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Academic year: 2021

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205 栄光学園 70 周年事業 校舎建設計画—1

採択事例

38

(平成 26 年度) 補助種別 木 造 化

A. プロジェクト全体の概要

●全国でも有数の進学校である栄光学園は平成 29 年に創立 70 周年を迎え、同時に現校舎が築後 50 年を経過し、防災性能の強化が急がれている。敷地の広さを活かしてより低層化すると共に木造の 良さを取り入れ、より人と環境に優しく情操教育にも貢献する建築を目指す。

B. 提案する木造化・木質化の取り組み内容の概要

●都心周縁部の防火地域指定のない環境を活かし、R C 造 3 階建ての既存校舎を、1 階を R C 造 + 木 +鉄骨のハイブリッド柱、2 階を木造を主とした 2 階建てに建て替える。耐震要素を兼ねた R C 耐 火構造部により 2,000㎡未満に区画し、連結することで大規模木造校舎を構成する。内装において も木質化を図り、1、2 階の教室ではともに木の温かみを活かした教育空間をつくる。

C. 提案のアピールポイント

●2 階建て木造 /R C 造のハイブリッド構造による工期短縮、安全性向上。 ●橋梁のゲルバー梁を木造に応用し、規格材で 9m 超スパンを達成。 ●将来の教室変更に対応し耐震壁を移設できるフレキシブルな構造。 これらを組み合せて汎用性のある学校建て替えのモデルケースを目指す。 中・高一貫校の創立 70 周年事業としての校舎建て替え計画。橋梁に用いられるゲルバー梁(連 続梁中間部の適当な位置にピン接合を配置して静定構造とした架構)を応用し、規格材での9 mスパンを実現する。継手により連結した規格材の両端を引張材により固定する柱梁架構で教 室を構成している。教室を分割する間仕切壁は、耐震壁でありながら教室機能の変化に対応で きるように移設可能な計画となっている。また、RC造のコアと床スラブにより、効果的に防火 上の区画を構成することで、大規模木造建築を可能としている。木造による学校校舎建て替え のプロトタイプとなることが期待される。 プロジェクト名 提案者(事業者) 設計者 施工者 建設地

栄光学園 70周年事業

校舎建設計画

学校法人栄光学園 株式会社日本設計 大成建設株式会社 神奈川県鎌倉市玉縄 4-1-1 提案の 概要 評価の ポイント 計画案の外観パース

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206 栄光学園 70 周年事業 校舎建設計画—2 プロジェクトの 全体概要 ●プロジェクト概要 ●全国有数の進学校である栄光学園中学高等学校の 創立 70 周年事業としての校舎建て替え計画である。 計画地は JR 大船駅の西側に位置し、北側は住宅街、 南側は山林に隣接する約 10 万㎡の校地を有する。 ●全9棟の既存校舎のうち、築 50 年が経過し耐震 補強が難しい本校舎の建て替えを本計画では予定し ている。都心周縁に位置し、防火地域指定のない敷 地条件を活かし、既存の R C 造 3 階建て校舎を、木 造と RC 造のハイブリッド構造による 2 階建て校舎 に建て替える。 ●学校校舎建て替えのモデルケースとして ●軽量・短工期で良好な教育環境を生み出す木造と、 耐震・遮音を負担する R C 造のメリットを組み合わ せ、今後多く起こる学校校舎建て替えのプロトタイ プとなるような校舎の実現を目指す。 ●木造の架構形式に関しては、学校の教室スパンを ふまえてゲルバー梁形式を採用するとともに、多様 な廊下形式に対しても柔軟に対応できる汎用性の高 い計画を目指す。 ●木造の教室ボリュームの両端に R C 造の水廻りや 倉庫を配置することで、耐火性能・耐震性能を確保 するとともに、適正な間隔で教室に付随すべき必要 な機能を付加することができる。 ●木造化プロジェクトの全体像 ●既存校舎の平面配置を踏襲し、エの字型配置としており、敷地の広さを活用して、階数を2階に抑 え、接地性の高い計画としている。棟構成は本校舎棟・西棟の2棟で構成されている。 ●各棟で若干システムは異なるが、基本構成を木造と RC 造のハイブリッド構造とし、ぬくもりを感 じる木造を取り入れながら耐震安全性に配慮した計画とした。トイレや倉庫などは R C 造の耐震要 素として集約するとともに、延床面積 2,000㎡以内で耐火構造棟として配置することで、防火性能を 満足させる別棟として扱う計画としている。 ●普通教室が並ぶ本校舎南側は片廊下型の平面構成、特別教室・職員部門が並ぶ本校舎北側は中廊下 型の平面構成となっている。両棟と既存の複合校舎棟は渡り廊下状の聖堂軸と呼ばれる空間で連結さ れており、それぞれのスパンに適した木造架構を採用している。 計画敷地図 木造校舎が生み出す良好な教育環境 架構の全体イメージ

