• 検索結果がありません。

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

 

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への

A.  研究目的

冠動脈ステントは我が国で年間約 個)の患者に使用されており

治療は20-30%

治療は2011年7月に禁忌・禁止から警告へ改訂され 安全な普及が求められている

療の中でも治療法が確立されていない

岐病変に対するステントの適正使用法を確立する ことを目指し

壁へのステントの不完全圧着量の定量化手法を開 発した.

B.  研究方法

実臨床での治療結果は,

ント,サイズの選択

の3つの要素が統合して現れてくる.本研究では,

左主幹部病変の分岐角度に着目し,佐賀大学循環器 内科の挽地裕准教授

撮影された

幹動脈と左回旋枝の分岐角度を解析した.分岐角度 の大きさから

幹部と左回旋枝の角度が異なる

狭窄モデルを製作した.主幹部,左前下行枝,左回 旋枝の径は,

テントは,径 リンクを有する

で の 分 岐 部 ス テ ン ト 留 置 法 の

Stenting法を用い,指導的医師がステントをモデル

内に留置した.分岐部の左主幹部から左前下行枝に かけて3.5mm×24mm

は,3.5mm×18mm 使用した.径

を用いる場合には,ステントの最小拡張圧力の で拡張し,その後,径

過拡張せずに圧着させた.マイクロ 面像を撮影し,不完全圧着部を同定し,

全ての画像について不完全圧着部を計測して体積 を算出して比較した

C.  結果・考察

同一ステントを使用した場合でも イズ選択,②

ステント不完全圧着領域は異なることが明らかとな った.Culotte Stenting

の血管径に関して

張方法を工夫して使用することが不完全圧着領域を 厚生労働科学研究費補助金

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への

研究分担者

目的 

冠動脈ステントは我が国で年間約 の患者に使用されており

30%程度ある.

年7月に禁忌・禁止から警告へ改訂され 安全な普及が求められている

療の中でも治療法が確立されていない

岐病変に対するステントの適正使用法を確立する ことを目指し,血栓や再狭窄の要因と考え得る血管 壁へのステントの不完全圧着量の定量化手法を開

研究方法

実臨床での治療結果は,

ント,サイズの選択),

の3つの要素が統合して現れてくる.本研究では,

左主幹部病変の分岐角度に着目し,佐賀大学循環器 内科の挽地裕准教授の協力のもと,

撮影された209例の左主幹部分岐部の画像から左主 幹動脈と左回旋枝の分岐角度を解析した.分岐角度 の大きさから3つのグループに分類し

幹部と左回旋枝の角度が異なる

狭窄モデルを製作した.主幹部,左前下行枝,左回 旋枝の径は,4.5mm,3.5mm

テントは,径3.0mmと3.5mm

リンクを有するNoboriステントを対象とした.臨床 分 岐 部 ス テ ン ト 留 置 法 の

法を用い,指導的医師がステントをモデル 内に留置した.分岐部の左主幹部から左前下行枝に 3.5mm×24mm,左主幹部から回旋枝に関して 3.5mm×18mmまたは

使用した.径3.0mmの左回旋枝に

を用いる場合には,ステントの最小拡張圧力の で拡張し,その後,径3.0mm

過拡張せずに圧着させた.マイクロ 面像を撮影し,不完全圧着部を同定し,

全ての画像について不完全圧着部を計測して体積 を算出して比較した(図2)

結果・考察.

同一ステントを使用した場合でも

②分岐病変の角度によって,血管壁への ステント不完全圧着領域は異なることが明らかとな

Culotte Stenting法を用いる の血管径に関して 3.5mm

張方法を工夫して使用することが不完全圧着領域を 厚生労働科学研究費補助金

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への 不完全圧着領域評価方法の

研究分担者 

山崎健二(東京女子医科大学),笠貫宏(早稲田大学)

冠動脈ステントは我が国で年間約

の患者に使用されており,分岐血管病変に対する .分岐病変に対するステント 年7月に禁忌・禁止から警告へ改訂され 安全な普及が求められている.本研究では分岐部治 療の中でも治療法が確立されていない

岐病変に対するステントの適正使用法を確立する 血栓や再狭窄の要因と考え得る血管 壁へのステントの不完全圧着量の定量化手法を開

実臨床での治療結果は,①ステントの性能

,②使用方法

の3つの要素が統合して現れてくる.本研究では,

左主幹部病変の分岐角度に着目し,佐賀大学循環器 の協力のもと,64

例の左主幹部分岐部の画像から左主 幹動脈と左回旋枝の分岐角度を解析した.分岐角度

つのグループに分類し 幹部と左回旋枝の角度が異なる3種類の

狭窄モデルを製作した.主幹部,左前下行枝,左回 3.5mm,3.0mm

3.5mmでデザインの異なる ステントを対象とした.臨床 分 岐 部 ス テ ン ト 留 置 法 の1つ で あ る

法を用い,指導的医師がステントをモデル 内に留置した.分岐部の左主幹部から左前下行枝に

,左主幹部から回旋枝に関して または3.0mm×18mm

の左回旋枝に3.5mm を用いる場合には,ステントの最小拡張圧力の

3.0mmのバルーンで拡張して 過拡張せずに圧着させた.マイクロCT

面像を撮影し,不完全圧着部を同定し,

全ての画像について不完全圧着部を計測して体積 2).

