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SAS 9.3ファイルの移動とアクセス

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(1)

SAS

®

9.3ファイルの

移動とアクセス

(2)

SAS® 9.3 ファイルの移動とアクセス

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SAS Institute Inc., SAS Campus Drive, Cary, North Carolina 27513. Electronic book 1, 2011 July

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(3)

目次

本書について . . . vii SAS 9.3 ファイルの移動とアクセスの新機能 . . . xi 推奨資料 . . . xiii 1 部

はじめに

1 1 章 • 異なる動作環境間での SAS ファイルの移動とアクセス . . . 3 異なる動作環境間でのSAS ファイルの移動 . . . 3 異なる動作環境でのSAS ファイルへのアクセス . . . 3 SAS ファイルの移動とアクセスに使用する方法 . . . 4 方法の機能概要 . . . 5 各国語サポートを使用した、異なるコンピュータ間でのSAS ファイルの移動 . . . 6 例で使用するデータセット . . . 7 例で使用する命名規則 . . . 7 SAS 製品のユーザー補助機能 . . . 8 2 部

SAS ファイルの移動とアクセスに使用する方法

9 2 章 • CEDA(クロス環境データアクセス) . . . 11 CEDA の概要 . . . 11 CEDA の利点 . . . 12 CEDA の制限事項 . . . 12 SAS ファイルの形式の作成、変更 . . . 13 異なるコンピュータ間でのSAS ファイルの転送 . . . 16 SAS ファイル形式の特定 . . . 16 非ネイティブファイルの読み込みと書き込み . . . 17 3 章 • CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャ . . . 19

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した SAS ファ イルの移動の概要 . . . 19

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した SAS ファ イルの移動の制限事項 . . . 20

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した SAS ファ イルの移動の弱点 . . . 20

移送元コンピュータでの移送ファイルの作成 . . . 20

移送先コンピュータへの移送ファイルの転送 . . . 22

移送先コンピュータでの移送ファイルの復元 . . . 22

4 章 • DATA ステップまたは PROC COPY での XPORT エンジンの使用 . . . 27

XPORT エンジンの概要 . . . 27 XPORT エンジンの利点 . . . 28 XPORT エンジンの制限事項 . . . 28 SAS データセットを SAS 6 形式に戻す . . . 28 移送元コンピュータでの移送ファイルの作成 . . . 30 ネットワークを経由した移送ファイルの転送 . . . 31

(4)

移送先コンピュータでの移送ファイルの復元 . . . 31

5 章 • DATA ステップまたは PROC COPY での XML エンジンの使用 . . . 33

XML エンジンの概要 . . . 33 XML エンジンの利点 . . . 34 XML エンジンの制限事項 . . . 34 移送元コンピュータでのXML ドキュメントの作成 . . . 34 ネットワークを経由したXML ドキュメントの転送 . . . 35 移送先コンピュータでXML ドキュメントをデータセットに復元する . . . 36 3 部

移送ファイルと非ネイティブファイルの転送

37 6 章 • ファイルの転送 . . . 39 ファイル転送の概要 . . . 39 移送ファイルの属性 . . . 40 非ネイティブファイルや移送ファイルへのFILENAME ステート メントまたはFTP の使用 . . . 41 4 部

動作環境固有の情報

45 7 章 • OpenVMS 動作環境 . . . 47 OpenVMS システムファイルの属性の表示 . . . 47 OpenVMS のファイル属性 . . . 48 OpenVMS でファイルの作成に使用された SAS バージョンを特定する . . . 48 OpenVMS へのテープデバイスのマウント . . . 49 OpenVMS のエラーメッセージ . . . 49 8 章 • z/OS 動作環境 . . . 53 z/OS ファイル属性の表示 . . . 53 z/OS でファイルの作成に使用された SAS バージョンを特定する . . . 53

z/OS ファイルと UNIX System Services Directory . . . 54

ファイル移送に使用するz/OS バッチステートメント . . . 54 z/OS 移送先コンピュータでの転送の問題 . . . 54 z/OS 動作環境での移送ファイルの読み込み . . . 55 9 章 • Windows 動作環境 . . . 57 Windows のファイル属性 . . . 57 Windows でファイルの作成に使用された SAS バージョンを特定する . . . 57 エラーメッセージ: 暗号化したデータが無効です . . . 58 10 章 • UNIX 動作環境 . . . 59 UNIX のファイル属性 . . . 59 UNIX でファイルの作成に使用された SAS バージョンを特定する . . . 59 例: テープでの移送ファイルの作成 . . . 61 例: UNIX 移送元コンピュータでの移送ファイルのコピー(ディスクからテープ) . . . 61 例: 移送先コンピュータでの移送ファイルのコピー(テープからディスク) . . . 61 11 章 • SAS ファイル拡張子とファイルヘッダー . . . 63 ファイル名拡張子: SAS ファイルの作成に使用された SAS エン ジンと動作環境を特定する . . . 63

(5)

PROC CONTENTS: SAS ファイルの作成に使用された Base SAS エンジンを特定する . . . 64 ファイルヘッダー: 移送ファイルの作成に使用された方法を調べる . . . 65 5 部

トラブルシューティング

67 12 章 • 問題の回避と修正 . . . 69 トラブルシューティング: 移送ファイルの転送と復元 . . . 70 移送ファイルに関するエラーメッセージと警告メッセージ . . . 73 転送形式と移送ファイルの属性の検証 . . . 79 移送ファイルの再ブロック化 . . . 80 6 部

サンプルとログ

83 13 章 • SAS ファイルの移動の例 . . . 85 異なるコンピュータ間でのSAS ファイルの移動例の概要 . . . 85 例: OpenVMS から UNIX へのファイル移送 . . . 86 例: z/OS から Windows へのファイル移送 . . . 93

例: z/OS JCL Batch から UNIX へのファイル移送 . . . 98

移送ファイルの検証方法 . . . 106

用語集 . . . 109

キーワード . . . 115

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(7)

本書について

SAS 言語の構文規則

SAS

言語の構文規則の概要

SAS では、SAS 言語要素の構文ドキュメントに共通の規則を使用しています。これら の規則により、SAS 構文の構成要素を簡単に識別できます。規則は、次の項目に分 類されます。 • 構文の構成要素 • スタイル規則 • 特殊文字 • SAS ライブラリと外部ファイルの参照

構文のコンポーネント

言語要素の多くでは、その構文の構成要素はキーワードと引数から構成されます。 キ ーワードのみ必要な言語要素もあります。 また、キーワードに等号(=)が続く言語要素 もあります。 キーワード プログラムの作成時に使用するSAS 言語要素名です。キーワードはリテラルであ り、通常、構文の先頭の単語です。CALL ルーチンでは、最初の 2 つの単語がキ ーワードです。 次のSAS 構文の例では、構文の最初の単語がキーワードです。 CHAR (string, position)

CALL RANBIN (seed, n, p, x); ALTER (alter-password) BEST w. REMOVE <data-set-name> 次の例では、CALL ルーチンの最初の 2 つの単語がキーワードです。 CALL RANBIN(seed, n, p, x) 引数なしで1 つのキーワードから構成される SAS ステートメント構文もあります。 DO; ... SAS code ... END; vii

(8)

2 つのキーワード値のいずれか 1 つの指定が必要なシステムオプションもありま す。 DUPLEX | NODUPLEX 引数 数値定数、文字定数、変数、式のいずれかです。引数は、キーワードに続くか、キ ーワードの後ろの等号に続きます。SAS では、引数を使用して、言語要素を処理し ます。引数が必須の場合もオプションの場合もあります。構文では、オプションの 引数にはかぎかっこが付けられます。

