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平成26年度交通局実施プラン期末報告

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-平成 26 年度交通局実施プラン -期末報告-

交通局は、かけがえのない市民の財産である地下鉄と路面電車を最大限に活用し、公

共交通ネットワークの中核として、

「市民の足」を守り、お客さまの「ゆたかなくらし」

と「まちの発展」を支えるという重要な役割を担っています。

交通局の社会的使命と経営目標を達成するため、平成 26 年度の交通局の運営にあたっ

ては、特に「交通事業経営計画の着実な実行」、

「路面電車のループ化」、

「SAPICA

の普及促進」

「輸送の安全確保」についての取組を行いました。

年度末を迎えるにあたり、26 年度の取組結果を「平成 26 年度交通局実施プラン-期

末報告-」としてまとめましたので、ご報告します。

平成 27 年(2015 年)3 月 31 日

交通事業管理者

若林 秀博

1 地下鉄事業の重点取組項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

2 路面電車事業の重点取組項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・25

3 札幌市の重点施策の具体化に向けた取組・・・・・・・・・・・・・36

4 コミュニケーションの活性化・・・・・・・・・・・・・・・・・・43

<期末評価凡例>

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1

-1 地下鉄事業の重点取組項目

安全対策

 ホーム柵の設置

【取組内容】 地下鉄駅ホームでの転落事故や列車との接触事故防止のため、全線に可動式ホーム柵を設置 していきます。東西線(19 駅)・南北線(16 駅)は、平成 24 年度までに全駅への設置が完了し ました。 東豊線は、28 年度末までに全 14 駅に設置するため、計画的に車両・設備等の整備を進めます。 【取組結果】 東豊線のホーム柵設置事業は、平成 28 年度までの設置に向けて、車両・設備等の整備を継続 して進めています。 また、26 年度から、車両更新に伴う関係職員の教習を開始しました。 【今後の取組】 平成 27 年度は、車両更新に伴う関係職員の教習を継続して実施するとともに、ホーム柵設置 に向けての事前工事の実施及びホーム柵に関する教習、訓練計画の策定を行います。 ◆

新型車両の導入

【取組内容】 東豊線車両は、ホーム柵の整備に合わせて平成 28 年度までに 20 編成を新型車両に更新す る予定であり、26 年度は 3 編成の導入を計画しています。 新型車両は、すべての方が安心・快適に利用できるように配慮して製作します。 ≪新型車両の特徴≫ ○ 車両の床面高さを低くして、乗降しやすくします。 ○ 乗降口部分のホームとの隙間を小さくし、車両とホームとの隙間での転落事故の防止 を図ります。 ○ 各車両に、車椅子スペースを設置します。

(4)

【取組結果】 第1編成は平成26年12月15日、第2編成は27年2月7日、第3編成は27年2月26日に搬入を行い、 試験、調整を経たのち試運転により機能・性能確認を行いました。 3編成とも、所定の機能・性能が確認されましたので、27年4月下旬以降、順次営業を開始し ます。 ○ 車体構造を見直し、床面高さを従来車両より30mm低くしました。 ○ 乗降口に拡大・拡幅した沓くつズリ状部材を設置して、車両とホームの隙間の縮小を行いまし た。 ○ 各車両に車椅子スペースを設置し、軽く腰掛けができるように二段手すりを併せて設置し ました。 9000形車両外観 車いすスペースと二段手すり 【今後の取組】 平成 26 年度と同様に、27 年度は 12 編成の搬入整備を行い、機能・性能確認の後、順次営業 を開始します。 ◆

車両とホームの隙間対策

【取組内容】 車両とホームの隙間での転落事故を防止するため、15 ㎝以上の隙間のある乗降口を対象に 転落防止ゴムをホーム側面に設置します。平成 26 年度は、南北線(1 駅・7 カ所) と東西線(4 駅・40 カ所) で実施します。 また、南北線 5000 形車両の乗降口部分の改修を行い、車両とホームの隙間を小さくして、 車両とホームの隙間での転落事故の防止を図ります。26 年度は、6 編成の改修を実施します。

(5)

3

-【取組結果】 転落防止ゴムについては、平成26年度は、計画通り南北線(1駅・7カ所)と東西線(4駅・40 カ所)のホーム側面に設置しました。(左写真の円内) 南北線5000形車両の乗降口部分の改修については、26年度は、計画通り6編成の改修を行い、 乗降口部分に拡大・拡幅した沓くつズリ状部材(ドア下部の部材、右写真の円内)を取り付け、営 業を行っています。 転落防止ゴム 乗降口部分の改修 【今後の取組】 転落防止ゴムについては、平成 27 年度は南北線(7 駅・55 カ所)と東西線(2 駅・7 カ所) のホーム側面に設置します。 南北線 5000 形車両の乗降口部分の改修については、27 年度は 14 編成の改修を行い、順次営 業を開始します。27 年度に南北線全 20 編成の改修が完了します。 ◆

地震対策

【取組内容】 地震による被害を防ぎ、建築物の耐震化を図るため、平成 21 年度から交通局関係施設全 55 棟の耐震診断を順次実施するとともに、25 年度には南平岸駅舎の耐震工事に着手し、順次計画 的に耐震改修工事を進めました。26 年度は、引き続き 12 施設の耐震診断を実施して耐震状況を 把握します。 また、南平岸駅舎の耐震工事のしゅん工、自衛隊前駅舎の耐震改修工事の着手、南平岸駅橋 脚(2 基)の補強工事を行います。 第3次新まち

(6)

【取組結果】 平成26年度は、すすきの変電所他11施設の耐震診断を行うとともに、南平岸駅の耐震改修工 事、及び南平岸駅橋脚(2基)の補強工事がしゅん功しました。 また、10月着手を予定していた自衛隊前駅耐震改修工事は、入札不調となり、再度発注を行 ったため、着手が遅れました(27年4月着手予定)。 【今後の取組】 平成 27 年度は、耐震診断未実施であった 1 施設、地下鉄出入口上屋及び南北線高架部シェル ターの耐震診断を実施するとともに、自衛隊前駅耐震改修工事に着手します。また、28 年度に 着手する予定の澄川駅耐震改修工事を前倒しして 27 年度に発注し、事業を着実に進めていきま す。 自衛隊前駅耐震改修工事:27 年 4 月~28 年 11 月 澄川駅耐震改修工事:27 年 11 月~29 年 6 月(予定) ◆

安全対策のソフト面施策

≪ヒューマンエラーマネジメント(HEM)の取組≫ 【取組内容】 安全に関する様々な活動を、「お客さま満足の向上」、「職員の自主性や働きがい向上」の 両面から見直し・改善し、活動そのものの質を高めていくことを通して、事故やトラブルが起 きにくく、お客さまにより安心して利用していただける市営交通を目指す「ヒューマンエラー・ マネジメント(HEM)」に、平成 26 年度も引き続き取り組みます。 また、25 年度に実施した「市営交通に対する安心・満足に関するお客さまアンケート及びイ ンタビュー調査」の結果を踏まえた具体的な活動について更なる検討を進めます。 【取組結果】 これまでも実施してきた管理監督者に対する相談会のほか、職員の「気づき能力」の向上を 目的とした「要因分析講習会」を、平成 26 年度は 6 回実施しました(受講職員 19 名)。 また、お客さまの安心感に寄与する要素をアンケート形式で聴取する「顧客調査」を下記日 程で実施し、集計・分析結果を現場へフィードバックしました。 第 1 回目:平成 26 年 9 月 10 日、12 日(回答件数:391 件) 第 2 回目:平成 27 年 2 月 12 日、13 日(回答件数:402 件)