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207

栄光学園 70 周年事業 校舎建設計画—3

N

NAME OF DRAWING SCALE SEET NO.

(様式5 添付1) 平面図3 1/800 6 北・南棟 複合校舎 複合校舎 D 便所( 男) 便所( 女) 司書室 一般図 書閲覧室 U スロープ ホール 階段2 バルコニー 職員室 (236) 普通教室 (82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) WC11(男) WC12(男) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) ラーニング スペース WC10 (男) 展望室 (32) WC6 (男) WC5 (女) 予備教室2 (66) 予備教室5(50) 普通教室 (82) (82) [社] 社会科 研究室 (58) 英語科 研究室 (58) 予備教室3 (82) 予備教室6 (98) [社] 面談室スペース1 6 (67→61) 自習室 (49) 教務部PC 職員印刷室 教員作業室 (82→ 66) 10 61 7. 8 多目的室 (82) 進路 指導部室 (33) WC13 (男) 国語科研究室 (58) 教員 スペース (66) 数学科 研究室 (58) 男性 ロッカー (54→62) 歴史研究 倉庫 (20) 生徒活動 倉庫 (20) 生徒 印刷室 (10) 愛の運動 委員会室 (16) 生徒会室 (13) 実行 委員会(16) 教務部 倉庫 (41→ 49) (123→115) (50) [英] 予備教室4 (132) 水飲 EPS 水飲 EPS 2FL±0 EPS 水飲 =TP+56.65 3FL±0 =TP+56.68 3FL-50 =TP+56.63 学園通信 倉庫 (13) 渡り廊下 (内部) WC4 (男) 2FL±0 =TP+56.65 倉庫 (11) 社会科倉庫 (11) 16 00 12 90 生徒指導 部室 (14→13) 校長 執務室 (25→33) 放送設備 倉庫 (13→9) EV1 倉庫 (10) 倉庫(9) 第一体育館 木造部分 南・北棟2階 (既存) (既存) (既存) 2階柱・梁は片流れ型ゲルバー梁 による木造部分 2階柱・梁ともに木とする 部分 2階柱・梁は切妻型ゲルバー梁 による木造部分 ※現時点での計画案であり 、今後の協議により変更する可能性があります。 複合校舎 二体育館 大講堂 49. 48 48. 71 53. 13 52. 96 53. 21 51. 58 51. 55 52. 97 53. 05 57. 99 58. 02 51. 53 51. 61 51. 67 49. 96 47. 05 53. 08 53. 27 53. 10 49. 05 49. 61 47. 18 47. 32 47. 19 47. 10 47. 04 47. 31 47. 02 47. 23 47. 07 47. 11 57. 69 57. 57 49. 89 57. 81 53. 09 53. 25 50. 28 49. 25 48. 69 48. 70 53. 12 53. 16 53. 14 53. 11 53. 15 53. 06 53. 93 53. 02 53. 10 53. 01 58. 02 58. 02 56. 46 53. 02 53. 03 53. 08 47. 23 47. 21 53. 17 53. 32 53. 22 53. 33 53. 06 53. 10 53. 14 53. 16 53. 12 53. 06 53. 04 52. 98 47. 14 47. 10 47. 10 47. 06 47. 52 57. 76 57. 82 57. 82 53. 07 53. 07 49. 31 56. 