学校体育指導資料 第50集
小 学 校:体つくり運動の実践例 中 学 校:指導計画の作成
高等学校:指導計画及び実践例
令 和 3 年 3 月
茨城県教育庁学校教育部保健体育課
はじめに
令和2年度より小学校、令和3年度より中学校において、新学習指導要領が全面実施とな ります。さらに、令和4年度より高等学校が年次進行で実施されます。
これからの学校教育には、子供たちが様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課 題を解決していくことや、様々な情報を見極め、知識の概念的な理解を実現し、情報を再構 築するなどして新たな価値につなげていくこと、複雑な状況変化の中で目的を再構築するこ とができるようにすることが求められています。指導者が、学習指導要領の趣旨を十分に理 解し、子供たちに育む資質・能力の育成に向けて、指導に当たることが重要と言えます。
そこで、今年度で第 50 集となる本指導資料では、「体つくり運動の実践例(小学校)」、「指 導計画の作成(中学校)」、「指導計画及び実践例(高等学校)」を掲載いたしました。本指導 資料を参考に、各学校が子供たちの実態に対応した、より一層学習効率の高い指導計画を作 成し、子供たちが生き生きと輝く授業実践をしていただきますようお願いいたします。
このような学校体育の取組により、子供たち一人一人が生涯にわたって心身ともに健康を 保持増進し、豊かなスポーツライフを実現・継続できるよう願います。
作成に当たりましては、大学の有識者の方々や各学校の先生方に御協力を得まして、これ までの研究内容や実践を基に具体的な内容で構成しました。
作成に御協力いただきました作成協力委員の皆様に対しまして、心から感謝申し上げます。
令和3年3月
茨城県教育庁学校教育部保健体育課長 秋 山 克 巳
Ⅰ 小学 校 :体 つ くり 運動 の実 践 例
1 体 つ くり 運 動( 体ほ ぐし の 運動 ) …… …… …… … …… … …… …… ……1 2 体 つ くり 運 動( 多様 な動 き をつ く る運 動) …… … …… … …… …… ……8
3 授 業 動画 に つい て… …… … …… … …… …… …… … …… … …… …… ……16
Ⅱ 中学 校 :指 導 計画 の作 成
1 指 導 と評 価 の重 点化 を図 る …… … …… …… …… … …… … …… …… ……17 2 指 導 と評 価 の計 画に つい て …… … …… …… …… … …… … …… …… ……18 3 指 導 計画 と 授業 につ いて
授業 づく り
〇表 現し や すさ を 工夫 した 器械 運 動( 跳 び箱 運動 )の 授 業… … ……19 〇 仲 間と 協 力し 、楽 しさ を 味わ う 陸上 競技 (長 距 離走 ) の授 業… …23 〇 ジ グソ ー 法を 取り 入れ た 球技
(ネ ット 型 ・バ ド ミン トン )の 授 業… … …… …… …… … …… … …28 〇 ジ グソ ー 法を 取り 入れ た 柔道 の 授業 …… …… … …… … …… …… …33
Ⅲ 高等 学 校: 指 導計 画及 び実 践 例
1 新 学 習指 導 要領 につ いて … …… … …… …… …… … …… … …… …… ……38 2 「 打 てる ! 」球 技・ ベー ス ボー ル 型授 業実 践例 … …… … …… …… ……39 3 「 心 も体 も リフ レッ シュ ! 」
体つ くり 運 動・ 実 生活 に生 かす 運 動の 計 画授 業実 践例 … …… … …… …46 参 考・ 引 用文 献 …… …… …… … …… … …… …… …… … …… … …… …… ……53
目 次
【音楽に合わせてみんなでストレッチングしている場面】
Ⅰ 小学校:体つくり運動の実践例
・音楽に合わせてペアストレッチング ・スキップしっぽとり ・風船バレー ・フープリレー
時123 学 習 の 流 れ
0 10 20 30 40 45
