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Microsoft Office Word2010セミナーテキスト 基礎編

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Microsoft Word 2010

応用

セミナーテキスト 講習の手引き

この手引きは、『Microsoft Word 2010 応用 セミナーテキスト』(以下、本書)を使ってセミナーを実施さ れる講師の方に、ご参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、所要時間、本文内容の 補足)をまとめたものです。 より良いセミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。 日経 BP 社

セミナー実施時の注意

以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ●本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明する と受講者が混乱するため)。 ●受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ●英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。

●Office Professional Plus 2010 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ●プリンターをセットアップした状態。 ●講習時に使用する実習データの準備。日経BP 社の Web サイトから実習用データをダウンロードした場 合の注意点は、本文の注意点と参考情報「p.4 重要 ファイルを開く際の表示」を参照してください。

本書の流れ

本書は、『Microsoft Word 2010 基礎 セミナーテキスト』で学び、さらに効率的に文書を作成できるスキ ルを身に付けたい方を対象にしています。 本書は、スタイルやセクション、図形・図解やグラフ、長文作成やグループ作業などの内容を盛り込んで います。 基礎編同様にビジネスドキュメントを作成・活用する流れに沿って学習項目を構成しています。 実務での活用イメージをつかむことができると、受講者の学習意欲も上がり、より積極的に受講していた だけることでしょう。受講者に合わせた効果的な例示や質問を積極的に実施しながら進行してください。 ・ 文書作成・編集 第1 章 書式設定 第2 章 図解とグラフの利用 第3 章 データの活用 第4 章 長文作成機能 ・ 校閲・確認 第5 章 グループ作業で役立つ機能 ・ 配布・提出 第6 章 文書の配布 なお、章ごとに完成データが用意されています。講習時間や受講者のレベルによって、適宜利用してくだ さい。

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セミナーの所要時間

このセミナーテキストの標準セミナー時間は約12時間です(総合問題は含みません)。 セミナー時間により、各章の目安の必要時間を基に、自由に実習項目を選択しましょう。 各章、各節の時間は、「はじめに」に記載されている対象者で行った場合の目安です。 第 1 章 書式設定 120分 第 2 章 図解とグラフの利用 90 分 第 3 章 データの活用 120 分 第 4 章 長文作成機能 150 分 第 5 章 グループ作業で役立つ機能 120分 第 6 章 文書の配布 120 分 この章の確認 各章の最後に、その章で学習した内容を確認するために「この章の確認」を用意しています。章のまとめやスキルチェック などに利用してください。 第1 章:p.31 第4 章:p.140 第2 章:p.61 第5 章:p.163 第3 章:p.95 第6 章:p.186 復習問題 各章の最後に、その章の理解度を確認するために「復習問題」を用意しています。復習問題の順番は本文の操作の順番と対 応していますので、復習問題を難しく感じる場合は、章のはじめから本文を参照しながら取り組むとスムーズに操作できる でしょう。 第1 章:p.31 第4 章:p.140 第2 章:p.61 第5 章:p.163 第3 章:p.96 第6 章:p.187

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本文の注意点と参考情報

本文の章立てに沿って、主な注意点、参考情報をまとめました。セミナーを組み立てる詳細プラン作成時やセミナー実施時 に受講者スキルに合わせてご活用ください。 第1 章 書式設定 p.2 1.1 文字書式と段落書式 書式の設定は、初心者でも多くは "なんとなく" 直観的に操作できます。しかし書式を適用するための選択意識(文字か段 落か)が曖昧な場合は、書式の単位をしっかり認識していないことがトラブルの原因になることもあります。文字・行・段 落をしっかり意識するために、応用編では文字書式と段落書式について冒頭で取り上げています。 導入例としては、受講者の既知の書式を列挙してもらいながら分類し、文字書式と段落書式を区別していってもよいでしょ う。 適切な例示が思いつかない場合は、以下の例を参考にするなどして受講者に疑問を投げかけ、段落に対して意識づけしても よいでしょう。 ■疑問提示の例■ ・文書に文字を入力して、大きい図を挿入すると・・・。 疑問提示のポイント:なぜ、文字が広がってしまうのか? 「段落の範囲」、Word の段落書式「両端揃え」の効果を確認する。 文末でEnter キーを押して段落を区切ると、問題が解決する。 文字や段落の書式と設定のポイントについて学ぶことを伝える。 p.4 1.1.1 文字書式と段落書式 [フォント]ダイアログボックスと[段落]ダイアログボックスを使用して、複数の書式を一度に設定できることを学びま す。 ・ リボンの個々のボタンで設定するより、ダイアログボックスを使用するほうが効率的であること ・ 文字書式設定と段落書式設定が別のダイアログボックスであること を順に意識してもらい、後の学習項目「スタイル」の利便性への布石とします。 P.6 の!重要では、同じボタンでも選択内容によって動作が異なることを挙げています。選択の重要性を再度確認しましょ う。 p.7 1.2 スタイルの登録と利用 いきなり枠内の説明を行うのは避けましょう。 「スタイル」という言葉は一般的ですが、Word の機能とすぐにイメージが結びつくとは限らないので、身近な例からイメー ジしてもらうようにすると効果的です。 導入例として、一般的な「スタイル」の意味合い(身長・足の長さ・ウェストサイズなどの総合的な見栄え)から、Word の複数書式の組み合わせの概念に発展させれば、受講者にとって身近な事例と関連付けることができます。 P.7 の枠内の説明も理解が進み、各操作も、導入の効果で興味深く学ぶことができるでしょう。

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P.15 1.3 組み込みスタイルの利用 用語「アウトライン」は4.2 で学びます。簡単に閲覧させてもよいですが、ここでは「章」「節」「項」などの「見出し」の レベルの違いというイメージを理解していただければ十分です。 複数箇所を選択して一度に見出しスタイルを設定することもできますが、F4 キーを押すと、直前に行った操作を繰り返すこ とができます。F4 キーの機能を知らない受講者がいる場合は、補足しましょう。 P.18 1.3.2 組み込みスタイルの編集 組み込みの見出しスタイルの書式を編集してオリジナルの見出しスタイルを作成しましょう。 ここでは、実際の文書作成の流れをイメージして、スタイルの編集を行う流れになっています。 見出しの段落を書式設定するには、見出しスタイルを基に編集することを紹介します。 実務で文書を作成するとき、標準スタイルを基にフォントサイズを大きくしたり太字にしたりしても見出しスタイルにはな りませんので、テキストの設定手順を参考にするよう案内してください。 見出しの書式を変更したら、画面をスクロールして、この時点では "見出し 1" が設定されている他の箇所に変更がないこと を確認しましょう。確認後、スタイルに反映させます。個々の書式をすべて変更する手間を想像して、スタイルの利点を意 識してもらいましょう。 なお、ここでは1 ページ 7 行目を選択して書式を設定していますが、"見出し 1" が設定されている段落ならどこでもかまい ません。 p.20 1.4 セクション 「1ページだけページの向きを横にしたい」「段組みにしたい」などは、実務ではよくあります。これらを解決するために、 「セクション」に着目してもらうように進行しましょう。 セクション番号をステータスバーに表示する操作はp.22 の 1-4-1 にあります。 テキストの図だけでは具体的にイメージしにくいので、完成例を表示してもらい、セクション区切りやページ区切りについ ての理解を促しましょう。 セクションごとに設定できる書式にはどのようなものがあるのかを、[ページ設定]ダイアログボックスを表示して確認して もらうのもよいでしょう。 p.26 1.4.3 ページ区切りとセクション区切り 「ページ区切り」と「改ページ」というコマンド名は、意味(機能)は同じです。受講者が混乱する可能性があれば、補足 してください。 p.27 操作 セクション区切りを挿入する セクション区切りを挿入する目的意識を持っていただけるように工夫してください。 ここでは、"健保センター指定医療機関" の表が A4 用紙の縦置きでは見にくいので、用紙の向きを横置きに変更したいとい う意図があります。 受講者へ理解の定着を促すためにも、「セクション区切りを挿入する→次のページの向きを横にする」ではなく、「用紙の向 きを横にしたいページがある→前後にセクション区切りを挿入する→ページの向きを横にする」という明確な動機づけを意 識してください。 本書の実習用データにはその後のページが存在しませんが、前後にセクション区切りを挿入する意識が出るように進行して ください。