53 MH MH トラックフィールド 時計 48. 53 56. 411 44. 83 M 8.50 8. 45 0. 331.891.751.88 2.052.30 1. 711. 401. 521. 54 1. 46 1. 52 1. 47 1. 45 65 44. 408 65. 10 65. 66 21. 89 20.39 7. 82 5. 99 1. 76 1.64 15. 85 2. 74 2. 962. 55 2. 553. 233. 153. 77 7. 47 7. 23 5.7 5 4. 12 11. 24 19. 91 14. 58 10. 90 12. 09 10. 14 3. 013. 10 2. 352. 73 3.04 2.47 2.61 2. 212. 30 1. 74 1. 86 2. 04 ゴミ収集場所 EV 聖堂ロ ビー D U 階段1 便所( 男) 便所( 女) 吹抜 倉庫3 湯沸室 聖堂ホ ール 屋上テ ラス 普通教室 (82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) WC7(男) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) (男)WC8 WC9(男) 予備教室1(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) 普通教室(82) エントランス ホール WC2 (女) ▼ 47.32 ▼ 48.71 ▼ 49.13 ▼ 50.83 ▼ 53.03 ▼ 53.0 ▼ 47.07 ▼ 49.96 ▼ 53.10 ▼ 49.89 ▼ 49.61 ▼ 46.97 ▼ 47.04 ▼ 47.19 ▼ 53.17 ▼ 53.15 ▼ 51.69 ▼ 52.96 ▼ 53.0 化学実験室 (115) 理科研究室(58) 理科準備室 (74) 化学教室 [階段教室] (82) 設備置場 生物実験室 (124) 生物教室 [階段教室] (82) 物理実験 講義室 (99) 物理実験室 (132) 理科倉庫(49) 物理 研究部 (49) 238.6 26 9. 3 180 0 予備教室9 (74) 地学実験 講義室 (107) (受付) (待合) (展示) WC1 (男) 2200 2290 (擁壁実測ライン) 生物研究部 (41) 保健室(79) 倉庫2 設備置場 PC/CALL教室 (115) サーバ室 (18) EPS WC14 (男)WC15(女) 倫理科研究室 (33) 予備教室7 (82) 予備教室8 (66) 家庭科研究室 (25) 女性 ロッカー (33) 水飲 300 0 事務・総務・会計・法人エリア (236→248) EPS 水飲 EPS 設備置場 水飲 EPS 購買部 (57) 購買部 倉庫 (19) 1800 WC3 (男) 1FL±0 =TP+53.15 1FL±0 =TP+53.15 2FL±0 =TP+52.98 2FL±0 =TP+50.75 EV2 多目的 WC1 (9) 23 00 0 21 20 0 守衛室 14000 30 00 駐輪場 設備置場 設備置場 ゴミ収集場所 ゴミ収集場所 30 00 渡り廊下 (外部) 受電盤・ プルボックス 受水槽 キュービクル 囲碁 将棋 (20) 倉庫1 (20) カウンセ ラー室 (32) EV1 倉庫 (9) ゴミ収集場所 ゴミ収集場所 倉庫 (13) 南・北棟1階 西棟2階 第一体育館 木造部分 (既存) (既存) (既存) 北・南棟 2階柱・梁は片流れ型ゲルバー梁 による木造部分 1階木+鉄骨のハイブリッド柱 にて、鉛直力を負担する部分 1階木+鉄骨のハイブリッド柱 にて、鉛直力を負担する部分 西棟 1階木+鉄骨のハイブリッド柱 にて、鉛直力を負担する部分 N

NAME OF DRAWING SCALE SEET NO.

