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BWR用酸水素再結合触媒装置の開発

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U.D.亡.る21.039.713

BWR用酸水素再結合触媒装置の開発

DevelopmentofCatalyticRecombinerforBoilingWaterReactor

寿

典*

夫**

九二男**

ToshifumiMurata HideoYusa Kunio Kamiya

沸騰水形原子炉(BWR)の気体廃棄物処理系統に設置される酸水素再結合器の設計,製作および運転に必要な

基礎資料を得るために種々の検討を行なった。実用に供しうる国産のアルミナ担持パラジウム触媒を開発し, 再結合器の操作および設計の最適条件を決定することができた。

1.緒

言 原子炉冷却水の放射線分解によって生成する酸素,水素ガスは主

蒸気に混入してタービンに至り,主復水器より抽気されて気体廃棄

物処理系統に送りこまれる。図1に気体廃棄物主要処理設備の概略 フローシートと電気出力50万kWの場合の大体の流量条件を示 す(1)。 主復水器からの気体廃棄物の主成分は分解ガスであり,このほか

に復水器などからもれこむ空気と飽和蒸気が若干量含まれる。この

爆鳴気をェゼクタにおいて蒸気で希釈して再結合器に導き,分解ガ

スを除去する。さらに,蒸気を凝縮除去したのち,もれこみ空気分を 煙突から大気中に放出する。燃料被覆管に破損が生ずると,核分裂 和結ム‖器 (ほ+ ぼ 左i体.脊索物 ニゼ_㌧タ ′て上妄1ミ .十∴凧‖㌢灯 流芯:射■∴■■S,T.王つm3′bノ 場所 :う√邪捌(素う■1llいLニーち空Jも  ̄東海ミミ→ 1 150 10 8 2 150 10 5、0001 3 0 10 0 煙突へ 図1 500MWeBWRの気体廃棄物主要処理設備系統図 図2 触媒の外観および断面 理学博士 * 日立製作所日立研究所 ** 日立製作所日立研究所 生成物である放射性希ガスなどが気体廃棄物に含まれることになる ので,これを約15気圧に加圧して貯蔵タンクに1日程度保持するこ とにより放射能強度を減衰させ,煙突からの放出率を50mCi/s以 下となるようにしている。 再結合器の役割は二つあり,一つは気体廃棄物量を著しく減少さ せてこれの貯蔵を容易にすることであり,他ほ爆鳴気の爆発を防止 することである。 本報は再結合器に関するこれまでの種々の検討結果(2) ̄(6)をまと めて総合報告としたものである。

2.実

実験装置の詳細は省略するが,基本的には反応ガスの酸素と水素, それに希釈ガスの窒素もしくは水蒸気を規定の流量,混合比,温度 に調整して触媒充てん層に導き,充てん層出入ロガスの中の水素濃 度をガスクロマトグラフにより測定して酸水素再結合の反応速度を 求める。 装置は表1に示すような小形および大形の2種輝に大別すること ができる。小形装置はガラス製の反応容器に小容量の触媒を充てん

し,これに通気する処理ガスの流速を大きくして反応速度の測定精

度を高めるようにしたものである。また,反応熱による温度上昇を 小さくするため入口水素濃度を0.5%以下として,近似的に等温充 てん層の取り扱いができるようにした。この装置により触媒活性度 と種々影響因子の関係を調べるための基礎的な実験を行なった。 大形装置は,JPDR(日本原子力研究所動力試験炉)において用い 表1 実 験 条 件 一 覧, 小 形装 置 大 形装 置 充てん屑寸法 (m血) 直 長 径 22 300 さ 20∼40 500 充 て ん 層 温 度(℃) 50∼400 110∼550 処 理 ガ ス 流 量(J/min) 水 素 10∼20at25℃ 500∼2,000atllO℃ 0.1∼0.5 1,8∼5.3 入口ガス組成 (Vol.%) 素

L】堅_【_____空

L て 空 気 窒 素 0.3∼7.5 9へ′26.5 99.6∼92 蒸 気 89.2∼68.2 覧 一 株 ・虫 角 用 便 2 表 媒 放 形 状

as (m-1)

