愛知工業大学研究報告 第33号B 平成10年 43
一定容量電田昌渡先
i
J
f
:
i
去によるノ〈ノレク
GaAs結品中電子トラッフ。の評価
E
v
a
l
u
a
t
i
o
n
o
f
e
l
e
c
t
r
o
n
t
r
a
p
s
i
n
bulk G
aA
s
c
r
y
s
t
a
l
s
by C
o
n
s
t
a
n
t
-
C
a
p
a
c
i
t
a
n
田 町
l
t
a
g
e
T
r
a
n
s
i
e
n
t
S
p
e
c
t
r
o
s
c
o
p
y
池田幸治¥伊藤明士、徳田豊ド
KI
k
e
d
a
、
A
l
t
o
、
yτbkuda
Abs
回c
t
We h
a
v
e
f
o
u
n
d
t
h
a
t
t
h
e
EL5
姐dE
L6廿
a
p
si
n
b
叫
k G
仏
sa
r
e
∞
n
s
i
s
t
e
d
o
f
s
l
x
t
r
a
p
s
(Al
,
A
2
,
A3
,
A4
,
A5
,
A6 )企om
Co
n
s
t
a
n
t
-
C
a
p
a
c
i
加n
偲1
ゐ
l
t
a
g
e
官出lSI
e
n
tS
p
e
c
t
r
o
s
∞'P
Y (CCVTS) measuremen
t
.
I
n
t
h
i
s
s
t
u
d
,
y
we
a
n
a
l
y
z
e
t
h
e
EL3 and EL2
むa
p
si
n
b
叫
kG
aAs
by CCVTS
,同70t
r
a
p
s
w
h
i
c
h
c
o
r
r
e
s
p
o
n
d
s
加OX
佃dELOtr
叩sa
r
e
s
e
p
a
r
a
t
e
d
:
f
r
om
t
h
e
wave a
n
a
l
y
s
I
8
o
f
EL3
and EL2
,
r
e
s
p
e
c
t
i
v
e
l
y
官1
ew
a
f
e
r
s
u
s
e
d
血
t
h
i
ss
t
u
d
y
a
r
e
n
o
t
i
n
t
e
n
t
i
o
n
a
l
l
y
d
o
p
e
d
w
i
t
h
O
x
y
g
e
n
.
We d
i
s
c
u
s
s
t
h
e
r
e
l
a
t
i
o
n
s
h
i
p
b
e
加r
e
e
n
∞
n
田n
t
r
a
t
i
o
n
so
f
OX and
ELO
∞
n
a
n
t
r
a
t
i
o
n
.
1. はじめに 我々l
シヤレクG
aAs結品中トラッフ。EL5、E
L6にっし、 て詞面し、 E目、 EL6が6つのトラップからなり、その内 2つのトラップi
訪文安定の関係、にあることを示した1)0 今回、我々は一定容量電田昌疲分光法(Co田泊n t-Capruαtana Voltage官釘JSientSp帥 ωαlflY:CCVTS) を用いてパノレクGaAS結晶中トラッフ。EL2について掃諜 パルス幅を劉ヒして測定することで、酸素関車欠陥と幸陪 されており、DLTS
においてEL2付近に観測される E印列こついて分離・割高した。 合わせて、男IJの際標嘘T
愛知工業大学ブ明1
完 学 生G
豊田市 土 紺琵工業高等帯号制交@綿市)I
十数日工業大学電子工科ヰ嘩田市) 対陥と報告されてしも OJ0l!(こっして匝ρとの対応を静《 た。 Lagow血達により報告されたEρ
は、DLTS
におい てEL2の近くで観測されており、E
I
ρ
(
E
c
-
0
.
8
2
5
e
V
)
は 直.f2( Ec -0.815 e V )とほぼ同じトラッフ噛立を有し、DLTS
により求められ廿繭難庇師爵まEL2の約4
倍であ り、匝.:2はがて語調土早くなる。 トラップELO
f調査 素をドープした詐砕村こおいて観測され、酸調関連欠陥であ ると報告されている。 酸素関車欠陥ま E β の他に、同研究者により報告され ているOX
があり、DLTS
によりEL3付近で観測されて いるので、ELO
との対応をCCVI
ちによりE
L3を観頭、│庁 ることにより調べた。4
4
愛知工業大学研究報告,第33号B,平成10年, V 0.
