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令和2年度

ECO-TOPプログラム認定検討会(第2回)

議 事 録

令和3年3月24日(水)午前10時00分~

WEBによるオンライ ン開催

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(午前10時00分開会)

○米田 定刻になりました ので、青山から議 事を進めさせてい ただければと思っ ておりま す。

○青山緑施策推進担当課長 皆様、おはようご ざいます。

本日は、お忙しい中、お 集まりいただきま して、本当にあり がとうございます 。前回も そうだったのですけれども 、今日は初めて全 員Zoomで参加ということで会議を開 催させて いただきます。

本日も検討会の終了後に 皆様と意見交換を させていただきた い事案もございま すので、

お忙しいところ恐縮ではあ りますけれども、 検討会終了後につ きましても意見を いただけ れば幸いでございます。本日 はよろしくお願い いたします。

それでは、定刻 になりましたので 、これよ り令和2年度第2 回「ECO-TOPプログラム認定 検討会」を始めさせていただ きます。

改めて、本日、皆様にお かれましては、お 忙しい中、御参加 をいただきまして 、誠にあ りがとうございます。

私は、本検討会の事務局 を務めます、環境 局自然環境部緑施 策推進担当課長の 青山でご ざいます。よろしくお願いい たします。

繰り返しになりますけれ ども、本 日は、新型 コロナウイルス感 染症対策といたし まして、

ウェブによるオンライン会議 とさせていただい ております。

初めに注意事項を申し上げ ます。

都庁の通信環境の状況に よりまして、映像 や音声が途中途切 れる場合がありま すことを あらかじめ御了承いただけれ ばと思います。

また、何か不具合、不都 合がございました ら、Zoomのチャット機能がございま すのでそ ちらで御連絡をいただくか 、または、事前に お知らせいたして おります連絡先の ほうにお 電話を頂戴できれば幸いでご ざいます。

続きまして、会議中のお願 いでございます。

会議中は常にミュートの 状態にしていただ きまして、御発言 になる場合は、Zoom機能の

「手を挙げる」か、もしく は画面に向かって 挙手をしていただ くなどにより、発 言の意思 を御表明いただきますようお 願いを申し上げま す。

その後、会長のほうが御 指名をいたします ので、その後、ミ ュートの解除をし ていただ き、御発言いただければと思 います。

万が一、挙手等をしてい るのに指名がない まま議事が進んで しまった場合は、 大変恐縮 ですけれども、ミュートを 解除して御発言い ただいて構いませ んので、よろしく お願いい たします。

また、カメラですけれど も、こちらの指示 がなければ、常に 映っている状態に していた だきますようよろしくお願い いたします。

それでは、会議に入りま す前に、本日の会 議ですが、変更申 請を提出いただい ておりま

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す東京薬科大学様が関係者 として視聴に入ら れております。東 京薬科大様におか れまして は、変更申請に関わる部分 が終了次第、退出 されて構いません ので、よろしくお 願いいた します。

それでは、続けて会議を進 めさせていただき ます。

本日、御出席の 委員の皆様を御紹 介いたします 。お一人ずつお 名前をお呼びしま すので、

大変恐縮ですけれども、御 自身のお名前が呼 ばれましたら、ミ ュートを解除いた だきまし て、何らか御発声をお願いで きればと思います 。

初めに、菊地先生でござい ます。よろしくお 願いいたします。

○菊地会長 菊地です。おは ようございます。 よろしくお願いし ます。

こういう状況ですけれど も、ネット環境が 途切れないことを 祈っていますので 、よろし くお願いいたします。

○青山緑施策推進担当課長 続けて、関委員で ございます。

○関委員 おはようございま す。関でございま す。本日はよろし くお願いいたしま す。

○青山緑施策推進担当課長 続きまして、辻阪 委員でございます 。

○辻阪委員 辻阪でございま す。おはようござ います。よろしく お願いします。

○青山緑施策推進担当課長 続きまして、村田 委員でございます 。

○村田委員 村田です。本日 はよろしくお願い いたします。

○青山緑施策推進担当課長 黒沼先生、お願い いたします。

○黒沼委員 おはようござい ます。黒沼です。 よろしくお願いい たします。

○青山緑施策推進担当課長 続きまして、高橋 委員でございます 。

○高橋委員 高橋でございま す。よろしくお願 いいたします。

○青山緑施策推進担当課長 よろしくお願いい たします。

続きまして、東京都側の出 席者を御紹介いた します。

自然環境部計画課課長代理 の小林でございま す。

○小林課長代理 小林です。よろしくお願いい たします。

○青山緑施策推進担当課長 同じく計画課の米 田でございます。

○米田 米田です。よろしく お願いいたします 。

○青山緑施策推進担当課長 本日の出席者は 以上でございます ので、よろしくお 願いいた します。

初めに、先ほど米田から も御説明がありま したけれども、事 前に配付させてい ただいて います資料の確認をさせてい ただきます。

郵送で、ファイル一式で 送った資料でござ いますけれども、 まず、会議次第が ございま す。その下に綴っております のが委員名簿でご ざいます。

その次からが資料1としま して、武蔵野大学 さんの申請資料で ございます。

6ページからが資料2と いたしまして 、東京薬科大 学さんの申請資料 一式でございます 。 同じファイルの後ろのほ うには、参考資料 といたしまして、 認定要綱等々の規 程類がつ

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4 いているかと思います。

そのほかの資料でござい ますけれども、先 ほどお知らせしま したメールでお送 りさせて いただいた資料が2種類、参 考資料1と参考資 料2でございます 。

皆様、お手元は大丈夫でし ょうか。

ここからは菊地先生に議 事進行をお願いし たいと思います 。よろしく お願いいたします 。

○菊地会長 それでは、議事 に入らせていただ きます。

議題1「大学からの変更 申請に基づく認定 について」という ことで、事務局か ら説明を お願いいたします。

○米田 変更申請の内容に 入ります前に、村 田委員が先ほど離 席されましたとき に議事の 発言について、御発言され たいときにどのよ うにして御発言い ただくかというこ とをチャ ットでお送りさせていただき ましたので、御確 認をいただければ と思っております 。 変更申請の内容に入ります 前に事務連絡をさ せていただきまし た。