)何( d溜 PWt 柱 板 柱 球 円 円 円 1 K N G 一 】 ■ 一 D TJ l ▼1 5 0 0 0 2 9 3 3 3 5 4 3 5 nU O 5 2 3 3 3 3 1.05×103 臥0×102 8.0×102 1.05×103

-7

-7 QU 5 0 2 3

(2)

1072 昭和43年12月 +エ

られているものと同じ寸法,形状のステンレス鋼製反応器について, 実際の操作条件下における動作特性を測定できるようにLたもので ある。 実用に供しうるアルミナ担持パラジウム触媒としてほ表2に示す ような4種煩をあげることができる(3)(5)。表中αぶは後述するよう な触媒の表面積を表わしたものである。図2に外観と断面の写真を 示す。D-1は輸入品のDeoxo触媒であり,ほかは国産品である。 3.羊聖

3.1触媒活性度の表現 充てん層抑こおける水素ガスiこついての定常物質収支は一般に次 式で表わされる。

G砦=一点打・α5(凡∬一凡5)

‥(1) ここに,G こr J㌔ご。 j㌔ゴ カリ α5 流体質量速度(kg/m2・b) 充てん層入口からの軸方向距離(m) ∬の位置での平均流体中水素分圧あるいほ濃度 触媒外部表面における水素分圧あるいは濃度 境膜物質移動係数(kg/m2・h・atm),吉田-Hougen の実験式がある。 充てん層単位体積あたりの触媒外部有効表面積 (m▼1) 粘gは触媒金属の活性度,担体内部の細孔拡散などの影響を受iす て複雑に変化するが,解析の結果触媒固有の有効化学反応速度定数 々`の導入により(1)式を解くことができ,粘∫が次式で表わされる ことを見いだした(2)。等温充てん層の条件下では(3)式となる。

凡lγ=伽Ⅹp〔一言!言老藷d∬〕…・・…(2)

凡エ=凡exp〔一昔・訟〕

(3) ここに,J㌔:充てん層入口ガス中水素濃度 昂:充てん層入口ガス中酸素濃度 f㌔ん:充てん層出口ガス中水素濃度 上:充てん層長さ(m) 後述するように々βはG,エなどの操作条件にほとんど無関係であ り,また,馬/j㌔>2では反応ガス組成の影響を無視することがで き,温度に対してArrhenius氏の式に従うような触媒固有の定数で ある(2)(8-。したがって,々gにより触媒の活性度を明確に表現するこ とができ,ゑg値が既知の触媒を充てんした反応層の性能は(2)ある いは(3)式によって計算することができる。 3.2 反応操作計算 反応熱による温度上昇が問題となる場合の充てん層内の温度およ び水素濃度分布は,次の近似計算によりじゅうぷんな精度で求めら れる(4)(5)。すなわち,才,′一と几′.′・を(2),(4)および(5)式により求 め,次に∼,,‡に対して(6),(7)式の2粟分布の補正をしてんを求め る。計算にはディジタル計算機を用いる。

C♪G砦こ0一驚(′7}∫一り

¢=芸・砦諾・α∫・凡Ir・

′r=榔さ-小一(÷)ト

オズ= 4んe′”∼+/之抑鬼才∫1. 4んど十ゐ∼。月 ここに,C♪‥ 流体平均定圧比熱(kcal/′′kg・℃) 才77∴ 充てん層半径方向平均温度(℃) J斤:充てん層周 辺 温 蜜(℃) .‥.(4) ‥(5) ‥(6) ..(7) 三△、 白岡 1,OPO 0 ∧‖> ]-藍腿鴨)下 充て.′Lr軌,法りく「 -150℃ ---一一 50℃ 第50巻 第12号 +こ処珊 空別+,150℃,3柑ま†ほ集処理 空知-,400℃,3時間熱処理 5 10 P。/P〃 15 β-1触媒,入口水素濃度ヂg=0.5%,充てん層直径22mm, 長さ20mm,ガス流量20J/min 図3 水素転換比に及ぼす入口酸素濃度昂の影響 才r:rの充てん暦温度(℃) ≠〟:再結合器壁温(℃) γ:充てん層中心からの半径方向距離(m) 月:充てん層半径 +ガ:反 応 熱 几久乃:ガス平均分子量 0:発 生 熱 量 (m) 57.8kcal/moトH三 (kg/mol) (kcal/m3・h) /70:才椚とJ∫〟を推進力とする総括伝熱係数 (kcal/m2・h・℃) ゐ一〃:管壁における境膜伝熱係数(kcal/m2・h・℃) スrg:流体が貫流する粒子固定層の半径方向有効熱伝導 度(kcal/m・h・℃),ゐ。,ゐiりjrgには国井氏の式を 使用

