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経年変化からみた心疾患

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Academic year: 2021

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58 一部として見られる免疫調節機構の変化により誘導さ れると思われるが, この免疫応答性の変化は感染抵抗 性や腫蕩抵抗性の減弱,自己抗体産生の増強となって, さらに生体構成組織や生理的機能の崩壊を促進すると 考えられる. 4. Radiation Oncologistの立場から (放射線科〕池田道雄 小動物に早期死を起こすには十分でないような線量 の放射線の照射を行なうと照射しない対照群に比べて 早い時期に死が起こる.照射に耐えて生き抜いた動物 の遅発放射線効果の症状は, agingの進んだ〔老化し た〉場合の状態とよく似ているのでradiationinduced agingと呼ばれることもある.それらの動物について みると病理組織学的には実質細胞の減少,微小血管数 の減少,結合繊密度の増加などがみられるだけで,特 異的なものではないので“非特異的寿命短縮"とか“放 射線による加齢〔老化)"とかし、われるのもそのためで ある.最近では放射線の照射による動物集団やヒトの 寿命短縮は低線量から中等度線量照射の範間内ではむ しろ放射線によるがんの誘発がその原因であろうとす る報告が多い. agingが進めばがんが起こり易い.放射線はaging の促進にも発癌にもかかわりが深い. Oncology (腫蕩学〉はがんを研究する学問であり, Radiation oncology(放射線腫蕩学〉はいろいろなが んを主として放射線を用いて治療しようとする分野で ある.Radiation oncologistは一般に既に成立したが んに対して放射線を照射している立場であるが,与え られたこの機会に放射線と老化とがんについて考察し てみたい

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経年変化からみた心疾患 〔循環器内科〉関口 守衛 どの疾患にもひとつの歴史がある.心疾患もその例 外ではないが,そこにはいわゆる agingを考慮して判 断する必要がある.小児期に擢患したりリュウマチ性 関節炎に関連してそれが

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年も経ってから弁膜症や心 不全として臨床的に問題となるのはそのl例である. 本シンポジウムで、は代表的心臓病についてその経年 変化を自然歴の中からとらえて整理してみることにす るが,その基礎となる心筋の病変について心室筋と心 房筋とに分けてみると心筋はいかなる原因にせよいっ たん破壊されてもそのあと反応性修復機転が働いて代 償期に入る姿勢をとる.その時期が長ければ病状安定 期があるが,そのあと不安定ないし破綻が生じること が認められる.心房筋の場合は病変が極限に達しても 患者の死はない. 検索対象は小児剖検心

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例,心内膜心筋生検

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例,心臓外科手術中の生検心筋

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例,各種心疾患剖検 仔

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例,各種心疾患について

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年に至る自然歴,など である. 各疾患についての長期経過は下記の如く要約され る.

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弁膜症:小児期リウマチ擢患がある場合とない 場合があるが,僧帽弁膜症ことに狭窄症では右心系負 荷が生じ三尖弁閉鎖不全が生じてその手術的修復が必 要となる.大動脈弁膜症では左心不全や狭心症が問題 となる. 2.虚血性心疾患:冠李縮は中年以後に生じ臨床像 の多くに影響を与えるが,異型狭心症例の

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年にわた る観察ではこの冠李縮が常に問題となることが分っ た.心筋梗塞ではその初期死亡が多いが,退院例では 再梗塞が問題となり突然死が目立って来る.

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不整脈と伝導障害:慢性的不整脈や伝導障害は

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年以上の経年変化の進行を経てかなり進行してから 臨床的問題を提起させる. 洞不全症候群の

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例にジフテリア病歴があるこ と,ベースメーカー植え込み症例の多くは高年齢病で あること,最近注目されている arrhythmogenicright ventricular dysplasia (ARVD)は小児例に少くその 病変は慢性に進行する心筋の脂肪織置換や線維化によ ると考えられるが,心室頻拍主徴で心室拡大が目立た ない症例はこのARVDの初期像なのかと考えさせら れる.

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心筋症と心筋炎:特発性肥大型心筋症では小児 期に心不全死や急死例があり,自然淘汰後に成人期に は一応安定化するが,突然死が白立つ.拡張型では心 不全のほかに不整脈死が案外多い.ウイルス性心筋炎 は以外によい回復を示すが,生存例で心室内伝導障害 や潜在性心不全が問題となる.サルコイドーシスや謬 原病心,好酸球性心疾患などは

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年の単位で病状の推 移があり,長期観察が必要で、ある.遺伝・家族性心筋 疾患も長期の聞に徐々に病状の進展をみる. 6.中枢神経系のAging (神経内科〉丸山勝一 中枢神経系では, Aging ~こともなう種々の病理学的 変化が観察されるが,それには神経組織そのものが変 化する場合と,栄養血管の加齢変化にともない神経組 織が二次的に障害される場合とがあって,前者の例と 616~

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⑫ 亜急性硬化性全脳炎、⑬ ライソゾーム病、⑭ 副腎白質ジストロフィー、⑮ 脊髄 性筋萎縮症、⑯ 球脊髄性筋萎縮症、⑰

例えば、EPA・DHA

平成21年に全国規模の経済団体や大手企業などが中心となって、特定非営

脳卒中や心疾患、外傷等の急性期や慢性疾患の急性増悪期等で、積極的な