〇片付け〇整理運動〇学習のまとめと本時の振り返り〇次時の確認〇健康観察 評価 の 重点
知①カード 思②観察①カード 態①観察②観察
指導と評価の計画 ○体ほぐしの運動 友達との関わりの中で気付いたことを発表さ せたり、書かせたりして、友達と一緒に運動す ると楽しさが増すことへの気付きを促す。音楽を効果的に活用し、楽し い授業の雰囲気づくりをする。
小学校第3学年体つくり運動(体ほぐしの運動) 自覚:自身の学びや変容を自覚できる場面対話:自分の考えなどを広げたり深めたりする場面児童:児童が考える場面教師:教師が教える場面
体育科の指導に当たっては、「知識及び技能」が習得されること、「思考力、判断力、表現力等」を育成すること、「学びに向かう力、人間 性等」を涵養することが偏りなく実現されるよう、単元など内容や時間のまとまりを見通しながら、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた 授業改善を行うことが重要です。例えば、単元など内容や時間のまとまりの中で、主体的に学習に取り組めるような自身の学びや変容を自覚で きる場面をどこに設定するか、対話によって自分の考えなどを広げたり深めたりする場面をどこに設定するか、学びの深まりをつくり出すため に、児童が考える場面と教師が教える場面をどのように組み立てるかといった視点で授業改善を進めることが求められます。 そこで、今回、それぞれの場面を単元の中でどのように設定するか例を示しました。 心と体の状態を運動の事前事後 で記入する学習カードを作成し、 その変化が分かるようにする。
1時間に評価する観点は、 1~2つとし、無理のない 評価計画を立てる。
対話(行いたい運動を選ぶ)
○オリエンテーション 自覚(本時の成果を実感、他者からの称賛)
対話(友達と一緒に活動を工夫する)
・体つくり運動について ・学習の進め方の確認 ・グループ編成及び役割分担
〇用具や場の準備〇健康観察〇本時のねらいと内容の確認 ・音楽に合わせてストレッチング ・いろいろウォーキング ・あんたがたどこさ
○体ほぐしの運動○体ほぐしの運動 ・音楽に合わせてみんなでストレッチング ・ひざタッチ ・子とろおに ・これまで学習した体ほぐしの運動から 選択して行う。児童(心と体の変化に気付く) 教師(心と体の変化を確認する)
第 3 学 年 〇 組 体 育 科 ( 運 動 領 域 ) 学 習 指 導 案
指 導 者 〇 〇 〇 〇 1 単 元 名 体 つ く り 運 動 ( 体 ほ ぐ し の 運 動 )
2 単 元 の 目 標
⑴ 体 ほ ぐ し の 運 動 の 楽 し さ や 喜 び に 触 れ 、 そ の 行 い 方 を 知 る と と も に 、 手 軽 な 運 動 を 行 い 、心 と 体 の 変 化 に 気 付 い た り 、み ん な で 関 わ り 合 っ た り す る こ と が で き る よ う に す る 。 ( 知 識 及 び 運 動 )
⑵ 自 己 の 課 題 を 見 付 け 、そ の 解 決 の た め の 活 動 を 工 夫 す る と と も に 、考 え た こ と を 友 達 に 伝 え る こ と が で き る よ う に す る 。 ( 思 考 力 、 判 断 力 、 表 現 力 等 )
⑶ 運 動 に 進 ん で 取 り 組 み 、き ま り を 守 り 誰 と で も 仲 よ く 運 動 を し た り 、友 達 の
考 えを 認 め た り 、場 や 用 具の 安 全 に 気を 付 け た りす る こ と がで き る よ うに す る 。
( 学 び に 向 か う 力 、 人 間 性 等 ) 3 単 元 に つ い て
⑴ 教 材 観
