学校体育指導資料 第38集
体育授業のモデル集
その3
― 統性を踏まえたベースボール型ゲーム,ベースボール型編 ―
平 成 2 1 年 3 月
茨 城 県 教 育 庁 保 健 体 育 課
育指導資料 第
38 集 体育授業のモデル集その3 平成
21年3月 茨城県教育庁保健体育課
は じ め に
小・中学校の学習指導要領が昨年の3月に告示されました。
「体育・保健体育」に関しましては,運動への関心や自ら運動する意欲,各種の運動の楽 しさや喜び,その基礎となる運動の技能や知識など,生涯にわたって運動に親しむ資質や能 力の育成が十分に図られていない例も見られるとの指摘から,発達の段階を踏まえた指導内 容の明確化や体系化,運動の取り上げ方の弾力化等により,「いつ」,「何を」指導するのかが 明確に示されました。また,学習の結果として,より一層の体力の向上が図れるようにする ことも求められております。
このような改訂の趣旨を考えます時,今後は,「どのように」指導していくかという,学習 指導の充実について,より一層の取り組みの必要性を感じているところであります。
それぞれの学校におかれましては,体育学習を通じて,一人一人の子どもの運動に親しむ 資質や能力の育成が図れるよう,「技能」はもとより「態度」,「思考・判断」(小),「知識,
思考・判断」(中・高)の内容が確実に身に付く学習指導の工夫・改善に積極的に取り組んで いただくようお願い申しあげます。
これまでも,子どもたちの活動意欲を喚起し,積極的かつ継続的な運動実践が図れるよう 学習指導の工夫・改善について,実技講習会や研修会等を通して具体的な提案をしてまいり ました。
しかし,子どもたちの実態をみますと,基礎的・基本的な技能や知識,基礎体力等が十分 身に付いていない部分もあることから,運動の持つ特性にふれる楽しさを味わえる学習が進 められるよう,より一層の工夫・改善が必要ではないかという指摘もあります。
今回の改訂で,ゲーム(小・中学年),ボール運動(小・高学年),球技(中・高)につい ては,「3つの型の類型による学習」が示されました。その一つである,「ベースボール型(ゲ ーム)」については,実践事例が少ない上,用具の操作や投能力等,基礎的な技能が伴わない ためにゲームの経験が豊かにならない等の課題が指摘されておりました。
そこで,本年度は,用具やグランドの広さ,人数,ルール等を工夫し,課題を明確にした ゲームを提案するとともに,小・中・高等学校の指導内容の系統性を図った「単元計画」,「本 時の展開」,「シナリオ集」,「資料集」を内容とする本書を作成いたしました。特に,「資料集」
では,すぐに活用できる学習カード等の充実を図りました。
各学校におかれましては,本書を積極的に活用され,子どもたちが運動の特性にふれる楽 しさを味わい,指導内容が確実に身に付けられる授業を展開していただきますようお願いい たします。
最後になりましたが,本資料の作成に献身的に御協力いただきました作成協力委員の皆様 に,心から御礼申しあげます。
平成21年3月
茨城県教育庁参事兼保健体育課長
市 村 仁
はじめに
Ⅰ 小学校中学年 ゲーム「ベースボール型ゲーム」
1 単元計画・展開・シナリオ編 1 2 資料編 26
Ⅱ 小学校高学年 ボール運動「ベースボール型」
1 単元計画・展開・シナリオ編 42 2 資料編 65
Ⅲ 中学校 球技「ベースボール型」
1 単元計画・展開・シナリオ編 78 2 資料編 97
Ⅳ
Ⅳ 高高等等学学校校 球球技技「「ソソフフトトボボーールル型型」」
1 単元計画・展開・シナリオ編 113 2 資料編 142
小学校中学年 ゲーム
「ベースボール型
ゲーム」編
小 学 校 中 学 年
ねらい①では,打つ,走る,捕る,投げるの技能を 身に付ける最初の段階として,ドリルゲームでの技能 の獲得を重視する。ゲームは易しいゲームとし,4つ の技能を取り入れたものを行う。
小 学 校 中 学 年 「 ゲ ー ム ( ベ ー ス ボ ー ル 型 ゲ ー ム )」
1 指 導 計 画 作 成 上 の ポ イ ン ト
,「 」「 」「 」
新 学 習 指 導 要 領 で は ゴ ー ル 型 ゲ ー ム ネ ッ ト 型 ゲ ー ム ベ ー ス ボ ー ル 型 ゲ ー ム の 3 類 型 が 技 能 の 内 容 に 示 さ れ て い る 。
そ こ で , 今 年 度 か ら の 移 行 措 置 に 対 応 す べ く , 高 学 年 の ソ フ ト ボ ー ル 又 は テ ィ ー ボ ー
, 。
ル に つ な が る よ う な 中 学 年 の 教 材 と し て ベ ー ス ボ ー ル 型 ゲ ー ム の 単 元 計 画 を 作 成 し た 本 単 元 で は , 高 学 年 の ソ フ ト ボ ー ル 又 は テ ィ ー ボ ー ル に 無 理 な く 取 り 組 め る よ う に す る た め の 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 技 能 を 「 投 げ る 手 と 反 対 の 足 を 一 歩 前 に 踏 み 出 し て ボ ー ル を 投 げ る 技 能 「 向 か っ て く る ボ ー ル の 正 面 に 移 動 し て 捕 る 技 能 「 ボ ー ル を フ ェ ア グ ラ」 」 ン ド 内 に 打 つ 技 能 「 ベ ー ス に 向 か っ て 走 り , か け 抜 け る 技 能 」 の 4 つ と 定 め , 指 導 計」 画 を 作 成 し た 。
ゲ ー ム に つ い て は , ル ー ル を 複 雑 に せ ず に 簡 単 で 易 し い も の と し , 攻 撃 側 に つ い て は
「 打 つ 」 と 「 走 る 」 の 役 割 を 分 け た 。 ま た , 守 備 側 に つ い て は 「 捕 る 」 と 「 投 げ る 」 の 技 能 が 活 用 さ れ る よ う に し , 上 記 の 技 能 を 身 に 付 け る こ と を ね ら い と し た 。
4 単 元 計 画 と 学 習 の 道 す じ - 1 0 時 間 の 具 体 例 -
はじめ なか①
1 2 3 4
オリエンテーション 準備・今日のめあての確認
◇学習の流れ
ねらい①(ゲーム①)
◇チーム分けの発表 ベースボール型ゲームのルールを知っ とチームの役割分 て,ゲームを楽しもう。
担
◇ドリルゲーム ◇ドリルゲーム
◇ルールやマナー
①キャッチボール ①キャッチボール
◇学習カードの使い ②ティーバッティン ②ティーバッティング
方 グ ③的当て
③的当て
◇試しの運動
・キャッチボール ◇タスクゲーム ◇メインゲーム
( )
・ティーバッティ ゲーム①
ング
・的当て 整理運動・反省・次時の確認・後片付け
チーム分けは,
技能面とリーダー 性を考慮して,等 質グループになる ように教師が事前 に編成する。
チームの人数は 4~5人とする。
4 人 が 望 ま し い が,クラスの人数 に応じて8チーム 以内(できれば偶 数チーム)になる ようにする。
試しの運動は,
ドリルゲームで扱 う運動を行う。オ リエンテーション が教室のため,時 間によっては無理 に行わず単元2時 間目に行う。
打者と走者を分 け,アウトサーク ルを2つにしてゲ ームを行う。
