ドイツ協同組合監査団体に対する品質管理審査についての覚書
ドイ ツ協 同組合監査 団体 に対 す る 品質管理審査 につ いての覚書*
多木 誠一郎
目次 は じめに
‑ 品質管理審査 の義務付 け 1 .経過
2.枠組 み設計 に際 しての基準
二 品質管理審査 の関係者
1 .品質管理審査人
2.監査団体3.
品質管理審査委員会 三 品質管理審査の内容
1 .品質管理審査 のサイクル
2.品質管理審査 の範囲 3.品質管理審査 の遂行 4.品質管理審査 の結果四 品質管理審査 に対す る監督 終 わ りに
は じめ に
監査 に対す る社会か らの信頼 を確保す るには、監査 につ いて適切 な品質管理が 行 われ ることによ り、一定水準以上の監査 の質が監査主体 において常 に確保 され ていることが必要である。公認会計士 ・監査法人 による監査 ( 公認会計士監査) では、監査 の質 を確保すべ く以下 のよ うな枠組 みが整備 されている。監査事務所 ( 監査法人 ・個人 の公認会計士事務所) の内部 において①監査事務所 レベルでは、
斗 本稿 は、平成1
9年度科学研究費補助金
(「 協同組合 における外部監査の研究 :中央会監査 と会計
士監査 における最近の変化 を受 けて」課題番号1
7730056)に基づ く研究成果の一部である。
多木 誠一郎
監査事務所 は品質管理 システムを整備 ・運用す るとともに、同 システムを監視す ること、②監査業務 レベルで は、監査実施者 は同 システムに従 って監査 を実施す ることが、「監査基準 ・監査 に関す る品質管理基準 ( 企業会計審議会 平成 1 7 年
10月28 日
)」 によ って求 め られている。 その上で 日本公認会計士協会が、監査事 務所が行 う監査 の品質管理 の状況 を調査 (レビュー) し ( 会計士46 条 の
9の
2第 1項)、 その結果を監査事務所 に通知 し、必要 に応 じて勧告す る ( 同協会会則1
22条 1項)。更 に公認会計士 ・監査審査会が品質管理 レビューの結果 を受 け、 モニ
タ リングを行 う。 よ り具体的には品質管理 レビューの結果 を審査す るとともに、
必要 に応 じて監査事務所 ・日本公認会計士協会 ・被監査企業 に対 して立入検査 を 行 う ( 会計士46 条 の
9の
2第
2項
・49条 の
4第
1項
・2項)。 このよ うに、公認 会計士監査で行われている品質管理 は、監査事務所 内部 にとどま らず、監査事務 所 の外部 に位置す る日本公認会計士協会及 び公認会計士 ・監査審査会が、内部 の 品質管理 について更 に二重 に監督す る枠組 み とな っている1 ) 。
監査 の質の確保 は、協同組合 において公認会計士監査 に代わ って外部監査 を担 う協同組合中央会監査 において も求め られ るのはい うまで もない。 中央会監査の うち、最 も長 い歴史 を有 Lかつ物的 ・人的に も整備 されていると思われ る農業協 同組合中央会監査 で は、公認会計士監査 におけるの と同等
2)の品質管理 を行 うべ く枠組 み整備が進 め られている
3)。監査事務所 に相 当す る全国農業協同組合 中央 会
(JA全国監査機構
4))内部 にお ける品質管理 システムの整備 ・運用 ・監視 は、
公認会計士監査 に準拠 して定 め られている 「 農業協同組合 中央会監査基準 ・監査 に関す る品質管理基準 ( 全 国農業協 同組合 中央会 平成1
8年
8月
8日)」 によ っ てお り、少 な くとも同等性 の観点 か らは問題 とすべ き点 はないよ うに思 われ る。
1)公認会計士監査 における品質管理 につ き、 臼井洋二 「品質管理 レヒューの実態把握 と提言」商
事1
72
5号37 頁以下 ( 平成
17年)、大釆志郎 「公認会計士法等 の一部 を改正 す る法律 の概要」 商事
1806号1
8・24頁 ( 平成1
9年)、野村昭文 「 改訂監査基準、監査 に関す る品質管理基準等の概要」商 事1
752号29‑32 頁 ( 平成
17年)、羽藤秀雄 『改正 公認会計士法』 ( 平成1
6年、同文館出版)277 1
302貢参照。
2)主たる外部監査である公認会計士監査 とは別 に中央会監査 を設 ける (
