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凡例

‑自席

信ミーティ、ノク白ルーム

‑執務室外

滋執務室内 100

90% 

80% 

70'% 

60% 

50 40% 

30% 

20% 

10% 

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図 3‑6‑10 各室の会話の場所

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刊内

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第3章 自主性を用いたワークスタイル特性の判定

前項で述べた在室率・在席率と同様に、活動内容・時間にも各室について、

その特徴を述べていく。

‑全体の特徴

活動時間の割合から、対象執務室内において、コンピュータ作業やデ、スク作 業などの事務作業を中心に活動していることが分かった。また、法務文書室以 外の室で、は会話をコンピュータ作業と同程度の時間行っていた。

コミュニケーションが執務室での活動に占める割合は、約 15%""‑'20%である。

会話によるコミュニケーションの占める割合、電話で、のコミュニケーションが占め る割合も同様に室ごと大きな差はなく、会話が約 13%、電話が約4%となった。

会話の場所については自席での会話が全体の約 6割となり、自席での会話 が多くみられる結果となった。

‑室の特徴

法務文書室では在室率が 80%を超える職員が調査時に出席した室職員 14 人中8人おり、自席で、の作業を行っている職員が多く見られる結果となった。会 話の場所は職員によって異なり、執務室内で全て完結する職員がいる一方で、

コミュニケーションの半数以上をミーティングで、過ご、す職員もいた。会話の場所 と管理職との問の関係は見られなかった。コミュニケーションが執務室で、の活動 に占める割合は、約5%から40%と職員によって大きく異なっていた。コミュニケ ーションの手段としては会話の割合が多い傾向にあった。

管財室では在室率が 90%を超える職員がいる一方で、60%前後の職員や 10%程度の職員もおり、全体的にばらける結果となった。

コミュニケーションが執務室で、の活動に占める害JI合は、電話が多い職員の数 が他の執務室と比べて多いが、室内の個々の職員同士で比較をすると、法務 文書室と同様に職員によって大きく異なり、また会話の場所も職員によって異な っていた。

建築開発室では在室率が 80%以上の職員が出席した職員 23人中 17人 おり、執務室内で、の作業を行う割合が高い結果となった。また、ad9、ad10の管 理職は在室率、在席率が異なったため、管理職による特徴は見られなかった。

コミュニケーションが執務室で、の活動に占める割合は、全体的に低く、約 0%

から30%となった。

住宅室では在室率が 90%以上の職員がいる一方、30%前後の職員もおり、

全体的に分散する結果となった。在席率においても在室率同様、分散していた。

また、管理職の特徴は見られなかった。コミュニケーションが執務室で、の活動に 占める割合は、全体的に低く、約 5%から 30%となった。会話の場所別では、自 席で、行う職員が多い結果となった。

Considerations of the Work‑style Characteristics in  the Municipality  ‑57

‑A Study on Facility Management in  Public Office Buildings‑

三 重 大 学 大 学 院 L学 併 究 科

‑個人の特徴

法務文書室では、職員 a4、a8、a12の管理職は在室率、在席率共に 70%以 上を示しており、自席で、業務を行ってしもと考えられる。

コミュニケーションが執務室で、の活動に占める割合で、はal0、a15のみ会話と 電話の割合が同程度となる結果となった。

管財室では、a24、a28、a32の管理職に関しては在室率が60%以上になって いる一方で、在席率はまちまちとなり、在席率に関しての特徴は見られなかっ た。

建築開発室では、会話を自席で行う職員が多い一方で、 adl、ad8、ad16、 ad17、ad19のように自席より自席外の執務室内で、コミュニケーションを取ってい る職員もいた。また、管理職はミーティングルームを利用する傾向があり、自席 や自席外の執務室内で、のコミュニケーションは低い結果となった。

Considerations of the Work‑style Characteristics in the Municipality 

‑ A  Study on Facility Management in  Public Office Buildings‑

三 重 大 学 大 学 院 に 学 研 究 科

‑58

第3章 自主性を用いたワークスタイル特性の判定

3‑6‑3活動内容・場所と動き

図3‑6‑12、図3‑6‑13にマツヒ。ング、調査より得た課ごとの職員の動線をプロッ トした図を示す。

3‑6‑12

動線プロット図(2階執務室)

C o n s i d e r a t i o n s  o f  t h e  W o r k ‑ s t y l e  C h a r a c t e r i s t i c s  i n   t h e  M u n i c i p a l i t y  

‑A 

S t u d y  o n  F a c i l i t y  M a n a g e m e n t  i n   P u b l i c  

Office 

B u i l d i n g s  

重 大 学 大 学 院 工 学 研 究 科

‑59

3ーか13

動線プロット図(4階執務室)

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‑AStudy o n  F a c i l i t y  M a n a g e m e n t  i n   P u b l i c  O f f i c e  B u i l d i n g s ‑

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.60

第3章 自主性を用いたワークスタイル特性の判定

また、執務室内の会話をすべてプロットしたもの(コミュニケーションポイント)を 図3‑6‑14に示す。

2 階コミュニケーションポイント

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4 階コミュニケーションポイント

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3ーか14

コミュニケーシヨンポイント

図 3‑6‑12図 3‑6‑13を見ると、各室とも自席を中心に室内で、活動しているこ とがわかる。

法務文書室では共用PCやプリンタ周辺(図3‑3‑4)への激しい移動が見られ る。また、ミーティングルームと物置スペースの聞の通路は、出入り口に近く、主 動線となっている。