なか② まとめ
5 6 7 8 9 10
準備運動(ストレッチ体操) ◇作戦タイム
◇チーム練習 ねらい②(ゲーム②)
打ち方や守り方の作戦を考えてゲームを楽 ◇リーグ戦 しもう。
◇ドリルゲーム ◇ドリルゲーム
・キャッチボール ・キャッチボール
・ティーバッティ ・ティーバッティング
ング ・的当て
・的当て
◇メインゲーム②の ◇メインゲーム
( )
試しのゲーム ゲーム②
整理運動・反省・次時の確認・後片付け
2 単 元 の 目 標
(1) 自 分 の 役 割 を 果 た し な が ら , 規 則 を 守 り , 互 い に 協 力 し て ゲ ー ム を 行 い , 勝 敗 を 素
。 ( )
直 に 認 め る こ と が で き る よ う に す る 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 (2) 簡 単 な 作 戦 を 立 て た り , ル ー ル を 工 夫 し た り す る こ と が で き る よ う に す る 。
(思 考 ・ 判 断) (3) 打 つ , 捕 る , 投 げ る , 走 る の 動 き を 使 っ て , 簡 単 な ゲ ー ム す る こ と こ と が で き る よ
。 ( )
う に す る 運 動 の 技 能
3 新 学 習 指 導 要 領 に み る 内 容 記 述
(1) 技 能
ベ ー ス ボ ー ル 型 ゲ ー ム で は , 蹴 る , 打 つ , 捕 る , 投 げ る な ど の 動 き に よ っ て , 易 し い ゲ ー ム を す る こ と 。
(2) 態 度
運 動 に 進 ん で 取 り 組 み , 規 則 を 守 り 仲 よ く 運 動 を し た り , 勝 敗 を 受 け 入 れ た り , 場 や 用 具 の 安 全 に 気 を 付 け た り す る こ と が で き る よ う に す る 。
(3) 思 考 ・ 判 断
規 則 を 工 夫 し た り , ゲ ー ム の 型 に 応 じ た 簡 単 な 作 戦 を 立 て た り す る こ と が で き る よ う に す る 。
ねらい②では,簡単な作戦を考えてゲームを楽しむ段 階として,相手の守り方に合わせて立ち位置を変えて打 ったり,打者のねらいに応じて守る位置を変えたりする ゲームをする。
アウトサークルを一つに し,ボールの飛んだ方向に よって,捕る,投げるが多 用されるゲームを行う。
審判のしかたも指導し,
審判の判定に従おうとする 態度も身に付けさせる。チ ーム数が偶数でセルフジャ ッジで行うときも,公正な 態度で勝敗が決められるよ う指導する。
最後のリーグ戦は,児童 の活動意欲を高めたり主体 的に活動する力を身に付け たりすることにつながるの で,単元のまとめとして必 ず取り入れる。
基礎的・基本的な内容の 確実な定着を図るために,
10時間扱いとする。
中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 2 ―
5 観点別評価規準
関心・意欲・態度 思考・判断 運動の技能
①練習やゲームに自ら進ん ①課題に応じて自分のめあ ①投げる手と反対の足を一 取り組もうとする。 てをに見付けている。 歩前に踏み出して,ボー で
ルを 投げること 修正している。
(観察)
(観察)
繰り返し
習カード) (観察)
②仲間への励ましやアドバ (学 ができる。
イスを大切にして,協力 ②守備のいない空いたスペ ②向かってくるボールの正 しようとする。(観察) ースに打つ方法を選んで 面に移動して安定して捕
いる。活用している。 球することができる。
( )
③規則を守り,勝敗の結果 (観察・学習カード) 観察 を素直に受け入れようと ③打者の打とうとする方向 ③ボールをフェアグランド
※ ゴシック体が十分満足できる状況にある学びの姿
する。 に応じて,守備の位置を 内に安定して打つことが
( ) 選んでいる。予測してい できる。 観察
④ベースに向かって走り,
る。
かけ抜けることが
(観察・学習カード) 素早く
( ) できる。 観察
6 集団のつくり方
(1)集団構成の意図
本単元では,打者と走者が独立してゲームを行うことになる。守備では,ボールが アウトエリアに入り,投げた人以外の守備が全員集まっていることがアウトの条件に なる。できるだけ,ゲームのミニ化を図り運動量を確保すると共に,攻守交代の時間 なども考慮し,4人~6人が適当だと考えられる。
(2)1チームの人数とチームの決め方 例1 30人のクラス
5人×6チーム = 30人(6チーム) 3コート 例2 39人のクラス
4人×1チーム + 5人×7チーム = 39人(8チーム) 4コート 例3 20人のクラス
5人×4チーム = 20人(4チーム) 2コート
(3)編成のポイント
・ グランドの広さや他学年の授業を考慮して,班の数,コート数を決める。
・ 中心となって活動できる人物を選ぶ。
,「 」「 」「 」 。
・ 班のメンバー構成は チームの力 人間関係 配慮を要する児童 を考慮する
・ チームを発表する際に 「チーム力」の差が大きい場合には,変更する場合もある, ことを伝えておくとよい。
・ 班やコートの数によっては,偶数のチーム編成をして,2チーム1組の兄弟チー ムにするとよい。
※ 兄弟チームとは
2チームを1組とする取り決めで,1チームだけの少人数ではチーム編成がうま
, 。
くいかない場合でも 2チームを組み合わせることによって解決することができる
※ 兄弟チームのよさ
・ チーム同士の練習がしやすい。
・ ゲームのときに,兄弟チームを応援して活動が盛り上がる。
・ チームの力の差が大きくなってしまった時に,1番強いチームと1番弱いチ ームとを兄弟チームとすることにより,チーム力の差を解消できる(大会など で活用できる 。)
・ 教え合いやいたわり,励ましの雰囲気をつくりやすい。
(4)チーム内の役割
キャプテン:整列などの号令をかける。話し合いの司会をする。
記 録:学習カードをわけたり集めたりする。
準 備:ゼッケン,用具の準備と片付けを行う。
7 場の構成
【 ゲ ー ム ① 】
【 ゲ ー ム ② 】
※ 児童の実態 によって,コ ートの広さを 変える必要が ある。
中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 4 ―
【コートの設置例】
◇例1(横長のグランドの場合)
◇例2(正方形に近いグランドの場合)
※ キャッチボール はこの間隔を利用 する。
※ バットを投げる危険性を考え,ベンチ(打つのを待つ児童席)をコートの右側に設 置する。
【ドリルゲームの場の設置例】
1
3
2
1 時 間 目
本 時 の ・ 課 題 に 応 じ て , 自 分 の め あ て を 見 付 け る こ と が で き る 。 ( 思 考 ・ 判 断 ) ね ら い
準 備 ・ 単 元 計 画 ( 掲 示 用 ) ・ ビ ブ ス ・ 学 習 カ ー ド ・ テ ィ ー ・ ボ ー ル 資 料 ・ バ ッ ト
時 間 学 習 活 動 指 導 の 手 だ て 評 価
は 1 あ い さ つ を す る 。 じ ※ 場 所 は 教 室
め
3 2 学 習 カ ー ド を 配 付 す