存続 させ る) ためには、
公認会計士監査 との同等性 は重要 な観点である。例えば中央会 による決算監査を法定化 した平成
8年農業協同組合法改正 に大 きな影響 を与えた農政審議会報告 「 信用事業を中心 とす る農協系統 の 事業 ・組織 の改革 の方向 ( 平成
8年
8月 1日) 」、立法担 当課 による同改正 に関す る解説である農 林水産省経済局農業協同組合課 「農協改革 ・改正事項 の解説」 農業協 同組合経営実務52 巻 1 0号
40頁 ( 平成
9年)参照。
3)JA
監査研究会 ( 森田松太郎監修)『 J
Aの監査60間6
0答』( 平成1
9年、全国協同出版)49‑50 頁参照。
4)従来 は各都道府県農業協同組合中央会が中央会監査 の主体であ ったが、平成16
年農業協同組合 法改正 によ り監査事業が集約 され、全国農業協同組合中央会 のみが監査主体 とな った ( 農協37 条 の2・37 条の
3・73条の27 参照)。全国農業協同組合中央会で監査事業 にかか る業務を行 う部門が、
JA
全E g l 監査機構であるO
ドイツ協同組合監査団体に対する品質管理審査についての覚書
これに対 し監査事務所 の外部 に位置す る者 による監督 は、実質的 には行われてい ないとい ってよい。 あ るいは類似 した監督 は行 われているが、少 な くとも公認会 計士監査 と同等 の意味での監督 であるとはいい難 い。 その理 由の一つ は、中央会 監査 で も 「品質管理 レビュー」 とい う名称 で監督が行 われているが、 レビューの 主体 は外部者で はな く全国農業協 同組合中央会 自体 であるとい う点 に求 め うる。
品質管理 に対す る外部者 による監督 は、‑ 公認会計士監査 にお ける議論 に鑑み て も‑ 監査の質 を一定水準以上 に確保す るためには不可欠であるよ うに思われ る。 それでは品質管理 に対す る外部者 による監督 を行 う枠組 みを設計す るのに際 し、 どのよ うな観点 を考慮 して、どのように設計をすれば、公認会計士監査 におけ るの と同等 に監査の質の確保が図れるのであろうか。 この点 についての示唆を得 る べ く本稿では、「ドイツ協 同組合法上 の監査団体 ( 中央会)の内部 における品質管 理」に対 して外部者が監督を行 う 「品質管理審査」について紹介 しつつ、 ささやか な考察をする
5)0‑ 品質管理審 査 の義務付 け 1 .経過
ドイツで は
「2000年1
2月
19E ] 付 けの経済監査士法改正法 【
GesetzzW Anderung YonvorschriRentiberdieTatigkeitderWirtschaftspr也fer(Wirtschaftsprtiferordnungs‑ ÅnderuJlgSgeSetZ‑WPOÅG)vom 19.Dezember2000】」 によ って、決算監査人監 査 ( 決算監査)【
AbschlussprBfun
g】 を行 う経済監査士 ・経済監査会社 は、監査主 体 の外部 に位 置す る者 による品質管理審査 【
(exteme)Qualitatskontrolle】 を受 け
ることが義務付 け られた。
導入 の背景 と して、監査専 門職 に関す る法 【
Berufsrecht】 を国際基準 に適合 さ せ よ うと した点 を挙 げることがで きる
6)。 す なわち第 1に、国際的な、 とりわけ アメ リカの資本市場 を利用 して資金調達 しよ うとす る ドイツ企業が増えた ことで あ る。例 えばアメ リカの証券市場 の 1つであ るNASDA ( )は登録企業 に対 して、
品質管理審査 を受 けている者 による決算監査を要求 していたため、 ドイツの経済 監査士 ・経済監査会社が上記企業 を監査す るために も、品質管理審査 を受 けるこ とが不可欠 とされた。第
2に、 ヨーロッパ における動 向である
。 1990年代終 わ り
5)外国法研究 の対象 と して ドイツ協同組合法 を取 り上 げる理 由につ いて は、拙著 『協同組合 にお
ける外部監査の研究』 ( 全国協同出版、平成1
7年)5 頁参照。
6)BTIDrucksache14/3649,S16‑18
.
