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第6学年1組体育科学習指導案

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Academic year: 2021

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3 年-1

第3学年3組 体育科学習指導案

平成25年11月22日(金) 第5校時 運動場 男子25名 女子15名 指導者 和田 翔太 1 単元名 「チームワークだ!ティーボール」(ベースボール型ゲーム) 2 運動の特性 (1) 一般的特性 ・2つのチームが攻撃と守備を交互に行い、ボールを打つ、捕る、投げるなどしながら得点を 競い合う運動である。 (2) 児童からみた特性 ○打つ、捕る、投げるなどの技能的な面で上達したとき、楽しさを味わえる運動である。 ○ボールを打って得点につながったり、ボールを捕って相手をアウトにしたり、チームが勝った りすると楽しさを味わえる運動である。 ○集団対集団で競い合い、仲間と力を合わせて競争することに楽しさや喜びを味わうことができ る運動である。 △ボールをうまく打てなかったり、ボールに触れる機会がなかったり、うまく捕球できなかった りすると、楽しさを味わえない運動である。 3 児童の実態 (1) 一般的な児童の実態 本学級の児童は、男女ともに運動が好きな児童が多く、休み時間にみんなでドッジボールや鬼ごっ こをしたり、うんていや登り棒などの遊具を使ったりして遊んでいる。4月中旬のマット運動では、 前転・後転の基本的な技に取り組ませた。できた喜びをできるだけ多く味わわせるために、スモール ステップで技の習得に努めてきた。その結果、はやく次の技にいきたいと意欲をもって取り組む児童 が多くなった。しかし、できる技がなかなか増えずに達成感を高められなかった児童もいた。 アンケートでは児童全員が体育は「好き」と答えている。その中でもボール運動系は人気があり、 休み時間のサッカーやドッジボールでは、時には他クラスや他学年と声をかけ合って遊んでいた。た だ器械運動に苦手意識をもつ児童もおり、児童の多くは「できる」「できない」が、そのまま「好き」 「嫌い」につながっているようである。 平成25年度新体力テストの結果と県体力標準値との比較(学級の平均値が県体力標準値を上回る○、下回る▼) 種目 握 力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン 50m走 立ち幅とび ボール投げ kg 回 cm 点 回 秒 cm m 男 子 学級の平均値 11.24 18.84 31.60 40.76 42.36 10.02 143.36 14.72 県体力標準値 12.95 16.66 30.14 35.60 38.34 10.13 139.20 17.07 体力標準値との比較 ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ▼ 女 子 学級の平均値 10.60 17.73 37.27 38.73 37.93 9.99 148.20 12.00 県体力標準値 12.14 15.93 33.19 33.66 29.12 10.45 131.80 10.46 体力標準値との比較 ▼ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

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3 年-2

本学級の新体力テストの結果は、16項目中13項目が県体力標準値を上回っている。しかし、男女 ともに「握力」で、男子が「ボール投げ」で県体力標準値を下回っているので、毎日の「ボールにぎに ぎ」や「ボール引っ張り相撲」、体育の補強運動の紙鉄砲によって底上げを図っていく必要がある。 (2) 研修に関わる体育授業アンケートからの実態 全校で実施した児童の調査結果において、本学級における数値が低かったものは次の事項である。 これらのことから、本学級の児童は体育の授業は好きだが、どうしたらうまくできるかを考えながら 運動している児童や、体育で習った運動を休み時間や放課後に練習する児童が少ないということがいえ る。また、運動に対して自信のない児童も多い。 (3) 本教材に関わる児童の実態(7月実施 事前アンケートより) 本学級の児童は、全員が体育の授業が好きだと答えている。 「投げる」「捕る」ことに関して、キャッチボールは9割近くの 児童が好きと答えている。その理由として、「投げたりとったり するのが楽しい」と答えた児童が最も多かった。嫌いな児童は 突き指や顔にボールが当たることを恐れているという理由が多 かった。キャッチボールの経験の有無については、「したことが ない」児童はいなかったが、「あまりしたことがない」児童が 数名いた。 「打つ」ことに関しては、バットでボールを打つことが好き な児童が6割いる。その理由として「ボールに当たると気持ち いい(うれしい)から」という意見が圧倒的に多かった。 好きではないと答えた児童の理由としては、「空振りすると がっかりするから」「バットに当たらないとつまらないから」 などが挙げられた。また、バットでボールを打ったことのない 児童が11人もいた。バットをボールで打つ際の得意不得意が アンケート結果に影響しているように思われる。 ア. 体育をしているとき、どうしたら運動がうまくできるかを考えながら勉強しています。 イ. 体育をしているとき、うまい子や強いチームを見てうまくできるやり方を考えることが あります。 ウ. 体育で習った運動を休み時間や放課後に練習することがあります。 エ. 私は、少しむずかしい運動でも練習するとできるようになる自信があります。 (人) (人) バットでボールを打つのは好きですか キャッチボールが好きな理由 キャッチボールが嫌いな理由 キャッチボールは好きですか