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第2 章 図解とグラフの利用 p.36 2.1 図形の編集 本書では挿入済みの図形を編集する作業が中心ですが、時間に余裕があるときは、新しく図形を挿入してもよいでしょう。 また、マウス操作と下記のキーを組み合わせることで、制限付きの操作が可能です。 【図形描画・サイズ変更時】 Ctrl キー:図形を中心から描画 Shift キー:正方形、正円、水平垂直 15°単位の直線・縦横比の維持 【移動時】 Ctrl キー:図形のコピー Shift キー:水平垂直方向への移動 P.38 ヒント コンテキストツール コンテキストツールは、リボンと共にOffice 2007 から採用された新しいユーザーインターフェイスの 1 つです。 編集対象を選択するとタブが自動的に表示されるので、コマンドを探す煩わしさがありません。 p.44 2.2 SmartArt を利用した図解の作成

Office 2007 の新機能 SmartArt が、Office 2010 ではさらに充実しました。レイアウトの種類が増えたのに加え、内部図形 の移動や編集が簡単になりました。サイズ変更のとき左右上下対称に拡大縮小される点や、内部図形の重なり順序を変更で きない点などを考慮すれば、自由度の高いレイアウトが可能です。時間に余裕があれば、SmartArt を自由に描画・編集す るとよいでしょう。そのときには、P.51 ヒント「SmartArt グラフィックを既定の設定に戻すには」を紹介しましょう。 p.47 2.2.2 SmartArt のレイアウト編集 テキストウィンドウでEnter キーを押すと図形が追加できること、Shift+Enter キーを押すと図形内で改行できること(直 接、図形内に入力する場合も同じ)を補足しましょう。 P.48 操作 SmartArt の構成を変更する Step 5 キーボード操作に慣れている受講者の場合は、テキストウィンドウ内で箇条書きのレベルを変更するTab キー、Shift+Tab キーを紹介しましょう。 p.51 ヒント SmartArt の移動とサイズ変更 このヒントは、SmartArt 全体の移動とサイズ変更についてのものです。 SmartArt 全体の選択・移動・サイズ変更と、内部図形の選択・移動・サイズ変更について、受講者が混乱することがない ように、選択対象は明確に紹介しましょう。 p.52 2.3 グラフの作成 受講者のExcel を使用したグラフ経験の有無で、導入のトークを変えるように心がけましょう。 経験がない場合は、受講者の身近で目にするグラフの存在・効果・意義についてやり取りしながら理解を深めます。 経験がある場合は、Word で扱うグラフも Excel 同様であるということを付け加えましょう。 p.55 2.2.1 グラフの作成 Step3 ワークシートに入力したデータと青い枠線の関係について理解する時間をとりましょう。 データが入力されていても青い枠線の中にないとグラフとして表示されません。 p.56 2.3.2 グラフの編集 グラフの編集を始める前に、[デザイン]、[レイアウト]、[書式]の3つのタブについて確認してください。 グラフを編集しようとするとき、編集内容に合ったタブを選べるように、簡単に紹介しましょう。 [レイアウト]タブと[書式]タブには、どちらにも[現在の選択範囲]グループがあります。グループ内のボタンは同じ です。

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第3 章 データの活用 p.66 3.1 クイックパーツの活用 クイックパーツとは、文書パーツのうち、クイックパーツギャラリーに表示されるものをいいます。 [クイックパーツ]ボタンでは、文書のプロパティに登録されている作成者、タイトル、コメントなどの情報を挿入するこ ともできます。 クイックパーツには使用頻度の高い情報を登録して使用しますが、未完成の情報の一部を登録して再利用することも含めて 考えると、利用用途が広がります。 たとえば、表示サイズを統一して多くの写真を挿入したいときは、以下のような方法で効率よく作業を進めることができま す。また、SmartArt グラフィックスについても、あらかじめ使用頻度が高い図解を適切なサイズやスタイルに設定してク イックパーツに登録しておけば、図解挿入の作業効率を上げることができます。 受講者の業務内容や興味関心に合わせて、クイックパーツの活用を身近にイメージしやすいトークや事例紹介で進行すると よいでしょう。 【表示サイズを統一して写真を挿入する】 ・クイックパーツを登録する ① 必要なサイズで画像をクイックパーツに登録しておく。 ・クイックパーツを挿入・活用する ② 登録したクイックパーツを挿入する。 ③ 図の上でマウスを右クリックして[図の変更]を選択する。 ④ 画像を選択する。 ⑤ 表示サイズが統一された画像が挿入できたことを確認する。 p.66 操作 クイックパーツを登録する Step 1 クイックパーツを1度登録した後は、何度も文書に挿入して使います。 登録より挿入の頻度が高いので、[クイックパーツ]ボタンは[挿入]タブに配置されています。 「登録するのに、なぜボタンが[挿入]タブにあるのか?」と違和感を持つ受講者がいたら、理解を助けましょう。 p.67 操作 クイックパーツを登録する Step 2 [新しい文書パーツの作成]ダイアログボックスでギャラリーの▼をクリックすると、Word で表示されるさまざまなギャ ラリーを確認できます。ここで「クイックパーツ」を選択したパーツが、クイックパーツギャラリーに表示されます。 ・名前 登録するクイックパーツの名前を入力します。 ・ギャラリー 表示するギャラリーを選択します。 ・分類 ギャラリーで表示される分類を選択します。[新しい分類の作成]で分類を自由に作成できます。 ・説明 ギャラリーでパーツをポイントしたときにポップヒントとして表示されます。 ・保存先 保存テンプレートを選択します(特定の文書でのみ使用したいパーツは、あらかじめ作成した特定の文 書のテンプレートに保存します)。 ・オプション [内容のみ挿入] クイックパーツがカーソル位置に挿入されます。 [内容を段落のまま挿入] クイックパーツが独立した段落として挿入されます。 段落書式を含めて登録したいときは、選択範囲に段落記号も含めます。 [内容をページのまま挿入] クイックパーツが独立したページとして挿入されます。

