Baker嚢腫
監修:中村利孝 国⽴国際医療研究センター 安達伸⽣ 広島⼤学⼤学院 整形外科■トップページ
#2000 概要 疾患のポイント: Baker嚢腫とは膝関節疾患により膝窩部の滑液包に関節液が流⼊し、嚢腫を形成したものであ る。 原因となる膝関節疾患には変形性関節症、半⽉板損傷、関節リウマチ、結核などの化膿性関節 炎などがある。 好発部位は⼤腿⾻内側顆後⽅で、腓腹筋内側頭と半膜様筋の間であり、腓腹筋半膜様筋滑液包 である。 関節腔との交通が40〜60%に認められるとされる。 患者は、「膝の裏が脹れた」「膝の裏が痛い」「膝を曲げると痛い」「膝を曲げると違和感が ある」などと訴えて受診する。 症状を⽰さず、触診やMRIにてみつかる場合も多い。 診断:[ID0701] [ID0011] 患者を腹臥位にして触診し、膝窩部に軟部腫瘤を触知することで診断となる。 MRIではT1強調像にて低信号、T2強調像にて⾼信号、辺縁の明瞭な腫瘤様陰影として描出され る。 最近では超⾳波検査も頻⽤される。 疼痛や可動域制限を呈する症例では、まず穿刺を試みる。 原疾患が変形性関節症の場合には⻩⾊透明な穿刺液が排出される。 Baker嚢腫の好発部位:[ID0601] Baker嚢腫のMRI:[ID0602] Baker嚢腫の超⾳波検査:[ID0604] 重症度・予後評価:[ID0013] 嚢腫が増⼤すると膝関節屈曲位での疼痛や可動域制限が⽣じる。 治療:[ID0701] [ID0014] 症状がない場合には放置してよい。 疼痛や可動域制限を認める場合には、穿刺して圧迫包帯を⾏う。 再発を繰り返す。あるいは増⼤傾向にある嚢腫に対しては摘出術が⾏われる。膝関節後⽅より 嚢腫を剝離して、摘出する。剝離するときには関節腔との交通を確認し、有茎であれば結紮す る。 原疾患の加療を引き続き⾏い、嚢腫再発防⽌に努める。 専⾨医相談のタイミング:[ID0020] 嚢腫穿刺などの処置が必要な場合、再発を繰り返す場合、⼿術的治療が必要と判断される場合 は整形外科に紹介する。 応急処置:[ID0024] まれではあるが嚢腫が破裂し、下腿コンパートメント症候群を呈する場合、緊急筋膜切開が必 要になる場合がある。 臨床のポイント: 膝窩部(膝の後⾯)にみられる表⾯平滑な腫瘤では、まず、本症を考える。 腫瘤形成の原因の多くは、膝関節からの関節液の流⼊によるため、再発を繰り返しやすい。 腫瘤以外に症状がない例では、放置してよい。 評価・治療の進め⽅ ※選定されている評価・治療は⼀例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。 ■診断のための検査例著者のCOI(Conflicts of Interest)開⽰: 安達伸⽣:特に申告事項無し 監修:中村利孝:特に申告事項無し 最終更新⽇ : 2016年4⽉4⽇ <<ページ末尾:#searchDetails4.aspx?DiseaseID=2000>> 2)膝関節MRI 3)膝部穿刺 追加情報ページへのリンク Baker嚢腫に関する詳細情報 Baker嚢腫に関する評価・治療例(詳細) (1件) 初診時、フォローアップ時 Baker嚢腫に関するエビデンス・解説 (1件) Baker嚢腫に関する画像 (5件) ※薬剤中分類、⽤法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独⾃に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。 尚、⽤法は添付⽂書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。 ※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載⽇時にレセプトチェッ クソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適⽤の査定において保険適⽤及び保険 適⽤外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、⾎液製剤、全⾝⿇酔薬、抗癌剤等の薬 剤は保険適⽤の記載の⼀部を割愛させていただいています。 (詳細はこちらを参照)
Baker嚢腫
安達伸⽣ 広島⼤学⼤学院 整形外科■詳細情報
