.. 43.8. 31.5 * (59) (23). 21.2. n.S. 53.7. n.S.. 63.0 * (149) (46). n.S.. n.S.. 検定. 47.9. (111) (35). 52.4. (88) (56) (25) 体を動かす遊びが少ない. Ⅲ. 39.0. 寝つきの状態. *. 39.7 * (80) (29). 26.8. 8.7. 7.4 n.S.. 11.0 n.S.. (n.s.非有意 *P<0.05 **P<0.01***P<0.001). り0.
(10) 幼児の疲労症状について(第1報). 全睡眠時間は,10時間未満,10∼12時間,12時. を『食べない』者より夜食を『食べる』者の方が. 間以上に分けてみたところ,全睡眠時間が「10∼. 有意に多かった(表6)。. 12時間」の者の方が,「眠い」(P<0.001),「あ くびが出る」(P<0.01),「落ち着かない」「頭・. Ⅳ.考 察. お腹が痛い」(共にP<0.05)が有意に少なかっ た。また,「体を動かす遊びが少ない」は睡眠時. 1.生活時間. 間が長くなるほど少なくなっていた(P<0.05). 1)起 床. 起床時刻の平均は7時8分であり,2005年に実. (表5)。. 施された第3回幼児の生活アンケート・国内調. 食事との関わりでは,朝食摂取状況との関連を. 査12)(以下幼児の生活アンケー1、とする)の結. みると,「あくびがでる」(P<0.001),「眠い」. 果の7時25分と比較すると17分早かった。また,. (P<0.01),「だるい」「落ち着かない」「遊びに. 集中できない」(共にP<0.05)は,朝食を「毎. 朝,自然に目覚めることができるということは,. 日食べる」者より『食べない時もある』者の方が. 十分に体を休めることができた証であり,心身と. 有意に多かった。朝食摂取時の相手との関連をみ. もに快い状態で1日の生活を開始できる習慣を築. ると,「眠い」「だるい」(共にP<0.01),「疲れ. くための基本的な生活であると考えられるが,自. ている」(P<0.05)は『相手がいる』者より「一. 分で起きる者は26.2%であり,半数以上は毎日起. 人」の方が有意に多かった。夜食摂取状況との関. こしてもらうか,時々起こしてもらっており,十. 連をみると,「じっとしていられない」(P<0.01),. 分に体を休めることができていないことが考えら. 「眠い」「疲れている」(共にP<0.05)は,夜食. れる。私たちの身体は,神経系や内分泌系の影響. 表5 疲労症状(全睡眠時間との関連). 症状項目. 全睡眠時間. 全体 n=374. 10時間未満. n=85. あくびがでる. 39.0 (146). 52.4. 6. (196). 疲れている. 37.2 (139). 23.5. 群. (88). 体を動かす遊びが少ない. 52.9 (198). 落ち着かない. 53.7 (201). Ⅲ 遊びに集中できない 群 じっとしていられない. 25.9. Ⅲ. 42.6 **. (79). (20). 70.6 (60). (30). (108). 57.4 *** (27). 35.6. 44.7. (32). (85). n.S.. 22.2. 25.5. 20.0 (17). 64.7 (55). 55.3 (47). 31.8 (27). 6.4. 45.2. 37.6. 58.8. (109). 群. 33.1. (46). (97). 29.1. 検定. n=47. 54.1. 51.6 (193). n=239. (50). 32.9 (28). 11.8 (10). (21). (53). n.S.. 51.5. 40.4 *. (123). 50.2 (120). 24.7 (59). 47.3 (113). (12). (19). 70.2 * (33). 23.4. n.S.. (11). 61.7. n.S.. (29). 25.5. 42.6 *. (61). (20). 7.1 (17). 6.4. n.S.. (3). (n.s.非有意 *P<0.05 **P<0.01***P<0.001). 91.