次の例では、string と position がキーワード CHAR に続きます。これらの引数は、

CHAR 関数の必須引数です。 CHAR (string, position)

引数ごとに値が指定されます。次の例のSAS コードでは、引数 string の値として 'summer'、引数 position の値として 4 が指定されています。x=char('summer', 4);

次の例では、string と substring は必須引数ですが、modifiers と startpos はオプシ

ョンの引数です。

FIND(string, substring <,modifiers> <,startpos>

注: 通常、SAS ドキュメントのサンプルコードは、小文字の固定幅フォントを使用して 表記されます。コードの作成には、大文字も、小文字も、大文字と小文字の両方も 使用できます。

スタイル規則

SAS 構文の説明に使用されるスタイル規則には、大文字太字、大文字、斜体の規則 も含まれます。 大文字太字 関数名やステートメント名などのSAS キーワードを示します。次の例では、キーワ ードERROR の表記には大文字太字が使用されています。 ERROR<message>; 大文字 リテラルの引数を示します。 次のCMPMODEL=システムオプションの例では、BOTH、CATALOG、XML がリ テラルです。

CMPMODEL = BOTH | CATALOG | XML 斜体 ユーザー指定の引数または値を示します。斜体表記の項目は、ユーザー指定値 であり、次のいずれかを表します。 • 非リテラルの引数。次のLINK ステートメントの例では、引数 label はユーザー 指定値であるため、斜体で表記されています。 LINK label; • 引数に割り当てられる非リテラル値。

次のFORMAT ステートメントの例では、引数 DEFAULT に変数の

default-format が割り当てられます。

(9)

斜体表記の項目は、選択可能な引数リストの総称でもあります(attribute-list な)。複数の斜体表記の項目が使用される場合、項目は item-1, ..., item-n という形 式で表記されます。

特殊文字

SAS 言語要素の構文には、次の特殊文字も使用されます。 = 等号は、一部の言語要素(システムオプションなど)のリテラル値を示します。 次のMAPS システムオプションの例では、等号は MAPS の値を設定します。 MAPS = location-of-maps < > かぎかっこはオプションの引数を示します。かぎかっこ付きでない引数は必須引数 です。 次のCAT 関数の例では、少なくとも項目が 1 つ必要です。 CAT (item-1 <, ..., item-n>)

|

縦棒は、値グループから1 つの値を選択できることを示します。縦棒で区切られて いる値は、相互排他です。

次のCMPMODEL=システムオプションの例では、属性を 1 つのみ選択できます。 CMPMODEL = BOTH | CATALOG | XML

... 省略記号は、省略記号に続く引数や引数グループの繰り返しを示します。省略記 号とその後の引数にかぎかっこが付けられている場合、その引数はオプションで す。 次のCAT 関数の例では、省略記号はオプションの項目を複数指定できることを示 しています。

CAT (item-1 <, ..., item-n>) 'value' or “value”

単一引用符や二重引用符付きの引数は、その値も単一引用符または二重引用符 を付ける必要があることを示します。

次のFOOTNOTE ステートメントの例では、引数 text には引用符が付けられてい ます。

FOOTNOTE <n> <ods-format-options 'text' | “text”>; ;

セミコロンは、ステートメントまたはCALL ルーチンの終わりを示します。 次の例では、それぞれのステートメントはセミコロンで終了しています。data namegame; length color name $8; color = 'black'; name = 'jack'; game = trim(color) || name; run;

SAS

ライブラリと外部ファイルへの参照

多くのSAS ステートメントなどの言語要素では、SAS ライブラリと外部ファイルを参照 します。論理名(ライブラリ参照名またはファイル参照名)から参照を作成するのか、引 用符付きの物理ファイル名を使用するかを選択できます。 論理名を使用する場合、通

(10)

常、関連付けにSAS ステートメント(LIBNAME または FILENAME)を使用するのか、 動作環境のコントロール言語を使用するのかを選択します。 複数の方法を使用して、 SAS ライブラリと外部ファイルを参照できます。動作環境によっては使用できない方法 があります。 SAS ドキュメントでは、外部ファイルを使用する例には斜体のフレーズ file-specification を使用します。 また、SAS ライブラリを使用する例には斜体フレーズ SAS-library を使用します。 SAS-library は引用符付きであることに注意してください。

infile file-specification obs = 100; libname libref 'SAS-library';

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SAS 9.3 ファイルの移動とアクセス

の新機能

概要

今回の更新で、CEDA と、CPORT プロシジャおよび CIMPORT プロシジャに関する情 報がドキュメントに追加されました。

ドキュメントの拡張

クロス環境データアクセス(CEDA)機能に関する拡張は次のとおりです。

• z/OS 上の UNIX ファイルシステムライブラリですべての CEDA データ表現をサポ ートします。ただし、SAS にバインドされたライブラリが z/OS でサポートするのは、 MVS_32 の CEDA データ表現を持つ SAS データセットのみです。確認されている 制限には、“CEDA の制限事項” (12 ページ)があります。

CPORT プロシジャおよび CIMPORT プロシジャに関する拡張は次のとおりです。 • 埋め込み空白を含むSAS 名リテラルを CPORT プロシジャおよび CIMPORT プロ

シジャで使用できるようになりました。詳細については、“SAS 名前リテラル” (SAS 言語リファレンス: 解説編 3 章)を参照してください。 • VALIDVARNAME=ANY または VALIDMEMNAME=EXTEND を指定すると、 最大長32 バイトのデータセット名またはメンバ名を CIMPORT プロシジャおよび CPORT プロシジャで使用できるようになりました。名前とメンバ名には、大文字と 小文字を混在させて使用できます。詳細については、“VALIDMEMNAME=シス テムオプション” (SAS システムオプション: リファレンス)および “VALIDVARNAME=システムオプション” (SAS システムオプション: リファレンス) を参照してください。

• CPORT の SELECT ステートメントおよび EXCLUDE ステートメントで、ACCESS エンジンの大文字と小文字を区別する名前をサポートするようになりました。 • CIMPORT の SELECT ステートメントおよび EXCLUDE ステートメントで、CPORT

ファイルの大文字と小文字を区別する名前をサポートするようになりました。 xi

(12)
(13)

推奨資料

このタイトルに関連した推奨される参考資料のリストを次に示します。 • SAS/CONNECT User's Guide

SAS/SHARE User's Guide

SAS ステートメント: リファレンス

SAS システムオプション: リファレンス

Base SAS プロシジャガイド

SAS 言語リファレンス: 解説編

Communications Access Methods for SAS/CONNECT and SAS/SHARE

SAS XML LIBNAME Engine: ユーザーガイド

• ご使用の動作環境のSAS ドキュメント(UNIX 版 SAS、または Windows 版 SAS) SAS の刊行物の総一覧については、support.sas.com/bookstore にてご確認ください。 必要な書籍についてのご質問は、下記までお寄せください。

SAS Publishing Sales SAS Campus Drive Cary, NC 27513-2414 電話: 1-800-727-3228 ファクシミリ: 1-919-677-8166 電子メール: [email protected] Web アドレス: support.sas.com/bookstore xiii

(14)
(15)

