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か 差別を批判する見解を公表したり 啓発したりしてきたのではないか 3 出生や民族 国籍などの属性そのものを非難攻撃することは 落書きであれ 口頭であれ プラカードであれ 差別行為として批判されるべきではないか とりわけそれを公衆の面前での演説やシュプレヒコール デモで行うことや 〇〇〇〇〇〇〇〇〇

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Academic year: 2021

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【資料№⑵-53-5】その3 平成26 年2月 21 日(金) 午後2時~ 門真市役所第3会議室 <戸田議員質問>抜粋 民族差別脅迫を許さない人権行政についてです。 ここ3~4年、在特会とか主権回復を目指す会、チー ム関西など、民族差別の汚い罵倒語を公衆の面前で怒号 し、差別プラカードを掲げてデモをし、異を唱える者を 集団襲撃する〇〇〇が横行しています。私自身も2010年4月の大阪駅やこ とし8月6日の広島で襲撃され、その凶暴性を身をもって知っています。ほか にも京都朝鮮初級学校襲撃や徳島県教組事務所襲撃など、枚挙にいとまがあり ません。 彼らの差別行動のひどさは、現実を見た人でないととても信じられないもの なので、市に事実を示す資料を渡し、証拠動画を示しておきましたが、議場内 の皆さんにも事実を知ってもらうために提示すると、〇〇〇〇〇〇〇〇〇とか、 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇と怒号しながら民族差別デ モを各地で繰り返し、ことしになると、奈良の水平社博物館の前に乗り込んで、 スピーカーを使って、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇と部落差別怒号する者まであ らわれています。9月24日に隣の大東市で君が代押しつけ反対の全国集会が あった折には、住道駅前に陣取って、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇などと差別怒号をしていたとのことです。門真でそういう差別怒号デ モが起こったらどうするかを考えておかねばならない情勢です。 それを前提に、以下の質問をします。 1、資料や証拠動画はしっかりと見てもらえたでしょうか。 2、これまで門真市内で起こった部落差別や民族差別事件としては、いつ、 どのようなものがあるか。また、それに対して行政はどのような対応をとった

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2 / 10 か。差別を批判する見解を公表したり、啓発したりしてきたのではないか。 3、出生や民族、国籍などの属性そのものを非難攻撃することは、落書きで あれ、口頭であれ、プラカードであれ、差別行為として批判されるべきではな いか。とりわけそれを公衆の面前での演説やシュプレヒコール、デモで行うこ とや、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇などのデマを使った民 族憎悪扇動をすることは、特に悪質な差別行為ではないか。 攻撃対象にされる住民が、それによっていかに傷つけられ、恐怖を感じるか。 子どもたちにいかに悪影響を与えるか。長年の人権教育、人権行政がいかに破 壊されてしまうかを考えたとき、これは絶対にゆるがせにできない問題です。 市の見解を問います。 4、門真市内でそういう差別の宣伝やデモ事件が起こった場合は、市は最低 限事実の調査確認を行って、行政としての批判見解と市民啓発をすべきだが、 どうか。 5、この手の〇〇〇が、役所や公共施設にもどなり込んで執拗に攻撃するこ とも各地で起こっているので、それへの対策方法を門真市でも確立しておくべ きです。不当要求行為や業務妨害行為、庁舎管理規則違反への該当基準をしっ かり定め、対処方法、文書や音声、映像での記録、指揮系統、警察との連携な どの具体をしっかり定めて、全庁的に共通認識をつくっておく必要があるが、 どうか。対処の責任部署はどこか。 「市民部答弁」抜粋 (市民部長) 戸田議員御質問のうち、民族差別脅迫を許さない人権行政につ いての一部について、及び市民部が予定している税金浪費有害事業につきまし て、私より御答弁申し上げます。 初めに、民族差別脅迫を許さない人権行政についてであります。 まず、議員からお示しいただいた資料などにつきましては、読ませていただ きました。 次に、市内で発生した部落差別、民族差別事件でございますが、ここ約10 年間を見ても、平成12年8月の常称寺町における男子トイレでの差別落書き 事件を初め、平成13年4月の本町における民家トタン塀への差別落書きや、 近年では平成20年7月のモノレール門真市駅構内での落書きなど複数件発生 いたしております。 市としましては、これら事件の通報等を受けた場合、現場での速やかな確認 と記録、関係機関との協議等を行った上、落書きの場合は速やかな消去を行い、 その差別性や背景、要因を分析し、人権教育、啓発の一層の充実を図ることと

