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地選択に関する先行研究は非常に多く、住宅 、商

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Academic year: 2022

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(1)土木学会東北支部技術研究発表会(平成25年度). IV-35. 岩手県盛岡市の店舗分布の変化から見る都市の利便性 岩手大学. 1.研究背景と目的. 学生会員. ○武田岳. 岩手大学. 正会員. 平井寛. 岩手大学. 正会員. 南正昭. 2-2.研究方法. 居住地選択のメカニズムを明らかにすることは効. まず盛岡市全域に立地している 4 時点のスーパー. 率的な都市計画を行う上で非常に重要である。居住. マーケット店舗を GIS(地理情報システム)上に投. 1). 地選択に関する先行研究は非常に多く、住宅 、商. 影し、商圏の時間的な変化を分析する。商圏は徒歩. 業施設 2)、交通、政策、性別 3)、ライフステージな. での買い物を想定して徒歩 10 分圏内とし、歩行速度. ど様々な面から研究がおこなわれているが、コンビ. は毎分 80m と仮定して、GIS の Network Analyst を用. ニエンスストアやスーパーマーケットといった店舗. いて算出する。. (以下、日用品店舗)と居住地選択との関係性の研. その後、国勢調査小地域の世帯数と照らし合わせ、. 究は多くなく、中でも地方都市を対象とした研究は. スーパーマーケットの商圏内の持家世帯数と民営借. 少ない。. 家世帯数の違いを調査し、考察する。商圏内の世帯. 居住地選択の重要な要因の一つに、地域の利便性. 数は先に算出した商圏と国勢調査小地域の重なる部. が挙げられる。その中で、日用品店舗が近隣にある. 分の面積割合から算出する。また、一般世帯とは持. か否かは地域の利便性を測るうえで重要なファクタ. 家、公営の借家、都市再生機構・公社の借家、民営. ーとなる。. 借家、 給与住宅、 間借り世帯を合計したものである。. また居住地選択のメカニズムは、その地域に居住 する期間にも大きく影響される。そのため、長期間. 3. 結果. の居住を想定した世帯(ex.持家世帯)と比較的短期. 3-1.スーパーマーケットの商圏の推移. 間の居住を想定した世帯(ex.民営借家世帯)とでは. 盛岡市内のおけるスーパーマーケットの店舗数と. 求める居住環境は異なると考えられ、上記の日用品. 商圏の変化を図 1、図 2、図 3 に示す。4 時点の比較. 店舗との関係も異なると考えられる。. では店舗数、商圏面積ともに 1997 年が最も多く、広. 本研究では、岩手県盛岡市を対象として時系列の. くなっている。2012 年には若干の商圏面積の増加が. 店舗データと国勢調査を用いて、各時点のスーパー. 見られるが、1997 年と比較すると 3 ㎞ 2 ほど縮小し. マーケットの商圏内の世帯数を調査し、盛岡市にお. ている。. ける居住地選択の特徴と利便性の変化についての考. 2-1.対象地域と使用したデータ 対象地域は時系列比較のため平成 18 年に編入さ れた旧玉山村を除く盛岡市全域とする。用いるデー タは 1997 年、2002 年、2007 年、2012 年の 4 時点の. 70. 44. 68. 43. 66. 42. 64. 41. 62. 40. 60. 39. 58. 38. 56. 37. 54. 36 1997年. 2002年 店舗数. i タウンページから作成する事業所データベース、 2000 年、2005 年、2010 年の国勢調査小地域とする。. 2007年. 2012年 商圏面積. 図 1 スーパーマーケットの店舗数と商圏面積. キーワード:居住地選択、商圏、民営借家世帯 連絡先:岩手大学工学部. 岩手県盛岡市上田 4 丁目 3-5. 商圏範囲(km2). 2.方法. 店舗数(件). 察を目的とする。. TEL:019-621-6453. FAX:019-621-6460.

(2) 土木学会東北支部技術研究発表会(平成25年度). 図 2 スーパーマーケットの分布と商圏(1997 年). 3-2.持家世帯と民営借家世帯の違い スーパーマーケットの商圏内の持家数と民営借家 数を表 1 に示す。商圏内の世帯の盛岡市全体に占め る割合は年々減少傾向にある。特に民営借家世帯割 合の減少が最も顕著である。また、全時点において 民営借家世帯の割合が持家の割合に比べて高くなっ ている。. 4.結論 盛岡市におけるスーパーマーケットの商圏の面積. 図 3 スーパーマーケットの分布と商圏(2012 年) 表 1 商圏内の世帯数と全体に占める割合 盛岡市全体 一般世帯 商圏内 割合 盛岡市全体 持家世帯 商圏内 割合 盛岡市全体 民営借家世帯 商圏内 割合. 1997年 2002年 2007年 2012年 106099 109425 114161 121011 75068 73835 76961 76842 0.708 0.675 0.674 0.635 52253 56031 60016 64311 32860 33910 37066 37908 0.629 0.605 0.618 0.589 40595 40407 41679 45141 32667 31108 31546 31764 0.805 0.770 0.757 0.704. [参考文献] 1) 富田和暁:大都市における新時代の居住地選考,. は 2012 年に若干拡大したものの、商圏内の世帯割合. 大阪商業大学論文集, 第 5 巻, 第 1 号,. は年々減少傾向にあることから、盛岡市内の日常生. pp173-188.. 活における利便性は低下傾向にあると考えられる。. 2)橋本亮,倉橋透,樋口秀,馬場美智子:商業施設. また、調査した 4 時点ではすべて持家世帯に比べ. の立地が人口分布の変化に与える影響に関する考. て民営借家世帯のカバー率が高かったことから、比. 察,土木計画学研究講演集 CD-ROM,vol.35,pp285,. 較的居住期間が短期的だと考えられる世帯がスーパ. 2007.. ーマーケットの近くに居住地を選択する傾向がある と考えられる。 しかし、民営借家世帯の商圏内割合は年々減少傾 向にある。これには 2 つの要因が考えられ、1 つ目 は日用品店舗が地域の利便性、ひいては居住地選択 に与える影響が小さくなってきたということ、2 つ 目はスーパーマーケットの減少、集中により、商圏 のカバー範囲が縮小したことである。 本研究の結果には上記 2 つの要因が複合的に影響 を及ぼしていると考えられるが、今後は 2 つの要因 を分離することで、居住地選択の傾向を明らかにす ることができる可能性がある。. 3)由井義通,若林芳樹,中澤高志,神谷浩夫:働く 女性の居住地選択と都市空間,E-journal GEO, vol.2 (3),2007..

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