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Excelファイル出力機能編

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(1)

B1X1-0200-06Z0(00)

2016年2月

Windows/Windows(64)/Solaris/Linux(64)

FUJITSU Software

Interstage List Creator V10.4.1

(2)

まえがき

本書は、Excelファイル出力機能を使用して帳票出力を行う際の手順について説明しています。 本書の内容は、各オペレーティングシステムで共通となっています。

本書の構成

本書は、次の構成になっています。 第1章 Excelファイル出力機能とは Excelファイル出力機能の概要について説明します。 第2章 Excelファイル出力機能の運用手順 Excelファイル出力機能の運用手順について説明します。 第3章出力するExcelファイルについて 出力するExcelファイルの仕様について説明します。 第4章 Excelファイル出力機能の留意事項 Excelファイル出力機能の運用上の注意について説明します。 付録A List Creatorによるセルの自動設定 List Creatorによるセルの自動設定について説明します。 付録B 関連ソフトウェア製品との連携について List Creatorと関連ソフトウェア製品との連携について説明します。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、 必要な手続きをおとりください。

著作権

Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。

(3)

マニュアル体系と読み方

本書をお読みになる前に、オンラインマニュアル“マニュアル体系と読み方”をお読みください。

オンラインマニュアル“マニュアル体系と読み方”には、List Creatorのマニュアル体系、マニュアルの読み方、表記上の規則、対象読 者と前提知識、用語の対応表、および商標などについて記載されています。

(4)

目 次

第1章 Excelファイル出力機能とは...1 1.1 機能概要... 1 1.1.1 独自のExcelファイル生成エンジン...2 1.1.2 1シートにページ単位で出力... 2 1.1.3 1シートに明細データを連続して出力... 2 1.1.4 印刷やPDFファイル保存などで使用している資産の活用... 2 1.1.5 データの保護...2 1.2 運用形態... 3 第2章 Excelファイル出力機能の運用手順... 4 2.1 使用する帳票定義情報の準備... 4 2.1.1 帳票定義情報を新規に作成する場合... 4 2.1.2 すでに作成されている帳票定義情報を変更する場合...4 2.1.3 すでに作成されている帳票定義情報を変更しない場合... 5 2.2 Excelファイルの出力... 5 2.3 文書情報やセキュリティ情報の指定... 6 2.3.1 Excel文書情報ファイルの書式... 7 2.3.2 Excel文書情報ファイルのセクションおよびキーワード説明... 7 2.3.3 Excel文書情報ファイルの記述例... 18 2.3.4 Excel文書情報ファイルの指定方法... 18 2.4 Excel環境設定ファイルの指定... 19 2.4.1 Excel環境設定ファイルの配置... 19 2.4.2 Excel環境設定ファイルの記述形式... 19 2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係... 20 第3章出力するExcelファイルについて... 21 3.1 出力するExcelファイルの概要... 21 3.1.1 ファイル形式... 21 3.1.2 ブック...21 3.1.3 シート... 21 3.1.4 行の高さ、列幅... 21 3.1.5 スタイル(セルの書式設定)...22 3.1.6 セルの結合... 22 3.1.7 セキュリティ情報... 24 3.2 帳票定義情報のサポート範囲...24 3.2.1 帳票様式情報のサポート範囲について...24 3.2.2 帳票業務情報のサポート範囲について...35 3.3 帳票定義情報とExcelファイルの対応について... 36 3.3.1 フォント... 36 3.3.2 配置... 37 3.3.3 編集形式... 39 3.3.3.1 数字項目(数値、通貨)、テキスト項目(郵便)... 39 3.3.3.2 数字項目(日付)、日付項目...42 3.3.3.3 時刻項目... 42 3.3.4 罫線... 42 3.3.5 網がけ... 43 3.3.6 印刷情報... 44 3.4 明細の出力方法について... 45 3.4.1 「印刷範囲の縦幅でシートを変えて出力する」場合の動作... 46 3.4.1.1 RH(レポート頭書き)を出力する場合の出力動作... 46 3.4.1.2 RH(レポート頭書き)を出力しない場合の出力動作...46 3.4.2 「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する」場合の動作... 47 3.4.2.1 RH(レポート頭書き)を出力する場合の出力動作... 47 3.4.2.2 RH(レポート頭書き)を出力しない場合の出力動作...48 3.4.2.3 Excelファイルのシート内最大行数を超えた場合の動作...49

(5)

3.4.2.4 改シート制御... 50 3.4.2.5 無効となる指定...50 3.5 シート名について... 52 3.5.1 シート名の指定方法...52 3.5.2 シート名の設定例...52 3.5.3 シート名に関する注意事項...54 第4章 Excelファイル出力機能の留意事項... 56 4.1 帳票定義情報作成時の留意事項...56 4.1.1 帳票様式情報作成時の留意事項...56 4.1.2 帳票業務情報設定時の留意事項...59 4.2 帳票出力に関する留意事項... 59 4.2.1 Excelファイル出力に関する留意事項... 59 4.2.2 文字に関する留意事項... 60 4.2.3 数字項目に関する留意事項... 62 4.2.4 日付項目、時刻項目に関する留意事項...63 4.2.5 セルの結合に関する留意事項... 64 4.2.6 罫線に関する留意事項... 65 4.2.7 網がけに関する留意事項... 66 4.2.8 セキュリティに関する留意事項... 67 4.2.9 スタイルに関する留意事項... 67 4.2.10 Excelファイルを印刷する場合の留意事項...68 4.2.11 バーコードに関する留意事項...70 4.2.12 オーバレイに関する留意事項... 70 4.2.13 組込みメディアに関する留意事項...72 4.2.14 組合せフォーム出力に関する留意事項... 73 4.3 帳票出力時の上限値について... 73 4.3.1 Excelファイルの上限値... 73 4.3.2 Excelファイルのスタイルの上限値... 74 4.4 項目の重なりについて... 74 4.4.1 重なり制御... 74 付録A List Creatorによるセルの自動設定... 76 A.1 セルの自動設定... 76 付録B 関連ソフトウェア製品との連携について... 79 B.1 帳票業務情報と関連ソフトウェア製品画面の対応... 79 索引... 80

(6)

1

Excel

ファイル出力機能とは

ここでは、Excelファイル出力機能の概要について説明します。

1.1

機能概要

List CreatorのExcelファイル出力機能(以降、Excelファイル出力機能と表記します)は、帳票をMicrosoft Office Open XML Formatsの ファイル(以降、Excelファイルと表記します)へ出力します。出力したExcelファイルは、Microsoft Excel 2007以降で利用することができ ます。必要なソフトウェアについては、オンラインマニュアル“解説編”を参照してください。 【機能】

Excelファイル出力 【特長】

独自のExcelファイル生成エンジンを使用しますので、特別なソフトウェアを導入しなくても、Excelファイルが出力できます。

印刷と同じイメージで、1シートにページ単位で出力できます。ページ単位でデータを利用する場合などに活用できます。

集計表形式の帳票の場合、複数のシートに分かれる明細データを1シートに連続して出力することができるため、全データを 使って分析する場合などに活用できます。

印刷やPDFファイル保存などで使用している資産の活用ができます。

Excelファイル出力時において、シートの保護や書き込みパスワードの指定ができ、Excelファイルのデータ保護ができます。

1.1 Excel

ファイル出力機能の概要

(7)