同一ステントを使用した場合でも

分岐病変の角度によって,血管壁への ステント不完全圧着領域は異なることが明らかとな

法を用いる際には側枝

3.5mm のステントを使用して拡

張方法を工夫して使用することが不完全圧着領域を

厚生労働科学研究費補助金(医療機器開発推進

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への 不完全圧着領域評価方法の

  岩崎清隆(早稲田大学),

山崎健二(東京女子医科大学),笠貫宏(早稲田大学)

冠動脈ステントは我が国で年間約20万例(約30 分岐血管病変に対する 分岐病変に対するステント 年7月に禁忌・禁止から警告へ改訂され

本研究では分岐部治 療の中でも治療法が確立されていない,左主幹部分 岐病変に対するステントの適正使用法を確立する 血栓や再狭窄の要因と考え得る血管 壁へのステントの不完全圧着量の定量化手法を開

ステントの性能(ステ

,③病変・病態 の3つの要素が統合して現れてくる.本研究では,

左主幹部病変の分岐角度に着目し,佐賀大学循環器 64列CTを用いて 例の左主幹部分岐部の画像から左主 幹動脈と左回旋枝の分岐角度を解析した.分岐角度 つのグループに分類し,図1に示す主 種類の3次元分岐 狭窄モデルを製作した.主幹部,左前下行枝,左回

3.0mmと決めた.ス

でデザインの異なる ステントを対象とした.臨床

つ で あ るCulotte 法を用い,指導的医師がステントをモデル 内に留置した.分岐部の左主幹部から左前下行枝に

,左主幹部から回旋枝に関して 3.0mm×18mmのステントを

3.5mmのステント

を用いる場合には,ステントの最小拡張圧力の4atm のバルーンで拡張して CTでステント断 面像を撮影し,不完全圧着部を同定し,15μm幅で 全ての画像について不完全圧着部を計測して体積

同一ステントを使用した場合でも①ステントのサ 分岐病変の角度によって,血管壁への ステント不完全圧着領域は異なることが明らかとな 際には側枝3.0mm のステントを使用して拡 張方法を工夫して使用することが不完全圧着領域を

3

医療機器開発推進

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への 不完全圧着領域評価方法の

岩崎清隆(早稲田大学),

山崎健二(東京女子医科大学),笠貫宏(早稲田大学)

  30万 分岐血管病変に対する 分岐病変に対するステント 年7月に禁忌・禁止から警告へ改訂され, 本研究では分岐部治 左主幹部分 岐病変に対するステントの適正使用法を確立する 血栓や再狭窄の要因と考え得る血管 壁へのステントの不完全圧着量の定量化手法を開

ステ 病変・病態 の3つの要素が統合して現れてくる.本研究では,

左主幹部病変の分岐角度に着目し,佐賀大学循環器 を用いて 例の左主幹部分岐部の画像から左主 幹動脈と左回旋枝の分岐角度を解析した.分岐角度 に示す主 次元分岐 狭窄モデルを製作した.主幹部,左前下行枝,左回 と決めた.ス でデザインの異なる2 ステントを対象とした.臨床 Culotte  法を用い,指導的医師がステントをモデル 内に留置した.分岐部の左主幹部から左前下行枝に

,左主幹部から回旋枝に関して のステントを のステント 4atm のバルーンで拡張して でステント断 幅で 全ての画像について不完全圧着部を計測して体積

ステントのサ 分岐病変の角度によって,血管壁への ステント不完全圧着領域は異なることが明らかとな 3.0mm のステントを使用して拡 張方法を工夫して使用することが不完全圧着領域を

低減でき,リスク低減につながることが明らかとな った.日本心血管インターベンション治療学会の専 門別研究会

2012

導的医師に周知した.

D. 

開発した CT

量化する手法を開発した.同一ステントでもサイズ 選択や病変の分岐角度によって異なり,ステントの 適性使用法を提示する評価方法を開発できた.

E. 

大場貴文,岩﨑清隆 ング講演会,

Iwasaki K, 図3 

  4.0 3.0 2.0

0 1.0 前下行枝

主幹

(a) Mald angle 主幹部

60 % stenosis 144.3 前下行枝 3.5mm

不完全圧着体積 mm3

医療機器開発推進研究事業

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への 不完全圧着領域評価方法の開発

岩崎清隆(早稲田大学),坂口勝久(早稲田大学)

山崎健二(東京女子医科大学),笠貫宏(早稲田大学)

低減でき,リスク低減につながることが明らかとな った.日本心血管インターベンション治療学会の専 門別研究会1st Japanese Bifurcation Club

2012年7月に開催され,本データを日,仏,韓の指 導的医師に周知した.