(様式5 添付1) 平面図2 1/800 5 ※現時点での計画案であり 、今後の協議により変更する可能性があります。 1階木+鉄骨のハイブリッド柱 にて、鉛直力を負担する部分 第二体育館 工作室 53. 1 51. 53 51. 61 51. 67 49. 96 47. 05 53. 08 53. 27 53. 10 49. 05 49. 61 47. 19 47. 11 47. 12 47. 01 47. 09 47. 10 47. 11 47. 31 47. 03 47. 04 47. 31 47. 02 47. 23 47. 07 47. 11 49. 89 53. 09 53. 25 49. 25 53. 11 53. 15 53. 06 53. 02 53. 10 53. 02 53. 03 53. 08 47. 23 47. 21 53. 17 53. 32 53. 22 53. 33 53. 06 53. 10 53. 14 53. 16 53. 12 53. 06 53. 04 52. 98 47. 14 47. 10 47. 10 47. 06 47. 52 47. 31 47. 32 47. 35 47. 41 53. 07 49. 31 47. 41 MH トラックフィールド テニスコートA 時計 40. 86 41. 34 43. 51 41. 84 44. 83 40. 592 39. 31 44. 04 47. 06 47. 11 倉庫 倉庫 47. 90 47. 67 M 5. 10 1.58 2.34 3. 05 3. 06 2. 76 3. 06 3. 16 3. 75 3. 803. 22 3. 12 3. 202. 20 4. 67 5. 32 2. 42 2.602. 74 2. 96 2. 55 2. 553. 233. 153. 77 7. 47 7. 23 5.7 5 4. 12 11. 24 19. 91 14. 58 10. 90 12. 09 10. 14 3. 013. 10 2. 352. 733.04 D ピロテ ィ U U U ステー ジ ドライ エリア ▼ 53.0 ▼ 47.07 ▼ 49.96 ▼ 53.10 ▼ 49.89 ▼ 49.61 ▼ 46.97 ▼ 47.04 ▼ 47.90 ▼ 47.19 ▼ 53.17 ▼ 53.15 ▼ 51.69 ▼ 47.17 第二体育館 第二体育館風除室 新体育館建替え想定範囲 技術教室 (199) WC13 (男) 850 0 238.6 26 9. 3 690 0 EPS 美術教室 (132) 美術準備 (27) 4100 美術部(25) 3000 設備置場 3890 470 0 700 0 技術準備室 (32) 1FL±0 =TP+47.25 EV2 ※落ち葉対策 今後検討 ※水飲場移設 ※渡り廊下屋根高さ 車両通行対応 南・北棟ピット 木造部分 第一体育館 (既存) (既存) 西棟 西棟1階

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(様式5 添付1) 平面図1 1/800 4 N ※現時点での計画案であり 、今後の協議により変更する可能性があります。 本校舎棟2階平面図 美術・技術棟2階+本校舎棟1階平面図 ●部室棟+美術・技術棟1階平面図 部室棟、美術・技術棟、本校舎棟断面図

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208 栄光学園 70 周年事業 校舎建設計画—4 木造化・木質化の 取り組み 内容

先端性・先進性

●ゲルバー梁の応用による規格材での9m 超スパンの達成。 ●規格材寸法に基くモジュール化による建設効率化とフレキシビリティの両立。 ●R C 耐火構造と木造の合理的バランスによる耐震性能と持続可能性の向上。

波及性・普及性

●規格材寸法の採用による調達加工の容易性。標準的な金物による構成。 ●木造・R C 造ハイブリッド構造による安全かつ短工期の建て替えの実現。 ●通常の小屋組を避けた構造で棟高を低く抑え、周辺環境への負荷を低減。 ●著名な進学校での積極的な木造化により、木造学校への社会的関心を喚起。

