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編集後記

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Academic year: 2021

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編集後記

今号は今年度末をもってめでたく定年退職される外国語学部中国語学 科・松村文芳教授の記念号である。前半がその記念投稿、後半が一般投稿 であるが、彭国躍教授と加藤宏紀准教授を始めとした中国語学科の先生方 のご尽力で実に数多くのご投稿をいただいた。言語研究センターとしても 光栄な事この上ない。

松村教授はそのご研究において中国語学に計り知れない貢献をされ、ま た教育においても数多くの有能な卒業生を送り出してきたのは言うまでも ないが、学内行政においても多大な貢献をされている。ご経歴を見るだけ でもそう強く感じるし、またいくつか一緒にお仕事をさせていただいた際 にもそれは強く感じた。

松村教授の神奈川大学への貢献を語るときに決して忘れてはならないこ とのひとつに、横浜キャンパス 20 号館に整備されているCALL教室のこ とがある。本学の外国語学部は 2017 年度現在、入学定員が 450 名と大き な規模の学部であるが、それにしても同じキャンパスに 10 教室ものCALL 教室が備えられている大学はなかなかない。その整備の中心となってこら れたのがまさに松村教授である。松村教授なくしては現在のCALL教室は まったく実現不可能であった。

しかし本学のCALL教室がすごいのはその数だけではなく、その稼働率 が非常に高いことである。年度によって差はあるが 1‒4 限でおよそ 70‒75% 程度である。遠くから通うためどうしても遅刻しがちな学生の多い 1 限は 授業開講数が比較的少ないが、その時間帯を含めても上記の通りの稼働率 の高さは驚異的である。実際に、週に数コマほどは 10 教室すべて埋まる 時間帯があるほどである。この高い運用率は松村先生の地道な、そして粘 り強い努力の賜物と言えよう。

確かにCALL機器の整備にはある程度のお金はかかる。しかし、曖昧で ともすればいい加減になりがちな学生の発音・リスニングスキルを、機器 を用いて客観的な方法で向上させることは外国語をマスターしたい学生に は非常に効果的である。自分で機器を操作することによってはじめて得ら れる気づきもあり、ネイティブ・日本人問わず、通常の授業では達成でき ないものがそこにある。また、CALL機器はじめICT機器は値下がりして おり、整備の方法を工夫すればむしろネイティブ教員に授業を委託するよ

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り安上がりに効果的な教育を行うことが可能と考える。

外国語学部は新キャンパスに移る予定であり、そうなれば横浜キャンパ スには 10 ものCALL教室は不要になるであろう。しかし、それでも現在 の使用状況からシミュレーションすると、3 − 4 教室ほどのCALL教室は 依然横浜キャンパスに必要であるし、なにより新キャンパスにもCALL機 器が必ず必要になる。どのようなシステムをこれから導入するかも含め、

これまでの松村教授が築き上げてこられたものにわずかばかりでも何か加 えられるよう、センターに携わる者として微力ながら貢献できたら幸せで ある。

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参照

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