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5

-【今後の取組】 平成 27 年度以降については、管理監督者に対する相談会や要因分析講習会を継続して実施し ます。 また、26 年度まで実施した利用者へのアンケート調査については、一定の情報が得られたた め、今後については、把握するべき情報や実施手法等を再度精査し、効果の高い活動となるよ う見直します。 ≪ワンマン運転化に伴う安全対策の推進≫ 【取組内容】 平成 29 年度から実施予定の東豊線のワンマン運転化に向けて、既にワンマン運転実施済みの 東西線と南北線における「安全に関する職員の声」(ヒヤリ・ハット情報)や事故情報を分析 し、さらなる安全対策の充実を図ります。 【取組結果】 南北線、東西線の乗務員、指令員、駅員を対象として、ホーム柵関係の機器操作に関する意 見聴取を実施しました。 また、現在すでにワンマン化を実施している南北線において、乗務員がより安全に操作でき るようホーム監視装置の調整を行うなど、ワンマン化後も安全対策を継続実施しました。 【今後の取組】 職員から聴取した意見を参考にしながら、ホーム柵の仕様検討や教習内容の充実などに努め ていきます。また、南北線で 26 年度に行ったホーム監視装置の調整等の安全対策は、東豊線の 機器設置時にも生かします。

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≪効果的・効率的なリスク管理の実施≫ 【取組内容】 顕在化したリスクへの対応に加え、ヒヤリ・ハット情報等の収集・分析によって得られる潜在 的なリスク情報を体系的に管理することで、事故防止活動の更なるレベルアップを図ります。 また、「安全に関する職員の声」の取組において、職員がより情報を出しやすい環境整備を 進めるとともに、これによって得られた情報の分析手法の確立及び分析結果の現場へのフィー ドバック手法の検討を行います。 【取組結果】 「安全に関する職員の声」で得られた情報に対し、必要に応じて現地調査を行い、様々な視 点から事案に共通するその他のリスクを含めて検証し、効果的な対策を実施するとともに現場 へフィードバックする体制づくりを行いました。 【今後の取組】 平成 26 年度に体制づくりを行った取組について、引き続き実践していきます。

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7

-≪安全活動などのお客さまへの積極的な情報発信≫ 【取組内容】 各職場で実施している安全に係る取組や対策をまとめた「安全報告書」を公表するとともに、 安全対策や災害等の非常事態における交通局の対応、お客さまに留意していただきたいことを まとめた「安全ポケットガイド」を作成し、交通局の安全についてご理解・ご関心を深めて頂 くツールの一つとして活用します。 【取組結果】 「安全報告書」を作成し、札幌市交通局の安全に関わる情報を公表しました。 また、地下鉄ご利用時に災害等が発生した際、落ち着いて行動し安全に避難していただくた めの方法を、わかりやすく解説した冊子「地下鉄安全ガイド」を作成し、区役所や各駅に設置 したほか、ホームページでも公開しました。 ・26 年 8 月 29 日 「安全報告書(本編)」ホームページにて公表 ・26 年 9 月 17 日 「安全報告書(ダイジェスト版)」リーフレット 公表 ・27 年 2 月 4 日 「地下鉄安全ガイド」公表 【今後の取組】 引き続き「安全報告書」を作成及び公表し、札幌市交通局の安全に関わる情報を周知してい きます。また、交通局以外の職員を対象とした「非常時対応講習会」を実施する方向で関係部 局と調整します。さらに、「地下鉄安全ガイド」の英語版を作成します。

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≪地下鉄駅構内火災訓練≫ 【取組内容】 地下鉄駅構内での異常事態に備えるため、火災発生を想定した訓練を実施します。 平成 26 年度は、お客さまの人命救助を最優先とし、負傷者の救護や避難誘導を徹底するなど、 実践的な訓練を行います。 また、訓練の際に具体的な目標を定め、訓練立案者と訓練を行う駅員の意思統一を図って行 います。 【取組結果】 訓練では人命救助を最優先とした避難誘導、負傷者の救護を行ったほか、必要機材を装着し 初期消火を行う等実践的な訓練を実施しました。 <実施期間・場所> 東西線: 26 年 6 月 30 日~7 月 4 日 大谷地駅 南北線: 26 年 7 月 7 日~7 月 11 日 東豊線さっぽろ駅 東豊線: 26 年 7 月 14 日~7 月 18 日 栄町駅 【今後の取組】 平成 27 年度についても、避難誘導に重点を置くとともに、人命救助に必要な機材を使用した 訓練を行います。

(11)

9

-≪浸水対策訓練≫ 【取組内容】 河川の氾濫及び内水氾濫に備えるため、浸水対策の教育・訓練を実施します。 平成 26 年度は、止水板、止水シートの取り扱い、浸水に関する法令や対策の基礎知識を学習 した後、土のう・止水シートを用いて実際に設置する訓練を行います。 【取組結果】 河川の氾濫、内水氾濫に備えるため、避難確保計画を基に基礎知識を説明し、関係駅に配置 されている土のうと止水シートの設置方法の実習を行うなどの訓練を行いました。 <実施期間・場所> 東西線:26 年 6 月 30 日~7 月 4 日 教習所 南北線:26 年 7 月 7 日~7 月 11 日 東豊線さっぽろ駅 東豊線:26 年 7 月 14 日~7 月 18 日 栄町駅 【今後の取組】 平成 27 年度についても、避難確保計画のとおり、継続して訓練を行います。

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≪地下鉄列車火災訓練≫ 【取組内容】 列車の運転中に異常事態が発生した場合に備えるため、車内で火災が発生し駅間で停止した ことを想定した訓練を実施します。 平成 25 年度に実施した市民参加型訓練に参加した市民から寄せられた意見・要望を参考とし、 かつ、各線毎の特徴を考慮しながら対応手順を検討し、乗務員と駅係員によるお客さまの迅速 な避難誘導、各関係係員間における緊密な連携による救援活動の実施等、実践的で質の高い訓 練を目指します。 【取組結果】 訓練では、関係職員が連携し、火災により駅間に停止した列車から旅客の避難誘導を適切に 行いました。また、列車停止中の指令係の役割を明確にし、旅客に不安を与えないような案内 を行いました。 なお、市民参加の訓練も上記のことに重点を置き、実践的な訓練を行いました。(消防・警 察も参加) <実施期間・場所> 東西線:26年10月18日~10月24日 ひばりが丘駅 東豊線:26年11月6日~11月12日 福住駅 南北線:26年11月14日~11月20日 真駒内駅 市民参加型訓練:平成26年10月25日 ひばりが丘駅 【今後の取組】 平成27年度においても、アンケートで得られた改善点等を生かし、充実した訓練を実施しま す。また、市民参加型訓練については、参加いただいた市民の皆様から寄せられたご意見を対 応手順等の改善につなげ、利用者目線での訓練の実施を目指します。