1.1.1

独自の

Excel

ファイル生成エンジン

Excelファイルの出力では、帳票定義情報で定義した項目情報(フォント、文字配置、および編集形式など)や、印刷情報(用紙サイ ズ、用紙方向など)が有効になります。バーコード、組込みメディア、およびオーバレイも出力できるため、帳票様式定義で定義したレ イアウトイメージのExcelファイルが生成できます。 また、Excelファイルの文書情報としてタイトル/サブタイトル/作成者を設定することにより、Excelファイルの用途や目的を明確にでき、 シート名を設定することにより、複数のシートを出力した場合でも、容易にシートを識別することができます。 Excelファイル出力時のサポート機能については、以下を参照してください。 ⇒“3.2 帳票定義情報のサポート範囲”

List Creator デザイナの任意間隔グリッドを使用することで、Excelファイルに出力するセルのサイズを、グリッドの間隔として指定できま す。 また、固定間隔グリッドで設計された帳票定義情報は、配置された項目の領域長および項目の配置された間隔をもとにして、List Creator が自動的にセルを生成します。 グリッド機能については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

1.1.2 1

シートにページ単位で出力

出力されるデータを、List Creator デザイナの帳票様式定義画面で指定した印刷範囲の縦幅で、シートを変えて出力します。データを シートごとに出力できるため、伝票や給与明細などの固定フォーマットの帳票は、ページ単位でのデータの2次利用ができます。

1.1.3 1

シートに明細データを連続して出力

集計表形式の帳票の場合、出力される明細データを、シートを変えずに出力することができます。印刷範囲に関係なく明細データを1 つのシートに出力できるため、全データの集計や分析などが容易に行えるなど、データの2次利用ができます。 明細データを連続で出力する場合は、明細の出力方法に「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する」を指定します。明細の出力 方法は、帳票設計時、または帳票出力時に指定できます。 帳票設計時の指定の詳細については、オンラインマニュアル”帳票設計編“を参照してください。また、帳票出力時の指定の詳細につ いては、オンラインマニュアル”アプリケーション作成ガイド“を参照してください。

1.1.4

印刷や

PDF

ファイル保存などで使用している資産の活用

印刷やPDFファイル保存などで使用している帳票定義情報を変更することなく、Excelファイルへ出力することができます。 Excelファイル出力時のサポート機能については、以下を参照してください。 ⇒“3.2 帳票定義情報のサポート範囲”

1.1.5

データの保護

Excelファイルのデータを共同で操作する場合など、データ変更、または変更ファイルの保存を防止するため、ワークシートの保護およ び書き込みパスワードの指定ができます。 ワークシートの保護および書き込みパスワードは、Excel文書情報ファイルで指定します。 指定内容については、以下を参照してください。 ⇒“2.3.4 Excel文書情報ファイルの指定方法”

注意

データの保護は、機密性の高いデータを保護するものではありません。機密性の高いデータを保護する場合は、オペレーティングシ ステムなどの機能(アカウント制御、ディレクトリのアクセス制限)を使用し、Excelファイルへのアクセス制限を行ってください。

(8)

1.2

運用形態

Excelファイル出力機能は、スタンドアロン型、分散出力型(コネクタ連携型、リモート帳票出力型)、および帳票Webサービス型での運 用ができます。 運用形態については、オンラインマニュアル“解説編”を参照してください。 図1.2に、スタンドアロン型、リモート帳票出力型、コネクタ連携型の場合を例に、Excelファイル出力機能における運用形態について説 明します。

1.2 Excel

ファイル出力機能における運用形態の例

以下に、上図の1)~4)について説明します。なお、上図の番号と以下の番号は対応しています。

1.

帳票定義情報をアプリケーションサーバ、または帳票出力サーバ上に配置します。

2.

アプリケーションでList Creatorの入力となるデータを準備します。 入力データは、アプリケーションサーバ側にしか配置できません。

3.

アプリケーションは、List Creatorの帳票出力を実行します。 帳票出力に使用できるインタフェースについては、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

4.

List Creatorは、入力データを帳票定義情報にしたがって出力(Excelファイル出力)します。 なお、コネクタ連携型で運用している場合、出力したExcelファイルをアプリケーションサーバへ転送し、配置することもできます。

(9)

2

Excel

ファイル出力機能の運用手順

ここでは、Excelファイル出力機能の運用手順について説明します。

2.1

使用する帳票定義情報の準備

Excelファイル出力機能は、List Creator デザイナで作成した帳票定義情報を使用します。 Excelファイル出力時に使用する帳票定義情報を準備する場合、以下のパターンがあります。

1.

帳票定義情報を新規作成する

2.

すでに作成されている帳票定義情報を変更する

3.

すでに作成されている帳票定義情報を変更しない 2次利用しやすいExcelファイルを出力するには、1または2のどちらかのパターンの帳票定義情報を使用することを推奨します。 帳票定義情報で指定する機能のサポート範囲については、以下を参照してください。 ⇒ “3.2 帳票定義情報のサポート範囲” なお、帳票定義情報の項目位置が揃っていない場合、出力されるExcelファイルに予期しない行や列が生成される場合があります。帳 票定義情報作成時の留意事項については、以下を参照してください。 ⇒ “4.1 帳票定義情報作成時の留意事項” 以下に、上記のパターンごとに、Excelファイル出力する場合の帳票定義情報の準備について説明します。

2.1.1

帳票定義情報を新規に作成する場合

帳票定義情報を新規に作成する場合は、List Creator デザイナのグリッド機能で任意間隔グリッドを指定して設計することを推奨しま す。 任意間隔グリッドを指定した帳票定義情報を使用した場合、グリッド情報をもとにExcelファイルのセルが生成されますので、2次利用 データとして最適なExcelファイルを出力することができます。 帳票定義情報を任意間隔グリッド(Excelファイル出力で推奨するグリッド情報)を指定して新規作成する場合は、以下の操作を行って ください。

1.

List Creator デザイナで帳票定義情報を新規作成し、グリッドを任意間隔グリッドに設定します。

2.

出力するExcelファイルのセル構成に合わせ、グリッドを設定します。

3.

項目の定義位置、項目の領域長、矩形範囲、およびパーティション罫線の位置を、グリッド強制機能や整列機能を利用して、グ リッド位置に合わせて配置してください。 任意間隔グリッドの操作方法については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

2.1.2

すでに作成されている帳票定義情報を変更する場合

List Creator デザイナ V8.0.0以前、または固定間隔グリッドで作成した帳票定義情報を、任意間隔グリッド(Excelファイル出力で推奨 するグリッド情報)に変更する場合は、以下の操作を行ってください。

1.

変更対象の帳票定義情報をList Creator デザイナで開き、グリッドを任意間隔グリッドに変更します。

2.

出力するExcelファイルのセル構成に合わせ、グリッドを設定します。

3.