4.結果

検討

4.1触媒の活性とその変質 図3ほf㌔一定として昂を変えたときの水素転換比粘/j㌔上の変 化である。昂/タ〃<1で馬を小さくすると水素転換比が減少する傾 向がある。このことはすでにRansohoぼ氏らによって報告されてお り(7),触媒表面のガス剃莫における酸素の分子拡散の遅れによるも のである。 未処理触媒iこついて,1<昂/ノ㌔<5の範囲で馬を増すと水素転 換比が減少する傾向があるが,これはLangmuir-Hinshelwood機 構く8)むこよって説明できるものと考える(6)。すなわち,この領域でほ 酸素と水素が/ミラジウム結晶表面の同種の吸着サイトに化学吸着し て表面反応が起こるものと推察され,競争吸着であるために馬を過 剰iこすると水素の吸着が妨げられるものと思われる。 馬/′J㌔<5で水素転換比が昂によらず一定になる傾向はRideal 叫機構(b)によって説明できる。この領域では吸着酸素とガス相の水素 もしくは別種のサイトに弱く吸着した水素(8)とが反応するものと思 われる。 以上の結果から速度定数々(′は昂/J㌔>1で,々βは瑞/J㌔>5で昂, j㌔によらずほぼ一定となるが,実験誤差の範囲内で両者とも昂/j㌔ >2であれごご反応ガス組成の影響を受けないものとすることがで ぎる。 150℃の熱処理を加えた触媒は,酸素を飽和吸着しているために, 1く昂.・リ㌔<5の範囲でもRideal機構による反応が行なわれるもの

-8

(3)

-BWR

ミ\(ご ]コ由一望 温 度(℃) (試料重呈0.2g) 図4 空気ふんい気中におけるパラジウム黒の酸化平衡曲線 104 0 盲一ア一丁N∈\g一心ぺ 102 \ 触媒 ロ D-1 △J-K x J-N 口J-G 300 250 200 150 100 70 300c P 1.5 2.0 2.5 3.0

手×103(小K-1)

入口水素濃度アg=0.1∼0.5%,+恥/粕=2,充てん層厄径22mm, 長さ20∼40mm,ガス流量10∼20J/min 図5 々gのArrhenius プロット 0 (∈一句・`・NE\址望ヱ Mい ×、 △q. 、へ \ 阜 、、 :守㌔一位用簑什州一心加 ノ\リオス ,[くr空・:チ∂) 1別)柑】1] 一こ生.七 1(某 恨身言 (∋ 1t巾700て' イj ̄ 0.5 1.0 △ 1i小700一〔 0.5 7.5 × 手長小6006し' 熊 0.5 1.0 (〕 ・箭身中700て: 無 0.5 1.0 △ 窮才 小8001、 ユ緊 0.5 1-0 ロ 笥京中名00コc 平1沖.細【)て.2h イj一 0.5 l 1.0

/末処月珪

、ズ コ、 、×礼 ヾ、 、ト ヽ 、n \ 30D 250 200 150 、x □、、 、「こ 卑 、n lOO \、70 30℃ 1.5 2-0

‡x孟夏(。K-1)3■0

3■5 β-1触媒,克てん層直径22mm,長さ20mm,ガス流量20J/min 図6 熱処理触媒の活性 と思われる。 400℃処理の触媒について50℃で測定した水素転換比は著しく小 さい。これは図4の熱天びんによって測定したパラジウム崇の酸化 平衡曲線から明らかなようにパラジウムが酸化されたためである。 図3で充てん層温度が150℃の場合には,昂を小さくしたときに酸 化パラジウムが還元されて活性が回復するためにヒステレシスが生 ずる。 雀当 竺卓 100 0 ジ0〇一車讃笹→}#-当雫凄梢ソて