多大 誠一郎
には、 ほぼすべての国で品質管理審査 システムが導入 されていた。 1
990年代中頃 か ら各国 の システムの調和 を促すべ くヨー ロ ッパ委員会 は活動 を続 けてお り、
2000
年1
1月
15日付 けで 「ヨーロッパ連合 における決算監査人監査 に関する品質保証 システムが最低限充足すべ き要件 【
EmpfehlungderKommissionvom 15.November 2000:MindestanforderungenanQualitatssicherungssysteme氏irdieAbschlussprtifunginder EU】」について、 ヨーロッパ連合加盟各国に勧告 している.本勧告 に至 るヨーロッ パ委員会の考え方を反映 させて上記2000 年改正法案が作成 され、同法案 は‑ 同 法案可決 の直前 に採択 された‑ 本勧告 に沿 った もの とな っている。 これによ り 経済監査士会議所 【
wirtschaflsprBferkammer】が品質管理審査 システムを運営 し、
個々の審査手続 きは同会議所 に登録 された審査人であるピアすなわち経済監査士 ・ 経済監査会社が遂行す るとい うシステムが確立 した。
監査団体 も商法上の決算監査人監査 を行 うことがあ るが (ド商3
40k条、 ド商施
25条)、品質管理審査を受 ける義務 を2000 年法改正 では例外的に免除 されていた (ド商施 旧5
0条
2項) 。立法理由書 によると、その理 由は大略以下 の通 りである。
例外が設 け られたのは、監査団体 を品質管理審査か ら除外す るためで はない0
2000年改正法案 を準備す るための初期段階で既 に、監査団体 も品質管理審査 を受 けることに協同組合業界 は賛同 していたが、決算監査人監査制度 に対す る協同組 合監査制度 の特殊性 をなお別個 に調査すべ きであ ったか らである7 ) 。調査の結果 が取 り入れ られ、経済監査士 ・経済監査会社 に遅れ ること約
1年、「
2001年
12月1
0日付 けのユーロ貸借対照表法 【
GesetzzurAn passungbilanzrechtlicherBestimmungen an dieEinfhhrungdesEur
o,zurErleichterungderPubllZitat氏irZweigniederlassungen auslandischer Untemehmen sowie zur EinRihrung einer Qualitatskontrolle Air genossenschaRliche PrBf un
gsverbAnde(EuroIBilanzgesetz‑‑EuroBilG)vom 10.Dezember 2001】」によって、監査団体についても外部者による品質管理審査が義務付けられた。
2.
枠組 み設計 に際 しての基準A )
監査団体 に対す る品質管理審査の枠組 みを設計す るのに際 し、立法理 由書 によ ると以下 の
2点が基準 とされてい る
9)0lつ は、経済監査士法 に定 め られた経済
7)BT‑Drucksache14/6456,S14‑15.
8)Vgl.HeinrlChBauer,GenossenschRs‑Ha.]dbuch:begrundetYonRolfSchube
r
uKar71HeinzSteder,2 004(einschlleBllChder7/2007Lieferungvom Oktober2007),§63eRn.4112,HansIJilrgenSchafnand ua.,GenossenschaftsgesetzIGeset2=betrefrenddieErwerbs‑undWirtschaRsgenossenschaften:Kommentar YonLang/Weldmdller,35・Aufl,2006, §63eRn.4‑5・9)BT‑Drucksache14/6456,S.15.
トイツ協同組合監査団体に対する品質管理審査についての覚書
監査士 ・経済監査会社 に対す る品質管理審査 と同等 で 【
gleichwert
ig】 なければな らない とい う点 である。同等性 を十分 に考慮 し、経済監査士法 に定 め られている 品質管理審査 システムに基本的 には依拠 している。すなわち経済監査士会議所が 運営 す る品質管理審査 システムに参加 す る ことが、監査団体 に義務付 け られた (ド協
63e条
‑63g条)1
0)O 同 システムに参加す る前提 として、監査団体 は経済監査 士会議所の会員 になることが要求 されて いる ( 下記 「 二」2(
2)参照)。 同会議所 において品質管理審査 に関す る権限を有する品質管理審査委員会 は、経済監査士 ・ 経済監査会社 に対す るの と同 じ権限を、監査団体 に対 して有す るO
他 の lつ は、経済監査士 ・経済監査会社が監査主体である商法上の決算監査人 監査制度 に対 す る協 同組合監査制度 の特殊性 【
Besonderheiten】 を十分 に考慮 し なければな らない とい う点 であ る ( 上記 1参照)。特殊性 と して本立法理 由書で は、以下 の
4点が特 に列挙 されて いる。第 1に、監査団体監査 の対象 は、商法上 の決算監査人監査 におけるよ り広範 であるとい う点である。第
2に、監査団体監査 は、協同組合法第
1条 を基礎 に して遂行 され るとい う点であ る。他 のすべての 団体 と異 な り協同組合 に義務付 け られている組合員助成が遂行 されているのか否 かを、監査団体 は監査 しなければな らない。第
3に、監査団体監査 は、監査手続 実施終了後の追跡手続 き ( 後褐注
(26)参照) を広範 に含 む世話監査 【
Be廿euungs‑ priifun