使用する木材、木質建材の特徴

●基本構造材はスギ材などの流通材寸法内とし、汎用性と経済性を追求する。 ●高ヤング率が求められる部分のみヒノキ、カラマツ等を用いる。 ●スギ、ヒノキ等の積極的な利用による国内森林資源の活用維持に貢献。 ●規格材を利用したロングスパン架構の実現 ゲルバー梁システムの木造建築への応用 ・橋梁に多用されるゲルバー梁を木造建築に応用する。継手により連結した規 格材の両端をタイロッドにより固定する柱梁架構を、1.8m スパン× 5 で 9m 角の教室を構成する。 ・既往の技術を統合することにより、一般的なトラス屋根に比べて経済的にロ ングスパン架構を実現することができる。また屋根勾配を抑えることができ るため、周辺への日照や通風の確保に貢献する。 ・梁中間継手部は複雑な仕様が要求される接合部とはせず、プレカットでも対 応可能な追掛大栓継手などとする。加工工場や施工者を限定することを防ぎ、 汎用性を確保する。 ・片廊下型の本校舎棟南側は片流れ型のゲルバー梁とする一方、中廊下型の本 校舎北側に対しては棟部分を半剛接とすることで切妻型のゲルバー梁として 対応する。 ・基本構造材は全国的に余剰なスギ材を、高ヤング率が求められる部分にはヒ ノキ、カラマツ等を用いる。スギ、ヒノキを積極的に利用することで、県産材、 国産材の利用を促進する。 規格材のメリットを引き出すモジュール化 ・規格材の寸法に基いて空間と構造要素をモジュール化することで、端材が少 ない効率的な木材利用が可能になる。また梁間寸法を構造用合板パネルの既 製サイズ ( 約 1.8m) に合わせることで、現場施工の省力化をはかる。 ・約1間の梁間寸法は建具寸法とも整合をとり易く、将来的な室用途や間仕切 り位置の変更に対しても、建具の移設等の対応がし易い計画となる。 ●木造・RC 造の併用による大規模校舎の実現 性能とコストのベストバランス ・柱、梁をあらわした暖かみある木造空間を創りながら、R C 造の耐火構造棟 により耐震性を高める。また、耐火要件上の別棟として分節し、必要な防火 性能を満足する計画とする。 ・2 階床を R C スラブとし、水平力を確実に R C 造の隔壁に伝達し層間の遮音 性を高める。2 階床荷重は木+鉄骨のハイブリッド柱で支持され、1 階の開 放性とフレキシビリティを確保する。バルコニー部分は延焼防止に役立つと ともに避難動線としても機能する。 ・上部を木造で軽量化した 2 階建て校舎は同等規模の R C 造 3 階建てと比較し て、より少ない耐震要素で同等の耐震性能を実現することができる。 建て替え計画への配慮 ・ 1 階の R C 造部分を構築中に 2 階部分の木造躯体部材を工場加工することで 早期の 2 階組み立てが可能である。工期を短縮し校内作業の安全性にも寄与 する。 ・仮囲いが低く抑えられ、近隣や建て替え中も継続利用する校舎への圧迫感も 軽減され、良好な環境を維持できる。 ゲルバー梁のバリエーション 2 切妻型ゲルバー梁(中廊下) 1 片流れ型ゲルバー梁(片廊下) 木造・RC 造の併用 普通教室 普通教室 特別教室 特別教室 職員室 相談室 ピン接合 半剛接

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209 栄光学園 70 周年事業 校舎建設計画—5 1.8m×5= 9 m 9.1m 拡大図 引張材 4.5m 5.2m 4.3m