項目の定義位置、項目の領域長、矩形範囲、およびパーティション罫線の位置を、グリッド強制機能や整列機能を利用して、グ リッド位置に合わせてください。 任意間隔グリッドへの変更方法、および任意間隔グリッドの操作方法については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してくだ さい。

(10)

2.1.3

すでに作成されている帳票定義情報を変更しない場合

List Creator デザイナ V8.0.0以前、または固定間隔グリッドで作成した帳票定義情報を、変更しないで使用する場合、出力されるExcel ファイルのセル構成(行の高さ、列幅)は、帳票定義情報出力時に、項目の定義位置をもとにList Creatorにより自動で設定されます。 List Creatorによるセルの自動設定の詳細については、以下を参照してください。 ⇒ “A.1 セルの自動設定” なお、すでに作成されている帳票定義情報を使用してExcelファイルを出力した場合、項目位置が揃っていないと、出力されるExcel ファイルに予期しない行や列が生成される場合があります。2次利用データに適したExcelファイルを出力したい場合は、List Creator デザイナのグリッド強制機能や整列機能を利用して項目の定義位置を揃えるか、任意間隔グリッドを使用して出力するExcelファイル のセル構成に合わせ、帳票定義情報を変更してください。

2.2 Excel

ファイルの出力

Excelファイルを出力する場合は、帳票の出力方法と格納先ファイル名を指定する必要があります。帳票の出力方法と格納先ファイル 名の指定は、以下のいずれかの方法で行ってください。

帳票出力時に帳票出力インタフェースで指定する方法

帳票設計時にList Creator デザイナで指定する方法

ポイント

帳票の出力方法、および格納先ファイル名を、帳票出力インタフェースとList Creator デザイナの両方で指定した場合は、帳票出 力インタフェースの指定が有効になります。 帳票出力時に帳票出力インタフェースで指定する方法

コマンドの場合(prprint/prprintx/prputprt/prputex) 以下のコマンドオプションを指定します。

1.

-atdirectオプション、または-atmethodオプションに「excel」を指定します。

2.

-keepxlsxオプションにExcelファイル名を指定します。

Javaインタフェースの場合 PrintPropertiesクラスのsetPropertyメソッドの以下のキーを指定します。

1.

ID_DIRECTMETHODキー、またはID_OUTPUTMODEキーの値に「EXCEL」を指定します。

2.

ID_KEEPXLSXキーにExcelファイル名を指定します。

.NETインタフェースの場合 PrintPropertiesクラスの以下のプロパティを指定します。

1.

DirectMethodプロパティ、またはOutputModeプロパティの値に「OUTPUTMODE_EXCEL」を指定します。

2.

KeepXlsxプロパティにExcelファイル名を指定します。

カスタムコントロールの場合 カスタムコントロールPrctrlEx Controlの以下のプロパティを指定します。

1.

DirectMethodプロパティ、またはOutputModeプロパティに「TRUE」を指定します。

2.

OutputExcelプロパティに「TRUE」を指定します。

3.

KeepXlsxプロパティにExcelファイル名を指定します。

ポイント

帳票出力インタフェースの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

(11)

帳票設計時にList Creator デザイナで指定する方法

1.

List Creator デザイナの帳票定義一覧画面で出力対象の帳票定義情報を選択し、[ファイル]-[プロパティ]を選択します。 帳票業務情報のプロパティ画面が表示されます。

2.

[ファイル(Excel)]タブを選択し、「Excelファイルに出力する」チェックボックスをチェックします。

3.

格納先ファイル名を指定します。

ポイント

List Creator デザイナで指定する場合の操作については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

2.3

文書情報やセキュリティ情報の指定

Excelファイル出力機能では、文書情報としてタイトル、サブタイトルおよび作成者を指定することができます。さらに、セキュリティ情報 としてシート保護パスワードおよびブック書き込みパスワードを指定することができます。 文書情報やセキュリティ情報は、以下の方法で指定することができます。

Excel文書情報ファイルで指定する

帳票出力インタフェースで指定する

帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブの文書情報の設定画面で指定する また、指定できる情報は、方法により以下のとおりとなります。

2.1

文書情報やセキュリティ情報と指定方法

情報 指定方法 Excel文書情報ファイル で指定 帳票出力インタフェース で指定 帳票業務情報のプロパ ティで指定 タイトル ○ ○ - サブタイトル ○ - ○ 作成者 ○ - ○ シート保護パスワード ○ - - ブック書き込みパスワード ○ - - ○:指定可能 -:指定不可 なお、指定方法の優先順位は、以下のとおりとなります。

1.

帳票出力インタフェースでの指定

2.

Excel文書情報ファイルでの指定

3.

帳票業務情報での指定 Excel文書情報ファイルは、List Creatorの帳票出力インタフェースを利用してExcelファイルを出力するときに使用するファイルです。 ここでは、Excel文書情報ファイルについて説明します。

(12)

ポイント

帳票出力インタフェースの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

帳票業務情報の詳細については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

2.3.1 Excel

文書情報ファイルの書式

Excel文書情報ファイルは、以下の書式でキーワードにより情報を指定します。 書式は、以下のとおりです。 [MF-XLSX] キーワード=値 なお、記述内容には、以下の規則があります。

セクション名およびキーワードは、すべて大文字で記述してください。

所定のキーワード以外を記述した場合は、コメントとして扱います。キーワードについては、“表2.2 Excel文書情報ファイルのセク ションおよびキーワード一覧”を参照してください。

行頭に「#」がある行は、コメントとして扱います。

「=」より前に空白やタブがある場合のキーワードは、コメントとして扱います。

セクション([MF-XLSX])を複数回指定した場合は、最初の宣言以外は無視されます。

複数回指定できないキーワードを複数回指定した場合は、最後に指定した「キーワード=値」が有効になります。

値に指定するシート番号は、ブック内の先頭シートを1とする昇順の番号です。シート番号を複数指定する場合、「カンマ(,)」で区 切ります。シート番号は1~9999の番号で指定してください。シート番号が指定できるキーワードは、各キーワードの書式で確認し てください。 使用できる文字種は、全角/半角、日本語(JIS 第一水準/第二水準)および英数字です。なお、JEF拡張文字や利用者定義文字を使 用した場合は、正しく表示されないことがあります。 Excel文書情報ファイルの文字コード系については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

2.3.2 Excel

文書情報ファイルのセクションおよびキーワード説明

セクションおよびキーワードの一覧を以下に示します。

2.2 Excel

文書情報ファイルのセクションおよびキーワード一覧

セクション名およびキーワード名 説明 帳票出力インタ フェースでの指定 [MF-XLSX] Excel文書情報ファイルの宣言です。 - XLSX-SHEETPWD シート保護パスワードを指定します。 - XLSX-SAVEPWD ブックの書き込みパスワードを指定します。 - XLSX-TITLE タイトルを指定します。 ○ XLSX-SUBTITLE サブタイトルを指定します。 - (*1) XLSX-AUTHOR 作成者を指定します。 - (*1) XLSX-CTLWMSG 重複する警告メッセージの出力の有無を指定します。 - XLSX-OFFICE シート数拡張を指定します。 - XLSX-EXTFUNC 拡張機能の出力を指定します。 -

(13)

セクション名およびキーワード名 説明 帳票出力インタ フェースでの指定 XLSX-MDASHARE 組込みメディア項目のイメージデータ共用を指定します。 - XLSX-STRSTYLE 文字列の書式を指定します。 - XLSX-JUSTPAGEPRT ページ印刷調整を指定します。 - XLSX-HATCHDRAWMODE 網がけ描画モードを指定します。 - XLSX-LINEDRAWMODE 罫線描画モードを指定します。 - XLSX-FIXWINDOWFRAME ウィンドウ枠の固定を指定します。 - XLSX-GRIDLINE 枠線非表示を指定します。 - XLSX-FILTER フィルタを指定します。 - ○:指定可能 -:指定不可 *1:

