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一庁舎のファシリテイマネジメントに関する研究‑

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(1)

地方自治体におけるワークスタイル特性についての考察

一庁舎のファシリテイマネジメントに関する研究‑

C o n s i d e r a t i o n s  o f  t h e  Work

s t y l eC h a r a c t e r i s t i c s  i n  t h e  M u n i c i p a l i t y  

‑ A   Study on F a c i l i t y  Management i n   P u b l i c  O f f i c e  B u i l d i n g s ‑

と ど ? £ ご に

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C

丈づえ京ザ

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民主活 iJ

平成

22

年 度 修 士 ( 工 学 )

三重大学大学院工学研究科建築学専攻 修士論文 加 藤 彰 一 研 究 室

409M407 

北 津 美 奈

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

(2)

1

章:研究概要

‑1.研究背景

1‑1‑1.

近年の公共施設を取り巻く状況

1‑1‑2.

近年の官庁施設を取り巻く状況

1‑1‑3.

ファシリティマネジメントの重要性

1‑1‑4.

知的生産性の向上

1‑1‑5.

節のまとめ

1 ‑2.

地方自治体における

FM

の取り組み

1‑3.

既往研究

1‑4.

研究の目的/論文の構成

1‑4‑1.研究の目的 1‑4‑2.

論文の構成

1 ‑5.

ワークプレイスの基礎知識

1 ‑6.定 義

2

章:オフィス環境に関する職員満足度

‑1.はじめに

‑ 2.

調査目的

‑ 3.調 査 対 象

‑4.

利用者満足度評価

σOE) ‑ 4 ‑1. POE

アンケート内容

2‑4‑2.

各項目の満足度

2‑4‑3.

各項目の重要度

2‑4‑4.

満足度と重要度

‑5.

地方自治体の満足度評価

2‑5‑1.はじめに 2‑5‑2.調 査 対 象 2‑5‑3.分析結果/考察 ‑ 6.

章のまとめ

1

重 大 学 大 学 院

L学 研 究 科

19. 

10

30.

(3)

Contents 

3

章:自主性を用いたワークスタイル特性の判定

‑1.

はじめに

‑ 2.

研究目的

‑ 3.

調査対象

‑4.

調査方法

3‑4‑

1.調査日程、時間、メンバー

3‑4‑2.

マッピングの種類

3‑4‑3.

マッピング方法

‑ 5.

分析方法

3‑5‑1.ワークスタイルの分類 3‑5‑2.

自主性の判定リスト

‑ 6.

職員の活動内容

3‑6‑1.

在室率と在席率

3‑6‑2.

活動内容・時間とコミュニケーション

3‑6‑3.

活動内容・場所と動き

‑7.

職員のワークスタイル特性

3‑7‑1.

ワークスタイル特性の判定

3‑7‑2. 

ワークスタイル特性の分類

‑ 8.

章のまとめ

4

章:ワーカーの行動とワークスタイル特性

‑1.

はじめに

‑ 2.

研究目的

‑ 3.

調査方法

4‑4.

多変量解析による尺度の分類

4‑4‑1.

分析方法

4‑4‑2.

因子分析による結果

4‑4‑3.

主成分分析による結果

4‑4‑4.

広域性・相互作用性での分類

‑ 5.

ワークスタイルの分析

4‑5‑1. ワークスタイノレの侮i

4‑5‑2.

ワークスタイルと座席配置

4‑5‑3.

節のまとめ

‑ 6.

地方自治体のワークスタイル

4‑6‑1.

はじめに

二 重 大 学 大 学 院 ̲l学研究科

31

67.

6879. 

(4)

4‑6‑2.

研究対象

4‑6‑3.

調査方法

4‑6‑4.

多変量解析による分析

4‑6‑4‑1.分析方法

4‑6‑4‑2.

因子分析による結果

4‑6‑4‑3.

主成分分析による結果

4‑6‑5.

ワークスタイル別の傾向

4‑6‑5‑1.特性別の平均値 4‑6‑5‑2.

特性別の傾向

‑7.

章のまとめ

5

章:ワークスタイル特性ごとの特徴

‑1.

章の概要

5‑1‑

1.はじめに

5‑1‑2.

分析対象

5‑1‑3.

対象執務室における共有機器の配置

5  ‑ 2. ワークスタイルご、とに見た職員のコミュニケーション

5‑2‑

1.共同者的ワークスタイル(コラボレータ)のコミュニケーション

5‑2‑2.