(11) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美 表6 疲労症状(食事との関連) 朝食摂取状況 症状項目. 朝食摂取時の相手. 全体. n=374. 検定. 一人 n=45. n=350. あくびがでる. 39.0. 36.6. 44.4. 75.0 ***. 疲れている. 体を動かす遊びが少ない 落ち着かない 遊びに集中できない 群 じっとしていられない Ⅲ. 38.1. 45.1. 63.7. 37.2. 53.3. 34.8 * (24) (114). 48.4. 36.3. 37.0 n.S.. 49.7 ** (32) (163). 50.0. (139) (127) (12). 検定. n=91 食. 71.1. n.S.. 48.8 * (58) (137) 33.5 * (44) (94). 20.6 41.7 * (88) (72) (10). 40.0. 19.2 ** (18) (63). 28.6. n.S.. (26) (56). 52.9. 64.4. 56.0. 52.0. 52.6. 58.3. 51.2. n.S. 53.7. 52.3. 75.0. 54.9. (20) (180). 24.6 45.8 * (97) (86) (11). 24.4. 51.6. 46.7. 50.3. 28.3. 51.2. (57) (144) 30.8. 70.8. 52.1. 41.7. n.S.. 16.7. 27.7. 34.1 n.S.. 11.1. 7.6. n.S.. 47.3 ** (60) (133). 65.9 n.S.. 40.0. n.S.. 24.6. n.S.. n.S. 7.4. n.S. 62.6. n.S.. 25.9. n.S. 29.1. 19.9. n.S. 44.4. 25.9. 6.4. 群. いる n=328 検定. 50.6 79.2 ** (196) (177) (19). *. Ⅲ. 食べる. n.S.. 23.5. 群. 相手が. (146) (128) (18) 52.4. 6. 夜食摂取状況. 27.4. (31) (77) 12.1. n.S.. 6.4. n.S.. n.S.. (n.s.非有意 *P<0.05 **P<0.01***P<0.001). を受け,体内の活性は微妙に調節されているもの. 椎園が比較的近い者が多いことが要因と考えられ. であり,生体リズムが乱れてしまうと心身の不調. る。また,登園するまでの朝の準備時間の平均は. につながる13)。そこで,基本的生活習慣を確立. 1時間29分であり,保育園より幼稚園が13分長. するためには,早寝早起きの生体リズムを整える. かった。目覚めの状態が良い方は保育園66.8%に. 必要がある。また,人間の大脳は目覚めてから2. 対して,幼稚園が85.9%と多く,準備時間にゆと. 時間は活発に活動しない4)といわれていることか. りのある者ほど目覚めの状態が良い者が多かっ. ら,登園するまでを考えると,遅くても6時30分. た。これらのことから,登園時刻が早い保育園児. までには起床するという習慣を身につけることが. は,十分に身体の疲れをとることができていない. 必要と思われる。. 状態で目覚め,登園している者が多いと思われる。. 2)登園と朝の準備時間. 登園時刻の平均は8時37分であり,配属別にみ. 3)就寝と睡眠. 睡眠は子どもにとって疲労回復のためだけでは. ると,保育園は幼稚園より18分早かった。これは,. なく,発育・発達のためにも,栄養とともに大切. 幼稚園に比べ,保育園では両親ともに就業してい. なことである。睡眠パターンのリズムは,生後4ケ. るため,大人の生活パターンに合わせて登園して. 月頃までにはほぼ完成され,幼児期には,朝起き. いることが要因と思われる。幼児の生活アンケー. て活動をし,午後に昼寝をすれば夜まで起きてい. ト12)の保育園8時17分,幼稚園8時39分の登園. られるようになる。成長期の幼児に必要な休養と. 時刻と比較すると遅かったが,これは,旭川は人. しての睡眠は,12∼13時間が望ましいとされてい. 口約35万人の市であり,職場,住居,保育園・幼. る。しかし,現実を考えるとせめて10時間以上の. り2.