#2000病態・疫学・診察
疾患情報(疫学・病態) [ID0001] Baker嚢腫は膝関節疾患により膝窩部の滑液包に関節液が流⼊し、嚢腫を形成したものであ る。[ID0601] 原因となる膝関節疾患には変形性関節症、半⽉板損傷、関節リウマチ、結核などの化膿性関節 炎などがある。 好発部位は⼤腿⾻内側顆後⽅で、腓腹筋内側頭と半膜様筋の間であり、腓腹筋半膜様筋滑液包 である。 関節腔との交通が40〜60%に認められるとされる。 関節炎を有する成⼈に発⽣することが多いが、⼩児に認められることもある。 症状を⽰さず、触診やMRIにて⾒つかる場合も多い。初期には膝窩部の緊満感や鈍痛を訴え る。腫瘤が⼤きくなると膝関節可動域制限や屈曲位での疼痛を⽰す。 問診・診察のポイント [ID0002] 問診: 発症時期を確認する。 発症リスクを確認する。 変形性関節症、半⽉板損傷、関節リウマチ、結核などの化膿性関節炎など 症状を確認する。疼痛、違和感、緊満感、可動域制限による症状など 診察: 患者を腹臥位とし、診察する。 膝窩部内側に境界明瞭で、波動を有する腫瘤を触知する。 圧痛は著明でないことが多い。診断⽅針
0:想起 [ID0010] 鈍痛や可動域制限を⽰す膝窩部の軟部腫瘤 患者の訴え⾔葉:「膝の裏が脹れた」「膝の裏が痛い」「膝を曲げると痛い」「膝を曲げると 違和感がある」 1:診断 [ID0011] 患者を腹臥位にして触診し、膝窩部に軟部腫瘤を触知する。 MRI、超⾳波検査にて膝窩部の液体貯留を伴う腫瘤を確認する。[ID0602][ID0603] [ID0604] MRI、T2強調像にて膝窩部の内側に⾼信号を⽰す単房性あるいは多房性の病変を認める。 18G針で穿刺すると液体が吸引される。液体の性状は原疾患により異なり、変形性関節症では ⻩⾊透明であることが多い。 2:疾患の除外 [ID0012] 膝窩部に腫瘤形成が確認されない場合、Baker嚢腫は除外される。治療⽅針
3:原因疾患・合併疾患 [ID0023] 原疾患(変形性関節症、半⽉板損傷など)の有無、嚢腫の⼤きさや位置の確認のためMRIは有 効な検査である。緊満した滑液包が破裂すると貯留した液が下腿に流出し、局所の疼痛、腫脹を呈し、コンパー トメント症候群に類似した症状を⽰すことがある。 5:応急処置 [ID0024] まれではあるが嚢腫が破裂し、下腿コンパートメント症候群を呈する場合。緊急筋膜切開が必 要になる場合がある。 6:治療 [ID0014] 症状がない場合には放置してよい。 ⼩児の場合、約70%で⾃然消退したとの報告もあるため、経過を観察する。 疼痛や可動域制限を認める場合には、穿刺して圧迫包帯を⾏う。 変形性膝関節症や半⽉板損傷などの原疾患を認める場合は再発を繰り返すことが多いため、原 疾患の治療を⾏う必要がある。 原疾患の治療で関節⽔腫が改善すると、嚢腫が⾃然消退することもある。 7:保存的治療 [ID0015] 嚢腫の穿刺 適応:嚢腫による疼痛、可動域制限 ステロイドの嚢腫内注⼊ 適応:増⼤した嚢腫 ⾮適応:感染性関節炎 穿刺後にデカドロン2㎎を注⼊。超⾳波下に穿刺、薬剤注⼊を⾏う場合もある。[ID0603] 8:⼿術適応・⼿術の選択 [ID0016] ⼿術適応:再発を繰り返す。あるいは増⼤傾向にある嚢腫に対しては摘出術が⾏われる。 膝関節後⽅より嚢腫を剥離して、摘出する。剥離するときには関節腔との交通を確認し、有茎 であれば結紮する。 関節リウマチの場合は嚢腫摘出のみならず膝関節滑膜切除を⾏う必要がある場合が多い。 9:フォローアップ⽅針 [ID0017] 経過観察する場合は嚢腫の⼤きさの変化を確認し、疼痛や可動域の変化に注意する。 嚢腫摘出術後は積極的に可動域訓練、筋⼒訓練を⾏うよう指導する。 原疾患の加療を引き続き⾏い、嚢腫再発防⽌に努める。 10:難治症例の治療 [ID0022] 関節リウマチの場合は滑膜切除を必要とする場合が多く、専⾨的な治療が必要となる。 11:リハビリテーションプロトコール [ID0018] 術後は積極的な可動域訓練、筋⼒訓練を⾏う。 12:治療の中⽌ [ID0019] 嚢腫による症状消失・嚢腫再発なしの場合、原疾患の治療終了にて治療を中⽌する。 13:⼊院適応 [ID0021] 嚢腫摘出には腰椎⿇酔あるいは全⾝⿇酔が必要であり、⼊院を要する。 14:専⾨医相談のタイミング [ID0020] 嚢腫穿刺などの処置が必要な場合、再発を繰り返す場合、⼿術的治療が必要と判断される場合 は整形外科に紹介する。 イメージ [ID0601] Baker嚢腫の好発部位