構成者的ワークスタイル(コンスティツエント)のコミュニケーション

5‑2‑3.

独立者的ワークスタイル(ソリスト)のコミュニケーション

5‑2‑4.

個別者的ワークスタイル(インディビジュアル)のコミュニケーション

5‑2‑5.

節のまとめ

‑ 3.

ワークスタイルごとに見た職員の活動場所

5‑3‑

1.共同者的ワークスタイル(コラボレータ)の活動場所

5‑3‑2.

構成者的ワークスタイル(コンスティツエント)の活動場所

5‑3‑3.

独立者的ワークスタイル(ソリスト)の活動場所

5‑3‑4.

個別者的ワークスタイノレ(インディピ、ジュアル)の活動場所

‑4.

ワークスタイルと交流行為及び業務行動との関係

‑5.

章のまとめ

L

重 大 学 大 学 院 」二学研究科

8092. 

(5)

Contents 

6

章:総括

‑1.総括

6‑1‑

1.まとめ

6‑1‑2.

庁舎のオフィス計画について

6‑1‑3.

今後の展開

謝辞

参考文献

付 録

調査対象執務室平面図

利用者満足度調査アンケート用紙 マッピング調査用紙

ワーカー別業務行動マッピング図

平成

22

年度三重大学大学院修士論文発表会梗概

2009

年度日本建築学会学術講演梗概

2010

年度日本建築学会学術講演梗概

2009

年度日本建築学会東海支部研究報告梗概

三 噴 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

9394. 

(6)

三 重 大 学 大 学 院 L学 研 究 科

(7)

11

研究背景

111

近年の公共施設を取り巻く状況

財政難が続く中、自治体は公共施設の建設について今までのように、スクラ ップ・アンド・ピルドを繰り返すことは難しい状況にある。また、高度成長期やバ ブノレ期に建設された膨大な建築ストックを抱え、これらをいかにマネジメントして いくかが大きな課題となっている。公共施設はその性格上、社会的な価値を維 持し、年々多様化・高度化する要求に対して、施設利用者に満足を与えられる 環境を維持しなければならない。

112

近年の官庁施設を取り巻く状況

官庁施設のストックは、

2000

3

月末現在で面積にして約

9200

万ぱに達し、

2010

年には、全体の

4

割もの老朽化が懸念されている。刈また、社会的要請に よる耐震、防災対策の必要性から、財務省の財政制度等審議会では、省庁ご

l 章 研 究 概 要

とに分かれている地方の庁舎を集約して空いた部分を売却するほか、定期借

*1 )FM推進連絡協議会、総

地権を設定できるようにするなど、固有地や庁舎の空きスペースの民間への売 解説ファシリティマネジメント、

却・賃貸を促進し、得られた収入で遅れが目立つ建物の耐震化を進めるよう求 日本経済新聞社、

2003

めている。

113

ファシリティマネジメントの重要性

こうした現状を背景に、公共施設においてもファシリティマネジメント(以下 FM) の重要性が認識されてきている。

FM とは、「企業、団体等が組織活動のために施設とその環境を総合的に企 画、管理、活用する経営活動刈J であり、経営目的・目標の達成をファシリティの 面から支援することが基本的なねらいである。

114

知的生産性の向上刈

企業/組織の形態によらず、その活動における知的生産性の向上が求められ ている。一方で、企業活動の手段は電子情報の操作に集約され、情報機器の 開発に伴い個々の活動はもはや空間に依存しない。そこで必要となるのは、組 織の経営ツールとしての高性能な建築、人間同士の交流を誘発し想像力を刺 激する豊かな空間、個人の能力を最大限に引き出す快適な環境を、環境負荷 を極小とする方法で実現することである。

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑A Study on Facility Management in  Public Office Buildings

ゴ.重大学大学院 工 学 研 究 科

(8)

[空間・建築・環境]

執務場所│事務室,執務机 場所特性│自席固定

利用形態│特定少数,利用者限定 設計 │仕様指定

執務環境│定常安定,人工 [情報・通信]

形式 │アナログ

記入 │筆記用具,定規,タイプライター 表示 │ 紙

保存 l 書類ファイル 収集 │書棚.図書室 通信 │電話,

Fax

,低速 伝達 │郵便,社内便会議 通信機器│固定目的 機器接続│スタンドアロン 映像 │スライド,

OHP

,ビデオ 印刷 │複写機、印刷機 [資産・価値]