体 ほ ぐ し の 運 動 は 、手 軽 な 運 動 を 行 い 、体 を 動 か す 楽 し さ や 心 地 よ さ を 味 わ う こ と を 通 し て 、自 己 や 友 達 の 心 と 体 の 状 態 に 気 付 い た り 、み ん な で 豊 か に 関 わ り 合 っ た り す る こ と が で き る 。ま た 、友 達 と 運 動 を 共 有 す る 中 で 、他 者 と の 関 わ り を 重 視 し 、 共 感 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 作 っ て い く 学 習 で あ る た め 、 他 の 運 動 領 域 の 学 習 と は 異 な り 、で き る 、で き な い に と ら わ れ る こ と な く 、友 達 と 協 力 し 合 っ た り 、励 ま し 合 っ た り し て 運 動 に 取 り 組 む 楽 し さ を 味 わ う こ と が で き る 。
⑵ 児 童 の 実 態 ( 男 子 ○ 人 、 女 子 ○ 人 計 ○ 人 令 和 〇 年 〇 月 〇 日 実 施 ) 質 問
体 ほ ぐ し の 運 動 を す る と ど の よ う な 気 持 ち に な り ま す か 。 ( 複 数 回 答 )
回 答 数 割 合 1 友 達 と 一 緒 に 運 動 す る と わ く わ く し て
楽 し い 気 持 ち に な る ○ 人 ○ %
2 運 動 し た 後 、 気 持 ち が す っ き り す る ○ 人 ○ % 3 運 動 が で き た 時 に 嬉 し い 気 持 ち に な る ○ 人 ○ %
本 学 級 の 児 童 は と て も 明 る く 活 発 で 、 休 み 時 間 に な る と 自 発 的 に 外 に 出 て 元 気 に 体 を 動 か す 児 童 が 多 い 。し か し 、幼 少 期 か ら の 遊 び や 運 動 の 経 験 が 乏 し い と 思 わ れ る 児 童 も お り 、友 達 と 関 わ り な が ら 運 動 す る こ と の 楽 し さ や 心 地 よ さ を 感 じ る こ と が 難 し い 児 童 の 様 子 も 見 受 け ら れ る 。こ の よ う に 、運 動 に 進 ん で 親 し む 児 童 と そ う で な い 児 童 の 二 極 化 が 顕 著 で あ る 。
⑶ 指 導 観
児 童 の 実 態 を 踏 ま え 、本 単 元 に お い て は 、友 達 と 交 流 す る 時 間 を 十 分 に 確 保 す る こ と で 、協 力 し て 運 動 に 取 り 組 み 、運 動 の 楽 し さ や 心 地 よ さ を 味 わ う こ と が で き る よ う に し て い く 。
活 動 形 態 に つ い て は 、「 個 人 → ペ ア → グ ル ー プ → 学 級 」と し 、他 者 と の 関 わ り を 段 階 的 に 増 や し て い く 。そ の 中 で 、児 童 が 自 ら 考 え た り 工 夫 し た り し た こ と や 自 己 の 心 と 体 の 変 化 等 に つ い て 、 積 極 的 に 伝 え 合 う こ と が で き る よ う に し 、 関 わ り を 深 め て い く 。
ま た 、二 極 化 を 改 善 す る た め に 、運 動 が 苦 手 な 児 童 や 運 動 に 意 欲 的 で な い 児 童 に つ い て 、易 し い 運 動 の 行 い 方 や 場 の 設 定 な ど 環 境 の 工 夫 を し た り 、ペ ア や グ ル ー プ の 組 み 方 に 配 慮 し た り し な が ら 、運 動 の 楽 し さ や 喜 び 、心 地 よ さ を 味 わ わ せ 、 運 動 に 親 し む 態 度 を 育 成 し て い く 。
4 単 元 の 評 価 規 準
知 識 ・ 技 能 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 主体的に学習に取り組む態度
① 手 軽 な 運 動 の 行 い 方 を 知 り 、 心 と 体 の 変 化 に 気 付 い た こ と を 言 っ た り 書 い た り し て い る 。
① 友 達 の 行 い 方 の 真 似 を し た り 、 自 己 に 適 し た 動 き 方 を 選 ん だ り し て い る 。