L

lも J20ff J20ff 充てん層温度 100℃ 350Dc ′ ̄ ̄-か■■ ーウ都農度巾】.%) 0 2.2)ぐ10 ̄Z X 2.2〉ぐ10■a △ 2.2)ゝ10 ̄5 口 1.8×10 ̄6

、丸㌔丑二竺_X⊥x′×_×

l J。Off J20ff 20 40 60 80 100 時 間(min) 10,000 PO∽の蝉絹仙膵ヾい讃-当雫凝山瀬省 0 0 0 β-1触媒,入口水素濃度仇5%,酸素濃度1グg,充てん層血径22ml11, 長さ20mm,ガス流丑10J/min 図7 ヨ ウ 素 毒 作 用 250 240 230 r=4cm 8cm 105 104 103 102 10 。O r(cm) γ=12cm 爛聖 ̄棚

……2

10 20 30 充てん剛主さ(rm) 40 1073 入口水素濃度1.8%,空気濃度9%,蒸気濃度89.2%,入口ガス温度110℃, 再結合器璧温215℃,ガス流量1,900J/皿in,J-K触媒 図8 充てん層内温度および水素濃度分布 また,再生パラジウムの活性が大きいのは,酸化により結晶内に 吸収されていた酸素が還元により取り出されて新たな活性点が形成 されたためであろう(8)。 水素転換比の実測値より(3)式を用いて各触媒のゐg値を求める と図5のようになる(S)。J-G触媒の活性はやや小さいが,他ほ優劣 をつけがたい。(3)式から明らかなように,々β値が等しくても粒径 の小さい触媒を使用するとα5とゐ打が大きくなるので水素転換比は 増加する。触媒の棟械的頚度は表2に示すようにJ-NとJ-Gが大 きいれJ-Nほ水に触れると割れやすいので問題がある。 図dは種々の条件下で加熱処理した触媒の活性を示したものであ る。窒素ふん囲気中で700℃以上の熱処理を行なったものは,触媒 金属の半融が起こり著しく活性が低下している。酸化パラジウムの 活性(△印)も小さい。酸化後還元処理をしたもの(㊥と□印)は図3 の結果と同様活性が大きい。 処理ガス中にヨウ素蒸気を混入したときの水素転換比の時間変化 を示したのが図7である。充てん層温度が100℃の場合についてヨ ウ素濃度の影響をみるに,濃度とともに喜作用は増加している。ヨ ウ素の供給を停止したのちの触媒活性の回復はほとんどみられず不 可逆的である。 しかしながら,充てん層温度が350℃の場合にはかなりの回復が みられ,これはパラジウムとヨウ素の化合物が一部分熱分解するこ とによるものと思われる。

-9

(4)

-1074 昭和43年12月

第50巻 第12号 250 0 nU 〈UL当 0 望 せ て丑 温度 出口7l・こ射臥雲 m ∫11り2545145 m 亡 0000812㍑

γ㊤董

50 100 峠 掛min 訓 0 0 0 0 0 0 ハリ ハU 4 つJ 〔ソ】 l 二二義ヾ∵崇 入口水素濃度1・8%,空気濃度9%,蒸気濃度89.2%,入口ガス温度110℃, ガス流見1,900J/min,J-K触媒 図9 水素混入時の充てん層温度と出口水素濃度の過渡応芹 なお,BWRの気体廃棄物中のヨウ素濃度は,煙突からの放射性 希ガスの放出率が50mCi/sの場合に約10-13%と見積もられている ので(1),図の結果からみてヨウ素の毒作用は実際上問題にならない ものと思われる。 4・2 大形再結合器の動作特性 図8は充てん層内温度分布の測定値と計算値および水素濃度分布 の計算値を示したものである。水素濃度は充てん層入ロより数cm で1ppm以下となり,この間において反応熱による急激な温度上昇 がみられる。半径方向の温度分布ははぼ2乗分布に従い,計算値と 測定値はかなりよく一致している。 水素が1%反応したときの充てん層の最高温度上昇ほ約75℃,平 均温度上昇は約67℃であった。平均温度上昇は,反応熱がすべて ガス流体によって持ち去られるとしたときの流体の温度上昇を与え る次式による計算値と一致した。