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3 / 10 いたしております。 また、広報活動といたしましては、前述した悪質、陰湿な行為を受けて、平 成13年3月、4月には「広報かどま」に連載で「部落問題をはじめとした人 権状況と直面する人権政策の課題」というタイトルで周知啓発を行ったほか、 毎年12月の人権週間において人権週間特集号という広報紙を全戸配布するな ど、啓発に努めているところでございます。 次に、出生や民族、国籍などの属性そのものを非難攻撃することについてで ございます。 人権は全世界共通の課題であり、国連においては、昭和23年に世界人権宣 言を採択、さらに昭和41年には、これに法的拘束力を持たせるための国際人 権規約を制定しております。日本も社会権規約や自由権規約に批准していると ころであり、日本国憲法においては、基本的人権を大きな柱の一つとして侵す ことのできないものであると規定しているところでございます。 本市におきましては、平成16年3月に門真市人権尊重のまちづくり条例を 制定し、1人1人の人権が尊重されるまちづくりの実現に向けて取り組んでい るところであり、条例の理念として、「すべての人間は、生まれながらにして自 由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等であり、個人として尊重され、基 本的人権の享有が保障されなければならない。これは、人類普遍の原理であり、 世界人権宣言及び日本国憲法の理念とするところであり、かつ、私たちがとも に守り、伸張させていかなければならないものである。」としているところでご ざいます。 議員御指摘の特定団体が在日韓国・朝鮮・中国人のほか外国籍住民の方々に 対して行っている行為につきましては、本市条例の理念からしても、差別を助 長し、人権を侵害しかねない行為であると危惧するものであり、人種、民族、 門地など人が生まれながらにして持ち、みずから選択する余地のない点や国籍 などの属性をとらまえての差別行為は、許されるものではないと考えるもので ございます。 さらに憂慮すべきは、これらの行為が成長過程にある青少年にも多大なる影 響を与えるということであり、市としましては、引き続き市民への教育、啓発 の取り組みを積極的に進めることにより、人権に関する教育や啓発を強化する とともに、交流の場を通し、多様な文化、習慣を持つ外国人と日本人との相互 理解を促進していく必要があると改めて強く認識するものでございます。 今後、市内で差別落書きはもちろんのこと、差別を扇動すると思われる行為 があった場合の対応でございますが、当該事象の事実収集や詳細な調査を行っ た上で、その事実が社会に重大な影響を及ぼす悪質かつ陰湿な行為である場合 は、市民の人権を守る立場の市として、必要に応じて明確な見解を公に示すな

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4 / 10 ど毅然とした対応を行うとともに、さらに一層人権に関する市民啓発事業の充 実に努めていきたいと考えております。 この時とその後の人権政策課の状況ですが、 「ヘイトスピーチ」という言葉も聞きなれない状況であり、国・大阪府からの 情報もなく、あまりにも直接的な表現をデモという形で、大声で叫ぶという事 態そのものが、想像できない事象であり、あっけにとられていたという感じで、 身近な差別事象や人権問題として捉えられていない状況でありました。もし、 当時、本市で差別扇動によるデモなどがあった場合には、どのように対応出来 るのかを検討し、答弁したものであります。 この市議会の答弁によって、平成23 年 11 月 18 日にヘイトスピーチ勢力の1 人が要望書を持参し、同24 日に別の者がeメールで質問状を送信してきました。 同年12 月 7 日に両者に回答しましたが、誠意ある回答ではないということで、 同14 日に2人が抗議に市役所を訪れ、再回答を求められましたが、改めては回 答いたしませんでした。 <戸田議員質問>抜粋 7 、 門 真 市 は 他 市 に 先 駆 け て 、 民 族 差 別 や 罵 声 暴 力 行 為 に 対 し て は 、 住 民 の 安 全 と 尊 厳 名 誉 を 守 る 立 場 で 毅 然 た る 対 応 を と る 行 政 姿 勢 を 明 示 し 続 け て い る 。 