NAME OF DRAWING SCALE SEET NO. T I T L E (様式5 添付1) 耐火別棟構成図 1/1400 8 N ※現時点での計画案であり 、今後の協議により変更する可能性があります。 ▼ 47.32 ▼ 48.71 ▼ 49.13 ▼ 50.83 ▼ 53.03 ▼ 53.0 ▼ 47.07 ▼ 49.96 ▼ 53.10 ▼ 46.97 ▼ 47.04 ▼ 47.90 ▼ 47.19 ▼ 53.17 ▼ 53.15 ▼ 51.69 ▼ 47.17 ▼ 52.96 T49 T50 汚 複合校舎 アロイジオ会館 第二体育館 工作室 大講堂 MH MH トラックフィールド テニスコートA 時計 65 80 70 65 60 55 イエズス会修道院 65 60 40 35 45 40 46.04 48.53 56.411 40.86 41.34 43.51 41.84 44.83 37.29 40.592 39.31 44.04 47.06 47.11 倉庫 倉庫 47.67 40.090 47.082 45.71 47.034 47.046 48.55 47.90 47.67 47.92 33.75 33.487 33.93 35.910 58.658 70.53 68.91 71.42 70.46 77.677 82.880 36.154 41.380 70 75 67.643 64.216 雨 雨 雨 M 水 倉庫 受水槽 汚 汚 18.55 8.23 17.80 8.50 8.45 0 .331 .89 1 .751.882.052.301.71 1.401.521.541.46 1.52 1.47 1.45 1.51 1.48 1.51 1.28 1.51 1.47 2.14 1.95 2.10 1.95 1.62 1.34 1.35 2.01 2.04 1.89 2.12 1.88 1.42 1.51 1.54 65.10 65 60 65 55 50 45 48.87 P P P 38.60 44.993 44.408 64.08 65.10 65.66 55 75 21.89 30.07 20.39 8.75 8.08 30.42 190 245 246 247 189 17.64 7.83 7.82 5.99 1.76 1.64 15.85 7.75 29.99 12.14 8.36 1.40 6.62 19.27 15.53 8.19 9.07 31.06 20.36 17.27 16.67 24.12 12.23 1.88 6 .15 4 .75 3 .51 3.05 2.88 2.32 2.25 2.77 3.35 5.62 3.96 5.10 1.58 2.34 3.05 3.06 2.76 3.06 3.16 3.75 3.803.22 3.12 3.20 2.204.67 5.322.422.602.742.962.552.553.233.15 3.77 7.47 7.23 5.75 4.12 11.24 19.91 14.58 10.90 12.09 10.14 3.01 3.102.35 2.73 3.04 2.47 2.61 2.212.30 1.74 1.86 2.04 1.98 1.90 3 .00 6.00 8.55 1.03 0.73 1.71 2.78 1.54 1.44 1.60 1.57 1.60 1.37 0.882.08 15.54 1.681.581.59 4.45 2.32 7.81 7.82 7.80 7.77 7.83 7.84 19.57 3.72 4.09 6.05 14.76 6.42 3.94 3.99 12.90 4.12 3.64 4.92 11.72 9 .84 6 .46 6 .66 13.02 3.05 2.26 10.96 4.70 13.39 25.19 8.99 9.97 4.80 3.60 9.70 24.46 7 .27 7.26 7.25 7.26 7 .27 7.27 7 .27 7.27 8.75 17.64 7.83 7.82 5.99 1.76 1.64 15.85 31.06 20.36 17.27 16.67 24.12 12.23 1.88 6 .15 4 .75 3 .51 3.05 2.88 2.32 2.25 2.77 3.35 5.62 3.96 5.10 1.58 2.34 3.05 3.06 2.76 3.06 3.16 3.75 3.803.22 3.12 3.20 2.204.67 5.322.422.602.742.962.552.553.233.15 3.77 7.47 7.23 5.75 4.12 11.24 19.91 14.58 10.90 12.09 10.14 3.01 3.10 2.35 2.73 3.04 2.47 2.61 2.212.30 1.74 1.86 2.04 1.98 1.90 3 .00 6.00 8.55 1.03 0.73 1.71 2.78 1.54 1.44 1.60 1.57 1.60 1.37 0.882.08 15.54 1.681.581.59 4.45 2.32 7.81 7.82 7.80 7.77 7.83 7.84 耐火構造棟 その他

NAME OF DRAWING SCALE SEET NO.

