斜面住宅地における戸建て住宅の居住更新に関する研究 [ PDF
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(2) 3. 対象地区における戸建て住宅と居住世帯の構成. まず、新築持家を見ると、世帯型は壮年世帯が 6 割. 3-1.戸建て住宅利用の変化(2003 年ー 2011 年). を占め、接道条件は 1 例を除いて全て車輛進入可であ. まず調査対象地区において、現在立地している戸建. る。また、取得方法は宅建業者の仲介が多いが、親か. て住宅 900 戸(空家を含む)の 2003 年から 2011 年の. らの土地相続や親族による物件仲介も数例ある。. 利用変化を図 2 に示す。2011 年時点の空家数は全体の. 次に中古持家を見ると、壮年世帯は約 7 割が車輌進. 1 割強にあたり、そのうち約半数がこの 8 年間で新規. 入可であり、取得方法は宅建業者による仲介と相続で. に空家化したものである。一方、 新たな転入世帯があっ. ある。相続による転入は接道条件の悪い住宅で起きて. た戸建て住宅は全体の 1 割近くであり、期間中に空家. いるものの、宅建業者の仲介により、接道条件の良い. 化した戸建て住宅の 4 割強、未利用地化した宅地の約. 住宅へ転入する世帯が多いと考えられる。これに対し. 1 割が再び入居を果たしている。また、宅地の接道条. 中年世帯は全て山手・中腹に集中し、そのうち大半が. 件別に見ると、空家の割合は車輌進入不可が可の約 2. 車輛進入不可である。取得方法は、相続や知人、親族. 倍にあたるが、転入居の割合は中古入居で比較すると. の仲介による転入が大半を占める。高齢世帯は、中腹・. 車輌進入不可の方が若干高い。車の寄付きが悪い宅地. 山手に集中しているが、車両進入可が比較的多い。こ. にも一定の住宅需要があることは注目される。. れは、高齢期の中でも夫婦世帯が多いため、住宅の立. 3-2. 戸建て住宅のエリア分布. 地環境を改善するために転入したケースが多いと考え. 次に、戸建て住宅の転入世帯、継続居住世帯と空家. られる。また取得方法は、宅建業者の仲介は無く、全. のエリア分布を表 1 に示す。戸建て住宅数に対する転. て知人や親族による仲介や相続である。. 入世帯の割合は、平地に比べ中腹・山手で若干高くなっ. 最後に借家を見ると、中腹・山手が全体の 8 割を占 空家 転入居. ているが、転入世帯の全エリアへの均等な分布が見ら 進入可の住宅への転入世帯の割合が最も多い。これは、. 2.6. 車両進入不可. 最も上方のエリアにあたるものの急峻な箇所での宅地. 車両進入可. れる。一方接道条件別では差異が見られ、山手は車輌. 造成が少ないため、画地面積の大きな住宅が多く、接. 5.5. 2.8. 7.4. 7.3. 7.7. 道条件の良いストックは需要を失わないと言える。こ. 0. れとは逆に、中腹 C では車輌進入不可での空家と転入. 継続空家. 継続居住. 1.2. 0.3. 40. 新規空家. 世帯の割合はともにエリア間で最も高く、当地区で最. 391. 75.4. 9.2 20. 空家. 509. 80.7. 60. 転入居. 新築入居. 80 継続居住 建替え 継続居住. 中古入居. 100[%]. 継続居住. 戸建て住宅利用の変化 2003 年ー 2011 年. も急峻な地形条件に立地し、かつ接道条件も悪い住宅. ※「車両進入可否」 は宅地の全面道路への車両の進入可否を示す。 ※ 「空家」 は転用空家 (住宅以外の目的で利用されているケース) を含む。また、 「継続入居」 は一時空家(短期の入院や入所等の理由から一時的に不在となっている空家) を含む。. であっても、流通する要因があるものと考えられる。 3-3. 戸建て住宅居住者の世帯型別比較. 図 2.