粘弾性直交異方性 Mindlin 板の振動解析と損失正接について 大同工業大学
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(2) I-B234. α1 = ∫∫ (∂ϕ x ∂x )2 dxdy. ∫∫ w2 dxdy ,α 2 = ∫∫ (∂ϕ y. α 4 = ∫∫ (∂ϕ y ∂x + ∂ϕ x ∂y )2 dxdy α 6 = ∫∫ (∂w ∂y − ϕ y )2 dxdy. 3.数値計算例及び考察. ∂y )2 dxdy. ∫∫ w2 dxdy ,α3 = ∫∫ (∂ϕ x. ∂x )(∂ϕ y ∂y )dxdy. ∫∫ w2 dxdy. ∫∫ w 2 dxdy ,α 5 = ∫∫ (∂w ∂x − ϕ x ) dxdy ∫∫ w 2 dxdy ,. ∫∫ w 2 dxdy. 2. (5) 表−1 表−1 材料特性値および複素弾性率1). ここでは、建材や. 楽器用材として用いられるトウヒ族のスプルー ス板の振動解析を行い、また振動解析結果から. 樹種名. 比重. シトカスプルース picea abies. 0.39. ヤング率 [GPa] EL ER ET. せん断弾性率 [GPa] ポアソン比 G LR G LT G RT ν LR ν LT. 11.57 0.902 0.500 0.755 0.716 0.033 0.37. 求まる損失正接の振動特性について示す。中尾. 0.47. Material loss tangent [×10-3] 6.0. 19.3. 20.6. 13.3. 13.9. ≅0. 19.6. ら1)が実験で求めたスプルース材の物性値であ る複素弾性率などが、表 表‑1に示してある。図 図‑2は、粘弾性の影響を無視した周辺固定された直交異方性板 (スプルース柾目板)の400次までの振動数(Hz)の収束性に与える要素分割数の影響が示してある。これ より、要素の分割数が少ないと、高次の振動数のスキップが見られるが、要素分割を 26×26 程度にとれば、 高次の振動数までほぼ収束していることがわかる。 図‑3 には、それぞれ4辺固定、4辺単純. 20 18. 2.5. 16. 支持及び2つの相対する2辺が単純支持と n* ×10 3. 自由辺を持つ正方形スプルース柾目板の4 00次までの振動数と損失正接 tan δ P の関係が示されている。ただし、幅厚比 b/h は 50 に仮定している。 これより、tan δ P は、. tanδP ×10 3. 2. 12× 12×12 16× 16×16 20× 20×20. 1.5. 4. 24× 24×24 26× 26×26. 0. 0 100. 200. 300. 1. 1.5. 1. 1.5. 18. 100. 動しているが、これは振動モードに関係し. 80. 3. 見られる振動数により tan δ P が交互に変. 16 tanδP ×10. 120. 12 10. 6. 60 40. ている。 また、 tan δ P に与える境界条件. 20. は、拘束条件が大きいほど高い数値を示し. 0. 4. 12× 12×12 16× 16×16 20× 20×20 24× 24×24 26× 26×26. *. n ×10. 14. 8. 3. 値は増大する。低次の振動数領域で顕著に. 0. 0.5. 振動数 (kHz). (b) SS-SS. 20 18. 0. 100. 200. 300. 400. 16. b) b/h=100. 図−2 図−2 スプルース柾目板の 400 次まで の n*の収束性に与える要素分割数 の影響;a/b=1,CC‑CC. tanδP ×10 3. 振動次数. ている。. ルース柾目板の損失正接 tan δ P は、振. 振動数 (kHz). 20. 400. 振動次数. a) b/h=10. 以下のようにまとめられる。1) スプ. 0.5. (a) CC-CC. 0. 4.おわりに 本文で得られた結果は. 10. 6. な値を示すが、振動数の増大とともに、その. 非対称モードの数値より大きな値を示し. 12. 8. 1. 0.5. 振動数に依存し、低次の振動数領域で小さ. ている。一般に、対称モードの tan δ P は、. 14. 14 12 10 8 6 4 0. 動数に依存し、低次の振動数領域で小さな値を示すが、振動数の増大と ともに、その値は増大する。2) 低次の振動数領域で顕著に見られる振動 数により tan δ P が交互に変動しているが、これは振動モードに関係して. 0.5. 振動数 (kHz). 1. 1.5. (c) FF-CF. 図−3 図−3 スプルース柾目板の tanδP ;a=b=10cm,b/h=50. いる。一般に、対称モードの tan δ P は、非対称モードの数値より大きな 値を示している。3) tan δ P に与える境界条件は、拘束条件が大きいほど高い数値を示している。 参考文献 1)中尾他;木材板の振動的性質、木材学会誌,Vol. 31, 793-800, 1985. 2)S. Srinivas and A.K. Rao; An exact analysis of free vibrations of simply supported viscoelastic plates,JSV, Vol. 19, 251-259,1971. 3) M.E. McIntyre and J. Woodhouse; The influence of geometry on linear damping, Acustica, Vol. 39, 209-224, 1978. 4)近藤他;楽器響板の音響特 性―直交異方性板の振動特性―, 木材学会中部支部概要,2000.. -469-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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