1
33-B, Mar. 1998 2.開斗及ひ漢験方法 実験に用いたウエハ比 LEC法、 HB法、 PCZ法の3 種墳のノヤレク結晶成長法により成長したSiド / 市 ∞I)n 型GaAS結晶である。 ドーパント濃度は 9XI013~2X 1017( =,3)崎四であり、意闘句に酸素はドープされてし、 な凡 耕 sjはC
C
V
τ
s
測定を行うために、Auショットキ 電躍を、その裏面にAu-Ge!Niオ」ミック電極を蒸着して、 ショットキダイオ」ドを製作した。 こ味料を用いて図1 に示すように、各耕叫こっして田KでのC-V浪陪こより キャリア濃度を求め、一宮星度によるCCV
胃潰│陸討すし¥ 方問題み関数による積分喫盟を行ったc
α
1TS
1
言明こフ イツティングを行い、その結果からトラップの放出日較邑汝 と濃度を得t
=
"
EL2については、持議ノ〈ノレス幅を 1加18 ~10∞s まで釘じして一定温度 CCVTS 測定を行い E∞ とEL2を分離した。 │ 容 量 電 圧(C-V)測 定 │ ↓ 定温度一定容量電圧過渡分光(CCVTS)測定 (接合容量) Cp:電子捕獲時J l ー
( 同J!JIIバイアス) OV Vp電子捕独時~一時
│方形波重みJ
に よ る 断 処 理 │ ↓ │スベクトノレフイッテイング│ ↓ │ トラップの放出時定数・濃度計算 │ 図l実 験 方 法 及 び 手 順 も留守つDLTS法でゆえイアスを印加したときの容量封直 の変化を測定するので、高濃度トラップ1
こおいては額調l願 域が測定中に変化してしまいDLTS測定の条件である指 説国以ができなくなる。 一方、図2
に示すC凸1TS
;iIl1庭 系においてlネフィードパック回路により観蹴献を固定 し、そのノ吋アス変化を摂l躍するので、高濃度トラップの測 定に適している。 図2CCVTS測 定 系 3.実験結果及。守揺す 図3は2叩K附いて掃鑓パルス幅をlOm8から1∞08 まで1オーダずて欄日させた日寺の低キャリア濃度榔同 CCVTSスベクトノレで、ある。 捕獲ノ勺レス幅が短くなるに 従って、ピークの時Z
践幻羽田翁昌樹JlIトシフトしていき、 CCVTsiWl宿直度 290K 制sf: pcz-s町ple(Nd=9.0 X 10" cm寸) 160 • , ,. . ..,..-" -... tp=IOOO (s)3ll74
tp=O.OI(s)。
10" 10" 100 10' 10' 10' TIME CONSTANT ( s ) 図3トラップELのCCVTSスベクトノレ一定容量電圧過渡分光法によるバルク GaAs結晶中電子トラップの評価 45 ブロードになっていること的対もこれは支圏西恰EL2 の他に、EL2に比べて捕獲が早く、日寺交崩御糟千早し呼忌 濃度のトラップが宿主し、電子捕獲時聞が短い時のEL2 との比率カ液化していくことによる影響と考えられる。 この傾向を念頭におき、各捕獲パルス幅で旬フィッティ ングを行うと、イ言宅対立5つのトラップ句、フィッテイングで きる(図
4
)0これは全獄料同さいて共通であったここで、 40;
j
一 m-;
-n u 回 聞 の U Ej
E M
-同 柄 V 由;
n U 3 EL2 {も
10 。:実験値 20ト ー:計算値 ....l 〈 吉 凶 160 β 〉 υ υ100I
tp=IOOO(s)I
1
1
I
F
)
50 0 10-' 10-' 10' 10' 10' 10羽 TIME CONSTANT (s ) 図4EL2スベクトルとフィッティング 時鵠妨宅約剖宙のヒ」クは匝.f2、4
0
s
のヒ」クは皿ρ
に 対応していることがアレニウスプロットの出掛ミら分かった
キャリア濃度が9XI0町田昌)と8.5XI0!5(四品)の2 つの耕釧こついて、却OK
において捕獲ノ勺レス幅を1
白 血 から1脚 sまで変化させたE寺のCCVTS視艇結果から得 られたEL2濃度を欄野コノ勺レス幅こ対してプロットした ものを図5に示す。 ①の低キャリア耕村民捕獲の時 定 齢 、 通 常 棚1
されるEL20浦 概 撒 よ り 遅 く な っ ており、 CCVTS測定系のレスポンス時間1皿s以上で、 掃諜の実験を行うことが出来る。 ②の高キャリア制件で は①に比べて捕獲の時定数は早くなっている。 これは CCVTS浪l躍において、同じようなトラップ端立明謬斬 直積瑚亀戸よるトラップカ扮離できることを示している。 2.5 CCVTS測窟且度 280K2 1 3 f J J !