戸建て住宅利用の変化(2003 年ー 2011 年). 次に、戸建住宅に居住している世帯を、現在の世帯. 表 1. 戸建て住宅のエリア分布. 単位:住戸数. 居住世帯のある住宅. 型別(2011 年時点)で比較する(表 2) 。世帯主の年齢. エリア. 継続居住世帯. 転入世帯(2003年以降入居). 車両進入 可. が 25 歳〜 44 歳の世帯を「壮年世帯」 、45 歳〜 64 歳の 世帯を「中年世帯」 、65 歳以上の世帯を「高齢世帯」 、. 山手. と分類する。継続居住世帯では、壮年世帯の数が極め. 中腹C. て少なく、高齢世帯が約 7 割を占めるのに対し、転入. 中腹B. 世帯では、壮年世帯と中年世帯が約 7 割を占め、高齢. 中腹A. 世帯が約 3 割を占める。高齢化の進む当地区において、. 平地. 壮年世帯等の若い世帯の転入が一定量見られること. 全体. 空家. 車両進入 不可. 車両進入 可. 合計. 車両進入 不可. 車両進入 可. 90. 46. 44. 11. 9. 2. 16. 8. 8. 117. 76.9%. 39.3%. 37.6%. 9.4%. 7.7%. 1.7%. 13.7%. 6.8%. 6.8%. 100.0%. 174. 97. 77. 23. 7. 16. 28. 6. 22. 225. 77.3%. 43.1%. 34.2%. 10.2%. 3.1%. 7.1%. 12.4%. 2.7%. 9.8%. 100.0%. 161. 55. 106. 19. 11. 8. 22. 4. 18. 202. 79.7%. 27.2%. 52.5%. 9.4%. 5.4%. 4.0%. 10.9%. 2.0%. 8.9%. 100.0%. 93. 56. 37. 14. 7. 7. 12. 6. 6. 119. 78.2%. 47.1%. 31.1%. 11.8%. 5.9%. 5.9%. 10.1%. 5.0%. 5.0%. 100.0%. 194. 163. 31. 21. 17. 4. 22. 17. 5. 237. 81.9%. 68.8%. 13.1%. 8.9%. 7.2%. 1.7%. 9.3%. 7.2%. 2.1%. 100.0%. 712. 417. 295. 88. 51. 37. 100. 41. 59. 900. 79.1%. 46.3%. 32.8%. 9.8%. 5.7%. 4.1%. 11.1%. 4.6%. 6.6%. 100.0%. 表 2. 戸建て住宅居住者の世帯型別比較. は、注目すべき点である。. 車両進入 不可. 単位:世帯数. 現在の世帯型(2011年時点). 4.戸建て住宅転入世帯の住宅所有関係別分析. 入居形態. 次に、転入世帯 88 世帯のうち、住宅所有関係が把. 継続居住世帯. 握できた 82 世帯について分析を行う。転入世帯の世. 転入世帯(2003年以降入居). 帯構成を表 3、転入世帯のエリア分布を表 4、転入先. 全体. 住宅の取得方法と物件情報の仲介者を表 5 に示す。. 転入率. 壮年期. 中年期. 高齢期 家族. 夫婦のみ. 18. 173. 159. 140. 157. 65. 712. 2.5%. 24.3%. 22.3%. 19.7%. 22.1%. 9.1%. 2.5%. 29. 33. 5. 10. 10. 1. 88. 33.0%. 37.5%. 5.7%. 11.4%. 11.4%. 1.1%. 33.0%. 47. 206. 164. 150. 167. 66. 800. 5.9%. 25.8%. 20.5%. 18.8%. 20.9%. 8.3%. 2.5%. 61.7%. 16.0%. 3.0%. 6.7%. 6.0%. 1.5%. 11.0%. ※転入率は全入居世帯に対する転入世帯の割合を示す。. 36-2. 合計. 不明. 単身.