変更申請の内容につきまし て、御説明させて いただきます。

変更申請につきましては 、武蔵野大学及び 東京薬科大学から 変更申請が提出さ れており ますので、こちらについて御 意見をいただけれ ばと思っておりま す。

まず、武蔵野大学の変更申 請の内容について 御説明いたします 。

緑色のファイルをおめく りいただきまして 、「資料1(差し 替え)」と書いて あるもの を御覧ください。

武蔵野大学の変更申請は 、履修モデルの変 更、科目概要の変 更、責任者・教員 体制の変 更の3点となっております。

まず、履修モデルの変更 についてですが、 3ページの差替え 版のカリキュラム 履修モデ ルを御覧ください。上段が 昨年10月に変更申請が提出され、認 定を行いましたカ リキュラ ム履修モデルになっており まして、下段が今 回申請しているカ リキュラム履修モ デルとな っております。

環境問題概論2などの11個の科目について 、開講時期が移動 しております。開 講時期の 移動の理由については、新 型コロナウイルス 感染症の対策とし て開講時期の再検 討を行っ たというところもあります が、学科の方針や 各教員の担当する 講義や研究活動に よって開 講時期を見直したとお伺いし ております。

また、この学科の方針の 中には、早い段階 で環境の専門的な 科目を配置したい という方 針がございまして、例えば 、環境リサイクル 論2というものが 1年の1学期に変 更となっ ているなどの変更を行ってお ります。

以上が履修モデルの変更に ついて、簡単です が御説明となりま す。

次に、科目の概要の変更 について御説明い たします。後から 郵送でお送りいた しました 4-1ページから4-6ペー ジまでを御覧くだ さい。

こちらは、各科目の変更 後、変更前のシラ バスをお送りして おります。シラバ スに変更 のあります科目は、環境ア セスメント論、環 境英語2、持続可 能社会論の3科目 となって

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おります。こちらにつきま しては、担当教員 が変更になりまし たことで、シラバ スの内容 にも変更がございます。こ ちらのシラバスの 内容に変更はござ いますが、変更後 の各科目 においてもしっかりと環境 の要素が盛り込ま れていることから 、変更の内容に問 題はない と考えております。

最後に、責任者・教員体 制の変更について ですが、シラバス の変更でもお伝え したとお り、担当教員の変更に伴い 、自然科学分野、 社会科学分野、人 文科学分野の担当 教員に加 除がございます。

以上が武蔵野大学の変更申 請の内容です。

事務局といたしましては、 提出いただいた内 容に大きな問題は ないと考えており ます。

事務局の説明は以上になり ます。

○菊地会長 どうもありがと うございました。

それでは、武蔵野大学の 変更申請について 、御意見等があり ましたら、お願い いたしま す。いかがでしょうか。

○米田 黒沼先生に挙手いた だいております。

○黒沼委員 今、事務局か ら御説明があった ように、私は各科 目のシラバスをも う一回見 させていただいたのですが 、内容に関しては より焦点を当てた ような形になって いるのか なというイメージを描くこ とができました。 抽象的なものから 少し具体的なもの に入って いっているというのが見え てきた気がします 。全体としてはそ れで全く異論はな いという ことです。

以上です。

○菊地会長 ありがとうござ います。

私も見ましたけれども、 黒沼先生の感想ど おり、授業科目と してはより分かり やすくな ったという感じは受けました 。ですから、改悪 ではなくて改善か なと思いました。

ほかに何か御意見あるいは 御質問等あります でしょうか。よろ しいでしょうか。

では、武蔵野大学の変更 申請については、 大体お認めいただ いたということで よろしい でしょうか。

○米田 辻阪先生が挙手いた だいておりますの で、御発言をお願 いいたします。

○辻阪委員 内容に関する 意見というのは、 お二方の先生から あったとおりなの ですが、

以前、拝見したときに、担 当教員の方の履歴 とか何かがついて いたような気がす るのです けれども、今回、追加の教員 の方の履歴とかは 出ていないのでし ょうか。

○米田 後ろの ほうに 資料で つけて おりま すECO-TOPプログラム 認定 要綱の 6ペー ジの別 表として変更申請があった ときに提出いただ かなければいけな い書類を記載して いるので すが、正式な書類といたし ましては、科目の 概要としてシラバ スに変更があった 場合は、

カリキュラム履修モデルの 様式4-2号とシ ラバスである様式 の5号を御提出い ただけれ ば、変更申請の内容としては 足りるという整理 になっております 。

担当教員の変更があった 場合に、教員の方 のプロフィールに ついては、変更申 請で変更

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があったものを更新申請の タイミングでは再 度御提出いただく ことになりますの で、その タイミングで教員プロフィ ールも含めてより 深く御意見をいた だくという仕切り になって います。

○辻阪委員 ありがとうござ いました。

すみません、前にプロフ ィールを見たよう な気がしたので、 今回はないのかな と思った だけでしたので、ありがとう ございました。

○米田 あくまでも今回は 変更申請ですので 、教員プロフィー ルはついていない と御理解 いただければと思います。

○辻阪委員 ありがとうござ います。

○菊地会長 よろしいでしょ うか。

ほかに御質問あるいは御意 見はありますでし ょうか。

ないようでしたら、変更 申請を皆さんお認 めいただいたとい うことでよろしい でしょう か。

そういうことで、認めると いう方向ですけれ ども、事務局はい かがでしょうか。

○青山緑施策推進担当課長 今後、事務局の ほうで認定手続は 進めさせていただ きたいと 思います。本日は御意見を 頂戴いたしました ので、事務局のほ うから適宜大学側 のほうに お伝えしたいと考えておりま す。ありがとうご ざいました。

○菊地会長 よろしくお願い いたします。

続いて、今度は東京薬科大 学の変更申請につ いて御説明をお願 いいたします。

○米田 引き続きまして、東 京薬科大学の変更 申請の内容につい て御説明いたしま す。

東京薬科大学の変更申請 につきましては、 変更後及び変更前 の様式4-2号の カリキュ ラム履修モデルを御覧くださ い。

一番下段のインターンシ ップの欄に、イン ターンシップに関 する科目について 生命科学

Ⅶ、生命科学Ⅷの インターンシップ の括弧書き中に 、これまで は(ECO-TOPインターンシッ プ)で終わってい たものに 、それぞれⅠとⅡ が追加され 、「生 命科学Ⅶ(ECO-TOPインター ンシップⅠ)」「生命科学Ⅷ(ECO-TOPインターンシップⅡ)」と科目名が変更と なってお ります。こちらについては 、科目名の変更の みでシラバスの内 容には変更はござ いません 旨、大学さんに確認が取れて おります。

