平 成15‑17年 度 国 立 教 育政 策研 究所 政 策研 究課 題 リサ ー チ経 費研 究
生 潅 に わ た る キ ャ リア発 達 の形 成 過程 に関 す る 総 合 的研 究報 告書(Ⅳ)
一研 究 の総 括 ・講 演 録 ・座 談 会 一
平成18年3月
研 究 代 表 者 山 田 兼 尚
(国立教育政策研究所生涯学習政策研究部長)
は じめ に
「1億 総 中流 」 と呼 ば れ た横 並 び の画 一 的 人 生 設 計 か ら、 現 在 、 個 人 が 自 己責 任 の も とに 、 多様 な ライ フス タイ ル を 自 由 に選 択 し うる時 代 へ と変 化 しつ つ あ る。
人 生 へ の 自由 度 が高 ま る一 方 で 、少 子 高 齢 化 社 会 の 進 展 や 産 業 ・経 済 の構造 的 変 化 に 伴 う雇 用 形 態 の 多様 化 ・流 動 化 等 の 近 年 の社 会 状 況 は 、 将 来 に対 す る不 透 明感 を増 大 させ て い る。 そ の よ うな 中 で 、 自 己 を確 立 で きず 、 自分 の 意 志 を 明確 に示 す こ とがで き な い 社 会 的 に未 成 熟 な 若 者 が増 加 し、 晩 婚 化 ・未 婚 化 、 フ リー ター や 早 期 離 職 な どの一 要 因 とな っ て い る こ とが 指 摘 され て い る。 自分 で 人 生 を デ ザ イ ンす る こ とが 求 め られ る 中 で 、 これ か らの 子 ど もた ちは 、 ど の よ うに 自分 を規 定 し、 ま た 、 どの よ うな 情 報 に基 づ き 自分 の人 生 設 計 を行 うの か 。 子 ど もた ち に学 校 教 育 を通 じて 育 成 で き る能 力 とは何 で あ る の か 。 教 育 関係 者 の み な らず 、保 護 者 、 産 業 界 か らも、 こ の よ うな 多 くの 問 い が 喚 起 され よ う。
子 ど もた ちの 職 業 観 、 勤 労観 を 醸 成 す る た め に 、 文 部 科 学 省 は平 成14年11月 に 「キ ャ リア 教 育 の 推進 に 関 す る総 合 的 研 究 協 力者 会 議 」 を設 置 し、 平成16年1月 に報 告 書 「 児 童 生 徒 一 人 一 人 の 勤 労観 、 職 業 観 を 育 て る た め に 」 を作 成 した 。 報告 書 で は 、 「キ ャ リア 」 とは 「 個 々 人 が 生 涯 に わ た っ て遂 行 す る様 々 な 立 場 や 役 割 の 連 鎖 及 び そ の 過 程 に お け る 自 己 と働 く こ と との 関係 付 けや 価 値 付 け の 累 積 」 と捉 え 、 この 「キ ャ リア」 の概 念 に 基 づ い て 、 「 児 童 生 徒 一 人 一 人 の キ ャ リア 発 達 を支 援 し、 そ れ ぞ れ に ふ さわ しい キ ャ リア を形 成 して い くた め に 必 要 な 意 欲 ・態 度 をそ だ て る教 育 」 一す な わ ち 「キ ャ リア 教 育 」 を推 進 して い くた め の 基 本 的 な 方 向
につ いて 提 言 を行 っ て い る。
本研 究 は 、 こ の よ うな 社 会 的 状 況 ・背 景 の も と、 当研 究 所 の 政 策 研 究 課 題 リサ ー チ 経 費(平 成15〜17年 度)に よ り、 子 ど もか ら成 人 ま で を研 究 対 象 と し、 「キ ャ リア 」 概 念 の 発 達 過 程 を 追 い な が ら、 そ の発 達 を 「 社 会 」 と 「 個 人 」 の 相 互 作 用 の視 点 で 捉 え 、最 終 的 に は 、 社 会 か
ら個 人 へ の 支 援 して 、何 が 求 め られ て い る の か を 明 らか に しよ う と した もの で あ る。
併 せ て 、 キ ャ リア発 達 とい う現代 的 教 育 課 題 を 中 心 に 据 えな が ら、 従 来 、児 童 ・生徒(学 校 教 育)と 社 会 人 を別 個 に 対 象 と して 調 査 ・研 究 され て きた 領域 を縦 断 的 に扱 い 、 職 業 の み な ら ず 家 庭 生 活 設 計 や 人 生 観 な ど個 人 の ラ イ フ コー ス を 視 野 に入 れ て 生 涯 学 習 体 系 化 の 意 義 を 探 ろ う と して い る。
上 記 の 目的 を遂 行 す る た め に次 の 三つ の 調 査 研 究 を行 うこ とを企 画 した。
(1)児 童 ・生徒 の キ ャ リア 発 達 に 関す る質 問 紙 調 査
(2)成 人(高 卒 以 降)の キ ャ リア 発 達 過 程 に 関す るイ ン ター ネ ッ トを 介 した 質 問 紙 調 査 (3)キ ャ リア形 成 に 関 す るイ ン タ ビュー 調 査
(30代 後 半 か ら 高 齢 期 に わ た る人 々 で 継 続 的 な仕 事 を持 ち 様 々 な 領 域 で 元 気 に活 躍 し て い る人 々 を対 象 に イ ン タ ビ ュー 調 査)
本 報 告 書 は 、3年 間 に わ た る調 査 ・研 究 を鳥瞰 し と りま と めた も の で あ る。 こ の 研 究 に よ る 調 査結 果 、 及 び 知 見 が今 後 の 「 キ ャ リア 教 育 」 の 基 礎 的 な 資料 とな れ ば 幸 い で あ る。
平 成18年3月
国立教育政策研究所長
矢野 重典
研究組織
研 究代表者
山田 兼 尚(国 立教 育政策研 究所生涯 学習政 策研究部長)
研 究分 担 者
白 間竜 一 郎(国 立教育政策研究所研究企画開発部長* 平成17年9月〜) 宮 下 和 己(国 立教育政策研究所生徒指導研究センター総括研究官
・文部科学省初等中等教育局児童生徒課生徒指導調査官) 笹 井 宏益(国 立教育政策研究所生涯学習政策研究部総括研究官) 立 田 慶 裕(国 立教育政 策研究所生涯学習政策研究部総括研究官)
岩 崎 久 美 子(国 立教育政策研究所生涯学習政策研究部総括研究官)**事 務局 森 本 愛(国 立教育政策研究所 ・研究協力者)
豊 浩 子(国 立教育政策研究所 ・研究協力者)
加 藤 か お り(国 立大学法人新潟大学 ・大学教育開発研究セ ンター助教授) 澤 野 由紀 子(聖 心女子大学文学部教育学科助教授)
椎 名 久 美 子(独 立行政法人大学入試セ ンター ・研 究開発部助教授)
下 村英 雄(独 立行政法人労働政策研究 ・ 研修機構職務 ・キャリア分析部門副主任研究員) 藤 田 博 康(帝 塚山学院大学大学院人間科学研究科助教授)
客 員研 究 員
桐 村 晋 次(法 政大学キヤリアデザ ィン学部教授)
事 務 ス タ ッフ 齋 藤 文 子
*役 職 名 は 平 成183月31日 現 在
次
1.研 究 の総 括:「 生涯 にわたるキャ リア発達の形成過程に関す る総合的研究」
か ら得 られた主たる知見
山田兼尚(国立教育政策研究所生涯学習政策研究部部長)・・・・1
Ⅱ.講演録 1
企 業 か ら見 た キ ャ リア 育 成 と は
江 上 節 子(東 日本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 顧 問)
192
経済社会の構造変化 と産業界か ら見た教育への期待
桐村晋次(法 政大学キャ リアデザイン学部教授)
253
労 働 者 の 立 場 か ら見 た キ ャ リア 発 達 とは
