幼小連携学習指導案
平成22年11月19日(金) 南城市立知念小学校2学年45名 知念幼稚園 27名 授業者 友利里美・奥原利美子 共同研究者 上原則子・津波友美 1 単元名 みんなで作ろう!! おもちゃまつり 2 単元の目標 (2年) ◇ 進んで「おもちゃまつり」の計画を立てたり,身近にある物を使って,祭りに使う物を工夫 して作ったりしようとする。 【関心・意欲・態度】 ◇ 工夫して作ったおもちゃの遊び方がよく分かるように,順序よく説明することができる。 【思考・表現】 ◇ 幼児や友達と交流することで,自分や友達の良さに気づくことができる。 【気付き】 (幼稚園) ◇ 2年生との関わりを通して,子ども同士の信頼感を深め,年長者に対する憧れや成長への 期待を持つ。 【環境・健康】 ◇ 2年生の力を借りながら,身近にある物を使っていろいろなおもちゃをつくることができる。 【人間関係・言葉・表現】 3 単元について (1) 教材観 児童はこれまでに,人々,社会,自然に対して具体的な体験活動を行ってきた。 1年生との「学校たんけん」の学習では,2年生になったことを自覚し,1年生に優しく接し ていこうという気持ちを持って取り組み,1年生との交流の楽しさを体感することができ,意 欲的に活動することができた。「やさいをそだてよう」ではゴーヤーやサラダ菜などを育て, 植物が成長していく喜びを味わってきた。「町たんけん」の学習では,地域の商店や施設など を探検し,働いている人の工夫や苦労などについてインタビューをしたり,メモをとって話を 聞いたりしながら調べ学習をした。その結果,地域の色々な人とかかわりを持つことができ地 域の良さにもたくさん気づくことができた。 本単元は,学習指導要領生活科の内容(6)「身の回りの自然を利用したり,身近にある物 を使ったりなどして遊びを工夫し,みんなで遊びを楽しむことができるようにする。」を受けて, 身近にある素材を利用しておもちゃやお店を作り,自分たちでお祭りを計画し,準備から運営 まで協力して取り組ませる。子どもたち自身が思いを込めて自分たちのお祭りを作りあげることで,子どもたちは自主的に活動したりする態度や異年齢交流による協調性,思いやりの心が 育ち,今後の自分たちの生活をよりよいものにできると考える。 また学習指導要領生活科の内容(8)「自分たちの生活や地域の出来事を身近な人々とかか わることの楽しさが分かり,進んで交流することができるようにする。」も含まれ,地域の人 々や幼児,学級,学年の友達との交流など,人との触れ合いを大切にできる単元でもある。 さらに本単元では,児童が意欲的に取り組めること,体験が中心の活動であることから思い や気づきを絵や言葉で伝え合う力「表現力」を高めるのにも適している。 (2) 児童観 (2年) これまでの生活科の学習を通して,さまざまな体験学習をする中で,友だちと一緒に活動を 計画し実施していくことの面白さを実感することができた。又,見つけたこと,気づいたこと, 感じたことなどを絵や文に表すことを繰り返し行うことで,伝えることの楽しさも味わっている。 活動の幅も広がり,簡単な応答もできるようになってきたものの,まだ互いに協力することに つまずく子も少なからずいる。また,受け身的な児童が多く活動や作業に対して自分で考えて 取り組むことを苦手にしている児童も見受けられる。 (幼稚園) 幼児数は27名1クラスの小規模の幼稚園である。幼児は明るく元気があり,活発である。 自分達で考えや思いを出し合いながら遊びを楽しんでいる。また,自然にも恵まれ園庭での虫 探しや季節の草花,生き物との関わりの中で興味関心を示し,図鑑で調べたり,友達同士の会 話も楽しんだりして関わりも広がってきている。 10 月の運動会では,2年生と合同のリズムダンス・折り返しリレーの練習を通して,交流 を重ねるごとに「○○姉ちゃんに教えてもらったよ」「○○兄ちゃん走るの速かったよ」と会 話も弾むようになり,優しく接してくれる2年生にすっかりうち解けている様子が伺えた。 小学校への憧れを抱き自信や意欲を高めることで,小学校への円滑な接続を図りたい。 (3) 指導観 (2年) 本単元では,これまでに学習した図工の「おはなしロボット」,国語の「おもちゃまつりへ ようこそ」,音楽の「いい音さがして」を生かし,身の回りにある素材や自然の中で見つけた ものを使って,友達や幼児と協力し合いながら,合同で制作する中で思いを出し合い,お祭り の運営に主体的に取り組むことができる児童を育てていきたいと考える。グループでの活動で あるため,話し合いの時間をしっかり取り活動の見通しをしっかりとたてさせてから,実際に 製作させたい。 同時に,幼児との交流学習を通して,友達との関わりや異学年との関わりを深めることで, 自分の良さや成長に気づき,思いやりも心を育てていきたい。さらに,自分の思ったことや考 えたことを自分なりに表現する力を身につけさせたい。