分 る 。
3 単 元 の ね ら い や 学 習 ・ 学 習 カ ー ド や 掲 示 資 料 を 使 っ て , の 進 め 方 , マ ナ ー に つ 単 元 の 活 動 の 見 通 し を も た せ る と い て 知 る 。 と も に 学 習 へ の 意 欲 付 け を す る 。
< シ ナ リ オ 1 >
< 資 料 1 >
な
< 思 考 ・ 判 断 ① > 4 学 習 カ ー ド の 使 い 方 ・ 学 習 カ ー ド の 使 い 方 に つ い て 説 明 ○ 課 題 に 応 じ て , か に つ い て 知 る 。 し , 一 人 一 人 に 単 元 を 通 し て の 目 自 分 の め あ て を 標 を も た せ る と と も に , 学 習 の 進 見 付 け て い る 。
< 資 料 2 >
め 方 に つ い て 説 明 す る 。 ( 学 習 カ ー ド )
3 5 ◎ 課 題 に 応 じ て ,
分 ・ 学 習 カ ー ド の 振 り 返 り の 欄 に 自 己 自 分 の め あ て を 評 価 を 記 入 す る こ と を 伝 え る と と 修 正 し て い る 。 も に , フ ェ ア プ レ ー の 意 味 や 内 容 ( 学 習 カ ー ド ) に つ い て 確 認 し 単 元 を 通 し て 肯 定 □ 学 習 資 料 を も と 的 な 雰 囲 気 の 中 で 意 欲 的 に 学 習 に に 単 元 の ね ら い 取 り 組 め る よ う に す る 。 や 学 習 の 進 め 方
を 知 ら せ る 。 5 チ ー ム 分 け を 発 表 し ・ チ ー ム 分 け や ビ ブ ス の 番 号 , 集 合
グ ル ー プ ご と に 話 し 合 場 所 , 練 習 コ ー ト を 記 し た 掲 示 資 い を す る 。 料 を 提 示 し , わ か り や す く す る 。
6 ド リ ル ゲ ー ム に つ い ・ ラ ン ニ ン グ , 準 備 運 動 , キ ャ ッ チ て,試 し の 運 動 を す る。 ボ ー ル , 的 当 て な ど を , 場 所 を 確
※ 時 間 に よ っ て は , 次 認 し な が ら 行 う 。 時 に 行 う 。
< シ ナ リ オ 2 >
< 資 料 1 2 >
7 本 時 の 活 動 を 振 り 返 ・ 本 時 の 活 動 の よ か っ た と こ ろ や , ま り , 次 時 の め あ て を も 次 時 の め あ て に つ い て 発 表 す る 。
と つ 。
め 7 分
※ ○ は お お む ね 満 足 で き る 状 況 ( B ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
◎ は 十 分 満 足 で き る 状 況 ( A ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
□ は 努 力 を 要 す る 状 況 に あ る 児 童 へ の 手 だ て
中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 6 ―
シ
シ ナナ リリ オオ 11 テテ ィィ ーー ボボ ーー ルル のの 学学 習習 にに つつ いい てて とと 学学 習習 のの 流流 れれ
教 師 : み な さ ん は , 野 球 や ソ フ ト ボ ー ル を 知 っ て い ま す か 。 オ リ ン ピ ッ ク や プ ロ 野 球 な ど で 誰 も が 1 回 は 見 た こ と が あ る で し ょ う 。 で は 「 テ ィ ー ボ ー ル 」 と い う の は 知 っ て, い ま す か 。 テ ィ ー ボ ー ル は , 野 球 や ソ フ ト ボ ー ル と や り 方 は 似 て い ま す が , 投 げ た ボ ー ル を 打 つ の で は な く て , テ ィ ー と い う 台 に 置 い た 止 ま っ て い る ボ ー ル を 打 つ ゲ ー ム で す 。 攻 撃 と 守 り に 分 か れ て 2 チ ー ム で 交 替 し な が ら 行 い ま す 。 攻 撃 の チ ー ム は , 打 つ こ と と 走 る こ と で 点 数 を 入 れ て , 守 り の チ ー ム は , 捕 っ て 投 げ る こ と で 点 数 が 入 る こ と を 止 め ま す 。
そ こ で , 今 回 み な さ ん に は , こ の 単 元 を 通 し て , 次 の こ と を 学 習 し て ほ し い と 思 い ま す 。
( 板 書 例 )
① ボ ー ル を よ く 見 て 打 つ 。 ② 全 力 で 走 る 。
③ ね ら っ た と こ ろ に 投 げ る 。 ④ 落 と さ ず に ボ ー ル を 捕 る
⑤ グ ッ ド ス ポ ー ツ マ ン に な る 。
配 っ た 学 習 カ ー ド の 「 単 元 の 流 れ 」 と 「 1 時 間 の 流 れ 」 を み ま し ょ う 。 1 0 時 間 の 前 半 は メ イ ン ゲ ー ム ① を , 後 半 は メ イ ン ゲ ー ム ② を 行 い , 最 後 に は リ ー グ 戦 を 行 い ま す 。 毎 時 間 い つ も や る こ と と し て , ド リ ル ゲ ー ム と い う も の が あ り ま す 「 打 つ 「 投。 」 げ る 「 捕 る 」 に つ い て は , そ の ド リ ル ゲ ー ム の 中 で キ ャ ッ チ ボ ー ル や テ ィ ー バ ッ テ」 ィ ン グ , 的 当 て を や る の で , そ こ で 記 録 を ど ん ど ん 伸 ば し て い き ま し ょ う 「 走 る 」。 に つ い て は , ゲ ー ム の 中 で , 打 っ た ら 思 い き り 走 る こ と に 挑 戦 し て く だ さ い 。
「 グ ッ ド ス ポ ー ツ マ ン 」 に つ い て は , テ ィ ー ボ ー ル に 限 ら ず , ど の 運 動 の 時 も 同 じ で す ね 「 グ ッ ド ス ポ ー ツ マ ン 」 と は , ど ん な こ と が で き る 人 の こ と で し ょ う 。。 児 童 : ・ ル ー ル を き ち ん と 守 る 人 。
・ 相 手 の 悪 口 や 文 句 を 言 わ な い 人 。
・ み ん な と 協 力 で き る 人 。
・ あ い さ つ が で き る 人 。
・ 準 備 や 後 片 付 け が き ち ん と で き る 人 。
教 師 : そ う で す ね 。 そ う い う こ と が で き る 人 が 「 グ ッ ド ス ポ ー ツ マ ン 」 で す 。 そ れ で は , 学 習 の 振 り 返 り の と こ ろ を 見 て く だ さ い 。 そ こ に 「 楽 し く 運 動 「 協 力 ・ 教 え 合 い 」, 」
「 マ ナ ー を 守 っ て 」 と い う 項 目 が あ り ま す 。 そ こ が ニ コ ニ コ マ ー ク に な る よ う に , そ
「 」 。