以上、東京薬科大学の変更 申請の内容になり ます。

内容的な部分に影響を及 ぼすものではなく 、むしろECO-TOPのインターンシップ の単位と してはより分かりやすい科 目名になったのか なと思っておりま すので、こちらに ついても 事務局としては問題ないと考 えております。

事務局の説明は以上でござ います。

○菊地会長 どうもありがと うございます。

そうしましたら、東京薬 科大学の変更申請 について、委員の 皆様から御意見、 御質問等 ありますでしょうか。

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7 内容は変わらないというこ とですよね。

○米田 内容に変更はござい ません。

○菊地会長 科目名が変わっ たということです よね。

○米田 より分かりやすいよ うに科目名を御修 正いただいたとい うことです。

○菊地会長 皆さん、いかが でしょうか。

○米田 黒沼先生の挙手がご ざいますので、御 発言お願いいたし ます。

○黒沼委員 今回の変更に ついて、より分か りやすくなったと いうことで、私も それでよ いと思うのですけれども、 1点、確認の意味 でお話をお伺いし たいのですが、前 回、社会 科学系の部門あるいは人文 科学系の部門の内 容をより専門のほ うに近づける努力 をされる という方向でお考えいただ くということだっ たような覚えがあ るのですけれども 、この点 についてはどのようになっ たのでしょうか。 特に何も変更がな いということで受 け止めて よろしいのでしょうか。その 点を教えてくださ い。

○菊地会長 今の点、いかが でしょうか。

○米田 東京薬科大学さん からの変更申請の 提出書類としては 、今回、インター ンシップ の科目名の変更だけで、確 かに認定申請のと きに御意見をいた だきました社会科 学系だと か人文科学系の分野につい て、科目の内容を より専門的なもの に近づけるという 課題につ いて御意見をいただいたと ころではあるので すが、こちらにつ いては、大学さん の御意見 をしっかり聞いたものでは ないので、あくま で事務局としてお 話をお伺いしてい る中での 推察も含まれるのですが、 科目内容の変更と いうのは簡単に変 更できるものでは ないもの も多いと思いますので、もう 少し時間がかかる ものであろうと理 解しています。

○菊地会長 黒沼先生、よろ しいでしょうか。

○黒沼委員 議事録を見て いないのではっき り覚えていないの ですけれども、前 回の記憶 では、場合によっては非常 勤も雇いつつ、例 えば環境経済学と か環境法とか環境 経営とか アセスメント論といったも のを入れていこう か検討中ですとい うことをお聞きし たような 記憶があるのですけれども、 その辺についても 気になったもので すからお伺いしま した。

このままの科目名だと、 やはり前回指摘さ せていただいたよ うに、一般教養的 な科目だ けが専門科目の中に入って しまうということ になってしまうの で、さてどうかな と。そこ のところ をぜひ 東京薬 科大学 さんに はこのECO-TOPに加わ ってい ただ きたい のです けれど も、何か特色を生かした形 でここのところを 何とか改善できな いかなという思い がありま す。

以上です。

○菊地会長 今の御意見です けれども、事務局 はいかがでしょう か。

○米田 ありがとうございま した。

まず、大前提として前回12月の認定検討会 を受けまして、特 に社会科学系、人 文科学系 の科目については、いろい ろ御意見があると ころではございま すが、ひとまず申 請をいた だいた内容で新規認定という 形で認定させてい ただいたところで はあります。

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認定をさせていただきま して、こちらの内 容については、大 学さんの中で改善 の努力を いただくというところで認 定をさせていただ いたところかと思 っておりますので 、今、黒 沼先生からいただいた御意 見を含めまして大 学さんにはお伝え させていただきま すので、

今後も大学さんに社会科学 系、人文科学系の 改善というところ で御努力いただく ことにな ろうかと思います。

○菊地会長 黒沼先生が言 われたことは、前 回のこの委員会で 議論された内容を 反映して いるので、しっかりと受け 止めてもらいたい と思うのですけれ ども、ただ、前回 の時期と いうのが2021年度のシラバスの検討に間に合 わないような時期 だったと思うので す。前回 の委員会で議論されたある いは要望された内 容は、恐らく次の シラバスに反映さ れるので はないかと私は楽観的な観 測を持っているの です。多分、2022年度のシラバスに は黒沼先 生が言われるようなことが盛 り込まれてくるの だろうと。

ですから、前回の委員会 で話された内容と いうのは、恐らく シラバスの作成上 、時期的 に間に合わなかったのかな と解釈しています 。ですから、委員 会でも東京薬科大 学の担当 者は黒沼先生が言われるこ とを明言していた ので、恐らく考慮 してくれるだろう と思って います。

黒沼先生、いかがでしょ うか。2022年度のシラバスにきちん と入れてもらうと いうこと で、今言っておけば、時期的 には22年度のシラ バスには間に合う だろうと思います 。 どうぞ。

○黒沼委員 それで結構です 。注視したいと思 います。ありがと うございます。

○菊地会長 ということで すので、事務局の ほうも、委員会と してはそういう強 い要望性 があるということで、前回 の委員会でもそう いうふうにします と言っていたとい うことな ので、お願いしますとお伝え ください。

ほかに何か御意見、御質問 はありますでしょ うか。

村田委員、お願いします。

○村田委員 直接的なお話 ではないのですけ れども、今のよう なシラバスの検討 時期とこ ちらの委員会の時期がずれ てしまっているこ とによる話は過去 にもままあったこ とだと記 憶しております。ですので 、いろいろな事情 があるとは思うの ですが、その大学 の都合の いいというか、大学のスケ ジュールに検討委 員としても寄り添 った会を開けると いいなと 思いましたので、今後、事務 局のほうにも御検 討をいただければ と思います。

○菊地会長 どうもありがと うございます。

そういうふうに言ってい ただければ、大学 としても非常にあ りがたいというか 、ただ、

そういう言葉に甘えてはい けないので、確実 に時宜を捉えてタ イムリーにきちん と検討す べきものは検討して、加える ものは加えないと いけないかなと思 います。

夏休みを過ぎた辺りにど の大学でも次年度 のカリキュラムを 検討し始めて、恐 らく10月 か11月頃には決まってしま う、担当教員も決 まってしまうので 、夏休みが終わっ たあたり には黒沼委員が言われたよ うなことはきちん と検討して盛り込 まれてなくてはい けないだ