(12) 幼児の疲労症状について(第1報). 睡眠をとることが望ましいとされている11)14)。. 食事は栄養をとる場だけではなく,家族と楽し. 今回の調査では,夜間睡眠時間の平均は9時間. くコミュニケーションをとる大切な場である。朝. 54分であり,幼児に最低必要とされる10時間をほ. 食を大人と一緒に食べる者が32.1%と最も多かっ. ぼ満たしており,幼児の生活アンケート12)の10. たが,家族全員で食べる者は13.6%と少なかった。. 時間4分とも10分の差であった。しかし,9時間. 朝食摂取状況と摂取時の相手との関連をみると,. 以下という者が26名と少数ではあるが,存在する. 相手がいる者の方が朝食を毎日食べる者が多く,. ことは問題と思われる。全睡眠時間は平均10時間. 相手がいると楽しく食事ができるため摂取する者. 34分であり,幼稚園より保育園が28分長かった。. が多くなったと思われる。幼児の健康のための食. これは,保育園では昼寝の時間を設けてい. るため. 生活を考えると,栄養のバランスを考え,偏りの. と考えられる。就寝時刻は平均21時14分であり,. ない食事をとることだけではなく,家族とコミュ. 幼児の生活アンケート12)の21時21分と比較する. ニケーションをとりながら食事することが幼児の. と7分早かった。それぞれの起床時刻に合わせて,. 成長に極めて重要であり,保護者は幼児が楽しく. 10時間以上の十分な睡眠が確保できるような時刻. 食事できる環境を整える必要があると考える。. に就寝することが大切である。 夜更かしは基本的生活習慣である睡眠や生活リ. 夕食摂取時刻は平均1朗寺26分であり,保育園よ り幼稚園が13分早かった。これは,幼稚園は保育. ズムの基本を乱す大きな原因であり,集中力・認. 園に比べ,両親が就業している者が少なく,夕食. 知力の低下,疲労感,イライラ感の増強につなが. の準備をする時間が早いためと思われる。. る。また,子どもの成長を左右し,成長ホルモン. 夜食の摂取状況をみると,75.1%の者は夜食を. が最も盛んに分泌されるのは,入眠後1∼2時間. ほとんど食べておらず,村上ら4)の調査報告とも. 後で,幼児にとって好ましい睡眠時間帯は午後8. 一致していた。また,起床時刻との関連をみると,. 時から翌朝6時までの10時間といわれている13)。. 村上らの調査では有意差はみられないという結果. 1日の疲れをその日のうちにとり,心身ともに快. であったが,本調査では,夜食を食べる者は食べ. い状態で健やかな成長を遂げるためには,昼間は. ない者より起床時刻は13分,就寝時刻は29分有意. 活発に活動し,夜は早く就寝し,十分に身体を休. に遅く,全睡眠時間も17分有意に短かった。夜食. め,朝早く起きるリズムを習慣化させることが大. の摂取は,睡眠や朝の目覚め,朝食摂取,排便へ. 切と思われる。. 悪影響を及ぼし,幼児の日中の園活動への影響も 大きいことから,夜食を控えることは幼児の健康. 2.食習慣と排便について 朝食は1日の活動のエネルギーとなるもので, 朝食摂取の必要性については多くの者が認めるこ. にとって重要である4)といわれており,就寝時刻 を早めるためにも夜食の摂取は控えるべきであ る。. とである。朝食摂取状況をみると,93.6%が毎日. 朝の排便状況に関しては,毎朝排便する者が. 朝食を食べており,三宅ら15)の調査結果の78.4%. 18.7%であり,8剖の者は必ずしも毎朝排便をし. と比較すると,毎日食べている者が多かった。子. ていなかった。このことは,服部ら16)の調査報. どもが朝食を毎日きちんと摂取するためには,子. 告とも一致していた。. どもだけではなく,保護者自身も朝食を毎日摂取. 朝食と排便との関連をみると,排便を『朝する』. する習慣づくりが重要だが,本調査では保護者の. 者は,食べない時もある者45.8%に対し,毎日食. 朝食摂取に対する意識の強さがうかがえる。朝食. べる者は70.6%と多かった。また,朝食摂取時刻. を食べない時もある者は6.4%であり,朝食摂取. との関連をみると,排便を『朝する』者の方が朝. 時刻との関連をみると,食べない時もある者の方. 食摂取時刻は早かった。これらのことから,朝の. が平均で14分朝食摂取時刻が遅かった。. 排便と朝食摂取・朝食摂取時刻は大きな関係があ. 93.