g】
11 ' であ るとい う点である。第
4に、協 同組合監査制度 の社団法上 の構造 が特殊 であ るとい う点 であ る。例 えば①監査団体 は登記済社団であ り (ド協
63b条 1項)、②協同組合 は監査団体 に加入 した上で (ド協5 4条)、 自らが加入 してい る監査団体 による監査 を受 けなければな らず (ド協55 条
1項)、③会員協 同組合 が監査 を委託す るまで もな く、監査団体 は会員協同組合の監査 の委託 を法的に受 けている。 このよ うな構造 ゆえに、監査団体 は会員協同組合 を監査す る権限を有 し、 これ に対応 して会員協 同組合 は、加入 している監査団体 による監査 を受 ける ことを請求す る権利 を有す るのである。
10)それゆえ協同組合法で経済監査士法の規定が大幅 に準用 され、又 は同規定 に準拠 して協同組合
法 に規定が置かれているo なお経済監査士会議所 にお けるの と同等 の品質管理審査 システムを ド イツ協同組合協会 自由委員会 ( 後褐注(
23)参照) に独 自に構築す ることも考 え られ るが、監査団 体の数が少ないことを理由に断念 されたようである
(Vgl.Bauer,a.a.0.(Fn8),§63eRn8)O経済 監査士会議所が運営す る品質管理審査 システムに参加 す る方が、経済監査士 ・経済監査会社 と同
じ枠組みで審査がなされ、社会 に対す る透明性 もよ り増すであろ う0
ll)わが中央会監査 の特質 と して伝統的に挙 げ られ る 「
指導監査」 に相当す るので、‑ とりわけ 彼我 の比較をす る際 には、記述が複雑 になるのを避 けるため‑ 「 指導監査」 という訳語 を当て ることも考え られる ( 拙著 ・前掲注(
5)70頁)。 しか し本稿では原語 の有す るニュア ンスを重視 し、
‑ 語感 はよいとはいえないが‑ 「 世話監査」 と敢えて邦訳 した。
多木 誠一郎
このような特殊性が十分 に考慮 され、協 同組合法 に特則が設 け られ るとともに、
経済監査士法 の改正が行 われ た
12)。特殊性が考慮 された代表的な例 と して第
1に、
監査団体の品質管理審査人 と して監査団体 も登録 で きる旨定 め られた ( 下記 「 二」
1
( 1 ) 参照)。 これ に対 応 して品質管理 審査人 の登録 の要件 ・手続 きを定 め る品質 管理審査規程 【
satzung鈷rQualitatskontroll
e】 は、 監査 団体 の登録 につ いて も定 めを置 くことにな った (ド監 査士
57C 条
2項 1号)。第
2に、 品質管理審査委員会 の委 員 の中 に、 協 同組合監査 制度 との関係 を有 す る者 を置 くことが要求 され た ( 下記 「 二」3 参照)。第
3に、監督官庁 が品質管理審査 システムで一定 の役割 を 演 じて いる ( 下記 「 二」2 (1 )・ 「四」参 照)。第
4に、 品質管理審査参加証 明が付与 され なか った場合 の効果 に関す る特則 で あ る ( 下記 「 三
」 4(2)参照) 0
以上 の
2つ の基準 に依拠 して枠組 み設計 が なされ た結果、経済監査士 ・経済監 査会社 に対 す る品質管理審査 と異 な る点 もあ る ものの、監査団体 も、経済監査士 会議所 が運営す る品質管理 システムに組 み込 まれ たので ある。
二 品質管理審査 の関係者 1 .品質管理審査人 ( 1 )登録
ドイ ツでは品質管理審査手続 きと して、 ピア ・レビュー方式が採用 されている。
ヨー ロ ッパ委 員会 によ る
2000年勧告 で は ( 上記 「
‑」 1参照)、 品質 管理審査手 続 きと して、①監査専門職 団体若 しくは監督官庁 において採用 されて いる者 が、
品質管理審査 システムを運営 し、 同者 自身が品質管理審査手続 きを実施 す るモニ タ リング方式、又 は②監査実務 に携 わ って い る同僚 (ピア)が品質管理審査手続 きを実施 す る ピア ・レビュー方式 のいずれの方式 で も差 し支 えない とされて いる ( 勧告
2項) 。 ドイ ツで は後者 が採用 されたのであ る。
監査団体 に対 す る品質管理審査 で は、 ピア と して監査団体 ・経済監査士 ・経済 監査会社 が想定 され、 その うち品質管理審査人 【
prtifer氏irQualitatskontrol l
e】 と して経済監査士会議所 に登録 され た ものが、 品質管理審査 の主体 にな りうる (ド 協
63f条
1項)。経済監査士 ・経済監査会社 に対 す る品質管理審査 の場合 と異 な り (ド監査士
57a条
3項
1文)、監査 団体 も審査人 にな りうる。 協 同組合監査制 度 の 特殊性 が考慮 された ことによ る ( 上記 「
‑」 2参牌)0
12)
あるいは品質管理審査に関する経済監査士法の規定を準用しないことにより (ド協
63g条2項参
照) 、特殊性が考慮されているo
ドイツ協同組合監査団体 に対す る品質管理審査 についての覚書
監査団体が品質管理審査人 と して登録 され るための要件 ・手続 きにつ いて、協 同組合法 に特別 の定 めが置かれている (ド協6
3f条
2項)。 もっとも下記 の通 り、
協同組合監査制度 の特殊性 を損 なわない範囲で、経済監査士 ・経済監査会社が登 録 され るための要件 ・手続 き (ド監査士57
a条
3項) に準拠 した定 め とな ってい
る。
登録 を受 けるために充 たさなければな らない要件 は、以下 の
3つである。第
1に、監査団体 が
3年以上監査権 を有 して いる ことであ る (ド協63f 条
2項 1文
1号)。経済監査士 ・経済監査会社 の登録要件 に対応 している (ド監査士57