1

はじめに

1

異なる動作環境間でのSASファイルの移動とアクセス . . . 3

(16)
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1

異なる動作環境間での

SAS ファイ

ルの移動とアクセス

異なる動作環境間でのSAS ファイルの移動 . . . 3 異なる動作環境でのSAS ファイルへのアクセス . . . 3 SAS ファイルの移動とアクセスに使用する方法 . . . 4 方法の機能概要 . . . 5 各国語サポートを使用した、異なるコンピュータ間でのSAS ファイルの移動 . . . 6 例で使用するデータセット . . . 7 例で使用する命名規則 . . . 7 SAS 製品のユーザー補助機能 . . . 8

異なる動作環境間での

SAS ファイルの移動

動作環境間でのSAS ファイルの移動は一般的なタスクです。動作環境間で SAS ファ イルを移動する理由には、次のようなものがあります。 • 異なるコンピュータの新しい動作環境にSAS ファイルを移動(たとえば、HP-UX フ ァイルをRedHat Linux 動作環境に移動)する。 • ファイルとその処理を処理速度の高い動作環境に移動してから、要求側の動作環 境にファイルを戻す。 • 継続的にデータを処理するため、物理的に別個の動作環境で使用可能なSAS フ ァイルの静的なコピーを作成する。NFS でマウントされたファイルシステムでは受 信側の動作環境でSAS ファイルが使用できないため、受信側の動作環境で使用 できるようにファイルを複製します。 これらすべてのシナリオでの移動操作は動作環境のアーキテクチャ間およびSAS リ リース間の差異を認識するため、元のファイルを受信側の動作環境で使用できます。

異なる動作環境での

SAS ファイルへのアクセス

場合によっては、ファイルのコピーを独自に所有して維持するよりも単にアクセスする 方が望ましいことがあります。または、他の場所で作成され、ローカルにマウントされ たテープからデータを読み込んだり、ネットワークにリモートでマウントされたデータの 読み込み、書き込みまたは更新を実行したりする必要がある場合があります。 3

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注: アクセスという用語を製品 SAS/ACCESS と混同しないようにしてください。異なる 動作環境でのSAS ファイルの移動とアクセスにおいて、アクセスとは SAS ファイ ルを開いて処理することを意味します。SAS/ACCESS では、ユーザーがサードパ ーティDBMS ファイルを使用できます。 リモートSAS ファイルにアクセスするには、次の方法を使用できます。 • CEDA(クロス環境データアクセス)を使用して、SAS 8 以降の SAS ファイルにアク セスできます。 • クライアントでSAS/SHARE を使用して、SAS/SHARE サーバーが実行されている 動作環境に存在するリモートSAS ファイルにアクセスできます。SAS/SHARE は、 複数のユーザー間のリモートデータへの透過的同時アクセスを容易にします。異 なるリリース間のSAS データへのアクセスには制限が適用されます。 また、SAS/SHARE では、SAS/ACCESS でサポートされているエンジンを使用して 特定のサードパーティDBMS ファイルにアクセスできます。 • SAS/SHARE または CEDA を使用せずに、ネットワークサービスを使用してリモー トファイル(SAS ファイルとサードパーティ DBMS ファイルの両方)にアクセスできま す。通常、クライアントとサーバーは互換性のあるアーキテクチャを共有する必要 があり、同じリリースのSAS ソフトウェアを実行している必要があります。 動作環 境、ネットワークソフトウェアおよびセキュリティソフトウェアによって、特定のリモー トファイルに対するユーザーの権限が制御される可能性があります。詳細につい ては、ご使用の動作環境のSAS ドキュメント(UNIX 版 SAS、または Windows 版 SAS)、および使用するネットワークソフトウェアとセキュリティソフトウェア用のサー ドパティのドキュメントを参照してください。

SAS ファイルの移動とアクセスに使用する方法

SAS ファイルの移動またはアクセスには、次の方法を使用できます。 CEDA(クロス環境データアクセス) SAS のこの機能は、あらゆるディレクトリベース動作環境(Solaris、Windows、HP-UX、OpenVMS など)で作成された SAS ファイルを、別のディレクトリベースの環境 で実行されたSAS セッションで処理できるようにします。詳細については、 “CEDA(クロス環境データアクセス)” (11 ページ)を参照してください。 CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャ 移送元環境では、PROC CPORT を使用して、データセットまたはカタログを移送形 式で書き込めます。移送先環境では、PROC CIMPORT を使用して、移送ファイル を移送先環境のネイティブ形式に変換できます。詳細については、“CPORT プロ シジャとCIMPORT プロシジャ” (19 ページ)を参照してください。

DATA ステップまたは PROC COPY での XPORT エンジンの使用

移送元環境では、LIBNAME ステートメントを XPORT エンジン(DATA ステップま たはPROC COPY)で使用して、SAS データセットから移送ファイルを作成できま す。移送先環境では、同じ方法を使用して、移送ファイルを移送先環境のネイティ ブ形式に変換できます。“DATA ステップまたは PROC COPY での XPORT エンジ ンの使用” (27 ページ)を参照してください。

注: XPORT エンジンでは、SAS 8 以降の機能(ログファイルや変数名など)はサポ ートされていません。

DATA ステップまたは PROC COPY での XML エンジンの使用

移送元環境では、LIBNAME ステートメントを XML エンジン(DATA ステップまた はPROC COPY)で使用して、SAS データセットから XML ドキュメントを作成できま す。 移送先環境では、同じ方法を使用して、XML ドキュメントを移送先環境のネイ

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ティブ形式に変換できます。詳細については、“DATA ステップまたは PROC COPY での XML エンジンの使用” (33 ページ)を参照してください。 SAS/CONNECT のデータ転送サービス(DTS) この機能は、データセットとカタログを移送元環境から移送先環境に転送できま す。DTS は、必要に応じて動作環境の表現間と SAS バージョン間でデータを変換 します。 転送を実行するには、SIGNON ステートメントを使用して 2 つの SAS セッ ションに接続し、PROC UPLOAD または PROC DOWNLOAD を使用してデータを 移動します。

SAS/SHARE および SAS/CONNECT の REMOTE エンジンとリモートライブラリサー ビス これらの機能では、REMOTE エンジンと LIBNAME ステートメントを使用してリモ ートデータに透過的にアクセスできます。

方法の機能概要

SAS ファイルの移動またはアクセスに使用できる各方法の機能概要を次に示します。 表1.1 SASファイルの移動またはアクセスに使用できる方法の機能概要 機能 使用できる方法 SAS/CONNECT DTS SAS/CONNECT RLS および SAS/SHARE RLS サポートされ ているSAS メ ンバの種類 データファイル、 PROC SQL ビュ ー* SAS/ACCESS ビ ュー(Oracle およ びSybase)、 MDDB* ライブラリ、 データセッ ト、 カタログ、 カタログエン トリ ライブラリ、 データ セット データフ ァイル ライブラリ、 データセット、 カタログ、 カタログエント リ、 PROC SQL ビ ュー、 MDDB、 外部サードパー ティデータベー ス*** ライブラリ、 データセット、 Catalog** カタログエント リ** PROC SQL ビュ ー、 MDDB、 DATA ステップ ビュー、 SAS/ACCESS ビ ュー、 外部サードパー ティデータベー ス*** 動的変換また はファイル形 式の作成 動的 移送† 移送XML 動的 動的 サポートされ ているSAS バージョン

SAS 8 以降 SAS 6 以降 SAS 6 以降† SAS 8.2

以降

SAS 6 以降 SAS 6 以降

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機能 使用できる方法 SAS/CONNECT DTS SAS/CONNECT RLS および SAS/SHARE RLS 新しいSAS リ リースから旧 SAS リリース への変換 いいえ いいえ はい いいえ はい はい ディレクトリベ ースのファイ ル構造を使用 する動作環境 のみに制限 はい いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ 必要なSAS 製品ライセン ス