龍 井 葉 二(連 合 総 合 人 権 ・男 女 平 等 局 長)
364
キ ャ リア 教 育 の 小 ・中 ・高 の 連 携 に つ い て
鹿嶋研之助(千 葉商科大学教授)
485
高校 生の実態か ら見たキャ リア発達の視点
千葉吉裕(東 京都立晴海総合高等学校教諭)
566
高 等 教 育 の 視 点 か ら み る 生 涯 キ ャ リア 発 達
宮 崎 冴子(宇 都 宮 大 学 教 授 ・キ ャ リア教 育 セ ン ター 長〉…64
7
子 どもの起業家教育実践を通 してのキャリア教育の方 向性 関 隆晴(大 阪教育大学教育学部助教授)
野 田文子(大 阪教育大学教育学部助教授)
80
80
Ⅲ .座 談 会
95【司会 】 山 田兼 尚(国 立教 育 政策 研 究 所 生 涯 学 習 政 策 研 究部 部 長)
【出席 者 】
加 藤 かお り(新潟 大 学 大 学 教 育 開 発 研 究 セ ン ター 助 教 授) 桐 村 晋 次(法 政 大 学 キ ャ リア デ ザ イ ン学 部 教 授) 椎 名 久 美 子(大学 入 試 セ ン タ ー研 究 開 発 部 助 教 授)
下 村 英 雄(労働 政 策 研 究 ・ 研 修 機 構職 業 生 活 グル ー プ副 主 任 研 究 員) 立 田慶 裕(国 立 教 育 政 策 研 究 所 生 涯 学 習 政 策研 究 部 総 括 研 究 官) 藤 田博 康(帝 塚 山学 院 大 学 大 学 院 人 間科 学研 究 科 助 教 授)
豊 浩 子(国 立 教 育 政 策 研 究 所 研 究 協力 者)
"
Ⅰ.研 究 の 総括
,
Ⅰ 研究 の総括:「 生涯にわたるキャ リア発達の形成過程に関する総合的研究」か ら得 られた主たる知見
国立教育政策研 究所 ・生涯 学習政策研究部長 山田 兼 尚
本 研究 では、小学5年 生 ・中学2年 生 ・高校2年 生 ・大 学4年 生及 び成人 を対象 としたキ ャ リア発達 に関 す る質問紙調査 と成人 を対象 としたキャ リア形成 に関す るイ ンタビュー調査 を実施 した。
各質問 紙 調査の調査対象 者数 、調 査方法、実施時期 は図表1の とお りである。
図表1各 質問紙調査の対象者数 、方 法、時期
以 下において、この質問調査 か ら得 られ た主た る知 見 を紹 介す る。
1.就 きた い職 業 の有 無(小 ・中 ・高)
・就 き た い職 業 が 「あ る」 の 回答 率 は、 「小5男 子 」 が60%、 「小5女 子 」 が72%、 「中2男 子 」 が44
%、 「中2女 子 」 が66%、 「高2男 子 」 が48%、「 高2女 子 」 が66%で あ る。
・ 「あ る」 の 回答 率 は、 中2年 生 、高2年 生 よ り も小5年 生 の方 が 高 く(こ れ は 、職 業 に就 く実 現 可 能 性 の 程 度 が 関連 してい るの で は なか ろ うか)、 いず れ の学 年 も女 子 の方 が 「あ る」 の回 答 率 が 高い傾 向 に あ る (女子 の方 が 、将来 の職 業 に つ い て 真剣 に考 えて い るか らで は な か ろ う、この こ と は、次 の 「分 か らな い 」 の 回 答 率 に も反 映 され て い るの で はな か ろ うか)。
・ 「分 か らな い」 の男 子 の回 答 率 は、 「小5男 子 」 が30%、 「中2男 子 」、 「高2男 子 」 が 約40%で 、女 子 の そ れ は 、 「小5女 子 」22%、 「中2女 子 」 、 「高2女 子 」 が約30%で あ る。
図 表2就 き た い職 業 の有 無(小 ・中 ・高 校 生 調査)
一1一
2.就 きた い職 業(仕 事)(小 ・中 ・高 ・大 〉
就 きた い 職 業(仕 事)に つ い て 自由記 述 され た 内容 を分 類 した 。い くつ か の職 業が記 載 され て い る場 合 は 、 一者 最 初 に記 載 され た職 業を分 析 の対 象 と した。自 由記 述 に 基 づ い て職 業 を分 類 して い るの で 、具 体 的 な職 業 名(仕 事)、 産 業分 類 的 な もの 、○ ○ 関 係 と して ま とめ た分 類 も あ るの で 、必 ず しも正 確 な職 業分 類 とは 言 え な い。 しか し、そ れ だ け各 調 査対 象 者 の 就 きた い とす る職 業の捉 え方 に、あ る い は近 い の か も しれ な い。
・記 載 され た職 業 の合 計 の 種 類 は、 「小5男 子 」 で は44種 類 、以 下 「小5女 子 」46種 類、 「中2男 子 」 52種 類 、 「中2女 子 」45種 類 、 「高2男 子 」52種 類 、 「高2女 子 」54種 類 、 「大4男 子 」35種 類、 「大
4女 子 」38種 類 に 分 類 され た。
・図 表3に 就 き た い 職 業(仕 事)の 上位10位 ま で を示 した。就 き た い とす る上 位10位 ま で の職 業 に 、 「小 5男 子 」 で は72%が 含 ま れ 、 以 下 「小5女 子 」63%、 「中2男 子 」61%、 「中2女 子 」70%、 「高2男 子 」56%、 「高2女 子 」58%、 「大4男 子 」81%、 「大4女 子 」66%が 含 まれ て い る。 大学 生 に あ っ て は 、 男 子 と比 較 して女 子 の 方 が 、 就 き た い職 業 が 多岐 に 亘 って い る こ と を反 映 して い る と思 われ る。
図 表3就 きた い 職 業(仕 事)の 分 類 一上 位10位 まで 一(小 ・中 ・高 ・大学 生 調 査)
一 ・2一
・ 「小5男 子 」 は、 「サ ッカ ー選 手 」 と 「野 球選 手 」 が 圧 倒 的 に多 く、 共 に約20%を 占 め て い るの が特 徴 的 で あ る。 次 い で 「ス ポ ー ツ関 係 」(4%‑「 サ ッカ ー 選 手 」 と 「野 球 選 手 」 以 外 の ス ポ ー ツ選 手) で あ る。 グル メ ブー ム 、ペ ッ トブ ー ム を反 映 して か 、 「料 理/ 調 理 』、 「動 物 関 係」 が 共 に約4%で 、上 位10以 内 に入 って い る。
・ 「中2男 子 」 は 、 「スポー ツ関 係」が第1位 で10%、 「サ ッカー選 手 」 と 「野 球 選 手」 は 共 に6%で 、
「小5男 子 」 の3分 の1程 度 に減 少 して い る。 又 、 「小5男 子 」 と比 較 し、 「技 術 者 」(9%)、 「教 師 」 (8%)が 上位 に 入 って い る。
・ 「高2男 子 」 に な る と、 「スポー ツ関係」(6%)は 減 少 し,「 技 術 者 」(8%)、 「教 師 」(7%)、 「建 築 関 係 」(6%)が 、 上位3位 を 占め て い る。
・ 「小5女 子 」 で は 、 「菓子職 入(パ テ ィシエ)」(9%)が 第1位 、 次 い で 「保 育 士 」(8%)、 「美 容 師 」 「看 護 士/ 婦 」 「タ レン ト」 が共 に7%で 、 上位5位 ま で を 占 め てい る。
・ 「中2女 子 」 で は 「保 育 士 」 が圧 倒 的 に多 く、20%で 第1位 、次 い で 「教 師 」(9%)、 「看 護 士/ 婦 」
「美 容 師 」 が6%、 「動 物 関 係」 が5%で 上位5位 ま で を 占 め て い る。