(3) めており、車輛進入不可がその大半である。取得方法. たため」があげられ、これらは中年世帯や高齢世帯に. は、知人や親族による仲介が大半を占め、中でも高齢. 多く、以前の借家住宅の家賃負担から戸建てを取得す. 単身世帯の知人の仲介による借家への転入が目立つ。. るケースと、立地環境の改善を求めて平地に移るケー. 5.転入世帯の住宅選好特性. スの 2 つに分けられる。借家においては、より良い子. 最後に、聞き取り調査を行った 39 世帯について分. 育て環境や居住環境を求めて集合住宅から戸建てに移. 析を行う。調査世帯の構成については表 3 に示す。. る壮年・中年世帯と、立地環境の改善を求めて住まい. まず、転入理由を図 3 に示す。新築持家では、 「子育. を移す高齢単身世帯に分けられる。. てのため」 「親世帯の近くに住むため」が多く、これら. 次に、持家入居の場合の土地・建物の取得額と借家. の世帯は、子供が生まれてすぐの壮年世帯が親世帯の. 入居の場合の一ヶ月の家賃を図 4 に示す。39 世帯のう. 近くに戸建て住宅を取得するケースである。次に中古. ち、回答の得られた世帯のみを記す。まず、持家の場. 持家を見ると、 「子育てのため」 「以前の住宅が狭いも. 合の土地・建物の価格を見る。世帯主年齢が 30 〜 40. しくは古いため」が多く、これは以前住んでいた借家. 代の壮年世帯においては価格で大きなばらつきが見ら. で一定期間子育てを行った中年世帯が、住宅の狭さや. れるのに対し、40 代以降の中年世帯、高齢世帯では、. 古さを改善するために戸建て住宅を取得するケースが. 土地・建物合わせて 2 千万円以内に集中している。借. 多いためと考えられる。次に多い理由は、 「住居費負担. 家の一ヶ月の家賃においては、壮年世帯、中年世帯で. を軽減するため」 「平地に移るため」 「車庫が欲しかっ. は、3 〜 6 万円の間でばらつきが見られるものの、高. 表 3. 転入世帯の世帯構成. 齢世帯においては 2 〜 3 万円の間に集中している。. 物 件. 転入時の 世帯主年齢. 親と子と孫 (3世代). 壮年期 新 築 持. 中年期 高齢期. 3 20.0% 1 6.7% 1 (1) 5.6%. 合計 壮年期 中. 持 家. 中年期 高齢期. 2 4.8%. 合計 壮年期. 借 家. 親と子 (2世代). 夫婦のみ. 8 (6) 88.9%. 1 11.1%. 2 66.7% 10 66.7% 13 86.7% 14 77.8% 1 11.1% 28 66.7% 7 70.0% 4 57.1%. 1 (1) 33.3% 2 13.3%. 中年期. (4) (9). (4) (2). 1 5.6% 6 (4) 66.7% 7 16.7% 2 (1) 20.0% 1 (1) 14.3%. 高齢期. 11 44.0%. 合計. 3 12.0%. 次に、以前の住まい場所と転入先住宅の取得方法を. 合計. 単身. 3 (2) 100.0%. 家. 古. 単位:世帯数. 転入時の家族構成. 1 6.7% 2 (1) 11.1% 2 22.2% 5 11.9% 1 10.0% 2 28.6% 8 (3) 100.0% 11 44.0%. 図 5 に示す。まず、持家においては、宅建業者による. 9 (6) 100.0% 3 (2) 100.0% 3 (1) 100.0% 15 (9) 100.0% 15 (4) 100.0% 18 (11) 100.0% 9 (4) 100.0% 42 (19) 100.0% 10 (5) 100.0% 7 (3) 100.0% 8 (3) 100.0% 25 (11) 100.0%. 仲介により遠方からの転入が多くを占めるが、知人や 親族の仲介では近隣からの転入が多い。また借家にお いては、知人や親族の仲介のみであるが、持家と同じ く比較的近隣からの転入が多い。 以上を踏まえて、当地区への転入世帯を「居住性重 視型」 「立地性重視型」 「経済性重視型」の大きく 3 つに 分類できると考えられる(図 6) 。まず「居住性重視型」 はライフステージに合わせて借家から戸建て持家に移 り変わる世帯が多くを占める。この場合、接道条件の 良い住宅が多いため住宅市場でのストック価値が高 く、経済的にゆとりのある世帯の転入が見られる。次. ※ () 内は、聞き取り調査世帯の数を示す。. に「立地性重視型」だが、これは高齢世帯、中でも高齢. 表 4. 転入世帯のエリア分布 物 件. 転入時の 世帯主年齢 壮年期. 新 築 持 家. 