② 運 動 を 通 し て 、 考 え た こ と や 見 付 け た こ と を 友 達 に 伝 え て い る 。
① 運 動 に 進 ん で 取 り 組 ん で い る 。
② 誰 と で も 仲 よ く 運 動 を し た り 、 友 達 の 考 え を 認 め た り し よ う と し て い る 。
5指導と評価の計画(3時間扱い) 時12(本時)3 学 習 の 流 れ
0 10 20 30 40 45
○オリエンテーション ・体つくり運動について ・学習の進め方の確認 (学習の約束や学習カードの使い方等) ・グループ編成及び役割分担 ○体ほぐしの運動 ・音楽に合わせてストレッチング ・いろいろウォーキング ・あんたがたどこさ
○用具や場の準備○健康観察○本時のねらいと内容の確認 ○体ほぐしの運動 ・音楽に合わせてペアストレッチング ・スキップしっぽとり ・風船バレー ・フープリレー
○体ほぐしの運動 ・音楽に合わせてみんなでストレッチング ・ひざタッチ ・子とろおに ・これまで学習した体ほぐしの運動から 選択して行う。 (ペアやグループで相談し挑戦する。) (学級みんなで挑戦する。) ○片付け ○整理運動 ○学習のまとめと本時の振り返り ○次時の確認 ○健康観察 評 価 の 重 点
知①カード 思②観察①カード 態①観察②観察 運動の行い方を知って、進んで運動を しよう。
考えたことや見付けたことを友達に伝 えながら運動をしよう。みんなで仲よく、動き方を選びながら、 運動の楽しさや心地よさを味わおう。
6 本 時 の 展 開 ( 2 / 3 時 間 )
⑴ 本 時 の 目 標
体 ほ ぐ し の 運 動 を 通 し て 、 考 え た こ と や 見 付 け た こ と を 友 達 に 伝 え る こ と が で き る よ う に す る 。 ( 思 考 力 、 判 断 力 、 表 現 力 等 )
⑵ 準 備 ・ 資 料
ビブス、ホワイトボード、学習カード、音楽CD、手袋、タオル、風船、フープ
⑶ 展 開
時間 学 習 内 容 ・ 学 習 活 動 ○教師指導・支援 ◆評価規準と方法
導入 5 分
1 用 具 や 場 の 準 備 を す る 。 2 健 康 観 察 を す る 。
3 運動前の心と体の状態確認をする。
4 本時のめあてと内容の確認をする。
5 体 ほ ぐ し の 運 動 を 行 う 。
・ ペ ア ス ト レ ッ チ ン グ
音 楽 に 合 わ せ 、タ オ ル を 使 っ て 行 う 。
・ ス キ ッ プ し っ ぽ と り
タ オ ル を ズ ボ ン の 後 ろ に 挟 ん で し っ ぽ と し 、 取 り 合 う 。
・ 風 船 バ レ ー
グ ル ー プ で 手 を 繋 ぎ 輪 に な り 、風 船を落とさないようにパスをする。
・ フ ー プ リ レ ー
グループで手を繋ぎ、横一列に並び、
様々な方法でフープを受け渡す。
① グ ル ー プ で 方 法 を 考 え る 。
② そ れ ぞ れ の グ ル ー プ の 方 法 を 見 せ 合 い 、さ ら に 様 々 な 方 法 を 考 え る 。
③ グ ル ー プ ご と に 考 え た 方 法 の 中 か ら 一 つ 選 び 競 争 す る 。 6 片 付 け を す る 。
7 整 理 運 動 を す る 。
音 楽 に 合 わ せ て ゆ っ く り 行 う 。 8 心 と 体 の 状 態 を 確 認 す る 。 9 学 習 の ま と め と 本 時 の 振 り 返 り
を す る 。
10 次 時 の 確 認 を す る 。 11 健 康 観 察 を す る 。
○友達と協力して準備を行うようにする。
○児童の様子を観察し体調を確認する。
○運 動 の 前 後 で 心 と 体 の 変 化 を 感 じ る こ と が で き る よ う に 、一 人 一 人 が 運 動 前 の 状 態 を 確 認 す る 。
○学 習 内 容 を 確 認 し 、本 時 の め あ て を し っ か り と 捉 え ら れ る よ う に す る 。
○楽 し く な る よ う な 音 楽 を 流 し 、わ く わ く す る 雰 囲 気 を 作 る 。