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11

-≪地下鉄列車併結・推進運転訓練≫ 【取組内容】 車両機器の故障、その他の理由により列車が駅間に停止し単独での運転が不能となった場合 を想定し、手配した救援車両と故障車両との併結及び併結完了後における推進運転の訓練を実 施します。 駅間に停止した場合の適切・適宜な案内放送の実施、併結作業時及び推進運転時における迅 速かつ適確な作業の実施と付帯事故の防止を図るため、より実践に近い状況を想定して訓練を 実施します。 【取組結果】 訓練を、曲線、傾斜、暗い場所等の条件を設定した上で、折り返し線を活用して実践に近い 想定により行い、訓練終了後は質疑応答の時間を設け、理解を深めました。 <訓練の実施状況> 路線 訓練日程 訓練場所 南北線 26 年 9 月 1 日~7 日(7 日間) 南車両基地 東西線 26 年 9 月 8 日~14 日(7 日間) 東車両基地 東豊線 26 年 9 月 24 日~30 日(7 日間) 東豊線栄町駅留置線 【今後の取組】 平成 27 年度は、安全確実な作業の実施及び付帯事故の防止を図るため、より実践的な訓練を 実施します。南北線、東西線に関しては、ワンマン運転のため、合図中継者が必要な場合を想 定した訓練を実施します。

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≪異常時対応訓練≫ 【取組内容】 異常事態の発生に備えるため、車両故障等を想定した訓練を実施します。平成 25 年度に車両 保守委託業者を含めた職員全員に対し、今後の訓練についてアンケートを行い、多数の意見が 寄せられたことから、26 年度はそれらの意見を反映させ、より充実した実践的な訓練を行いま す。 【取組結果】 基地出庫時における車両故障発生を想定した併結推進(3検修係)、並びにシャッターの動作 不能時における対応訓練(大谷地検修係)を、下記の日程で実施しました。 ・真駒内検修係 26年6月17日~19日(3日間) ・大谷地検修係 26年6月24日~26日(3日間) ・二十四軒検修係 26年7月1日~3日(3日間) 【今後の取組】 平成 26 年度の異常時訓練終了後のアンケートでは、約 93%の職員から訓練が役立ったとの回 答がありました。27 年度には、アンケートの中で出された、基地設備を絡めた訓練の実施に関 するアイデアも参考に、より充実した実務に役立つ訓練を計画します。

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13

-≪異常時における避難具取扱い研修≫ 【取組内容】 平成 23 年 5 月に発生した JR 北海道の石勝線での列車火災事故を受け、本局職員を対象に必 要最小限の知識を身につけ、異常時における乗務員及び指令員による支援と、お客さまに対し 迅速な避難誘導を行えるよう訓練を行い、貫通扉と非常梯子の設置方法等についての研修を実 施します。また、他部局から依頼があった場合も訓練を実施します。 【取組結果】 平成27年1月14日から1月27日まで、1日2回(午前、午後1時間程度)延べ10日間で20回、174 名の職員が参加して実施しました。訓練想定と実施手順のビデオ上映後、短縮車両でスモーク マシンを使用し、非常通報装置を使った運転指令との連絡、貫通扉開放の手順、非常梯子の設 置及び乗客の避難誘導(2人1組)について実技体験を行いました。 【今後の取組】 今回参加した職員のアンケート結果から、要望や感想を 27 年度の研修に反映させていきます。

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快適なお客さまサービスの提供

◆ 駅トイレの改修

【取組内容】 お客さまが気持ちよく利用できるよう、老朽化が進んでいる駅構内の FRP 製トイレを、順次 陶器製に改良する工事を実施します。 平成 26 年度は、新道東駅と豊水すすきの駅において実施します。 【取組結果】 平成 26 年度は、新道東駅・豊水すすきの駅の 2 駅で改修工事が完了しました。 【今後の取組】 平成 27 年度については、東西線の南郷 13 丁目駅・ひばりが丘駅の 2 駅で改修工事を実施す る予定です。

(17)

15

-◆ ホーム清掃の実施

【取組内容】 お客さまに快適な時間を提供する取組として、ホーム清掃(ホームの壁面・柱)を地下鉄営 業時間外の深夜に実施します。この取組は、交通局の職員がボランティアで参加して駅舎の美 化に努めます。 【取組結果】 平成 26 年度は、東豊線の新道東駅・東区役所前駅でホーム壁面等の清掃を行いました。なお、 この取組には、交通局内各課から多くの職員がボランティアとして参加し実施しています。 【今後の取組】 ホーム清掃の取組については、平成 17 年度から継続して実施しており、49 駅のうち 39 駅の 清掃を完了しました。27 年度においても、2 駅程度で実施する予定です。

(18)

◆ マナー向上への取組

【取組内容】 乗車マナー向上や地下鉄の安全利用を啓発するため、マナー向上キャンペーンを実施するほ か、直接、地下鉄沿線にある学校や沿線にお住まいの方に対して、出前講座を実施し、積極的 に利用マナー向上の PR に努め、お客さまが利用しやすい市営交通を目指します。 また、お客さまから寄せられているご意見やご要望をもとに、新たな啓発活動について検討 し、安全で安心な市営交通をご利用いただくことができるように取り組みます。 【取組結果】 これまで交通局が取り組んでいたマナー向上への取組は、お客さまの認識度が低かったとこ ろですが、多くの交通局職員による大規模な啓発活動を実施したことによって、マナーに関す るお客さまのご意見が多くなり、認識度が向上してきました。 また、地下鉄沿線の高校や関係団体と協働でキャンペーンを行ったことで、注目度の高い取 組となったことから、マスコミの関心も高まり、テレビや新聞でも多く報道され、学生や利用 者はもとより、市民に対しても大きな PR となりました。 【今後の取組】 お客さまに快適に利用いただくため、引き続き交通局職員による大規模な啓発活動を実施す るとともに、時には地下鉄沿線の学校や関係団体と協働で実施することで、マナー向上の浸透 を図ります。

(19)

17

-◆ ベンチの設置

【取組内容】 高齢者をはじめとするお客さまが、より快適に利用できるよう計画的にベンチの増設を検討 するとともに、お客さまの移動経路や駅の特徴等を調査し、増設に向けた基準を作成します。 【取組結果】 地下鉄駅構内にベンチの増設を検討するため、ベンチ設置箇所や駅の特殊性を調査し、増設 に向けた基準・考え方を策定しました。 【今後の取組】 新たに定めた設置基準・考え方により、お客さまからの要望等も参考にし、ベンチの増設を 検討します。また、ベンチの設置が困難な駅については、ベンチの仕様や形状の変更を検討し ます。

◆ 子育て支援に向けた取り組み

【取組内容】 駅の個性化プロジェクトの一環として試行設置している授乳室「ミルポ」について、子育て 支援の観点などを考慮し、継続設置について方向性を決めるとともに、ベビーカーをより一層 利用しやすい環境整備などを検討します。 【取組結果・今後の取組】 授乳室「ミルポ」を、一定のニーズがあることから、継続的に設置することにしました。 また、ベビーカーを利用しやすい環境整備を進めるため、リーフレットの作成・配置、車内・ 駅構内ポスター作成、ベビーカーマークの啓発(ホーム柵・車内車いすスペース・エレベータ ー乗り場へのベビーカーマークステッカー設置)を実施しました。 行財政プラン