(幼稚園) 幼稚園ではこれまで,小学校との交流活動通して,思いやりや優しさに気づき,又,一緒に 活動する喜びを味わう事をねらいとしてしている。 単元では,2年生の支援を受けながら, 身近な素材をつかって工夫しておもちゃつくりをする中で感謝する心や思いやりの心も育ち, また,相手の話を聞き自分の思いや考えを表現できる力を育てたい。 4 単元の評価規準・領域 学年 生活への関心・意欲・ 活動や体験についての思考 身近な環境や自分についての 態度 ・表現 気付き ・身近なものに関心を持 ・自然物や身の回りにあるも ・幼稚園生と活動する中で自 二 ち,友達や幼児と教え のを使い,工夫しておもち 分や友達の良さに気づくこ 合い,協力し合ってお ゃやお店を作ることができ とができる。 もちゃやお店を作り出 る。 年 そうとしている。 ・友達や年下の子への接し方 を考えながら,協力し合い, おもちゃやお店を作り出す ことができる。
~遊びの中での学び~
健康 ・ 人間関係 ・ 環境 ・ 言葉 ・ 表現
幼 稚 ○安全に気をつけて遊びことができる 園 ○2年生に親しみを持って関わることができる。 ○2年生と過ごすことで,やさしさや感謝の気持ちをもつことができる。 ○身近な素材を使って楽しんでおもちゃ作りに取り組むことができる。 ○関わることの嬉しさを自己表現し,満足感を味わうことができる。 5 本校における幼小連携の基本的な考え方 本校においては,小学校と幼稚園が隣接している条件をいかし,幼稚園と小学校との教師が 互いに教育内容や活動に対する理解を深め教育課程における連携を深めている。 遊びを通して学ぶ幼児期の保育活動から教科学習が中心の小学校以降の教育活動 への円滑 な移行をめざし,双方の教育を充実させつつ,発達や学びの連続性を確保 ,幼・小の円滑な 接続を図っていくことが幼小連携の重要な課題と考える。さらに子ども一人ひとりについてみるならば,学校教育は幼稚園の発展として小学校があり,更に中学校へと続いていく,連続し 発展していくものである。それだけに各学校段階ごとの役割を明確にし,その役割を意識した 指導が必要であり,幼児の連続的な 発達が小学校以降でも継続されるよう配慮しなければな らない。 そこで,幼稚園と小学校が連携し子どもたちの発達や学びの連続性について理解を深め,小 学校では,教科学習のみに視点をおくのではなく,幼稚園で培った主体性や自主性を生かしつ つ,それを教科学習に取り入れていきたい。 幼稚園では幼稚園教育が小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮し,幼 児期にふさわしい生活を通して,創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培うようにし ていきたい。 また,幼小連携教育を通して交流活動の中で,人との接し方や自分を見つめる良い機会になり 年下の子への接し方,年上の子との接し方や相手に対する思いやりを育て,自信を持ったり,自 分を表現する良い機会になると考える。