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3 年-3

事前に実態把握のためにキャッチボールやバットでボールを打つことを体験させてみた。キャッチ ボールに関しては投げることよりとることの方が苦手な児童が多かった。バットでボールを打つこと は未経験のため空振りする子も多かった。経験の多い少ないが技能の差につながり、好き嫌いに結び ついていると感じた。 4 教師の指導観と研修テーマに関わる手立て 学校教育目標 かしこく なかよく たくましく 研究テーマ 夢中になって思いっきり体を動かす児童の育成 中学年ブロックテーマ 楽しく活発に運動をしながら体力を養う児童の育成 体育授業に関する仮説 運動の特性や魅力を十分に味わわせ、児童に身に付けさせたい内容をバ ランスよく育む学習を展開すれば、夢中になって思いっきり体を動かす 児童が増えるであろう。 上記の児童の実態を踏まえ、まずは、ボール運動系の特性を十分に味わわせる授業づくりを目指した い。そこで、本単元では以下の2点を指導の柱とし、それぞれに手立てを講じて授業を展開していく。 (1)運動の特性を十分に味わわせるために ① 規則の工夫 ・コートを4カ所設置し、1チーム5人編成の少人数とすることで誰もが活躍できる場を設定 する。 ・スリーアウトで攻守交代するのではなく、ねらい①では全員1回ずつ打ったら交代とする。 また、ねらい②では攻めと守りは時間になるまで交代しない。 ・ボールを捕球したらアウトゾーンに向かって思いっきりボールを投げる。そして、全員で走 ってアウトゾーンに集まることによって運動量を確保する。 ② 用具の工夫 ・突き指などによる恐怖感を少なくするために軟らかいボールを使用する。また、各チーム1 つずつ網を使ったグローブと、ミニフラフープを使ったグローブを用意する。バットも2種 類とし、自分に合った用具を選択できるようにする。 ③ 慣れの運動の工夫 ・投げる…「倒せ!段ボール」両チーム端の線に横一列で並び、中央の線上の段ボール箱を目 指して思いっきりボールを投げることで、強く、たくさん投げる場を設定する。 ・捕る…「捕れ捕れ!キャッチ」チームメンバーが色々なボール(ゴロ・ワンバウンド・ノー バウンド)を投げ、キャッチする。実際のゲームで飛んでくると予想できるボール を捕る場を設定する。 (人) (人) バットでボールを打つのが好きな理由 バットでボールを打つのが嫌いな理由