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9 ろうと思います。

ほかに何か御意見、御質問 はありますでしょ うか。

○米田 事務局から補足をさ せていただいても よろしいでしょう か。

今、いろいろと東京薬科 大学さんのカリキ ュラムについて御 意見をいただいた ところで はありますが、薬科大さん はかなり積極的に 御調整もいただい ておりまして、今 回の認定 検討会も薬科大の御担当の先 生に視聴をいただ いております。

今回、インターンシップ に関する科目名が 変更になったこと でも変更申請を丁 寧に御提 出いただいているというこ とから、体制はし っかりしていると 思いますので、そ ういった 点からこちらからの御意見 についても真摯に 受け止めて御対応 いただけると思っ ておりま すので、ちょっと長い視点 を持って御意見を いただければと思 っておりましたの で、今後 もよろしくお願いいたします 。

○菊地会長 どうもありがと うございます。

ほかに御意見、御質問等あ りますでしょうか 。

ないようでしたら、東京 薬科大の変更申請 についてはお認め いただくというこ とでよろ しいでしょうか。

そのように事務局はお願い します。

○青山緑施策推進担当課長 それでは、認定 の手続につきまし ては、事務局のほ うで進め させていただきます。ただ 、今、そもそもの 新規の認定につき まして多数御意見 を頂戴し てございますし、また、本日 は薬科大さんも視 聴されているとい うことでございま すので、

改めて東京都からも御意見 をいただいた内容 につきましてまと めまして、大学の ほうに伝 えたいと考えております。ど うもありがとうご ざいました。

○菊地会長 ありがとうござ います。

続きまして「その他」です が、皆様から何か ありますでしょう か。

ないようでしたら、事務局 のほうからお願い いたします。

○青山緑施策推進担当課長 事務局から4点ほ どございます。

まず1点目でございます けれども、最近、 申請を検討してい る大学のほうから 、申請書 類の様式3-2号の教員プ ロフィールにつき まして、様式を作 成するのに負担が 大きいこ とから、例えば、既存の資 料で代替するなど によりまして提出 書類の簡素化を図 れないか という御相談がございまし た。こちらにつき まして、皆様から 御意見を頂戴した いと思い ますので、よろしくお願いい たします。

○小林課長代理 それでは 、私のほうから1 点目としまして教 員プロフィールに ついて説 明をさせていただければと思 います。

ファイルの後ろのほうにECO-TOPの認定要綱がござ いますので 、お開きいただけ ればと思 います。

1ページ目の第2条に、 「認定の申請」の 項目(2)という ものがございます 。様式第 3-2号につきましては、 認定を受けようと する教育課程の教 員プロフィールと して規定

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されておりまして、参考資 料1の様式となっ ております。参考 資料1をお開きい ただけれ ばと思います。

ECO-TOPプログラム認定審査基準 が後ろのほうにつ いているのですが 、4ページ の第7条 において、教員プロフィー ルにおきましては 、常勤・非常勤を問 わず各人の略歴及 び職名、

専攻、担当授業科目、週当 たりの担当時間数 等を記した書類を 東京都に提出する こととあ ります。本日は、書類の簡 素化の視点で、様 式に落とさなくて も既存の資料で代 替可能か どうか、あるいは代替する 場合は最低限どの 程度の項目が必要 かなどの率直な意 見をいた だければありがたいと思って おります。

教員プロフィールについて の事務局の説明は 以上になります。 いかがでしょうか 。

○菊地会長 ただいまの事 務局の説明につい て、何か御意見、 御質問等あります でしょう か。

プロフィールに代わるもの として、具体的に はどういう内容を 考えていますか。

○小林課長代理 例えば、 教員ですと大学の ホームページなど に学歴あるいは職 歴という ものが載っているケースが ございます。そう いったものが代替 するケースになる のかなと 思っているところです。

○菊地会長 皆さんのほうか ら、いかがでしょ うか。

黒沼先生、お願いします。

○黒沼委員 確かにほとんど の大学で教員のプ ロフィールは載っ ていると思います 。 ただ、非常勤の場合には 載っていない場合 がほとんどだと思 いますので、ぜひ そちらの ほうもお考えいただければと 思います。何かい い手だてはないか なと思っています 。

○菊地会長 いかがでしょう か。

○小林課長代理 例えばの 方策として、今は 様式という形で明 確に規定されてい るので、

ホームページでしっかりと 情報が載っていた としても、全てそ のホームページの 情報を様 式に落とさなければならな いということにな っています。それ を、例えば、ホー ムページ などで代替できるものであ ればそれを代替す ることとして、ホ ームページで出て いない場 合については、この様式を 参考様式という形 にして、ない場合 はこちらをお使い ください ということで対応するという こともあるのかな と思っていたとこ ろです。

○菊地会長 ということは 、ホーム ページと様式を併 用することになる ということですか 。

○小林課長代理 そうです 。そういうことも 可能性としてはあ るのかなと思いま して、そ ういう形にすると不都合が あれば、この場で 御意見をいただけ ればありがたいと 思ってい たところです。

○菊地会長 皆さんから何か 御意見はあります でしょうか。

○米田 追加で補足させて いただければと思 うのですが、代替 手段としてはホー ムページ と先ほど小林からお伝えし たとおり参考とし て今の教員プロフ ィールというもの もあると 思うのですが、大学のホー ムページの教員プ ロフィールに限定 する必要もないか なと思っ ております。例えば、大学 が独自で非常勤の 先生も含め収集し ている履歴書のよ うなもの

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でも代替するようなものが 大学としてあるの であれば、それで も提出可能という こともで きるかなと思っておりまし たので、そういっ たところも含めて 御意見をいただけ ればと思 います。

○菊地会長 辻阪委員、お願 いいたします。

○辻阪委員 今の様式の中 で、現在の職務の 状況というのがあ ると思うのですが 、これは ECO-TOPプログラムに関わるものだ けを書いていただ くのか、そ うではなくて全体 を書いて いらっしゃるのでしょうか。

例えば、学歴とか職 歴はほかの履歴書 とかで代替できる と思うのですが 、ここがECO-TOP 絡みで特に書いてもらわな ければいけないと いうのであれば、 これだけは必要に なるのか なと思うのですけれども、そ この辺りがよく分 かっていないので 教えてください。