a条
3項
2文 1号)。第2に、監査団体 の理事 の 1人以上又 は民法第30条 によ って任命 さ れた特別代理人 の
1人以上が、経済監査士法第57a 条第
3項 に基づ いて品質管理 審査人 として登録 された経済監査士であることである (ド協63
f条
2項 1文
2号) 0 経済監査会社 の登録要件 に対応 している (ド監査士5
7a条
3項
4文)。第
3に、監査団体が、有効 な品質管理審査参加証明 ( 下記 「 三」4(
2)参照)を付与 されてい ることである (ド協63f 条
2項 1文
3号)。経済監査士 ・経済監査会社 の登録要件 に対応 している (ド監査士5
7a条
3項
4文)0登録手続 きの詳細 は、経済監査士会議所 の定める品質管理審査規程 に委ね られ ている (ド監査士5
7C 条
2項 1号)。上記
3つの要件 を充 たす監査団体か ら、経済監査士会議所 に対 して登録 の申立てがなされた場合 には、同会議所 は登録 を しな ければな らない ( 同規程
3条
1項
2文
・5文)。上記第 1・第
2の要件 は、監査団体が証明 しなければな らない。第 1の要件 につ いて は、監督官庁 ( 下記 「四」参 照)が監査権 を付与 した旨の文書 を提 出す ることによって証明す るのが通常であ
る ( 同規程
4条
4項
2文) 。登録 の有効期限 は付 されない ( 同規程
3条
2項) 0
(2)具体 的な委託
経済監査士会議所 は、下記 の通 り品質管理審査人選 出手続 きに関与す るが (ド 協63
g条
2項
1文‑ ド監査士5
7a条
6項 1文 一
4文)、品質管理審査手続 きを実施す
る主体で はない。主体 は品質管理審査人であ る。品質管理審査 を受 けよ うとす る 監査団体 は、品質管理審査人候補 と して
3人 までを品質管理審査委員会 に提案す る。提案 に際 して は品質管理審査遂行 に必要 な独立性 ( 下記(
3)参照) を各候補 者が維持 して い る ことを候補者 自 ら確認 【
Unabhangigkeitsbestatigung】 した書類 を添付 しなければな らない (ド協6
3g条
2項 1文‑ ド監査士57 C 条
2項
6号、品質 管理審査規程
19条)。 品質管理審査委員会 は提案 に対 す る拒否権 を有 してお り、
提案がなされた後
4週間以 内に、個 々の提案又 はすべての提案を、理 由を付 して
多木 誠‑那
拒否で きる。同委員会が拒否 しない場合 には、提案 は認め られた ものとみなされ る。すべての提案を拒否 された場合 には、審査 を受 けよ うとす る監査団体 は、品 質管理審査人候補 を新 たに
3人 まで提案で きる。
審査を受 けよ うとす る監査団体 は、上記手続 きで品質管理審査委員会 に拒否 さ れなか った候補者の中か ら品質管理審査人 を選択 し、審査 の遂行を委託す る (ド 協
63g条 1項
2文)。委託 した場合 には、①品質管理審査人、②審査の開始、③審 査期間、④経済監査会社 ・監査団体 に委託す るときは、品質管理審査 に責任 を負 う経済監査士 (ド協
63f条 2項 2文、 ド監査士
57a条
3項
5文) を挙 げ、経済監査 士会議所 に遅滞な く書面で通知 しなければな らない ( 品質管理審査規程
9条
1文 ・ 2 文)。 品質管理審査遂行 の委託 を監査 団体が受 ける場合 には、審査責任者 は品 質管理審査人 として登録 されている経済監査士 でなければな らず、加えて当該経 済監査士 は監査団体の理事又 は民法第30 条 によ って任命 された特別代理人でなけ ればな らない (ド協
63f条
2項
2文)。経済監査会社が委託 を受 ける場合 に対応 し ている (ド監査士
57a条
3項
5文)。審査責任者 に このような要件 を課す ことによ り、‑ 品質管理審査の主体 の レベルのみな らず‑ 個 々の品質管理審査の レベ ルにおいて も監査の質 を保証 しよ うとしている1 3 ) O
(3)独立性
品質管理審査が機能 し、信頼で きるものとして社会 に受 け入れ られ るためには、
‑ 監査 におけるのと同様‑ 審査 を受 ける監査団体か ら審査人が独立 している ことが決定的である1 4 ) 。 それゆえ経済監査士 ・経済監査会社 ・監査団体 は、①資 本関係、金銭上 の結 びつ き若 しくは人的結合が、審査 を受 けよ うとす る監査団体 との間に存在す る場合、又 は②不公正 のおそれ (ド監査士
49条) を基礎付 けるそ の他 の事情が存在す る場合 には、当該監査団体の品質管理審査人 になることはで きない (ド協
63f条
3項‑ ド監査士
57a条
4項 1文)。監査団体 につ いて は、経済 監査士 ・経済監査会社 には存在 しない特殊 な事情 が存在す る。東西 ドイツ統一前 に設立 され た監査団体 は監査団体連合会 【
spitzenverband】 に加入 してお り、会 員関係 に基づ き同連合会 に対 して賦課 金支払義務 を負 っている (ド民58 条
2号) 。 監査団体連合会 と監査団体の間 にあるこのよ うな経済的関係 によ り、同連合会 は
13)peterpohlmannu.a・,GenossenschaRsgesetz:GesetzbetrefrenddleErwerbs‑undWirtschaRsgenossenschaften nebstumwandZumgsrechtlLChen VorschnLten氏ir GenDSSenSCha氏en begriindetYon Eduard Hett
r i
cM'eter P6hlmann,3.Aufl.,2007,§63fRn.4.14)BTIDrucksache14/3649,S.26.