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3 年-4

・打つ…「打て打て!バッティング」ボールをカラーコーンの上に乗せ、ネットに向かってチ ームごとにたくさん打つ場を設定する。 (2)児童に身に付けさせたい内容をバランスよく育むために ①【動く楽しさ】:力いっぱい活動させてくれた授業(授業の基礎的条件) ・少ない人数で行わせる。 ・攻めの時は、アウトになるまで一往復ごとに次の人に交代することで運動量を確保する。 ・守りの時は、守る場所を一人打つごとにローテーションすることで色々な場所を経験させる。 (ねらい1) ・慣れの運動でゲームにつながる「投げる」「捕る」「打つ」の動きに慣れる時間を確保する。 ・用具の準備や後片付け、集合・整列などを素早く行わせ、学習規律を徹底させる。 ②【集う楽しさ】:友達と仲良く活動させてくれた授業(態度) ・授業やゲームでのあいさつや返事、ゲーム前のファイトコール等、声を出す場面を大切にし、 明るく元気に行わせる。 ・練習やゲームでの声の掛け合いを意識させる。 ・用具の準備や片付けを友達と一緒に行わせる。 ③【わかる楽しさ】:新しいことに気付かせてくれた授業(思考・判断) ・投げる・捕る・打つなどのよい動きを紹介し、全体で共有することでポイントを理解させる。 ・簡単な作戦を立てることができるように作戦例を提示する。 ④【伸びる楽しさ】:技を高めてくれた授業(技能) ・向かってくるボールの正面に移動してボールを捕ることを意識させる。 ・慣れの運動でバットでボールを打つことに慣れさせていく。 ・投げる手と反対の足を一歩前に踏み出して力いっぱい投げさせる。 5 単元の目標 (1)運動に進んで取り組み、規則を守って仲よく運動をしたり、勝敗を受け入れたり、場や用具の安 全に気を付けたりすることができるようにする。 【関心・意欲・態度】 (2)ゲームの特徴に合った攻め方や守り方を知り、簡単な作戦を立てることができるようにする。 【思考・判断】 (3)ボールを打って攻撃をしたり、捕る・投げるなどにより守備をしたりしてゲームをすることがで きるようにする。 【技能】 6 単元の評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断 技能 ・ゲームに進んで取り組もうとしている。 ・規則やマナーを守り、友達と励まし合って練習 やゲームをしようとしている。 ・用具の準備や片付けで分担された役割を果たそ うとしている。 ・ゲームを行う場や用具の使い方などの安全を確 かめようとしている。 ・ティーボールのゲームの仕方 を知るとともに、易しいゲー ムを行うためのゲームの規 則を選んでいる。 ・ゲームの特徴に合った攻め 方、守り方を知り、簡単な作 戦を立てている。 ・易しいゲームに おいて、ボール を投げる、打つ、 捕るなどの動き ができる。

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3 年-5

7 単元の計画 (1) ゲーム・ボール運動の取り上げ方 第3学年 第4学年 第5学年 第6学年 ゴール型(ゲーム) 9 17 10 12 ネット型(ゲーム) 7 8 9 ベースボール型(ゲーム) 8 7 (2) 学習過程(8時間扱い) 本時は○印 7/8時 時 1 2 3 4 5 6 ⑦ 8 10 20 30 40 集合・整列・挨拶・戸二っ子体操・補強運動・用具の準備 【オリエンテーション】 ・学習の進め方 ・規則や約束 ・慣れの運動 ・試しのゲーム 慣れの運動 ① 倒せ!段ボール(投げる運動) ② 捕れ捕れ!キャッチ(捕る運動) ③ 打て打て!バッティング(打つ運動) ねらい① 簡単な規則に慣れ、投げる、捕 る動きをスムーズにし、ゲーム を楽しもう ねらい② 規則を生かし、簡単な作戦を立 ててゲームをしよう 後片付け・整理運動・振り返り・学習のまとめ・次時の予告・挨拶 (3) 評価計画 時 重点観点 学習活動に即した評価規準 評価の場面 評価の方法 1 関心・意欲・態度 ・ゲームに進んで取り組もうとしている。 オリエンテーシ ョン 観察 カード 2 思 考 ・ 判 断 ・ティーボールのゲームの行い方を知るとともに、 易しいゲームを行うための規則を選んでいる。 ゲーム 観察 カード 3 関心・意欲・態度 ・規則やマナーを守り、友達と励まし合って練習や ゲームをしようとしている。 ゲーム 観察 4 技 能 ・ボールをフェアグラウンド内に打つことができる。 ゲーム 観察 5 技 能 ・投げる手と反対の足を一歩前に踏み出してボール を投げることができる。 慣れの運動 観察 6 思 考 ・ 判 断 ・ゲームの特徴に合った攻め方を知るとともに、自 分のチームの特徴にあった簡単な作戦を立ててい る。 作戦タイム 観察 カード ⑦ 思 考 ・ 判 断 ・ゲームの特徴に合った守り方を知るとともに、自 分のチームの特徴にあった簡単な作戦を立ててい る。 作戦タイム 観察 カード 8 技 能 ・向かってくるボールの正面に移動してボールを捕 ることができる。 ゲーム 観察 今 ま で 学 ん だ こ と を 生 か し て テ ィ ー ボ ー ル を し よ う