List Creator デザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブでも指定できます。

セクション、およびキーワードの説明を以下に示します。

セクション

[MF-XLSX] 書式 [MF-XLSX] 説明 Excel文書情報ファイルの宣言です。 このセクション以降のキーワードとその定義が有効になります。いずれのキーワードよりも先に宣言してください。 省略時 省略できません。 特記事項 このセクションを複数回指定した場合は、最初の宣言以外は無視されます。

キーワード

XLSX-SHEETPWD 書式 XLSX-SHEETPWD=<15バイト以内の英数字> 説明 シートの保護を指定します。すべてのシートを対象とします。 Microsoft Excelの“シートの保護”画面の“シートの保護を解除するためのパスワード”に設定されます。なお、“このシートのす べてのユーザに許可する操作”は、“ロックされたセル範囲の選択”、および“ロックされていないセル範囲の選択”が有効となり ます。 例)XLSX-SHEETPWD=abc 省略時 シートの保護を行いません。

(14)

キーワードのみを指定して値を省略した場合は、パスワードが指定されていない状態で保護設定されます。 特記事項 指定した文字列の大文字と小文字は、区別されます。 15バイトを超える文字列を指定した場合、および英数字以外を指定した場合は、エラーとなります。 Excel文書情報ファイル上にパスワードがテキスト形式で可視化されてしまいますので、取り扱いには十分注意してください。 XLSX-SAVEPWD 書式 XLSX-SAVEPWD=<15バイト以内の英数字> 説明 ブックの書き込みパスワードを指定します。 Microsoft Excelの“名前を付けて保存”画面-“ツール”-“全般オプション”の“書き込みパスワード”に設定されます。 例)XLSX-SAVEPWD=xyz 省略時 書き込みパスワードは設定されません。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項 指定した文字列の大文字と小文字は、区別されます。 15バイトを超える文字列を指定した場合、および英数字以外を指定した場合は、エラーとなります。 Excel文書情報ファイル上にパスワードがテキスト形式で可視化されてしまいますので、取り扱いには十分注意してください。 XLSX-TITLE 書式 XLSX-TITLE=<改行コードを含む2,036バイト以内の文字列> 説明 ブックのタイトルを指定します。 Microsoft Excelの“プロパティ”画面-“ファイルの概要”-“タイトル”に設定されます。 例)XLSX-TITLE=売上伝票 省略時 帳票名が設定されます。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項 タイトルに設定できる文字は、1,024文字、かつ2,036バイト(改行コードを含む)までです。1,024文字を超える文字列を指定した 場合は、1,024文字までがタイトルに設定されます。また、2,036バイト(改行コードを含む)を超える文字列を指定した場合は、 2,035バイトまでの文字列が設定されますが、2,035バイト目が文字コードの途中の場合は、エラーとなります。 帳票出力インタフェースで「タイトル」を指定した場合は、本キーワードで指定した値は、無効となります。 XLSX-SUBTITLE 書式 XLSX-SUBTITLE=<改行コードを含む2,033バイト以内の文字列> 説明 ブックのサブタイトルを指定します。 Microsoft Excelの“プロパティ”画面-“ファイルの概要”-“サブタイトル”に設定されます。 例)XLSX-SUBTITLE=11月度

(15)

省略時

List Creator デザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブで指定した値が設定されます。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項 サブタイトルに設定できる文字は、1,024文字、かつ2,033バイト(改行コードを含む)までです。1,024文字を超える文字列を指定 した場合は、1,024文字までがサブタイトルに設定されます。また、2,033バイト(改行コードを含む)を超える文字列を指定した場 合は、2,032バイトまでの文字列が設定されますが、2,032バイト目が文字コードの途中の場合は、エラーとなります。 XLSX-AUTHOR 書式 XLSX-AUTHOR=<改行コードを含む2,035バイト以内の文字列> 説明 ブックの作成者を指定します。 Microsoft Excelの“プロパティ”画面-“ファイルの概要”-“作成者”に設定されます。 例)XLSX-AUTHOR=○○○株式会社 省略時

List Creator デザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブで指定した値が設定されます。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項 作成者に設定できる文字は、1,024文字、かつ2,035バイト(改行コードを含む)までです。1,024文字を超える文字列を指定した 場合は、1,024文字までが作成者に設定されます。また、2,035バイト(改行コードを含む)を超える文字列を指定した場合は、 2,034バイトまでの文字列が設定されますが、2,034バイト目が文字コードの途中の場合は、エラーとなります。 XLSX-CTLWMSG 書式 XLSX-CTLWMSG=0 | 1 説明 重複する警告メッセージの出力の有無を指定します。 0: ブックで一度だけ出力します 1: 常に出力します 例)XLSX-CTLWMSG=0 省略時 0(ブックで一度だけ出力します)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項 「ブックで一度だけ出力」を指定している場合、該当する警告メッセージの初回発生時に、一度だけ出力されます。 該当する警告メッセージは、以下のとおりです。 メッセージの詳細については、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。

Warning:M2X:00000017:Limit excess occurred(number of lines)., タイトル, シート名

意味:

(16)

Warning:M2X:00000000:Overwrite of data occurred., タイトル, シート名, 行番号, 列番号, パーティション名

意味:

同一セルへのデータの上書きが発生しました。

Warning:M2X:00000000:Overwrite of data occurred., タイトル, シート名, 行番号, 列番号, Characters of Overlay.

意味:

同一セルへのオーバレイデータでの上書きが発生しました。

Warning:M2X:00000000:Limit excess occurred(number of characters of format)., タイトル, シート名, 行番号, 列番号

意味:

指定可能な表示形式の文字数を超えました。表示形式を標準にします。

Warning:M2X:00000000: Print information is abnormal., タイトル, シート名, 印刷情報

意味:

印刷範囲が上限値を越えました。印刷範囲を設定しません。

Warning:M2X:00000000: Sheet name is invalid., タイトル, 無効なシート名, 自動生成のシート名

意味: シート名を無効としました。シート名は既定のSheetになります。 XLSX-OFFICE 書式 XLSX-OFFICE=0 | 1 説明 出力する最大シート数を拡張する場合に指定します。 0: 最大1,000シートの出力が可能 1: 最大9,999シートの出力が可能 例)XLSX-OFFICE=0 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(最大1,000シートの出力が可能)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

最大9,999シートの出力を行った場合、ブック内で利用可能なスタイル数の上限を超える可能性があります。その場合、スタ イル数の上限を超えないように調整してください。スタイル数の調整、およびスタイルの上限値については、以下を参照して ください。 ⇒ “4.2.9 スタイルに関する留意事項” ⇒ “4.3.2 Excelファイルのスタイルの上限値”

(17)

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-EXTFUNC 書式 XLSX-EXTFUNC=[[,]MDA][[,]OVL][[,]BCD][[,]PR1] [[,]NON] 説明 拡張機能の出力を指定します。 MDA: 組込みメディアを出力します OVL: オーバレイを出力します BCD: バーコードを出力します PR1: 印刷情報(用紙サイズ、用紙方向、拡大/縮小)を反映します NON: すべての拡張機能を出力しません 設定値を複数指定する場合は、「カンマ(,)」で区切ります。 例)XLSX-EXTFUNC=OVL,MDA 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、拡張機能はすべて出力されません。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