こ う し た す ぐ れ た 人 権 行 政 を 維 持 し 高 度 化 す る た め に は 、 人 権 政 策 課 が 主 軸 と な っ て 差 別 罵 倒 暴 力 を 常 習 的 に 行 う 集 団 ・ 個 人 の 実 態 に つ い て 情 報 を 集 め 、 分 析 し 、 庁 内 へ の 啓 発 、 市 民 へ の 啓 発 を 行 う べ き と 思 う が ど う か 。 8 、 人 権 政 策 課 は 、 議 会 審 議 の 中 で 人 権 問 題 ・ 差 別 問 題 が 取 り 上 げ ら れ た 場 合 は 、 機 敏 に そ の 内 容 を 把 握 し 記 録 保 存 し て 、 み ず か ら の 理 解 を 深 め る べ き で は な い か 。 「市民部答弁」抜粋 ( 市 民 部 長 ) 初 め に 、 人 権 政 策 の 向 上 ・ 進 化 や 近 年 ど う い う 人 権 侵 害 問 題 が 起 こ っ て い る か 、 そ れ に ど う 対 処 す べ き か 等 に つ い て 、 人 権

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5 / 10 政 策 課 が 主 軸 に な り 庁 内 や 市 民 へ の 啓 発 を 行 う べ き と 思 う が ど う か に つ い て で あ り ま す が 、 大 阪 府 内 の 市 町 村 で 発 覚 す る 人 権 侵 害 事 象 に は 、 部 落 差 別 、 外 国 人 差 別 、 障 が い 者 差 別 、 女 性 差 別 、 野 宿 者 問 題 、 労 働 問 題 な ど が 報 告 さ れ て お り 、 そ の 発 生 状 況 は 、 落 書 き 、 投 書 、 発 信 、 ネ ッ ト な ど が 手 段 と し て 行 わ れ て お り ま す 。 こ れ ら の 事 象 は 、 一 つ 一 つ が 重 大 で 許 し が た い も の で あ り 、 市 と い た し ま し て も 、 人 権 擁 護 、 差 別 撤 廃 に 向 け 取 り 組 む べ き と 考 え て お り ま す 。 今 後 も 引 き 続 き 、 職 員 、 市 民 を 対 象 と し た 人 権 問 題 な ど に 関 す る 啓 発 な ど に 取 り 組 ん で ま い り ま す 。 次 に 、 人 権 政 策 課 職 員 の ヘ イ ト ス ピ ー チ デ モ 問 題 ― ― 民 族 差 別 問 題 に つ い て の 研 修 受 講 に つ い て で あ り ま す が 、 2 4 年 8 月 2 2 日 か ら 高 野 山 で 開 催 さ れ た 部 落 解 放 ・ 人 権 夏 期 講 座 に お い て 、 京 都 弁 護 士 会 所 属 の 弁 護 士 か ら 、 さ ま ざ ま な 人 権 課 題 の 中 か ら ヘ イ ト ク ラ イ ム ・ ヘ イ ト ス ピ ー チ を テ ー マ と し た 研 修 を 受 け て お り ま す 。 次 に 、 す ぐ れ た 人 権 行 政 を 維 持 し 高 度 化 す る た め に は 、 人 権 政 策 課 が 主 軸 と な り 庁 内 及 び 市 民 へ の 啓 発 を 行 う べ き と 思 う が ど う か に つ い て で あ り ま す 。 2 3 年 9 月 議 会 で 御 答 弁 申 し 上 げ ま し た 、 差 別 を 助 長 し 、 人 権 侵 害 を し か ね な い 行 為 で あ る と 危 惧 す る も の で あ り 、 人 種 、 民 族 、 門 地 な ど 、 人 が 生 ま れ な が ら に し て 持 ち 、 み ず か ら 選 択 す る 余 地 の な い 点 や 国 籍 な ど の 属 性 を 捉 ま え て の 差 別 行 為 は 、 許 さ れ る も の で は な い と の 考 え に 基 づ き 、 市 民 の 人 権 を 守 る 立 場 の 市 と し て 毅 然 と し た 対 応 を 行 う と と も に 、 人 権 に 関 す る 市 民 啓 発 事 業 の 充 実 に 努 め て ま い り ま す 。 次 に 、 議 会 審 議 の 中 で 人 権 問 題 、 差 別 問 題 が 取 り 上 げ ら れ た 場 合 は 、 そ の 内 容 を 把 握 し 理 解 を 深 め る べ き で は な い か に つ い て で あ り ま す 。 議 会 審 議 の 中 で 人 権 問 題 、 差 別 問 題 が 取 り 上 げ ら れ た 場 合 は 、 そ の 内 容 を 把 握 し 、 人 権 政 策 課 で 理 解 を 深 め て ま い り ま す 。 