Base SAS Base SAS Base SAS Base SAS SAS/CONNECT SAS/CONNECT または SAS/SHARE * データセット(ファイル)への読み込み、書き込みおよび更新アクセスが可能です。PROC SQL ビューと MDDB は読み込み専用で す。 ** SAS 9 では、互換性のない動作環境でのカタログエントリまたはカタログへのクロス動作環境アクセスはサポートされていません。 アーキテクチャグループの詳細については、SAS/CONNECT User's Guide または SAS/SHARE User's Guide を参照してください。

*** SAS/CONNECT は、外部テキストファイルとバイナリファイルをサポートしています。SAS/CONNECT と SAS/SHARE は、リモート SQL パススルー機能を使用したサードパーティの外部データベースをサポートしていますが、これらのデータベースへのアクセスに はSAS/ACCESS ライセンスが必要です。

XPORT エンジンでは、SAS 8 で導入された機能(ログファイルや変数名など)はサポートされていません。SAS 8 以降の SAS ファイ ルを旧リリースに戻すためにXPORT エンジンを使用した場合、SAS 8 以降に固有の機能は SAS ファイルから削除されます。ま た、XPORT エンジンで生成された移送形式と PROC CPORT で生成された移送形式は互換性がありません。

リレーショナルデータベースの詳細については、SAS/ACCESS for Relational

Databases: Reference を参照してください。非リレーショナルデータベースの詳細につ

いては、SAS/ACCESS(R) Interface to ADABAS: Reference、SAS/ACCESS(R) 9.3 Interface to IMS: Reference、SAS/ACCESS DATA Step Interface to CA-IDMS: Reference

またはSAS/ACCESS Interface to SYSTEM 2000: Reference を参照してください。

各国語サポートを使用した、異なるコンピュータ間での

SAS ファイルの移動

2 つのコンピュータと動作環境間で移送ファイルを正常に移動するには、移送元と移 送先のSAS セッションのエンコーディングに互換性がなければなりません。 たとえ ば、スペイン語(メキシコ)ロケールに関連付けられた Wlatin1 エンコーディングを使用 する移送元SAS セッションは、イタリア語(イタリア)ロケールに関連付けられた Wlatin1 エンコーディングを使用する移送先 SAS セッションと互換性があります。両方 のセッションはWlatin1 エンコーディングを使用しています。 ただし、各国語サポート(NLS)がなく、互換性のない移送元と移送先の SAS セッション 間では、移送ファイルを移動できません。たとえば、チェコ語(チェコスロバキア)ロケー ルに関連付けられたWlatin2 エンコーディングを使用する移送元 SAS セッションは、ド イツ語(ドイツ)ロケールに関連付けられた open_ed-1141 z/OS エンコーディングを使用 する移送先SAS セッションとは互換性がありません。Wlatin2 エンコーディングと open_ed-1141 エンコーディングは互換性がありません。

(21)

適切な方法(たとえば、XPORT エンジンまたは PROC CPORT および PROC CIMPORT)を使用してデータを移動する前に、移送ファイルを作成した移送元 SAS セ ッションのロケールに移送先SAS セッションのロケールを再設定する必要がありま す。ロケールまたはエンコーディングの指定方法は、移送元コンピュータと移送先コン ピュータで実行されているSAS のバージョンによって異なります。 異なるロケールまたはエンコーディング間でSAS ファイルを移動する場合は、 LOCALE=オプションと ENCODING=オプションを使用します。この情報については、

SAS 各国語サポート(NLS): リファレンスガイドを参照してください。PROC CIMPORT を

使用して、ロケールとエンコーディングが異なる移送元コンピュータと移送先コンピュー タ間で移送ファイルを移動する方法の詳細については、Base SAS プロシジャガイドを 参照してください。

例で使用するデータセット

テストを行う場合、ライブラリ内にいくつかの単純なデータセットを作成できます。デー タセットGRADES を作成するサンプル SAS プログラムを次に示します。 data grades;

input student $ test1 test2 final; datalines;

Fred 66 80 70 Wilma 97 91 98 ;

proc print data=grades; run;

次のように出力されます。

The SAS System 10:59 Friday, April 25, 2008

Obs student test1 test2 final 1 Fred 66 80 70 2 Wilma 97 91 98

例で使用する命名規則

このドキュメントの例では、次の命名規則が使用されます。 WORK データセットGRADES を含むライブラリを示す、デフォルトのライブラリ参照名で す。 XPORTOUT XPORT エンジンで移送ファイルが作成される場所を示す、ライブラリ参照名です。 XPORTIN 移送ファイルを転送した移送先動作環境の場所を示す、ライブラリ参照名です。 XMLOUT XML エンジンで XML ファイルが作成される場所を示す、ライブラリ参照名です。 XMLIN XML ファイルを転送した移送先動作環境の場所を示す、ライブラリ参照名です。 例で使用する命名規則 7

(22)

CPORTOUT PROC CPORT で移送ファイルが作成される場所を示す、ファイル参照名です。 IMPORTIN 移送ファイルを転送した移送先動作環境の場所を示す、ファイル参照名です。 SOURCE 移送形式またはXML 形式に変換される移送元ファイルの場所を示す、ライブラリ 参照名です。 LIST カテゴリエントリの種類です。 GRADES データセット名です。 TARGET 復元されたSAS ファイルが作成される場所を示す、ライブラリ参照名です。 TESTCAT カタログ名です。 TESTNPGM カタログエントリ名です。

SAS 製品のユーザー補助機能

このドキュメントで言及された製品のユーザー補助機能の詳細については、その製品 のドキュメントを参照してください。SAS 製品のユーザー補助機能についてのご質問 やご意見は、[email protected] まで電子メールでお寄せください。

(23)

2

SAS ファイルの移動とアクセスに使

用する方法

2CEDA(クロス環境データアクセス) . . . 11 3CPORTプロシジャとCIMPORTプロシジャ . . . 19 4

DATAステップまたはPROC COPYでのXPORTエンジンの使用 . . . 27

5

DATAステップまたはPROC COPYでのXMLエンジンの使用 . . . 33

(24)
(25)

2

CEDA(クロス環境データアクセス)

CEDA の概要 . . . 11 CEDA の利点 . . . 12 CEDA の制限事項 . . . 12 SAS ファイルの形式の作成、変更 . . . 13 SAS ファイルを外部形式で作成する . . . 13 例: DATA ステップでの OUTREP=を使用した外部形式の作成 . . . 13 SAS ファイルを外部形式に変更する . . . 14 例: LIBNAME ステートメントの OUTREP=オプションと PROC COPY の NOCLONE オプションを使用してファイ

ルの形式を変更する . . . 14 例: 変更したファイルの形式を移送元コンピュータの SAS ログで確認する . . . 15 異なるコンピュータ間でのSAS ファイルの転送 . . . 16 SAS ファイル形式の特定 . . . 16 例: CEDA が使用されていることの報告 . . . 16 例: PROC CONTENTS を使用したファイルの形式の特定 . . . 16 非ネイティブファイルアクセスの制限 . . . 17 非ネイティブファイルの読み込みと書き込み . . . 17

CEDA の概要

CEDA は、ネットワーク経由のファイルアクセスに使用する単純な方法です。CEDA を 使用すると、アクセス対象SAS ファイルのファイル形式に関係なく、SAS 8 以降を実行 するあらゆるディレクトリベース動作環境から、ネットワークにマウントされたSAS ファ イルを読み込むことができます。たとえば、CEDA を使用すると、ネットワークにマウン トされたUNIX ファイル形式の SAS ファイルを読み込むことができます。