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3 年-6

(4) 学習と指導・評価 段階 学習のねらい・活動 指導・評価(指導○ 評価規準◆) 評価方法 は じ め 45 分 × 1 1 学習のねらいと進め方を知る。 2 規則や約束を知る。 3 準備運動(戸二っ子体操) ・紙鉄砲で投球フォーム「いーち・ にぃ・のー・さーん」の確認 4 慣れの運動の仕方を知る。 5 試しのゲームをする。 6 チームごとに話合いをする。 7 後片付けの方法を知る。 ○資料を活用し、本単元のねらいや学習の進め 方、規則、役割分担などについて理解させる。 ○慣れの運動について、教師の示範を見せながら 説明し、正しい行い方を理解させる。 ○基本的なボールの扱い方について、演示を交え ながら丁寧に説明する。 ○1つ1つの動きを確実に行わせる。 ○投げる、捕るなどの動きのポイントを押さえ る。 ○得点、ローテーション、判定の仕方について説 明してからゲームに入る。 ◆ゲームに進んで取り組もうとしている。 (第1時)【関】 ○ゲームの振り返りをさせる。 ○安全な準備・片付けの仕方を知らせる。 ○次時からの学習内容を伝え見通しを持たせる。 観察 カード ① 倒せ!段ボール(両チーム端 の線に横一列で並び、中央の 線上のダンボール箱を目指し てボールを投げる。ダンボー ルを早く倒した方の勝ちとす る。) ② 捕れ捕れ!キャッチ(チーム メンバーが色々な投げ方でボ ールを投げ、球を上手にキャ ッチする。全員が投げ終わっ たら、次の人がキャッチ役に なり、全員の球を受ける。) ノーバウンド ワンバウンド ゴロ ボールを集める人 捕る人 ③ 打て打て!バッティング (ボールをカラーコーン の上にのせ、ネットに向か ってグループごとに打つ 練習をする。) カラーコーンの上にボール

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な か ① 45 分 × 3 1 準備運動(戸二っ子体操)をする。 2 補強運動を行う。 3 慣れの運動をする。 ① 投げる運動 「倒せ!段ボール」 ② 捕る運動 「捕れ捕れ!キャッチ」 ③ 打つ運動 「打て打て!バッティング」 4 ねらい①を確認する。 5 ゲームをする。 6 学習のまとめをする。 ○ポイントを意識してできている児童や声がよ く出ている児童を称賛し、よい動きや態度を全 体に広める。 ○紙鉄砲で投球フォーム「いーち・にぃ・のー・さ ーん」の確認をする。 ○必要に応じて教師が示範を行い、正しい行い方 ができるようにする。 ○力いっぱい投げる経験をたくさんさせる。 ○多様なボール(ゴロ・ワンバウンド・ノーバウ ンド)を捕れるようにする。 ○場の工夫をして数多く打てるようにする。 ○最初に掲示物を用いたり、教師が示範したりし て、打ち方のポイントを確認する。 ○遠くの仲間へ投げる時には、オーバーハンドで 投げることの良さについて説明する。 ○捕球が未熟な児童には、捕球がしやすいように ネットグローブを用意する。 ○投げるフォームがきれいな児童や遠くまでボ ールを投げられている児童を称賛して、よい動 きと態度を広める。 ○ゲームの振り返りをさせる。 ◆ティーボールのゲームの行い方を知るととも に、易しいゲームを行うための規則を選んでい る。 (第2時)【思】 ◆規則やマナーを守り、友だちと励まし合って練 習やゲームをしようとしている。(第3時)【関】 ◆ボールをフェアグラウンド内に打つことがで きる。 (第4時)【技】 D C E B A ○安全な準備・片付けの仕方を知らせる。 ○次時からの学習内容を伝え見通しを持たせる。 観察 カード 観察 カード 観察 カード 簡単な規則に慣れ、投げる、捕る動きをスムーズにし、ゲームを楽しもう 【攻撃】 ・全員1回ずつ打ったら攻めと守りを 交代する。 ・コーンにタッチしたら1点、戻って ティーにさわったら更に1点でカウ ントする。 ・攻めの人は一往復ごとに次の人に交 代する。 【守備】 ・守る場所は1人打つごとにローテー ション。(例:A→B→C→D・・・) ・打球を捕った人はボールを投げてア ウトゾーンの仲間にボールを届け る。(必要に応じて中継に入る。) ・アウトゾーンにボールを入れたら、 みんながアウトゾーンに集まり、座 って、アウトコールをする。 ・アウトコールとコーンにタッチする のが同じだったときや見分けがつか なかったときは、キャプテンがじゃ んけんをして決める。 ・終わりの挨拶のとき、お互いのチー ムの良いところを話し合う。 ホーム~A手前…8m A区間の幅…5m B区間の幅…5m C区間の幅…5m 待機場所