NON(すべての拡張機能を出力しません)と同時に、それ以外を指定している場合、拡張機能はすべて出力されません。

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-MDASHARE 書式 XLSX-MDASHARE=0 | 1 説明 組込みメディア項目のイメージデータ共用を指定します。 組込みメディア項目に指定されたイメージデータファイルが、先に指定したイメージデータファイルと同じ場合、イメージデータ は共用されます。 0: 共用する 1: 共用しない 例)XLSX-MDASHARE=0 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。

(18)

Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(共用する)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

0(共用する)で、同じイメージデータを使用している場合、Excelファイル内に格納するイメージデータのファイル数が減るた め、ファイルサイズを削減することができます。 以下の条件がすべて一致した場合、同じイメージデータファイルと判断します。 ・ ファイル名(フルパス) ・ ファイルの更新日時 ・ ファイルサイズ ただし、ファイル内容の比較を行わないため、Excelファイル出力した結果、期待通りのイメージデータで出力されていない 場合は、1(共用しない)を指定してください。

-

以下の場合、当指定は無効となり、切り替えできません。 ・ イメージデータをURLで指定する場合、常に共用されません。 ・ オーバレイのイメージは、常に共用されます。

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-STRSTYLE 書式 XLSX-STRSTYLE=0 | 1 説明 文字列の書式を指定します。 項目種別が、テキスト項目、矩形テキスト項目、およびOCR-B項目の場合のみ有効となります。 0: 文字列 1: 標準 例)XLSX-STRSTYLE=0 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(文字列)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

1(標準)を指定すると、256文字以上の長い文字列の場合に“#######”で表示される問題を回避することができます。 発生する問題の詳細については、以下を参照してください。 ⇒ “4.2.1 Excelファイル出力に関する留意事項”

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-JUSTPAGEPRT 書式 XLSX-JUSTPAGEPRT=0 | 1

(19)

説明 Excelファイルの印刷時、1ページに収まるよう調整します。 ただし、「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する」を指定している場合、横方向は1ページに収まるよう調整されますが、 縦方向は出力する行数により、1ページに収まらない場合があります。 当キーワードは、XLSX-EXTFUNC(拡張機能出力指定)で「PR1」が指定されている場合に、有効となります。 0: 調整しない 1: 調整する 例)XLSX-JUSTPAGEPRT=0 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(調整しない)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

1(調整する)を指定した場合、帳票様式定義の「拡大/縮小指定」は無効となり、Microsoft Excelの[ページ設定]の拡大縮 小印刷には、「横(1) × 縦(1)」が設定されます。この場合、帳票様式定義の印刷範囲が[ページ設定]の[シート]の印刷範 囲に設定されます。 ただし、「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する」を指定している場合は、「横(1) × 縦(空白)」が設定され、印刷範 囲は設定されません。 印刷範囲の設定については、以下を参照してください。 ⇒ “3.3.6 印刷情報”

-

バーコードを出力する帳票で、1(調整する)を指定する場合、実際の運用を行う前に、バーコードが読み込めることを確認 してから使用してください。

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-HATCHDRAWMODE 書式 XLSX-HATCHDRAWMODE=0 | 1 説明 同一セル内に、網がけ(100%:塗りつぶし)と網がけ(100%以外)が指定された場合の描画方法について指定します。 0: 網がけ(100%:塗りつぶし)と網がけ(100%以外)を重ねて透過する 1: 網がけ(100%:塗りつぶし)と網がけ(100%以外)を透過しない 例)XLSX-HATCHDRAWMODE=0 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(網がけ(100%:塗りつぶし)と網がけ(100%以外)を重ねて透過する)とな ります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。

(20)

特記事項

-

0を指定した場合、両方の網がけが有効となり、重なって透過しているように出力されます。1を指定した場合、後に出力した 網がけで上書きされます。表示結果については、以下を参照してください。 ⇒ “4.2.7 網がけに関する留意事項”

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-LINEDRAWMODE 書式 XLSX-LINEDRAWMODE=0 | 1 説明 セルの境界で罫線が重複して指定されている場合の描画方法について指定します。 0: いずれか一方の罫線を無効にする 1: 同じ属性(線種、色)の罫線はすべて有効にする 例)XLSX-LINEDRAWMODE=0 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(いずれか一方の罫線を無効にする)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

オーバレイ罫線にも有効な指定です。

-

1を指定すると、Excelファイルの印刷時、複数ページとなる場合にページ境界のセルに指定された罫線を出力することがで きます。当キーワードの指定による印刷結果については、以下を参照してください。 ⇒ “4.2.10 Excelファイルを印刷する場合の留意事項”

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-FIXWINDOWFRAME 書式 XLSX-FIXWINDOWFRAME=<セル名>[,<シート番号>] 説明 指定した位置でウィンドウ枠を固定します。 セル名には、IV列/65,536行までのセル名を指定してください。ただし、A1を指定した場合、当指定は無視されます。 シート番号は、ブック内の先頭シートを1とする昇順の番号です。シート番号を複数指定する場合、「カンマ(,)」で区切ります。 シート番号は1~9999の番号で指定してください。生成していないシートのシート番号を指定した場合、当指定は無視されま す。 行を固定する場合、固定したい行の1つ下のA列のセル名を指定します。 例)4行目を固定する場合 XLSX-FIXWINDOWFRAME=A5 列を固定する場合、固定したい列の1つ右の1行目のセル名を指定します。

(21)

例)C列を固定する場合 XLSX-FIXWINDOWFRAME=D1 行と列の両方を固定する場合は、固定したいセルの1つ右下のセル名を指定します。 例)D列/5行目を固定する場合 XLSX-FIXWINDOWFRAME=E6 シートごとにウィンドウ枠を固定する場合の指定例を以下に示します。 例)2シート目、4シート目の6行目を固定する場合 XLSX-FIXWINDOWFRAME=A7,2,4 省略時 ウィンドウ枠の固定は設定されません。 キーワードのみを指定して値を省略した場合、および「カンマ(,)」を指定してシート番号を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

当キーワードは複数回指定できます。

-

値として指定できる文字は、2,027バイト(改行コードを含む)までです。2,027バイトを超える場合は、キーワードを分割する などして、上限を超えないように指定してください。2,027バイトを超える値を指定した場合は、2,026バイトまで有効になりま す。

-

シート番号を省略した場合、全シートに同じ値が設定されます。シートごとに固定する位置を切り替える場合、シート番号を 指定してください。シート番号を指定する場合、256シート分まで指定可能です。256シート分を超えて指定した場合は、エ ラーとなります。

-

同じシートに対して当キーワードを複数回使用した場合、最後に指定した値が有効になります。

-

シート番号を指定したキーワードは、シート番号を省略したキーワードよりも優先されます。 XLSX-GRIDLINE 書式 XLSX-GRIDLINE=0 | 1[,<シート番号>] 説明 枠線非表示を指定します。 シート番号は、ブック内の先頭シートを1とする昇順の番号です。シート番号を複数指定する場合、「カンマ(,)」で区切ります。 シート番号は1~9999の番号で指定してください。生成していないシートのシート番号を指定した場合、当指定は無視されま す。 0: 枠線を表示する 1: 枠線を表示しない 例)1シート目、2シート目、3シート目の枠線を非表示にする場合 XLSX-GRIDLINE=1,1,2,3 省略時 Excel環境設定ファイルの指定に従います。 Excel環境設定ファイルでも省略されている場合は、0(枠線を表示する)となります。 キーワードのみを指定して値を省略した場合、および「カンマ(,)」を指定してシート番号を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