腓腹筋半膜様筋滑液包に関節液が貯留する。 [ID0602] Baker嚢腫のMRI 膝窩部にT1強調像で低信号の嚢腫を認める。 1: 著者提供 [ID0603] Baker嚢腫のMRI
膝窩部にT2強調像で⾼信号の嚢腫を認める。 1: 著者提供 [ID0604] Baker嚢腫の超⾳波検査 a:超⾳波検査にて膝窩部に低信号領域を認める。 b:超⾳波検査下に穿刺 c:穿刺後、嚢腫の縮⼩を認める。
1: Dell JC, Drez DJr., Miller MD: DeLee and Drez's Orthopaedic Sports Medicine 3rd ed. Sounders, 2009.Figure12A-7
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最終更新⽇ : 2016年4⽉4⽇ <<ページ末尾:#actionDetails4.aspx?DiseaseID=2000>> 膝窩動脈瘤 ⾻軟⾻腫 脂肪腫、⾎管腫などの軟部腫瘍 1. 診断、治療の流れ 1: 著者提供 ページ上部に戻る 鑑別疾患 ページ上部に戻る エビデンス/解説 典型的症例提⽰ 詳しく⾒る ページ上部に戻る
1: Baker WM. The formation of abnormal synovial cyst in connection with the joints. St Barthromewʼs Hospital Reports 1877:13:245-261.
2: 占部憲, ⽷満盛憲: Baker嚢腫. 最新整形外科学体系 膝関節・⼤腿. 中⼭書店, 2006;278-282.
Baker嚢腫
安達伸⽣ 広島⼤学⼤学院 整形外科■評価・治療例(詳細)
#2000 薬剤情報を⾒る 薬剤情報を⾒る 薬剤情報を⾒る 初診時、フォローアップ時 対象患者・コメントを隠す/表⽰する ※下記は、⼀部を除き、執筆者が過去に診た20⼈の患者で2⼈以上に⾏った事を羅列して頂いています。実際の1⼈の患者に ⾏った内容は、下記の⼀部分であることを了解下さい。 評価⽅針 確定、除外診断のため検査を⾏う。 検体検査 膝部穿刺 対象: 腫瘤による圧迫症状などが強い場合 穿刺液の培養検査 対象: 必要と思われる患者 ⽣理・画像検査 単純X線 対象: Baker嚢腫を疑う患者(推奨度2) 膝関節MRI 対象: 必要と思われる患者 コメント: [ID0621][ID0622] 膝関節超⾳波検査 対象: 必要と思われる患者 治療⽅針 変形性膝関節症や半⽉板損傷などの原疾患を認める場合は再発を繰り返すことが多いため、 原疾患の治療を⾏う必要がある。 疼痛が強い場合は消炎鎮痛薬の内服および外⽤剤を処⽅する。 治 療 NSAIDs(コキシブ 系) セレコックス錠[100mg] 2錠 分2 1週間 [ベーカーのう腫は適⽤外/他適⽤⽤量内/㊜変形性関節症](編 集部注:本ページで想定する適⽤病名「ベーカーのう腫」/2015年11⽉) 対象: 疼痛、腫脹の著明な患者 コメント: セレコックス、ロキソニンはいずれか1つを⽤いる。 NSAIDs(プロピオン酸系) ロキソニン錠[60mg] 3錠 分3 1週間 [ベーカーのう腫は適⽤外/他適⽤⽤量内/㊜変形性関節症] 対象: 疼痛、腫脹の著明な患者 コメント: セレコックス、ロキソニンはいずれか1つを⽤いる。 リウマチ性疾患補助薬 アルツ関節注 [25mg] 関節腔内注⼊ 週1回、 5回 [ベーカーのう腫は適⽤外/他適⽤⽤量内/㊜変形性膝関 節症] 対象: 変形性膝関節症を合併する患者 推奨度1:明らかに利益が害やコストよりも上回る。必ず⾏う必要があり得る⾏為。 推奨度2:害、コストよりも、利益が上回る可能性が⾼い。半数以上の状況で⾏われ得る⾏為。最終更新⽇ : 2016年4⽉4⽇ <<ページ末尾:#situationDetails6.aspx?DiseaseID=2000&situationno=1>> 推奨度3:利益よりも、害、コストが、上回る可能性が⾼い。半数以下の状況で⾏われ得る⾏為。 推奨度4:明らかに利益が害やコストよりも下回る。