みんなで築こう 人権の世紀 ∼考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心∼ 発行 大垣市文教協会(事務局:大垣市教育委員会 学校教育課内 0584‐81‐4111) 編集 大垣市文教協会報編集委員会
平成2
6年
8・9月号
No.629
いきいき大垣っ子 共感・共汗・郷関に満ちた学校 ∼花づくり 心づくり なかまづくり∼ ……2 心のかよいあい 地域と学校との関わりについて ………3 心豊かに たくましく ………3 わくわく協働活動 せいのうでそとあそび リトルスター ……4 ぬくもり “地域の子どもは,地域で守り,育てる” …5 ふるさと・再見 西国三十三所巡礼(近世編)………6 声 こえ VOICE 子どもに豊かな心が育つ児童館 ………7 ∼文教のまち 大垣∼ 第5回KIZUNAミーティング ………8 ふるさと散歩道 「草臥て」句碑 ………8 大垣市立北中学校生徒の作品いにしえ 「あ丶 此のふる里は永久に 変わらぬ愛と平和の泉 明るく伸びる 明るく伸びる 時小学 校」今日も,戦後歌謡の代表作「憧れのハワイ航路」で知られる校区出身,江口夜詩による時小 学校校歌が響きます。本校では,「力を合わせやりぬく子」を 学校の教育目標とし,花づくりを中心に学校と地域が一体と なって故郷づくりに努めています。 1 花づくり <花づくりは人づくり> 時小学校の花づくりは,歴史が長く昭和47年からFBC(フラ ワー・ブラボー・コンクール)に向けての花づくりが最初でした。今までに幾度も大賞を受賞し てきた花づくりは,子どもたちと共に地域の誇りでもあります。学校メイン花壇や学年花壇,沿 道花壇と九つの地区花壇には,毎日,子どもたちが手をかけ心を込めて育てている小さな苗が満 開を待ちます。それは,地域の方々の待つ満開でもあります。まるで大きな故郷の命に包まれて いるかのような愛とも感じます。「故郷を誇りに思う」ことは,「自分に自信をもつ」こと。子ど もたちは,毎朝,登校するとランドセルを置き,まっすぐに花壇に来て,草取りや水やりに黙々 と取り組みます。暑い日も,寒い日も。花づくりは,毎日毎日の地味な作業の積み重ねですが, 多くの故郷の方々と共に花が美しく咲いたことを歓び合うことこそが本当の「花の満開」だと思 います。これは将来,子どもたちの人生を支える原点になるはずです。 2 心づくり <心づくりは幸せづくり> 本校の2つめの宝物は,心づくりです。心づくりは,日常 生活の中にあります。自分にも相手にも気持ちの良い返事や あいさつをしたり,靴をきちんと揃えたりすることで育まれ る「きれいな心づくり」。心を込めて最後まで丁寧な掃除をす ることで育まれる「強い心づくり」。本に親しみ言葉など多く のことを学んだり,読書をすることで感性を磨き,表現力や想像力を豊かにしたりすることで育 まれる「豊かな心づくり」。人間関係の基本となる大切な言葉,日常使われている言葉を見直し, 仲間が元気になれる「ポカポカ言葉」で学校を満たそうと取り組む「温かい心づくり」。地域の方々 からまちづくりの夢や活動を聞き,自分たちにできることを考え,実践する「広い心づくり」な ど,児童会・委員会活動を中心に様々な活動を通して心づくりに取り組んでいます。 3 なかまづくり <縦割り班活動はかかわりづくり> 人は人とのかかわりを通して様々なことを学んでいきますが,本校のような小規模校では実生 活での交友関係は長いスパンで固定化されてしまいます。豊かな活動を体験するという観点から, 学級以外の集団活動,特に異年齢集団活動を意図的に仕組み,体験させることは重要です。本校 では,長期的に異年齢集団において自主的に集団活動や集団生活を創造させる機会を作っていま す。そのことによってどの児童もフォロワーから出発し,ミドルに身を置き,リーダーとしての 経験をするなど,10名程度の学級で体験させることが困難な集団内の役割を一通り経験すること ができるようにしています。そこで,本校では,毎日の掃除時間,体づくりの大縄跳びなど,な かよし班(異年齢縦割り集団)での活動を積極的に取り入れています。さらに,全学年で取り組 む「時小合宿」「運動会」「なかよし遠足」などの行事にもなかよし班を母体とした取り組みが多 く組み込まれています。