(13) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美. ると考えられる。朝食を十分に摂取し,朝排便を. とも10時間以上の睡眠を確保することであると指. 済ませるための時間的ゆとりを確保するために. 摘しており,保育園の訴えが多かったのは,保育. は,早めに就寝し,十分な睡眠をとり,翌朝快い. 園の方が就寝時刻は遅く,夜間睡眠時間が少ない. 目覚めを迎えるという基本的な生活習慣を確立さ. ためと考えられる。昼寝時間を含めた仝睡眠時間. せることが大切であると考えられる。. でみると,保育園の方が長いが,寝つきの状態で は,保育園の方が悪かった。これらから,夜間の. 3.疲労症状. 睡眠不足は,心身の休養が十分に取れないため,. 1)疲労症状の訴えの有無について. 1日の生活の疲れが回復できず疲労が蓄積されて. わが国で,現在広く用いられている疲労症状調. いると思われる。就寝を早め,夜間の睡眠時間の. 査表のひとつに産業疲労研究会の「自覚症状しら. 充足を図ることにより,疲労症状の発現も軽減さ. べ」がある。30項目からなる「自覚症状しらべ」. れるのではないかと考えられる。保育園では,退. も疲労を3つの側面から捉えることができるよう. 勤後に子どもを迎えに行き帰宅し,それから夕食. に作成されており,Ⅰ群『眠気とだるさ』,Ⅲ群『注. の準備,夕食,入浴となるため,帰宅時刻が遅く. 意集中の困難さ』,Ⅲ群『局所的身体症状』とさ. なると,就寝時刻が遅くなってしまう。特に幼児. れている。Ⅰ群は「眠い」「だるい」といった比. や小学生がいる場合,勤務時間を短縮するなど,. 較的漠然とした身体的症状であるのに対し,Ⅲ群. 共働き世帯や片親世帯への対策の充実が望まれ. は「落ち着かない」などの精神的な症状,Ⅲ群は. る。. 「痛い」「気持ち悪い」といった比較的はっきり. した,しかも局在した症状を表している。. 本調査では,前橋ら10)の「幼児版疲労症状し. 2)疲労症状の有無と生活習慣. 起床時刻との関連は認められなかったが,目覚. らべ」と,それを参考に光岡ら10)によって独自. めが悪い者に疲労症状が多い項目があり,起床状. に作成された「幼児用疲労症状調査」をさらに改. 況と疲労との関係が示唆された。. 変したものを用いて,幼児の疲労症状と生活習慣 との関連について検討した。. 訴えの有無についてみたところ,何らかの症状. 就寝時刻では,2項目で21時以降の者に訴えが 多く,寝つきにおいては6項目で,寝つきが良い 者よりも悪い者の方が訴える者が多かった。全睡. を訴えている者が91.7%と多く,各群の訴えも,. 眠時間においては10∼12時間の者が,10時間以下. Ⅰ群『眠気とだるさ』83.4%,Ⅲ群『注意集中の. の者,12時間以上の者より症状の訴えが少ない項. 困難さ』62.6%,Ⅲ群『局所的身体症状』31.6%. 目が4項目あることから,個人差はあると思われ. と,全体的に多かった。子どもたちを取り巻く社. るが,適切な睡眠時間によって疲労症状の発現を. 会環境が急激に変化し,児童・生徒だけではなく,. 軽減することができると考えられる。睡眠は,疲. 幼児にも疲労感や不定愁訴などの健康問題が増加. 労という問題を考えるときに重大な点であり,日. しているのではないかと考えられる。. 常生活の中でも十分に注意を払うべきである。. 配属別にみると,幼稚園の方が訴える者が多. 朝食摂取状況との関連をみると,毎日食べる者. かった項目は「体を動かす遊びが少ない」であっ. より食べない時もある者の方が5項目に有意に訴. た。幼稚園の方が降園時刻は早く,家庭内で過ご. えが多かった。これらのことから,朝食の欠食は,. す時間が長いことが原因となっていると思われ. 眠気とだるさ,注意集中の困難など様々な疲労症. る。「じっとしていられない」「頭・お腹が痛い」. 状に影響することが考えられる。朝食を摂ること. では,保育園の方が訴える者は多かった。前橋. は,子どもたちが日中元気に活動するために必要. ら14)の研究によると,疲労症状の訴えを低くす. 不可欠なことであり,幼児期から朝食をきちんと. るためには,遅くとも21時までに就寝し,少なく. 食べる習慣を身に付け,それを維持していくこと. り4.