ドイツ協同組合監査団体に対する品質管理審査についての覚書
独立性 を喪失 してお り、同連合会 は会員である監査団体の品質管理審査人 になる ことがで きないのかが問題 にな る1 5 ) 。 しか し立法理 由書 によると、賦課金支払義 務 を負 う団体法上 の会員たる地位があるのみで は、独立性 を喪失 しない】 6 ) .
相互 審査 【
wechselseitige Prtifungen】、 す なわ ち
A監査 団体 が 自 らの品質管理 審査人である
B監査団体 の品質管理審査 を遂行す ることも許 されない (ド協
63f 条
3項 ‑ ド監 査 士
57a条
4項
2文 、 品質 管 理 審 査規 程
6条
6項
1文)。 循 環 審査
【
Ringprdfung】 も相互審査 の一種 とみなされ、許 されないのが原則であるO例え ばA 監査団体 がB 監査団体 の審査 を遂行 し
、B監査団体がC 監査団体 の審査を遂行 し
、C監査団体がA 監査団体 の審査 を遂行 す る場合であ る。 ただ し公正 中立 な第 三者か らみて不公正 のおそれが存在 しない場合 には、 循環審査 は差 し支 えない ( 同規程
6条
6項
2文)0
2.監査団体
( 1 ) 品質管理審査が義務付 け られている監査団体
監査 団体 に対 して品質管理審査 を義務付 けた
2001年法改正で は ( 上記 「
‑」1参照)、 すべての監査団体が品質管理審査 を受 けな ければな らなか った (ド協 旧
63e条 1項
・2項
2文) oしか し
「2006年 8
月 14日付けの協同組合法改正法 【
Gesetzzur Ei蛸 血mngderEurop畠ischenGenossenschaR tndzW AnderungdesGenossenschaRsrechts vom 14.August2006】」 によ り、 「 貸借対照表総額が
100万 ユーロを超 え、かつ売 上高が
200万ユー ロを超 え る (ド協
53条
2項 1文) 」 とい う基準 を充 たさない協同 組合 (いわゆる小協同組合) に対す る監査 は、品質管理審査の範囲か ら除外 され た ( 下記 「 三
」 2参照)。 その結果、小協 同組合 のみを監査す る監査団体 は、品 質管理審査 を受 ける義務 はないとい う法的状況が生 じた。更 に
「2007年
9月
3日 付 けの監査専門職監督改正法 【
GesetzzurStarkun gderBerufsaufsichtundzurRefom berufsrechtlicherRegelungeninderWirtscha氏sprBferordnung(Berufsaufsichtsreformgesetz‑15)監査団体連合会の定義 は法律上 な されてお らず、 どのような要件を充たす団体が同連合会に該
当す るのか明 らかでないO例えば協同組合法上 の監査団体 と して監査権 を有 している必要がある のか否か について争 いがある ( 肯定説 として
Schafflandu.a.,a.a.0.(Fn,8),§56Rn
3、否定説 とし て
Bauer,aaO.(Fn.8), §56Rn.24;P6hlmaTm u。a.,a.a.0(Fn13), §56Rn9がある)。 ここでは、
どのよ うな定義 に依拠す るのかは別 に して、監査権 を有 している監査団体連合会が、品質管理審 査人 として登録 されている場合を念頭 に置いている。
16)BT‑Drucksache14/6456,S17A
監査団体
・B監査団体が同 じ監査団体連合会 に加入 している場
合 に、A監査団体がB監査団体の審査人 になることがで きるのか も問題 にな りうるが、本立法理由
書 によるとこのよ うな 「監査団体連合会を通 じた結合」 では、独立性 を喪失 しない。監査団体 と
監査団体連合会の問の直接的な関係 と比べて間接的であるので、 なお さ ら独立性 を喪失 しないと
い うことであろ う。
多木 誠一郎
BARefG)vom3.September2007】
」 で は
、 2006年法改正 によ って生 じた法 的状 況 を明確 にす るために改正がなされた1 7 ) 。 これ によ り小協 同組合 のみを監査す る 監査団体 は、 品質管理審査 を受 ける義務 のない旨が明文 で定 め られ たのであ る