共感・共汗・郷関に満ちた学校
∼花づくり 心づくり なかまづくり∼
∼時小学校∼
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子どもの成長には,学校教育や家庭教育が重 要ですが,地域との関わりも同じくらい大切だ と思います。子どもは地域との関わり,端的に 言えば親や学校の先生以外の大人と関わること で社会性を育むことができます。大垣市では来 年度からふるさと教育としての,ふるさと大垣 科を推進しますが,これは大変重要な取り組み だと思います。ふるさとに誇りをもてば,ふる さとを離れたとしてもいずれ戻ってきてくれる でしょうし,世界で活躍するための心の基盤に もなるからです。しかし,いくら子どもたちが ふるさと教育を受け,ふるさとに誇りを感じた としても,住んでいる地域の方々が同じように 誇りを感じていなければ,ふるさと教育は絵に 描いた餅になってしまいます。ふるさとで活躍 されている方々に学校と関わってもらうことで, ふるさとに対する誇りを共有することが重要だ と思います。 赤坂小学校では,今年3月に地元の矢橋ホー ルディングス株式会社の社会貢献事業として, 同社が進出しているミャンマー連邦共和国の社 員を学校に招いて,6年生との交流会を行いま した。子どもたちの多くはALT以外の外国の 方に会うのは初めてだったかもしれません。同 じ顔立ちなのに日本語が通じない中,英語や手 振り,絵などを使って,一生懸命相手を理解し, 自分のことを伝えようとしていました。こうし た経験が子どもたちの世界観を育てます。子ど もたちの社会性を育む取り組みを地域の方々と 連携して行うことが保護者の役割であり,また, 地域の一員であるPTAの役割だと思います。 赤坂町は,もうすぐ大垣市と合併して50年に なります。地域の方々は今でも赤坂の地に誇り をもっています。この誇りこそが地域の素晴ら しさを生み出す原動力になると思います。PTA では,地域と学校をつなぐ取り組みを通じて, 子どもたちの成長を支えていきたいと思います。心
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墨俣小学校 PTA会長 櫻井 喜久男 私たち墨俣小学校PTAは,“心豊かに たく ましく”というスローガンのもと,子どもたち の健やかな成長を願って活動しています。本年 度は,生きる力の強い子を育てていきたいと考 えています。子どもたちを見守りながら,1年 を通じて定期的に校門であいさつ運動を実施し ています。 毎 年 恒 例 と な っ て い る 行 事 を 紹 介 し ま す と,6月のファミリー学級では,授業参観を行 い,毎年素晴らしい講師を招き講演をしていた だき,楽しく感動もあり皆が学べる場となって います。8月初旬には,地域とのコラボでもあ る,“楽しい夏の夕べinすのまた”という行事 を行っています。地域の盆踊り大会のようなも のですが,PTAとしては子どもたちが楽しく 遊べる光る玩具などを販売して,大変好評をい ただいています。8月下旬,夏休みの後半には, 親子奉仕作業として“お父さんも学校にいこ う”と題し,学校の清掃活動を実施しており, たくさんのお父さん方が出席しています。地域 の消防団にも協力いただき,運動場の側溝清掃 もしています。また,墨俣小は,地域との連携 ということで,東安中学校と結小学校とで三校 連絡協議会というものも行っており,地域ごと に合同地区集会も 実施しています。 