注: SAS 8.2 より前のバージョンでは、CEDA は SAS/CONNECT とパッケージ化され ていましたが、別途ライセンスが必要でした。現在、CEDA は Base SAS の一部と して含まれています。 CEDA は透過的に実行されます。 ファイルの形式が不明でも、サポートされている SAS ファイルにアクセスできます。 CEDA では、アクセスする側のコンピュータの形式 を検出し、"ネイティブ"形式から"外部"(アクセスする側の)コンピュータの表現に自動 的に変換されます。 CEDA は、一元管理された SAS ファイルからのデータ読み込み、データ処理、レポー ト作成が複数のアプリケーションで行われるような、異種環境がネットワーク接続され 11

(26)

ている企業で最も役に立ちます。たとえば、SAS データセットを UNIX コンピュータに 配置し、UNIX コンピュータには外部形式となるデータ表現を使用するコンピュータか らアクセスすることができます。たとえば、UNIX コンピュータと Windows コンピュータ ではデータの表現が異なります。CEDA を使用しなければ、SAS ファイルにアクセスし たときに動的に変換することはできません。代わりに、アクセスする側のコンピュータ 用に移送ファイルまたはファイルを外部形式で生成する必要があります。

CEDA の利点

CEDA には次のような利点があります。 • CEDA は透過的に実行されます。ユーザーは、ファイルのネイティブ形式が不明 でも、データセットを読み込むことができます。 • ネイティブ形式から移送形式へ、移送形式からネイティブ形式へと、複数の変換を 行う代わりに、CEDA ではネイティブ形式と外部形式間の変換を一度行うだけで 済みます。 • 中間の移送ファイルは作成されません。 • CEDA を使用すると、ファイルにアクセスするために明示的なステップを実行する 必要がなくなります。

• CEDA には、SAS/SHARE で必要とされる専用サーバーや、SAS/CONNECT で必 要とされる明示的なサインオンは必要ありません。

CEDA の制限事項

CEDA は、ネットワークファイルにアクセスするために、すべての状況で推奨される方 法というわけではありません。 CEDA には、次のような制限があります。

• CEDA 機能は、SAS 9 または SAS 8 のデータセット、PROC SQL ビュー、Oracle お よびSybase 用の SAS/ACCESS ビュー、および MDDB 用に実装されています。 SAS 9 または SAS 8 の格納プログラムまたはカタログ、および SAS 6 以前のファ イルはサポートされません。 CEDA による SAS ファイルへのアクセスの種類は、 使用されるエンジンと要求されたファイルアクセスの種類(読み込み、書き込み、更 新)によって異なります。 ファイルアクセスの制限の詳細については、“CEDA を使 用したSAS ファイルの処理 ” (SAS 言語リファレンス: 解説編 32 章)を参照してくだ さい。 • CEDA では SAS ファイルの更新処理はサポートされません。 • CEDA ではインデックスを使用したサブセットはサポートされません。 • CEDA では監査証跡の読み込みができますが、更新はできません。 • 一貫性制約の処理はサポートされません。

• z/OS では、SAS 連結ライブラリは CEDA データ表現 MVS_32 を使用する SAS デ ータセットのみをサポートします。ただし、z/OS の UNIX ファイルシステムライブラ リでは、すべてのCEDA データ表現がサポートされます。 • CEDA でファイルが変換されるたびに、ネットワークリソースが消費されます。 • エンコーディングに互換性がない場合、トランスコーディングで文字データが失わ れる可能性があります。エンコーディングおよびトランスコーディングの詳細につい ては、SAS 各国語サポート(NLS): リファレンスガイドを参照してください。

(27)

• 破損したデータセットの修復に使用する方法である更新処理がCEDA でサポート されていないため、外部形式のファイルが破損している場合、ファイルの修復はで きません。ファイルを修復するには、移送元環境にファイルを移動する必要があり ます。破損したデータセットの修復の詳細については、Base SAS プロシジャガイド のDATASETS プロシジャの REPAIR ステートメントを参照してください。 • 動作環境に応じて、数値変数の最小長は2 バイトまたは 3 バイトになります。 3 バ イトの最小長をサポートする動作環境(Windows や UNIX)では、CEDA は(たとえ ば、z/OS で)2 バイトの長さで作成された数値変数を処理できません。この制限が 発生した場合は、CEDA の代わりに XPORT エンジンか、CPORT および

CIMPORT プロシジャを使用してください。 • 動作環境間でデータを移動するときに、数値変数の精度が劣化する可能性があり ます。 数値変数の長さが短く定義されている場合は、変数の長さを増やしてみてく ださい。フルサイズの数値変数では、CEDA を使用するときに精度の劣化が発生 する可能性が、短い数値変数よりも低くなります。詳細については、SAS 言語リファ レンス: 解説編の数値精度に関するトピックを参照してください。 処理速度に関する問題がある場合は、ファイルアクセスのパターンを分析し、データセ ットが正しいコンピュータ上にあるかどうかを確認してください。たとえば、SAS データ セットがUNIX データ形式で表現されていて、ほとんどの読み込み操作が Windows コンピュータから行われている場合、Windows コンピュータにデータセットを移動し、デ ータセットのUNIX ファイル形式を Windows 形式に変更することを検討します。ネット ワークにマウントされたWindows 形式のファイルに Windows からアクセスする場合、 CEDA は必要ありません。ファイルの形式を変更すると、処理速度が向上し、書き込 みおよび更新アクセスが許可されます。ただし、アクセス対象SAS ファイルの Windows ネイティブ形式と、アクセスする側の Windows 以外のコンピュータ(UNIX、 z/OS、OpenVMS など)の間の変換には CEDA が使用されます。 CEDA でサポートされるデータの種類と CEDA の使用に対する制限の詳細について は、 “クロス環境データアクセス(CEDA)を用いたデータ処理” (SAS 言語リファレンス: 解説編 32 章)を参照してください。

SAS ファイルの形式の作成、変更

SAS

ファイルを外部形式で作成する

デフォルトでは、DATA ステップまたは LIBNAME ステートメントを使用して新規に作 成するSAS ファイルまたは SAS ライブラリは、移送元コンピュータのネイティブ形式で 作成されます。 たとえば、Windows では、新しいデータセットは Winodws ネイティブ形 式で作成されます。ただし、デフォルト設定より優先される外部形式でデータセットを作 成することができます。たとえばWindows で、新しいデータセットを UNIX データ表現 など外部形式で作成できます。

: DATA

ステップでの

OUTREP=

を使用した外部形式の作成

サポートされているメンバの種類の外部形式でSAS ファイルを作成するには、DATA ステップでOUTREP=オプションを使用します。OUTREP=オプションは指定したデータ セットの外部形式に適用されます。 この例では、ネイティブ形式がWindows 表現であると想定します。これは、外部形式 のHP_UX_64 で上書きされます。

data chem.grades (outrep=HP_UX_64); input student $ test1 test2 final;

(28)

datalines; Fred 66 80 70 Wilma 97 91 98 run; この例では、データセットGARDES が外部形式の HP_UX_64 で作成されます。 OUTREP=オプションでサポートされる値については、 “LIBNAME ステートメント” (SAS ステートメント: リファレンス) または SAS データセットオプション: リファレンスの OUTREP=オプションを参照してください。 SAS