・ 「高2女 子 」 で は 「看 護 士/ 婦 」(15%) 、 「保 育 士 」(11%)が 上位2位 を 占め 、次 い で 「美 容 師 」 、
「介 護/ 福 祉 士 」 が6%、 教 師 が5%で あ る。
・小5年 生 で は、 男 女 共 に 「あ こが れ 」 と思 わ れ る仕 事 が 上 位 に位 置 づ け られ男子 で は 「サ ッカー選 手 」
「野 球選 手」 、女 子 で は 「菓 子職 人(パ テ ィ シエ)」 、 「タ レン ト」)、 学年 進 行 に 伴 い 、 これ らの 仕 事 の順位 は 下 が っ て い く。 こ の傾 向 は 、 「あ こが れ 」か ら次第 に そ の職 業 に就 くこ とが 出 来 るか 否 か とい う 可 能 性 が 考 慮 され て 、 「あ こがれ 」か ら 「現実 味 」を 帯 びた 職 業 に変 化 して い っ て い る もの と推 察 され る。
・こ の よ うな傾 向 は 、就 きたい職 業の内容は異な って も、従来の調 査結果 と同様で ある。 「あ こがれ 」志向 か ら 「現 実」志 向へ の変 化 は 、男 子 よ り女 子 の方 が よ り早 く生 じて い る よ うに 思 われ る。 この こ とは 、 「中
2女 子 」 と 「高2女 子 」 の就 きた い 仕 事 の 上位4位 ま で が 、 同 一 で あ る こ とか ら推 察 され る。
・大 学 生 に つ い て は 、男女共 に、就 きたい職 業の第1位 が 「コンピュータ関係」 になってい るが、 これは、
本 調 査 が 、 イ ンター ネ ッ トを介 して 実施 され た こ とを 考慮 す る必要 が あ ろ う。
3.職 業に就 き た い理 由(大 学 生 の み)
大 学 生 が 、前 記 の職 業 に就 き た い理 由 に つ い て 、 自由記 述 で 回 答 を求 め 、そ の 分 類(複 数 分 類 あ り)し た 結 果 を 、 男 女 別 に 回答 数 の多 い 順に 図表4に 示 した。
記 述 され た理 由 の文 章 の 中か ら、理 由 の 「key」 とな りそ うな 「検 索語 」 を抽 出 して 、 そ れ に よ って 、 理 由 の分 類 を行 っ た。従 っ て 、か な り類 似 した 分 類 項 日(理 由)も 見 られ る。例 え ば 、 「大 学 の 専 攻学 部 ・ 学科 」 、 「興 味 関 心 」 、 「好 き」 、 「適 性 」 、 「希 望 」 、 「自 己開 発 」 、 「夢 」 、 「憧 れ 」 な どは 、【 自己
実現】(自分 の 中 にひ そ む 可 能 性 を 自分 で 見つ け十 分 に発 揮 して い く こ と。 ま た は 、それ へ の欲求。 一広 辞 苑 に よる 一)と い うよ うな上 位 概 念を分 類 項 目(理 由)と して 一括 す るこ とが考 え られ よ う。 分 類 結 果 か ら
次 の よ うな点 を指 摘 す る こ とが で き る。
・男 子 の79% 、女 子 の83%が 理 由を 記 述 し、 複 数 の理 由 を記 述 した もの は 、男 子 が5%、 女 子 が10%で あ る。
・男 女共 に 、対有効回答 数対す る比率 が10%以 上 の理 由 に 注 目す る と、 「大 学 の 専 攻 学 部 ・学 科 」 、 「興
3
味 関 心 」 、 「好 き」 、女 子 は 、 「興 味 関 心 」、 「大 学 の 専 攻学 部 ・学 科 」、 「対 人 関 係 」で あ る。 「対 人 関係 」 は 「人 と接 す る事 が好き 」 とい う記 述 が 多 く見 られ る事 か ら、 「興 味関心」 、 「好 き」 な ど と同様 の範疇 に入 る と考 え られ よ う。従 っ て 、上 位3位 に含 まれ てい る職 業に就 き た い理 由 と して、【自己実現】
を志 向 して い る理 由が 挙 げ られ て い る と言 え よ う。
図 表4職 業 に就 き た い理 由(大 学 生 調 査)
−4−
・さ らに 、男女別 に上位10位 までの理 由に注 日す ると、その順位 は若干異なっているが、そ こに含 まれ て い る理 由 は、 男 女 共 に 同様 で あ る。 「安 定 」 と 「社 会 的 貢 献 」 の 二 つ 理 由 を除 い て 、 他 の理 由 は【自 己 実 現】 を志 向 して い る理 由(「 適 性 」 、 「希 望 」 、 「夢 」 、 「自己開 発 」)と 考 え られ る。
・従 って、多 くの 大 学 生 は【自己 実 現】 を志 向 して い る理 由で 、職 業 に就 こ うと して い る と判 断 して 良 か ろ う。
4。 就 き た い職 業 を決 めた 時期(大 学 生 の み)
就 職 しよ うと考 えて い る職 業 に就 きた い と決 め た 時 期 を尋 ね た 結 果 を図表5に 示 した 。
・男 女 間 の 回答 率 の 差 は 小 さ く、 男 女 共 に50%以 上 が 「大 学 に入 って か ら」 、 「高校 に 入 って か ら」 が17
%前 後 で あ る。
・ 「小 学 校 に入 る前 か ら」考 えて い た とす る回 答 は2%未 満、 「小 学 校 に入 っ てか ら」 は 男 子 が3%、 女 子 が6%で あ る。
・ 「高校 に入 って か ら」 の 回答 で は
、男 子 は2年 生 の時 期(54%)、 女子 は3年 生 の 時期(45%)が 最 も多 い 。
・ 「大 学 に入 って か ら」の 回 答で は、男 女 共 に3年 生 の 時 期 で 、50%が こ の時 期 に就 き た い職 業 を決 め て い た とい う結 果 で あ る。
図表5就 きたい職 業を決 めた時期(大 学生調査)
5.適 性職 業 の認 知(小 ・中 ・高 ・大)
「自分 が どん な仕 事 に 向い て い る」 につ い て 、 「どの程 度わか ってい るか?」 の問いで、4選 択肢 に よ り 職 業 へ の適 性 認 知 度 を捉 え、 結 果 を図 表6に 示 した。
・大 学 生 の 「は っ き りと分 か っ て い る」 の回 答 率 は
、 男 子 が19%、 女子 が13%で あ る。 「何 とな く分 か っ て い る」 の 回 答 率 との合 計 を す る と男 女 共 に 約70%と な る。 とい うこ とは 、男 女 共 に約30%が 、 「あ ま
り分 か らな い 」 あ る い は 「全 然 分 か らな い 」 と回 答 して い る こ とに な る。
・ 「は っ き りとわ か っ て い る」 と 「な ん とな くわ か っ て い る」の 合 計 の 回 答 率(「 わ か って い る」の 回答 率) 、
一5一
「あ ま りわ か らな い 」 と 「ぜ んぜ ん わか らな い」 の合 計 の 回答 率(「 わ か らな い」 の回 答 率)に 注目 す る と、大 学 生 を 除 く と、 この 回 答 率 は、 「高2女 子 」が 最 も高 く56%、 最 も低 い の が 「中2男 子 」の41%
で あ る。
図表6適 性 職 業の認 知(小 ・中 ・高 ・大 学 生 調 査)