(ド協63
e条1項
3文)0
品質管理審査を本来 は受 けなければな らない監査団体であ って も、例外的 に審 査が免除 ( 猶予) され る場合がある。すなわち経済監査士会議所 は監査団体 の申 立てに基づ き、損害 を避 けるため、品質管理審査 を受 ける義務 を一定期間免除す ることがで きる (ド協63
e条
3項 1文
・2文) 。 品質管理審査 の遂行が監査団体 に とって不相当な負担 とな っているよ うな場合 を意味す ると解 され、従来か ら例 え ば①新設 された監査団体、( 卦小規模 の協同組合 のみを会員 とする監査団体 につい ては、 このような場合 に該 当す ると解 されていた
。 2007年法改正 によ り、品質管 理審査 の範囲 に含 まれる監査を初 めて遂行す る監査団体 は、監査 を始 め るのに際 し、品質管理審査‑の参加証明又 は例外的 に証明を猶予す る許可 を有 していなけ ればな らない旨が明文で定 め られた (ド協6
3e条
4項)。 その結果、 とりわ け上記
① の監査団体 については、猶予がよ り認 め られやす くなるよ うである
18)。 同項 の 規定 によ り審査 を猶予 された場合 には、初回監査 の開始後遅 くとも3 年以 内に品 質管理審査を受 けなければな らない (ド協6 3
e条
4項)0
経済監査士会議所 は、上記例外 を許可 す るのに先立 ち、 監査団体 の監督官庁 ( 下記 「四」参照) に意見 を求 め ることがで きる (ド協63
e条
3項
3文)。許可 を す るのか否かを決定す るために必要 とされ る情報 を、監査団体 に関す る情報 を有
している監督官庁か ら入手で きるよ うに保障 しているのであ るt 9 ) 。
(2)経済監査士会議所 の会員
品質管理審査を受 けるために監査団体 は、経済監査士会議所 の会員 にな らなけ ればな らない (ド協6
3g条
1項 1文) O 品質管理審査 に関 して同会議所 の権限を行 使す る品質管理審査委員会が なす諸措置 ( 下記 「 三」4(
3)
(4)参照) に監査団体 を服 させ るためには、 その前提 と して会員 たる地位が必要 にな るか らである
ヱD)O 品質管理審査 のみに関す る 「 部分的な会員 たる地位」 を取得すれば足 りるが、更
17)BT‑Drucksache16/2858,S45.
18)vgl,BT‑Drucksache 14/6456,S.17;BTIDrucksache 16/2858,S,45;P6hlmannu.a.,a.a.0.(Fn.13),
§63eRm17.
19)Vgl.BT‑Drucksache14/6456,S,17.
20)vgl.BT‑Drucksache14/6456,S18.
トイ
ツ協同組合監査団体に対する品質管理審査についての覚書
に自由意思 に基 いて 「 完全 な会員 たる地位
」 ユl
)を取得す ることも可能 である (ド 監査士58 条
2項 1文、 同会議所定款
2条2項 1文)。完全 な会員 た る地位 を取得
した場合であ って も、同会議所が定 める 「監査専門職 に関す る職業規則 【
satzung der WlrtSChaRsprBferkammer dber die Rechte undPflichten beiderAustibun g der Berufe d9SWirtschaftsprtifers und des vereidigten Buchprtifers(Berufssatzung)】 (ド 監査士
57条
3項) 」 を遵守す る義務 を、監査団体 は直接 的 には負 わない
22)。 同会 議所 による監査専 門職 に対 す る監督 【
Berufsaufsicht】 (ド監査
士 61a条以下) に も服 さない (ド監査士 58 条
2項
2文、 同会議所定款
2条
2項
3文)。更 に監査団 体 は同会議所 の会員であ って も、同会議所 を監督す る決算監査人監督委員会 によ る監督 に全面的 に服す るので はな く、監督官庁 による監督 に服す る部分 も広範 で あ る ( 下記 「四」参照)0
3.