し て 単 元 の 終 わ り に は グ ッ ド ス ポ ー ツ マ ン に な れ る よ う が ん ば っ て い き ま し ょ う 併 せ て 「 め あ て を も っ て, 」,「 打 つ ・ 投 げ る ・ 捕 る ・ 走 る 」 の 所 に つ い て も め あ て や 技 能 に つ い て 振 り 返 り を し て い き ま し ょ う 。 そ れ で は , チ ー ム 毎 に 名 前 , 係 , 守 る 場 所 , 打 つ 順 番 な ど を 決 め て , チ ー ム と し て の め あ て , 自 分 の め あ て を 決 め て い き ま し ょ う 。 さ あ , こ こ か ら も う チ ー ム ワ ー ク が 大 切 で す よ 。
※ オ リ エ ン テ ー シ ョ ン を , 時 間 を か け て 丁 寧 に 指 導 す る こ と で , 子 ど も た ち は , こ の 学 習 の 見 通 し や め あ て を も っ て , 意 欲 的 に 取 り 組 ん で い け る よ う に な る 。
シ ナ リ オ 2 用 具 の 使 い 方 ・ 安 全 面 に つ い て の 説 明
教 師 : こ れ は 「 テ ィ ー 」 と い っ て ボ ー ル を お く 台 で す 。 自 分 の 打 ち や す い よ う に 高 さ を, 合 わ せ て く だ さ い 。 お へ そ の 高 さ ぐ ら い の 所 に 合 わ せ る と , 打 ち や す い で す 。
こ れ は , バ ッ ト で す 。 何 種 類 か あ り ま す 。 自 分 の 打 ち や す い 物 を 選 び ま し ょ う 。 バ ッ ト を 振 る と こ ろ は , こ の バ ッ タ ー エ リ ア で す 。 こ こ に は , 打 つ 人 以 外 誰 も 入 ら な い よ う に し ま し ょ う 。 待 っ て い る 人 は , 必 ず ベ ン チ の 中 に い て 応 援 す る よ う に し ま し ょ う 。 ま た , 打 っ た 人 は , バ ッ ト を 投 げ な い で 置 く よ う に し ま し ょ う 。
シ ナ リ オ 3 ド リ ル ゲ ー ム 「 キ ャ ッ チ ボ ー ル ・ 的 当 て ・ テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ 」 の 説 明
教 師 : そ れ で は , ド リ ル ゲ ー ム の キ ャ ッ チ ボ ー ル に つ い て 説 明 し ま す 。 ま ず , 2 人 組 に な っ て , 5 m の ラ イ ン の 間 隔 で 向 か い 合 い ま す 。 3 人 組 の と こ ろ は , 2 人 対 1 人 で 向 か い 合 っ て く だ さ い 。 そ し て 「 投 げ て 捕 る 」 を 繰 り 返 し ま す 。 ボ ー ル を 落 と す こ と な,
, , 。 , ,
く 何 回 連 続 で で き る か 続 け て み ま し ょ う 投 げ る と き は ラ イ ン を 越 え る よ う に 投 げ る 手 と 反 対 の 足 を 出 し て 投 げ ま し ょ う 。 捕 る と き は , ボ ー ル が 体 の 正 面 に く る よ う に し て , 手 を ボ ー ル の 形 の よ う に 丸 く し て 捕 り ま し ょ う 。 で は や っ て み ま し ょ う 。
や め 。 で は , 記 録 を 書 き ま し ょ う 。
次 は , 的 当 て で す 。 ま ず , 的 に 対 し て 体 を 横 に 向 け ま し ょ う 。 そ し て , 的 に 対 し て 出 て い る 足 を 上 げ て , ラ イ ン を 越 え る よ う に し て 足 を 降 ろ し な が ら 投 げ ま し ょ う 。 投 げ る 手 と 反 対 の 手 は , ね ら っ て い る 的 の 方 へ 向 け ま し ょ う 。 投 げ る と 同 時 に 反 対 の 手 を 引 い て く る と 体 を ひ ね る こ と が で き て き ま す 。 的 は , ど こ に 当 て て も 1 点 で す 。 ボ ー ル を 拾 っ て い る 間 に 次 の 人 が 投 げ て し ま う と 危 な い の で , 順 番 を 守 っ て 危 険 の な い よ う に や り ま し ょ う 。 で は , は じ め ま し ょ う 。
や め 。 で は , 記 録 を 書 き ま し ょ う 。
次 は , テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ で す 。 そ れ で は , 1 班 は 攻 撃 で 2 班 は 守 り に つ い て く だ
。 , 。 , 。
さ い ま ず A さ ん が テ ィ ー に ボ ー ル を 置 い て 打 ち ま す で は 打 っ て み て く だ さ い 今 , ボ ー ル が こ こ に 落 ち ま し た ね 。 こ こ は , 2 点 で す 。 コ ー ト の 5 m ラ イ ン の 内 側 に
, , 。 ,
落 ち る と 1 点 ベ ー ス ラ イ ン を 越 え る と 3 点 そ の 間 が 2 点 に な り ま す 守 備 の 人 は ボ ー ル を 捕 っ た ら も ど し て く だ さ い 。 全 員 が 打 ち 終 わ っ た ら , 守 り の チ ー ム と 交 替 し て く だ さ い 。 先 生 の や め の 合 図 が あ る ま で , 交 替 し な が ら や り ま し ょ う 。
や め 。 で は , 記 録 を 書 き ま し ょ う 。
※ 投 動 作 に つ い て チ ェ ッ ク し て お き , 動 作 の よ い 児 童 を 取 り 上 げ 賞 賛 す る と と も に , 他 の 児 童 に も そ の ポ イ ン ト を 伝 え る 。
※ テ ィ ー の 高 さ や 立 つ 位 置 に つ い て , 示 範 し た り 2 つ の 動 作 を 見 せ て よ い 方 を 選 択 さ せ た り す る 。
中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 8 ―
2 時 間 目
。 ( )
本 時 の ・ 練 習 や ゲ ー ム に 取 り 組 も う と す る 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 ね ら い
準 備 ・ 掲 示 資 料 , 学 習 カ ー ド , バ ッ ト , テ ィ ー , ボ ー ル , ビ ブ ス , 得 点 板 資 料 カ ラ ー コ ー ン , ベ ー ス , 的 当 て 板 ( シ ー ト )
時 間 学 習 活 動 指 導 の 手 だ て 評 価
1 用 具 や コ ー ト の 準 備 ・ 活 動 す る 場 を 図 で 示 し , 協 力 し て を す る 。 効 率 よ く 準 備 で き る よ う に す る 。 は