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◆ IC カード乗車券「SAPICA」の PR 強化

【取組内容】 平成 26 年 5 月末の共通ウィズユーカード等の発売停止、平成 27 年 3 月末の利用停止を迎え るにあたり、お客さまがスムーズに SAPICA に移行できるよう、SAPICA の購入方法や使い方、さ らには SAPICA ならではの便利でお得なサービスについて、積極的かつ分かりやすく PR します。 【取組結果】 広報さっぽろ、地下鉄・路面電車車内ポスター、ホームページ等の媒体を利用して SAPICA の 購入方法等を PR し、ウィズユーカードからのスムーズな移行を促しました。 また、平成 27 年 3 月 27 日~29 日に開催した「SAPICA 100 万枚突破記念ありがとうキャンペ ーン」において、抽選に参加された方全員にオートチャージや電子マネーなど SAPICA のサービ スを PR するチラシを配布しました。 【今後の取組】 SAPICA に対する「難しい」という先入観を解消するように、これまで以上に丁寧な PR 活動を 実施していきます。

◆ ニーズに合った企画乗車券などの検討

【取組内容】 お客さまのニーズに合わせ、通学以外の目的でも通学定期券を購入可能とするとともに、地 下鉄部分の経路の自由度を拡大します。 また、土日と祝日に利用できるドニチカキップについて、年末年始も利用できるよう利用可 能日を拡大します。 【取組結果】 通学定期券については、平成 26 年 4 月 1 日から、バス乗継に係る経路を除き、地下鉄経路を 自由に選択できるようにしました。 また、ドニチカキップ及びどサンこパスの利用可能日についても 26 年度の年末年始(12/29 ~1/3)から拡大しました。 【今後の取組】 ホリデーテーリングの円滑実施に向け、こども用の路面電車専用 1 日乗車券を企画発売する など、今後もお客さまのニーズに合った企画乗車券の検討を進めていきます。 行財政プラン

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19

-◆ 忘れものセンターの営業日及び営業時間の拡大

【取組内容】 年々、増加する忘れ物への対応とお客さまサービスの向上を目指し、営業日を年中無休にす るとともに、営業時間も現行の午前 10 時から午後 7 時までを午前 8 時から午後 8 時までに拡大 します。 【取組結果】 平成 26 年度から営業時間を拡大し、営業日も年中無休としました。年末年始期間における対 応件数は、通常の半分程度ではありましたが、お客さまのニーズはあると考えています。 <対応件数> 月 日 窓 口 電 話 12月31日 58件 74件 1月1日 38件 43件 1月2日 39件 52件 1月3日 58件 75件 【今後の取組】 引き続き、継続して忘れものセンターの年中無休の営業を行います。

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まちづくりへの貢献

◆ 地下鉄駅施設の活用可能スペースの利用促進

【取組内容】 大通交流拠点地下広場整備に合わせ、公衆無線 LAN フリーアクセスポイントを設置すること で、にぎわいの創出に貢献します。 また、設置にあたっては、外国語対応とし、国内はもとより、海外からの観光客などに対す る利便性の向上を図ります。 【取組結果】 平成 25 年 12 月に試行設置した大通駅のアクセスポイントは、平成 26 年 1 月から 27 年 1 月 までの 13 か月間に、月平均 3,882 件、1 日平均 129 件の利用がありました。 アンケート結果では、97.0%の利用者が「本サービスの導入で交通局への満足度が向上する」 と答えています。 【今後の取組】 他部局と連携を図りながら、大通交流拠点地下広場を中心に、順次拡大を目指します。

◆ 大通交流拠点における交通案内等の充実

【取組内容】 大通交流拠点地下広場整備に伴い、現在行っている観光・文化情報の案内に加え、目的地ま での交通案内や商業施設・タウン情報等の発信を行う、外国語にも対応した総合案内窓口の新 設について、他部局と連携しながら進めます。 【取組結果】 「大通情報ステーション」として、平成 27 年 4 月 1 日からの運営開始に向け、他部局と連携 しながら準備を進めました。 また、「大通情報ステーションウェブサイト」の制作について、市民まちづくり局において業 務を委託しました。 【今後の取組】 他部局との連携により、平成 27 年 4 月 1 日から「大通情報ステーション」を運営していきま す。

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21

- 市営交通事業への愛着の醸成

【取組内容】 小学生を対象とした「ホリデー・テーリング」の継続実施や、駅構内・車内に子どもの絵画・ 作品を展示するほか、市民から公募して決定した路面電車新型低床車両愛称「ポラリス」の PR などにより、市営交通事業への愛着の醸成を図ります。 【取組結果】 子どもたちがホリデー・テーリングに参加しやすくなるよう、スタンプが押せるポイントを 大幅に増やすなどの改善を行い、平成 25 年度と比較し、記念品を交換した参加者が 26.6%増加 し 1,942 名となりました。 また、札幌市と「札幌市の観光振興に関する連携協定」を締結している JAF(日本自動車連盟) と連携し、ポラリスの貸切電車体験や電車事業所を見学するツアーを実施しました。 【今後の取組】 小学生がこれまで以上に興味を持てるよう、スタンプラリーの内容を工夫し、継続実施しま す。

 公共交通機関を利用した健康づくり

【取組内容】 平成 25 年度から札幌市保健所と連携し、運動習慣の定着を図り、階段利用を促進することを 目的に、健康情報やカロリー表示などのメッセージを記載したステッカーを地下鉄駅構内の階 段に貼付しており、26 年度も引き続き、お客さまの公共交通機関を利用した健康づくりの取組 を進めます。 ※ ウォーキングマップ(札幌市保健所作成・交通局協力)の起点駅である円山公園駅・バス センター前駅・自衛隊前駅と、主要駅であるさっぽろ駅・大通駅にステッカーを貼付済。 【取組結果】 さっぽろ駅・大通駅・円山公園駅・バスセンター前駅・自衛隊前駅は平成 25 年度に設置済。 26 年度末までに全駅展開(ホームからコンコースまで階段のない駅を除く)。

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【今後の取組】 保健所との連携は平成 27 年度も実施し、グループワーク等で意見交換を行いながら、利用者 の方々の運動習慣の定着や市営交通に対する満足度の向上などに寄与する効果的な事業を検討 します。

 エレベーター等の増設

【取組内容】 まちづくりの観点や各駅のお客さまの利用動向などを踏まえ、エレベーターやエスカレータ ーの適切な設置の考え方や駅ごとの増設の必要性・優先順位を整理したうえで、関係部局と連 携し、整備計画を策定します。 【取組結果】 まちづくりの観点や各駅のお客さまの利用動向などを踏まえた、エレベーターやエスカレー ター増設の優先順位を検討しました。 【今後の取組】 事業主体部局の調整を行い、整備計画を策定していきます。

 階段ノンスリップ新設、階段手摺改修

【取組内容】 全階段へのスリップを防止するゴムの設置や既設手摺の改修、床や柱の識別化などにより、 施設・設備を利用する際の安全性を高め、誰もが地下鉄をより利用しやすい環境へと整備しま す。 ※ スリップを防止するゴムの設置や既設手摺の改修スケジュール ・平成 26 年度 南北線を実施 ・27 年度 東西線を実施 【取組結果】 平成 26 年度は、南北線の対象箇所に階段ノンスリップ新設及び既設手摺の改修を実施しまし た。 【今後の取組】 平成 27 年度は、東西線の対象箇所に階段ノンスリップの新設、既設手摺の改修を実施する予 定です。 戦略ビジョン