・ 「小5年 生 」 と 「高2年 生 」 の 「わ か っ て い る 」の 回 答 率 は 、ほぼ同程 度で、 「中2年 生」がや や低 くい 傾 向 に あ るが 、 学 年 に よ っ て 、 「わ か っ て い る」 こ との 内容 に差 が あ るの で は ない か と推 察 され る。 こ
の こ とは 、 「は っ き りとわ か って い る」 の回 答 率 が 、大 学 生 に次 い で 、 「小5男 子 」 が 高 い(13%)こ と に も 、反 映 され て い る の で は な か ろ うか。
・ 「わ か っ て い る」 と 「わ か らない 」 の 回答 率 を 比較 す る と、 「中2男 子 」 と 「高2女 子 」 を 除 い て 、両 者 は ほ ぼ 半 々 で あ る。 「中2男 子 」 で は 「わ か らない 」 の 方 が 、 「高2女 子 」で は 「わ か って い る 」 の回 答 率 が や や 高 くな っ て い る。
6.自 分 の 就 きた い 職 業 に つ けな か った 場 合 の 対 応(小 ・中 ・高)
就 きた い 職 業 に就 け な か っ た 場 合 の 対応 の仕 方 につ い て 、5選 択 肢 に よ り回 答 を 求 め 、そ の結 果 を図 表7 に示 した。
・小5年 生 は、 男 女 共 に、 「ど うして も就 き た い仕 事 に就 け る よ う努 力 す る」 の 回答 率(約55%)が 「し か た が な い の で 、 そ の ほか の仕 事 をす る 」 の 回答 率(30〜35%)を 上 回 って い る。
・しか し、 中2年 生 で は 、 男 女 共 に 、 「ど う して も就 き た い仕 事 に就 け る よ う努 力す る」 の 回答 率(約45
%)が 「しか た が な い の で 、 そ の ほ か の仕 事 をす る」 の 回答 率(約40%)を や や上回 って い る程度 で あ る。
・高2年 生 で は男 女 共 に、 これ ら両 選 択 肢 の回 答 率(約40%)は 、 ほ ぼ同 程度 で あ る。
・上 記 の よ うな 回答 傾 向 か らも、 「あこがれ」志 向か ら 「現実 」志向へ の変化 が伺 われ る。
一6一
図表7自 分 の就 きたい職業 につ けなか った場 合の対応(小 ・中 ・高校 生調査 〉
7.離 ・転職 予想 とそ の経験(大 ・成−理 由)
大学生に、数年経 って 「 転 職」す ると思 うかの問いに対す る回答結果 を図表8に 示 した。
男女共 に、約40%が 数年経 って 「 転 職」す る と思 うと回答 してい る。
図表8転 職 の予想(大 学生調査)
ま た、 成 人 につ い て 、 現 在 ま で の離 ・転 職 の経 験 の有 無 とそ の 回 数 を図 表9に 示 した。
離 転職 の経 験 者 は 、男性 が47〜55%(平 均 値50%)、 女性 が76〜80%(平 均 値78%)の 範 囲 に あ り、女 性 の方 が平 均 値 で28ポ イント多 い。 男 性 、 女性 共 に 、年 齢 区 分 に よ る差 は 少 ない。
離 ・転職 の 回 数 は 、1〜3回 の割合 が 男性 は85%、 女 性 は 約80%を 占 めて い る。 「30歳」 の 男 性 、 女性 共 に1回 が最 も多 い が 、 年 齢 の進 行 に伴 い 、2回 、3回 と離 転 職 の割 合 が 増加 して い く こ とが 推 察 され る。
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図表9離 ・転職の経験 とその回数(成 人調査)
ま た 、 成 人 に つ い て 、 現 在 の仕 事(パ ー トタイ ム 、 アル バ イ ト、 専 業 主 婦 ・主 夫 も含 む)を 「も し変 え る こ とが で き る と した ら ど うす るか 」 とい う質 問 に よ り、4選 択肢 で転 職 の 可 能 性 を捉 え 、 結果 を 図表10 に 示 した。
「す ぐに/ しば ら く考 え て か ら変 え る」 の合 計 の 回答 率 に 注 日す る と、 男性 が34〜51%、 女 性 が35〜44
%の 範 囲 で あ る。半数 近 くの調 査 対象 者 が転 職 の可 能 性 を指 摘 して い る こ とに な る。 「変 え な い」 とす る回 答 率 は 、男 性 が28〜42%、 女 性 が25〜35%の 範囲 で 、年齢 進行 に伴 って 、増 加 す る傾 向が み られ る。 ま た 、
「わ か らな い 」 の 回 答 もか な りみ られ 、男 性 が16〜22%、 女性 が25〜30%の 範 囲 で あ る。
図表10転 職の可能性(成 人調査)
次 に 、 「す ぐ変 え る」/ 「しば ら く考 え て か ら変 え る 」 と転 職 の可 能 性 が あ る と回答 した調査 対 象者 に そ の理 由(Q5‑1)に つ い て 、14項 目を用 意 し、 「よ くあ て は ま る」 、 「あ て は ま る」 、 「あ ま りあて は ま らな い 」 、 「全 くあ て は ま らな い 」の4選 択 肢 で 回答 を求 め 、結果 を図 表11‑1、2に 示 した(「 よ くあ て は ま る」 と 「あて は ま る」 の合 計 の 回答 率)。
(1) 賃金 がよくない)
図表11‐1転 職の理由(成 人調査)
「よく あ ては まる」「あてはまる」 の 回 答 率
一9一
(8)将 来が不 安定 である)
図表11−2 転職の理 由(成人 調査)
「よ くあ て は ま る 」「あ て は ま る 」の回答 率
‑10‑
転 職 の可 能 性の 理 由 と して 、 「よ くあ て は ま る」 と 「あ て は ま る」の 合 計 の 回答 率 が:最も高 い の は 、 「8) 将 来 が不 安 定 で あ る」 で 、男 性 が59〜76%(平 均 値70%‑以 下 、 同様)、 女性 が57〜68%(62%)の 範 囲 で あ る。 次 い で 、 「1)賃金 が よ くない 」 で 、男 性 が51〜72%(64%)、 女性 が56〜59%(57%)の 範 囲 で、
「2)働く時 間や 休暇 に不 満 が あ る」 は 、男性 が53〜73%(61%)、 女 性 が52〜61%(57%)の 範 囲 で あ る。
さ らに 、平 均 値 が50%を 超 え て い る理 由に 注 日すれ ば 、 「13)やりが い が感 じ られ な い 」 につ い て 、男性 が46〜57%(53%)、 女 性 が43〜56%(50%)の 範 囲 で あ る。
これ ら4つ の 理 由 は 、 いず れ もネ ガテ ィ ブ な も ので あ る が、 ポ ジテ ィブ な 理 由 で は 、 「12)幅広 い 経 験 を す る た め」 は、 男 性 が40〜63%(55%)、 女 性 が50〜66%(57%) の範 囲 、 「11)キャ リア ア ップ の た め」
は、 男 性 が33〜61%(50%)、 女 性 が40〜54%(48%)の 範 囲 で あ る。
上 記 の6つ 理 由で は 、男性 と女 性 の 回 答 率 の 平 均 値 に そ れ ほ ど大 きな 差(10ポ イント以 下)は み られ て い な い 。
年 齢 区 分 間 の 差 につ い て は 、 女性 で は 少 な い が 、 男性 で は 、 「11)キャ リアア ップ の た め」 、 「12)幅 広 い 経 験 をす るた め 」の2つ の 理 由 は年 齢 の進 行 に伴 っ て 、この 回答 率 が 減 少 、 「2)働く時間 や 休暇 に不 満 が あ る」 で は 増加 して い る傾 向 に あ る。