あと、学歴、職歴のとこ ろでほかの書類が あるということで あれば、この様式 の中に別 紙参照と かでそ のPDFを貼り 付けて もらう とかい う形で もいい のかな という 気はい たしま す。

以上です。

○菊地会長 事務局はいかが でしょうか。

○小林課長代理 ありがとうございます。

これまで、教員プロフィ ールの位置づけと いうのは、もとも とシラバスでカリ キュラム 認定をするということでは あるので、基本的 にはシラバスがメ インかなとは思う のですけ れども、シラバスだけだと なかなか中身が分 かりづらいという 御意見があったか なと思い まして、シラバスの内容を 補完する内容とし て教員プロフィー ルが添付されてい るという 位置づけだったかなと理解し ているところです 。

あとは、教員プロフィー ルを添付するに当 たって、認定する に当たって、どこ までの情 報が必要なのかというとこ ろが今、議論の対 象になってくるの かなと考えている ところで す。

○菊地会長 ほかに何か御意 見、御質問はあり ますでしょうか。

ホームページであるとか 、いろいろな代替 手段があるとは思 うのですけれども 、黒沼先 生も御存じかと思いますけ れども、私たちが よく使うのは、大 学に関わっている 、あるい はいろいろな研究に関わっ ている人は研究者 番号というものを 学術振興会からも らってい るのです。そうすると、学 術振興会の研究者 番号に基づくと、 研究者の情報を大 体誰でも 見られるのです。ですから 、研究者の情報だ と、学歴 、職歴 、専門分野 、簡単な業 績です。

ですから、そういったもの も代替できる。そ れを東京都がつけ るのではなくて、 それを申 請大学の人がつけてもらえ れば非常に手間が 省けるだろうと。 さっき言ったよう に、シラ バスを見たときに、その人 が本当に妥当な科 目の担当者かどう か、簡単な業績も 見られま すから分かるので、研究者番 号、研究者情報を 使って申請すれば いいのかなと思い ます。

ただ、その欠点は、研究 者番号を持ってい ないと載らないと いうことです。恐 らく、研 究所とか大学ではいいので すけれども、例え ば、中学校、高等 学校の教員が非常 勤でやっ

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ていたとか、企業の方がや っていたとか、ボ ランティアの人が やっていたとする と、そう いう人たちは抜けていってし まうという欠点が ある。

ですから、そのときにま た考えればいいと 思うのですが、学 術振興会の研究者 情報を使 うという手も一つあると思い ます。

○小林課長代理 ありがとうございます。

○菊地会長 村田さん、お願 いします。

○村田委員 やはりイメー ジがなかなか難し いなと思いながら 伺っていたのです が、例え ばこういうものはどうです かというものを大 学側から提示して いただけると、よ りよいの かなと。

ホームページという言葉 も先ほどから出て いますが、ホーム ページをお知らせ いただい ても、こういう会議の場で ホームページを皆 で見るかとかいう のはふさわしくな いのかな と思うのです。だから、何 かしらまとまって いるものでシラバ スと隣り合わせで 私たちが 見ることができたらいいな と思うのです。そ れが、大学側にと ってどういうもの がいいの か。

場合によっては、別にこ の東京都がこうい うふうにプロフィ ールの様式を作っ てもらっ たから、そこに単純に落と し込めばいいだけ だから簡単だとい う人もいないのか なと率直 に思ってしまうぐらいなの で、その辺は大学 の先生方の実情と 併せて、例えば、 こういう 形式だとやりやすいという ことがあれば、ぜ ひそういうものを 積極的に出してい ただけれ ばと思いました。

○菊地会長 それぞれの大 学でやり方は、さ っき言った様式に 落とし込んだほう が簡単だ という人もいるかもしれな いし、ホームペー ジをアウトプット で印刷して、それ を提出し てほうが簡単だという人も いるし、学振の研 究者総覧を落とし たほうがいいとか 、いろい ろやり方があるので、東京都 でもいろいろオプ ションを提示する といいかなと思い ます。

要は、今回の提案という のは、なるべく申 請大学の負担を軽 減させようという ことだろ うと思うので、その点は非 常にいいことかな と思いました。変 な話ですけれども 、こうい う作業は大学で助教の人が やるのですが、そ れぞれの先生のプ ロフィールを書く というの は大体助教の人は嫌がるの です。ホームペー ジだろうが何だろ うがダウンロード して提出 できれば、それはそれで助 教の人はハッピー になるかなとは思 います。村田委員 が言われ るように、大学でいろいろオ プションを考えて いただいたほうが いいかなと思いま す。

ほかに何か御意見はありま すでしょうか。

○米田 高橋委員から手が挙 がっておりますの で、お願いいたし ます。

○高橋委員 ありがとうござ います。

今、菊地先生から代弁し ていただきました けれども、基本的 に申請される側に 少し寄り 添ってもいいのかなと思っ ています。場合に よっては、審査す る側のほうが少し 不便であ ってもそれは構わないのかな と思います。

私は企業側の立場から申 し上げますと、学 歴も非常に重要だ と思いますし、業 績もそう

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なのですけれども、例えば 、民間企業で働か れていた場合には 、そのときの経歴 というも のについてもぜひ重視させて いただきたいと思 っております。

以上です。

○菊地会長 ありがとうござ います。

ほかに御意見等はありま すでしょうか。今 日は結論を出さな くてもいいのです よね。皆 さんの意見出しでよろしいの ですよね。

○小林課長代理 今日、皆 様から御意見をい ただきましたので 、それを受けてま た今後の 検討に生かしていければと思 っております。

どうもありがとうございま す。

○菊地会長 大きな流れと しては、この東京 都の様式でなくて は駄目だという意 見ではな くて、様式に代わるもので もいいということ なので、東京都で それについてまた 考えてい ただければと思います。

続きまして、次の話題をお 願いいたします。

○青山緑施策推進担当課長 引き続き、青山の ほうから説明をさ せていただきます 。 先ほどはいろいろ御意見を いただきまして、 ありがとうござい ました。

2点目でございますけれ ども、これまで本 検討会の中でも御 意見を頂戴してお りました ECO-TOPプログラムの見直しの関係 で、プログ ラムの魅力向上に つきまして事務局 から御報 告をさせていただきたいと思 います。