次 に 、 門 真 市 民 の 一 部 に 発 生 す る 差 別 意 識 主 張 に つ い て 、 反 論 、 啓 発 を 行 う べ き で は な い か に つ い て で あ り ま す 。 市 民 の 皆 様 か ら 市 政 に 対 し て 寄 せ ら れ る い ろ い ろ な 意 見 は 、 本 市 の 施 策 へ 反 映 さ せ 、 信 頼 さ れ る 市 政 の 実 現 を 目 指 し て お り ま す 。 仮 称 門 真 市 自 治 基 本 条 例 を 初 め 、 各 事 業 の パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト の 意 見 に 対 す る 市 の 考 え 方 は 、 市 の ホ ー ム ペ ー ジ な ど で 公 表 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。

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6 / 10 <戸田議員質問>抜粋 項 目 2 、ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 に 公 共 施 設 を 使 わ せ な い た め の 担 当 者 研 修 と 人 権 政 策 課 の 責 務 に つ い て 。 私 は 、民 族 差 別 の 集 団 暴 力 犯 罪 を 得 意 が る 卑 劣 フ ァ シ ス ト 在 特 会 や 主 権 回 復 会 な ど の 団 体・個 人 の 総 称 と し て 、 片 仮 名 で ザ イ ト ク と 呼 ん で き ま し た が 、 昨 今 で は よ う や く テ レ ビ 、 新 聞 で も 取 り 上 げ ら れ る よ う に な っ て 、 ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 と い う 呼 び 方 で 知 ら れ る よ う に な り ま し た 。 こ の 連 中 が や っ て い る こ と は 、 ス ピ ー チ と い う 呼 び 名 で は 到 底 お さ ま ら な い も の で す が 、 そ う い う 社 会 的 認 知 が さ れ て い る 現 実 も あ る の で 、 私 も こ の 連 中 を ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 と も 呼 ぶ こ と に し ま す 。 そ う い う 前 提 の も と で 以 下 の 質 問 を し ま す 。 1 、 改 め て 、 ザ イ ト ク あ る い は ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 に 対 し て 、 こ れ ま で 門 真 市 議 会 で ど の よ う に 答 弁 さ れ て き た か 、 列 挙 し て く だ さ い 。 2 、 教 育 委 員 会 で は 、 昨 年 1 2 月 議 会 答 弁 の 実 行 と し て 、 民 間 団 体 も 含 ん だ 各 種 施 設 の 管 理 者 や 職 員 に 対 し て 、 ザ イ ト ク の 存 在 と そ れ へ の 対 応 方 針 に つ い て の 研 修 を 既 に 行 い 、 そ の 際 に は 私 が ザ イ ト ク 問 題 に つ い て 職 員 研 修 に 使 え る 映 像 解 説 と し て つ く っ て 提 供 し た D V D を 使 っ て い る 。 市 長 部 局 に お い て は 、 民 間 も 含 め て ど う い う 対 象 部 署 が あ り 、 研 修 の 実 施 は ど う な っ て い る の か 。 遅 く と も 1 0 月 中 に は 実 施 す べ き だ が 、 ど う か 。 3 、 研 修 に 当 た っ て は 、 教 育 委 員 会 と 同 様 、 私 が 提 供 し た D V D を 使 い 、 ま た 毎 年 行 っ て い く べ き と 思 う が ど う か 。 あ わ せ て 、 議 会 答 弁 の 全 文 記 録 や 新 聞 ・ 雑 誌 記 事 等 の 文 書 資 料 も 配 布 し て 市 の 施 策 を は っ き り さ せ 、 ま た 誰 か が 講 師 を 務 め 、 参 加 者 の 感 想 、 意 見 も 求 め て 、 認 識 ぐ あ い を 把 握 し な が ら 内 容 を 深 化 さ せ て い く べ き と 思 う が 、 ど う か 。 