平 均 値 で 男性 と女 性 の回 答 率 の 平均 値 の 差 が 大 き い(10ポ イント以 上)の は 、 「10)昇進 に 関 して不 満 が あ る」(男 性45%/ 女 性26%)、 「4)仕事 の 内 容 が きつ い 」(男 性45%/ 女性28%)、 「9)自分 の意 見が 生 か され な い 」(男 性45%/29%)、 「7)男女差 別 が あ る」(男 性6%/女 性22%)の4つ の 理 由で あ る。
8.:職 業価値 観(小 ・中 ・高)
児 童 ・生 徒 の職 業 価 値観 を捉 え る た め に 、 「何 の た め に働 きた い か?」 の 問 い で 、用 意 した 「働 く 目的 」 を表 現 した12項 日につ い て 、 「とて もそ う思 う」 「ま あそ う思 う」 「あま りそ う思わ な い 」 「ぜ んぜ ん そ う 思 わ な い」 の4選 択肢 で 回答 を求 めた。
図 表12に 、小 ・中 ・高 校 生 別 に、職 業価 値 観 を捉 え る12項 目の主 成 分 分 析 の 結果 と、各 成 分 に含 まれ た 各 項 日の評 定 平 均値(数 値 が 大 きい 程 、 肯 定 傾 向)と 項 日群(合 計)の 評 定平均値 を示 して あ る。
・主 成 分 分 析 の 結果(負 荷量 が0 .500以 上 を基準 とした)、 小学生では、三つ の成分 が、中 ・高校生 では四 つ の 成 分 が 抽 出 され た。 小 学 生 で は 、 「経 済 性」 と 「社会 的 評 価 」が 同 一 の成 分 に含 まれ て お り、 これ ら二 つ が 分 化 して い な い が 、 中 ・高 校 生 で は これ らが 二 つ の 成 分 と して分 化 して い る。
・各 成 分 に含 まれ た 項 日群 の 評 定 平 均 値 か ら、 「働 く 目的 」 か らみ た職 業価 値観 と して は 、小 ・中 ・高校 生 と も 「自己 実現 が 最 も重視 され て お り、 次 い で 、小 ・中学 生 で は 「社 会 的奉 仕 」 、 「経 済 性」(小 学 生 は
「経 済 性/社 会 的 評価 」)、 高校 生 で は 、 「経 済 性」 、 「社 会 奉 仕 」 の順 に位 置 づ け られ 、 「社 会 的 評 価」
が 最 後(中 ・高 校 生 のみ)で あ る。
一一11一 一
図表12職業価値観(小 ・ 中 ・高校生調査)
一 ・12一
次 に 、 大 学生 調 査 で 、職 業 に就 き たい 理 由 につ い て 自 由記 述 で 回答 を 求 め 、 そ の 理 由 を分 類(複 数 分 類 あ り)を した結 果 を、 男 女 別 に回 答 数 の 多い順 に図 表13に 示 した。
記 述 され た理 由 の文 章 の 中か ら、 理 由 の 「key」 とな りそ うな 「検 索 語 」 を抽 出 して 、 そ れ に よ っ て 、 理 由 の分 類 を行 った。 従 って 、 か な り類 似 した分 類 項 日(理 由)も 見 られ る。例 え ば 、 「大 学 の 専 攻 学部 ・ 学 科 」 、 「興 味 関 心 」 、 「好 き」 、 「適 性 」 、 「希 望 」 、 「夢 」 、 「自己 開発 」 、 「憧 れ 」 な ど は、
図表13職 業に就 きたい理 由(大 学生調査)
....̲
【自己実 現】(自 分 の 中 に ひそ む 可 能 性 を 自分 で 見 つ け 十分 に発 揮 して い く こ と。 ま た は 、そ れ へ の欲 求。
一広 辞 苑 に よ る 一)と い うよ うな上 位 概 念を分 類 項 日(理 由)と して 一括 する こ とが考 え られ よ う。 自由記 述 に 従 って い る の で 、 大 学 生 の 生 の 回答 に 、 よ り近 い職 業 に就 きた い理 由 と言 え よ うか。
・男 子 の79% 、女 子 の83%が 理 由 を記 述 し、複 数 の 理 由 を記 述 した もの は 、男 子 が5%、 女子 が10%で あ る。
・男 女 共 に 、対有効回 答数 対す る比率が10%以 上 の理 由 に注 日す る と、 「大 学 の 専 攻 学部 ・学科 」 、 「興 味 関 心 」 、 「好 き」 、女 子 は 、 「興味関 心 」 、 「大 学 の 専攻 学 部 ・学 科 」 、 「対 人 関係 」 で あ る。 「対 人 関係 」 は 「人 と接 す る事 が好き 」 とい う記 述 が 多 く見 られ る事 か ら、 「興味 関 心 」、 「好 き」 な ど と同 様 の範 躊 に 入 る と考 え られ よ う。従 って 、上位3位 に含 まれ て い る職 業に就 き た い理 由 と して 、【自己実現】
を志 向 して い る理 由 が 挙 げ られ て い る と言 え よ う。
・さ らに 、男女別 に上位10位 までの理 由に注 日す る と、その順位 は若干 異なっているが、そこに含まれて い る理 由 は 、 男 女 共 に同 様 で あ る。 「安 定 」 と 「社 会 的 貢献 」 の二 つ理 由 を 除 い て 、他 の 理 由 は【自己実 現】 を 志 向 して い る理 由(「 適性 」 、 「希 望 」 、 「夢 」 、 「自己開 発 」)と 考 え られ る。
・従 っ て 、 自由記 述に よる職 業に就 きたい理 由 として、多 くの大学生 は【自 己実現】 を志 向 してい ると判断 して 良 か ろ う。
・【自己実現】 を志 向 して い る こ とは 、前述の小 ・中 ・高校生 の結果 とも一致 してい る。
9。 不 就 労観(小 ・中 ・高 ・大)
不 就 労 観 を捉 え るた め に 、 「大 人 で仕 事 を して い な い人 が い る のは な ぜ か 」 とい う問 い に、12の そ の理 由 項 日を あ げ 、 「とて もそ う思 う」 「ま あそ う思 う」 「あま りそ う思わ ない 」 「ぜ んぜ んそ う思わ な い」 の4 選 択肢 で回 答 を求 めた。
・図表14に は 各 理 由項 日に つ い て の 「とて もそ う思 う」 の 回答 率 を示 して お り、理 由項 日は、全 調査対 象 者 の 「とて もそ う思 う」 の 回 答 率 の 高 い 順 に並 べ 替 えて 示 して あ る。
・小 ・中 ・高校 生 の 「とて もそ う思 う」 の回 答 率 は、 「働 きた くて も、働 く と ころが な いか ら」 が第1位 で あ る。 「小5女 子 」 の そ れ は35%で やや低 い が 、 そ の他 の群 で は 、 「中2男 子 」 が最 も高 く59%、 残 り 群 は50%前 後 で 、約 半数 以 上 の児 童 ・生 徒 は 、 不就 労者 の働 きた い とい う就 労 意欲 を認 め て い る傾 向 に
あ る と言 え る。
第2位 は 、 「働 く とこ ろをや め させ られ た か ら」 で、 「小5女 子 」 は25%で や や低 い が 、そ の調 査 対 象 群 の そ れ は40%台 で 、42〜48%の 範 囲 に あ る。