ファイルを外部形式に変更する

移送元コンピュータまたは移送先コンピュータで、LIBNAME ステートメントおよび OUTREP=オプションを COPY プロシジャおよび NOCLONE オプションと一緒に使用 して、ファイルのネイティブ形式を外部形式に変更することもできます。 移送元コンピュータで、ファイルのネイティブ形式を外部形式に変更し、このファイルを 移送先コンピュータに転送できます。 または、移送元コンピュータで、ネイティブ形式のファイルを移送先コンピュータに転送 できます。次に、移送先コンピュータで、ファイルのネイティブ形式を、移送先コンピュ ータで使用される外部形式に変更できます。

: LIBNAME

ステートメントの

OUTREP=

オプションと

PROC COPY

NOCLONE

オプションを使用してファイルの形式を変更する

SAS ファイルのネイティブ形式をサポートされているメンバの種類の外部形式に変更 するプロセスを次に示します。 注: MDDB ファイルのファイル形式は変更できません。CEDA では、MDDB ファイル の読み込み専用アクセスがサポートされます。 1. LIBNAME ステートメントと OUTREP=オプションを使用して、外部形式で作成され るファイルを指します。 2. LIBNAME ステートメントを使用して、ネイティブ形式のファイルを指します。 3. COPY プロシジャを使用して、ネイティブ形式のファイルを外部形式のファイルにコ ピーします。さらに、NOCLONE オプションも使用します。このオプションでは、ネイ ティブ形式のファイルの代わりに、外部形式のファイルのデータ表現が選択されま す。 次に、例を示します。

libname target 'path-to-target-library' outrep=HP_UX_64; libname source 'path-to-source-library';

proc copy in=source out=target noclone memtype=data; run; この例では、Windows ネイティブ形式のデータセットのライブラリが、HP_UX_64 外部 形式のデータセットのライブラリにコピーされます。 OUTREP=オプションのサポートされる値については、“LIBNAME ステートメント” (SAS ステートメント: リファレンス) または SAS データセットオプション: リファレンスの OUTREP=オプションを参照してください。NOCLONE オプションの詳細については、

(29)

:

変更したファイルの形式を移送元コンピュータの

SAS

ログで確認する

SAS ファイルが HP_UX_64 外部形式に変更されたことを確認するには、Windows ネ イティブ動作環境を実行する移送元コンピュータでSAS ログを表示します。

アウトプット2.1 SASログで指定されたデータ表現

The SAS System 10:15 Friday, December 19, 2003 1 The CONTENTS Procedure

Data Set Name WORK.GRADES Observations 1

Member Type DATA Variables 4

Engine V9 Indexes 0

Created 11:03 Friday, December 19, 2003 Observation Length 32

Last Modified 11:03 Friday, December 19, 2003 Deleted Observations 0

Protection Compressed NO

Data Set Type Sorted NO

Label

Data Representation HP_UX_64, RS_6000_AIX_64, SOLARIS_64, HP_IA_64

1

Encoding latin1 Western (ISO)

Engine/Host Dependent Information Data Set Page Size 4096

Number of Data Set Pages 1 First Data Page 1

Max Obs per Page 126 Obs in First Data Page 1 Number of Data Set Repairs 0 File Name C:\TEMP\SAS Temporary Files\_TD228\grades.sas7bdat Release Created 9.0000M0 Host Created WIN_NT 2

Alphabetic List of Variables and Attributes # Variable Type Len

4 final Num 8 1 student Char 8 2 test1 Num 8 3 test2 Num 8 1 データセットはHP_UX_64 形式で表現されています。これは、Windows ネイティブ 環境には外部形式になります。 2 ネイティブ形式はWIN_NT です。 SASファイルの形式の作成、変更 15

(30)

異なるコンピュータ間での

SAS ファイルの転送

移送先コンピュータからSAS ファイルにアクセスできるようにするには、次のいずれか の方法を使用します。

• NFS(Network File Services)を使用して、動作環境でアクセスできるようにネットワ ーク上のファイルをマウントします。NFS および動作環境向けドキュメントを参照し てください。

• FTP(File Transfer Protocol)サービスで特定の移送先動作環境にバイナリ形式でフ ァイルをコピーする。 FTP の例については、 “例: FTP を使用した外部ファイルと移 送ファイルの転送” (42 ページ) を参照してください。 注意: 外部ファイルはBINARY 形式で転送する必要があります。

SAS ファイル形式の特定

: CEDA

が使用されていることの報告

SAS 9 以降では、CEDA が使用されると、ログにメッセージが書き込まれます。次に、 例を示します。

NOTE: Data file HEALTH.GRADES.DATA is in a format that is native to another host, or the file encoding does not match the session encoding. Cross Environment Data Access will be used, which might require

additional CPU resources and might reduce performance. 注: 外部ファイルを読み込むたびに、追加リソースが消費されます。

: PROC CONTENTS

を使用したファイルの形式の特定

CONTENTS プロシジャ(または PROC DATASETS の CONTENTS ステートメント)を 使用して、指定したSAS ファイルの形式を調べることができます。

このコードの例は次のとおりです。 proc contents data=grades; run;

この出力の一部を次に示します。

Data Representation HP_UX_64, RS_6000_AIX_64, SOLARIS_64, HP_IA64 前述の例では、ファイルがUNIX 形式で表現されていることが出力に示されていま す。 移送先コンピュータでファイル形式と同じ形式が使用されている場合は、ファイルの読 み込み、書き込み、更新ができます。 注: 追加リソースは消費されません。 移送先コンピュータでファイル形式と異なる形式(この例では UNIX)が使用されている 場合は、読み書きはできますが、ファイルの更新はできません。

(31)

注: 外部ファイルを読み込むたびに、追加リソースが消費されます。

非ネイティブファイルアクセスの制限

外部ファイルは更新できません。ただし、次の操作を実行できます。 • ファイルを読み込みます。 注: 外部ファイルを読み込むたびに、追加リソースが消費されます。 • ファイルの外部形式(たとえば、UNIX)をネイティブ(アクセスする側の)コンピュータ (たとえば、Windows)の形式に変更します。外部形式からネイティブ形式に変更す ると、ファイルへの完全アクセス(読み込み、書き込み、更新)が許可され、中間変 換を行う必要はありません。 注: ファイルの形式を変更した後は、ファイルにアクセスするときに追加リソースは 消費されません。 アクセスする側のコンピュータの外部形式を使用するSAS ファイルを更新しようとする と、エラーメッセージが表示されます。 注: CEDA に許可されるアクセスの種類は、使用されるエンジンと要求されたファイル アクセスの種類(読み込み、書き込み、更新)によって異なります。ファイルアクセス の制限の詳細については、“CEDA を使用した SAS ファイルの処理 ” (SAS 言語リ ファレンス: 解説編 32 章)を参照してください。

通常のエラーメッセージは次のとおりです。

ERROR: File TEST.CMVS cannot be updated because its

encoding does not match the session encoding or the file is in a format native to another host, such as SOLARIS, HP_UX, RS_6000_AIX, MIPS_ABI.