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p.68 操作 クイックパーツを活用する ここで登録・挿入している図形は、メールアドレス・お客様ID・初期パスワードで、いずれも次項 3.2 で差し込み印刷の対 象となっており、書式を統一しています。 同じ書式の図形を同ページ内で利用する場合で最も手軽なのはコピー・貼り付け(Step 5)ですが、挿入頻度が高く、使用 回数が多い場合はクイックパーツが便利です。 P.69 操作 クイックパーツを活用する Step 5 次項3.2 に進む前に Word を終了する場合には、以下のダイアログボックスが表示されます。テンプレートを更新して登録 したクイックパーツを保存するかどうかを選択します。 ・保存 テンプレートが更新され、次回Word を起動したときも、 登録したクイックパーツを文書に挿入できます。 ・保存しない テンプレートは更新されず、登録したクイックパーツは 保持されません。 講習用のパソコンに登録したクイックパーツ情報を残したくない場合は[保存しない]を選択します。 P.70 3.2 差し込み印刷 受講者に合わせて差し込み印刷の活用シーンをイメージしたトークを行いましょう。 1つのデータファイルを複数の文書で再利用できることにも気づいてもらうようにします。 本書では、1 つの顧客データファイルから 2 つの文書(宛名ラベル・定型書簡)の目的に応じて項目を選択しています。 共通で使用する項目も片方の文書のみで使用する項目もあります。 実務ではもっと多くの項目が保存されていることをイメージできるようにしてください。講習の準備段階で項目を増やすな どの加工をしてから、受講者に配布してもよいでしょう。 ※ 本書では宛名ラベルと定型書簡を作成します。はがきの表面・裏面の作成については『Microsoft Word 2010 基礎 セミ ナーテキスト』をご覧ください。 P.71 3.2.1 定型書簡への差し込み印刷 差し込み印刷の流れとリボンの説明を行うときは、ボタンの配置が作業手順に沿って左から右の流れになっていることを補 足しましょう。 具体的な操作に入る前に、必ずExcel ファイル "顧客データ" を開いて項目を確認しましょう。 P.72 操作 メイン文書を指定する 差し込み印刷は、まずメイン文書を開き、差し込むデータファイルや項目を指定する順で作業します。 現在開いている文書 "お知らせ" をメイン文書として、差し込み印刷を開始します。 P.72 操作 データファイルを指定する データファイルを指定する前に、文書 "お知らせ" のどこに何を挿入するかを確認しておきましょう。 P.73 ヒント 差込データの並べ替えと抽出 講習時間に余裕のある場合には、[アドレス帳の編集]ボタンをクリックして、宛先の並べ替えや抽出をしてみましょう。 P.74 操作 差し込みフィールドを挿入する 誤操作などにより挿入した差し込みフィールドを削除する場合には、クリックして灰色の背景に変わる内容をすべて削除す ることを補足してください。

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P.76 ヒント 差し込みフィールドの文字列の書式 数値データや金額データを差し込むとき、データファイルで書式を設定してもメイン文書には反映されません。 ヒントの内容は本書の範囲を超えるものですが、実務では出現頻度が高いので掲載しています。 必ずしも紹介する必要はありませんが、自由に項目を作成して差し込み印刷の実習を行ったときに、受講者から質問があっ た場合の対応にお役立てください。 本書ではフィールドコードの表示と非表示の切り替えにShift+F9 キーを使用していますが、以下の方法でも編集可能です。 ① 差し込みフィールドを右クリックして[フィールドの編集]をクリックします。(図1) ② [フィールド]ダイアログボックスで左下の[フィールドコード]をクリックします。(図2) ③ フィールドコードが表示されたら、日本語入力をオフにした状態で指定スイッチを入力します。(図3) ④ [OK]をクリックして、差し込みフィールドが 3 桁区切りのコンマ表示されたことを確認します。 【差し込みフィールドを数値として取り込んで書式設定】 p.77 操作 差し込み印刷を実行する 本書では、プリンターに直接差し込んで印刷実行する内容を掲載しています。 「ヒント 新規ファイルへの出力」の手順で新規のファイルに出力することもできます。 たとえば、宛先によって文書を再編集したいときや、差し込み印刷結果をファイルとして保存したいときなどに便利です。 P.78 3.2.2 宛名ラベルの作成 講習では、市販されている宛名ラベルの実物見本を何種類か用意すると、受講者が作業をイメージしやすくなります。特に、 製造元や製品番号が記載されている箇所を実際に確認しましょう。 図2 図1 図3

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P.79 操作 ラベル用紙の種類を指定する Step 3 [製造番号]ボックスに該当する商品がない場合は、手元の用紙ガイドでサイズを確認し、[新しいラベル]をクリックして 新しくラベルを作成することを紹介します。具体的に[新しいラベル]ダイアログボックスを提示するとよいでしょう。 類似した配置・サイズの製造番号のラベルを選んでから[新しいラベル]をクリックすると、最小限の編集で済みます。 P.80 操作 データファイルを指定する Step 4 2 枚目以降のラベルに "≪Next Record≫" と表示されたことだけでなく、今後のラベル編集の進め方について、以下の点を 説明しましょう。 ・ラベル編集はすべてのラベルに行う必要はなく、左上の1枚目のラベルだけで編集を行えばよい。 ・1 枚目のラベルを編集した後に、他のラベルに反映させる。 ・編集と反映は何度でも行える。 P.82 操作 宛名ラベルを完成させる Step 5 3.2.1 定型書簡への差し込み印刷 のように、[次のレコード]や[前のレコード]ボタンをクリックして差し込まれるデータ を確認すると、左上のラベルを基準にして1 件ずつデータがずれて表示されます。実際に印刷されるイメージと異なり、受 講者が混乱しやすいポイントなので、必ず補足しましょう。 ラベルの欠損や汚れなどのために特定の位置を避けて印刷するには、避けたい位置に記載されている情報を削除します(印 刷が複数ページある場合は、すべてのページの同じ位置が印刷されないので注意しましょう)。 ≪Next Record≫は次のレコードに移動する制御記号です。左上のラベルの情報を削除した場合は、1 件目のデータが印刷さ れる前に次のレコードに移動してしまいます。次のラベル(右上のラベル)の≪Next Record≫記号も削除しましょう。 ラベル印刷のイメージを確認するためには、[完了と差し込み]ボタンの[個々のドキュメントの編集]をクリックして新規 文書に出力します。後でラベル用紙に印刷することもできます。 P.83 操作 宛名ラベルを完成させる Step7 [プリンターに差し込み]ダイアログボックスで "現在のレコード" や "最初のレコード" と "最後のレコード" を指定する と、"現在のレコード" や "最初のレコード" に指定したレコードがラベルの左上に印刷され、以降のデータが続きます。 P.83 操作 宛名ラベルを完成させる Step8 本書の画面ではプリンターに "OneNote 2010 に送る" が選択されていますが、講習の環境に応じてプリンターを選択して ください。 OneNote 2010 がインストールされている場合、プリンターの代わりに OneNote に印刷イメージを送ることができます。実 行するとタスクバーのOneNote アイコンが点滅し、クリックして挿入先(セクションや落書きノートなど)を選択すれば、 OneNote のページに印刷イメージが挿入されます。 P.83 操作 宛名ラベルを完成させる Step 10 3.1 から連続して講習を行い、文書を保存して閉じるときに Word も終了する場合には、以下のメッセージが表示されます。 3.1 で行ったクイックパーツの登録について、テンプレートを更新してパーツを保存するかどうかを確認する内容です。 ・保存 テンプレートが更新され、次回Word を起動したときも 登録したクイックパーツを文書に挿入できます。 ・保存しない テンプレートは更新されず、登録したクイックパーツは 保持されません。 講習用PC に登録したクイックパーツ情報を残したくない場合は「保存しない」を選択します。 P.84 3.3 他のアプリケーションとの連携 Office を活用して業務効率を上げるとき、第 3 章のテーマ「データ活用」はとても重要です。 3.3 では、Excel や PowerPoint などの他のアプリケーションで作成したデータの有効活用について学びます。 既存のデータを活用するための方法はさまざまです。それぞれの特徴と効果について正しい理解を促しましょう。