4 、 市 民 部 人 権 政 策 課 の 人 数 、 担 当 業 務 な ど 、 今 の 実 情 は ど う か 。 人 権 政 策 課 と い う 立 派 な 名 前 は つ い て い て も 、 新 た な 人 権 侵 害 差 別 問 題 に 関 し て は 、 人 権 政 策 課 が 気 概 を 持 っ て 中 心 部 署 と な っ て 情 報 収 集 や 職 員 の 研 修 、 庁 内 各 部 署 と の 連 携 、 市 民 も 含 め て 啓 発 す る の が 当 然 だ と 思 う が 、 ど う か 。 本 会 議 で の ザ イ ト ク 問 題 に 関 す る 答 弁 は 、 人 権 政 策 課 を 持 つ 市 民 部 が 行 っ て い く よ う に す べ き で は な い か 。

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7 / 10 「市民部答弁」抜粋 ( 市 民 部 長 ) 戸 田 議 員御 質 問 の う ち 、 ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 に 公 共 施 設 を 使 わ せ な い た め の 担 当 者 研 修 と 人 権 政 策 課 の 責 務 に つ き ま し て 私 よ り 御 答 弁 申 し 上 げ ま す 。 ま ず 、 ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 に 関 し て 、 こ れ ま で 門 真 市 議 会 で ど の よ う に 答 弁 さ れ て き た か に つ い て で あ り ま す 。 平 成 2 3 年 9 月 の 本 会 議 に お き ま し て 、特 定 団 体 が 在 日 韓 国・朝 鮮 ・ 中 国 人 の ほ か 外 国 籍 住 民 の 方 々 に 対 し て 行 っ て い る 行 為 は 、 本 市 条 例 の 理 念 か ら し て も 、 差 別 を 助 長 し 、 人 権 を 侵 害 し か ね な い 行 為 で あ る と 危 惧 す る も の で あ り 、 人 種 、 民 族 、 門 地 な ど 人 が 生 ま れ な が ら に し て 持 ち 、 み ず か ら 選 択 す る 余 地 の な い 点 や 国 籍 な ど の 属 性 を 捉 え ま し て の 差 別 行 為 は 許 さ れ る も の で は な い 。 今 後 、 市 内 で 差 別 を 扇 動 す る と 思 わ れ る 行 為 が あ っ た 場 合 、 そ の 事 実 が 社 会 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼ す 悪 質 か つ 陰 湿 な 行 為 で あ る 場 合 は 、 市 民 の 人 権 を 守 る 立 場 の 市 と し て 、 必 要 に 応 じ て 明 確 な 見 解 を 公 に 示 す な ど 毅 然 と し た 対 応 を 行 う と と も に 、 さ ら に 一 層 人 権 に 関 す る 市 民 啓 発 事 業 の 充 実 に 努 め て い き た い と い う 旨 の 御 答 弁 を 申 し 上 げ ま し た 。 な お 、 こ の 市 の 基 本 姿 勢 は 、 そ の 後 の 1 2 月 議 会 や 2 4 年 1 2 月 議 会 、 2 5 年 3 月 議 会 な ど 、 何 度 も 市 議 会 で 表 明 い た し て お り ま す 。 2 4 年 6 月 の 建 設 文 教 常 任 委 員 会 に お き ま し て は 、 特 定 団 体 の 外 国 籍 住 民 の 方 々 に 対 す る 行 為 に つ き ま し て は 、 差 別 を 助 長 し 、 人 権 を 侵 害 し か ね な い 行 為 で あ り 、 許 さ れ る も の で は な い と い う 旨 の 御 答 弁 を い た し ま し た 。 2 4 年 1 2 月 の 建 設 文 教 常 任 委 員 会 に お き ま し て は 、戸 田 議 員か ら の 差 別 怒 号 暴 力 集 団 の 実 態 や 組 織 名 称 、 名 の 知 れ た 活 動 家 に つ い て 、 市 は 人 権 を 守 り 、 住 民 の 安 全 ・ 安 心 を 守 る 責 務 を 強 く 自 覚 し て 、 情 報 収 集 や 研 修 を し っ か り 行 っ て 、 判 別 し て 毅 然 た る 対 応 を と る べ き と 思 う が 、 ど う か と い う 旨 の 質 問 を い た だ き 、 教 育 委 員 会 所 管 の 指 定 管 理 者 の 職 員 に 対 し て も 、 委 員 お 示 し の 議 会 質 問 ・ 答 弁 な ど さ ま ざ ま な 資 料 を 含 め 、 情 報 提 供 す る 機 会 を 設 け る こ と に つ い て 考 え て い き た い と い う 旨 の 御 答 弁 を い た し て お り ま す 。 次 に 、 市 長 部 局 に お い て は 、 昨 年 1 2 月 議 会 の 答 弁 内 容 の 実 行 に 関 し て は ど う な っ て い る か に つ い て で あ り ま す 。 ま ず 、 対 象 部 署 と し て は 、 市 民 公 益 活 動 支 援 セ ン タ ー や 南 部 市 民 セ