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経営力の強化

 地下鉄駅施設の有効活用による附帯収入確保

【取組内容】 地下鉄駅施設の活用可能スペースの洗い出しを進め、引続き公募による出店事業者の募集を 行います。 【取組結果】 平成 26 年度は、東西線大通駅など 5 駅及びバスターミナル 1 施設に新規出店を誘致し、合わ せて約 700 万円の増収となりました。 【今後の取組】 新たな出店スペースの洗い出しを行い、引き続き公募による出店事業者の募集を行います。

 二十四軒駐車場の運営

【取組内容】 二十四軒駐車場では、平成 24 年度から実施している「自動二輪の駐車」、「冬期間の自動二輪 の預かり」、「夏期、冬期及び年間利用できるタイヤの預かり」サービスを引き続き行います。 【取組結果】 平成 26 年度から各種保管場所の拡大及び広報を行い、対 25 年度比で、「自動二輪の駐車」 83.9%、「冬期間の自動二輪の預かり」61.9%、「夏期、冬期及び年間利用できるタイヤの預か り」15.8%の増収となり、上記 3 つのサービスで約 56 万円の増収、駐車場全体では対 25 年度 比で 100 万円超の増収となりました。 なお、電気料金の値上げにより収益が圧迫されていたため、27 年 1 月末に駐車場照明を LED 化しました。 【今後の取組】 引き続き、お客さまの利便性を向上させ、収益を安定的に確保するため、各種サービスの展 開を検討していきます。 行財政プラン

(26)

◆ 将来を担う人材の育成(運転シミュレーターの導入)

【取組内容】 地下鉄全線がワンマン運転化することに伴い、人材育成の強化のため、運転シミュレーター を平成 27 年度末までに導入します。 今年度については、運転シミュレーターの仕様の検討を行います。 ≪導入スケジュール≫ 26 年度 仕様検討・実施設計 27 年度 設置工事・導入予定 【取組結果】 平成 26 年度は、運転シミュレーターの仕様検討が完了し、発注業務を開始しました。 【今後の取組】 平成 27 年度末までに運転シミュレーターを設置し、関係職員の教育・訓練等に活用すること により訓練効果を高めます。

収支見込み

 企業会計繰出金

【取組内容】 経営の健全化に努めることにより、一般会計からの補助金を 54.8 億円縮減します。 【取組結果】 経営の効率化に努め、一般会計からの補助金を、行財政改革プラン策定前の計画額より54.8 億円削減しました。 【今後の取組】 札幌市交通事業経営計画に基づき、今後も健全な経営に努めます。 行財政プラン

(27)

25

-2 路面電車事業の重点取組項目

安全対策

◆ 軌道改良

【取組内容】 軌道は、レール・枕木・道床砕石等の老朽化により、車両走行時に騒音・動揺の他、冬期間 には道床の凍上などが発生することから、安全運行を確保するため計画的に改良しており、平 成 26 年度は、中央図書館前の分岐器の改良工事を行います。 また、街路拡幅事業に伴い山鼻線(南 4 条~南 9 条)、山鼻西線(南 1 条~南 9 条)の軌道改 良実施設計を行います。 【取組結果】 中央図書館前の分岐器については、平成 26 年度に改良工事を行う予定でしたが、材料購入に 時間がかかったこと及び作業員が不足していたことにより、26 年度は分岐器購入のみとし、27 年度に工事を行う予定です。また、街路拡幅事業に伴う軌道改良実施設計については業務を完 了しました。 【今後の取組】 平成 27 年度は中央図書館前の分岐器の改良工事を行います。また、既設停留場の改修工事に 向けた実施設計を行います。 街路拡幅事業に伴う軌道改良工事は、26 年度の軌道改良実施設計の成果をもとに、28 年度よ り山鼻線(南 4 条以南)、山鼻西線(南 1 条以南)から順次行う予定です。

◆ 安全対策のソフト面対策

【取組内容】 ≪滑走対応訓練≫ 軌道上への落ち葉等による滑走に対応できる運転技術を取得するため、運転経験7年未満の 乗務員を対象者とした滑走対応訓練を実施します。 ≪接触限界目視訓練≫ 軌道上の接触限界線(自動車等との接触限界を示す白線)が積雪により見えなくなる冬期間 に備え、車両の接触限界を見極める接触限界目視訓練を実施します。

(28)

≪単線運転時の対応訓練≫ 事故等で本線の片側が使用不能となった場合を想定し、単線運転訓練を実施します。 ≪新機材を使用した脱線事故訓練≫ 車両脱線事故の発生に備えるため、横送り装置付油圧ジャッキ(平成 25 年度購入の新機材) の仕組みや操作方法、車両別の対応方法について習得し、構内で車両(実車)を脱線させて復 旧訓練を実施します。 【取組結果】 ≪滑走対応訓練≫ 晩秋から冬季にかけて、線路に落ちた葉などで車輪が滑って止まりにくくなる滑走が憂慮さ れることから、構内で滑走状態を体験し、滑走発生時に対応できる運転技術の習得に努めまし た。

平成 26 年度滑走対応訓練 ≪接触限界目視訓練≫ 乗務員全員を対象に、軌道上の接触限界を示す白線が見えなくなる冬期に備え、直線部及び 曲線部で停車中の車両との接触限界を見極める訓練を行い、運転技能の向上と安全運行の確保 に取組みました。

模型を利用した直線部の接触限界目視訓練 曲線部での車両偏倚と接触限界目視訓練

(29)

27

-≪単線運転時の対応訓練≫ 非常時における電車の運行確保を図るため、単線運転時の対応訓練を 9 月から 10 月にかけて 実施しました。

平成 26 年度単線運転時の対応訓練 ≪新機材を使用した脱線事故訓練≫ 新機材(横送り装置付油圧ジャッキ)を使用し、新型低床車両において脱線事故訓練を実施 しました。 【今後の取組】 ≪滑走対応訓練≫ 滑走発生時に対応できる運転技術の習得訓練として、運転経験年数が 7 年未満の運転手を対 象に技能向上を図ります。 ≪接触限界目視訓練≫ 事故を未然に防止するため、停車車両との接触限界距離を見極める訓練を実施して運転技術 の向上を図ります。 ≪単線運転時の対応訓練≫ 訓練を継続して実施し、非常時における単線運転について安全運行を確保します。

(30)

≪新機材を使用した脱線事故訓練≫

新機材(横送り装置付油圧ジャッキ)を使用し、新型低床車両以外の車両において、脱線事 故訓練を実施します。

(31)