当キーワードは複数回指定できます。

(22)

-

値として指定できる文字は、2,033バイト(改行コードを含む)までです。2,033バイトを超える場合は、キーワードを分割する などして、上限を超えないように指定してください。2,033バイトを超える値を指定した場合は、2,032バイトまで有効になりま す。

-

シート番号を省略した場合、全シートに同じ値が設定されます。シートごとに枠線表示を切り替える場合、シート番号を指定 してください。シート番号を指定する場合、256シート分まで指定可能です。256シート分を超えて指定した場合は、エラーと なります。

-

同じシートに対して当キーワードを複数回指定した場合、最後に指定した値が有効になります。

-

シート番号を指定したキーワードは、シート番号を省略したキーワードよりも優先されます。

-

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係については、以下を参照してください。 ⇒ “2.4.3 Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルとの関係” XLSX-FILTER 書式 XLSX-FILTER=<開始位置>[:<終了位置>][,<シート番号>] 説明 指定した範囲にフィルタを設定します。 開始位置および終了位置は、IV列/65,536行の範囲で指定してください。終了位置が開始位置より左または上の場合は、エラー となります。 開始位置は表などの列見出しを含めた位置を指定してください。 シート番号は、ブック内の先頭シートを1とする昇順の番号です。シート番号を複数指定する場合、「カンマ(,)」で区切ります。 シート番号は1~9999の番号で指定してください。生成していないシートのシート番号を指定した場合、当指定は無視されま す。 開始位置および終了位置は、列名、またはセル名で指定します。 開始位置を列名で指定した場合、終了位置も列名で指定します。 例)D列からF列の範囲にフィルタを設定する場合 XLSX-FILTER=D:F 開始位置をセル名で指定した場合、終了位置もセル名で指定します。 例)D5セルからF10セルの範囲にフィルタを設定する場合 XLSX-FILTER=D5:F10 列名で指定した場合、1~65,536行目の範囲でフィルタが設定されます。 終了位置は省略可能です。終了位置を省略した場合、フィルタは以下の範囲に設定されます。

-

列名で指定した場合 : 開始位置で指定した列の1~65,536行目

-

セル名で指定した場合 : 開始位置で指定したセルのみ シートごとにフィルタを設定する場合の指定例を以下に示します。 例)2シート目、3シート目のC列からE列の範囲にフィルタを設定する場合 XLSX-FILTER=C:E,2,3 省略時 フィルタは設定されません。 キーワードのみを指定して値を省略した場合、「コロン(:)」を指定して終了位置を省略した場合、および「カンマ(,)」を指定して シート番号を省略した場合は、エラーとなります。 特記事項

-

当キーワードは複数回指定できます。

(23)

-

値として指定できる文字は、2,035バイト(改行コードを含む)までです。2,035バイトを超える場合は、キーワードを分割する などして、上限を超えないように指定してください。2,035バイトを超える値を指定した場合は、2,034バイトまで有効になりま す。

-

シート番号を省略した場合、全シートに同じ値が設定されます。シートごとにフィルタの設定を切り替える場合、シート番号 を指定してください。シート番号を指定する場合、256シート分まで指定可能です。256シート分を超えて指定した場合は、 エラーとなります。

-

同じシートに対して当キーワードを複数回指定した場合、最後に指定した値が有効になります。

-

シート番号を指定したキーワードは、シート番号を省略したキーワードよりも優先されます。

2.3.3 Excel

文書情報ファイルの記述例

Excel文書情報ファイルの記述例について説明します。

設定項目

Excel文書情報ファイルに以下のように定義します。 1)ブックの作成者名 : ○○○株式会社 2)ブックのタイトル名 : 売上伝票 3)ブックのサブタイトル名 : 11月度 4)シートの保護のパスワード : abc 5)ブックの書き込みパスワード : xyz 6)拡張機能の出力 : オーバレイ、バーコード、印刷情報を出力 7)シート数の拡張 : 最大9,999シート出力

記述例

記述例を以下に示します。 [MF-XLSX] XLSX-AUTHOR=○○○株式会社 ……… 1) XLSX-TITLE=売上伝票 ……… 2) XLSX-SUBTITLE=11月度 ……… 3) XLSX-SHEETPWD=abc ……… 4) XLSX-SAVEPWD=xyz ……… 5) XLSX-EXTFUNC=OVL,BCD,PR1 ……… 6) XLSX-OFFICE=1 ……… 7)

2.3.4 Excel

文書情報ファイルの指定方法

Excel文書情報ファイルは、List Creatorの帳票出力インタフェースで指定します。 帳票出力インタフェースごとの指定方法は、以下のとおりです。

コマンドの場合(prprint/prprintx/prputprt/prputex) -inexcelinfofileオプションにExcel文書情報ファイルパスを指定します。

Javaインタフェースの場合 PrintPropertiesクラスのsetPropertyメソッドで、ID_XLSX_DOCENVFILEキーの値にExcel文書情報ファイルパスを指定します。

.NETインタフェースの場合 PrintPropertiesクラスのXlsxDocEnvFileプロパティにExcel文書情報ファイルパスを指定します。

カスタムコントロールの場合 カスタムコントロールPrctrlEx ControlのXlsxDocEnvFileプロパティにExcel文書情報ファイルパスを指定します。

(24)

ポイント

帳票出力インタフェースの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

2.4 Excel

環境設定ファイルの指定

Excel環境設定ファイルとは、すべてのExcelファイル出力で共通な設定を行うファイルです。 Excelファイル出力で共通な設定はExcel環境設定ファイルに指定し、Excelファイル出力ごとの設定はExcel文書情報ファイルに指定 することで、運用に合わせた機能の設定管理を容易に行えます。

2.4.1 Excel

環境設定ファイルの配置

Excel環境設定ファイルは、以下のディレクトリに配置されます。 ファイルの格納先 【Windows版】 List Creatorインストールディレクトリ\conf 【UNIX系OS版】 /etc/opt/FJSVxlsx/conf ファイル名 lc_xlsx_env.conf アクセス権限 【Windows版】 Administrators [フルコントロール] Everyone [読み取りと実行、読み取り] 【UNIX系OS版】 「644」 Excel環境設定ファイルにアクセスできない場合や記述形式に誤りがある場合は、エラーとなります。 通知されるエラーについては、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。

2.4.2 Excel

環境設定ファイルの記述形式

Excel環境設定ファイルの記述形式は、Excel文書情報ファイルの指定と同様です。 キーワードの書式や説明については、以下を参照してください。 ⇒ “2.3 文書情報やセキュリティ情報の指定” Excel環境設定ファイルで指定可能なキーワードを、以下に示します。