(14) 幼児の疲労症状について(第1報). が大切である。また,朝食摂取時に相手がいる者. (8)疲労症状の平均点数をみると,10項目では. に対して,相手がいない者の方が「眠い」「疲れ. 4.39点であった。群別で見ると,Ⅰ群『眠気とだ. ている」「だるい」を訴える者が多かった。幼児. るさ(5項目)』2.34点,Ⅲ群『注意集中の困難. 期は特に家族とコミュニケーションを図りながら. さ(3項目)』1.66点,Ⅲ群『局所的身体症状(2. 食事をすることが,子どもの成長に極めて重要で. 項目)』0.40点であった。. あり,疲労症状の発現にも大きく影響すると考え られる。. (9)何らかの疲労症状を訴えた者は91.7%であ り,Ⅰ群『眠気とだるさ』を訴えた者は83.4%, Ⅲ群『注意集中の困難さ』を訴えた者は62.6%, Ⅲ群『局所的身体症状』を訴えた者は31.6%であっ. Ⅴ.結 語. た。. 旭川市内の認可保育園4園,私立幼稚園3園の. ㈹疲労症状の訴えを項目別にみると,Ⅲ群の「落. 3歳児∼6歳児の保護者374名を対象に,幼児の. ち着かない」53.7%が最も多く,次いでⅠ群の「体. 基本的生活習慣の実態と疲労症状に関する調査を. を動かす遊びが少ない」52.9%,Ⅰ群の「眠い」. 実施したところ,次のような結果が得られた。. 52.6%などであった。. ㈱疲労症状の有無と就寝時刻との関連をみる. (1)起床時刻の平均は7時8分であった。起床方 法は「自分で起きる」者は26.2%であり,半数以. と,21時以降の者の方が2項目で有意に多く,寝. 上の者は起こしてもらっていた。. つきでは,悪い者の方が6項目で有意に多かった。. (2)登園時刻の平均は8時37分であり,朝の準備. 時間の平均は1時間29分であった。これらを配属 別に見ると保育園は,登園時刻は早く,朝の準備. ㈹疲労症状の有無と全睡眠時間との関連をみる と,10∼12時間の者の方が5項目で有意に少なく, 「体を動かす遊びが少ない」は睡眠時間が長くな. 時間は短かった。. るほど少なくなっていた。. (3)就寝時刻の平均は21時14分で,配属別にみる. ㈹疲労症状の有無と朝食の摂取症状との関連を みると,毎日食べる者の方が5項目で有意に少な. と,保育園が遅く,夜間睡眠時間も短かった。 (4)昼寝と夜間睡眠時間を合わせた全睡眠時間の. かく,朝食を摂取することは,子どもたちが日中. 平均は10時間34分で,幼稚園の方が短かった。こ. 元気に活動するために必要不可欠なものである。. れは,幼稚園では昼寝の時間を設けてい. ないため,. 平均時間が短くなったと思われる。 (5)朝食摂取状況では,93.6%と大部分の者が毎. 全生涯を通じて,健康で充実した生活を送れる ことは全ての人の願いである。しかし,近年,生. 日朝食を摂取しており,保護者の朝食摂取に対す. 活構造の変化に伴い,子どもを取り巻く環境も急. る意識の高さがうかがえた。朝食を『食べない時. 激に変化しており,学校現場では疲労感や不定愁. もある』者は6.4%であり,食べない時もある者. 訴,心身の不調などを訴える児童・生徒が増加し. の方が朝食摂取時刻は遅く,一人で食べている者. ている。これらの健康問題の背景には,生活リズ. が多かった。. ムの乱れが大きく関わっていることが考えられて. (6)夜食は75.1%の者が『食べない方』であり,『食. いる。今回の調査から,幼児も疲労症状を訴えて. べない方』が起床時刻は早く,全睡眠時間も長かっ. いる者が多く,幼児期から生活習慣や疲労症状と. た。. の関連性を踏まえながら,各家庭,地域社会との. (7)毎朝排便する者は18.7%であり,時々するも. 組織的な連携と協力を図り,子どもたちの健康の. 含めた『朝する』者は69.0%であった。『朝する』. 保持増進に努めていかなければならないと考え. 者は,起床時刻や就寝時刻が「朝しない」者に比. る。. べて早かった。. 95.