鵡=苦芸

…‥(8) なお,入口水素濃度を最大5.3%まであげたが,爆発事故などの 支障もなく定常運転を続けることができた。 図9に処理ガス中への水素混入時の過度応答の測定結果を示す。 ∬とγの大きい場所の温度ほど応答が遅い。出口水素濃度は水素 混入後約30分でガスクロマトグラフの検出限界(1ppm)以下とな った。 充てん層の圧力損失は次のErgun氏の式(9)による計算値とかな りよく一致し,入口ガス流量が1,900J/min(C=10akg/m2・b)のと き55mmAqであった。

』た去i25筈+1・75‡普G3

ここに,』P:圧 力 損 失(mmAq) p:重力加速度(m/h2) 〃:流体平均粘性係数 P:流体平均密度 ∈:充てん層空げき率,

5.結

‥(9) (kg/m・h) (kg/m3) J-Kの場合0.36 日 以上の結果からBWRの気体廃棄物処理系統に設置される酸水素 再結合器の最適操作および設計条件を次のように選定することがで きる。 (l)入口水素濃度: 濃度が小さすぎると分解ガスの希釈に大量の蒸気を使用するの で不経済であるばかりでなく,充てん層の温度が低いために触媒 の活性が小さく性能が悪い。逆に水素濃度が大きすぎると爆発事 故に至らないまでも,酸化や半融による触媒活性の低下が生ずる と同時に触媒の寿命が短縮されるので好ましくない。2%程度が 最適と思われる。 (2)入口ガス流速: 流速が小さいぼど再結合器の性能は増大するが,同一ガス流量 に対して充てん層の直径が大きくなる。流速が大きすぎると規定 の性能を与えるために充てん層を長くする必要がある。また,充 てん層の圧力損失が増大する。質量速度103kg/m2・h,線速度0.5 m/s程度が適当であろう。 (3)入口ガス温度: 処理ガス中に水分が混入し,これが触媒表面に付着すると反応 ガスの触媒への分子拡散が妨げられ著しく性能が低下するので, 100℃以上にするのが望ましい。110∼130℃が適当と思われる。 (4)充てん層長さ: 安全率をみて充てん層をいたずらに長くすることほ不経済であ り,圧力損失を大きくすることにもなる。10cm程度でじゅうぶ んであり,20cm以上にする必要はない。 (5)触媒の種類: 国産のアルミナ担持パラジウム触媒の中で,現在のところJ-K が最もすぐれていると思われる。J-Nは水に触れると割れやすく J-Gはやや活性が小さいという点で難点がある。 (6)触媒の再生: 長い使用期間中には誤操rFなどで充てん層温度が著しく上昇し 酸化や半融による触媒活性の低下が生ずることも予想される。こ のために,再結合器は2台以上設置して交互運転し,休止中のも のの触媒を次の操作で再生するのが望ましい。すなわち,酸化し た場合には小量の100℃程度に加熱した水素ガスを充てん層に通 気すれば容易に還元されるし,半融の場合にほ400℃程度に加熱 した空気を小量通気して一度酸化させ,のちに還元すればよい。 終わりに臨み本研究を行なうにあたり,ご指導を賜わった大阪大 学工学部品川陸明教授,ならびに日立製作所日立研究所河原誠二部 長および中島史登博士に深謝する。 (4) (9)

-10-参 鳶 文 献 J.0.Blomeke.et al:ORNL-4070(1968) 村田,遊佐:日本原子力学会誌10,No.7,5(1968) 村田,遊佐:日本原子力学会誌10,No.10(1968)掲載 予定 村田,遊佐:日本原子力学会誌10,No.11(1968)掲載 予定 村田,遊佐ほか:日立評論 50,656(昭43-7) Murata,Yusa:J.Nucl.Sci.Tecbnol.投稿中 J.A.Ransoboだ,et al:ORNし1583(1953) G.C.Bond:CatalysisbyMetals(1962London,Academic Press) S.Ergun:Chem.Eng.Prog.,48,89(1952)

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