価値基準│個人企業/組織 建築財産│個人企業/組織 建築評価│私的評価,定性的評価 [労働・就業]

就業形態│終身雇用 就業時間│定時出社,残業 給与体系│年功序列 [流通]

支払方法│現金

取引方法

11

苫頭販売,電話予約,配達

→ワークスペース,

SOHO

→モパイル,移動,フリーアドレス

→バリアフリーユニバーサルデザイン

→ 性 能 発 注

→変化刺激,自然

→デジタル

→パソコン,

CAD

,マウス,キーボード

→モニター,液晶ディスプレイ

→ 電 子 記 憶 媒 体

→サーバー,インターネット,イントラネット

→携帯電話,

PHS

,モパイル,高速化

→電子メール,バイク便,会議

→多目的,フレキシブル

→ネットワーク

→パソコン,液晶プロジヱクター

→プリンター

→社会,地球

→社会資源ストック,不動産証券化

→社会的評価,定量的評価

→転職,人材派遣

→フレックスタイム,裁量労働制

→ 能 力 評 価

→キャッシュレス

→電子商取引,コンビニエンスストア渡し

1141

業務環境をとりまく環境の変

化叫)

*4)

日本建築学会編、建築設 計資料集成[総合編]、丸善、

115

節のまとめ

2001

より抜粋 近年の公共施設を取り巻く状況は、膨大な建築ストックを抱え、財政難などの

問題から、スクラップ・アンド・ピルド、を繰り返すのは難しい状況にある。行政改 革や市町村合併の影響、時代の要請からも、公共施設の使われ方や、職員の ワークスタイルが変化してし、くことが予想される。

こうした動向から、今後公共施設を維持・管理する際、 FMは欠かせない観点 になってくることが予想されるが、既往研究では一般のオフィスピルでの報告が 中心であり、公共施設に関するものも内部利用への言及や FMの観点が少な いのが現状である。

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑A Study on Facility Management in  Public Office Buildings

三 重 大 学 大 学 院 」二学研究科

‑2 

(9)

l

章 研 究 概 要

12

地方自治体における

FM

の取り組み叫川)

*3)

日本ファシリティマネジメ 地方自治体での

FM

取り組み事例として第

2

FM

対象を受賞した、青森県 ント推進協会:公共ファシリテ

のF M 施策を取り上げる。 ィマネジメント戦略、ぎょうせ

青森県では施設の老朽化に伴う、施設の維持・保全の経費の増大が懸念さ い 、

2010

れることや、対処療法的な修繕から施設問格差が生じていることから、施設を経

*18)

青森県のファシリティマ 営的資源と捉え、 F M手法を用いて、コストと便益の最適化を図っている。 ネジメントの導入・推進(平成

22

年度)、青森県

HP

務舗の

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aomorijp/  愛会色 準法佳、騎災対量産.防災 防犯 建築字、耐震穣強撃を定盤it

軍属鍛錐

パリアフリー対広信格化対応 暴挙濁合調停等

建物性費量

可薬桧

フレキシピリテイF 淘途別積慣t荷量計萄之の来事雪量等

環iI対応稔

f

省エネルギー 環境潤和食の達成度 量量久位

残存年敏輩、建築劣化度、設備劣也度.使渇窪療童手数@葱,~年数等

事控智満値 豊富治蛋寮 延tiil:蕊積、量欠増

F 臣 官 Z

1i!f

期途宣明の憶義鑑等

唱 E

地主捜インフッ 般車場、道J!アクセス クレーム鋸度等

Z

事選措置 近隣の公共施貨の致 遊騰の公共旗雲監の般 外都需要 t 鑓表的情値 立場条件、縁裳全体劣化<<

E

犠等

O J

定後

i 包

違法性 集団集定違舎 不適合規定の定住佑

地域特憶

g

対策 対露ll.