高齢期. 壮年期. 古 持 家. 高齢期. 壮年期. 家. 車両進入可 車両進入不可. 4 44.4%. 1 33.3% 5 33.3% 6 40.0%. 1 33.3% 5 33.3% 6 40.0%. 中年期. 合計. 借. 中腹・山手. 中年期. 合計. 中. 平地. 4 44.4%. 中年期 高齢期 合計. 2 22.2% 8 19.0% 3 30.0% 1 14.3% 1 12.5% 5 20.0%. 表 5. 転入先住宅の取得方法と物件情報の仲介者. 単位:世帯数. 1 11.1% 7 16.7% 3 30.0% 1 14.3% 1 12.5% 5 20.0%. 1 11.1% 1 2.4%. 車両進入可 車両進入不可. 5 55.6% 3 100.0% 2 66.7% 10 66.7% 9 60.0% 18 100.0% 7 77.8% 34 81.0% 7 70.0% 6 85.7% 7 87.5% 20 80.0%. 4 44.4% 3 100.0% 2 66.7% 9 60.0% 4 26.7% 8 44.4% 5 55.6% 17 40.5% 4 40.0% 1 14.3% 3 37.5% 8 32.0%. 1 11.1%. 1 6.7% 5 33.3% 10 55.6% 2 22.2% 17 40.5% 3 30.0% 5 71.4% 4 50.0% 12 48.0%. 物 件. 合計. 9 100.0% 3 100.0% 3 100.0% 15 100.0% 15 100.0% 18 100.0% 9 100.0% 42 100.0% 10 100.0% 7 100.0% 8 100.0% 25 100.0%. 転入時の 世帯主年齢 壮年期. 新 築 持 家. 高齢期. 壮年期. 古 持 家. 中年期. 壮年期. 家. 中年期. 親族の仲介. 親から相続. 単位:世帯数. 自宅への 戻り入居. 2 22.2%. 不明. 1 11.1% 3 100.0%. 3 100.0% 9 60.0% 8 53.3% 7 38.9%. 15 35.7% 1 10.0% 2 28.6%. 高齢期 合計. 36-3. 知人の仲介. 6 66.7%. 高齢期 合計. 借. 宅建業者 の仲介. 中年期. 合計. 中. 購入または賃貸. 3 12.0%. 2 13.3%. 1 5.6% 1 11.1% 2 4.8% 4 40.0% 2 28.6% 4 50.0% 10 40.0%. 2 11.1% 2 22.2% 4 9.5% 2 20.0%. 1 12.5% 3 12.0%. 3 20.0% 7 46.7% 6 33.3% 3 33.3% 16 38.1%. 1 6.7%. 2 11.1% 3 33.3% 3 7.1%. 2 4.8% 3 30.0% 3 42.9% 3 37.5% 9 36.0%. 合計. 9 100.0% 3 100.0% 3 100.0% 15 100.0% 15 100.0% 18 100.0% 9 100.0% 42 100.0% 10 100.0% 7 100.0% 8 100.0% 25 100.0%.
(4) 夫婦世帯が平地を求めてファミリー住宅から移る世帯. 条件別では山手が車輌進入可の割合が最も多い。また. である。この場合、借家入居も比較的多い。最後に「経. 世帯別では、壮年世帯と中年世帯が約 7 割を占める。. 済性重視型」だが、これは主に住居費軽減のため戸建. 3) 「新築持家」と「中古持家の壮年世帯」は、宅建業者. てを取得する世帯と借家として戸建てに移る世帯であ. の仲介により接道条件の良い住宅への転入が見られる. る。この場合、 中腹・山手の接道条件の悪い住宅が多く、. が、 「中古持家の中年世帯、高齢世帯」 と「借家」 は知人、. 知人や親族の仲介による転入が多くを占める。この経. 親族の仲介により中腹・山手の接道条件の悪い宅地へ. 済重視型の転入が当地区において約半数ある。現在は、. 転入する世帯が比較的多い。. 限られた世帯が、大家や地域を良く知る人物から住宅. 4) 「新築持家」は子育てのため親世帯の近くに戸建てを. の情報を聞き、他の住宅と比較することなく、そのま. 取得することが多く、 「中古持家」は借家で一定期間子. ま転入するケースが多い。この情報を地域で把握し、. 育てを行った中年世帯が、住宅の狭さ・古さを改善す. 地域の内外に解放する仕組みをつくることで、より多. るため戸建てを取得する世帯、住居費負担を軽減する. くの世帯が住宅市場にはない物件の情報を得る事がで. ために借家から戸建てを取得する世帯が多い。. き、ストックの流通が促進されると考えられる。. 