• 検索結果がありません。

香川県の珍蝶珍蜻蛉雑記-香川大学学術情報リポジトリ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "香川県の珍蝶珍蜻蛉雑記-香川大学学術情報リポジトリ"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

21

呑Jt一 旦畏 の 珍 蝶 珍 輯 蛤 雑 記

J :坂 口 清 (香 川 高 校) 香川県下産と県内に採集された妹婿蛤瑛中,いろいろな苦味での稀種と,発生しないことは確実だ が採集された所謂迷蝶疇蘭檻ついて詳細な文献がないから記録し考察しで見たい叫(最初の採集者敬 称略記録附託) −・迷 蝶 最近調査発表された文献を統計して見ると,北海道・本州。四国・九州・西南諸島に至り採集され た217瞳野蝶野中迷蝶は凡そ36経で,この内遠く海を越え数児を越えた土地で採集されたものが27橙, 数県を越え.た土地で採集されたものが5稜,隣県のものが4榛である。而して朝鮮方面や北方からと 考えられるのは,ヤマキチョウ。チョウセンシロチョウ・ナガサキイチモンジ・ペニヒカグの4軽く らいで第一・の27程の内であり,その他は総べて南方からである。これ等より台風や上層気流に乗って 飛来したと考えざるを得ない.筆者ほ1956年2月20日近年の調査で最も早くモンシロチョウを採集し たので,生物教室の昆虫嫡申に放置していたら,15日間生きていたので10度以下の低温では相当何も 金せず長く生きていることを偶然に実験したので,上層気流申低温下でほ相当長く生き遠方へ飛来し 得るものと思われるのである…かかる考察から以下のものは信じてもよいと思う.もちろん,卵・幼 虫・蛸の移入や食草等、を一・応考察する必要は当賂である

O)ツマべヱチョウHebomoia glaucippe(ShirIOjuiKurosawa et Omoto,1955)for・mOSana

1955.7..20高松市詰田川屁,小五花崎武夫・琉球系統でなく台踏系だからとの疑問も発表され たが,筆者宅へ同行2人と採集されたという報告で何党を依頼されたので信じてよいと思う.

(2)クジャクチョウInahusiogeisha(Stichel..1909)1939.9.6紫雲山 師学生 上枝幹夫・

筆者宅へ帰路持参されたので当時採集者に本州ででも高山深山蝶だから発生はしなくて,当地は 果樹が多く青森辺から苗木移入もあるため蛸の移入でしようと申し上げたが,その後−・匹も見え ないから今も上記の通り信じてよいと考える 梯 カバマダラLimnas chrIySippus(Linne,1758)1955‖8.2栗林公園高校生∵木村際良・聾者に 見せで下さったもので,南系七沖縄まで分布していて九州・本州で再三採集されている 国 クスコモンアサギマダラTirumalalimniace(Cr・amer,1775)1954..7一.30高給鶴尾神社小四 阿部悦朗。筆者に同定を依頼されたが九州以北で最初なので江崎悌三博士に.依頼申し上げたら, 台埼よりの飛来だと報告されたものである.

(5)9ユ.ウキュ.ウムラサキHypolimnas bolinaphilippensis(Butler,1874)1950.,8.24栗林公

園緻本市島田裕・1957.9“18白鳥神社薇林政貞中山秋高外報告だけであるが九州・四国・ 本州で再三挟集されている琉球系である.

¢)その他クロコムラサキApaturIailia substituta Butler.1873,6.mikuniwileman1910.

メスアカムラサキHypolimans misippus(Linne,1764)

以上の二層は確かな報告があり,なおキベリクテハ・クロミドリ・ルーミスシジミ・ウスイロ コノマの採集記録を見たが後記四顧は大いに疑問がある 二 稀蝶19経 ¢)ウラゴマグラシジミ Ar’OtOpeteSPr・yeripr−yerIi(Murray.1873)1957.6.16高仙山高校生佐伯 香川生物2

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(2)

22

アイノミドリシジミ Chrysojephyrus auror・inus(Oberthiir,1880)1942.7大穂山一中生

高木・光士

ミヤマカラスアゲハ春型Papilio maackiitutamusFenton,1881fv.SatakeiMatsumura,

㌫ 1919小1939.5小3−ヰ生 日下大滝山

ミスジチョウKalkasia philyra excellens(ButlerI,1879)1940..6.23高中生三村最・

以上四榛は唯一・回の採集でほあるが発生条件ほ溺苛っている.