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な か ② 45 分 × 3 1 準備運動(戸二っ子体操)をする。 2 補強運動を行う。 3 慣れの運動をする。 ① 投げる運動 「倒せ!段ボール」 ② 捕る運動 「捕れ捕れ!キャッチ」 ③ 打つ運動 「打て打て!バッティング」 4 ねらい②を確認する。 5 ゲームをする。(前半) 6 作戦を話し合う。 7 ゲームをする。(後半) 8 学習のまとめをする。 ○ポイントを意識してできている児童や声がよ く出ている児童を称賛する。 ○紙鉄砲で投球フォーム「いーち・にぃ・のー・さ ーん」の確認をする。 ○力いっぱい投げる経験をたくさんさせる。 ○多様なボール(ゴロ・ワンバウンド・ノーバウ ンド)を捕れるようにする。 ○バックネットに向かってチームごとにたくさ んボールを打つ場を設定する。 ○自分の打順、ポジションを確認する。 ◆投げる手と反対の足を一歩前に踏み出してボ ールを投げることができる。 (第5時)【技】 ◆ゲームの特徴に合った攻め方を知るとともに、 自分のチームの特徴に合った作戦を立ててい る。 (第6時)【思】 ◆ゲームの特徴に合った守り方を知るとともに、 自分のチームの特徴に合った作戦を立ててい る。 (第7時)【思】 ○前半を振り返り、気付いたことを作戦に生かす ようにさせる。 ○作戦を意識させ、それを生かしてゲームができ るようにする。 ○作戦が実行できたチームを称賛する。 ま と め 45 分 × 1 1 これまでの学習を生かし、協力し て楽しくゲームをする。 2 学習のまとめをする。 ○これまでの学習を生かしながら、思いっきり、 楽しく、ゲームに取り組めるようにする。 ◆向かってくるボールの正面に移動してボール 捕ることができる。 (第8時)【技】 ○よくなったところ、伸びたところ、上達したと ころを取り上げて称賛する。 観察 規則を生かし、簡単な作戦を立ててゲームをしよう ・守る場所はローテーションし ない。チームの中で作戦を考 える。 ・打球を捕った人はアウトゾー ンの仲間にボールを思いっき り投げる。必要に応じて中継 に入る。 ・攻めと守りは時間になるまで 交代しない。 観察 観察 カード 観察 カード