○タ オ ル を 持 つ 位 置 を 調 整 し 、自 分 の 体の状態に合わせて行うようにする。
○ペ ア で 声 を か け 合 い 、友 達 の 体 の 状 態 を 感 じ な が ら 取 り 組 む よ う 助 言 す る 。
○友 達 と ぶ つ か ら な い よ う に 、周 囲 の 様 子 を 見 な が ら 安 全 に 行 う よ う 助 言 す る 。
○友 達 と 関 わ り 、声 を か け 合 い な が ら 運 動 す る と 楽 し さ が 増 す こ と に 気 付 け る よ う 、 発 問 を 工 夫 す る 。
○フ ー プ を 受 け 渡 す 様 々 な 方 法 を グ ル ー プ で 出 し 合 い な が ら 運 動 す る こ と の 楽 し さ に 気 付 く よ う 促 す 。
○友達と協力して、速やかに片付けるように
○整 理 運 動 に 合 っ た 音 楽 を 流 し 、リ ラする。
ッ ク ス し た 雰 囲 気 を 作 り 出 す 。
○運 動 後 の 心 と 体 の 状 態 を 確 認 し 、運 動 前 後 の 変 化 を 実 感 で き る よ う に す る 。
○本 時 の め あ て に つ い て 、児 童 の 言 葉 を 生 か し し っ か り と ま と め 、価 値 付 け を す る 。
○けがや体調を崩した児童がいないか確認 をする。
展 開
33 分
ま と め 7 分
体 ほ ぐ し の 運 動 を 通 し て 、考 え た こ と や 見 つ け た こ と を 友 達 に 伝 え よ う 。
◆ 体 ほ ぐ し の 運 動 を 通 し て 、考 え た こ と や 見 付 け た こ と を 友 達 に 伝 え て い る 。
( 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 )
【 観 察 】
1 2 3 オリエンテーション
・学習の進め方
・グループ作り
◇ストレッチング(個人・ペア)
◇いろいろウォーキング
◇あんたがたどこさ
◇タオルでペアストレッチング
◇スキップしっぽとり
◇風船バレー
◇フープリレー
◇みんなでストレッチング
◇子とろおに
◇ひざタッチ
◇これまでやってきた体ほぐし の運動から選んで
(ペア、グループで相談して)
(学級みんなでちょうせん)
体ほぐしの運動 学習カード
年 組 番
〇 体ほぐしの運動の行い方を知って、体を動かすここちよさを味わおう!
〇 かだいを見つけて、活動を工夫したり、考えたことや見つけたことを友達に伝えたりしよう!
〇 だれとでも進んでかかわり、なかよく運動をしよう!
いろいろな動きで、たくさん の友達と体ほぐしの運動をやっ てみよう!
いろいろな体ほぐしの運動を 選んでやってみよう!
学習の進め方を知ろう!
1 用具や場のじゅんび 2 整列・あいさつ 3 じゅんび運動 4 めあてのかくにん 5 主運動
6 かたづけ・整理運動 7 ふりかえり
・運動のじゅん番を守ろう。
・友達ときょう力して運動をしよう。
・まわりに気をつけて運動をしよう。
・友達がうれしくなるような言葉がけをしよう。
☆ 学 習 の や く そ く
☆ こ ん な こ と が で き る と い い ね
☆ 進 め 方
☆ 1 時 間 の 流 れ
☆ グ ル ー プ の メ ン バ ー
体ほぐしの運動
運動したときの 心と体
運動をすると、みんなの顔や体はどうかわるか な?
みんなで動くと、どんな気持ちになるかな?
「カンガルー」や
「くま」にもなり きってみよう♪
体ほぐしの運動
◇ タオルを使った「ストレッチング」 *心も体もリラックス♪
<一人ストレッチング>
<ペアストレッチング>
◇ いろいろウォーキング
<かかと・つま先> <動物なりきり> *じゃんけんをして、なか間をふやそう。
「あざらし」 「かえる」
◇ あんたがたどこさ ◇ しっぽとり
◇ ひざタッチ ◇ 風船バレー
◇ 子とろおに ◇ フープリレー
人数をふやして、
ストレッチング!