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8 / 10 ン タ ー 、 保 健 福 祉 セ ン タ ー 、 老 人 福 祉 セ ン タ ー 、 リ サ イ ク ル プ ラ ザ 、 公 園 な ど が あ り ま す が 、 こ れ ま で の 対 応 と い た し ま し て は 、 議 員 御 提 供 の D V D 映 像 を 窓 口 の あ る 部 署 の 管 理 職 と 一 部 の 施 設 管 理 担 当 者 に 提 供 し 、 視 聴 さ せ て い た だ き ま し た 。 市 の 民 間 団 体 も 含 ん だ 各 種 施 設 の 管 理 者 や 職 員 に 対 し ま し て は 、 1 0 月 中 に 同 様 の D V D 映 像 を 配 布 し 、 周 知 に 努 め て ま い り た い と 考 え て お り ま す 。 次 に 、 研 修 に 当 た っ て は 、 議 員 御 提 供 の D V D 映 像 を 使 用 し 、 毎 年 行 っ て い く べ き と 思 う が 、 ど う か 。 あ わ せ て 、 内 容 を 深 化 さ せ て い く こ と が 必 要 だ と 思 う が 、 ど う か に つ い て で あ り ま す 。 先 ほ ど 御 答 弁 申 し 上 げ ま し た 市 の 民 間 団 体 も 含 ん だ 各 種 施 設 の 管 理 者 や 職 員 に 対 し て の 情 報 提 供 の 際 に は 、 議 員 御 提 供 の D V D 映 像 と あ わ せ て 、 こ れ ま で の 議 会 答 弁 の 内 容 全 文 記 載 や 新 聞 ・ 雑 誌 記 事 等 の 文 書 資 料 を 提 供 し 、 ヘ イ ト ス ピ ー チ の 現 状 に つ き ま し て 意 識 の 向 上 に 努 め て ま い り ま す 。 な お 、 今 後 の 研 修 の 開 催 に つ き ま し て は 、 形 式 や 方 法 、 講 師 依 頼 、 予 算 な ど を 検 討 し て い く 必 要 が あ る と 考 え て お り ま す 。 次 に 、 人 権 政 策 課 の 実 情 等 に つ い て で あ り ま す 。 人 権 政 策 課 で は 、 同 和 問 題 を 始 め と す る 各 種 差 別 の 解 消 へ の 取 り 組 み 、 人 権 相 談 、 女 性 の た め の 相 談 、 人 権 尊 重 の 啓 発 事 業 、 男 女 共 同 参 画 推 進 事 業 、 非 核 平 和 事 業 等 を 所 管 い た し て お り ま す 。 体 制 に つ き ま し て は 、 人 権 政 策 担 当 の 総 括 参 事 1 名 と 課 長 以 下 3 名 の 計 4 名 で ご ざ い ま す 。 新 た な 人 権 侵 害 や 差 別 へ の 対 処 に つ き ま し て は 、 全 て の 人 々 の 人 権 の 尊 重 を 基 礎 と し て 、 平 和 な 社 会 を 築 く と い う 気 概 を 持 っ て 対 応 し て ま い り た い と 考 え て お り ま す 。 次 に 、 人 権 政 策 課 が 中 心 部 署 と な っ て 情 報 収 集 、 研 修 、 啓 発 を す べ き こ と に つ い て で あ り ま す 。 本 年 門 真 市 議 会 第 1 回 定 例 会 に お き ま し て も 、 議 員 か ら の 人 権 政 策 課 が 主 軸 と な り 、 職 員 、 市 民 に 啓 発 を 行 う べ き と 思 う が 、 ど う か と い っ た 質 問 に 対 し ま し て 、 市 と し ま し て も 人 権 擁 護 、 差 別 撤 廃 に 向 け 取 り 組 む べ き と 考 え て お り ま す 。 今 後 も 引 き 続 き 職 員 、 市 民 を 対 象 と し た 人 権 問 題 な ど に 関 す る 啓 発 な ど に 取 り 組 ん で ま い り ま す と 御 答 弁 申 し 上 げ ま し た と お り 、 市 民 の 人 権 と 尊 厳 に か か わ る こ と に つ き ま し て は 、 人 権 政 策 課 が 情 報 収 集 に 努 め 、 情 報 を 整 理 し て 適 所 に 提 供 す る と と も に 、 引 き 続 き 市 民 を 対 象 と し た 啓 発 な ど に 取 り 組 む ほ か 、 職 員 へ