○米田 プログラムの魅力向 上につきまして、 御説明させていた だきます。

資料につきましては、参考 資料2を御覧くだ さい。

以前からECO-TOPプログラムの魅力向上について検 討してきたところ ではございますが 、 このたびECO-TOPプログ ラム修 了生の メリッ トの一 つとし て導入 でき そうな 手続が 整って まいりましたので、こちらに ついて御報告申し 上げます。

東京都環境局の事業の中 に、緑のボランテ ィア指導者育成講 座というものがご ざいまし て、ECO-TOPプログラム修了生に受講料を減免 することができる というものになる 予定です 。 昨日、メールでお送りいた しました参考資料 2を御覧いただき ますとおり、緑の ボランテ ィア育成講座につきまして は、ECO-TOPプログラムと同様に東京 都が実施いたしま す人材育 成制度の一つとなっており まして、都民によ る緑地保全に関す るボランティア活 動の高ま りを受けて、都民の自発的 ・自主的な活動を 支援・促進してい く目的で、都民に 指導とか 助言ができる人材を育成す るといったことか ら、東京都の条例 である「東京にお ける自然 の保護と回復に関する条例」 に基づいて、平成13年度から実施し ているものになり ます。

こちらのボランティア指 導者育成講座につ きましては、基礎 講習と専門講習の 2種類か ら成立しておりまして、2 級と1級があるの ですが、2級の緑 のボランティア指 導者に認 定されるためには基礎講習 を受講する必要が ありますので、こ ちらの基礎講習の 受講料に ついて、ECO-TOPプログラム修了生は半額で受け ることができるよ う、ただいま調 整をして いるところです。

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資料中「2 連 携の必要性 」で記載してお りますが 、ECO-TOPプログラムは大学 生が具体 的なメリットを感じにくい といった課題がご ざいます。一方で 、緑のボランティ ア指導者 は年齢層が高く、若い人材が 入ってこないとい った課題がござい ました。

今回、ECO-TOPプログラム修了生が緑のボラ ンティア指導者育 成講座を受講しや すくなる ことで、双方にとって課題 解決につながるの ではと期待してお ります。また、両 制度の連 携を図ることで、それぞれの 認知度向上にもつ ながると考えてお ります。

こちらの連携の内容につ きましては、次年 度の予算が確定さ れた場合に、来年 度の令和 3年度から開始いたしまし て、減免 の対象となるECO-TOPプログラム修了生は各年 3名とな っておりますが、基礎講習 につきまして半額 の金額で受講する ことができること になりま す。

来年度の定員は25名となっておりまして、 通常の年度ですと50名が定員になっ ているの ですが、 コロナ 禍とい うこと があり まして 来年は25名を 想定し ていま す。こ れにECO-TOP プログラム修了生の枠3名が 追加で確保される ということになり ます。

また、減免前の 受講料が、平成29年の場合ですと1万4400円となっておりますが 、ECO-TOP プログラム修了生に対しまし ては、こちらを半 額で受けることが できるとなります 。 こちらにつきましては 、来年度のECO-TOPプログラムのホーム ページやパンフレ ットなど で案内をしていく予定にな っております 。これらによって 、ECO-TOPプログラムといたしま しては、「4 連携による 効果」といたしま して、修了生に具 体的なメリットを 提示する ことができるので履修者の 増加に寄与できる という点であった り、修了生や履修 生に将来 の活躍の場を提示できるとい った効果を期待し ております。

魅力向上についての説明は 以上になります。

○菊地会長 どうもありがと うございます。

ただいまの事務局の説明に ついて、何か御質 問、御意見等があ りますでしょうか 。 関委員、お願いします。

○関委員 御説明ありがとう ございました。

インセンティブにもなりま すし、アイデアと していいことでは ないかと思います 。 念のためなのですけれど も、この基礎講座 を受けることと同 等とみなすという ことだと 思うのですけれども 、内容というの が実際にECO-TOPを卒業している人たちにとっ てみれば もう要件を満たしていると みなせるのかどう か。この講座の内 容が分からないも のですか ら、念のためにそれを確認し ておきたいと思い ます。

実際にこれを受けている 人というのは、や はり年齢層が高い 方が多いのでしょ うか。そ の辺りも教えてください。

○菊地会長 いかがでしょう か。

○米田 まず、緑のボラン ティアの基礎講座 を受講している年 齢層に関してはか なり高く て、データがすぐに出てこ ないのですけれど も、20代、30代の若い方は少ないと 聞いてお ります。

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また、今回の連携の 内容に関しまして は、ECO-TOPプログラム修了生が基礎講座 を受けな くてもいいというものでは なくて、ECO-TOPプログラム修了生は 基礎講座も受ける のですが 、 基礎講座を受講するに当た って支払わなけれ ばいけない受講料 が半額でもいいと いうもの になります。ECO-TOPプログラム修了生は若い人 材であることが想 定されますので 、そうい った方の負担を軽減させて 、より自然環境の 分野で活躍しやす いように受講料を 減免する というものになっております 。

○小林課長代理 私からも 補足をさせていた だければと思うの ですけれども、こ の講座の メニューは、今日提示でき ればよかったので すが、資料を持ち 合わせていないの ですが、

かなりの回数をやって指導 者育成講座を修了 するという形にな るのですけれども 、例えば 、 その中に 救急救 命の講 座など も入っ ていた りする のです 。そう いった ところ は、ECO-TOP はもともと救急救命をやる ということが前提 になっていたりす るので、親和性は 確かにあ るのかなと思っているところ です。

直近でいいますと、救急 救命は選択制にす ることができると いう形にしていま すし、ま た、緑の指導者育成講座自 体も、その目的の ためにその講座を 用意しているとい うところ もありますので、ECO-TOPを修了しているから 講座を受けなくて もいいのだという ことには ならないのかなということ で、今回、受講料 のところでメリッ ト感を出すという ことで検 討したところでございます。

○菊地会長 ありがとうござ います。

ほかに御意見、御質問はあ りますでしょうか 。

○米田 村田委員が挙手され ております。

○村田委員 伺いたいので すけれども、こう いう付加価値をつ けることはすごく いいこと だと思うのです。緑のボラ ンティア指導者育 成講座の概要です けれども、少しイ メージが あるもので伺いたいのです が、例えば大 学生がECO-TOPを取りました、その後に半 額減免さ れるというメリットを活用 してこの講座を受 講するメリットと いうことはどうい うことが 考えられますか。