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8 本時の学習と指導(7/8時) (1) ねらい ゲームの特徴に合った守り方を知るとともに、自分のチームの特徴に合った簡単な作戦を立てるこ とができる。 【思考・判断】 (2) 準備 ボール、バット、ネットグローブ、段ボール箱、得点板、ビブス、ラジカセ、フラフープ、カラー コーン、ティー、ストップウォッチ、作戦ボード、かご、掲示資料 (3) 展開 段階 学習内容・活動 指導上の留意点(○指導 ◆評価規準 △努力を要する児童への手立て) 導 入 13 分 1 集合・整列・挨拶・健康 観察をする。 2 戸二っ子体操を行う。 紙鉄砲で投球フォーム 「いーち・にぃ・のー・ さーん」の確認 3 慣れの運動をする。 ① 投げる運動 「倒せ!段ボール」 ② 捕る運動 「捕れ捕れ!キャッチ」 ③ 打つ運動 「打て打て!バッティング」 ○素早く集合、整列させ、元気よくあいさつをさせる。 服装を整えさせ、健康観察を行う。 ○音楽に合わせ、動かす部位を意識させながら、一つ一つの動きを正 しく行わせる。 ○正しいフォームで投げている児童やダンボールを狙ってたくさん 投げている児童を称賛して、よい動きを広める。 ○チームごとに決められた場所を使い、ボールを投げる運動を多く経 験させる。 ○捕球が未熟な児童には、捕球がしやすいようにネットグローブを用 意する。 ○上手にできない児童には、打ちやすいバットを選ばせたり、立つ位 置を助言したりする。 展 開 25 分 4 ねらいを確認する。 5 作戦を話し合う。 6 ゲームをする。(前半) ○声を出して読むことで、本時のねらいを全員のものとする。 ○作戦を立てるために必要な役割を確認する。 ①捕って投げる。 ②アウトゾーンでボールをキャッチする。 ③中継に入る。 ④アウトゾーンのカバーをする。 ○4つの役割を意識させ、前半に向けての簡単な作戦を考えさせる。 D C E A B 待機場所 まもり方をくふうしてゲームを楽しもう ・守る場所はローテーションしな い。チームの中で作戦を考える。 ・打球を捕った人はアウトゾーン の仲間にボールを思いっきり投 げる。必要に応じて中継に入る。 ・攻めと守りは時間になるまで交 代しない。 ・アウトゾーンにボールを入れ、 みんながアウトゾーンに集ま って、アウトコールをする。 バットをおく場 所 アウト ゾーン

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7 作戦を話し合う。 8 ゲームをする。(後半) ○遠くの仲間へ投げる時には、オーバーハンドで投げることの良さに ついて説明する。 ○中継を上手につなぐためのポイントを確認する。 ○整列、あいさつを素早くさせる。 ○ゲーム前にファイトコールをし、意欲を高めさせる。 ○ゲームでの声の掛け合いを意識させる。 ○コートをまわりながら、よいプレーやよい声かけを称賛する。 ○危険なプレーがないか注意する。 ○規則面で検討することが出たときには、状況を把握しつつなるべく 自分たちで解決させる。 ○前半を振り返り、守り方について気付いたことを作戦に生かすよう にさせる。 ○自分たちの守りの良かったところを称え合うとともに、後半に向け ての作戦を考えさせる。 ○対戦相手は変えず、ゲームを行う。 ○作戦を意識させ、それを生かしてゲームができるようにする。 ○ゲーム終了後、相手チームとよいところを称え合う。 ◆ゲームの特徴に応じた守り方を知るとともに、自分のチーム の特徴に合った簡単な作戦を立てている。 【思考・判断】 <努力を要する児童への手立て> △役割分担があいまいなチームに対しては、作戦ボードを使い、役割 分担を明確にさせる。 △役割分担に悩んでいるチームには、一人一人の特長を考えさせ、そ の特長を生かした場所に分担させる。 <十分満足できると判断できる児童への発展的な内容> ○打球の飛んだ方向によって効果的な守り方を指示させる。 整 理 7 分 9 後片付けをする。 10 整理運動をする。 11 学習のまとめをする。 12 次時の予告を聞く。 13 挨拶をする。 ○自分の分担を中心に、みんなで協力して片付けさせるよう声をかけ る。 ○ゆっくりとした動作で簡単に行わせる。けがをしている児童がいな いか確認する。 ○本時のねらいについて振り返りを行う。 ○次時の予告をし、学習の見通しを持たせる。 ○すばやく整列し、挨拶をさせる。

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3 年-11

9 掲示資料 10 場の設定 バックネット 11 資料 ねらい まもり方をくふうしてゲームを楽しもう。 コート図 ① ボールをとる・投げる ② アウトゾーン ③ 中けいに入る ④ カバーする 対戦表 守備の役割

A B

C D

集合場所 慣れの運動 慣 れ の 運 動 作戦ゾーン 作戦ゾーン 作戦ゾーン 作戦ゾーン

参照

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