っ
E
ハ 15ト
l.
_
_
〆.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
-
-
-
-
・
n ト T ~I
.U トf
f
i
1.0 0o
u
。
① J。
~
0.5 戸i
・ : 州 制 則 的cm-'} Xp:::O.31(凶I),Xr鼠G仏1.44()1l五a刷t畑,) Jバ
f
ぞイ/イ
O
x帆叩円…
h沿)=1.00f十ヤ
0!f一一……
,(1凹凶凶附川
μ"0'伊町川"川川
",a汁~
),同(cmmX戸1.20(凶n) 10-' 10ロ 10' 102DURATION OF FILLING PULSE (s)
0.0 10-2 10' 図5EL2の捕獲パルス幅依存性 観測された血ぷのノ勺レス幅夜嗣由こついて図6!こよっ て櫛すする。 ①の低キャリア耕端持制領域坤鯛寺の 空乏層端よりはる糾こ前となるために中↑蛸爵舵観演l片る 通常の実験よりも遅い時定数となる。 ②の高キャリア試 料で怯観調!頗捕まDのものと比べて空包嵩揚Xp!~く、 キャリア峨樹量も大きし、のぜI)O)j樹齢撒よりも早く
'
-
-
-
-
-
ー
と
し
_
Ec Ef キャリア 榔 酔 一一一一_Ett
h ﹄ Z04U 凶 1 2 ︿ ①・低キャリア 試料 n-GaAs I②:高キャリア i 試料 Xfp XfrXp XrDEPLETION LAYER DEPTH (μm)
図6長い捕獲パルス幅で依存を示す実験 での観測領域
Mar. 1
9
9
8
;
j
J
L
i
Z
2
1
:
:
i
i
愛知工業大学研究報告,第33号 B,平成10年, Vo1
.
33-B, 10' なりルレス幅こ対して変f
ヒカ瀬持桝こなると考えられる。 これらのこと陪観鵬械を空乏層端よりも前のλ領域 に設定することにより、高濃度トラップ¢瀞鶴喜の実験を電 子掃鰻・脱却の両方においてC
C
V
T
S
狽胞を行う、すなわ4
6
ち、一定容量条件下で測定を行うことが出来ることを示し 4.00 3.75 3.50 3.25 ている。 酸素関車対格ox
について検討するために220Kにおい てC
C
V
T
S
測定を行v¥そ¢糖鼎こ対してフィッティング 観測された波形は 4つのトラッ ここで検出されたトラップ したものを図7に示す。 プでフィッティングできた。 は全彦桝4
司3いて共通であった。 ここでl
訴句 108のピー 10' 4.00 クカ、等陪されている盟βに対芯オることがアレニウス・ プロットの比蜘ら分カ勺た。 図8報告されている酸素関連欠陥との アレニウスプロットの比較 2.5 測定温度 220K 開ヰ:HB群桝(Nd=8.5x 10" cm-') 2.。
EL'3についてもキャリア濃度1016(四-3)以下では 3 X 1014(cm-3)一定であり、 1016(cm-3)此とで'EL2と同様 に減少していくことから、両方の欠陥についてド十→型で 10" 〉5
1.5 J 主 (J <IJ 回1.0 ' -〉 υ υ 0.5•
-。
。
。
企
•
•
。 匂 17 10•
5
10" z 05
げE
210'4 0 (.) a.E
げ。
。
シ
ム
;
;
込
ミ
TIME CONSTANT (s ) 図7EL3
付近でのCCVTS
スベクトノレと 10' フィッティング r ) プ 4 ツ ロ m 一 フ n u ' t 、 、 4 . . M 問 、 f e ω 2"
J
L
叩 即E
' t 司 、 情 活O
叩 ︽L
α
E
ハ U 刊 J R 3 J 引ω
じω
E
J U D 9 dU1 函 これらのフィッティングから得られた放出時定数をL