じ 2 チ ー ム ご と に 集 合 し ・ 授 業 は , 笑 顔 と 元 気 い っ ぱ い の あ め あ い さ つ を す る 。 い さ つ で 始 め ら れ る よ う に す る 。
・ 健 康 観 察 を す る 。 8
分 3 本 時 の 学 習 の め あ て ・ め あ て を 短 時 間 で 確 認 し , 活 動 時 を 確 認 す る 。 間 を 十 分 に 確 保 す る 。
4 チ ー ム ご と に 準 備 運 ・ 各 グ ル ー プ で , ラ ン ニ ン グ と 準 備 動 を す る 。 運 動 を , 声 を か け な が ら 行 う こ と
, 。
で チ ー ム の や る 気 を 高 め さ せ る 5 ド リ ル ゲ ー ム を す ・ ボ ー ル の 投 げ 方 , 捕 り 方 に つ い て
る 。 教 師 ま た は 代 表 チ ー ム が 示 範 し な
< 関 心 ・ 意 欲 ・ 態
○ キ ャ ッ チ ボ ー ル が ら 説 明 を 行 う 。
度 ① > な ○ 的 当 て
○ テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ ・ 成 功 し た 回 数 や 得 点 を カ ー ド に 記 ○ 練 習 や ゲ ー ム に 入 さ せ , 記 録 の 伸 び を 確 認 で き る 取 り 組 も う と す
< シ ナ リ オ 3 >
か < 資 料 3 > よ う に す る 。 る 。 ( 観 察 )
練 習 や ゲ ー ム に
◎
・ 的 当 て , テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ に つ 自 ら 進 ん で取 り い て は チ ー ム ご と に 集 計 し , 一 覧 組 も う と す る 。
3 0 表 に し て 掲 示 す る こ と に よ り , 意 ( 観 察 )
欲 を 高 め る 。 □ み ん な で 楽 し く
分 練 習 や ゲ ー ム を
6 タ ス ク ゲ ー ム を す ・ 代 表 2 チ ー ム に 攻 守 の 役 割 を さ せ す る た め に , チ る 。 な が ら,ゲ ー ム の ル ー ル や 動 き 方, ー ム 内 で 肯 定 的 注 意 事 項 に つ い て 説 明 を 行 う 。 な 言 葉 か け を す
< シ ナ リ オ 4 >
る よ う , 助 言 す
< 資 料 4 >
る 。 7 整 理 運 動 を す る 。 ・ チ ー ム ご と に 整 理 運 動 を さ せ る 。
ま 8 本 時 の 活 動 を 振 り 返 ・ 本 時 の 活 動 の 反 省 と 次 時 の め あ て と り , 次 時 の め あ て を も を 学 習 カ ー ド に 記 入 さ せ る 。
め つ 。
7 ・ 本 時 の 活 動 の よ か っ た と こ ろ を 発
分 表 さ せ た り , 賞 賛 し た り す る 。
・ 次 時 か ら は , ラ ン ニ ン グ , 準 備 運 動 , キ ャ ッ チ ボ ー ル ま で を チ ー ム
。 ご と に 自 主 的 に 行 う よ う 確 認 す る
9 後 片 付 け を す る 。
※ ○ は お お む ね 満 足 で き る 状 況 ( B ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
◎ は 十 分 満 足 で き る 状 況 ( A ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
□ は 努 力 を 要 す る 状 況 に あ る 児 童 へ の 手 だ て
シ ナ リ オ 4 タ ス ク ゲ ー ム の 説 明
教 師 : そ れ で は , タ ス ク ゲ ー ム に つ い て 説 明 し ま す 。 タ ス ク ゲ ー ム は , メ イ ン ゲ ー ム に つ な が る 簡 単 な ゲ ー ム で す 。 で は , 1 班 は 攻 撃 に , 2 班 は 守 備 に つ い て く だ さ い 。
, 。 ,
ま ず 攻 撃 に つ い て 説 明 し ま す ド リ ル ゲ ー ム の テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ と 同 じ よ う に テ ィ ー に ボ ー ル を 置 い て 打 っ て く だ さ い 。 ま だ 打 つ の が 苦 手 な 人 は , ボ ー ル を 持 っ て 投 げ て も い い で す 。 打 っ た ら , 3 つ 置 い て あ る コ ー ナ ー ポ ス ト の ど れ か を 回 っ て ホ ー ム ベ ー ス ま で 戻 っ て き て く だ さ い 。 一 番 手 前 が 1 点 , 次 が 2 点 , 一 番 遠 い の が 3 点 で す 。 3 つ の 内 , ど れ を 回 っ て く る か は 自 由 で す が , 飛 ん だ ボ ー ル の 行 方 に よ っ て , 自 分 で ア ウ ト に な ら な い よ う に 考 え て 選 ん で く だ さ い 。 で は , ○ ○ さ ん 打 っ て 見 て く だ さ い 。 打 っ た ら , コ ー ナ ー ポ ス ト を ま わ っ て 走 っ て も ど っ て き ま す 。 打 つ 方 は こ れ だ け で す 。
次 に 守 備 の 方 に つ い て 説 明 し ま す 。 守 備 の 方 は , ボ ー ル が 来 た ら そ れ を 誰 か が 捕 り ま す。そ の 他 の 人 は,ボ ー ル を 捕 っ た 人 の 後 ろ に 1 列 に 並 ん で,座 っ て 大 き な 声 で「ア ウ ト 」 と 言 い ま す 。 ア ウ ト を 言 う ま で に , 打 っ た 人 が ホ ー ム ベ ー ス へ 戻 れ な け れ ば 得 点 は 入 り ま せ ん 。 戻 れ な か っ た 場 合 は 0 点 , 戻 れ た 場 合 は 回 っ て き た コ ー ナ ー ポ ス ト の 点 数 が 入 り ま す 。 で は , △ △ さ ん ボ ー ル を 捕 っ て く だ さ い ( ゴ ロ を 投 げ る ) そ。 。 の 他 の 人 は △ △ さ ん の 後 ろ に 並 ん で 座 っ て ア ウ ト と 言 っ て く だ さ い 。
で は , 1 度 や っ て み ま し ょ う 。 □ □ さ ん 打 っ て く だ さ い 。 今 の は ◎ 点 で し た 。
チ ー ム の 全 員 が 打 ち 終 わ っ た ら , 相 手 チ ー ム と 攻 守 交 代 し て く だ さ い 。 で は , 各 コ ー ト に 分 か れ て や っ て み ま し ょ う 。
※ テ ィ ー の 高 さ は , 可 変 式 の も の を 使 用 す る か , コ ー ナ ー ポ ス ト の 上 に 牛 乳 パ ッ ク を 置 い て テ ィ ー と し , そ の 上 に ボ ー ル を 置 い て 打 つ よ う に す る 。 < 資 料 12>