三校連絡協議会と は,三校のPTA会 長や,こども会会 長,校外指導員, 校長,教頭,生徒 指導主事が集まっ て,地区集会のテーマや内容を決めたり,子ど も会について話し合ったりするものです。 さらに,本年度は,今までになかった“おや じの会”を前会長の尽力により,立ち上げまし た。皆さん忙しい方ばかりではありますが,お 父さん方が楽しんで参加できるよう,企画運営 をしていきたいと考えています。 ! 赤坂小学校 PTA会長 林 茂樹 ! 【ミャンマーの方との記念写真】 ! 【地区集会の様子】 ! −3−木登りして鳥の巣を観察 本格火おこし 一本橋渡りに挑戦 イノシシのお風呂 ヘビに触れてみる 石のかまどでお湯を沸かそう リトルスターでは,西濃地域をフィールドに,森や川でのあそびかたを知らない親子・子ども を対象に,県内で活躍する自然体験指導者による外あそび活動により,あそぶことの楽しさ,自 然の大切さ,ひととひととのつながりを広めることを目的に活動しています。 スタッフ9名は,大垣市・神戸町・瑞穂市在住の小学生の子どもをもつ母親です。大垣公園プ レーリーダーや子育て支援施設スタッフ,森のようちえん・幼児教室指導者などの経験を活かし, 温かい視点で活動をサポートします。プログラム指導者は,県内の教育委員会と提携した自然体 験や木育活動,エコツーリズム事業に長年従事し,安全に配慮しながら人と自然との結び付きを 深めます。 木に登って鳥の巣を観察したり,ヘビを見つけて触れたりする活動など,最初は怖がっていた 子どもたちも,徐々に恐怖心が好奇心に変わっていきます。「いろいろなことに挑戦できてうれ しかった。」「私自身が経験していないことばかりでしたが,次は親子でやってみたい。」など好 評を得ています。 親さんから,自然は「危ない」「汚い」と遠ざけられている子どもたちですが,野生動物や火 などとの安全な付き合い方を身に付ければ,自然の偉大さと美しさを知り,己の冒険心と仲間へ の思いやりが生まれます。 独立行政法人国立青少年教育振興機構(文部科学省所轄)平成26年度子どもゆめ基金助成活動 川であそぼう(上石津牧田川・川遊び) 水とあそぼう (上石津牧田川・川遊び) 火をおこそう(池田町・火おこし体験) 灯をかこもう (池田町・キャンプ) 夜とあそぼう(大野町・ナイトハイク) 木とつながろう(大野町・森の散策) 森であそぼう(大野町・森の散策) 外へとびだそう(揖斐川町・キャンプ) 風とあそぼう(大野町・森の散策) *岐阜県庁林政部恵みの森づくり推進課ぎふ森林づくりサポートセンターのホームページ及びブ ログにて活動をご紹介いただいています。 リトルスター 代表 廣瀬恵 連絡先 http : //littlestarpj.wix.com/sotoasobi −4−
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“ 地域の子どもは,地域で守り,育てる”
昔の日本は三世代同居型の家庭が多く,親以 外に祖父母等が子どもに接することで,家庭教 育が成り立っていました。また,地域のつなが りが今よりも密接で,子どもたちを「地域の子 ども」として見守り,育てていました。子ども も年齢の違う子ども同士一緒に遊んだり,幼い 子どもの世話をしたりすることで自然に社会性 や思いやり等を学んでいました。 しかし,急速な経済の発展や生活様式の変化 にともない,核家族化や少子化の影響から,人 間関係が希薄化し,地域のつながりも徐々に弱 くなってきました。 そうした現状の中,本研究所では平成22年度 から「大垣市少年支援員」を発足させ,地域の 大人が地域の子どもたちを守り,育てていける よう活動を推進してきました。そのメンバー構 成は次のとおりです。 ◇各校区から選出の少年支援員3∼5名 ◇各小中学校PTA役員1名 ◇各小中学校の生徒指導主事1名 ◇警察関係者6∼8名 ◇教委及び研究所職員10名 今年度は,総勢158名の少年支援員で活動し ています。