例えば、東京都の企業さ んが若い新入社員 にこういう講座を 受けるように推奨 している 事例があるとか、今おっし ゃっていたように 、年齢層が高いだ ろうことが予想さ れる講座 に対して、若い方が受ける メリットはどうい うことがあります か。講座を受けて いる若い 人たちの事例みたいなものは ありますか。

○小林課長代理 これは全 般的な話になるの かもしれないので すけれども、緑と か自然の 担い手の問題というのが背景 にあるのかなと思 っています。

今、担い手が高齢化をし ていて、絶対数が 減ってきていると いうのが自然を取 り巻く今 の社会的な課題かなと認識 しておりまして、 この講座の中でも なるべく若い方に も入って いただいて、そういう自然 の場で活躍してい ただくというとこ ろは目指すべきと ころの一 つかなとは思うのですが、 現状においては、 フルタイムで仕事 をされていた方が 退職され て、その後に第二の人生と いうところで入っ てくるといった方 はいらっしゃるの ですけれ

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ども、なかなか若 い方が入ってこな いという課題がご ざいます。そういう意味では 、ECO-TOP との連携が加わると双方にお いてメリットがあ るのかなと思うの です。

ECO-TOP側からすると、ECO-TOPの修了生というのは、必ずし も緑とは限らない 一般の企 業などに就職しているケー スが多く見られて いまして、これか らの社会というの はまさに SDGsの目指す社会になるの で、それは別に構 わないかなと思っ ているのですけれ ども、せ っかく自然をフィールドと して学んだ学生が いるのであれば、 仕事の傍ら自然環 境に関わ るようなNPO的なとこ ろに入 ってい くとい うこと も今後 の可能 性とし てある のかな と思っ ておりまして、そういう連 携を今後図れれば いいかなという思 いで、今回検討を させてい ただきました。

○菊地会長 ありがとうござ います。

ほかに何か御意見、御質問 はありますでしょ うか。

黒沼委員、お願いします。

○黒沼委員 ありがとうござ います。

インセンティブを与える のによい一つのき っかけになればい いと思っているの ですけれ ども、ずばりお聞きしたい のですが、授業料 の半額ではなくて 全額はできないで すか。全 額の減免というのは無理なの でしょうか。

若い方というか大学生は 、自らお金を払っ てやろうというの はなかなか難しい と思うの です。そこでどうなのかな というのが一つあ ったので、もしで きたらと思ったの ですけれ ども、やはり全額というのは 予算上、取りにく いのでしょうか。 いかがでしょうか 。

○小林課長代理 予算的に という点もあると は思うのですけれ ども、それ以上に 、ほかの 受講生は受講料を支払って 入ってきていて、 実費的にかかるも のはあるのです。 そういっ たところも含めて全て丸抱 えという形になっ てしまうと、そこ はバランス感覚と して難し いなというところで、今回は 半額で話を進めさ せていただいたと いうところです。

○菊地会長 黒沼委員、どう ぞ。

○黒沼委員 ありがとうござ います。

確かにそのとおりだと思 います。学割みた いな、アカデミッ クプライスと言っ たらいい のでしょうか。アカデミック プライスというの はいろいろな制度 でもあるのです。

もう一つお伺いしたいの は、今、25人のうちの3人という枠 なのですけれども 、これは 希望者が多い場合は何かの 形で選出していく ことになるのでし ょうか。それを教 えてくだ さい。

○小林課長代理 おっしゃ るとおり、3名を 超えた場合は、何 かしら抽選とか手 続を踏ま えて決定していかないとい けないのかなとは 思っているのです けれども、そこま での検討 は今後になるというところで す。

○黒沼委員 分かりました。 ありがとうござい ます。

○菊地会長 辻阪委員、先ほ ど手を挙げていた のでお願いします 。

○辻阪委 員 こ れはECO-TOPプログラ ムを修 了した 人が減 免を受 けら れると いう形 のとき

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に、修了後何年以内とかす ぐのイメージなの でしょうかという のをお聞きしたか ったので す。

何となく、このボランテ ィア育成云々は、 現場とかで経験を 持った人が取りそ うな雰囲 気も見えたものですから、 例えば自然公園の 中もそうでしょう が、指定管理を受 けている 団体の中の活動している人 とか、そういう方 々だと取りたいな と思う感じなのか なと思う のですけれども、学生さん側からす ると、ECO-TOPを取ってまたこういう ものを受けて 、そ れが次の自分のキャリアに どうつながるのか みたいなのが見え るとモチベーショ ンになる のかなという気がしました 。そうすると、そ ういう団体に就職 したり企業に就職 したとき に、何年か後でもいいとい うのがあってもい いのかなとか、そ の辺りのタイムラ グとかキ ャリア形成との関係をどん なふうにイメージ すればいいのかと いうのが疑問に思 ったとこ ろです。

○菊地会長 いかがでしょう か。

○小林課長代理 今のとこ ろ、これ までECO-TOPを修了した方々についても今回の 対象に入 る整理で検討しているとこ ろです。これから という形に今の段 階で狭めてしまう と、せっ かく出てくるかもしれない 芽を摘んでしまう ことになりかねな いかなと思ってお りますの で、まずはそんな方向で検討 できればと思って いるところです。

○菊地会長 ほかに何か御意 見、御質問はあり ますでしょうか。

村田委員が言われたよう に、メリットがな いと恐らく大学生 はこれに応募しな いだろう と思うし、黒沼委員が言わ れるように、今の 学生さんはこうい うことにお金を払 うことに 対してはものすごく嫌がり ます。1万4000円というのは安いよ うに思うかもしれ ないけれ ども、多分ちゅうちょしま す。携帯料金はこ れ以上に払ってい るのにと思いなが ら。だか ら、1万4000円を払ってでもメリットがある ということを、さ っきの魅力という ことをア ピールしないと難しいかなと 。

これは別なことなのです けれども、今、私 がやっているとこ ろで地域調査士と いう資格 があるのです。それは大学 のカリキュラムを 取れば自動的に取 れるのだけれども 、それは こういう受講をしなければ いけないので1万4000円ぐらいかかるのです。都立大 学でそう いう資格の対象者は地理科 も合わせると50~60人いるのですけれども、お金を払 ってまで 受講して資格を取ろうとい うのは毎年たった 1人です。だけれ ども、資格を取る と地域調 査に関わる国土地理院とか いろいろなところ に便宜が図れるの で非常にメリット はあるの だけれども、お金を払うのは 嫌だということで す。