E I

の数

文化的価鏑 鑑肢のx.ヒ的衝煽 文化隊指定,保評議重量め愛盤化 利湾攻環 利用凄

; 1 1 ! 震 塑 j

湾状況 オフィス. .  萄積等

菅直鎗寧

効帯住 繕持寄墨書

E

鋤率、光銀本糞効率 単位箪襲あた

D

金額の.. 準価壁 内部鍵!I .fiU

陸 t l 1

湾審溝.fE.,

U

満足度 アンケ叩ト点豊富の平均

主な取り組みと成果として下記の3 つがあげられる。

①保有総量縮小の推進

施設評価手法を用いた施設アセスメントの実施、庁舎の利活用の見直し、保 有不動産の売却を行うことで運営維持管理費の増大を抑えている。

②効率的利用の推進

職員公舎の集約化を行い、空家となった公舎を売却すると共に、不均衡の 是正、機能的オフィスレイアウト、省スペースを図ることを目的に、執務スペース

の標準化を行っている。 図

121

③長寿命化の推進

FM

の観点による評価の視点

維持管理の業務実態調査を行い、清掃業務委託についての経費削減を実 利)

施し、適正化を図っている。また、施設の維持管理情報の一元的管理と情報の 時)日本ファシリティマネジメ 共有と行うと共に、各施設のベンチマークを作成している。 ント推進協会:公共ファシリテ

ィマネジメント戦略、ぎょうせ

し ¥ ,

2010

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

S t

udy on Facility Management in  Public Office B

Idings‑

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

‑3 

(10)

13

既往研究

・ォーフ。ンフ。ランオフィスで、の職員のワークスタイルに関する研究

・森明生ほか、オフィスにおける平面構成、ワークスタイル、交流行動の相互関 係に関する研究、日本建築学会計画系論文集、第

551

号 、

2002

・ロノレ・ピー夕、オープンプランオフィスでのワークパフォーマンスの自主性と多 様性におけるワークスタイルタイポロジーの応用、博士論文、

2005

以上は、オーフ。ンフ。ランオフィスで、の職員のワークスタイルに関する研究で、あ り、アンケートや各種マッヒ。ング調査より職員のワークスタイルを

4

つに分類し、

1

人当たりの床面積といった、従来のオフィス計画とは異なったオフィス計画アフ

o

ローチへの方法論を示した。また、今後のワークスタイルの変化についても言 及している。調査は、一般企業で行われている。

‑県庁職員のワークスタイルに関する研究

・奥西範久、業務特性からみた県庁のオフィス計画に関する研究、三重大学工 学部建築学科卒業論文、

2009

以上は三重県庁において、業務特性の分析と、業務特性と交流行動の関係 について考察している。従来のワークスタイル分析とは異なったアプローチへの 方法論を示した。また、業務特性を活かすオフィス計画にも言及している。

‑安藤亨、オフィス計画の変更におけるニーズと職員満足度の変化三重県庁 FM 改修モデルを事例として、日本建築学会大会学術講演梗概集(北陸)

2010 

以上は、三重県庁本庁舎の

POE

サイクルについて、経年の利用者満足度評 価を基にした職員の意識と、経年のオフィス変化について、 FMの観点から考 察を行ったもので、あり、改修後の経年変化への対応について指摘を行ってい る 。

‑北津美奈、ワークスタイル決定に及ぼす影響に関する研究 三重県庁舎を事 例として一、日本建築学会大会東海支部研究報告書、

2009

以上は、既存研究におけるワークスタイル評価を三重県庁のアンケート調査 の結果を基に考察したものである。

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑A Study on Facility Management in  Public Office Buildings

三 重 大 学 大 学 院

L

学 研 究 科

‑4‑

(11)

‑市役所職員のワークスタイルに関する研究

・野田和徳、庁舎建築のファシリティマネジメントに関する研究、豊橋技術科学 大学大学院工学研究科建設工学専攻修士論文、

2006

以上は、市町村合併後に手狭となりスペースに問題を抱えた庁舎において、

市役所職員のワークスタイルについて調査し、一般企業のオフィスとの比較を 行二ってし、る。

‑辻千代英、地方自治体におけるワークスタイルの変革について一庁舎建築の ファシリティマネジメントに関する研究一、豊橋技術科学大学大学院工学研究 科建設工学専攻修士論文、

2008

以上は、市町村の合併後に組織の変革と手狭となりスペースに問題を抱え た政令指定都市の庁舎において、市役所職員のワークスタイルについて調査 し、既往研究との比較を行っている。

‑北津美奈、市庁舎建築の市民窓口における執務空間と共用機器利用の関係 について一長野市庁舎を対象として一、日本建築学会大会学術講演梗概集 (北陸)、

2010

以上は、庁舎のマネジメント方法を検討している長野市役所第一庁舎におけ る、窓口職員を対象とした観察調査を基に、窓口職員の業務行動と共用機器 の利用実態について調査したものである。職員の動線とコミュニケーションが行 われる場所について、窓口で、の対応とパックヤード、としての機能の分節から考 察を行っている。