T I T L E (様式5 添付1) 耐火別棟構成図 1/1400 8 N ※現時点での計画案であり 、今後の協議により変更する可能性があります。 ▼ 47.32 ▼ 48.71 ▼ 49.13 ▼ 50.83 ▼ 53.03 ▼ 53.0 ▼ 47.07 ▼ 49.96 ▼ 53.10 ▼ 46.97 ▼ 47.04 ▼ 47.90 ▼ 47.19 ▼ 53.17 ▼ 53.15 ▼ 51.69 ▼ 47.17 ▼ 52.96 T49 T50 汚 複合校舎 アロイジオ会館 第二体育館 工作室 大講堂 MH MH トラックフィールド テニスコートA 時計 65 80 70 65 60 55 イエズス会修道院 65 60 40 35 45 40 46.04 48.53 56.411 40.86 41.34 43.51 41.84 44.83 37.29 40.592 39.31 44.04 47.06 47.11 倉庫 倉庫 47.67 40.090 47.082 45.71 47.034 47.046 48.55 47.90 47.67 47.92 33.75 33.487 33.93 35.910 58.658 70.53 68.91 71.42 70.46 77.677 82.880 36.154 41.380 70 75 67.643 64.216 雨 雨 雨 M 水 倉庫 受水槽 汚 汚 18.55 8. 23 17. 80 8. 50 8.4 5 0.331.8 9 1.7 5 1. 88 2.05 2.301.71 1.401.521.54 1.46 1.52 1.47 1.45 1.51 1.48 1.51 1.28 1.51 1.47 2.14 1.95 2.10 1.95 1.62 1.34 1.35 2.01 2.04 1.89 2.12 1.88 1.42 1.51 1.54 65.10 65 60 65 55 50 45 48.87 P P P 38.60 44.993 44.408 64.08 65.10 65.66 55 75 21.89 30.07 20 .39 8.75 8.08 30 .42 190 245 246 247 189 17.6 4 7.83 7.82 5.99 1.76 1.64 15.85 7.75 29.99 12.14 8.36 1.40 6.62 19.27 15.53 8.19 9.07 31.06 20.36 17 .27 16.67 24.12 12.23 1.88 6.1 5 4.7 5 3.51 3. 05 2. 88 2.32 2.25 2.77 3. 35 5.62 3.96 5.10 1.58 2.34 3.05 3.06 2.76 3.06 3.16 3.75 3.80 3.22 3.123.202.20 4.67 5.32 2.422.602.74 2.962.552.553.233.153.77 7.47 7.23 5.75 4.12 11.24 19.91 14.58 10.90 12.09 10.14 3.01 3.102.35 2.73 3.04 2.47 2. 61 2.21 2.30 1.74 1.86 2.04 1.98 1.90 3.0 0 6.00 8.55 1.03 0.73 1.71 2.78 1.54 1.44 1.60 1.57 1.601.37 0.882.08 15.54 1.681.581.59 4.45 2.32 7. 81 7.82 7. 80 7. 77 7.83 7. 84 19.57 3.72 4.09 6.05 14.76 6.42 3.94 3.99 12.90 4.12 3.64 4.92 11. 72 9.84 6.46 6.66 13.0 2 3.05 2.26 10.96 4.7 0 13.39 25.19 8.99 9.97 4.80 3.60 9.7 0 24.46 7.2 7 7.26 7.2 5 7.26 7.2 7 7.27 7.27 7.27 8.75 17.6 4 7.83 7.82 5.99 1.76 1.64 15.85 31.06 20.36 17 .27 16.67 24.12 12.23 1.88 6.1 5 4.7 5 3.51 3. 05 2. 88 2.32 2.25 2.77 3. 35 5.62 3.96 5.10 1.58 2.34 3.05 3.06 2.76 3.06 3.16 3.75 3.80 3.22 3.123.202.20 4.67 5.32 2.422.602.74 2.962.552.553.233.153.77 7.47 7.23 5.75 4.12 11.24 19.91 14.58 10.90 12.09 10.14 3.01 3.102.35 2.73 3.04 2.47 2. 61 2.21 2.30 1.74 1.86 2.04 1.98 1.90 3.0 0 6.00 8.55 1.03 0.73 1.71 2.78 1.54 1.44 1.60 1.57 1.601.37 0.882.08 15.54 1.681.581.59 4.45 2.32 7. 81 7.82 7. 80 7. 77 7.83 7. 84 耐火構造棟 その他 木造化プロジェクトの全体像 基本構成を木造と RC 造のハイブリッド構造とし、ぬく もりを感じる木造を取り入れながら耐震安全性に配慮し た計画とした。 規格材を利用したロングスパン架構の実現 橋梁に多用されるゲルバー梁を木造建築に応用する。継手によ り連結した規格材の両端をタイロッドにより固定する柱梁架構 を 1.82m スパン×5で 9.1m 角の教室を構成する。 木造・RC 造併用による大規模校舎の実現 柱、梁をあらわした暖かみある木造空間を創りながら、RC 造の耐火 構造棟により耐震性を高める。また、耐火要件上の別棟として分節し、 必要な防火性能を満足する計画とする。 教室用途の変更に応えるフレキシビリティ 少子化や教育環境に応じた教室機能の変化に対して、間仕切り壁の移 設が可能な計画とする。このフレキシビリティはこれまでの木造学校 建築になかった特色である。 耐火別棟構成図 追掛け大栓継手などを用いた梁中間継手部 既成サイズの構造用合板を 用いた耐震壁 間仕切り壁の移設が可能 木造教室 耐火構造棟 耐火構造棟