第3位 は 、 「小 ・中 ・高 校 生 ・男 子 」 で は 、 「働 くのが き らい だ か ら」 で あ るの に対 し、 「小 ・中 学生 ・ 女 子 」 は、 「ほ か に した い こ とが あ る か ら」 、 「高 ・女子 」 は 「だ ら しが な い か ら」
で 、 男 女 間 で 異 な って い る。
・大 学 生 の 回 答 は、上 記 の 調 査対 象 者 の回 答 とは異 な り、第1位 は 男女 共 に 「何 を した らい いか わ か らな い か ら」 で あ るが 、男 子 の第2位 は 「働 く こ とが き らい だ か ら」 、第3位 は 「だ ら しが ない か ら」 、女 子 は
「ほ か に した い こ とが あ る か ら」 、 「就 き た い仕 事 が な いか ら」 が 、 第2、3位 とな っ て い る。
・ 「小 ・中 ・高 校 生 」 が、不就 労 の理 由 と して 「働 き た くて も、働 く とこ ろが ない か ら」 「働 くところをや め させ られ たか ら」 の よ うな外 的 理由(本 人 に働 く意 志 はあ る)を 、 「大学生」は何 を した らい い か わ か
一14一
図 表14不 就 労観(小 ・中 ・高 ・大学 生 調 査)
「とて もそ う思 う」 の回答率 一太 字は上位3位 まで一
らな い か ら」、 「働 く こ とが き らい だ か ら」 、 「だ ら しが な い か ら」 、 「ほか に した い こ とが あ るか ら」 な どの個 人 的理 由 を指 摘 して い る傾 向 に あ る。
10、 就 職 活動 で 苦 労 した 事項:(大)
「就 職 活 動 を 行 っ て い て大 変 だ っ た こ と」に つ い て 自 由記 述 に よ り回 答 を求 め、その分類 結果(複 数分類 あ り)を 、男 女 別 に 回答 率(対 有 効 回答数) を図 表15に 示 した。有 効 回答 は、男 子 大 学 生 が61%(n=235)、
女 子 大 学 生 が68%(n=291)で 、 男 女 共 、一 つ 以 上 の苦 労 した事 項 を記 述 してお り、 平均 で 男 子 は1.1、 女 子 は1.2の 事 項 を記 述 して い る。
・男 女 共 に、上位5位 に含 まれ る事 項 は 同様 で 、 「交 通 費 」 「自己分 析 」 「面 接 」 「時間 管 理 」 「選 考試 験 」 で あ る。 女 子 の 「エ ン トリー シー ト」 を加 え 、 これ らの事 項 は いず れ も10%以 上 、 指 滴 され て い る。
・男 子 の場 合、 上 記5位 ま で に 指 摘 され て い る事 項 の回 答数 に対 す る割 合 は69%、 女 子 の 場 合 は、 上 記6 位 ま で のそ れ は78%で あ る。 従 っ て 、大 学 生 が就 職 活動 で 苦 労 した 事 項 は 、男 子 は 上位 五 つ の 事 項 で 約
7害 吹 女 子 は 上位 六 つ の事 項 で約8割 を 占 めて い る こ とに な る。
・5%未 満 で は あ るが、 日頃 、 着 慣れ て い な い 「スー ツ 」や 「暑 さ」 の指 摘 もみ られ て い る、 ま た 、 「大 変 だ っ た 」は 、 この一 語 に尽 き る とい う印 象 で あ っ た の で 、少 数 では あ るが 、分 類 項 目 と して と りあ げて い る。
一15一 一
図表15就 職活動 で苦労 した事項(大 学生調渣)
11.子 ど もが 希 望 する職 業 の 認 知(成)
「子 ど も(第 一 子)が どん な仕 事 に就 き た い か(就 い て い る場 合 も含 む)」 の 問 い に よ る結 果 を 図表16 に示 した 。 「知 って い る」 の 回答 率 は 、 男性 が26%、 女性 が40%で 、 どの年 代 で も、 女 性 の 方 が 、 この 回 答 率 が 高い傾 向 に あ る。
こ の こ と は、 図表17に 子 ど も との 会 話 で 「将 来 の 仕 事 の こ と(就 職 の こ と)」 につ い て 、 どの程 度 、話 を して い るか につ い て の 結 果 を示 して あ る が 、 「よ く/時 々話 をす る」 の 回答 率 が 、男 性 が約40%、 女 性 が 約60%で あ る こ と と関連 して い る と推 察 され る。
図表16子 どもが希望す る職業の認知(成 人調 査)
一 一16一
図 表17子 ども との 会 話(「 将 来 の 仕 事 の こ と(就 職 の こ と)に つ い て 」(成 人 調 査)
12.子 ど もへ の 期 待 ・希 望<【仕事】/【結婚】/【子ども】 につ い て>(成 〉
子 ども(第 一 子)へ の 「仕 事 」 、 「結 婚 」 、 「子 ども」 の 三 つ の観 点に つ い て、 そ の 期 待 ・希 望 を 、 それ ぞ れ の 選択 肢 に よっ て 回答 を求 め た(単 一選 択)。
【 仕 事】について
最頻選択肢 は、男性 、女性 共 に 「 安定 した職 業に継続 して就 いてほ しい」で、男性 が46%、 女性 が55%
で、女性 の方 が9ポ イ ント 程 高い。 次いで、 「 転職 してで も適職 に就 いてほ しい」で男性 、女性共 に約25%で ある。その他の選 択肢の回答率は10%未 満 であるが 、 「 わか らない」の回答率 は男性 が14%、 女 性が10%
であ る。選 択肢 の回答率 に性差 の偏 りが認 め られ てい る(ⅹ2検 定p<0.001df=7)。
図 表18‑1子 どもへ の 期特 ・希 望 一【仕事】(成 人 調 査)
一 一17一 一
【結 婚】 に つ い て
図 表18・2に 「結 婚 」 につ い て の結 果 が 示 して あ る。 「結 婚 して ほ しい」 は 、男 性 が59%、 女性 が54%、
「本 人 次 第 」 は 男性 が35%、 女性 が38%と い う結 果 で 、性 差 に よる回 答 率 の偏 りが認 め られ た(x2検 定 p<0.05 df=4)
図 表18‑2子 どもへ の 期 待 ・希 望 一【結婚】(成 人調 査)
【子ども】図 表18−3に 「子 ど も」 につ い て の結 果 が 示 して あ る。 「子 ど も(孫)を 持 っ て ほ しい 」 は、男 性 が57%、
女 性 が56%、 「本 人 次 第 」 は男性 が35%、 女性 が37%と い う結 果 で 、性 差 に よる 回答 率 の偏 りが 認 め られ て い な い(x2検 定p>0.05df=4)。
図 表18‑3子 ど もへ の期 待 ・希 望 一1【子ども】(成 人調 査)
関連報告書
1.生 涯 にわた るキ ャ リア発達 の形成 過程 に関す る総合的研 究報告書(Ⅰ)
−児 童 ・生徒 のキャ リア発達 に関す る質問紙調査− 平成17年3月 2.生 涯 にわた るキャ リア発達の形成過程 に関す る総合的研究報告書(別 冊)
‑小 ・中 ・高校調 査質問紙調 査集計−平成17年10月 3.生 涯 にわた るキャ リア発達の形成過程に関す る総合 的研究報告書(Ⅱ)
−大学 生のキ ャ リア発 達に関す る質問紙調査− 平成18年3月 4.生 涯 にわた るキャ リア発 達の形成過程 に関す る総合 的研究報告書(皿)
一成人 の キャ リア発 達に関す る質問紙調 査 ・インタ ビュー調 査− 平成18年3月
璽
Ⅱ
働 講 演 録
1.