みんなでやると楽しいね♪
月 日 月 日 月 日
気持ちがよい 体が軽い 元気がよい
気持ちがゆったりしている 楽しい
気持ちがよい 体が軽い 元気がよい
気持ちがゆったりしている 楽しい
気持ちがよい 体が軽い 元気がよい
気持ちがゆったりしている 楽しい
◎:よくできた 〇:ふつう △:もう少し
運動する前 運動した後
1
2
3 /
・体ほぐしの運動の行い方が分かり、運動に取り組むことができましたか。
・体ほぐしの運動で、心や体の変化に気づくことができましたか。
・体ほぐしの運動を、安全に気を付け、みんなときょう力して行うことができましたか。
振り返り
そう思う まあそう思う あまり思わない 思わない
/
そう思う まあそう思う あまり思わない 思わない
心の状態 時 月
日
/
・体ほぐしの運動の行い方が分かる。
・友達のよい動きを見つける。
・気づいたことを友達に伝える。
・進んで運動に取り組む。
・けがをしないよう安全に気をつける。
☆ 自分のめあて
☆ 学習を終えて
時123456789 学 習 の 流 れ
0 10 20 30 40 45
・体つくり運動について ・学習の進め方の確認 ・グループ編成及び 役割分担 ・体ほぐしの運動
〇用具や場の準備〇健康観察〇準備運動・体ほぐしの運動〇本時のねらいと内容の確認 〇片付け〇整理運動〇学習のまとめと本時の振り返り〇次時の確認〇健康観察 価 の 点
知①カード②観察・ICT②観察・ICT 思②観察①観察 態①観察③観察②カード
指導と評価の計画 ・二人で一つ ・紅白どっち?
○体を移動する運動 ○力試しの運動 他者理解やできばえの確認を行う場を設定し、「知識 及び技能」や「思考力、判断力、表現力等」、「学びに 向かう力、人間性等」が相互に高まっていくようにする。
ICTを積極的かつ効 果的に活用し、指導及び 評価に生かす。
小学校第3学年体つくり運動(多様な動きをつくる運動) 児童(動きの組み合わせ を考える)
教師
自覚:自身の学びや変容を自覚できる場面対話:自分の考えなどを広げたり深めたりする場面児童:児童が考える場面教師:教師が教える場面
体育科の指導に当たっては、「知識及び技能」が習得されること、「思考力、判断力、表現力等」を育成すること、「学びに向かう力、人間 性等」を涵養することが偏りなく実現されるよう、単元など内容や時間のまとまりを見通しながら、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた 授業改善を行うことが重要です。例えば、単元など内容や時間のまとまりの中で、主体的に学習に取り組めるような自身の学びや変容を自覚で きる場面をどこに設定するか、対話によって自分の考えなどを広げたり深めたりする場面をどこに設定するか、学びの深まりをつくり出すため に、児童が考える場面と教師が教える場面をどのように組み立てるかといった視点で授業改善を進めることが求められます。 そこで、今回、それぞれの場面を単元の中でどのように設定するか例を示しました。 2つの観点を評価する場合 は、共に「観察」による評価 を組み合わせない。
1時間に評価する観点は、 1~2つとし、無理のない 評価計画を立てる。
○体のバランスをとる運動 ○用具を操作する運動
○オリエンテーション 教師 教師(動きのこつを確認する) 自覚(本時の成果を実感、他者からの称賛)
自覚(単元を通した 学びの成果を 実感する) 対話(よりよい動きを考える)
○基本的な動きを組み合 わせる運動 教師(動きのこつを確認する) 対話(よりよい動きを考える)
児童(動きの組み合わせ を考える)
○基本的な動きを組み合 わせる運動 ・ペットボトル ジグザク走 ・ペットボトル を倒して 起こして ・おんぶ 鬼ごっこ・ペットボトル リレー・新聞紙で風船 運び・フープパス
・みんなで寝転 んで起きて ・バランス崩し
・新聞紙ロード 渡り ・新聞紙棒 回転キャッチ
第3学年〇組 体育科(運動領域)学習指導案
指導者 ○○ ○○
1 単元名 体つくり運動(多様な動きをつくる運動)
2 単元の目標
⑴ 多様な動きをつくる運動の楽しさや喜びに触れ、その行い方を知るとともに、体のバランスを とる動き、体を移動する動き、用具を操作する動き、力試しの動きをし、それらを組み合わせる ことができるようにする。 (知識及び運動)
⑵ 自己の課題を見付け、その解決のための活動を工夫するとともに、考えたことを友達に伝える ことができるようにする。 (思考力、判断力、表現力等)