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P.85 ■他のアプリケーションで作成したデータを挿入する方法 既存のデータを挿入する場合、操作の違いではなく機能の違いとして受講者が認識できるような工夫をしましょう。 それぞれの方法のメリット・デメリットを受講者から引き出しながら深めます。 操作は簡単ですが、大変重要なポイントを含んでいます。決して操作だけにならないようにしましょう。 P.86 3.3.1 埋め込みオブジェクトとして挿入 挿入されたデータはWord 文書の一部として保存され、作成元ファイルとの関連はなくなります。 作成元ファイルと関連がなくなることのメリット・デメリットを考えてもらうと、理解が深まります。 時間がある場合は、図として挿入してみるのもよいでしょう。図として挿入すると、どんな場合に効果的かを考えてもらう と効果的です。 P.90 3.3.2 リンク貼り付け 文書にはリンク元のファイルの名前と保存場所の情報が保存されます。 「埋め込みオブジェクトとして挿入」や「図として挿入」の場合と比較して、リンク情報のみ保存した場合のメリット・デ メリットを考えてもらうとよいでしょう。 第4 章 長文作成機能 p.103 4.1.1 テーマの設定 配色・フォント・効果の組み合わせに名前を付けて定義したものが「テーマ」です。 同じ文書でもテーマを変えるだけで印象が変わり、TPO にあわせて瞬時に切り替えることが可能です。 また、テーマはOffice アプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlook のメール)で共通です。 具体的にどのようなメリットがあるかを例示して、理解を促しましょう。 P.105 ヒント テーマの要素を変更するには テーマの色、テーマのフォント、テーマの効果のそれぞれのギャラリーに表示されるパターンにはテーマ名と同じ名前が付 いていることを補足しましょう。テーマを選択すると、色・フォント・効果すべてがテーマ名のパターンに統一されます。 組み合わせは自由に変更することができます。 たとえば、長文作成時などでは、全体にテーマを統一して章ごとに配色を変えるなどの工夫をすれば、メリハリがあって全 体的に統一感がある文書を簡単に作成できます。 講習時間に余裕があれば、リボンのさまざまなタブに配置されている[塗りつぶし]や[文字の色]、[スタイル]などの色 が配色のテーマに依存していることを確認しましょう。「テーマの色」に対して「標準の色」はテーマに依存しないことも確 認しましょう。 P.105 ヒント 変更したテーマを保存するには 講習時間に余裕があれば、要素を変更したテーマに名前を付けて保存してみましょう。 保存したテーマは「ユーザー定義のテーマ」としてテーマギャラリーに表示され、組み込みのテーマと同様に利用できます。 P.107 操作 組み込みの表紙を挿入する Step 1 表紙は文書の先頭ページに挿入されるので、カーソル位置は意識する必要がないことを補足しましょう。 組み込みの表紙ギャラリーに表示されている表紙の配色・フォントも、前項で学んだように選択した "テーマ" に依存して いることを確認します。 画像を使用しているデザインの表紙は、画像を変更するだけで文書の第一印象が変わります。内容に適した画像に変更して みるのもよいでしょう。画像を変更する際の注意点は以下の通りです。 ・エキストラ、パースペクティブ、モーション ··· 図として挿入されているので右クリックして[図の変更] ・エクスポージャ ··· 図形を図で塗りつぶしているので[書式]タブの[図形の塗りつぶし]で[図]を選択 同様に、各表紙で使用されている図形の塗りつぶしの色や形状を変更すれば、オリジナルの表紙を作成できます。時間に余 裕があったら行ってもよいでしょう。

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P.108 操作 組み込みの表紙を挿入する Step 3 [文書タイトルを入力]コンテンツコントロールを2 回クリックするのは、コンテンツコントロールの中にカーソルをしっ かり表示させることが目的です。コンテンツコントロール全体を選択する受講者がいないようにご留意ください。 P.109 操作 組み込みの表紙を挿入する Step 9 コンテンツコントロールに入力した情報が文書のプロパティにも反映されていることを確認しましょう。"P.106 プロパ ティとの連動" を参照して、プロパティを表示し、受講者と一緒に確認してください。 P.110 4.1.3 ヘッダー/フッターの設定 ヘッダー/フッターに表示するのに適切な情報とは何かを、受講者と共に列挙してみましょう。ヘッダー/フッターを設定する 利点を考えてもらうとよいでしょう。 P.112 操作 ヘッダーを設定する Step 1 先頭の表紙のページにはヘッダーを設定しないので、必ず2 ページ目内にカーソルを移動することを強調しましょう。 P.112 操作 ヘッダーを設定する Step2 ヘッダー/フッター領域の編集中は、本文領域が淡色で表示され、編集ができなくなります。クリックしてもカーソルが移動 しないことを確認しましょう。 [ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブの[挿入]グループのボタンを使って、ヘッダー/フッター領域に日付と時 刻、クイックパーツ、図、クリップアートなどを挿入できることを補足しましょう。 P.113 ヒント 先頭ページや奇数/偶数ページを別指定するには 時間に余裕があって、文書を両面印刷する機会のある受講者が参加しているときは、奇数/偶数ページのヘッダー/フッターを 別途指定する方法を紹介してもよいでしょう。 [ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブの[オプション]グループにある[奇数/偶数ページ別指定]チェックボッ クスをオンにすると、各ページのヘッダーが "奇数ページのヘッダー"、"偶数ページのフッター" と表示されます。 [デザイン]タブの[ヘッダーとフッター]グループにある[ヘッダー]をクリックして表示されるヘッダーギャラリーか ら、奇数ページのヘッダーには奇数ページ用のデザイン、偶数ページのヘッダーには偶数ページ用のデザインを選んで挿入 します。このとき、表紙と同じ名前のヘッダーを選ぶとデザインを統一できます。 フッターの設定も同様です。 P.115 ヒント ヘッダー/フッターの位置 本文とヘッダー/フッターが近すぎたり重なったりして見づらいときには、ヘッダー/フッターの位置を調整しましょう。 [ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブの[上からのヘッダー位置]や[下からのフッター位置]で数値を調整す ると、実際に確認しながら位置の調整ができます。 P.116 4.1.4 ハイパーリンクの設定 ハイパーリンクを設定しておくと、ファイルや文書内の特定の位置をすぐに表示することができて便利です。 完成例を使って実際にハイパーリンクを実演して、便利さを確認してもらいましょう。 できれば4種類のリンク先の違いをデモなどで実演すると効果的です。 本書では[ファイル、Web ページ]を利用して Excel ファイルを表示するハイパーリンクを挿入することを確認します。 時間に余裕のある場合は、[このドキュメント内]で任意の見出しにジャンプさせたり、[ヒント設定]を利用したりしてみ ましょう。 P.117 操作 ハイパーリンクを設定する Step1 "5 ページ 7 行目" のページは、ステータスバーに表示されるページ番号で確認することを補足してください。 ページフッターに表示されるページ番号は、表紙を除いた数字です。