(15) 芝木美沙子・谷山奈都美・藤井 綾香・南向 素子・笹嶋 由美. Ⅵ.文 献 1)大国真彦:生活習慣病と小児保健,小児保健研究,57 :501−505,1998 2)朝山光太郎:小児期の生活習慣病の予防対策と指導,. 小児科,42:1164−1171,2001 3)池内昌美,前橋明:幼児の朝食についての今日的課 題と対策,幼少児健康教育研究,12:22−27,2004 4)村上智子,福原春枝,福原良英他:幼稚園児におけ る夜食の摂取と生活習慣−2001年春季の調査結果より. −,幼少児健康教育研究,11:16−26,2003 5)鈴木みゆき,高橋千香子,野村芳子他:現代の親子. に対する保育者の意識に関する研究一睡眠一党醒リズ ムに関して−,小児保健研究,61:593−598,2002 6)斎藤和雄:子どもの疲労とストレス,小児保健研究, 59:131−138,2000.. 7)前田清:中学生の自覚症状と生活習慣,小児保健研. 究,61:715−722,2002. 8)門田新一郎:児童のライフスタイルと健康状況に関 する調査研究一過休2日制を踏まえた検討−,学校保. 健研究,43:61−72,2001 9)米山京子,池田順子:幼児の生活行動および疲労症 状発現度との関係,小児保健研究,64:385−396,2005 10)前橋明,石井浩子,渋谷由美子他:保育園児におけ る疲労の訴えスコアの変動に及ぼす生活条件,小児保. 健研究,53:709−715,1994 11)光岡操子,堀井理司,大村典子他:「幼児用疲労症 状調査」からみた幼児の疲労と日常生活状況との関連, 小児保健研究,62:81−87,2003 12)ベネッセ教育研究所:第3回幼児の生活アンケート 報告書・国内調査,2005 http://www.crn.or.jp/LIBRARY/INFANT/ANQ3/ index.html 13)斎藤紀子,加藤稲子,戸苅創:特集 睡眠に対する ケア;どのような援助が考えられるか 睡眠と生活リ. ズム,小児看護,24:990−993,2001 14)前橋明,石井浩子,中永征太郎:幼児における登園 時の疲労症状に及ぼす睡眠時間の影響,倉敷市立短期 大学研究紀要,23:29−33,1993 15)三宅孝昭,石垣恵美子:幼児の健康に及ぼす生活リ ズムの影響について,聖和大学論集,29:87−94,2001 16)服部伸一,前橋明:幼児の健康面における生活実態 について−11)2000年度「幼児の生活状況調査」にみら れる一般的傾向−,幼少児健康教育研究,10:48−54, 2001. り6. (芝木美沙子 旭川校教授) (谷山奈都美 旭川校大学生) (藤井 綾香 旭川校大学生). (南向 素子 北海道教育大学附属 旭川幼稚園養護教諭). (笹嶋 由美 旭川校教授).
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