Ⅱ一2経 済社会 の構造変化 と産業界か ら見た教育への期待
法政 大学 キャ リアデザイ ン学部教 授 桐村 晋次
1.経 済 社会 の動向 と教 育課 題 (1)経 営環境の変化
企 業は どこで も経営理念 とい うものを持 つてい ます。
そ の理念 に基づいて、グ ローバ リゼーシ ョン、技術革新 な ど職 場の環境が どん どん変わ つてきてい る、そ の環 境へ適 応 して成 長発展 を続 け るた めの経営戦略を立てます。私が社長 をや つてい た古河物 流で も中国の 4ケ 所の支店 と合同会議す る ときは電話 会議で話が成 り立 ち出張 しな くて もよくなつてきています。経営理 念 に伴つて就 業構 造が変 わ り、人 の意識 も変わってきて います。また、サ ラリーマ ンの子 どもが急 速に多 く
なって きている とい うこ ともあ ります。自営業 の家庭 とサラ リーマ ンの家庭 で育つ のは違 います。部分的 に しか関与 できない状態で育 つているので トー タル で何 かを見る習慣 がな くなつてきている といえます し、 会 社 に対 するロイヤ リテ ィも違ってきます。
経営資源 とい うのは企 業が持ってい る財産で人、モ ノ、カネ、技術な どです。最近 は知的財産や マー ケ ッ トを入れ る人 もいます。それ らを環境に合わせ て ど う組 み合 わせてい くか とい うのが経 営戦略な のです。そ れ は、商品 とマーケ ッ トの組み合 わせ です。衣類 の場 合であれば、婦人 層か赤 ちゃんマー ケ ッ トか若 年層 を 狙 うのかによって、それ に合わせ て資源 の配分 を考 えてきたのです。最 近は事 業構造そ の ものの見直 しが入 ってきて伸 ばす事業、 縮 め る事業 、 撤 退す る事業 を決 める とい うことにな ります。これ が事業構 造 の再構 築、
リス トラクチ ャ リングです 。それ に基づいて組織が編成 されて人 が配置 され るわけです。この リス トラクチ ャ リングが ドラステ ィックに始ま つたの はこの5年 くらいの ことです。 それ までは何 とか全員 雇用 しよ う とい う意識が強 くあ りま した。ク ビを切 つてはいけない とい うのが企業の考え方 で したが、日産 の ゴー ン さ んの登揚で リス トラによつて再建 す ることが行 われ 、産業界 に与 える影響が大きかった。そ のや り方が人間 社会 に とつて良かつたか ど うかは歴史が判定す ることで しょ う。
経 営組織 の編成が行われ てそ こに人 が配 置 され 、そ こで教育、配置転換、労働 条件 な どが決 ま ります。で
す か ら、 「Product‑MarketMix」 か ら「Restructuring」 に 変 わ つ て き て い る と言 え ます 。 以 前は家 電 メーカー で言 えば、赤字部 門があって も、配 属先よって 給 与差 はつ けませ んで した。しか し今 は配 属 された 部 門の業績 が悪い とそ この人間 も責任 を取 らされ る とい うよ うに変わってきています。そ こで出てきたのが エ ンプ ロイ ア ビリテ ィの養成 と自分の人生設計 は自分でや ろ うとい うことなのです。
図1経 営環境の変化 と企業の対応
一25一
(2)日 本 的経営制度 の変化
このよ うな変 化 を引き起 こす要 因 としては、
1.仕 事 の環 境‑グ ローバル スタンダー ド、情報化 、ス ピー ド、産業構造 の変化 2.雇 用ポー トフォ リオ‑非 正規 雇用 の増 加、働 き方 の多様 化
があ ります。
従来 の雇用 形態 には、長期 に雇 って能 力を蓄 え、企業で も能 力開発に力 を入れてい きます。年功制 を加 味 しなが ら能 力給 や業績 を考 えるわ け耽 そ して賞与 になる と業績の ウェイ トが高い のがこれ までの一般 的 なあ り方 と言 えます。雇用 ポー トフォ リオの 中の 「 長期 蓄積 艦 力活用型 グルー プ」と呼 ばれるものです。し か し今 は働 いてい る人 の3割 が非正親 になって よ り、雇用形態が多様化 しています。能 力も給料 も高 く一 時期 雇われ る とい うケー ス もあ るわ けです。 例えば半導 体の開発 を3年 間や って欲 しい とか、新 しい車の 販 売を5年 間 でシ ェア を上 げて欲 しい な どベテ ランを郷 測寸きで高い給 料で雇 うわ けです。その代 わ りこ の人た ちは社内 教育で な く外 で勉 強 して くることにな ります。 これ は「 高度専 門能 力活用型」と呼ばれ ます。
も う一つ はパー ト・アルバイ トで 「 雇用柔軟 型グルー プ」です。企業サイ ドか らす ると雇用形態 の どう組み 合 わせれ ば経営 に とって もっ とも効果的 な組み合 わせ になるのか とい うのが 「 雇 用ポー トフォ リオ」の問題 にな るわ けです。 この動 きによって、従来の 日本的 な人 の育て方、仕事 のや り方が変わ り始めています。 日 本 的な経営で は上 司が部 下 を鍛え てい ま し為 しか し、非正規社員には社内 で教育 をや らず、マ ニュアル化
した もので仕事 を させ る。す るとその人た ちはそれ以上の ことはや らないため、正規社員 の負担が大変 にな ってきてい るのです。
2.資 料 か らキ ャ リア教 育 を見 る
従業員の企業 への一体 感が薄れ て きてい るのは事実です6人 事制度 の変化 の方 向 として は、多様 化、個 別 化 、自己主導 自己責任 が重視 され るよ うになってきています。多様化 とい うのは雇用形態や 労働 時間 の多 様 化な どが あ ります。個別 ヒは給 料 も昇進 も個別 ヒしてい くとい う状況 です。
敗 戦 か らしば らくの聞 は大混乱 の時期 があ り、そのあ と高度成長へ の足がか りをっかみ ま した。実際 には 1950年 代後 半か ら基 盤が固ま ってきて、景気 に山谷 があ り当時 は景気循環 説 と言 われ ま した。1960年 前後 経済 関係の官庁 とエ コノ ミス トの間で大 きな論 争があ りま した。高度経済成長路線 をとるか、もっ とゆっ く
りとした路 線を とるか とい うこ とでそれぞれ の人が 自分 の存在 をかけて経済 哩論を展開 していたのです。