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210 栄光学園 70 周年事業 校舎建設計画—6 提案者(事業者・建築主)、設計者・施工者、建設地は扉頁 参照 建物名称:栄光学園 70 周年事業校舎 主要用途:学校 主要構造:■木造(■軸組構法 □枠組壁工法 □丸太組構 法 □その他) □鉄骨造 ■鉄筋コンクリート 造 □鉄骨鉄筋コンクリート造□その他 防火地域等の区分:□防火地域 □準防火地域 ■法 22 条 区域 ■その他の地域 耐火建築物等の要件:□耐火建築物 □準耐火建築物(60 分耐火) □準耐火建築物(45 分耐火)■その他 の建築物 敷地面積:105,852㎡ 建築面積:4,787㎡ 延べ面積:9,215㎡ 軒  高:8.45m 最高の高さ:9.20m 階  数:地上2階 事業期間:平成 26 年度~ 29 年度 補助対象事業費:2,877,200 千円 補助金額:451,600 千円      (うち平成 26 年度分 14,300 千円) 事業の実施体制 事業スケジュール プロジェクト データ 着工 竣工 平成28年 平成29年 平成27年 38. 栄光学園 26年 1 2 3 8 89101112 4 5 6 7 91011121 2 34 5 6 78 91011121 2 34 5 6 78 実施 設計 着工 基本 設計 Ⅰ期工事 竣工竣工竣工 Ⅱ期工事 解体 ●教室用途の変更に応えるフレキシビリティ ・少子化や教育環境に応じた教室機能の変化に対して、間仕切り壁の移設が可 能な計画とする。このフレキシビリティはこれまでの木造学校建築に無かっ た特色である。 ・現状は 45 人 × 4 クラスで 1 学年を構成するが、昨今公立校で推進される 35 人程度の少人数クラス化に対応し、5 教室に分割する (1.8m× 5 スパン→ 4 スパン ) などが想定される。 ・2階の間仕切りは耐震壁を兼ねているため、将来的な変更に円滑に対応でき るよう、設計時に耐震安全性、避難計画などについてあらかじめ検討する。 ・1 階は水平力を R C の隔壁に、鉛直力を木+鉄骨のハイブリッド柱に負担さ せる計画とし、木造の間仕切りが自由に移設できる計画とする。 ●木造校舎のモデルケースとして ・全国有数の進学校での木造による校舎建て替えとして教育界を通じて社会の 注目度は高い。高度成長期に建てられた学校が全国的に数多く耐震性能面で 不安を抱える中、校舎建て替えのモデルとなることが期待される。 ・定期的に催される学園祭、体育祭、学校説明会、花見の会や豊富な体育施設 を利用したスポーツイベント等で地域社会や他校の教員、生徒に開放される ことが多く、認知度は高い。 ・校門近くに新たに設けるエントランスは木造の温かみのあるフレームで構成 し、前面道路からも望める顔となる空間をつくり出す。 建設事業者 設計者 施工者 (提案者) 学校法人 栄光学園 (未 定) 基本設計者 株式会社 日本設計 (提案 作業協力者) 木構造専門業者 (未 定) 実施設計者 日本設計・大成建設 設計共同事業体 監理者 株式会社 日本設計 監理 設計監理契約 工事契約 実施設計契約 間仕切り変更の想定パターン 開かれたアプローチパターン

大成建設株式会社 平面 A:現状の1学年4クラスに対応する場合 平面 B:将来の1学年5クラスに対応する場合 平面 C:特別教室(大教室)+準備室に対応する場合

参照

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