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P.118 操作 ハイパーリンクを設定する Step5 ハイパーリンクを設定後、未参照のリンクは下線付きの青、参照履歴のあるリンクの色は下線付きの紫で表示されることを 確認しましょう。 P.119 4.1.5 脚注の挿入 「脚注」と「文末脚注」についてはP.119 の枠内の説明のとおりですが、どのように使い分けたらよいかについて簡単に紹 介するとよいでしょう。明確な基準はありませんが、ページ内の本文と脚注の文量バランスを目安に、脚注の行数が多い場 合は文末脚注にしたほうが読みやすいでしょう。 P.121 操作 脚注記号を変更する Step2 「脚注と文末脚注」ダイアログボックスについて ・[変換] ··· 脚注を文末脚注に変換するときにクリックします。 ・[開始番号] ··· 脚注記号の最初の番号を指定できます。 ・[番号の付け方] ··· "連続" した通番か "セクションごとに振り直し" か "ページごとに振り直し" が選べます。 ・[変更の対象] ··· ダイアログボックスで指定した変更の対象を指定できます。 P.122 4.1.6 索引の利用 マニュアルや長文の仕様書などでは、文書の末尾に索引があると便利ですが、手作業で索引を作るのは面倒な作業です。 索引を自動作成するには準備と作成の2 つの手順があることを紹介しましょう。 P.123 操作 索引項目を登録する Step2 索引項目に親子関係を登録したい場合は、[登録(メイン)]に親(上位)項目を、[登録(サブ)]に子(下位)項目を入力 して登録すると、親子関係が索引に反映されます。 P.124 操作 索引項目を登録する Step3 索引項目の登録を解除するには、索引項目の直後にある "{ XE "個人情報保護法" ¥y "こじんじょうほうほごほう" } " の フィールドコード全体を削除します。 P.124 ヒント XE フィールド 索引を登録すると、[ホーム]タブの[段落]グループにある[編集記号の表示/非表示]ボタンをクリックしていなくても、 強制的に編集記号を表示する設定に変更されます。 P.124 操作 索引項目を登録する Step5 編集記号を表示していると、索引のXE フィールドが表示されるので文書全体のレイアウトが崩れます。レイアウトが崩れ たまま索引を作成(P.125)すると、索引項目の位置が実際のページとずれてしまうことがあるので、索引項目の登録が終わっ たら、編集記号は非表示にすることを意識づけてください。 P.125 操作 索引を作成する Step 2 「索引」ダイアログボックスで[書式]を選択すると、索引項目を頭文字で分類できます。 索引項目の登録作業をせず、索引項目だけを抜粋したWord 文書を作成しておけば、[索引]ダイアログボックスの[自動索 引登録]ボタンを使用して自動で索引項目を登録することができます。その後、編集記号を非表示にしてから、再度[参考 資料]タブの[索引の挿入]ボタンをクリックして索引を作成します。[自動索引登録]を実習するときには、二重登録にな らないように、文書を登録前の状態に戻すか、または別の文書ファイルで行いましょう。

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P.126 4.2 アウトラインの活用 この項目では、文書を作成するときに最も大切な『文書の構造』(本書の「文書構成」と同義です)に着目します。 『文書の構造』とは何かについて、受講者と一緒に考える時間を少しとるようにしましょう。 イメージしやすいのは、書籍の目次と本文の関係です。 章・節・項・本文のように、親子関係を保ちながら「項」が集まり「節」を形成し、「節」が集まり「章」を形成する。そし て「章」が集まって「全体」を形成しています。章のレベル、項のレベルで抽出しても、内容がそれぞれのレベル感で、抜 け漏れなく網羅されています。 受講者の中には、"文書構造" と "見栄え" を切り離してイメージすることに慣れていない方もいらっしゃいます。 "見栄え" については比較的わかりやすく、たとえば、フォントサイズやフォントの太さを変更するだけでタイトルや見出し に適した見栄えを装うことが可能です。しかし、見栄えを整えることと文書構造を整えることは別のことである点を意識づ けられるように進行してください。 P.128 4.2.1 アウトライン表示への切り替え "文書構造" は文書の骨組みに相当し、「見栄え」を重視する「印刷レイアウト表示」では確認しにくいので「アウトライン 表示」にするとよいなど、アウトライン表示への切り替えの意図を明確にして伝えましょう。 P.130 4.2.3 文書構成の確認と変更 適切に見出しレベルが設定されている文書は、Word 2010 の新機能であるナビゲーションウィンドウを利用して、全体の構 成をひと目で把握することができます。また、ナビゲーションウィンドウの見出しをクリックするだけで目的の文章を表示 することができるので大変便利です。文書構成が整然としていると、編集作業はもちろん、目的のページを表示するなどの 利用も効率的に行えます。本項目の4 つの操作を通して、アウトラインの利便性について再確認しましょう。 P.135 4.2.4 目次の作成 索引の作成のためには索引項目を登録しておくことが必要だったように、目次を作成するときには抽出したい目次項目に各 レベルの見出しスタイルを設定しておくことが必要であることを説明しましょう。 P.136 操作 目次を作成する Step2 [目次]ダイアログボックスで、以下のことに注意して進行しましょう。 ・ダイアログボックスの左側は "印刷" イメージ、右側は "Web" イメージであることを確認 ・[ページ番号の代わりにハイパーリンクを使う]は、目次から本文へのハイパーリンクの設定であることを確認 ・[書式]ボックスではさまざまな書式を選択することができることを確認 ・[アウトラインレベル]ボックスに設定する数値の意味を受講者が理解しているか確認 参考として、[ページ番号の代わりにハイパーリンクを使う]をオンにして作成した文書をWeb ページで保存し、表示され る目次のイメージを受講者に見せて確認してもよいでしょう。 P.138 4.2.5 文字列の検索 新機能のナビゲーションウィンドウを使用すると、文字列の検索が効率よく行えます。 英文検索の場合はキーワード入力開始と同時に検索結果が表示され、順次結果が絞り込まれます。 日本語検索の場合は、キーワードの漢字変換を確定するたびに検索結果が絞り込まれます。検索結果に応じてキーワードを 絞っていきたい場合など、上手に利用しましょう。 また、検索ボックスの右端の▼をクリックして[高度な検索]を選択すると、[検索と置換]ダイアログボックスが表示され ます。左下の[オプション]をクリックすると、書式などを含むさまざまな検索条件を指定できることを紹介しましょう。