29

-快適なお客さまサービスの提供

 路面電車情報利活用設備

【取組内容】 路面電車ループ化に向けて、より安全で快適に電車を利用できるよう路面電車情報利活用設 備を導入し、全停留場に情報表示装置を設置することで電車の利用促進を図ります。本設備は、 4 月より順次設置を進め、6 月に一部を稼働開始し、平成 26 年度中にループ化部分を含めて完 成する予定です。 また、監視カメラの増設等により、お客さまがより安心して利用できる環境整備を行います。 <路面電車情報利活用設備の特徴> ○ 情報表示装置により電車の位置情報のわかりやすい表示と音声案内等を行います。 ○ 地域の魅力、観光情報や地域イベント情報など様々な情報を提供し、停留場を情報発信 の場とします。 ○ 運行情報や電車位置情報等をパソコンやスマートフォンにて、インターネットを通じて リアルタイムに確認することができます。 【取組結果】 路面電車情報利活用システムの各装置については、ループ化部分を除いた停留場への装置の 設置が完了しました。なお、ループ化開業延期に伴い平成 26 年度内の完成ができないことから、 27 年 12 月まで工期を延長する設計変更を実施しました。 また、既設線の一部稼働については、ソフト開発及び関係機関との調整に時間を要したこと から、27 年度早々に行うこととしました。 【今後の取組】 平成 27 年 4 月中に既設線においてシステムの稼働を行い、運行情報提供などのサービスを開 始します。 27 年内のループ化開業に併せて、都心線の停留場を含む全停留場に情報表示装置の設置を完 了し、運行情報をループ化に併せた表示内容へと切り替え、本システム全体を完成させる予定 です。

(32)

◆ 傘の無料貸出し

【取組内容】 傘の無料貸出しは、お客さまに大変好評の事業であり、今後とも継続することで電車の利用 促進を図ります。 【取組結果】 4 月 1 日から 11 月 30 日までの期間、忘れものセンターから引き取り手のなかった傘を譲り受 け、シールを貼り、車内の所定の場所 2 箇所に 6 本ずつ計 12 本の傘の無料貸出しを実施しまし た(貸出本数 4,674 本、返却率 52%)。 平成 25 年度と比較して、貸出期間を 10 日間延長しましたが、雨天の日数が少なかったため、 貸出本数が 869 本減少しました。返却率もわずかながら減少(25 年度:53%)しましたが、4 年 連続で返却率 50%以上を維持しています。 市電くんシール 【今後の取組】 傘の無料貸出し事業については、お客さまから多数の感謝のお言葉をいただいており、今後 も継続していきます。 電車車内の設置状況と返却のお願いを貼った傘立て

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31

まちづくりへの貢献

 路線のループ化

【取組内容】 都心部の利便性の向上と活性化に貢献するため、平成 27 年春の開業に向けて西 4 丁目停留場 とすすきの停留場間を駅前通で接続する路線のループ化工事を行います。 このループ化に際しては歩道側からの乗降が可能となるよう、軌道を車道の両側に敷設する サイドリザベーション方式で整備します。 併せて、歩道上に狸小路停留場の新設と西 4 丁目停留場(内回り)の移設を行うとともに、 既設の西 4 丁目停留場(外回り)とすすきの停留場の改修を行います。 今回、新設、改修等を行う停留場については、全てバリアフリー化することにより利便性の 向上を図ります。 【取組結果】 路線のループ化工事のうち駅前通ではレール敷設工事の準備となる道床路盤の工事、支障物 件処理、電路管敷設工事を完了させ、架線柱の基礎と建柱の約 56%を完了させました。ただし、 工事の入札不調の影響により、既設線部を含む軌道工事、電気設備工事および停留場設置工事 は 27 年度に繰越すことになり、開業時期を 27 年 10 月以降、遅くとも年内に延期しました。

今後の取組

西 4 丁目停留場とすすきの停留場間を駅前通で接続する路線のループ化工事の着実な施工を 進め、既に公表しているとおり 27 年 10 月以降、遅くとも年内の開業を目指し、各種工事を進 めていきます。 戦略ビジョン 行財政プラン

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◆ 情報発信の強化

【取組内容】 電車車内 2 か所に設置されているリーフレット入れを活用して、印刷物を配布し、「人と環境 にやさしい路面電車」利用の PR と電車沿線の情報発信を積極的に行います。 また、ループ化を見据え、目的別のご利用案内を具体的に検討します。 【取組結果】 「札幌市営交通ご利用ガイド」「さっぽろ市電路線図」「ポラリス貸切企画応募用紙」「運賃改 定のご案内」などの市営交通の情報や、地域情報の冊子・チラシの配布に活用しました。 【今後の取組】 引き続き、リーフレット入れを活用して印刷物を配布し、「人と環境にやさしい路面電車」利 用の PR と電車沿線の情報発信を積極的に行います。 また、ループ化開業に合わせて、「目的別ご利用案内」を作成します。 車内のリーフレット入れ 平成 26 年度の配布物一例

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経営力の強化

 路面電車一両単位広告の拡大に向けた検討

【取組内容】 新たな広告販売の手法として、電車の内外を同一広告で統一する販売方法を検討し、平成 26 年度は試行的に 1 両の販売を行います。 【取組結果】 平成 26 年 8 月から路面電車車内ジャック広告として販売を開始し、26 年度の広告料収入は約 98 万円を計上しました。

今後の取組

平成 27 年度については、販売車両を 2 両体制とした上で、増収を目指すこととしています。

◆ 貸切電車のPR強化

【取組内容】 新型低床車両が増車となることから、新型低床車両の貸切を開始するにあたり、利用方法に ついてのアイディアを公募する等、魅力あふれる貸切電車として活用します。 また、貸切電車について、リーフレットを電車車内に搭載するとともに、ホームページを活 用して積極的に PR を行います。 【取組結果】 「つなぐ」をテーマにした新型低床車両の貸切電車としての使用企画を募集し、最優秀とな った応募企画を新型低床車両の貸切電車第 1 号として平成 26 年 6 月 28 日に実施しました。増 車された新型低床車両は、貸切電車としての利用が好調で利用件数も増加しているところです。 【今後の取組】 貸切電車のパンフレットを電車車内のリーフレット入れに搭載するとともに、ホームページ を活用して、新型低床車両の貸切利用などの PR を積極的に行います。

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3300 形車両貸切電車車内 貸切 PR パンフレット 新型低床車両貸切電車車内

(3300 形車両) 貸切電車 (新型低床車両)

◆ 技術・技能の継承

【取組内容】 ≪ラッセル業務の継承≫ ラッセル班に非常勤職員を積極的に登用し、ラッセル車(ササラ電車)の操縦やメンテンナ ンス、除雪手法、警戒体制等について伝授し、今後のラッセル業務の中心的役割を担える後継 者を養成します。 ≪運転指導業務の継承≫ 運転指導員に非常勤職員を計画的に登用し、新人乗務員に対する指導・教育の役割を担わせ ることにより、今後の技術・技能継承の中核となる人材を養成します。 【取組結果】 ≪ラッセル業務の継承≫ ラッセル班として非常勤職員を新たに登用し、今後のラッセル業務の後継者として養成してい ます。

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-≪運転指導業務の継承≫ 運転指導員の資格を取得した非常勤職員により、26 年度採用の新人運転手への指導・教育を 行いました。 【今後の取組】 今後も、ラッセル業務の後継者及び運転指導業務の中核となる人材として、非常勤職員の登 用を積極的に行います。