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幼小連携活動計画 (1) ねらい ○ 幼児と児童との触れ合いを通して,優しさや感謝の気持ちなど思いやりの心をはぐくみ, 幼稚園から小学校への円滑な接続を図る。 ○ 自分の思ったことや考えを進んで話したり,相手の話を聞くことができる。 (2) 活動内容 月 内 容 参加者 場 所 内 容 4 春の遠足 幼・1・2 年 岬公園 ・みんなと楽しく遊ぶ 6 出発!なかよし探検隊! 幼・2 年 幼稚園 ・幼稚園を見学し,様子を知る。 7 幼小連絡会 小学校 ・情報交換・研究発表にむけて 8 幼小連絡会 小学校 ・年間活動計画・研究発表にむ けて 9 一緒に仲良く遊ぼう 幼稚園・2年 幼 稚 園 2年生が司会進行 遊戯室 ・めあて,約束,歌,ゲーム, 感想 9 運動会練習 幼稚園・2年 体育館 ・2年生をお手本にして『ララ 運動場 ラ・ラッセーラ』の練習をす る。 ・各チーム協力してバトンパスをし,折り返しリレーができ るようにする。 幼小連絡会 小学校 (打ち合わせ・反省) 9 〔国語科〕 幼稚園・2年 小 学 校 ・2年生は遊び方の説明をする。 おもちゃ祭りへようこそ 多 目 的 ・幼稚園生は説明を聞いて遊ぶ 教室 ・2年生の良さやすばらしさを 知る。 9 葉っぱのおもちゃ作り 幼稚園・2年 シ ネ マ ・地域のおもちゃや作り名人さ 知念 んから,葉っぱのおもちゃを教 幼小連絡会(打ち合わせ) えてもらいながら作る。 10 2年生と合同運動会 幼稚園・2年 運動場 ・2年生をお手本にして,みん ・リズム『ラララ・ラッセーラ』 なでやりとげた満足感を味わ ・折り返しリレー う。 幼小連絡会 小学校 (打ち合わせ・反省) 11 「みんなでつくろう! ・各班に分かれて活動し,意識 おもちゃまつり」 や関心を高める。 おまつりの計画を立てよう 幼稚園・2年 2年 ・自然や身近なものの中におも 各教室 ちゃの材料があることに 気 づかせる。 お祭り準備(合同4回) 幼稚園・2年 ・色々なおもちゃを工夫して作 る。 ・グループで協力して店作りを する。 ・みんなが楽しく活動できるよ うにのルールをつくる。 ・小学生に憧れを持つと共に表 現意欲を持つ。 幼小連絡会(打ち合わせ・反省) 11 お弁当会 幼稚園・2年 緑の広場 ・楽しくお弁当を食べる。 11 幼小連携授業研究会 幼稚園・2年 小学校 11 昔遊びをしよう 幼稚園・1年 小学校 ・1年生に昔遊びを教えてもら う。
7 単元の学習計画及び評価計画(16時間) 次 時 学習活動・学習内容 指導上の留意点 具体の評価規準 間 〈評価方法〉 「おもちゃまつり」の計画 を立てよう。 幼児との関わりに関 1 1.お祭りの経験を話し合った後, 心と期待感を持ち,計 国語科の「おもちゃまつりへよう 画を立てることができ こそ」の際,幼児と交流したこと る を想起させる。(2年各学級) 【関心・意欲】 第 一 2 2.「 おも ちゃ ま つり 」の 計 画を ○どんなものを作りたい 「おもちゃまつり」の 次 . 立てる。(2年各学級) のか,ポイントをしぼり 計画を進んでたてよう ○幼児と一緒に作ってみたいおも 話し合いを進めることが としている。【意欲】 ちゃやお店を考える。 できるように助言する。 3 ○班を構成する。 ○班の決定にあたっては, 自然の中のものや身 ○おもちゃを作るときに必要な材 児童の思いを大切にし助 の回りにあるものが, 料や作り方の方法を考える。 言をする。 おもちゃの材料になる ことに気づいている。 【気づき】 4 3.2年生,幼稚園生の合同グル ○幼児と一緒に「おもち ープになる。 ゃまつり」をするという ○互いに自己紹介し,一緒に助け 意欲を高める。 合い,仲良く活動することを話し 合う。(合同) おもちゃを作ろう。 1.各班に分かれて,作るおもち ○各班に分かれ活動する 5 ゃの説明や活動する際の約束につ ことで「おもちゃまつり」 第 ・ いて確認する。 についての意識や関心を 二 6 〔ルール・おもちゃの作り方・道 高める。 次 具の使い方等〕(合同)
2.おもちゃを作る。 ○児童が幼児を手助けし 教え合い,協力し合 7 ○教え合いながら工夫しておもち ながらおもちゃ作り活動 って,楽しく製作活動 ・ ゃ作りをする。(各学級) ができるようにする。 している。【関心】 8 お も ち ゃ ま つ り の 準 備 を し よ 9 う。 ・ 1.お祭りやお店作りに,必要な ○もの作りだけでは店は 進んで,お祭りや店 10 事を考える。(合同) できない事に気づかせ, 作りについて考えるこ ○必要なものは何か考える。 説明や呼び込みの練習な とができる。【関心】 第 (看板,ポスター,お祭り券など) ども分担する必要のある 二 ○役割分担について考える。 