‑増築前後での市役所職員のワークスタイルに関する研究

・中原忠亮、庁舎の増築がワークプレースに与える影響に関する考察、豊橋技 術科学大学大学院工学研究科建設工学専攻修士論文、

2008

以上は、スペース不足の問題解決のため、増築を行った庁舎において市役 所職員のワークスタイルについて調査し、増築前及び一般企業のオフィスとの 比較を行い、市役所職員のワークスタイルの変化について言及をしている。

‑アメリカで、のオフィスに関する研究

‑北津美奈、ワークフ。レースにおけるコミュニケーションに関する研究ド、ラマ

IThe West WingJ

を事例として、日本建築学会大会学術講演梗概集(東北)、

2009

以上は、アメリカ政府の行政機関であるウエスト・ウィング、を舞台に、職員の活 動を描いたドラマ

ITheWest WingJ

を用いて、行政機関における職員のコミュニ ケーション活動の実態を調査し、通路や建具がコミュニケーションの重要な要素

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑ A  Study on Facility Management in  Public Office B

Idings‑

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

1

章 研 究 概 要

‑5

(12)

として使用されていることを指摘した。

‑北津美奈、グループ

ρ

活動で、のコミュニケーションとコモンスペースの利用に関 する研究 建築設計事務所に着目して 、日本建築学会大会東海支部研究 報告書、第

48

号 、

2009

以上は、アメリカの建築設計事務所において、グループ

o

活動を行う職員のミー ティング・共同作業と共用スペースの利用について調査し、グ、ループ活動を行う 職員のワークスタイルとオフィスの利用について考察を行っている

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑A Study on Facility Management in  Public Office Buildings

宅 重 大 学 大 学 院 ̲L学研究科

‑6‑

(13)

第 l章 研 究 概 要

14

研究の目的/論文の構成

41

研究の目的

こうし、った動向に対応して、本論では、公共施設、特に庁舎建築に着目し、特

定市役所でのワークスタイル分析とアンケート調査を行うことで、今後の庁舎建

*11)

既往研究

築の

FM

に関する指針となることを目的とする。 ピータルロウ、オープンプラ ンオフィスでのワークパフォ

142

論文の構成 ーマンスの自主性と多様性

本論は、

5

つの章から構成されており、第

l

章は「研究概要」、第

2

章は「組織 におけるワークスタイルタイ 変更が庁舎建築及び組織へもたらす影響」、第

3章は「ワーカーの意識とワー

ポロジーの応用、博士論文、

クスタイル特性

J

、第 4章はりーカーの行動とワークスタイル特性

J

、第5章は全

2005 

体の総括となっている。

12)

既往研究

第 l章は、本研究の全体的な背景、目的等が示され、本論の構成、定義に 野田和徳、庁舎建築のファシ

ついて示している。 リティマネジメントに関する研

究、豊橋技術科学大学大学 第

2章は、庁舎建築が現在置かれてしも状況を把握するために、三重県庁

院工学研究科建設工学専攻 本庁舎において行われた利用者満足度評価

(POE)

の内容について分析し、 修士論文、

2006

市町村規模の田原市役所、政令指定都市規模の浜松市役所、県庁規模の三

重県庁本庁舎における利用者満足度評価

(POE)

について考察している。

*13)

既往研究

中原忠亮、庁舎の増築がワ 第

3

章は、三重県庁本庁舎において、既往研究

*1

1 )

*12)*13)*14)

の方法を用いた ークプレースに与える影響に ワークスタイル特性の把握を目的に行ったマッヒ。ング調査の分析をしている。 関する考察ー庁舎建築のフ ァシリティマネジメントに聞す 第

4

章は、三三重県庁本庁舎において、統計的手法を用いたワークスタイル る研究一、豊橋技術科学大 特性の把握を目的に行ったアンケート調査の分析をし、田原市役所、浜松市 学大学院工学研究科建設工 役所、三重県庁本庁舎の

3

つの庁舎で得られたアンケートへ適応し、地方自治 学専攻修士論文、

2008

体のワークスタイル特性について考察している。

*14)