(2)ヒメキマダラセセリ春型 Ochlodes ochr・aCea rIikuchina(Butler,1878)fv r・ikuchina

(Butler1878)5月∼6月 大筒山夏型fae.ampittiformis(Matsumura,1919)7∼8月

大滝山(1939.7.30♀1大海山坂口清・一っ

スジボソヤマキGonepteryx mahaguru niponica Verity,1909 6∼7月年−・回・大滝山

1939.7..30最初多数採集−ヰ生

メスアカミドリシジミ Chrysojephrus smaragdinus smaragdinus(Bremer,1864・)6∼7

月 大滝山1940.6.23合2大穂山:坂口清一・

ゴイシシジミ

TarIaka hamade(Dr・uCe,1875)5∼9月年三,四国叫地性・最初1939.5月西

方専で多数採集−卑生

クワツバメシジミTangeCa firICherIi(Eversmann,1901)6∼10月年二回山地系最初1939年

5月 紫雲山多数採集・−卑生

ヒメキマダラヒカゲHarima callipteris callipteris(Butler,1877)7月∼年∼・回大穂山 キマダラモトギKirinia epaminondas(Standinger,1887)7月∼年一個大滝山,大山・1939. 7.30♀含大滝山坂口浄一 以上七穆ほ数回採集され特にスジポリヤマキ・ゴイシシジミ・クロツバメシジミ・キマダラモド キほ相当数採集されていたものが近年ほとんど姿を消した経で,ぜひ保護したい稀種である.な おクロツバメほ局:砲発生痙で徳島愛媛県にも発生しない珍しいものである一

㈱ ミヤマチャバネセセリ Pelopidas jansonis(Butler,18781)5∼8月年二回サヌキ山脈(大

穂,竜王)・1940一.5 大穂山 坂口滞・−・

シコクウラゴマグラシジミ四国亜経Ar・tOpOeteS pryerishikokuana(Okubo,1935)5月∼

年−・回サヌキ山脈(大穂,電王)・1941.6..24大穂山脇逸郎 ウテキンシジミ Ussuriana stygiana(Butler,1881)6月∼年−・回サヌキ山脈・1940.7.7大 沌山路逸朗

ミドリシジミ Neojephyr・uS taXila japonicus(Murray,1875)6月∼年一回山地性

クロシi>ミ Niphanda fusca shijima Fruhstorfer,1917 7∼8月年p八回大穂山・1939..6。30

大穂山:坂口清一

オオウラギンスジヒョウモン Argyronome ruslanalysippe(Janson,1877)7月年−・回サ

ヌキ山脈

クロコノマMelanitis phedimaoitensis Matsumura,19196∼9月年二回サヌキ山脈・1939,

9.8 大滝山 三村莱 以上7楼は毎年少数発生し採集される経で,これも保護すべき疎鍵であり,特にクワシジ ミは徳 島県に発生しない程珍しい. @)その他 へりグロチャバネセセ9Thymelicus sylvaticua(BrumerI,1861)6∼7月年・−・回山地性

オオムラサキSasakiacharondacharonda(Hewitson,186g)6∼7月中一偏山塊性中迂

に多い.

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

(3)

23 前者は瀬戸内火山帯に局地的ではあるが,かなり採集されるが隣原徳島高知に発生しない内帯 系であり,後者は昆虫学会で世界三大美蝶に推されたり,現在国蝶と決議されている. 三≡ 迷席蛤

仕)ムカシャンマTanypteryx pr・ylrIiselys1939.5.2大滝山上枝幹夫→奥村定一,九州・本州

に分布し形態生態共に原始的且特異稜

(2)モイワサナエDavidius moiwanus Okumura北海道・東北より長野県高原まで分布

㈱ ミナミャンマChlor・OgOmphus brunneus costalis Asahina1938..78 大滝坂月清一・→奥村

忠一膚系で九州・南四国に分布し♀の前縁窒亜前縁室,R,.窒が褐色

㈲ ヒメトンボDiplacodes triviolis Linn61940.88志度町→坂口清一・.中条道夫−−,>奥村定−・ 南系九州西南諸島まで分布

(5)ハネビロトンボTramea vir・ginia RamburI1956.8.88直島十河箕行ヰ坂口清1−・,オオウス バキーンボとも呼ばれ南系で九州南四国に.分布

以上5種ほ採集されたことは確実だが発生することは.ない環境である. 四 稀稜精蛤

A仕)モートンイントンボMortOnagrion selenion Ris1957..6..25梓川上流宇8坂口清一,南系

で九州・四国・本州に分布する小形で字は成熟すれば橙色から緑色に変ずる芙しい擾. (2)オオイトトンボCer・Cion sieboldiiSelys 日本全国に歩いながら分布する日本特産瞳 @)トゲオイトトンボRhipidolestes SP.1939..7…9樺川上流宇8坂口滑・一・,南系で九州四国に

分布するトゲオイ††ンボの四国亜経となるようである

㈲ ムカシトンボEpiophlebia superstes Selys1940.,6..23大滝8:坂口清一L,1959.5セケ村小

林借 金国に分布するも局限された渓流に産し,原始的な経で幼虫期が7,8年?