ことに気づかせる。 次 (ルール説明をする人,呼び込みする人, 売る人など) 11 ○ルールについて考える。 2.店作り,お祭りの準備をする。 ○グループで協力して店 協力して,店作りに (合同) 作りができるよう支援す 参加している。【関心】 る。 ○みんなが気持ちよく遊 ぶためのルールを掲示す る。 おもちゃまつりをしよう 12 1.第1回おもちゃまつりを実施。 ○ルールを守って,楽し 遊び方やルールを説 (お店番や遊ぶ順番を守って遊ぶ。) く合同活動ができるよう 明しながら楽しく合同 (合同) に支援する。 活動ができる。 【関心・意欲・態度】 第 三 2.おもちゃまつりをして,気づ ○同学年の友達や幼児と 次 いたことを発表する。 かかわりあって学習する ことで,楽しかったこと や助けられたこと,自分 が成長できたことなどを 振り返らせる。 3.次時の「おもちゃまつり」へ ○前時の振り返りををも 学んだことを生かし のめあてを持つ。 とに「おもちゃまつり」 て活動しようとしてい
がスムーズに進行できる る。 よう次時につなげる。 【関心・意欲・態度】 13 4.店作り,お祭りの準備をする。 ○グループで協力して店 協力して,店作りに (合同) 作りができるよう支援す 参加している。 る。 【関心・意欲・態度】 14 5.お店番と遊ぶ人を交替して, ○ルールを守って,楽し 遊び方やルールを説 第2回おもちゃまつりを実施する。 く合同活動ができるよう 明しながら楽しく合同 (合同) に支援する。 活動ができる。 【関心・意欲・態度】 6.おもちゃまつりをして気づい ○同学年の友達や幼児と 学んだことを生かし たことを発表する。 かかわりあって学習する て活動しようとしてい ことで,楽しかったこと る。 や助けられたこと,自分 【関心・意欲・態度】 が成長できたことなどを 振り返らせる。 第 15 活動を振り返ろう これまでの活動を振 四 ・ ○活動を振り返り,様子や思い, り返り,自分や友達の 次 16 気づいたことなどを絵や文で書く。 良さに気づくことがで (2年各学級) きる。 【気づき】 8 本時の指導(14/16) 〔みんなでつくろう!!おもちゃまつり〕 (1) ねらい[2年生] ○友達と協力しながら,お祭りを楽しむことができる。 ○幼稚園児と一緒に活動することで,思いやりの心が培われ,友達の良さや自分の良さに気づ くことができる。 ねらい[幼稚園] ○2年生と一緒に協力して活動する楽しさを味わう。 ○出店での買い物やゲームで楽しく遊ぶことができる。 (2) 準備する物 ラジカセ,CD,ストップオッチ,ベル ( 本 時 )
(3) 展開 時間 学 習 活 動 教師の支援・留意点 評 価 ☆2年◇幼稚園 1.学習のめあてを確認する ☆◇ めあて ・前時の活動を振り返り,本時の活 ・めあてを知り意 は (2年) 動につなげる。 欲的に取り組も じ ・友達や幼稚園生と協力しなが ・約束はゲームや買い物などをする うとする。 め ら楽しく活動できる。 時間が十分確保できるように確認 【関・意・態】 10 ・友だちのよかった所や自分の 程度にする。 分 よかった所を見つける。 売り手 ・2年生と幼稚園生が協力して,遊び (幼稚園) 方の説明をしたり,品物を売ったり ・二年生と一緒に楽しく遊ぶ。 する。 ○はじめましての会 買い手 ・はじめのあいさつ ・仲良しグループで出店やゲームを楽 ・歌『まつりだ!やっほいほい』 しむ。 ・約束確認 (順番を守る。説明はしっかり聞く) ・お店の準備 ・ベルの音で次へ移動します。 ・お店の紹介 2.楽しく遊ぼう。 ☆◇ ○出店やゲームを楽しむ ・呼び込みや活動がスムーズにいく ・ゲームや買い物 展 よう声かけする。 など一緒に楽しく 開 ・売り手,買い手共に必要に応じて 遊ぶことができる。 25 支援する。 ・呼び込み,対応, 分 ・マナーを守って買い物ができるよ ゲーム説明など協 うにする。 力して行うことが ・ベルの音でで移動がスムーズにで できる。 きる様にする。 【関・意・態】 3.感想を聞き合おう。 ☆◇ ま ○終わりの会 ・本時のめあてを振り返らせる ・自分の思いを元 と ・感想を発表する。 ・売り手側,買い手側がそれぞれ感 気に発表できるよ め じたことを自由に発表させる。 うに支援する。 10 ・先生のお話 ・今日の授業でよかったことを具体 【思・表】 分 的にあげ賞賛する。 ・自他の良さに気 ・終わりの言葉 づく。 【気づき】 早くゲームが したいな。 楽しそう! 何を買おうか な。 これいくら かな。 おいしそうだな。