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第5 章 グループ作業で役立つ機能 第5 章は複数の人で編集作業を行うときに役立つ機能を学びます。導入としては、「執筆者と校閲者のあるべき関係」を考え ます。具体的に1 つの文書を複数の人で校閲するときにどのような方法があるかを考え、メリット・デメリットを挙げても らうと、校閲機能の理解が深まります。 この章では、お互いを尊重しながらスムーズに校閲作業を進めるための機能について取り上げます。 P.147 5.1.1 コメントの挿入 『就業規則を改定することになり、通達文原稿を作成中している。部内で原稿を確認する作業において、ファイル "就業規 則改定" を開く』という背景設定を理解してもらいましょう。内容を読んで気づいたことをコメントとして挿入するシーン であることを受講者に伝えます。コメントを挿入する利点を紹介しましょう。 P.147 操作 コメントを挿入する Step1 ファイル "就業規則改定" には既に 1 件のコメントが挿入されています。コメントをマウスでポイントすると佐藤さんが 2010 年 3 月 15 日に入力したコメントであることがわかります。 P.147 操作 コメントを挿入する Step2 挿入済みのコメントとは異なる色のコメントが挿入されることを確認しましょう。 p.147 ヒント コメント枠に表示される校閲者名 [変更履歴]グループの[変更履歴の記録]ボタンの▼をクリックして[ユーザー名の変更]をクリックしても、[Word の オプション]ダイアログボックスを表示できます。 P.151 5.2 変更履歴の活用 変更履歴を利用すると効果的なシーンを想定し、利点を紹介します。変更履歴を活用するための手順を理解してもらいましょ う。記録の開始と終了のタイミングを強調します。特に変更箇所を反映するときには、変更履歴の記録を終了してから行う ことを確認してください。 P.152 操作 変更履歴を記録する Step1 変更履歴の記録を開始するには、[校閲]タブの[変更履歴の記録]ボタンをクリックします。ボタン上部を直接クリックす るか、または下部の▼をクリックして[変更履歴の記録]を選択します。 また、ステータスバー上で右クリックして[変更履歴]を選択すると、ステータスバーに変更履歴の記録のオン/オフの状態 を表示できます。 P.152 ヒント[変更履歴の記録]ボタン 時間に余裕がある場合は、[変更履歴オプション]をクリックして[変更履歴オプション]ダイアログボックスを表示し、変 更の種類によってそれぞれどのように記録されるのかを確認してみましょう。確認後は[キャンセル]をクリックして閉じ ておきます。 P.159 5.3 文書の比較 変更履歴は1つの文書を校閲していくための機能ですが、実際にはさまざまな理由で初版と最新版が2 つの文書に分かれた り、最新版が複数存在してしまったりする場合もあります。ファイルが複数存在しているときに文書の相違点を比較したい 場合、比較機能を利用すると便利であることを紹介しましょう。 また、比較結果は変更履歴情報として表示されます。「変更履歴」や「比較」を初めて学ぶ受講者にとっては大変紛らわしく、 両者が混乱してしまう可能性があります。ホワイトボードなどを有効活用して違いが明確になるよう説明しましょう。 P.160 5.3.1 文書の比較と反映 比較を初めて学ぶときに、最もシンプルでわかりやすいのは、変更履歴が記録されていないファイルどうしを比較すること です。たとえば、元の文書のコピーをだれかが変更して保存し、その変更箇所を確認したい場合が想定されます。

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P.161 操作 2つの文書の比較結果を表示する Step4 比較結果文書には、元の文書との相違点が変更履歴として表示されます。相違点を確認した後、それぞれ承諾するか元に戻 すかを判断します。 P.161 操作 2つの文書の比較結果を表示する Step5 比較結果画面を初めて見る受講者にとっては、画面が分割され、確認すべきポイントが分かりにくいかもしれません。Step5 でファイルを保存しますが、どのファイルを保存するのかをしっかり確認してください。保存されるファイルは左側に表示 されている "比較結果文書" であることを強調しましょう。 第6 章 文書の配布 グループでの校閲も終了し、文書が完成しました。 完成した文書を配布したり、共有したりするなど、使用目的に合わせて最後の仕上げを行う必要があります。できあがった 文書を社内で共有するときや、社外の取引先に提出するときに気を付けるべき点は何かを受講者と一緒に考えてみましょう。 この章では、文書を配布する前の仕上げの必要性と、その機能について学びます。 P.168 6.1 文書を配布する準備 文書を配布する際に考慮すべき点 電話やFAX、印刷物で情報を送受していた時代から、今やメールに資料を添付するなどして当たり前のように自由に情報を やり取りできる時代になりました。取り扱える情報量が異なるため、紙情報と同じように電子データのやり取りを行うわけ ではありません。"電子データとして文書を配布する場合の考慮点" について、理解を促しましょう。 編集制限の必要な具体的な事例を紹介したり、配布文書のプロパティに個人情報を含んでいることによって考えられる具体 的なリスクを例示したりしてもよいでしょう。 操作は簡単ですが、重要なのはそれぞれの機能の意義について正しく理解し、電子データを取り扱うに当たってのリテラシー を向上してもらうことです。 P.169 6.1.1 異なるバージョン間の互換性 Word の旧バージョンの利用者とファイルを共有する場合、互換性チェックを実行すると、文書内に Word 2010 の新機能や 拡張機能を使って作成した部分が旧バージョンの形式で保存したらどうなるかを事前にチェックできます。結果を確認し、 使用用途に対して問題があれば事前に対処できます。特に、『P.170 重要 "Word 97-2003 文書形式" で保存する場合の注 意』をよく確認してください。 P.171 6.1.2 最終版にする 文書を最終版にすると、読み取り専用になります。Word 2010 には、他にも文書を読み取り専用にする機能(文書の保護・ 書き込みパスワードの設定・PDF や XPS 文書として保存など)があります。機能の違いを理解して、目的に応じて正しく 使い分けることが必要です。最終版はパスワードによる保護もなく、簡単に設定・解除ができる点が特徴です。 P.173 6.1.3 文書の保護 他の読み取り専用の機能と比較して、編集制限をして文書を保護することの特徴と活用の利点について紹介します。具体的 な例を挙げるとよいでしょう。 P.178 6.2.1 文書の暗号化 文書を暗号化すると文書自体が暗号化され、特殊な方法でファイルを開いても解読することができなくなります。パスワー ドを忘れてしまうと二度と開くことができなくなることを強調し、注意を促しましょう。 P.180 6.2.2 ドキュメント検査 データの情報を表すデータを『メタデータ』といいます。たとえば、文書内の文字列はデータで、文字列の文字数はメタデー タです。データもメタデータも配布前に目で追って確認するのは煩雑です。 操作は簡単ですが、具体例を示してドキュメント検査の必要性について受講者の理解を深めましょう。