ですから、こういうこと ができますみたい なことを少しアピ ールしてもらって 、大学生 に魅力を伝えることが大事 かなと思います。 こういうインセン ティブを与えると いうのは 非常にいいことだと思いま す。とにかく、今 の学生さんはお金 を払うことについ ては、何 となくちゅうちょするとい うのが私の印象で す。教科書だって 高い教科書だと誰 も買わな い、だから安い教科書にし なければいけない とか、なるべく教 科書を買わせない ようにす るとか、いろいろしている から、お金を払う ということについ ては非常にちゅう ちょする

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というのが今の学生です 。ですから 、その点を 考えてもらったほ うがいいかなと思 います。

○小林課長代理 ありがとうございます。

金額については、財政当 局と調整をして最 終的にこの形で収 まったというとこ ろではあ りますので、ここはなかなか 変えられないかな とは思うのです。

あとは、今、菊地先生が おっしゃったとお り、緑のボランテ ィア指導者の魅力 、これが 受けられるとどうなるかと いうところは 、こちらの制 度側の課題の一つ でもありますので 、 そこはECO-TOPも含めて今後の検討 かなと思っており ます。御意見 、どうもありが とうござ います。

○菊地会長 これは、東京 都の市町村でやっ ている緑のボラン ティア養成講座と 同じです よね。

○小林課長代理 ここのボ ランティア指導者 育成というのは、 全域といいますか 、東京の 緑全体を守っていくような 、例で言いま すと、保全地 域にNPOの方々が入っていら っしゃっ たりしますけれども、そう いったところでの 市民団体での指導 者といったところ に入って くるような方を想定してつく られた制度になっ ています。

○菊地会長 八王子市も同 じような緑のボラ ンティア養成講座 をやっていて、そ こはやは り高齢者が多くて若い人を 入れるにはどうし たらいいのかとい う算段をしている のだけれ ども、そこは里山の管理を 全部任されていた り、里山管理の中 で小中学校の総合 学習の指 導者になったり、あるいは 企業などの社外活 動で里山を保全す るような活動を指 導したり することで魅力を与えてい るということです 。この間、見に行 ったのは、セブン イレブン の会社が社員研修の一環と して社員が来て里 山を管理している 、その指導を緑の ボランテ ィアの人がやっているという ことでした。

ボランティアなのだけれ ども、研修費用と いうものでそのボ ランティア団体に 入るらし いのですが、それでボラン ティアの運営が成 り立っているとい うことでした。で すから、

これの魅力はどういうとこ ろにあるのかとい うのをアピールし てもらうといいか なと思い ます。

ほかに何か皆さんから御意 見等ありますでし ょうか。

黒沼先生、お願いします。

○黒沼委員 ありがとうござ います。

たしか、東京都は「里山 へGO!」というものをやっていたよ うな記憶があるの です。「東 京グリーンキャンパス・プ ログラム」という ものもあったよう な記憶があって、 首都大学 さんも入っていたような気 がするのですけれ ども、菊地先生は その辺を御存じな いでしょ うか。

○菊地会長 私はそれをやっ ています。

○黒沼委員 この資格の人が 動いているのでし ょうか。

○菊地会長 要するに、八 王子の里山に学生 を連れていって、 そこで里山管理を するのだ けれども、その里山管理の指 導をさっきの緑の ボランティアの人 がやっている。

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○黒沼委員 なるほど、分か りました。ありが とうございます。

○菊地会長 ただ、さっき 事務局から説明が あったように、緑 のボランティアの 人たちは 高齢者ですよね。ほとんど60歳を超えている 人たちなので、学 生にとっては高齢 者と話が できたり、高齢者も若い人 と話ができるとい うので非常にコミ ュニケーションは 取られて いて、面白い緑の保全活動に なっています。

○黒沼委員 ありがとうござ います。

○菊地会長 ほかに何か御意 見はありますでし ょうか。

委員の皆様の御意見とし ては、こういうア イデアはいいとい うことで、総論は 賛成だけ れども、いろいろな手続で あるとか中身につ いて詰めていただ ければということ だと思い ます。そんなことでよろしい でしょうか。

次のその他の話題ですかね 。

○青山緑施策推進担当課長 御意見、ありがと うございました。

まだ、改良、改善する余 地もありますので 、我々のほうでも 検討を進めさせて いただき たいと思います。

続きまして、3点目 でございますけれ ども、ECO-TOPプログラムの申請手続につ きまして の御案内になります。皆さ んも御案内のとお り、現在国などで も進めております 判この流 れの中で、本ECO-TOPプログラムの申請書類につ きましても、申 請者からの押印を 廃止させ ていただきたいと思ってお ります。今年度中 に東京都のほうで 要綱の改正を行い まして、

来年度以降、申請者からの 押印を廃止すると いうことで書類が 出てくることにな りますの で、事前に御承知おきいただ けますと幸いでご ざいます。

続けさせていただきます が、最後になりま すけれども、本認 定検討会の委員の 委嘱の任 期の御案内でございます。 現在、委嘱させて いただいておりま す委員の任期は今 年の9月 30日までとなっております 。委員の委嘱任期 についてですけれ ども、東京都の内 規により まして、委員の任期は4期 8年までというも のがございまして 、実は菊地会長と 関委員が こちらに該当することになっ てしまいます。

誠に残念ではございます けれども、お2人 につきましては、 次の期におきまし ては継続 委嘱ができないことになっ てございます。例 年どおりでござい ますと、次回の認 定検討会 の開催は本年度と同様に11月から12月になりますので、今回が 最後の認定検討会 の御参加 となります。

両委員につきましては 、これまでECO-TOPプログラムの見直し等 についても、大 変貴重な 御意見を多数いただいてお りまして、本プロ グラムにつきまし ては多大なる御貢 献をいた だいていました。本当に深く 御礼を申し上げま す。どうもありが とうございました 。 そのほかの委員におかれ ましても、来年度 に入りまして8月 から9月までの間 に委員の 委嘱についての手続をさせて いただきますので 、お含みおきいた だければと存じま す。

事務局からのその他の報告 につきましては、 以上になります。

○菊地会長 どうもありがと うございます。

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ほかに皆さんのほうから何 か御意見等ありま すでしょうか。

ないようでしたら、以上 をもちまして、本 日の検討会は終了 させていただきま す。御協 力ありがとうございました。

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