中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 10 ―
3 時 間 目
本 時 の ・ ボ ー ル を フ ェ ア グ ラ ン ド 内 に 打 つ こ と が で き る 。 ( 運 動 の 技 能 ) ね ら い
準 備 ・ 掲 示 資 料 , 学 習 カ ー ド , バ ッ ト , テ ィ ー , ボ ー ル , ビ ブ ス , 得 点 板 , ベ ー ス 資 料 的 当 て 板 ( シ ー ト )
時 間 学 習 活 動 指 導 の 手 だ て 評 価
1 用 具 や コ ー ト の 準 備 ・ グ ラ ン ド に 来 た 児 童 か ら ビ ブ ス を を す る 。 着 さ せ , 準 備 を さ せ る 。
・ 健 康 観 察 を 行 う 。
は 2 チ ー ム ご と に 準 備 運 ・ そ ろ っ た チ ー ム か ら ラ ン ニ ン グ と じ 動 を す る 。 準 備 運 動 を さ せ , ド リ ル ゲ ー ム の
め キ ャ ッ チ ボ ー ル へ と 活 動 を 展 開 さ
せ る 。 8
分 3 集 合 し , あ い さ つ を ・ 授 業 は , 笑 顔 と 元 気 い っ ぱ い の あ す る 。 い さ つ で 始 め ら れ る よ う に す る 。
・ 健 康 観 察 を 行 う 。
4 本 時 の 学 習 の め あ て ・ め あ て を 短 時 間 で 確 認 し , 活 動 時 を 確 認 す る 。 間 を 十 分 に 確 保 す る 。
5 ド リ ル ゲ ー ム を す ・ 必 要 に 応 じ て , 教 師 が 動 き の ポ イ
る 。 ン ト に つ い て 示 範 す る 。
○ キ ャ ッ チ ボ ー ル
< 運 動 の 技 能 ③ >
○ 的 当 て ・ 成 功 し た 回 数 や 得 点 を カ ー ド に 記
○ テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ 入 さ せ , 記 録 の 伸 び を 確 認 で き る ○ ボ ー ル を フ ェ ア
な よ う に す る 。 グ ラ ン ド 内 に ,
打 つ こ と が で き
・ 前 時 よ り 回 数 や 得 点 が 高 く な っ た る 。 ( 観 察 ) 児 童 や チ ー ム を 賞 賛 す る 。 ◎ ボ ー ル を フ ェ ア
か 6 メ イ ン ゲ ー ム を す グ ラ ン ド 内 に ,
る 。 ・ ル ー ル や コ ー ト , 対 戦 相 手 等 の 確 安 定 し て 打 つ こ 3 0 < シ ナ リ オ 5 > 認 を 行 い , ゲ ー ム が ス ム ー ズ に 進 と が で き る 。
< 資 料 5 > 。 ( 観 察 )
分 め ら れ る よ う に す る
□ テ ィ ー を や や 高
・ 代 表 2 チ ー ム に 攻 守 の 役 割 や 主 な め に し , 斜 め 後 動 き を さ せ な が ら , ゲ ー ム の ル ー 方 か ら バ ッ ト を ル や 動 き 方 , 注 意 事 項 に つ い て の 振 る よ う に 助 言
説 明 を 行 う 。 す る 。
・ ゲ ー ム 終 了 後 に ル ー ル に つ い て 確 認 し , 次 時 の ゲ ー ム が ス ム ー ズ に 行 え る よ う に す る 。
7 整 理 運 動 を す る 。 ・ チ ー ム ご と に 整 理 運 動 を さ せ る 。 ま
と 8 本 時 の 活 動 を 振 り 返 ・ 本 時 の 活 動 の 反 省 と 次 時 の め あ て め り , 次 時 の め あ て を も を 学 習 カ ー ド に 記 入 さ せ る 。
7 つ 。
分 ・ 本 時 の 活 動 の よ か っ た と こ ろ を 発
9 後 片 付 け を す る 。 表 さ せ た り , 賞 賛 し た り す る 。
※ ○ は お お む ね 満 足 で き る 状 況 ( B ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
◎ は 十 分 満 足 で き る 状 況 ( A ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
□ は 努 力 を 要 す る 状 況 に あ る 児 童 へ の 手 だ て
シ ナ リ オ 5 メ イ ン ゲ ー ム ① の 説 明
教 師 : そ れ で は , メ イ ン ゲ ー ム ① に つ い て 説 明 し ま す 。 3 班 は 攻 撃 に , 4 班 は 守 備 に つ い て く だ さ い 。
ま ず , 攻 撃 に つ い て 説 明 し ま す 。 テ ィ ー に ボ ー ル を 置 い て 打 つ の は こ れ ま で と 同 じ で す 。 今 度 は , 打 つ 人 は 打 つ だ け に な り ま す 。 打 っ た ら , 別 の 人 が ベ ー ス の 間 を 全 力 で 走 り ま す 。 で す か ら , 4 人 の チ ー ム の と き は ホ ー ム ベ ー ス の 方 に 2 人 , 1 塁 の 方 に 2 人 と 分 か れ て く だ さ い 。
バ ッ タ ー が 打 っ た ら , 1 塁 ベ ー ス で 待 っ て い た 人 が 2 塁 , 3 塁 と ベ ー ス を 回 っ て ホ ー ム ベ ー ス を 目 指 し て 全 力 で 走 っ て く だ さ い 「 ア ウ ト 」 と 言 わ れ る ま で に ど の ベ ー。 ス ま で 走 っ た か で 得 点 が 違 い ま す か ら , と に か く 思 い き り 走 っ て く だ さ い 。 走 り 終 わ っ た 人 は バ ッ タ ー に , 打 っ た 人 は ラ ン ナ ー に な る の で 場 所 を 移 動 し て お き ま す 。
打 つ 方 だ け や っ て み ま す 。 ○ ○ さ ん 打 っ て く だ さ い 。 △ △ さ ん , 打 っ た ら 思 い き り 走 っ て く だ さ い ( 実 際 に 打 っ て み る 。 攻 撃 側 は こ の よ う な 感 じ で す 。)
次 に 守 備 に つ い て 説 明 し ま す 。 守 備 の 人 は , ま ず ボ ー ル を 一 人 が 捕 り ま す 。 そ の 他 の 人 は , グ ラ ン ド に 描 い て あ る 2 つ の 円 の ど ち ら か の 中 に 入 り ま す 。 ボ ー ル を 捕 っ た 人 は , そ の ボ ー ル を 円 の 中 に い る 人 に 投 げ て 渡 し ま す 。 も ち ろ ん , ボ ー ル を 捕 っ た 人 と 円 が 離 れ て い れ ば , 円 か ら 誰 か が 外 に 出 て 受 け 取 っ て も い い で す 。