2.3 Excel

環境設定ファイルのキーワード一覧

キーワード名 説明 XLSX-OFFICE シート数拡張を指定します。 XLSX-EXTFUNC 拡張機能の出力を指定します。 XLSX-MDASHARE 組込みメディア項目のイメージデータ共用を指定します。 XLSX-STRSTYLE 文字列の書式を指定します。 XLSX-JUSTPAGEPRT ページ印刷調整を指定します。 XLSX-HATCHDRAWMODE 網がけ描画モードを指定します。 XLSX-LINEDRAWMODE 罫線描画モードを指定します。 XLSX-GRIDLINE 枠線非表示を指定します。

(25)

2.4.3 Excel

環境設定ファイルと

Excel

文書情報ファイルとの関係

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルの関係について、以下に示します。

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルでは、Excel文書情報ファイルの指定が優先されます。

Excel環境設定ファイルとExcel文書情報ファイルで、異なるキーワードが指定されている場合、それぞれの指定値が有効となりま す。

Excel文書情報ファイルを指定しない場合、Excel環境設定ファイルの指定で動作します。 以下の指定例で、各ファイルのどの値が採用されるか示します。 説明: Excel文書情報ファイルにしかないキーワード(5、6)は、有効。 Excel環境設定ファイルにしかないキーワード(3、4)は、有効。 Excel文書情報ファイル、およびExcel環境設定ファイルの両方に存在するキーワード(1、2)は、Excel文書情報ファイルの指定が 有効。 シート番号が指定可能なキーワードの場合は、以下の値が採用されます。 説明: Excel文書情報ファイルにしかないシート番号(4)は、有効。 Excel環境設定ファイルにしかないシート番号(2)は、有効。 Excel文書情報ファイル、およびExcel環境設定ファイルの両方に存在するシート番号(1、3)は、Excel文書情報ファイルの指定が 有効。

(26)

3

出力する

Excel

ファイルについて

ここでは、出力するExcelファイルの内容について説明します。

3.1

出力する

Excel

ファイルの概要

出力するExcelファイルの概要について説明します。

3.1.1

ファイル形式

Microsoft Office Open XML Formatsのファイルを出力します。このファイル形式は、Microsoft Excel 2007で追加された形式であり、拡 張子は“xlsx”です。

3.1.2

ブック

タイトル、サブタイトル、および作成者を設定することができます。設定方法については、以下を参照してください。 ⇒ “2.3 文書情報やセキュリティ情報の指定”

3.1.3

シート

最大65,536行/256列のシートを生成します。帳票設計時、または帳票出力時に、明細の出力方法に「印刷範囲の縦幅でシートを変え ずに出力する」を指定しない場合、帳票定義情報で定義した印刷範囲(1ページ)が1シートとして生成されます。明細の出力方法に 「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する」を指定した場合、印刷範囲の縦幅を超えてパーティションを出力することができます。 ただし、パーティションがシート内の65,536行を超えて出力された時点で、List Creatorが自動でシートを生成し、次シートにパーティショ ンを出力します。 出力可能なシート数は、最大1,000シートです。Excel文書情報ファイル、またはExcel環境設定ファイルでXLSX-OFFICE=1を指定す ると、最大9,999シートまで出力することができます。出力可能なシート数を超えた場合はエラーになり、Excelファイルは出力されませ ん。出力するシート数が指定されている最大シート数を超えないようにデータの設計を行ってください。 なお、通知されるメッセージの詳細については、オンラインマニュアル“メッセージ集”を参照してください。 また、生成するシートに、シート名が設定できます。設定しない場合は、「Sheet1」、「Sheet2」、...となります。 シート名に関する詳細については、以下を参照してください。 ⇒ “3.5 シート名について”

3.1.4

行の高さ、列幅

【任意間隔グリッドで作成した帳票を出力した場合】 グリッド間隔がそのまま「行の高さ」、および「列幅」となります。ただし、グリッド間隔の単位「dt(ドット)」(720dpiで換算した値)は、 Excelファイルでの行の高さ、および列幅の単位「ピクセル」と異なります。 出力されるExcelファイルの行の高さ、および列幅は、以下の計算式で求められます。 【行の高さ、および列幅の算出】 行の高さ、および列幅(ピクセル) = グリッド間隔 × 画面解像度 ÷ 720(帳票様式定義の解像度) ※ Excelファイルを表示する端末の画面解像度によっては、上記計算式で算出される行の高さ、および列幅に誤差が生じる場合があ ります。実際にExcelファイルを表示し、文字が欠けていないか確認してください。 例) 【グリッド間隔に720(dt)を指定した場合(画面解像度=96dpi)】 720 × 96 ÷ 720 = 96 ⇒ 96(ピクセル)が行の高さ、または列幅に設定されます。

(27)

【グリッド間隔に720(dt)を指定した場合(画面解像度=120dpi)】 720 × 120 ÷ 720 = 120 ⇒ Microsoft Excelの仕様により108(ピクセル)が行の高さ、または列幅に設定されます。

ポイント

1つのグリッド間隔の縦幅が4,090(dt)より大きい場合は、4,090(dt)間隔で区切られた行が作成されます。

1つのグリッド間隔の横幅が14,025(dt)より大きい場合は、14,025(dt)間隔で区切られた列が作成されます。 【List Creator デザイナ V8.0.0以前で作成した帳票、および固定間隔グリッドで作成した帳票を出力した場合】 項目の定義位置をもとに自動で設定します。自動設定の詳細については、以下を参照してください。 ⇒ “A.1 セルの自動設定” 項目位置が揃っていない場合、出力されるExcelファイルに予期しない行や列が生成される場合があります。2次利用データに適し たExcelファイルを出力したい場合は、List Creator デザイナのグリッド強制機能や整列機能を利用して項目の定義位置をグリッド に揃えてください。

3.1.5

スタイル(セルの書式設定)

帳票定義情報の項目のプロパティで指定した情報は、Excelファイルのスタイル(セルの書式設定)に設定されます。出力されたデータ は、設定されたスタイルの書式で編集されて表示されます。Excelファイルのスタイルの詳細については、以下を参照してください。 ⇒ “3.3 帳票定義情報とExcelファイルの対応について”

3.1.6

セルの結合

項目が複数のグリッドをまたぐ大きさで定義された場合、セルの結合が行われます。図3.1のように帳票設計を行うと、図3.2のようなExcel ファイルが出力されます。

3.1

帳票様式定義画面での項目の定義例-

1

(28)

3.2 Excel

ファイルへの出力結果(項目が複数のグリッドをまたぐ大きさで定義された場合)

複数のグリッドをまたぐ項目同士が重なって定義された場合、Excelファイルに出力すると、セルが結合されない場合があります。このと き、項目で指定した配置属性は無効になり、セルの書式設定の配置には、横位置は「左詰め」、縦位置は「上詰め」が設定されます。 また、Excelファイルを表示した時、入力データがすべて見えない場合があります。 図3.3のように帳票設計を行うと、図3.4のようなExcelファイルが出力されます。 入力データをすべて表示させたい場合は、項目が重ならないように定義してください。

3.3

帳票様式定義画面での項目の定義例-

2

(29)

3.4 Excel

ファイルへの出力結果(複数のグリッドをまたぐ項目同士が重なって定義された場合)