⑶ 運動に進んで取り組み、きまりを守り誰とでも仲よく運動をしたり、友達の考えを認めたり場 や用具の安全に気を付けたりすることができるようにする。 (学びに向かう力、人間性等)
3 単元について
⑴ 教材観
多様な動きをつくる運動は、「体のバランス、移動、用具操作、力試し、それらの組み合わせ」
の運動において、仲間と楽しみながら、互いの協力により学習課題を達成していく。そして、低 学年で学習した様々な基本的な体の動きに加えて、更に多様な動きを身に付けるとともに動きの 質を高め、高学年の体の動きを高める運動の学習につなげることが求められる。
多様な動きをつくる運動は、あらゆる体育的活動において、有効な運動成果を得ることのでき る基礎となるものであると言える。
⑵ 児童の実態(男子○人、女子○人 計○人)
本学級の多くの児童は、明るく元気で、休み時間にはおにごっこやドッジボールなどをして積 極的に運動に親しんでいる。次の表は、「運動をしていてどんな時が楽しいか。」について、児童 に調査した結果である。(複数回答可) (令和〇年〇月〇日実施)
項 目 回答数 割合
1 身体を思い切り動かすことができた時 ○人 ○%
2 友達と仲よく運動することができた時 ○人 ○%
3 友達と教え合いながら運動ができた時 ○人 ○%
4 運動のできばえを友達や先生がほめてくれた時 ○人 ○%
5 できなかった動きができるようになった時 ○人 ○%
⑶ 指導観
児童の実態から、授業において運動量を十分に確保するとともに、友達と協力して運動に取り 組んだり、友達とできばえを称賛し合ったりする場を設けるなどの工夫をする。
グルーピングについては、友達と関わり合うことが苦手で運動に意欲的に取り組めない児童と 意欲的に取り組む児童とでペアやグループを組み、友達の動きに刺激を受けて一緒に様々な運動 に挑戦できるようにするなどの配慮をする。その中で、児童たちが、動きのこつやポイントを自 ら考え、友達に伝え合うことで対話のある学習になるように授業を展開する。また、毎時間、異 なった運動に取り組み、それぞれの運動の達成感を得ることで、体を動かす楽しさや心地よさを 十分に味わわせることにつなげていく。
各運動の実施時間を適切に設定し、児童の意識の中に、「またやりたい。」という運動欲求を根 付かせていくことで、運動に親しむ児童の育成を図っていく。
4 単元の評価規準
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に取り組む態度
① 多様な動きをつくる運動 の行い方について言ったり、
書いたりしている。
② 体のバランスをとる運動、
体を移動する運動、用具を操 作する運動、力試しの運動、
基本的な動きを組み合わせ る運動をすることができる。
① 自己の課題を見付け、その 解決のための活動を工夫し ている。
② 運動のポイントや行い方 について、自己の気付きを発 表したり、友達に伝えたりし ている。
① 多様な動きをつくる運動 に進んで取り組もうとして いる。
② きまりを守り誰とでも仲 よく運動しようとしたり、友 達の考えを認めようとした りしている。
③ 用具や活動する場の安全 を確かめている。
5指導と評価の計画(9時間扱い) 時123(本時)456789
学 習 の 流 れ
0 10 20 30 40 45
〇オリエンテーション ・体つくり運動 について ・学習の進め方 の確認 (学習の約束 や学習カードの 使い方等) 〇体ほぐしの 運動 ・あんたがたどこさ ・子とろおに
〇用具や場の準備〇健康観察〇準備運動・体ほぐしの運動〇本時のねらいと内容の確認 ・二人で一つ ・紅白どっち? ・おんぶ 鬼ごっこ
・ペットボトル ジグザグ走 ・ペットボトル を倒して起こ して ・ペットボトル リレー
・体を移動する運動と力試 しの運動を組み合わせた 運動
・みんなであ 寝転んで 起きて ・バランス崩し ・フープパス
・新聞紙ああ ロード渡り ・新聞紙棒で 回転キャッチ ・新聞紙でで 風船運び
・体のバランスをとる運動 と用具を操作する運動を 組み合わせた運動 〇片付け〇整理運動〇学習のまとめと本時の振り返り〇次時の確認〇健康観察 評 価 の 重 点
知①カード②観察・ ICT②観察・ ICT 思②観察①観察 態①観察③観察②カード
○体のバランスをとる運動 ○用具を操作する運動
体を移動する運動や力試しの運動を楽しもう。体のバランスをとる運動や用具を操作する運動を 楽しもう。 ○力試しの運動
○体を移動する運動○基本的な動きを組み 合わせる運動○基本的な動きを組み 合わせる運動