管財室では窓際のラックへの移動が見られ、島周辺は窓際も含めて主動線 となっている。また、ミーティングルーム聞の通路が主動線となる一方、法務文 書室側の通路も動線として利用されている。

建築開発室では、共用 PCスベーやコピー室、集中書庫への動線が見られ、

執務室に近接する共用スペースの活用が見られる。また、出入りに利用される

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. 61・

主動線が、コピー室と共用

PC

スペース間とミーティングスペース聞の

2

手に 分かれており、共用空間周辺が業務の主動線となっている。

住宅室では、窓際のラックへ往復するワーカーが見られ、島周辺は一部回遊 性があるものの、執務室の出入りになる主動線は lか所のみである。

図3‑6ーはからは、会話の発生場所を見ることができる。ほとんどが室内での 会話であり、隣や向かいの席の職員と自然発生的な会話をしている。また、法 務文書室・管財室では、執務室奥や、執務室手前のワーカーに集中している。

建築開発室では、会話が執務室全体に広がっており、隣の島とのコミュニケー ションがみられる一方で、住宅室では執務室全体に広がっているものの、ほと んどの会話が島ごとに行われていた。

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  'lt大学大学院 1二 学 研 究 科

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第3章 自主性を用いたワークスタイル特性の判定

3‑7職員のワークスタイル特性 3‑7‑1

3‑7‑1ワークスタイル特性の判定 自主性の判定リスト一部 既往研究*11)のリストに従い、職員のワークスタイルを特定してして。 [9) (2階執務室)

[9]アンケート調査は、個人を特定することができなかったため、指標2 ‑ 4で判断している *11)ロル・ピー夕、オープン プランオフィスでのワークパ フォーマンスの自主性と多様 性におけるワークスタイルタ イポ口ジーの応用、博士論 2005

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3‑7‑2

自主性の判定リスト一部 (4階執務室)

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‑64

第3章 自主性を用いたワークスタイル特性の判定

3‑7‑2ワークスタイル特性の分類

職員のワークスタイル特性の分類と、その割合を次に示す。

事曲線的業務

2 3 .  

9~

21. 

1 %  

領域的業務

戦線的量産務

0 . 0 %  

全 体

鉱数約業務

3 1 . 0 %  

2 3 .  9 %  

車道堕筆墾

拡散的業務II軸線約業務

3 D .  8 %  

議 委 1 3 . 3 %  

⑬ 

~ I 驚 喜 I  I  1 3 . 3 %  

法務文書室 管 財 室

軍事線的業務 │  鉱数的業務

2 4 . 2 %   3 6 . 4 %  

鉱散的業務

3 3 . 3 %  

建議

1

1. 

1 %  

震設 3‑7‑1

2 4 .  2 %  

領織的業務

1 5 . 2 %   1

1. 

1 %   1

1. 

1 %  

職員のワークスタイル特性

鹿遊的業務 の割合

建築開発室 住宅室

Considerations of the Work‑style Characteristics in  the Municipality 

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. 65

対象職員のワークスタイル特性について説明を行う。

ワークスタイル特性の分類に際して、対象となる職員は法務文書室13人、管 財室 15人、建築開発室 33人、住宅室9人、全71人となる。

4つの執務室の合計人数からみたワークスタイル特性は、領域的業務に 15 人、拡散的業務に22人、軸線的業務に 17人、周遊的業務に 17人という分類 になった。

室ごとにみていくと、法務文書室では領域的業務、拡散的業務、周遊的業務 の3つのタイプ

0 1

こ約3割ずつ分類された。

管財室では、周遊的業務、拡散的業務にやや偏っており、多様性・相互関 係性が高い職員にやや偏る結果となった。

建築開発室で、はやや拡散的業務に偏っており、住宅室では軸線的業務に 偏る結果となった。

jFMAの提示しているワークスタイルとワークフ。レイスの関係*1)からみると、そ れぞれタイプ1、タイプ 2、タイプ4にあたり、それらに適したワークプレイスとし て、

タイプ1:定型的で、コミュニケーションを重視したグループワークをする人々に 適合する。従来のオフィスのように、固定した自席をもち、グループ。単 位で、コミュニケーションしながら仕事をするワークプレイス。

タイプ

2 :

定型的な業務であるが、自己完結型の仕事をする人々に対応するワ ークプレイスで、プライバシーを重視した自席のあるワークプレイス。

タイプ3:フ。ライパシーを重視した自席のある従来型のワークプレイス

タイプ4:創造的な業務で、しかも自己完結型の仕事をしている人々、自席が無く てもホームオフィスやサテライトオフィスだ、けで、仕事がで、きる可能性が ある人々が対象で、オルタナティブオフィスが主たる仕事の場となる。

と、提示し、それぞれの業務特性に合わせてワークプレイスを評価し、検討する ことが重要である、としている。

今回の調査では、全てのタイプに分類される職員がし、るが、庁舎が対象とい うこともあり、タイプ4のようにホームオフィスなどを検討することは難しいと考えら れる。しかし、自席以外にも作業できるスペースを用意したり、フリーアドレス方 式を導入したりするなどの検討を行う必要があるので、はないだろうか。

また、他の執務室、例えば窓口部門や、事業系部門などで同様の評価・検 討することは非常に重要である。

図 3‑5‑5の矢印に示されるように、Du即時)1こよるワークパターンモデ、ノレの将 来発展予測からも、各ワークスタイル特性が矢印の方向に発展してして可能性 があり、同様のことがうかがえる。

)FM推進連絡協議会、総 解説ファシリティマネジメント、

日本経済新聞社、2003より

*5)  Francis  Duffy:the  new  office Conran Octpus  Limited1997

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