a
g
o
wski達方、報告した酸素関連トラップとアレニウス・ プロット砂t
鍛すると個8)、我々が観測したEρは報告 されているものと良く一致したが、ox
と一致するトラッ フ壮勲、ことが分かる。 のドナー濃度依存性 次にC
C
V
T
S
測定により導出された血f2、Eρ、 EL'3の各トラップ濃度をドナ」濃度に対してプロットし これらのことから、EL'3もEロ
あることを示している。 たものを図9
に示す。 同様ネイティブなトラップである可能性を示している。 EρについてI丈我々カ湘t
定した誤料中で?ネ外国性で 匝12はキャリアが1016(∞-3)以下ではおよそ2X1016 (四-3)一定であり、 1016(四品)以上で怯ドサ」濃度と共47 一定容量電圧過渡分光法によるバルク
G
aAs結品中電子トラップの号制面 1側 sまで変化させることにより高糠トラップ盟副n あるなら時考えられ縛るいナ}漉度に対してトラッフ穂度 1lr働つトラップ国βを分離することができた。 の嗣字性滞E
いこと出観測できすて1
0
17(田昌)までの高 トラッ この方樹立高濃度トラ、yプの中に埋もれており、 キャリアにおいてもトラッフ鴇脚糊沙していく様子も観 プ噛担当まぼ同じであり、捕艶恒積が異なるトラップの Eρについては今由の実験では内因性 演U,されなかった。 分離・評価l
こ帯広であると考えられる。 ま であるカ沸個性であるかを半1J1.lIJすることは困難である。 酸素関室トラップと報告されている盟β及びOX
につ た、CCVTS
によりEL3付近で観測されたトラップEL3 いて、上責めように分灘したEρ とEL3との却時調 1、EL3・2、国ふ3の濃度はドサ 寸飽支に対してEL2のよ べることで検討したが、 Eρについてl訪ト因f
生であるか EL3に 内因性であるかを単勝?することは出来なかった。 うt
l:備制全l
諸醐リされなかった。 EL3及びCCVTS
により盟.3怖E
て韻測されるトラッ プとEρ とのトラッフ鴇度の相関聞系の有無を確認オる ついてはドナ」濃度依存1
生からEL2同様寸イティブなト ラッフ丸であると考えられる。 図からはE印 ために図 10に示すプロットを行った Eβ付近に低濃度であるが、 ドナ}濃度依存性を持た と相関関係のあるトラップ怯E
L3を含めE
L3付近には存 ないことから、不純肋関連と考えられるようなトラップ 在しないことカ扮かる。Eふ1、EL3-2、EL3-3を検出できたが、 Eρ と併目関 関係
J
語翻1
されなかった。盟聾
本研究を行うに当たり、制S膿供及t用益な議論を頂いT
ご菱マテリアノL総合明新・白木弘幸氏一佐々紘一氏 -h,
"
.
・ .
EL3-3, ・
a v・
- - u
・
- E
に深く感齢、たします三 ( 門 医 H u 10 ) z o ー リ ト 10 〈 出 ト z ~_\2. ~ 1 Q U Z O U 10H 0.. 〈 出 ト "10 T EL3・2.
.
.
、
.
.
.
.
.
.
EL3-1.
.
,
.
.
.
.
.
.
.
10日室主主誌
EL3 1012 1014 10日 1016 10H 1016 lO'G 1011 → DONOR CONCENTRATION (cm→) ‘盟即位。n 1) R他国弘 Y1bkuda,四dK8鉛sa,:
e血闇.on担dcap加rekinetiaof a b首鼠blemedium. 図10EL3付近のトラップとELOdeepan町 inn匂pebulk
GaAs" ,
lEEE SlMC・9,
トラップとの相関性 即.299-302,(1使16). 2)