この少年支援員の具体的な活動は, 校区パトロールや行事への協力,通学路の点検 などになります。次にその活動の一部を紹介し ます。 【全体研修会(年2回)】 5月と10月に全体研修会を実施します。5月 の研修会では,校区支援員の顔合わせや活動内 容の確認,活動計画の立案等を行いました。ま た,10月の研修会では,代表校区による活動報 告会や他団体の活動を聞き,今後の活動に役立 てていきます。 【校区パトロール(年8回)と街頭補導(年16回)】 各校区の活動計画に沿って,校区パトロール を実施しています。最近は,市内の大型店舗が 増え,子どもたちが集まる可能性のあるゲーム コーナーやフードコート等を回っています。 また,塾の終了 時刻に合わせた夜 間や,子どもたち が立ち入りそうな 廃屋等,地域の特 性に合わせたパト ロールも実施して います。さらに, 市内で開催される まつりやイベント 時には,街頭補導 を実施しています。 子どもたちが多く 集まる場所や危険な場所を写真のように“少年 支援員ベスト”を着て歩くことで,非行防止の 啓発活動にもつながると考えています。 【マイスクール支援ネット会議(年2回程度)】 マイスクール支援ネット会議とは,少年支援 員と学校関係者をはじめとする校区の活動団体 とが情報を共有する会議のことです。この会議 では,学校から子どもたちの様子を聞いたり, 地域の情報を学校に提供したりすることで,互 いの活動をさらに有効なものにすることを目指 しています。 昨年度は,ほと んどの校区でこの マイスクール支援 ネット会議を実施 することができ, より一層地域での 活動が充実したものになってきています。 本研究所では,今後も学校と地域が連携し, 「地域の子どもは,地域で守り,育てる」を合 言葉に,子どもたちが明るく,健全に成長でき るよう少年支援員の活動を推進させていきたい と考えております。 (大垣市教育総合研究所 伊藤充貴) −5−▲了信寺(北切石町)
西国三十三所巡礼(近世編)
1.さかんになる巡礼 15世紀後半から西国三十三所巡礼は民衆化し, さらに近世期になると諸街道の整備や貨幣の普 及等の条件が整い,ますます巡礼が盛んになり いち じよう じ ました。一 乗 寺(兵庫県加西市)の巡礼札の分 析によると,巡礼者の数は,①貞享から元禄年 間(1684∼1703)と ② 宝 暦∼明 和・安 永 年 間 (1751∼1780),③ 文 化・文 政 年 間(1804∼ 1809)にピークがありました。特に第三のピー クである文化・文政期は,国内産業の広範囲に わたる発達により上層農民や新興町人が台頭し た時期であり,「名所図会」といった各地の案 内書や旅のガイドブック等が刊行されました。 その頃は,宗教的要素に加え,遊興を目的とし た旅行を楽しむといった要素も加わってきたよ うです。 2.各地に残る巡礼史料 たい ま でら 近世期の大垣関係巡礼札は当麻寺(奈良県葛城 市)で2点確認されています。1点は第一のピー クである元禄4年(1691)のもので,「元禄四 年辛未年八月八日 奉納西国卅三所巡礼 為二 世・・ 濃州大垣住人 同行三人」と書かれて いました。もう1点は時期は不明ですが,「美 濃大垣 休智,道 誓 ,妙玄,□□孫三郎,丹 羽市良兵衛」と書かれ,5名同行の巡礼札でし た。僧侶と思われる3名のうち,道誓は北切石 町の了信寺の歴代住職の中にその名前が確認で きます。巡礼札の時期は不明ですが,この寺の 住職が巡礼に出かけていた可能性があります。 大垣市内にも西国巡礼関係の史料が残ってお り,徳光村(現在の静里町)の和田家文書にも文 政3年(1820)発給の西国巡礼手形があります。 その内容を要約すると「当村の重五郎は,心願 のため西国三十三所霊場を順拝しますが・・ (中略)・・万一この者が病死しても知らせは 不要です。その国の法通りにお取り計らいくだ さい。文政3年4月 美濃国不破郡徳光村名主 佐左衛門・吾六から 宿々御問屋衆・村々御役 人衆へ」(『大垣 市 史 資 料 編 近 世3』所 収)という ものでした。