  結語

開発した 3 次元分岐狭窄血管モデル CTを駆使し,ステント留置時の不完全圧着

量化する手法を開発した.同一ステントでもサイズ 選択や病変の分岐角度によって異なり,ステントの 適性使用法を提示する評価方法を開発できた.

  発表

大場貴文,岩﨑清隆 ング講演会,2013

Iwasaki K, et al, 1st Japanese Bifurcation club,   側枝φ3.0mm

  ントを用いた際の不完全圧着部体積の比較 φ3.0 φ3.5

Mild Car ina

Later al Wall

回旋枝 前下行枝

主幹

図2 マイクロ 不完全圧着評価

図 (a) Mald angle

59.1°

主幹部:4.5mm 60 %

stenosis

144.3° 50 %

stenosis 143.0°

前下行枝:

3.5mm 回旋枝: 3.0mm

研究事業)分担研究報告書

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への 開発 

坂口勝久(早稲田大学)

山崎健二(東京女子医科大学),笠貫宏(早稲田大学) 

低減でき,リスク低減につながることが明らかとな った.日本心血管インターベンション治療学会の専

Japanese Bifurcation Club

月に開催され,本データを日,仏,韓の指 導的医師に周知した.

次元分岐狭窄血管モデル ステント留置時の不完全圧着

量化する手法を開発した.同一ステントでもサイズ 選択や病変の分岐角度によって異なり,ステントの 適性使用法を提示する評価方法を開発できた.

大場貴文,岩﨑清隆 他,第

2013年,1月,茨城

Japanese Bifurcation club, P=0.028

3.0mmに対して

ントを用いた際の不完全圧着部体積の比較 φ3.0 φ

3.5

Moderate Lateral

Wall 回旋枝

マイクロCTを用いたステントの血管壁への 不完全圧着評価

前下行枝

不完全圧着領域 図1 3(b) Moderate angle次元分岐狭窄モデル

141.4°

stenosis 3.0mm :

)分担研究報告書 

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への

坂口勝久(早稲田大学) 

低減でき,リスク低減につながることが明らかとな った.日本心血管インターベンション治療学会の専

Japanese Bifurcation Club

月に開催され,本データを日,仏,韓の指

次元分岐狭窄血管モデル ステント留置時の不完全圧着

量化する手法を開発した.同一ステントでもサイズ 選択や病変の分岐角度によって異なり,ステントの 適性使用法を提示する評価方法を開発できた.

第25回バイオエンジニアリ 月,茨城

Japanese Bifurcation club, July, P=0.05

=0.028

に対してφ3.0mmとφ ントを用いた際の不完全圧着部体積の比較

φ3.5 φ3.0

Moderate Severe P=0.016 を用いたステントの血管壁への

前下行枝 回旋枝 不完全圧着領域 次元分岐狭窄モデル (b) Moderate angle

143.6 70.6°

121.9°

左冠動脈主幹部分岐狭窄血管モデルを用いたステントの血管壁への 

低減でき,リスク低減につながることが明らかとな った.日本心血管インターベンション治療学会の専 Japanese Bifurcation ClubがTWInsで 月に開催され,本データを日,仏,韓の指

次元分岐狭窄血管モデルとマイクロ ステント留置時の不完全圧着領域を定 量化する手法を開発した.同一ステントでもサイズ 選択や病変の分岐角度によって異なり,ステントの 適性使用法を提示する評価方法を開発できた.

バイオエンジニアリ July, 2012, Tokyo

Game-Howell

=0.05

φ3.5mmステ ントを用いた際の不完全圧着部体積の比較

3.0 φ3.5 Severe P=0.016

不完全圧着領域

を用いたステントの血管壁への 次元分岐狭窄モデル(c) Severe angle

86.2°

99.1 143.6°

低減でき,リスク低減につながることが明らかとな った.日本心血管インターベンション治療学会の専 で 月に開催され,本データを日,仏,韓の指

マイクロ 領域を定 量化する手法を開発した.同一ステントでもサイズ 選択や病変の分岐角度によって異なり,ステントの

バイオエンジニアリ Howell

ステ  不完全圧着領域 (c) Severe angle

° 99.1°

参照

関連したドキュメント

原因は不明で、発病の機構は解明されていない。先天性気管狭窄症は気管軟骨の形成異常のために

2 第 2 章

ナイチノールに対する過敏症が明らかな患者では、本品の留置に よりアレルギー反応が生じるおそれがあるので使用しないこと。

承認後一定期間、国内におい て本品を使用し、ステント血 栓症が発生した症例について は、速やかに医薬品医療機器

 腎動脈狭窄に対するカテーテル治療はバルーンカテーテルによる経皮的血管形成術 (percutaneous  transluminal angioplasty:PTA) 5)

上肢駆血後の反応性充血時の血流量増加,それに伴う血流依存性の血管径増加 (内皮依存性血管拡張)

 頭蓋内動脈硬化性病変に対して,自己拡張型ステント(Wingspan)を用いた非ランダ

ることによって瘤内の血流を低下さ せ,治療できる可能性が示唆され,実 形状を用いた研究が重要となった.し