(5)アオサナェNihonogomphus viridis Oguma1956.6。2川東村?土居輝融→坂口清一・,東

北アジアと西南日本に分布する頭強な体躯で,成熱すれば緑色となる美しい種

¢)タカネTンボSomatochlora uchidaiFoerster1938。8 大滝山→坂口清一・,1958.8..278

3 大滝山 坂口精一・日本列島特産種で日本中に分布し,山村の樹陰の多い他に/達す. 臥上六種ほ少数ながら確かに発生するものと考える‘ぜひ保護したい稜である.

B その他 オグマサナエTrigomphus oguma Asahina1940.5大滝 坂口清一L→奥村定一・,西

南日本に分布するも画国では愛媛県に採集記録がある.

仕)ヒメクロサナェLanthus fuiiacus Fraser・1957..6..25塩江坂口清一・,本州四国九州に分布 し渓流種

(2)オS>ロサナエStylogomphus sujukiiOguma1939=8..8 8大滝田中,西日本に′分布し山塊 渓流瞳

@)オナガサナエOnychogomphus vir・idicostus Oguma1939..7..9大滝 坂口精一L,本州。

四国・九州に分布し砂礫流水系

㈲ ミルヤンマPlanaeschna miln占iSelys大滝山奥村三を−・,本州・四国・九州に分布し渓流系

(5)コノシメトンボSympetrum bacche matutinum Ris九州・四国・本州に.分布する南系瞳

@)マダラナニワトンボSympetrummaculatum Oguma1938.8陶村−・−・>坂口清一・,関西鐘と して,しかも,京都・岡叫・和歌山・広島・愛知・新潟・山形の局限された地に分布し黒い班

のアカトンボである。

C7)タイリクアカネSympetrum str・iolatumimitoides Bartenef1954..10..6笠田 奥村定・一

北海道北部・中国・九州・四国に.分布し,小形のアキアカネ様である

㈲ ネキトンボSympetrIum SpeCiosum speciosum Oguma1955.9.24 雲辺寺 奥村うを一,

(4)

24

近畿中国に分布しショウトンボに似て中国近畿産である。

以上8穣は採集されたが個体数も歩く幼虫も発見されず発生が確定しないもので今後研究を必要

とするものである・なおサナエトンボTrjgomphus melampusmelampus selysは採集され

た記録はあるが発生は殊に信じられない北系(北海道・本州北単に分布)である.またヨツボシ トンボLibellulaquadrimaculataLinne最初1952A.14宇8紫雲山坂口清一,ナニワトン

SympetrumgrocileOguma1938年各所で採集され相当分布するも他県に甚だ少い実しい珍し

い療で前者は北系で,西日本では限られた数児しかも局所に発生し,後者は日本特産の黒い赤ト ンボで近畿中心の数児に達するもので,ぜひ保護したい経である. 参 考 文 献 1956 甘木昆虫園鑑 石井 悌外 1958 日木産媒類分布表 白水 隆 1938 日東尾虫図説 江崎悌三外 1954 原色日本株類図鑑 横山光夫 1951 日本の牒類 新昆虫臨時増刊 江崎悌三外 195フ 世界の媒 中原和郎外 1940 香川県博物学会誌第三号 香川県産院類目録 坂口清一 1950 採集創刊 高松一高生物部 1954 香川県産昧類目録 高松博物館趣味の会 坂口清一 1956 香川県の昧類Vo14No.1 大手前学園生物部 1956∼1958 新昆虫日東のとんぼ(1∼20) 朝比奈正二郎 1952 自然科学と博物館19巻フー8号 四国のとんぼ類 奥村定一 1939 香川県博物会誌2号 香川県産とんぼ目録 坂口清一 195フ 香川県に於けるとんぼの分布 高級博物館趣味の会 坂口清一 原稿受付 Feb.15,1959

OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

参照

関連したドキュメント

大きな要因として働いていることが見えてくるように思われるので 1はじめに 大江健三郎とテクノロジー

これらの定義でも分かるように, Impairment に関しては解剖学的または生理学的な異常 としてほぼ続一されているが, disability と

名刺の裏面に、個人用携帯電話番号、会社ロゴなどの重要な情

つの表が報告されているが︑その表題を示すと次のとおりである︒ 森秀雄 ︵北海道大学 ・当時︶によって発表されている ︒そこでは ︑五

今回の調壺では、香川、岡山、広島において、東京ではあまり許容されない名詞に接続する低接

関西学院大学には、スポーツ系、文化系のさまざまな課

第三に﹁文学的ファシズム﹂についてである︒これはディー

かつ、第三国に所在する者 によりインボイスが発行 される場合には、産品が締 約国に輸入される際に発