医学的に原則禁忌といわれている⾏為。 (詳細はこちら参照) ※薬剤中分類、⽤法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独⾃に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。 尚、⽤法は添付⽂書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。 ※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載⽇時にレセプトチェッ クソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適⽤の査定において保険適⽤及び保険 適⽤外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、⾎液製剤、全⾝⿇酔薬、抗癌剤等の薬 剤は保険適⽤の記載の⼀部を割愛させていただいています。 (詳細はこちらを参照)
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安達伸⽣ 広島⼤学⼤学院 整形外科■エビデンス・解説
#2000 最終更新⽇ : 2016年4⽉4⽇ <<ページ末尾:#evidenceDetails4.aspx?DiseaseID=2000>> 典型的症例提⽰ 現病歴 約6カ⽉前より右膝窩部の腫瘤に気づいていたが、症状がないため経過をみていた。 2カ⽉前より腫瘤が増⼤、屈曲時の違和感出現したため、受診した。 初診時所⾒ 右膝窩部に4㎝⼤の弾性、波動のある腫瘤を触知した。圧痛は認めなかった。 右膝深屈曲にて膝窩部が張る感じがすると訴えた。 主たる臨床検査結果とその解釈 特に実施していない。 X線像その他画像の解釈と診断結果 右膝X線では軽度の変形性関節症性変化を認めた。 MRIにて右膝窩部にT1強調像にて低信号、T2強調像にて⾼信号の占拠性病変を認めた。 上記から推定できる病態とその根拠 膝窩部腫瘤の穿刺により⻩⾊透明な液体を採取した。 MRIから判断してBaker嚢腫の可能性が最も⾼いと判断した。 治療計画とinformed consent 症状がなければ経過観察のみ。 腫瘤が再度増⼤するようであれば、再度の穿刺を考慮。 何度も再発し、症状を呈するようであれば外科的摘出術を考える。 実施した⼿術的治療 本症例では⼿術的治療は⾏っていない。 1: 症例 [ID0501] 1 / 1Baker嚢腫
安達伸⽣ 広島⼤学⼤学院 整形外科■画像⼀覧
#2000 出典欄記述⽅法 ※「作図にあたって参考にした⽂献」「さらに詳しく知るための参考資料」の場合は、出典と区別するために「参考⽂ 献:」とご記述いただけましたら幸いです。 ※画像出典表記についてご了承のお願い 先⽣に元図をご提供いただき、それを元に弊社にてイラストを描き起こしている場合は、エルゼビア作成のイラストとし て、出典を割愛させていただいている場合があります。その点ご了承のほどお願いいたします。 ※他社出版社発⾏物からの転載は、⾼額の場合や許諾が下りない場合は、掲載できない場合がありますので、ご了承くだ さい。 ※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です ①ガイドライン 【編者名】編:【ガイドライン名】【策定年度】年版、p【掲載】or【図版番号】、【発⾏元】、【出版年】 ②雑誌 著者名:表題. 雑誌名 発⾏年(⻄暦);巻(号):⾴-⾴. 〔例1〕⼭⽥⼀郎:中枢神経の構造的特徴.脳と神経 1998;45(7):12-15.〔例2〕参考⽂献:Hauenstein EJ, Marvin RS, Snyder AL, et al.: Stress in parents of children with diabetes mellitus. Diabetes Care 1989; 12(1): 18-23. PMID: 2714163
③単⾏本
著者名: 表題. 編者名. 書名. 発⾏所所在地(⽇本の出版社の場合は不要):発⾏所,発⾏年(⻄暦);掲載⾴. 〔例1〕⼭⽥⼀郎: 脳と脊髄への⾎液供給. 吉⽥次郎編. 神経科学.エルゼビア・ジャパン, 2003;125.