収支見込み

 企業会計繰出金

【取組内容】 経営の効率化に努めることにより、一般会計からの補助金を 0.3 億円縮減します。 【取組結果】 経営の効率化に努め、一般会計からの補助金を、行財政改革プラン策定前の計画額より0.3億 円削減しました。 【今後の取組】 札幌市交通事業経営計画に基づき、今後も健全な経営に努めます。 行財政プラン

(38)

3 札幌市の重点施策の具体化に向けた取組

「札幌国際芸術祭2014」と連携した取組

◆ 国際芸術祭2014との連携

【取組内容】 市民の手による絵画・書道作品等の文化芸術作品を掲出するメトロギャラリー事業について、 平成 26 年度は芸術祭との連携事業と位置付けて実施するとともに、芸術祭のために札幌を訪れ る観光客向けの企画乗車券などを検討し、芸術祭の盛り上げに寄与します。 【取組結果】 4 月~6 月に実施した展示を芸術祭連携事業として実施することで、芸術祭の PR を行いまし た。また、札幌国際芸術祭 2014 開催記念 SAPICA を発売することにより、芸術祭に対する市民 の関心を高めました。

市民・企業によるまちづくり活動の促進に関する取組

 駅の個性化

【取組内容】 各種イベント等と連携し、にぎわいの創出や地域に愛される駅づくりを進めます。 【取組結果】 <地域や学校との連携> 新規 ・円山公園駅で「情報発信コーナー」の設置 更新 (継続) ・宮の沢駅で「西町・コンサ通りインフォメーション」の更新 <札幌市との連携> 新規 ・真駒内駅で「札幌国際芸術祭 2014 を推進するアート装飾」を実施 ・真駒内駅で「真駒内の未来を考えるまちづくりアイデアコンペの投票会場」を 設置 更新 (継続) ・琴似駅で「ジャズライブ」を実施 行財政プラン

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37

-<スポーツチーム等との連携> 更新 (継続) ・福住駅で「日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌の装飾」を更新 ・月寒中央駅で「どうぎんカーリングスタジアム」の装飾」を更新 【今後の取組】 引き続き、各種イベント等と連携し、にぎわいの創出や地域に愛される駅づくりを進めます。

 市民・企業等との連携

【取組内容】 市民と連携した取組である「市電フェスティバル」の継続実施のほか、沿線商店を巡る「市 電沿線お買いものラリー」の実施、もいわ山ロープウェイと連携した企画の実施等により、市 電沿線のにぎわい創出に取り組むとともに、利用促進及びまちづくりの促進を図ります。 さらに、地下鉄沿線で開催される大型集客イベントを主催する事業者や人気キャラクターを 持つ企業とタイアップした利用促進などに取り組みます。 【取組結果】 地域住民、近隣商業者及び中央区と連携し、「市電フェスティバル」を実施しました。 ・開催日 平成 26 年 9 月 7 日(日)10:00~16:00 ・場 所 電車事業所及び隣接グラウンド ・来場者 約 12,000 人 また、市電沿線の 38 店舗で買いものをした方を対象とした「市電沿線お買いものラリー」を 実施し、市電フェスティバル会場にて抽選会を実施しました。 ・参加者 5,604 人(25 年度比+79.6%) さらに、株式会社ポケモンと連携し、人気キャラクター「ポケットモンスター」のキャラク ターで外装した地下鉄東豊線車両「ポケモン列車」を平成 26 年 12 月から運行し、北海道日本 ハムファイターズとの連携により運行している地下鉄東豊線車両「ファイターズ号」とともに、 利用者の目を楽しませています。 【今後の取組】 地域住民の方のご理解とご協力をいただき、環境にやさしい路面電車をアピールするため、 中央区・一財)札幌市交通事業振興公社・地域組織の協議会とともに連携した「市電フェスティ バル」を引き続き実施します。また、「市電沿線お買いものラリー」「ファイターズ号」「ポケモ

(40)

ン列車」について継続します。 また、路面電車のループ化に伴い、沿線市民や企業等と連携しながら、ループ化開始に向け た PR を強化し、ムードを盛り上げます。 市電と綱引き 模擬運転台体験

◆ 地元プロスポーツチームなどとの連携

【取組内容】 地下鉄駅施設の装飾やラッピング電車など、まちに活力を生む地元プロスポーツチーム等と 連携した効果的な利用促進キャンペーンに取り組みます。 【取組結果】 北海道日本ハムファイターズ、コンサドーレ札幌及びレバンガ北海道と連携し、お互いの広 告媒体を効果的に使いながら PR を行いました。 また、冠試合の実施、ラッピング車両の運行を通じて、市営交通を利用した試合観戦を促し ました。 【今後の取組】 これまで培ってきた連携を更に深め、これまで以上に各チームの観客動員が増加し、併せて 市営交通を利用して試合を観戦するお客さまが増加するような取組を実施します。

(41)

39

-「環境首都・札幌」宣言の具体化に向けた取組

 各種照明設備の LED 化

【取組内容】 経年劣化に伴う駅舎の照明、ホーム駅名標識、シンボルマーク(屋外電照駅名標識)の改修 に併せて、環境面に配慮し、CO2排出と消費電力を削減するため、電照方式を「蛍光灯照明器具」 から「LED 照明器具」に改修します。 また、地下鉄駅に設置している電照広告枠についても、同様に「LED 照明器具」に改修し、CO2 排出と消費電力の削減を図ります。 ≪平成 26 年度 LED 化改修予定≫ ○ 駅舎の照明 4 駅 ○ ホーム駅名標識 4 駅 ○ シンボルマーク 2 駅 ○ 電照広告枠 1 駅 【取組結果】 平成 26 年度は、駅舎の照明(4 駅)、ホーム駅名標識(9 駅・116 基)・シンボルマーク(2 駅・ 7 基)を改修しました。 また、標識の案内板についても、日本語・英語・中国語・ハングル語の 4 カ国語を表記しま した。 電照広告枠については、東西線新さっぽろ駅、東西線南郷 13 丁目駅、東豊線東区役所前駅の 広告枠を LED 化しました。 【今後の取組】 平成 27 年度は、経年に伴う標識の状況を考慮して、5 駅のシンボルマークの更新を予定して います。 電照広告枠については、予算状況を見ながら継続実施を図っていく予定です。

(42)

◆ 太陽光パネルの設置

【取組内容】 環境にやさしい再生可能エネルギーである太陽光を有効利用するため、東車両基地の屋上に 太陽光パネルを設置します。併せて、地域住民や市民の見学等を通して環境対策の普及啓発を 図ります。 【取組結果】 東車両基地の屋上に 20kW の太陽光パネルを設置しました。年間発電量は、20,000kWh 程度を 想定しています。 また、訪れた見学者等に対して環境対策の普及啓発を図るため、会議室に、発電状況をリア ルタイムに確認できるモニターを設置しました。 【今後の取組】 市民見学等の際に、モニターで発電状況を見ていただき、環境対策の普及啓発を図ります。

◆ エレベーター・エスカレーターの更新に伴う省エネルギー化

【取組内容】 老朽化の進んだエレベーター・エスカレーターについて、計画的に省エネルギー効果の高い 機器に更新します。平成 26 年度は、4 駅のエレベーター9 基と 1 駅のエスカレーター5 基の更新 を実施します。 【取組結果】 平成 26 年度は、4 駅のエレベーター9 基と 1 駅のエスカレーター5 基の更新を実施しました。 【今後の取組】 平成 27 年度は、老朽化の進んだエレベーター・エスカレーターについて、5 駅のエレベータ ー11 基と 2 駅のエスカレーター7 基の更新を予定しており、省エネルギー化を図ります。