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9 / 10 の 研 修 に つ き ま し て は 、 充 実 し た 職 員 研 修 が 実 施 で き ま す よ う 人 事 課 と 連 携 し て ま い り ま す 。 な お 、 本 会 議 に お け る 答 弁 に つ き ま し て は 、 人 権 政 策 課 を 有 す る 市 民 部 が お 答 え い た し ま す が 、 事 象 に よ っ て は 担 当 部 署 が そ の 責 任 の 中 で 答 弁 を さ せ て い た だ き た い と 考 え て お り ま す の で 、 よ ろ し く 御 理 解 賜 り ま す よ う お 願 い 申 し 上 げ ま す 。 <戸田議員再質問> ま た 、 ザ イ ト ク ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 へ の 対 策 に つ い て は 、 さ ら に 一 歩 前 進 し ま し た 。 先 週 9 月 2 5 日 に 、 東 京 で 多 く の 著 名 人 が 共 同 代 表 に な っ て 、 の り こ え ね っ と と い う ヘ イ ト ス ピ ー チ を 阻 止 し て い く た め の 国 際 的 ネ ッ ト ワ ー ク が 発 足 し 、 私 も そ の 賛 同 人 に な っ た の で す け れ ど も 、 門 真 市 の ザ イ ト ク ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 に 対 す る し っ か り と し た 施 策 は 、 全 国 の 自 治 体 の 中 で 今 の と こ ろ 唯 一 の も の で あ り 、 最 も 先 進 的 な も の で す 。 そ し て 、 来 年 あ た り に は 、 門 真 市 で ヘ イ ト ス ピ ー チ 勢 力 へ の 対 応 策 は 門 真 市 に 学 ぼ う と い う 勉 強 会 や 視 察 が 行 わ れ る よ う に な る で し ょ う 。 私 が 必 ず そ う し て い き ま す の で 、 よ ろ し く お 願 い し ま す 。 人権政策課の状況 昨年10 月下旬、市 民 公 益 活 動 支 援 セ ン タ ー や 南 部 市 民 セ ン タ ー 、保 健 福 祉 セ ン タ ー 、 老 人 福 祉 セ ン タ ー 、 リ サ イ ク ル プ ラ ザ 、 弁 天 池 公 園 と こ れ ら を 所 管 す る 部 署 に 、 ヘ イ ト ス ピ ー チ に 関 係 す る 市 議 会 議 事 録 の 抜 粋 と 新 聞 記 事 の コ ピ ー 、 戸 田 議 員 ご 提 供 の D V D を 配 布 し 、 職 員 や 施 設 管 理 者 に も 一 読 一 見 し て い た だ き ま し た 。 そ の 後 、 市 民 へ の 周 知 と し て 、 毎 年 12 月 に 発 行 し て い ま す 「 か ど ま 人 権 週 間 特 集 号 」 に 「 ヘ イ ト ス ピ ー チ に よ る 人 権 侵 害 の こ と 」 と い う タ イ ト ル で 記 事 を 掲 載 し ま し た 。 ま た 、 人 権 啓 発 と し て 、 人 事 課 が 市 職 員 の 研 修 を 、 人 権 政 策 課 が 市 民 を 対 象 に 講 座 を 、来 週 の 27 日( 木 )に 本 日 の 講 師 で あ り ま す「 金 尚 均 ( キ ム サ ン ギ ュ ン )」 氏 を 講 師 に お 招 き し 、 開 催 い た し ま す 。 このことは、昨年10 月に京都地裁におきまして、ヘイトスピーチとは表現さ れませんでしたが、街宣について「人種差別に該当」と判断され、私たちにと っても重大な人権侵害として、いつ身近な人権問題としてクローズアップして

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くるか分からず、この時点において、まず、職員や市民にヘイトクライムやヘ イトスピーチを知っていただき、人権啓発を進める良い機会となると考えてい ます。

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