品質管理審査委員会
品質管理審査 システムを運営す るために、経済監査士会議所 に品質管理審査委 員会 【
Kommission mrQualitatskontrol l e 】が置かれて い る (ド監査士
57e条
1項
1文)。 同委員会 は、決算監査人監督委員会が権 限を有 しない限 り、品質管理審査 に関す るあ らゆる事項 について、 同会議所 の内部で権限を有す るO監査団体 に対 す る品質管理審査 につ いてい うと、 とりわ け以下の事項 については品質管理審査 委員会が権限 を有 す る (ド協
63g条
2項 1文‑ ド監査士
57e条 1項
5文)0① 品質 管理審査 を受 ける義務 の例外的免除 ( 猶予) の許可 ( 上記
2(1 )参照)、②品質管 理審査人 の登録 ( 上記
1(
1)参照)、③ 品質管理審査報告 の受領 ( 下記 「 三」4( 1 ) 参照)、④品質管理審査参加証 明の付与 ・取消 し ( 下記 「 三」4(
2)( 4
)参照)、⑤ 監査団体 に対 する諸措置 につ いての決定 ( 下記 「 三」4(
3)
(4)参照)、⑥品質管理 審査 に関連 してな された決定 に対す る異議 申立てへの回答である。
品質管理審査委員会 の委員 は理事会 の推薦 に基づ き、審議会 【
Beirat】 (ド監査 士59 条 1項
2号) で選 出された経済監査士 ・宣誓帳簿監査士である。品質管理審 査委員会 は監査団体 に対 して も広範 な権限を有 して いるため、協同組合監査制度 に対 して影響 を及 ぼ しうる。 それゆえ同委員会で は、商法上 の決算監査人監査制
21)p6hlmannu.a.,a.a.0(Fn.13),§63gRn1.
22)
もっとも、監査団体の理事 であ る経済監査士及 び監査団体で使用 されている経済監査士 は、本
職業規則 を遵守す る義務 を負 うので、‑ 監査団体 の特殊性 が考慮 された上で‑ 少 な くとも間
接 的 には監査 団体 も本職業規則 の遵 守 を要 求 され る といえ よ う
(v
gl.BT‑Dmcksache14/6456, S・17,GthterSpanie一,ZurQualltatSkontrollebeigenossenschaitlichenPrtifunBSVerbanden‑Besonderhelten desgenossenscha別IChenPrdfungswesens‑,in:Wpg56,S,917Fn32,S,923Fn.61(2003))O多木 誠一一郎
度 に対す る協同組合監査制度の特殊性 も考慮 され うるよ う保障 されるべ きである。
そこで同委員会 の委員の うち少 な くとも 1人 は、協同組合監査制度 に習熟 してお り、かつ協同組合監査で活動 しているものでなければな らないとされている (ド 監査士
57e条 1項
2文
)2}
)。委員 は独立 してお り、 いかなる指揮命令 に も服 しない (ド監査士
576 条 1項
3文)。経済監査士会議所 の理事会 に対す る報告義務 も委員 は負わない。品質管理審査委員会が決定すへき諸措置、及び同委員会の決定に対する 監査団体か らの異議申立てに対 し、独立 して自己の責任 において委員は判断する
24)0 三 品質管理審査 の内容
1 .品質管理審査のサイクル
品質管理審査が義務付 け られている監査団体 はすべて、従来
3年 ごとに審査 を 受 けなければな らなか ったが (ド協
旧 63e条 1項)
、 2007年法改正 により審査 サイ クルは原則 と して
6年 に延長 された (ド協
63e条 1項 1文)0
「6年」 とい うサイ クルは、 ヨーロッパ委員会 による
2000年勧告 ( 上記 「
‑」 1参照)、及 び ヨーロッ パ議会 ・ヨーロッパ連合理事会で採択 されたいわゆる決算監査人指令 【
Richtlinie 2006/43侶Gdes Europaischen Parlaments und des Rates vom 17.M ai2006】 で示
された一般的な最高限度 と同 じである ( 同勧告3 . 4項、同指令29 条
1項(
h))。 ただ し下記①か ら③ の企業 の うち発行す る有価証券を上場 しているものを監査 する監査団体 は、従来 と同様
3年 ごとに品質管理審査を受 けなければな らない。
①協同組合、②持分 ・議決権 の過半数 が協同組合 ・監査団体 に帰属 している、株 式会社 ・有限会社 ・「 人的責任 を負 う自然人である社員が存在 しない団体」、又 は
③一定の住宅関連企業である (ド協
63e条 1項
2文)。上記勧告 ・決算監査人指令で
23)BT‑DrtICksache14/6456,S.19.
本立法理由書 によると、協同組合監査制度 との関係 を有す る委員 の遠出については経済監査士会議所 の理事会が、協同組合監査制度を代表する ドイツ協同組合協 会 自由委員会 【
FreierAusschussderDeutschenGenossenschaftsverbande】 と話合いをす ることが予 定 されている。 ドイツにおける協同組合協会 ( 監査団体) の種類 ・位置付 けについては、Gu
nther As chhofqEckartHenmngsen,DasdeutscheGenossenschaftswesen:Entwicklung,Struktur,wlrtSChaRllChes potentlal,2 At]n,1995,S.49‑54(
関英昭 ‑野田輝久訳 『新版 ドイツの協同組合制度‑ 歴史 ・
24)BT‑Drucksache14/3649,S.29.なお監査団体 は、経済監査士会議所 による監査専門職に対す る監