〔例2〕参考⽂献:Kettenmann H, Ranson BR: Neuroglia. New York: Oxford University Press,1955; 154. ④その他 「××⼤学●●先⽣よりご提供」等、明記してください。 [ID0601]【画像⼀覧⾮表⽰】 Baker嚢腫の好発部位 腓腹筋半膜様筋滑液包に関節液が貯留する。
※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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[ID0602]【画像⼀覧⾮表⽰】 Baker嚢腫のMRI 膝窩部にT1強調像で低信号の嚢腫を認める。 1: 著者提供
※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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□著者提供
[ID0603]【画像⼀覧⾮表⽰】 Baker嚢腫のMRI膝窩部にT2強調像で⾼信号の嚢腫を認める。 1: 著者提供
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□著者提供
[ID0604]【画像⼀覧⾮表⽰】 Baker嚢腫の超⾳波検査a:超⾳波検査にて膝窩部に低信号領域を認める。 b:超⾳波検査下に穿刺
c:穿刺後、嚢腫の縮⼩を認める。
1: Dell JC, Drez DJr., Miller MD: DeLee and Drez's Orthopaedic Sports Medicine 3rd ed. Sounders, 2009.Figure12A-7
※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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[ID0621]【画像⼀覧⾮表⽰】 Baker嚢腫のMRI像 膝窩部にT2強調像で⾼信号領域を認める 1: 著者提供※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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[ID0622]【画像⼀覧⾮表⽰】 Baker嚢腫のMRI像 膝窩部にT1強調像にて低信号領域を認める 1: 著者提供
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[ID0671] Baker嚢腫の好発部位腓腹筋半膜様筋滑液包に関節液が貯留する。
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[ID0672] Baker嚢腫のMRI膝窩部にT1強調像で低信号の嚢腫を認める。 1: 著者提供
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[ID0673] Baker嚢腫のMRI 膝窩部にT2強調像で⾼信号の嚢腫を認める。 1: 著者提供※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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□著者提供
a:超⾳波検査にて膝窩部に低信号領域を認める。 b:超⾳波検査下に穿刺
c:穿刺後、嚢腫の縮⼩を認める。
1: Dell JC, Drez DJr., Miller MD: DeLee and Drez's Orthopaedic Sports Medicine 3rd ed. Sounders, 2009.Figure12A-7
※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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□著者提供
[ID0701] 診断、治療の流れ 1: 著者提供※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です
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最終更新⽇ : 2016年4⽉4⽇
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□著者提供
Bakerのう腫は、変形性膝関節症や半月板 損傷などの疾患に伴って、膝窩(しっか/ 膝の後ろ側のくぼんだ部分)に関節液がた まって腫れる病気です。 無症状であることが多いのですが、腫れ (のう腫)が大きくなると関節の動く範囲が 制限される関越可動域制限や疼痛の原因 になります。 検査は、MRI検査や超音波検査を行いま す。 無症状の場合は、特に治療の必要はありません。関節の可動域制限や痛みがある場合は、針 で刺して関節液を吸引します。痛みが強い、腫れが大きくなる、可動域制限がひどくなってきた といった場合には手術により、のう腫を摘出します。 原因となる変形性股関節症や半月損傷の治療が必要になることもあります。 定期的に受診して医師の指示に従いましょう。
Bakerのう腫
Bakerのう腫
専⾨医 所属学会 経歴 執筆者 専⾨分野
執筆者ご紹介
安達伸⽣ 広島⼤学⼤学院 整形外科 安達伸⽣ 膝関節外科、⾜の外科、スポーツ医学、再⽣医療 ⽇本整形外科学会認定医 ⽇本体育協会認定スポーツドクター ⽇本整形外科学会 認定スポーツ医 ⽇本整形外科学会(代議員) ⽇本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(評議員) ⽇本臨床バイオメカニクス学会(評議員) ⽇本⾜の外科学会(評議員)International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine (Member at Large)
European Society Sports Traumatology, Knee Surgery and Arthroscopy
American Academy of Orthopaedic Surgeons など
1988年 広島⼤学医学部卒業 広島⼤学整形外科⼊局 1999年 ⽶国ピッツバーグ⼤学留学 2009年 広島⼤学病院整形外科 准教授 2016年 広島⼤学⼤学院 整形外科 教授 現在に⾄る 著書: 最新整形外科学⼤系 運動器の治療学 12章 ⽣体材料,再⽣医療 軟 ⾻の再⽣ 安達伸⽣ 越智光夫 P370-375,中⼭書店,2009年 今⽇の整形外科治療指針 膝関節の機能解剖 安達伸⽣ P746,医学書 院,2010年 整形外科専⾨医テキスト 軟⾻の代謝 安達伸⽣ 越智光夫 P35-36, 南江堂,2010年 等多数