5)転入先住宅の立地条件、住宅の取得方法から、転入. 6. まとめ. 世帯を「居住性重視型」 「立地性重視型」 「経済性重視型」. 本研究では、以下のことが明らかになった。. に分類できる。. 1)2003 年から 2011 年の戸建て住宅の利用変化は、. 高齢化、過疎化が進む地区の保全・再編のためには、. 期間中に空家化した戸建て住宅の 4 割強、未利用地化. 転入世帯による住宅ストックの居住更新が今後重要で. した宅地の約 1 割が再び入居している。転入居の割合. あると考えられる。今後の課題としては、知人の仲介. は、中古入居で比較すると車輛進入不可が若干高い。. による転入が一定を占める当地区において、住宅市場. 2)転入世帯は全エリアへの均等な分布がみられ、接道. にはない住宅の情報を地域の内外に解放する仕組を検. 子育てのため. 4. 立 通勤・以前の住宅の ち退きのため. 4. 2. 以前の住宅が狭いもしくは古いため 平地に移るため. 注 1)住民基本台帳による 2010 年 9 月 30 日時点の人口、世帯数及び年齢別人口の集計結果 による。また、この集計は、上本町 1,2 丁目及び山王 1 〜 4 丁目での集計であり、枝 光一区全体での集計値とは若干異なる。 2) 既往研究により対象地区を 5 エリアに区分。 謝辞 本研究に当たり枝光一区町内会長、枝光一区民生委員ならびに枝光南まちづくり協議会 の方々に多大なご協力を頂きました。ここに記して深謝いたします。 参考文献 1) まちなか斜面地の保全・再編誘導まちづくりに関する検討調査 報告書 枝光南まちづくり協議会・九州大学志賀研究室 平成 18 年度全国都市再生プロジェク ト推進調査 2) 居住収縮が進行する斜面住宅地における住宅・宅地の利用動態 その1〜その3 志賀勉・他 平成 21 年度日本建築学会大会学術講演梗概集. 7. 4 2. 討することが挙げられる。. 13. 4. 住居費負担を軽減するため. 3 4. 車庫が しかったため 欲. 7. 親世帯の近くに住むため(子育て) 親世帯の近くに住むため(介護). 2 1. 子供世帯の近くに住むため. 2. 親世帯と同居するため. 2. 親が亡くなったため(相続). 2 新築持家. り入居 戻 0. 中古持家. 5. 借家. 山手. 世帯. 10. 居住性重視型. 15. ※転入理由については、1 世帯において複数回答としている。. 図 3. 聞き取り調査世帯の転入理由 5000 [ 千万 ]. 6 [万]. ・接道条件 : 良. ・接道条件 : 不 良. 4. 借家. 持家. 3000. 3 2. 1000. 立地性重視型 ・宅建業の仲介 による転入 ・接道条件 : 良. 中腹. 2000. 1. 20. 30. 40. 50. 土地・建物の価格 (持地の場合). 60. 70. 中腹 建物の価格 平地 (借地の場合). 80[ 歳 ]. 0 20. 30. 40. 中腹 平地. 50. 1 ヶ月の家賃. 60. 70. 平地. 80[ 歳 ]. 中腹 平地. 転入の特徴. 図 4. 土地・建物の取得額と家賃 宅建業者 の仲介. ・知人または親族の仲介 による転入 . 5. 4000. 0. 経済性重視型. ・宅建業の仲介 による転入 . 6. 1. 8. 3. 持家. 子育てのため戸建てを取得する世帯 居住性重視型. 借家. 立地性重視型 平地に移るため戸建てを取得する世帯. 相続 住居費軽減のため戸建てを取得する世帯. 同地区内. 隣接地区内. 八幡東区内. 北九州市内. 福岡県内. 経済性重視型. 福岡県外. 借家として戸建てに移る世帯. 以前の住まい場所. 図 5. 以前の住まい場所と転入先住宅の取得方法. 図 6. 転入世帯の分類とその特徴. 36-4. ・以前は借家(集合住宅)→一時取得 ・親世帯の近くに戸建てを取得することが多い(約半数) ・新築が4割弱. 前の住宅に不満を感じ戸建てを取得する世帯. 2. 親族 の仲介. 世帯層 ・壮年世帯から中年世帯. 4. 知人 の仲介. 道路. ・中年世帯から高齢世帯(夫婦) ・以前は借家(戸建てまたは集合住宅)→一時取得 ・主に高齢世帯(夫婦) ・以前は持家 ・主に中年世帯から高齢世帯 ・以前は借家(集合住宅)→一時取得 ・壮年世帯、中年世帯、高齢単身世帯.
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