(43)

41

- 環境マネジメントシステムの活用

【取組内容】 環境マネジメントシステム(EMS)を積極的に活用し、通常業務と環境活動を一体化させつつ、 PDCA サイクルを確実に回すことで、庁舎や駅舎などの施設におけるエネルギー使用量や廃棄物 排出量等を減少させ、環境負荷の低減を図ります。 【取組結果】 使用していない箇所の照明の消灯徹底や OA 機器の節電など、職員による環境負荷軽減の取組 を着実に実践しました。 また、夏期(7 月 1 日~9 月 30 日)には、地下鉄車内や駅構内における照明の一部消灯、改 札機や券売機、エスカレーターの一部停止等の節電の取組を実施し、冬期(12 月 1 日~3 月 31 日)には、夏期の取組に加え、地下鉄車内暖房の原則停止を実施しました。 その結果、消費電力量を、平成 22 年度と比較して夏期(7 月~9 月)には 12.2%、冬期(12 月~2 月)には 8.3%削減しました。 【取組結果・今後の取組】 職員による環境負荷削減の取組を引き続き実践していくとともに、駅等での節電の取組は、 節電期間終了後も、一部を除き継続して実施していきます。

(44)

自治基本条例の具体化に向けた取組

 市民との情報共有の推進

【取組内容】 交通局ホームページのほか、市の広報誌や報道機関等を活用し、交通局のイベント情報等を 積極的に提供していきます。 【取組結果】 交通局ホームページのほか、市の広報誌や報道機関等を活用し、交通局のイベント情報等を 積極的に提供するとともに、「SAPICA の内容の正しい理解と切替促進」や「車内暖房の停止等の 新たな節電の取組」といった、特にしっかりとお客さまにお知らせすべき事柄については、様々 な媒体を活用し、重点的に広報を行いました。 【今後の取組】 従前の取組に加え、インターネットでの情報提供を充実させるため、交通局ホームページ全 体をより見やすくリニューアルするとともに、料金検索機能の拡充、携帯情報端末への対応、 提供言語の多言語化(現在の日・英に加え、中・韓でも提供)を行います。

(45)

43

-4 コミュニケーションの活性化

職場内外のコミュニケーションの強化

【取組内容】 確固たる安全管理体制を保つため、職場内でのコミュニケーション、組織間のコミュニケー ション、そして、お客さまとのコミュニケーションを充実させ、組織全体でコミュニケーショ ンを積極的に図り、風通しの良い職場風土を築きます。 【取組結果】 各職場内では、朝礼や係会議等を通じコミュニケーションを深めるとともに、行動宣言に基 づく取組や安全確保に関する各種訓練への参加など、課や部の枠を超えた活動を通じ、組織間 のコミュニケーションの充実に努めました。 また、お客さまに対しても、交通局からの情報発信を強化するとともに、日々寄せられるお 客さまの声を集約・分析し、改善を行うなど、お客さまとのコミュニケーションの充実に努め ました。 【今後の取組】 上記の取組を今後も継続・充実させ、風通しのよい職場風土の確立を通じ、確固たる安全管 理体制を保っていきます。

(46)

行動宣言に基づく取組

【取組内容】 交通局では、職員の意識改革を図るための行動指針である「札幌市交通局の行動宣言」に基 づき、局全職員が一体となった取組を進めています。今後も、この取組を推進することで、職 員間の円滑なコミュニケーションを図り、より一層のお客さまサービスの向上に繋げていきま す。 ◆ 行動宣言に基づく実践活動 各課が行動宣言に基づき、それぞれの職場に合った実践メニューを策定して主体的に取り 組んでいくとともに、実践メニューの内容によっては、他部署の職員にも参加してもらうこ とで職員同士の連帯感を高めていきます。 また、局内横断的に議論すべきテーマについては行動宣言推進チームを組織し検討するこ とで、効果的な実践活動につなげていきます。 【取組結果】 札幌市交通事業経営計画で「1 日当たりの乗車人員について、地下鉄 60 万人、路面電車 2.5 万人を達成する」という乗車人員目標を掲げたことから、各課実践メニューを、「『乗車人員目 標』の達成につなげていく」という視点で策定し、取り組むとともに、局の有志による「行動 宣言推進チーム」にて、様々な取組を企画・実施しました。 具体的には、通勤や通学、買い物以外の新しい地下鉄の使い方を提案するための「駅周辺の 名所巡りマップ」の作成や、地下鉄を単なる移動手段としてだけではなく、若者などが楽しく 移動できるようにするための「ハート形吊革の設置」、忘年会・新年会時期に地下鉄で帰宅して いただくための「終電時刻告知ポスターの掲示」やその情報を差し込んだポケットティッシュ の配布などを行いました。 【今後の取組】 平成 27 年度も乗車人員目標の達成につなげていくという視点で各課にて実践メニューを策定 し、取り組んでいくとともに、局の有志による「行動宣言推進チーム」にて様々な取組を企画・ 実施していく予定です。

(47)

45

職員の不祥事防止に向けた取組

【取組内容】 各課において、不祥事防止に向けた取組について十分に検討し、各課の実情に合わせた取組 項目を策定するとともに、各課の取組について報告する機会を設け、局全体での共有を図りま す。 また、交通局の全職員を対象とした不祥事防止研修を実施し、服務規律の確保等について、 管理監督者が職員に語りかける機会を積極的に設けるなど、職場内コミュニケーションの活性 化を図りながら、不祥事防止への意識を高める取組を推進します。 【取組結果】 平成 26 年度当初に、①職場内研修の実施、②職場内コミュニケーション活性化を必須項目と したうえで、各課において取組項目を策定しました。 全職員を対象とした不祥事防止研修(「近年の不祥事事例」や「懲戒処分の指針」など)を実 施し理解を深めるとともに、朝礼、定期的な係会議の開催を通じたコミュニケーションの活性 化など、取組項目を着実に実行することで、不祥事防止への意識の徹底を図りました。 また、各課の取組結果を集約し、局内周知することで、情報共有を図りました。 【今後の取組】 交通局の全職員を対象とした不祥事防止研修を実施するとともに、定期的な服務規律の確保 等について職場内で注意喚起を行うなど、引き続き、不祥事防止への意識の徹底を図っていき ます。 また、各課における取組についても、課内で十分な議論がなされるよう、引き続き、職場内 コミュニケーションの活性化に重点を置いて取り組んでいきます。

(48)

朝礼、レクリエーション活動等

【取組内容】 各職場では、朝礼を通して情報共有を図るとともに、局内でのレクリエーション活動等を通 して職員の連携を深め、職場内のコミュニケーションの活性化を図ります。 【取組結果】 各職場では、毎日朝礼を実施し、職場内の情報共有を図るとともに、職場間交流として、職 員によるソフトボール大会、野球大会、ボウリング大会を実施しました。 【今後の取組】 今後も、朝礼や職場間の交流を目的としたレクリエーション活動を通じて、職場内のコミュ ニケーションの活性化を図っていきます。

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