9 場の設定 ステージ 司 会 アクセサリー たこやき ① 屋さん たいやき屋 ⑥ コロコロ ポ イ ン ト お花落とし ゲーム おめん屋 おもちゃ屋 ② ⑤ キャラクター まゆが けん玉 コロコロ お 花 屋 ③ ④ パネル
単 元 の 学 習 計 画 及 び 評 価 計 画 ( 1 5 時 間 )
次 時 学 習 活 動 ・ 学 習 内 容 指 導 上 の 留 意 点 具 体 の 評 価 規 準 間 〈 評 価 方 法 〉 「 お も ち ゃ ま つ り 」 の 計 画 を 立 て よ う 。 ( 関 ・ 意 ) 幼 児 と の 1 1 . お 祭 り の 経 験 を 話 し 合 っ 関 わ り に 関 心 と 期 待 た 後 , 国 語 科 の 「 お も ち ゃ ま 感 を 持 ち , 計 画 を 立 つ り へ よ う こ そ 」 の 際 , 園 児 て る こ と が で き る と 交 流 し た こ と を 想 起 さ せ 第 る 。( 2 年 各 学 級 ) 一 次 2 .「 お も ち ゃ ま つ り 」 の 計 ○ ど ん な も の を 作 り た い ( 意 )「 お も ち ゃ ま 2 画 を 立 て る 。( 2 年 各 学 級 ) の か , ポ イ ン ト を し ぼ り つ り 」 の 計 画 を 進 ん . ○ 園 児 と 一 緒 に 作 っ て み た い 話 し 合 い を 進 め る こ と が で た て よ う と し て い 3 お も ち ゃ や お 店 を 考 え る 。 で き る よ う に 助 言 す る 。 る 。〈 話 し 合 い ・ 行 動 〉 ○ 班 を 構 成 す る 。 ○ 班 の 決 定 に あ た っ て ○ お も ち ゃ を 作 る と き に 必 要 は , 児 童 の 思 い を 大 切 に ( 気 ) 自 然 の 中 の も な 材 料 や 作 り 方 の 方 法 を 考 え し 助 言 を す る 。 の や 身 の 回 り に あ る る 。 も の が , お も ち ゃ の 材 料 に な る こ と に 気 づ い て い る 。 〈 発 言 ・ つ ぶ や き 〉 4 3 . 2 年 生 , 幼 稚 園 生 の 合 同 ○ 園 児 と 一 緒 に 「 お も ち グ ル ー プ に な る 。 ゃ ま つ り 」 を す る と い う ○ 互 い に 自 己 紹 介 し , 一 緒 に 意 欲 を 高 め る 。 助 け 合 い , 仲 良 く 活 動 す る こ と を 話 し 合 う 。( 合 同 ) お も ち ゃ を 作 ろ う 。 1 . 各 班 に 分 か れ て , 作 る お ○ 各 班 に 分 か れ 活 動 す る 5 も ち ゃ の 説 明 や 活 動 す る 際 の こ と で「 お も ち ゃ ま つ り 」 第 ・ 約 束 に つ い て 確 認 す る 。 に つ い て の 意 識 や 関 心 を 二 6 〔 ル ー ル ・ お も ち ゃ の 作 り 方 高 め る 。 次 ・ 道 具 の 使 い 方 等 〕( 合 同 )2 . お も ち ゃ を 作 る 。 ○ 児 童 が 園 児 を 手 助 け し ( 関 ) 教 え 合 い , 協 ○ 教 え 合 い な が ら 工 夫 し て お な が ら お も ち ゃ 作 り 活 動 力 し 合 っ て , 楽 し く も ち ゃ 作 り を す る 。( 合 同 ) が で き る よ う に す る 。 製 作 活 動 し て い る 。 7 ○ 昔 の お も ち ゃ 作 り を す る グ ○ 自 然 や 身 近 な 物 の 中 に ・ ル ー プ は ゲ ス ト テ ィ チ ャ ー を お も ち ゃ 作 り の 材 料 が あ 8 招 い て お も ち ゃ の 作 り 方 を 教 る こ と に 気 づ か せ る 。 え て も ら う 。 ○ お も ち ゃ 作 り を す る 。 9 ( 各 学 級 ) 第 ・ 二 10 お も ち ゃ ま つ り の 準 備 を ( 関 ) 進 ん で , お 祭 次 し よ う 。 り や 店 作 り に つ い て 1 . お 祭 り や お 店 作 り に , 必 ○ も の 作 り だ け で は 店 は 考 え る こ と が で き 要 な こ と を 考 え る 。( 合 同 ) で き な い 事 に 気 づ か せ , る 。〈 発 言 ・ つ ぶ や き 〉 ○ 必 要 な も の は 何 か 考 え る 。 説 明 や 呼 び 込 み の 練 習 な ( 看 板 ,ポ ス タ ー ,お 祭 り 券 な ど ) ど も 分 担 す る 必 要 の あ る 11 ○ 役 割 分 担 に つ い て 考 え る 。 こ と に 気 づ か せ る 。 ( ル ー ル 説 明 を す る 人 , 呼 び 込 み す る 人 , 売 る 人 な ど ) ( 関 ) 協 力 し て , 店 ○ ル ー ル に つ い て 考 え る 。 作 り に 参 加 し て い る 。〈 つ ぶ や き ・ 行 動 〉 2 . 店 作 り , お 祭 り の 準 備 を ○ グ ル ー プ で 協 力 し て 店 す る 。( 合 同 ) 作 り が で き る よ う 支 援 す る 。 ○ み ん な が 気 持 ち よ く 遊 ぶ た め の ル ー ル を 掲 示 す る 。 お も ち ゃ ま つ り を し よ う 12 1 . 第 1 回 お も ち ゃ ま つ り を ○ ル ー ル を 守 っ て , 招 待 ( 関 ・ 意 ・ 態 ) 招 待 実 施 。( お 店 番 や 遊 ぶ 順 番 を 者 と 楽 し く 交 流 で き る よ 者 に 遊 び 方 や ル ー ル 守 っ て 遊 ぶ 。)( 合 同 ) う に 支 援 す る 。 を 説 明 し な が ら 楽 し く 交 流 す る こ と が で き る 。 第 三 2 . お も ち ゃ ま つ り を し て , ○ 同 学 年 の 友 達 や 園 児 と 次 気 づ い た こ と を 発 表 す る 。 か か わ り あ っ て 学 習 す る こ と で , 楽 し か っ た こ と や 助 け ら れ た こ と , 自 分
が 成 長 で き た こ と な ど を 振 り 返 ら せ る 。 3 .次 時 の「 お も ち ゃ ま つ り 」 ○ 前 時 の 振 り 返 り を を も ( 関 ・ 意 ・ 態 ) へ の め あ て を 持 つ 。 と に 「 お も ち ゃ ま つ り 」 学 ん だ こ と を 生 か し が ス ム ー ズ に 進 行 で き る て 活 動 し よ う と し て よ う 次 時 に つ な げ る 。 い る。 〈 行 動 観 察 ・ つ ぶ や き 〉 13 本 4 . お 店 番 と 遊 ぶ 人 を 交 替 し ( 関 ・ 意 ・ 態 ) 招 待 時 て , 第 2 回 お も ち ゃ ま つ り を 者 に 遊 び 方 や ル ー ル 実 施 す る 。( 合 同 ) を 説 明 し な が ら 楽 し く 交 流 す る こ と が で き る 。 5 . お も ち ゃ ま つ り を し て 気 ○ 同 学 年 の 友 達 や 園 児 と ( 関 ・ 意 ・ 態 ) づ い た こ と を 発 表 す る 。 か か わ り あ っ て 学 習 す る 学 ん だ こ と を 生 か し こ と で , 楽 し か っ た こ と て 活 動 し よ う と し て や 助 け ら れ た こ と , 自 分 い る。 が 成 長 で き た こ と な ど を 〈 行 動 観 察 ・ つ ぶ や き 〉 振 り 返 ら せ る 。 第 14 活 動 を 振 り 返 ろ う ( 気 ) こ れ ま で の 活 四 ・ ○ 活 動 を 振 り 返 り , 様 子 や 思 動 を 振 り 返 り , 自 分 次 15 い , 気 づ い た こ と な ど を 絵 や や 友 達 の 良 さ に 気 づ 文 で 書 く 。( 2 年 各 学 級 ) く こ と が で き る 。