1964年 にオ リン ピック、1970年 に万国 博覧会が あ り、1971年 に ドル防衛策が出てそれまで1ド ル=360 円の固定 レー トが崩れ変動 椙場制へ移行 しま した。その よ うな変化 の中で、有業者 の産業 別就業比率 をみ る
と昭和30年 には農 林業 が40%で あった ものが現 在では4%を 割 っています。製 造業は20パ ーセ ン トをつ いに割 りま した。 また、サ ー ビス業は どん どん増 えてい るとい う状況です。
戦 後10年 くらい経 た ころ高校進学 率は50%で す。 この年代 の人 にキャ リア ヒス トリーを聞いてみ る と、
自分は高校 に行 けなか った が弟 の代 は行けた とか、 兄弟が何人か出稼 ぎに行 って家 にテ レビが入ったな どの 状況が あ りま した。
総合学習 の時 間に高校 に招 かれ て、話 をす る ことがあるのですが、昭和30年 か ら50年 までの間、国が 集 団就職 列車 を走 らせて 中卒 者が生産 現場 に入 っていった とい う話 をする と、 先生が一生懸命メモを取るの です。先 生が知 らない か ら当然生 徒 も知 らない。就職 する生徒 もい る学校 で1〜2年 の生徒 に話を した時は、
感想 文に 「 昔はいい時 代だった。昔は中学校 を出れ ば就職で きた。今 は高校 まで行か ない とない し高校 に行
一 一26一 一
まで行かなけれ ばな らない 」とい うものがあ りま した。こ うい う反応 は初 めて で驚きま した。彼 らか らみ る と妙 な時代 を作 つて しま つてい る感 じが します。強制された道 を歩まない ときちん と した仕事 に就 けない よ
うな気持 ちに させ られて い るとい うところに、閉塞状態 に陥つてい る原因が あるよ うに思 います。
高校進学 率におい て女性 が男性 を超 えたのが1969年 です 。以後ずっと女性 の ほ うが高 い。大学進 学率は 男女の差 があつたが短大 まで合 わせ ると現在 はほ とん ど同 じになっています。 二人 に一人 は高等学歴 を持つ 時代です 。世の 中の豊か さと関係がある と同時 に大 卒が増 えてきたこ とによって現 場で人 が足 りない とい う 現象 が起 こつているので すも
表l「 経営課題 と企業の対応」は昨年ベ トナムで経済界の人 に講演 した ときに作つた資料です。ベ トナム の経 済界 の人は、日本 の経済 が戦後 どの ように立ち上がったか、人材育成 は どうだったのか とい うことに興 味を持 つていま した。政治 ・社 会、経営課題 な ど見 る と、当然 の ことなが ら経営課題 と教 育課 題が変わって きています。1960年 前 後にほ とん どの大企業 は中央 研究 所を整 えま した。 それまで は先進 国か ら技 術を導 入 して より効 率的 に低 コス トで作れ ばいい とい う競争だった。しか し、日本の経 済力が高 まる と先 進国か ら 技 術を買 うだけではな く、自国内で研究開 発をす る必要 が生まれ 、国内マーケ ッ トで売れ な くなる と海 外に 出て行 かなけれ ばな らない 、とい うよ うに変化 したわ けです 。日本が飛 躍的に伸び たのは ここだ と思い ます。
表1経 営課題 と企業 の対応
経営課題 と企業の対応 年 代
1945
〜1950
敗 戦(1945)
財閥解 体 農地改革
政 治 ・社 会 経営課題
経 済秩 序の回復 企 業 の再建
経済 界 ・企業
生産設 備 の復 旧 労便 関係 の安 定 原材料 ・資 材の確保
人 事 ・
組織戦略 欧米か らの経営手法の導入 組織編成方針の研 究生産現場管理方式の改善 労働組合普及
1950
〜 !959
196 0
〜1969
1970
〜1979
奪 摯q毒 羊:戦 争(1950) 独 立 回復(1952)
傾斜生産方式(石炭と鉄鋼重視)
「 も はや 戦 後 は終 わ った 」1956)
欧米か らの技術導入と技術革新 貿 易と資本 の自由化の要請OECD加 入(1964) 東京 オ リ ン ピッ ク(1964)
1966‑1970のGNPの 伸 び が 毎 年10% を 超 え る 経 済 の 開放 体 制 へ の移行
日本 万国 博 覧 会(1970) ア メ リカ ドル 防衛 策(1971) 沖 縄 復 帰 、 日中国 交回復(1972) 第 一 次 石 油危 機(1973)
経営 者 の主体 性回復 生産 性 ・能率 の向 上
経営管理手法重化学工業を中心に設備投資拡大
経営環 境予測 力の 向上
研究開発体制強化専門 能力の向 上
輸出拡大若 い労 働力の都 市集 中 資 本の 自由化 と国際化 公 害問題 と消 費者運 動
「作れ ば売れる 時代 」 か ら営 業強化 へ
経営組織制度の改善 品質管理手法の研究
集 団指 導体制 の普及 「 常務 会 」
銀行系列の再結集 と商社の復活長
・中期経営計画 の 作 成 研究 機関 の設立 ・拡 充
教育の体系化(階 層別研修)現地生産
環境 問題 への取組 み
システ ム産漿(住 宅 ・都市 開 発 、構 報 産業 、海洋開 発)へ着 手
事業 の拡大 と異業種 へ の進 出
職能別組織
ライ ン スタ ッ フ組 織
技能訓練管 理者 訓練(MTP)監督者 訓 練(TWI)
事業部制組織の導入と普及 教育の体系化プ ロ ジェ ク ト要 員(海 外 、新 規 事 藁)
の育成研 究開 発 ス タ ッ フの充実
国際部門の強化 新規事業部門の拡大「 環 境管 理 部」「消費 者課 」
事業集団の運携強化 資格制度 と専門職制度1980
〜1989
1990
〜現 在
経 済 ・産 叢 構 造 の変化
景気の長期低迷円 高 不 況(1986)
長期的好況とパブル経済の崩壊 金融機閲の倒産
グ ロー バ リゼーション
技術革新
、IT革 命
少子高齢社会 経済活勤の国際化
減量 経営(ダウンサイジング) 経営 の多角化
国 際化 ・多国 籍化
男女雇用機会均等法不 良債権 ・資産価 値 の低下
事業構造 の再構 築
体質強化 のた めの企 業合併 ・事 業提携
生産拠点の海外移転新規事業 ・ 研 究開 発 の推進 国外事業 の拡大 職場散 善 とコス トダ ウ ン OF化 、 OA化
リス トラクチ ャリ ング と レイオ フ 多角化→ 分社化
アウ トソー シング アウ トブ レー スメ ン ト 関連会社 の グル ープ運 営 企業間 の合併 、事業 提携
小集団活動 社員の創造性開発 組織開発
OA、FA教 育
働き方の多用化(裁量 労働、在宅勤務、SOHO)
執行役員制