この巡礼手形は現在のパスポート のようなもので,徳光村の重五郎が西国三十三 な ぬし 所巡礼に出かける際に徳光村の名主から巡礼先 村々の役人や問屋(宿場業務を行う者)に宛てて 作成され,重五郎はこれを持って巡礼に出かけ ました。このように,第三のピークである文 化・文政期には,大垣でも苗字をもたない農民 階級の人々が巡礼に出かけていたことがこうし た史料からわかります。 3.今も残る巡礼の面影 西国三十三所巡礼は,三十三番札所である谷 け ごん じ けちがん 汲の華厳寺で結願(終了)します。現在のよう に電車やバス・車等の交通機関がない時代の巡 礼は徒歩でした。巡礼者は中山道の赤坂宿で巡 礼街道へ入り,最後の札所である谷汲を目指し ました。赤坂町には,天和2年(1682)に建て られた「左 たにくみ道」と刻まれた道標が残 され,巡礼の往時の面影を今に伝えています。 (図書館歴史研究グループ 児玉 剛) ▲谷汲巡礼街道の道標(赤坂町) −6−▲ミュージックベルで遊ぶ子どもたち 子どもたちが健やかに成長していくためには, 大人が守り育てる「子育て」でなく,子どもが 自ら考え,経験して成長する「育ち」を地域全 体で支えていくことが大切です。 当児童館は,乳幼児から18歳までの方が利用 されます。最近では,高齢者の方をはじめとす るたくさんの地域の方も利用します。年齢が異 なる子どもたちはもとより,様々な人との交流 体験は,子どもたちの豊かな心を育みます。 児童館では人とのつながりの中で,豊かな心 が育つことを大切にしています。また,遊びの 提供や子育て相談において,地域の方の協力を いただき,活動の充実や連帯感を生み出してい けるよう取り組んでいます。
思いやりの心を育てるために
思いやりのある優しい子どもに育ってほしい とだれもが願っています。思いやりの気持ちは, 「友達とのかけがえのない体験の積み重ね」に よって育まれると言われます。また,他を思い やる気持ちは,思いやりを受けた経験が多いほ ど育まれると言います。他の人が思いやりを受 けている場面を見ることも感情が育つよい機会 となります。 「僕はこの友達が好き。」「友達と一緒にいる と楽しい。」といった友達との様々な体験を通 して,思いやりの心が育ちつつある子どもの姿 を紹介します。卓球ごっこを通して
中学1年生3人が,小学3年生4人に卓球を 教えました。小学生はやったことのない子ばか りで,持ち方や打ち方を教えても上手く打てま せんでした。中学生は3人で考え,小学生には 打ちやすい球を返すようにしよう,また中学生 は3回まで,小学生は5回までの交代回数にし ようと取り決めをしました。そして,丁寧に根 気よく,毎週約束をして教えに来てくれました。 小学生は「僕の学校に卓球少年団があるので絶 対入るよ。」中学生は「東京オリンピックに間 に合うよな。」「頑張ろうぜ。」と言っていまし た。両者の目は輝いて見えました。ピアノ・ミュージックベル遊びを通して
小中学生は,学校で習った曲を友達と一緒に ピアノで連弾したり教え合ったりして遊んでい ます。また小学校高学年の数名の子がミュー ジックベルを使い,保育園年長の子に全音♯・ ♭音も交えて丁寧に教えている姿が見られまし た。幼い子が楽しく遊ぶことができるよう,相 手の力量を考えながら教える思いやりの気持ち が,音楽を通して育ちつつあることを感じまし た。 遊びは子どもの主体的な活動であり,それを 通じて子どもは社会に関わる力を養っていきま す。集団で遊ぶ子どもの姿が地域から消えてい る現在,異年齢の子どもたちが集まって安心し て遊ぶことができることが児童館の強みです。 今後も子どもたちの,豊かな心が育めるよう支 援していきたいと願っています。子どもに
豊かな心が育つ児童館
大垣市墨俣児童館 館長 本田政子 ▲ピアノで遊ぶ子どもたち −7−0+3*.C*4BHCF5;3 GJ-@1KA?