非ネイティブファイルの読み込みと書き込み

外部ファイルがネットワーク経由で移送先コンピュータに転送されると、移送先コンピ ュータでSAS 8 以降が実行されている場合は、移送先コンピュータで SAS ファイルの 読み書きができます。移送先コンピュータでは、ファイルを更新する場合はアクセスで きませんが、読み込みまたは書き込みを行う場合は外部ファイルに透過的にアクセス できます。 ファイルの読み書きができますが、更新はできません。 注: 外部ファイルを読み込む、または書き込むたびに、追加リソースが消費されます。 非ネイティブファイルの読み込みと書き込み 17

(32)
(33)

3

CPORT プロシジャと CIMPORT プ

ロシジャ

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した SAS フ

ァイルの移動の概要 . . . 19

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した SAS フ

ァイルの移動の制限事項 . . . 20

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した SAS フ

ァイルの移動の弱点 . . . 20 移送元コンピュータでの移送ファイルの作成 . . . 20 PROC CPORT を使用して移送ファイルを作成する . . . 20 移送先コンピュータへの移送ファイルの転送 . . . 22 移送先コンピュータでの移送ファイルの復元 . . . 22 移送ファイルの内容の確認 . . . 22 PROC CIMPORT を使用して移送ファイルを復元する . . . 23

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した

SAS ファイルの移動の概要

PROC CPORT は、移送形式のファイルを作成します。このファイルは、環境に依存し ない文字エンコーディングと数値表現の標準を使用します。PROC CPORT によって作 成された移送ファイルは異なる動作環境間で転送可能で、PROC CIMPORT を使用し て読み込むことができます。 移送元コンピュータで移送ファイルを作成し、移送先コンピュータでそのファイルを読 み込むプロセスを次に示します。 1. PROC CPORT を使用して、移送元コンピュータで移送ファイルが作成されます。 2. ファイルが移送元コンピュータから移送先コンピュータへ転送されます。 3. PROC CIMPORT を使用して、移送先コンピュータで移送ファイルが読み込まれま す。

注: PROC CPORT を使用して作成された移送ファイルは、XPORT エンジンを使用し て作成された移送ファイルとは互換性がありません。

(34)

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した

SAS ファイルの移動の制限事項

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャは、DATA と CATALOG の両方の種類の メンバの移動に適しています。PROC COPY は、種類が DATA のみのメンバの移動 に使用されます。

CPORT プロシジャと CIMPORT プロシジャを使用した

SAS ファイルの移動の弱点

PROC CPORT と PROC CIMPORT を使用した SAS ファイルの移動には、次の弱点 があります。

• PROC CPORT と PROC CIMPORT では、種類がビューまたは MDDB の移送は サポートされていません。

• PROC CPORT と PROC CIMPORT では、新しいバージョンから古いバージョン(た とえば、SAS 9 から SAS 6)へのファイル移送(旧バージョンへの変換)は許可され ていません。PROC CPORT と PROC CIMPORT は、古いバージョンから新しいバ ージョン(たとえば、SAS 6 から SAS 9)にファイルを移動します。また、これらのプロ シジャは同じバージョン間(たとえば、SAS 9 動作環境から別の SAS 9 動作環境) でもファイルを移動します。

ただし、SAS 6 のリリース間(たとえば、SAS 6.12 から SAS 6.08)ではファイルを移 動できます。これらのプロシジャの構文の詳細については、“CPORT プロシジャ” (Base SAS プロシジャガイド)および “CIMPORT プロシジャ” (Base SAS プロシジャ ガイド)を参照してください。

• PROC CPORT と PROC CIMPORT では、極端に小さい数値や極端に大きい数値 の精度が失われる可能性があります。詳細については、“Loss of Numeric

Precision and Magnitude” (SAS/CONNECT User's Guide 1 章)を参照してください。

移送元コンピュータでの移送ファイルの作成

1 つ以上の SAS データセットまたは 1 つ以上の SAS カタログを含む移送ファイルを作 成するには、PROC CPORT を使用します。 PROC CPORT

を使用して移送ファイルを作成する

: PROC CPORT

を使用したデータセットの移送ファイルの作成

この例では、CPORT プロシジャを使用して 1 つのデータセットの移送ファイルを作成し ます。

libname source 'SAS-data-library'; filename cportout 'transport-file';

proc cport data=source.grades file=cportout; run;

(35)

前述の例では、ライブラリ参照名SOURCE は、移送元コンピュータにあるデータセット の元の場所を指しています。ファイル参照名CPORTOUT は、移送ファイルが作成さ れる新しい場所を指しています。PROC CPORT ステートメントは、コピー元として、 DATA=オプションで指定されたファイルを FILE=オプションで指定された新しい移送フ ァイルにコピーします。 DATA=オプションでは、移送される 1 つのデータセットのみを 指定します。 複数のカタログとデータセットが含まれる可能性のあるライブラリの内容全体を含める には、PROC CPORT で DATA=オプションの代わりに LIBRARY=オプションを指定し ます。

ライブラリ内のすべてのデータセットを移送するように指定したPROC CPORT の例を 次に示します。

proc cport library=source file=cportout memtype=data;

: PROC CPORT

を使用した複数のカタログの移送ファイルの作成

この例では、CPORT プロシジャを使用してライブラリ内の複数のカタログの移送ファイ ルを作成します。

libname source 'SAS-data-library'; filename cportout 'transport-file';

proc cport library=source file=cportout memtype=catalog; run; 前述の例では、ライブラリ参照名SOURCE は、移送元コンピュータにあるカタログを 含むライブラリを指しています。ファイル参照名CPORTOUT は、移送ファイルが作成 される新しい場所を指しています。PROC CPORT ステートメントは、指定したライブラ リからMEMTYPE=オプションで指定された種類のすべてのメンバを FILE=オプション で指定された新しい移送ファイルにコピーします。

PROC CPORT で EXCLUDE ステートメントを使用して、不要なカタログエントリを明示 的に除外できます。または、PROC CPORT で SELECT ステートメントを使用して、必 要なカタログエントリのみを指定することもできます。

: PROC CPORT

を使用したカタログ全体の移送ファイルの作成

この例では、CPORT プロシジャを使用してカタログ全体の移送ファイルを作成します。 libname source 'SAS-data-library';

filename cportout 'transport-file';

proc cport catalog=source.testcat file=cportout; run; 前述の例では、ライブラリ参照名SOURCE は、移送元コンピュータにあるカタログの 元の場所を指しています。ファイル参照名CPORTOUT は、移送ファイルが作成され る新しい場所を指しています。PROC CPORT ステートメントは、コピー元として、 CATALOG=オプションで指定されたファイルを FILE=オプションで指定された新しい 移送ファイルにコピーします。 SOURCE ではライブラリ参照名を指定し、TESTCAT で はカタログ名を指定します。 PROC CPORT で SELECT ステートメントまたは

EXCLUDE ステートメントを省略すると、カタログ全体がコピーされます。

: PROC CPORT

を使用した特定の種類のカタログエントリの移送ファイル

の作成

この例では、CPORT プロシジャを使用して特定の種類のカタログエントリの移送ファイ ルを作成します。

libname source 'SAS-data-library'; filename cportout 'transport-file';

proc cport catalog=source.testcat file=cportout et=list;

(36)

run;

前述の例では、ライブラリ参照名SOURCE は、移送元コンピュータにあるカタログの 元の場所を指しています。 ファイル参照名 CPORTOUT は、移送ファイルが作成され る新しい場所を指しています。PROC CPORT ステートメントは、コピー元として、 CATALOG=オプションで指定されたファイルを FILE=オプションで指定された新しい 移送ファイルにコピーします。PROC CPORT の ET=オプションでは、種類が LIST の すべてのカタログエントリを新しいライブラリに書き込むように指定しています。代わり にEET=オプションを使用することで、全種類のエントリを除外することもできます。

