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小 学 生 の 個 別 指 導 塾 の 指 導 に 関 す る 研 究
人間教育専攻 幼年発達支援コース 木 本 朔
1.問題の所在と目的
今日、クラスの中で、も子どもたちの学力の差 は様々であり、子ども一人一人に対して個に応 じた揖轄を行うことが壁弼見されてきている。
文部科学省でも「個に応じた指i尊」に関して、
平成8年の中央教育縮絵答申(第一次答申) において、児抗生徒の発述段階に即し、ティー ム・ティーチング、グルーフ苧習、個別学習な ど指導方法の一層の改善を図りつつ、その充実 を図ることが提言されている。また、平成 10 年の教育課程審議会答申において、児市生徒の 発述段階等を考慮し、学習内容の理解や習熟の 程度に応じ、弾力的に学習集団を編成するなど の「個に応じた指導jを一廓進める必要がある と提言されたところである。これを踏まえ、平 成20年度の新学習指弾要領においては、基礎・
島ドの融実な定着を図り、個性を生かす教育を 一層充実させる観点から「個に応じた指導」の 方法等として、小学校については、個別指導や グループ別指導、繰り返し指導が例示されてい る。
実際、教育課程編成・実施状況調査によれば、
平成15年度の計画においては、小学校では約7 割の学校が必修教科で「学習内容の習熟の程度
に応じた指導Jを実施しており、その中で小学 校は約5割で「発展的な学習」に取り組むとと
もに、「補充的な学習Jにも約 7割が取り組ん でいる。また、小学校で約4割が必修教科で「課 題別、興味・関心別の指導」を実施している。
指 導 教 員 堀 路 晶 子
小学校で、は先に言及した学習指導要領の個別 学習を推奨する流れはあるものの、一斉授業が 中心となっており、子どもの個に対して対応は 難しいと考える。その結果、現在唱に通ってい る子どもは増えているようである。それにとも ない塾の数は増えてきており、平成18年で学 校の数と弘め数を比べたところ、小学校22878 校なのに対して、学習塾の数は49198校と塾の 数が多くなっている。塾は個人経営や、小規模 の塾の数が増えているので、明らかに数が多い のだが、これほどまでに艶の数は増えているの である。
個別指導の塾の形態は様々で子ども一人一人 にあった教育をするために、一人の子専用の教 科詐を作るなど、子どもたちへの個別指導の仕 方は様々である。また、授業形式も税制ミ一人 なのに対して、子ど、もは一人で、あったり、二人 で、あったりなど様々な方法を用いて個別指導を 行っているの個別指導の塾は少しずつ増えてい るが、この個別指導を研究した文献は少ない。
そこで、本研究では、どのような個別指導が個別 指導塾において適切であるかを明らかにしてい
きたい。
2.研究方法
本研究においては、第一に文献研究を行うc
中でも、加藤幸次の『個に応じた指導の理論』
の 10個の個別指導プログラムを手掛かりに個
- 36 - 別指導塾の指導方法の考察を行う。さらに、実 際に一般的に行われている教科書の一斉指導を 中心とした方法と、加藤幸次の個別指導の指導 方法を比較するO
第二に文献研究で明らかになった個別指導の 利点を生かして、算数の個別指導を計画、立案、
実践し、ビデオに録画したものを分析する。
第三に個別指導塾の実際の指導方法を調べる ために、個別指導塾にアンケートを行う。
3.考察
本研究では小学生の個別指i捧塾に関する研究 を、様々な観点から明らかにしていった。
第二葉においては教師がどんどん授業の進め 方を選択して授業を行うより、子どもがしたい と考えることを行う授業の方が、子どもが学び たいという意欲がわきやすし、と考えられる。ま た、{回目iJ;t陣幕塾において、授業を通して学力の 定着や向上が得られるだけではなく、学習のス タイルが身に付けられるということを考えて授 業が行われているということが明らかになった。
第三章では、税市の必要性が明らかになったO
子どもがその問題に対して興味を持つために、
始まる前にし、かに言葉がけを行い、子どもが問 題に対して真剣に取り組んでくれるね兄を作る ことも犬切である。また、実際に授業を行う中 で、子どもに対しての言葉がけで子どもが関心 や現映を持ち、取り組むことができると感じた。
第四章では、個別指導塾にアンケートを行う ことで、 1対1での教師の関わり方や、保護者 に対しての関わりの重要性を知ることができた。
1対 1で子どもに対して関わる際、興味や関心 を持たせるために子どもにど褒美シーノレなどを 用意して、やる気を持たせるようにした。また、
授業の中で子どもを褒めることによって、次の
ステッブ
1
こ気持ちよく進めることができるよう にょう導いたりすることが大切ということがわ かった。さらに、保護者とコミュニケーション をとり、保護者が安心して担当の教師に子ども を任せることができる関係をつくっていくこと も大切であることがわかった。そのことを元に、個別指導塾の指導方法につ いて、特に重要だと考える点を3つあげる。
1つ目は個別指導方法では子どもが学ぶ内容 を子ども自身が計画して行うことで、「学習の計 画力」を身につけることができるという点であ る。
2つ目は個別指導塾では棚市と一対ーで関わ る場面や一対二で関わるとしづ場面があるが、
特にその際の子どもに対する教師の関わり方が 重要になってくるという点である。
3つ目は子ど、もが塾に行きたし1としづ気持ち ゃ、子どもがどこまで末当に理解しているかを 明らかにするために過程を重要拝見した授業を加 えればよいのではという点である。
このように3つの個別指噂塾における重要だ と考える点を意識した、新しい個別指導塾のス タイノレで行うことで、個別指導塾の子どもに対 して、これまで以上の関わりや子どもの学力向 上になるのではないだろう治、
今後、実際にこの個別指導塾の指導方法を実 践することで、より良いものへと変えていくこ
とが重要だと考える。
引用文献
・加藤幸次 『学力向上をめざす個に応じた指 導の理論』 繋明書房 2004年
‑加藤幸次 『学力向上をめざす個に応じた国 語,算数の指導(小判交