た だ し , 受 け 取 っ た 後 に ボ ー ル を 持 っ た ま ま ま た 円 に 戻 る か , ボ ー ル を 円 の 中 に い る 人 に 投 げ て 自 分 も 入 ら な い と い け ま せ ん 。 そ し て , 最 初 に ボ ー ル を 捕 っ た 人 以 外 全 員 と ボ ー ル が 円 の 中 に あ る 状 態 で 座 っ て 「 ア ウ ト 」 と 大 き な 声 で 言 う と そ こ で プ レ イ が 終 わ り ま す 「 ア ウ ト 」 と 言 っ た 時 に , ラ ン ナ ー が 2 塁 を 越 え て い れ ば 1 点 , 3 塁。 を 越 え て い れ ば 2 点 , ホ ー ム ベ ー ス に き て い れ ば 3 点 , そ れ ぞ れ 点 数 が 入 り ま す 。
で は , □ □ さ ん 捕 っ て く だ さ い 。 ◎ ◎ さ ん 走 っ て く だ さ い 。 今 の は 「 ア ウ ト 」 の 声 の と き に , ◎ ◎ さ ん は こ こ を 走 っ て い た の で ● 点 で す 。
チ ー ム の 全 員 が 打 ち 終 わ っ た ら , 相 手 チ ー ム と 攻 守 交 代 し て く だ さ い 。 何 か 質 問 は あ り ま せ ん か 。 で は , 各 コ ー ト に 分 か れ て や っ て み ま し ょ う 。
※ コ ー ト を 回 り な が ら , ゲ ー ム の ル ー ル が 理 解 で き て い る か を 確 認 す る 。 打 つ と き の 立 つ 位 置 で 打 球 の 方 向 が 変 わ る こ と や , 打 者 に 合 わ せ て 守 備 を 変 え る こ と が 大 切 で あ る こ と を ア ド バ イ ス す る 。
, 。
※ ボ ー ル や バ ッ ト の 材 質 な ど に つ い て は 各 学 校 の 児 童 の 実 態 に 応 じ て 適 宜 変 更 す る 中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 12 ―
4 時 間 目
, 。 ( )
本 時 の ・ ベ ー ス に 向 か っ て 走 り か け 抜 け る こ と が で き る 運 動 の 技 能 ね ら い
準 備 ・ 掲 示 資 料 , 学 習 カ ー ド , バ ッ ト , テ ィ ー , ボ ー ル , ビ ブ ス , 得 点 板 , ベ ー ス 資 料 的 当 て 板 ( シ ー ト )
時 間 学 習 活 動 指 導 の 手 だ て 評 価
1 用 具 や コ ー ト の 準 備 ・ グ ラ ン ド に 来 た 児 童 か ら ビ ブ ス を を す る 。 着 さ せ , 準 備 を さ せ る 。
・ 健 康 観 察 を 行 う 。
は 2 チ ー ム ご と に 準 備 運 ・ そ ろ っ た チ ー ム か ら ラ ン ニ ン グ と じ 動 を す る 。 準 備 運 動 を さ せ , ド リ ル ゲ ー ム の
め キ ャ ッ チ ボ ー ル へ と 活 動 を 展 開 さ
せ る 。 8
分 3 集 合 し , あ い さ つ を ・ 授 業 は , 笑 顔 と 元 気 い っ ぱ い の あ す る 。 い さ つ で 始 め ら れ る よ う に す る 。
・ 健 康 観 察 を 行 う 。
4 本 時 の 学 習 の め あ て ・ め あ て を 短 時 間 で 確 認 し , 活 動 時 を 確 認 す る 。 間 を 十 分 に 確 保 す る 。
5 ド リ ル ゲ ー ム を す ・ 必 要 に 応 じ て , 教 師 が 動 き の ポ イ
る 。 ン ト に つ い て 示 範 す る 。
< 運 動 の 技 能 ④ >
○ キ ャ ッ チ ボ ー ル
○ 的 当 て ・ 成 功 し た 回 数 や 得 点 を カ ー ド に 記 ○ ベ ー ス に 向 か っ
○ テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ 入 さ せ , 記 録 の 伸 び を 確 認 で き る て 走 り , か け 抜
な < シ ナ リ オ 6 > よ う に す る 。 け る こ と が で き
る 。 ( 観 察 )
・ 前 時 よ り 回 数 や 得 点 が 高 く な っ た ◎ ベ ー ス に 向 か っ 素 早 く 児 童 や チ ー ム を 賞 賛 す る 。 て 走 り ,
か 6 メ イ ン ゲ ー ム を す か け 抜 け る こ と
る 。 ・ ル ー ル や コ ー ト , 対 戦 相 手 等 の 確 が で き る 。 3 0 < シ ナ リ オ 7 > 認 を 行 い , ゲ ー ム が ス ム ー ズ に 進 ( 観 察 )
分 < 資 料 8 > め ら れ る よ う に す る。 □ ス ム ー ズ に 走 り
抜 け ら れ る よ う
・ ベ ー ス 間 を 全 力 で 走 る こ と が で き に , 円 を 描 く よ る よ う に す る に は , 円 を 描 く よ う う に 走 る よ う 助 に 走 れ ば よ い こ と を 助 言 す る 。 言 す る 。
・ ゲ ー ム 終 了 後 に ル ー ル に つ い て 確 認 し , 次 時 の ゲ ー ム が ス ム ー ズ に 行 え る よ う に す る 。
7 整 理 運 動 を す る 。 ・ チ ー ム ご と に 整 理 運 動 を さ せ る 。 ま
と 8 本 時 の 活 動 を 振 り 返 ・ 本 時 の 活 動 の 反 省 と 次 時 の め あ て め り , 次 時 の め あ て を も を 学 習 カ ー ド に 記 入 さ せ る 。
7 つ 。
分 ・ 本 時 の 活 動 の よ か っ た と こ ろ を 発
9 後 片 付 け を す る 。 表 さ せ た り , 賞 賛 し た り す る 。
※ ○ は お お む ね 満 足 で き る 状 況 ( B ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
◎ は 十 分 満 足 で き る 状 況 ( A ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
□ は 努 力 を 要 す る 状 況 に あ る 児 童 へ の 手 だ て
シ
シ ナナ リリ オオ 66 ドド リリ ルル ゲゲ ーー ムム (( テテ ィィ ーー ババ ッッ テテ ィィ ンン ググ )) のの 説説 明明
教 師 : テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ も 3 時 間 目 に 入 り ま す ね 。 バ ッ ト の 握 り 方 や ボ ー ル の 打 ち 方 に も 少 し ず つ 慣 れ て き ま し た ね 。 今 日 は , も っ と 遠 く へ , そ し て ね ら っ た と こ ろ へ ボ ー ル を 打 つ こ と が で き る よ う に 考 え て , テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ に 取 り 組 ん で み ま し ょ う 。 ま ず , バ ッ ト の 持 ち 方 を も う 一 度 確 認 し ま す 。 バ ッ ト は , 右 手 と 左 手 が 離 れ な い よ う に し て 握 り ま す 。 力 を 入 れ す ぎ な い よ う に 握 り ま し ょ う 。 バ ッ ト を 握 る と こ ろ は , は じ か ら こ ぶ し 一 つ 分 あ け る く ら い が い い で す 。 バ ッ ト は , 短 く 持 っ た 方 が ボ ー ル を 打 ち や す い で す よ 。 次 は , テ ィ ー の 合 わ せ 方 で す 。 こ れ ま で , と て も 低 す ぎ る 人 や 高 す ぎ る 人 が い ま し た が , テ ィ ー は お へ そ の 高 さ ぐ ら い に 合 わ せ て , ボ ー ル を 置 き ま し ょ う 。 何 回 か や っ て み て , 少 し ず つ 打 ち や す い 高 さ を 見 つ け て く だ さ い 。 次 に 立 つ 場