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P.184 ヒント ドキュメント検査のチェック項目 ドキュメント検査のチェック項目は本書に記載のとおりですが、以下のような分類もできます。 ・文書作成時に自動生成されるもの ・文書編集時に自動で変更されるもの ・ユーザーによって意図的に挿入されているもの ・編集中は必要だが完成時には削除すべきもの(グループ作業中のコメントなど) それぞれ項目を列挙し、電子データ特有の情報の理解を深めるとよいでしょう。 P.185 6.3 電子データとして配布 必要事項を考慮してようやく完成した文書は、電子メールに添付して送信したり、さまざまな形式に変換して配布したりす ることができます。本書では代表して "添付ファイルとして送信する" を行いますが、時間に余裕があれば、[ファイル]タ ブの[保存と送信]で、さまざまな配布方法を確認しましょう。 ■ 本書は著作権法上の保護を受けています。 本書の一部あるいは全部について(ソフトウェアおよびプログラムを含む)、日経BP社から文書による許諾を得ずに、いか なる方法においても無断で複写、複製することを禁じます。 無断複製、転載は損害賠償、著作権法の罰則の対象になることがあります。 Microsoft Word 2010 応用 セミナーテキスト 講習の手引き 2010 年 7 月 26 日発行 著作・制作 BAL.com 根岸 泰子 福永 陽子 発 行 日経BP 社 〒108-8646 東京都港区白金 1-17-3 http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/ ©2010 Yasuko Negishi

BAL.com(Best Active Learning Community)は、質の高い研修を実施する専門家を養成し、プロフェッショナル・トレー ナーとして、インストラクションの専門家の社会的認知を高めることを目的としたコミュニティ。インストラクション技術 および情報技術に関する教育、研究、コンテンツ製作、カスタマイズ研修などを中心に活動している。 (2010 年 7 月、MOT コミュニティから BAL.com に名称変更) 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。本書の例題や画面などに登場する企業名や製品名、人名、 キャラクター、その他のデータは架空のものです。特にお断りしない限り、現実の個人や企業、製品、イベントを指すもの ではありません。 本文中に™、®マークは明記しておりません。

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Microsoft Word 2010 応用 セミナーテキスト

復習問題・総合問題 解答集

復習問題 1-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリ ックします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 1-1 福利 厚生" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①1 ページ 7 行目 "施設利用のご案内" を文字選択 します。 ②[ホーム]タブの[フォント]グループのダイア ログボックス起動ツールをクリックします。 ③[サイズ]ボックスを「24」に設定します。 ④[フォントの色]ボックスで[オリーブ、アクセ ント3、黒+基本色 50%]("テーマの色" の下から 1 番目、右から4番目)を選択します。 ⑤[スタイル]ボックスで[太字]を選択して[OK] をクリックします。 3. ①1 ページ 21 行目 "※ 詳しくは、総務部~" を 行選択します。 ②[ホーム]タブの[段落]グループのダイアログ ボックス起動ツールをクリックします。 ③[インデント]の[左]を「4 字」に設定して[OK] をクリックします。 4. ①2 ページ 4 行目 "ここちよい高原の風" を文字選 択します。 ②[ホーム]タブの[スタイル]グループの[その 他]ボタンをクリックして[選択範囲を新しいク イックスタイルとして保存]をクリックします。 ③[名前]ボックスに「強調文字」と入力して[OK] をクリックします。 5. ①2 ページ 11 行目 "自家製ハムは絶品" を文字選 択し、Ctrl キーを押しながら 2 ページ 15 行目 "広 大なドッグラン"、2 ペー21 行目 "軽井沢の森をサ イクリング" を文字選択します。 ②[ホーム]タブのスタイルギャラリーの "強調文 字" をクリックします。 6. ①2 ページ 3 行目 "温泉" を行選択し、Ctrl キーを 押しながら7行目 "お食事"、10行目 "レストラン"、 14 行目 "ペット"、18 行目 "スポーツ"、24 行目 " アクセス" を行選択します。 ②[ホーム]タブの[スタイル]グループの[その 他]ボタンをクリックして "見出し 1" をクリック します。 7. ①2 ページ 3 行目 "温泉" を行選択します。 ②[ホーム]タブの[段落]グループのダイアログ ボックス起動ツールをクリックします。 ③[最初の行]ボックスで[(なし)]を選択します。 ④[段落後]ボックスを「0.5 行」に設定して[OK] ボタンをクリックします。 ⑤[フォント]グループのダイアログボックス起動 ツールをクリックします。 ⑥[日本語のフォント]ボックスで[HGP 創英角 ホップ体]を選択します。 ⑦[サイズ]ボックスを「14」に設定します。 ⑧[フォントの色]ボックスで[オリーブ、アクセ ント3、黒+基本色 25%]("テーマの色" の下から 2 番目、右から 4 番目)を選択して[OK]をクリッ クします。 ⑨スタイルギャラリーの "見出し 1" を右クリック して[選択個所と一致するように見出し1 を更新す る]をクリックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて 保存]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]を クリックします。 9. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をク リックします。

復習問題 1-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ クします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 1-2 福利 厚生" を選択し、[開く]をクリックします。

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2. ①1 ページ 25 行目の先頭にカーソルを移動します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[ページ区切り]ボタンをクリックします。 3. ①2 ページ 3~ 22 行目までを行選択します。 ②[ページレイアウト]タブの[ページ設定]グルー プの[段組み]ボタンをクリックして[段組みの詳 細設定]をクリックします。 ③[種類]で[2 段]をクリックします。 ④[境界線を引く]チェックボックスをオンにして [OK]をクリックします。 4. ①14 行目の先頭にカーソルを移動します。 ②[ページレイアウト]タブの[ページ/セクショ ン区切りの挿入]ボタンをクリックして[段区切り] をクリックします。 5. ①2 ページ 39 行目の先頭にカーソルを移動します。 ②[ページ設定]グループの[ページ/セクション 区切りの挿入]ボタンをクリックして[次のページ から開始]をクリックします。 6. ①3 ページ目(セクション 4)にカーソルがあるこ とを確認します。 ②[ページレイアウト]タブの[ページ設定]グルー プのダイアログボックス起動ツールをクリックし ます。 ③[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タ ブをクリックします。 ④[印刷の向き]で[横]をクリックします。 ⑤[余白]の[左]、[右]ボックスをそれぞれ「15mm」 に設定して[OK]をクリックします。 7. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて 保存]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]を クリックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をク リックします