既往研究

5

章は、三重県庁本庁舎の執務室において、

4

章の分析によって得られた 辻千代英、地方自治体にお ワークスタイル特性ごとの職員の特徴について、コミュニケーションと活動場所 けるワークスタイルの変革

について考察している。 についてー庁舎建築のフア

シリティマネジメントに関 第

6

章は、全体の総括を行い、今後の展開と庁舎オフィスへの展開について する研究一、豊橋技術科学

述べている。 大学大学院工学研究科建設

工学専攻修士論文、

2008

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑A 

Study on Facility Management in  Public Office Buildings 

ゴ.重大学大学院 工 学 研 究 科

‑7

(14)

15

ワークプレースの基礎知識

・ワークプレース

*18)

オフィスが「働く場」であるのに対して、「し

1

ま、仕事をしている空間」そのもの

を表す用語であるが、適切な訳語はない。広義では仕事をする施設の土地、

*18)

平野商庖、

建物、空間およびその環境の全て(トータル・ワークプレイスの槻念)を指してい

http://www.saise.icom/hiran 

い、狭義では人が仕事をしてし泊場所そのものをしち。オフィスが仕事のための

oshouten/ 

物理的な容器をいうのに対して、ワークプレースは知的生産のための空問機 能と環境の単位をいう。

151

「いつでも、どこでも」のワー クプレイスづくりの進展刊

*1)FM

推進連絡協議会、総

・島型対向式*1) 解説ファシリティマネジメント、

対向式のデスクを部署ごとのまとまりにして並べる方式。 日本経済新聞社、

2003

よ り グループ内の連携が「あうんの呼吸」でできること、管理職者が勤怠状況を把

握しやすいこと、スペースが狭くてすむなどが利点としてあげられるが、集中し にくさ、作業平面の狭さ、機器操作音が妨げになるといった問題がある。

.ユニバーサルフ 。 ラ ン

*1)

役職や業務特性にかかわらず、汎用的なワークステーションとレイアウトの徹 底した標準化を行い、フレキシブ、ルにワークフ 。 レースを運用する方式。組織変 更時には、人・書類の移動のみで対応し、ワークステーションとそのレイアウトを 変更しない。この方式によって費用が大きく削減で、きる利点がある。

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

Study on Facility Management 

i n  

Public Office Buildings‑

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

‑8 

(15)

第 l章 研 究 概 要

16

定義

・面積の定義

参考文献

*1)

より、オフィス施設における各面積の定義とその分類を一覧する。

*1)FM

推進連絡協議会、総 本論では、各空間の定義を以下の分類に基づいて論じる。

重量芯灘定 内法澱定

‑室の定義

三重県庁本庁舎の組織構成の変遷を以下に示す。(図ト6

1)

三重県庁本 庁舎オフィスでは、現在「課」に当たる単位として「室」としづ言葉を用いており、

本論での室とは組織構成における室をさす。

平成

13

年度までのヒエラルキー型組織体制

家鍵

平成 14 年度 フラット型組織体制

解説ファシリティマネジメント、

日本経済新聞社、

2003

161

面積の定義

161

三重県庁本庁舎の組織 構成の変遷

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑ A  Study on Facility Management in  Public Office Buildings

‑9 

三 重 大 学 大 学 院 L学 研 究 科

(16)

ミ 重 大 学 大 学 l 完 工 学 研 究 科

(17)

2

章 オフィス環境に関する職員満足度

21 

はじめに

*1)

施設の品質は、人が施設を利用しているときのその快適さ、心地よさ、使い やすさの印象で決まる。利用者の満足度が高いことが品質評価の最も重要な

要因である。とくにワークプレースの利用者の満足度は、知的生産性に直接影

*1)FM

推進連絡協議会、総 響し、満足度が低いと生産性も低下していると考える。 解説ファシリティマネジメント、

一般に評価の初期段階では施設に対する利用者の意識も低いために明快な 日本経済新聞社、

2003

評価結果が現れにくい場合がある。しかし、満足度評価を定期的に実施し、そ

の結果をわかりやすくフィードパックすることで、施設利用者の施設に対する理 解と関心を徐々に高めることができる。このような意識の向上によって利用者の 要求条件が明確になり、施設の品質向上にさらに磨きをかけることになる。