: PROC CPORT

を使用したカタログエントリの移送ファイルの作成

この例では、CPORT プロシジャを使用して 1 つ以上のカタログエントリの移送ファイル を作成します。

libname source 'SAS-data-library'; filename cportout 'transport-file';

proc cport catalog=source.mycat file=cportout; select testnpgm.list; run; 前述の例では、ライブラリ参照名SOURCE は、移送元コンピュータにあるカタログの 元の場所を指しています。ファイル参照名CPORTOUT は、移送ファイルが作成され る新しい場所を指しています。PROC CPORT ステートメントは、コピー元として、 CATALOG=オプションで指定されたファイルを FILE=オプションで指定された新しい 移送ファイルにコピーします。 この例では、SELECT TESTNPGM.LIST で明示的に 1 つのカタログエントリを指定し ています。ただし、1 つ以上のカタログエントリを名前で指定することもできます。 PROC CPORT で EXCLUDE ステートメントを使用して、不要なカタログエントリを明示 的に除外できます。または、PROC CPORT で SELECT ステートメントを使用して、必 要なカタログエントリのみを指定することもできます。

移送先コンピュータへの移送ファイルの転送

次のいずれかの方法を使用して移送ファイルにアクセスできます。

• NFS(Network File Services)を使用して、動作環境でアクセスできるようにネットワ ーク上のファイルをマウントします。NFS および動作環境向けドキュメントを参照し てください。

• FTP(File Transfer Protocol)サービスを使用して、バイナリ形式のファイルを特定の 移送先コンピュータにコピーします。FTP の例については、 “FTP ユーティリティ” (41 ページ) を参照してください。

移送先コンピュータでの移送ファイルの復元

移送ファイルの内容の確認

移送先コンピュータでの移送ファイルの復元者が移送元コンピュータでの移送ファイ ルの作成者と異なる場合、ファイルの復元処理を実行する前に移送ファイルに関する 情報を取得します。 移送先コンピュータで移送ファイルをネイティブ形式に復元する場 合に役立つ可能性のある、情報の種類の例を次に示します。

(37)

3.1 移送ファイルの説明 移送元動作環境の種 類と使用されたSAS リリース 移送ファイル の作成に使 用された方法 移送ファイ ル名 データセッ ト カタログ カタロ グエン トリ z/OS SAS 9

PROC CPORT TPORT.D AT TEST.CIT Y TEST.CLA SS TEST.FORM ATS REGF MT SALE FMT SIZEF MT 移送ファイルの作成に使用された方法は、テキストエディタを使用して調べられます。 動作環境の読み込みコマンドまたは表示コマンドを使用して、移送ファイルを読み込 むこともできます。XPORT エンジンと PROC CPORT では、ヘッダーの異なる移送ファ イルが作成されます。詳細については、“ファイルヘッダー: 移送ファイルの作成に使 用された方法を調べる” (65 ページ) を参照してください。

また、PROC CATALOG、PROC CONTENTS および PROC DATASETS の SAS プロ シジャを使用して、移送ファイルの内容を表示することもできます。これらのプロシジャ の詳細については、Base SAS プロシジャガイドを参照してください。 PROC CIMPORT

を使用して移送ファイルを復元する

: PROC CIMPORT

を使用した移送ファイルからのデータセットのインポー

この例では、CIMPORT プロシジャを使用して移送ファイルから複数のデータセットを インポートします。

filename importin 'transport-file'; libname target 'SAS-data-library';

proc cimport infile=importin library=target memtype=data; run; 前述の例では、ファイル参照名IMPORTIN は、移送ファイルが移送先コンピュータに 転送された場所を指しています。ライブラリ参照名TARGET は、移送ファイルがコピ ーされる新しい場所を指しています。PROC CIMPORT ステートメントは、コピー元とし て、INFILE=オプションで指定されたファイルを LIBRARY=オプションで指定された場 所にコピーします。PROC CIMPORT ステートメントは、暗黙的に移送ファイルを移送 先コンピュータのネイティブ形式に変換します。 LIBRARY=オプションではデータセットとカタログの両方をライブラリにコピーできるた め、MEMTYPE=DATA を指定して操作をライブラリのデータセットに制限する必要が あります。MEMTYPE=オプションを省略すると、ファイル参照名 IMPORTIN で参照さ れたファイル内のデータセットとカタログの両方がライブラリ参照名TARGET で参照さ れた場所にコピーされます。

PROC CIMPORT で出力先メンバをサブセット化するには、SELECT ステートメント、 EXCLUDE ステートメントまたは MEMTYPE=オプションのいずれかを使用します。サ ブセット化の例を次に示します。

filename importin 'transport-file'; libname target 'SAS-data-library';

proc cimport infile=importin library=target memtype=data; select grades;

(38)

run; 前述の例では、ライブラリ参照名TARGET と MEMTYPE=オプションは、移送ファイ ルがコピーされる新しい場所を指しています。ファイル参照名IMPORTIN は、移送フ ァイルが移送先コンピュータに転送された場所を指しています。PROC CIMPORT ステ ートメントは、コピー元として、INFILE=オプションで指定されたファイルを LIBRARY= オプションで指定された場所にコピーします。 PROC CIMPORT ステートメントは、暗 黙的に移送ファイルを移送先コンピュータのネイティブ形式に変換します。

SELECT ステートメントでは、ライブラリ TARGET のデータセット GRADES のみを選 択しています。

PROC CPORT

PROC CIMPORT

に互換性のある出力先メンバの種類を

使用する

移送ファイルからカタログをインポートするには、次の表に示すように、PROC CPORT と PROC CIMPORT で互換性のある出力先メンバの種類を使用していることを確認し てください。 移送元コンピュータでサポートされるステートメ ント 移送先コンピュータでサポートされるステートメ ント

CPORT LIBNAME= CIMPORT LIBNAME=または DATA=

CPORT DATA= CIMPORT LIBNAME=または DATA=

CPORT CATALOG= CIMPORT LIBNAME=または CATALOG=

出力先メンバに互換性がない場合、エラーまたは警告メッセージが表示されます。 一 般的なエラーを解決するために実行できる回復操作については、“問題の回避と修 正” (70 ページ) を参照してください。 PROC CPORT と PROC CIMPORT の構文の 詳細については、Base SAS プロシジャガイドを参照してください。

: PROC CIMPORT

を使用した移送ファイルからの複数のカタログのインポ

ート

この例では、CIMPORT プロシジャを使用して移送ファイルから複数のカタログをイン ポートします。 複数のカタログをインポートするには、PROC CIMPORT で LIBRARY= オプションとMEMTYPE=CATALOG を指定します。

filename importin 'transport-file'; libname target 'SAS-data-library';

proc cimport infile=importin library=target memtype=catalog; run; 前述の例では、ファイル参照名IMPORTIN は、移送ファイルが移送先コンピュータに 転送された場所を指しています。ライブラリ参照名TARGET は、移送ファイルがコピ ーされる新しい場所を指しています。PROC CIMPORT ステートメントは、コピー元とし て、INFILE=オプションで指定されたファイルを LIBRARY=オプションで指定された場 所にコピーします。 出力先はライブラリであるため、ライブラリ参照名のみが指定され ています。 MEMTYPE=オプションでインポートをカタログのみに制限しています。 PROC CIMPORT は、暗黙的に移送ファイルを移送先コンピュータのネイティブ形式に 変換します。

表 3.1 移送ファイルの説明 移送元動作環境の種 類と使用された SAS リリース 移送ファイルの作成に使 用された方法 移送ファイル名 データセット カタログ カタロ グエントリ z/OS SAS 9
表 13.1 SAS ファイルの移動の例の概要 移動するメンバ 移送元コンピュータとSAS バージョン 移送先コンピュータとSAS バージョン 方法

参照

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