復習問題 2-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ クします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 2-1 イ ベント企画" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①[挿入]タブをクリックします。 ②[図形]ボタンをクリックして[右矢印]("ブロッ ク矢印" の上から 1 番目、左から 1 番目)をクリッ クします。 ③15 行目の下をドラッグして右矢印を挿入します。 ④同様に、残り2 つの右矢印を挿入します。 3. ①右矢印を1 つ選択します。 ②「味わっていただき」と入力します。 ③同様に、残りの右矢印に「おいしさを実感してい ただき」、「購買につなげる!」と入力します。 ④それぞれの右矢印のハンドルをドラッグし、入力 したテキストがすべて表示されるようにサイズを 調整します。 4. ①完成例を参考に "味わっていただき" の右矢印 をドラッグして移動します。 ②"味わっていただき" の右矢印の矢の先端にかか るように "おいしさを実感していただき" の右矢 印を移動し、同様に "購買につなげる!" の右矢印 を移動します。 ③"おいしさを実感していただき" の右矢印を選択 して[描画ツール]の[書式]タブの[前面へ移動] ボタンをクリックします。 ④同様に "味わっていただき" の右矢印を最前面 へ移動します。 5. ①1 つ目の右矢印を選択し、Shift キーを押しなが ら残りの右矢印を選択します。 ②[描画ツール]の[書式]タブの[配置]ボタン をクリックして[上下中央揃え]をクリックします。 6. ①左の右矢印 "味わっていただき" を選択します。 ②[描画ツール]の[書式]タブの[図形の塗りつ ぶし]ボタンをクリックして[オリーブ、アクセン ト3、白+基本 80%](上から 2 番目、右から 4 番 目)をクリックします。 ③[図形の枠線]ボタンをクリックして[オリーブ、 アクセント 3、白+基本 40%](上から 4 番目、右 から4 番目)をクリックします。 ④[文字の塗りつぶし]ボタンの▼をクリックして [黒]("テーマの色" の上から 1 番目、左から 2 番 目)をクリックします。

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⑤中央の右矢印 "おいしさを実感していただき" を選択します。 ⑥[描画ツール]の[書式]タブの[図形の塗りつ ぶし]ボタンをクリックして[オリーブ、アクセン ト3、白+基本 60%](上から 3 番目、右から 4 番 目)をクリックします。 ⑦③~④と同様に設定します。 ⑧右の右矢印 "購買につなげる!" を選択します。 ⑨[描画ツール]の[書式]タブの[図形の塗りつ ぶし]ボタンをクリックして[オリーブ、アクセン ト3、白+基本 40%](上から 4 番目、右から 4 番 目)をクリックします。 ⑩③~④と同様に設定します 7. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて 保存]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]を クリックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をク リックします

復習問題 2-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ クします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 2-2 イ ベント企画" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①20 行目の先頭にカーソルを移動します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[図]グループの[SmartArt]ボタンをクリッ クします。 ④[リスト]をクリックし、[横方向箇条書きリス ト](上から2 番目、右から 2 番目)をクリックし て[OK]をクリックします。 3. ①テキストウィンドウの最上段に「コンサート日 程」と入力して↓キーを押します。 ③「東京:7/ 3~ 4」と入力して↓キーを押し ます。 ④同様に残りのテキストを入力します。 ⑤3 行目 "福岡:7/10~11" にカーソルを移動 します。 ⑥[SmartArt ツール]の[デザイン]タブの[レ ベル下げ]ボタンをクリックします。 ⑦テキストウィンドウの空白行にカーソルを移動 してBackSpase キーで行を削除します。 4. ①挿入したSmartArt をクリックして選択します。 ②完成例を参考に SmartArt の枠線の右下部分を ドラッグしてサイズを調整します。 5. ①挿入した SmartArt が選択されていることを確 認します。 ② [SmartArt ツール]の[デザイン]タブの [SmartArt のスタイル]グループの[その他]ボ タンをクリックして[グラデーション]("ドキュメ ントに最適なスタイル" の上から 2 番目、左から 1 番目)をクリックします。 6. ①SmartArt が選択されていることを確認します。 ②[SmartArt ツール]の[デザイン]タブの[色 の変更]ボタンをクリックして[塗りつぶし-アク セント3]("アクセント 3" の左から 2 番目)をク リックします。 7. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて 保存]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]を クリックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をク リックします。

復習問題 2-3

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ クします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 2-3 イ ベント企画" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①2 ページ 5 行目にカーソルを移動します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[グラフ]ボタンをクリックします。 ④[集合縦棒]("縦棒" グループの上から 1 番目、 左から1 番目)をクリックして[OK]をクリック します。 ④ワークシートのサンプルデータを表のとおりに 修正します。

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⑤セル D5 の右下端の青い四角をセル B4 までド ラッグしてグラフのデータ範囲を設定します。 ⑥ワークシートの閉じるボタンをクリックします。 3. ①グラフが選択されていることを確認します。 ②[グラフツール]の[レイアウト]タブをクリッ クします。 ③[凡例]ボタンをクリックして[なし]をクリッ クします。 ④[軸ラベル]ボタンをクリックして[主縦軸ラベ ル]をポイントし、[軸ラベルを水平に配置]をク リックします。 ⑤グラフの左に表示された "軸ラベル" をクリッ クして「単位:百万円」に変更します。 ⑥[データラベル]ボタンをクリックして[外側] をクリックします。 4. ①グラフが選択されていることを確認します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリック します。 ③[グラフのスタイル]グループの[その他]ボタ ンをクリックして[スタイル29](上から 4 番目、 右から4 番目)をクリックします。 5. ①グラフが選択されていることを確認します。 ②[ホーム]タブの[フォントサイズ]ボックスの ▼をクリックして[11]をクリックします。 6. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて 保存]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]を クリックします。 7. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をク リックします。

復習問題 3-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ クします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 3-1 納 品書" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①1 ページの最終行にあるテキストボックスを選 択します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[クイックパーツ]ボタンをクリックして[選択 範囲をクイックパーツギャラリーに保存]をクリッ クします。 ④[名前]ボックスに「ORANGE-CSC」と入力し て[OK]をクリックします。 3. ①2 ページの最終行(7 行目)にカーソルを移動し ます。 ②[挿入]タブの[クイックパーツ]ボタンをクリッ クして[ORANGE-CSC]のプレビューをクリック します。 4. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて 保存]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]を クリックします。 5. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をク リックします。

復習問題 3-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ クします。 ②[Word2010 応用]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 3-2 納 品書" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①Excel を起動し、[ファイル]タブをクリックし て[開く]をクリックします。 ②[Word2010 応用]フォルダーの中の[復習問題] フォルダーを開いて "納品明細 1001" を選択し、 [開く]をクリックします。 ③セルA1~E14 を範囲選択します。 ④[ホーム]タブのの[コピー]ボタンをクリック します。 ⑤Word ファイル "復習 3-2 納品書" のウィンドウ に切り替えます。 ⑥13 行目にカーソルを移動します。 ⑦[貼り付け]ボタンの▼をクリックして[形式を 選択して貼り付け]をクリックします。 ⑧[リンク貼り付け]を選択します。 ⑨[貼り付ける形式]ボックスで[図(Windows メタファイル)]をクリックして[OK]をクリック します。

参照

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