22

調査目的

今回、県庁舎職員のワークスタイル特性把握の実態調査に伴い、職員に対 してアンケート調査を行った。アンケート調査の主な目的は、県庁舎職員の執 務室利用者満足度評価

(POE)[

吃、アンケートによる簡単なワークスタイル特性 の把握であり、アンケートを実施することで、職員の執務室に対する意識が向 上することと併せて狙いとした。

23

調査対象

本調査は三重県庁本庁舎に在席する、

4

つの室のワーカーに対して行っ た。アンケートは当日に出勤した 7 1名に回答を依頼し、回収率は 100%

であった。表

231

に調査対象執務室とアンケートの回収数を示す。

三重県庁本庁舎

231

アンケート回収数

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality  ‑10

Study on Facility Management in  Public Office Buildings

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

(18)

231

、図

232

~こ調査対象執務室の共有機器の配置図を示す。

詳細平面、面積は付録に示す。

タ ッ チ ダ ウ ン

オフィス 共用

PC

可動式 書架

プ リ ン タ

共用

PC

スキャナ

ミーティングルーム

ーティングルーム

231

三重県庁調査対象執務室の 共有機器の配置図(2階)

山ンタ宍〔口‑

可動式書架

Fax 

232

三重県庁調査対象執務室の 共有機器の配置図(4

階)

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

Study on Facility Management 

i n  

Public Office Buildings

‑11

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

(19)

2

章 オフィス環境に関する職員満足度

24

利用者満足度評価

(POE

) C

ll

241 POE

アンケート内容

オフィス環境、執務スペース、サポートスペース、ワークスタイルとの適合性、

情報環境、安全・環境・管理について

29

項目を

4

段階で評価している(評定尺 度法)。また、その項目について、自分の業務にとっての重要度を

3段階(最高

レベル

3)

で評価している。アンケート調査の質問項目は以下のとおりである。

.光環境(照明の明るさ、グレア防止等)

2.

音環境(騒音、遮昔、声の聞きやすさ) A.オフィス環境

3.

熱空気環境(温度、湿度、気流、換気)

4.

空間環境(植栽、インテリア、色彩)

5.

床の仕上げ

6.

執務スペースの広さ・レイアウト

7.

作業スペースの広さ

B.

執務スペース

8.

収納スペースの広さ・ファイリング方法

9.

窓口での対応のしやすさ

10.

動線の明確さ(移動のしやすさ)

11.

会議室、打合せコーナー

12.

コピー、

FAX

コーナー

C.

サポートスペース

13.

共用の作業スペース

14.

リフレッシュコーナー

15.

更衣、トイレ等

16.

コミュニケーションの取りやすさ

17.

プライバシーの確保

D.

ワークスタイルとの適合性

18.

業務の変化に対応した柔軟なレイアウト

19.

打合せや、共同作業のしやすさ

20.

関連部署・組織等との距離

21.

パソコン、プリンタ等周辺機器

E.

情 報 環 境

22.0A

機器の配置

23.

情報の共有化、資料の電子化

24.

プレゼ、ンテーション設備

25.

防犯、セキュリティ対策、施錠管理

26.

安全管理、災害対策、耐震対策

F.

安全、環境、管理

27

維持、管理体制

28.

省エネルギー、省資源対策 29 . 1 ¥ リアフリー対策

[l]POE 

Post Occupancy Evaluation: 

現状評価

241

利用者満足度評価(

POE)

‑三重県庁内部資料 三重県庁本庁舎のオフィス 改革と FM

・浅野剛弘、業務特性の反 映を基にしたオフィス計画手 法の検証、名古屋大学卒業 論文、

2003

を参考に平成

21

年調査時に 作成

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality  12

‑A Study on Facility Management in  Public Office Buildings 

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

(20)

2‑4‑2

各項目の満足度

調査対象執務室で、あった各室(法務文書室・管財室・建築開発室・住宅室) の各項目に対する満足度を図

241

に示す。

100% 

90% 

80% 

70% 

60% 

50% 

40% 

鴎非常に不満 隠やや不満 隠やや満足

2

・非常に満足

30% 

20% 

10% 

0% 

質問項目

12 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 

100% 

90% 

80% 

70% 

‑非常に不満

60% 

ーやや不満

50% 

関やや満足

40% 

銅非常に満足

30% 

20% 

10% 

。%

策指項目

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 

Considerations of the Workstyle Characteristics in  the Municipality 

‑A 8tudy on Facility Management in  Public Office Buildings‑

三 重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

‑13

参照

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