, 。 ,
所 で す が テ ィ ー よ り や や 後 ろ に 立 つ と ボ ー ル を 打 ち や す い で す 足 の 位 置 を 変 え て 自 分 が 打 ち た い 方 向 へ 体 を 向 け る と , ね ら っ た と こ ろ へ も ボ ー ル を 飛 ば す こ と が で き ま す 。 ボ ー ル を 最 後 ま で よ く 見 て , ま っ す ぐ に バ ッ ト を ボ ー ル に 当 て る よ う に し て み ま し ょ う 。
, , ,
※ ド リ ル ゲ ー ム の テ ィ ー バ ッ テ ィ ン グ を や っ て い る と き に 持 ち 方 テ ィ ー の 合 わ せ 方 立 ち 位 置 に つ い て 個 別 指 導 を す る 。
シ
シ ナナ リリ オオ 77 メメ イイ ンン ゲゲ ーー ムム ①① (( 全全 力力 でで かか けけ 抜抜 けけ るる )) のの 説説 明明
教 師 : メ イ ン ゲ ー ム も 2 回 目 に な り ま す 。 今 日 は , バ ッ タ ー が 打 っ た 後 の , ラ ン ナ ー の 走 り 方 に つ い て 説 明 し ま す 。
み な さ ん , た く さ ん 得 点 を と る た め に , ラ ン ナ ー は ど う す れ ば よ い で す か 。 児 童 : 速 く 走 る 。 全 速 力 で 走 る 。
教 師 : そ う で す ね 。 速 く , 全 力 で 走 れ ば 得 点 の 高 い ベ ー ス ま で 行 く こ と が で き ま す ね 。 で は , ど の よ う に 走 れ ば い い の で し ょ う 。
児 童 : 腕 を ふ る 。 足 を 速 く 動 か す 。
教 師 : そ う い う こ と も と て も 大 切 で す 。 そ れ に 加 え て , 気 を 付 け る と い い の は , ベ ー ス と ベ ー ス の 間 を 結 ん だ 線 を ふ く ら ん で 走 る こ と で す 。 ベ ー ス と ベ ー ス を 結 ん だ 線 は , ベ ー ス の と こ ろ で 三 角 定 規 の よ う に 直 角 に 曲 が っ て い ま す よ ね 。 走 る と き は , 直 角 に 曲 が ろ う と す る と , せ っ か く つ い た ス ピ ー ド を 落 と さ な く て は な り ま せ ん 。 そ し て , ま た ス ピ ー ド が 上 が る ま で に は , 時 間 が か か っ て し ま い ま す 。 で す か ら , ベ ー ス と ベ ー ス の 間 を 走 る と き は , カ ー ブ を 描 く よ う に 走 る と ス ム ー ズ に 走 る こ と が で き ま す 。
ラ ン ナ ー の 人 は 走 る こ と だ け に 集 中 し て , 先 の ベ ー ス ま で い け る よ う , 全 力 で 走 っ て み ま し ょ う 。 そ れ で は , ゲ ー ム に 入 り ま し ょ う 。
※ 移 動 黒 板 や 小 黒 板 , ホ ワ イ ト ボ ー ド な ど を 活 用 し て , 直 線 的 な ベ ー ス ラ ン ニ ン グ で は な く , 曲 線 的 な ベ ー ス ラ ン ニ ン グ の イ メ ー ジ が つ か め る よ う , 図 を 使 っ て 説 明 す る 。
中学年「ゲーム(ベースボール型ゲーム)」
― 14 ―
5時間目
本時の ・守備のいない空いたスペースに打つ方法を,選ぶことができる。 (思考・判断)
ねらい
準備・ 掲示資料,学習カード,バット,ティー,ボール,ビブス,得点板,カラーコーン,ベース,的当て板 資料 (シート)
時間 学習活動 指導の手だて 評価
1 用具やコートの準備をする。 ・グランドに来た児童からビブスを着させ,準 備をさせる。
は ・健康観察を行う。
じ
め 2 チームごとに準備運動をす ・そろったチームからランニングと準備運動を
8 る。 させ,ドリルゲームへと活動を展開させる。
分
3 集合し,あいさつをする。 ・授業は,笑顔と元気いっぱいのあいさつで始 められるようにする。
・健康観察を行う。
4 本時の学習のめあてを確認す ・めあてを短時間で確認し,活動時間を十分に
る。 確保する。
5 ドリルゲームをする。 ・必要に応じて,教師が動きのポイントについ て示範する。
○キャッチボール
○的当て ・成功した回数や得点をカードに記入させ,記 な ○ティーバッティング 録の伸びを確認できるようにする。
か ・前時より回数や得点が高くなった児童やチー
ムを賞賛する。
<思考・判断②>
30 6 メインゲーム②の試しのゲー
分 ムをする。 ・ルールやコート,対戦相手等の確認を行い, ○ 守 備 の い な い 空 い た スムーズにゲームが進められるようにする。 ス ペ ー ス に 打 つ 方 法
を,選んでいる
<資料5>
・守備位置を見ながら,どのスペースが空いて (観察・学習カード)
<シナリオ8>
いるか考え,そこをねらって打つことができ ◎ 守 備 の い な い 空 い た るようにする。 ス ペ ー ス に 打 つ 方 法
活用している。
・体の向き,体とボール・ティーの位置関係に を
より,いろいろな方向に打つことができるこ (観察・学習カード)
とを助言する。 □ ど の 方 向 に 打 っ て よ
・互いに教え合い,励まし合いながら打つ方向 い か 考 え る こ と が で
, を考えることができるように,助言する。 きないには児童には
横 に つ い て 個 別 に 助 言する。
7 整理運動をする。 ・チームごとに整理運動をさせる。
ま
と 8 本時の活動を振り返り,次時 ・本時の活動の反省と次時のめあてを学習カー
め めあてをもつ。 ドに記入させる。
7 ・本時の活動のよかったところを発表させた
分 9 後片付けをする。 り,賞賛したりする。
※ ○ は お お む ね 満 足 で き る 状 況 ( B ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
◎ は 十 分 満 足 で き る 状 況 ( A ) に あ る 児 童 の 学 び の 姿
□ は 努 力 を 要 す る 状 況 に あ る 児 童 へ の 手 だ て