ポイント

セルの結合範囲に、他の項目の基点(項目の左上点)のセルが含まれている場合、セルは結合されません。 図3.4 では、青点線で囲まれた項目の結合範囲に、赤線で囲まれた項目の基点が含まれているため、青点線で囲まれた項目のセル は結合されません。また、青点線の項目のセルが結合されないことにより、赤線で囲まれた項目の結合範囲が、他の項目の結合範囲 と重ならなくなるので、セルは結合されます。

3.1.7

セキュリティ情報

シート保護パスワード、および書き込みパスワードを設定することができます。設定方法については、以下を参照してください。 ⇒ “2.3.4 Excel文書情報ファイルの指定方法”

3.2

帳票定義情報のサポート範囲

帳票定義情報で指定する帳票様式情報、および帳票業務情報のサポート範囲について説明します。

3.2.1

帳票様式情報のサポート範囲について

帳票様式情報で指定する機能について、Excelファイル出力時のサポート範囲について説明します。

3.1

帳票様式情報のサポート範囲

機能分類 対応 備考 用紙種別 - 用紙サイズ 定型用紙 A3/A4/A5/A6 ○ Excel文書情報ファイル、またはExcel環境設定ファイル の拡張機能出力指定で「PR1」を指定した場合、ページ 設定のページの用紙サイズに設定されます。「PR1」を指 定しない場合は、Microsoft Excelの仕様で用紙サイズが 設定されます。拡張機能出力指定については、以下を参 照してください。 ⇒ “2.3.2 Excel文書情報ファイルのセクションおよびキー ワード説明” *1:Microsoft Excelの仕様で用紙サイズが設定されます。 B4/B5 ○ はがき/Letter/Legal ○ 任意用紙サイ ズ 用紙名 - (*1) ユーザ定義サイズ 用紙方向 縦 ○ Excel文書情報ファイル、またはExcel環境設定ファイル の拡張機能出力指定で「PR1」を指定した場合、ページ 設定のページの印刷の向きに設定されます。「PR1」を指 定しない場合は、Microsoft Excelの仕様で印刷の向きが 設定されます。拡張機能出力指定については、以下を参 横 ○

(30)

機能分類 対応 備考 照してください。 ⇒ “2.3.2 Excel文書情報ファイルのセクションおよびキー ワード説明” 印刷範囲 ページ制御 △ 改シートの単位となります。明細の出力方法に「印刷範 囲の縦幅でシートを変えずに出力する」を指定した場合 は指定無効となり、パーティションが65,536行を超えた場 合に自動で改シートを行います。 印刷制御 △ 印刷範囲は、ページ設定のシートの印刷範囲に設定さ れます。印刷範囲の設定については、以下を参照してく ださい。 ⇒ “3.3.6 印刷情報” 区切り編集 - Microsoft Excelに設定されている数値の表示方法で表 示されます。 文字下線幅を自動調整する - Microsoft Excelの仕様により文字下線が自動調整され表 示されます。 行ピッチ ○ Unicodeの文字を使用する ○ 互換 LP縮刷 - LP縮刷されず、等倍で出力されます。この場合、ページ 設定のページの拡大/縮小に100%が設定されます。 拡大/縮小印刷 拡大/縮小率 50%~200% ○ Excel文書情報ファイル、またはExcel環境設定ファイル の拡張機能出力指定で「PR1」を指定した場合、ページ 設定のページの拡大/縮小に設定されます。拡張機能出 力指定については、以下を参照してください。 ⇒ “2.3.2 Excel文書情報ファイルのセクションおよびキー ワード説明” *1:ページ数指定「横(1) × 縦(1)」が設定されます。用紙 サイズへの拡大は行われません。 *2:拡大/縮小率に換算した比率が設定されます。 *3:等方性を保証しないは無効です。必ず、等方性は保 証されます。 任意用紙サイ ズ 自動 △ (*1) 任意(縦幅、横幅) ○ (*2) 等方性の保証 - (*3) 段組み印刷 - 余白 とじしろ - 用紙からの位置 - オーバレイ オーバレイを印刷する △ (*1) オーバレイの出力は、Excel文書情報ファイル、または Excel環境設定ファイルの拡張機能出力指定で切り替え ることが可能です。拡張機能出力指定については、以下 を参照してください。 ⇒ “2.3.2 Excel文書情報ファイルのセクションおよびキー ワード説明” *1:明細の出力方法に「印刷範囲の縦幅でシートを変え ずに出力」を指定した場合、オーバレイは出力されませ ん。 バーコード情報 EAN128バーコードのAIコード規格 ○ バーコードの出力は、Excel文書情報ファイル、または Excel環境設定ファイルの拡張機能出力指定で切り替え ることが可能です。拡張機能出力指定については、以下 を参照してください。 ⇒ “2.3.2 Excel文書情報ファイルのセクションおよびキー ワード説明” バーコード情 報を指定する キャラクタ間ギャップ 幅 ○ 細太エレメント比 ○

(31)

機能分類 対応 備考 クワイエットゾーンの 描画方法 ○ 「FNC1」の指定 ○ 制御コードの代替文字列指定を行う ○ 入力データ長が項目長に満たない場 合、空白で埋める ○ 禁則処理 禁則文字を指定する - Microsoft Excelの仕様により禁則処理が行われ表示され ます。 パーティション 固定形式 開始位置 △ 明細の出力方法に「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに 出力」を指定した場合は無効です。ひとつ前に出力した パーティションの次の位置に出力されます。 サイズ ○ 印刷後制御 △ 明細の出力方法に「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに 出力」を指定した場合、改行数の指定は無効です。ひと つ前に出力したパーティションの次の位置に出力されま す。 浮動形式 サイズ ○ 高さを拡張して全体 出力 - パーティションの高さは拡張されません。 印刷前制御/ 印刷後制御 △ 明細の出力方法に「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに 出力」を指定した場合、改行数の指定は無効です。ひと つ前に出力したパーティションの次の位置に出力されま す。 テキスト項目 入力データにハイパーリンク情報を付 加する - ハイパーリンクは設定されません。 数字項目 テキスト項目 矩形テキスト項目 OCR-B項目 集団印刷 罫線を出力する △ 数字項目の場合、印刷文字には、必ず1バイト文字を指 定してください。 罫線の出力を抑止す る △ 「項目の出力位置」に「中央」を指定した場合、項目の出 力位置は「先頭」になります。 印刷優先順位を指定 する ○ レコード情報 繰返し数 ○ 間隔 ○ 方向 ○ 固定リテラル項目 数字項目 テキスト項目 日付項目 時刻項目 フォント 日本語フォント ○ フォントに関する属性は、セルの書式設定のフォントに設 定されます。設定されるフォントについては、以下を参照 してください。 ⇒ “3.3.1 フォント” *1:英文フォントは、数字項目のみ有効です。数字項目 以外の項目で出力した1バイト文字は、日本語フォントで 指定したフォントで出力されます。 *2:利用者定義文字を表示するには、表示するコンピュー タに外字(利用者定義文字)を登録する必要があります。 *3:サイズは、Microsoft Excelでは0.5ポイント単位で表示 されます。 *4:横幅の指定は無効となり、「100%」が指定されたもの として動作します。 英文フォント △ (*1) 縦書きフォント ○ 利用者定義文字 △ (*2) スタイル 標準 ○ 太字 ○ 斜体 ○ 太字斜体 ○ サイズ 日本語フォント △

図 A.2 List Creator によるセルの自動設定(出力結果)

参照

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