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(1)

宇都宮市監査委員告示第 4 号 地方自治法第 199 条第 1 項、第 2 項及び第 4 項の規定に基づき、定例監査を実施したので、 同条第 9 項の規定により、その結果を次のとおり公表する。 平成 24 年 3 月 27 日 宇都宮市監査委員 小平 秀行 同 佐藤 千鶴子 同 南木 清一 同 阿久津 均

(2)

平成 23 年度定例監査の結果に関する報告

1 監査対象部局及び期間 (1) 建設部(土木管理課、道路建設課、道路維持課、河川課、建築保全課、建築課、住宅課、 地籍調査課) 平成23年10月4日(火)から同年10月31日(月)まで (2) 保健福祉部(保健福祉総務課、生活福祉第1課、生活福祉第2課、高齢福祉課、障がい 福祉課、保険年金課、保健所総務課、健康増進課、保健予防課、生活衛生課、食肉衛生検 査所) 平成23年11月2日(水)から同年11月28日(月)まで (3) 教育委員会事務局(教育企画課、学校管理課、学校教育課、学校健康課、生涯学習課、 文化課、スポーツ振興課)及び教育センター 平成23年11月30日(水)から同年12月22日(木)まで (4) 環境部(環境政策課、環境保全課、廃棄物対策課、ごみ減量課、廃棄物施設課)、検査 室、出納室、議会事務局(総務課、議事課)、選挙管理委員会事務局及び監査委員事務局 平成24年1月6日(金)から同年1月31日(火)まで (5) 経済部(産業政策課、商工振興課、観光交流課、農業振興課、農村整備課、中央卸売市 場、公営事業所)及び農業委員会事務局 平成24年2月2日(木)から同年2月23日(木)まで 2 監査対象項目 平成23年度の財務に関する事務等の執行のうち、次の項目について監査した。 (1) 予算の執行 (2) 収入事務 (3) 支出事務 (4) 契約事務 (5) 財産管理事務 (6) 服務 3 監査方法 (1) あらかじめ提出された関係書類をもとに、照合等による予備監査を行った。 (2) 関係職員の出席を求め、財務に関する事務等の執行について説明を受け、必要に応じ質 疑を行った。

(3)

4 監査の結果 下記の事項について指摘し、適正に処理するよう指導した。 (1) 予算の執行 ア 歳出については、地方自治法及び同施行令の規定により、適正な支出科目から支出し なければならないが、附属機関の委員報酬について、非常勤職員報酬から支出すべきと ころ、委員報酬から支出していた。 (教育企画課 20件) イ 支出負担行為決議書については、市事務専決規程(教育委員会の支出負担行為決議書 については、教育長の権限に属する事務の委任及び事務決裁規程)の規定により、適正 な専決者が決裁しなければならないが、専決者より職位が下位の者が決裁していた。 (生活福祉第1課 3件) (保険年金課 2件) (教育センター 1件) (商工振興課 2件) ウ 歳出予算の執行については、市予算規則の規定により、支出負担行為決議書を作成し なければならないが、作成していなかった。 (文化課 36件) (産業政策課 9件) エ 債務負担行為の執行については、市予算規則の規定により、支出負担行為決議書を作 成しなければならないが、作成していなかった。 (選挙管理委員会事務局 3件) オ 歳出予算流用簿については、市事務専決規程(教育委員会の歳出予算流用簿について は、教育長の権限に属する事務の委任及び事務決裁規程)により、適正な専決者が決裁 しなければならないが、専決者より職位が下位の者が決裁していた。(学校健康課 2件) (農村整備課 1件) (2) 収入事務 ア 随時に徴収する収入については、市会計規則の規定により、その原因の発生の都度、 調定しなければならないが、調定していなかった。 (農村整備課 3件) イ 公金の未納については、地方自治法及び市会計規則の規定により、督促状を送付しな ければならないが、送付していなかった。 (観光交流課 11件) ウ 収納した現金については、市会計規則の規定により、速やかに指定金融機関等に払い 込まなければならないが、払込みが遅延していた。 (スポーツ振興課 58件) (産業政策課 5件) (3) 支出事務 ア 時間外勤務手当の支給については、市一般職の職員の給与に関する条例及び市職員の 給料等の支給に関する規則の規定により、適正に算出し支給しなければならないが、休 憩時間に対しては、同条例の規定により、給与は支給しないにもかかわらず、週休日に 勤務した職員について、休憩時間を入力しなかったために、過払いがあった。 (選挙管理委員会事務局 戻入1件 1,735円)

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イ 労働保険料の納付については、労働保険の保険料の徴収等に関する法律の規定により、 適正に算出し納付しなければならないが、計算の誤りにより、未払いがあった。 (教育企画課 追加納付1件 46,315円) ウ 補助金の交付については、市補助金等交付規則及び各補助金の交付要綱の規定により、 適正に算出し交付しなければならないが、端数計算の誤りにより、未払いがあった。 (ごみ減量課 追加交付2件 800円) エ 旅費の支給については、市一般職の職員の旅費に関する条例及び市一般職の職員の旅 費に関する規則の規定により、適正に算出し支給しなければならないが、交通費の計算 誤りにより、未払いがあった。 (産業政策課 追給2件 2,020円) オ 概算払の精算については、市会計規則の規定により、債権金額確定後7日以内に精算・ 戻入命令書を作成し精算しなければならないが、債権金額が確定したにもかかわらず、 作成していなかった。 (生涯学習課 1件) (4) 契約事務 ア 長期継続契約以外の契約については、地方自治法の規定により、前年度中に執行伺を 起案することはできないが、長期継続契約ではないにもかかわらず、前年度中に執行伺 を起案していた。 (選挙管理委員会事務局 2件) イ 一者随意契約については、市契約規則に定められた場合のみこれによることができる が、定められた場合に該当しないにもかかわらず、一者随意契約していた。 (産業政策課 1件) ウ 契約書には、地方自治法の規定により、双方が記名押印しなければならないが、次の 誤りがあった。 ・ 相手方の名称が記載されていなかった。 (住宅課 1件) ・ 相手方の代表者印として入札書や委任状と異なる印が押印されていた。 (選挙管理委員会事務局 1件) エ 履行遅滞の場合の延滞損害金や支払遅延利息に係る適用利率については、政府契約の 支払遅延防止等に関する法律及び市契約規則の規定により、同法に規定される財務大臣 が決定する率でなければならないが、異なる利率としていた。 (選挙管理委員会事務局 1件) (公営事業所 2件) オ 請書については、市契約規則の規定により、契約書の作成を省略するときに徴するが、 誤った請負代金額が記載されていた。 (道路維持課 1件) カ 長期継続契約については、市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例 に定められた契約のみ締結することができるが、定められた契約に該当しないにもかか わらず、締結していた。 (観光交流課 1件)

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(5) 財産管理事務 ア 備品については、市物品管理規則の規定により、受入れ時に備品台帳を作成し、整理 しなければならないが、作成していなかった。 (生涯学習課 1件) イ 市営競輪場の貸付け及び貸付料の減免については、市市営競輪場の貸付けに関する規 則の規定により、適正に処理しなければならないが、貸付け及び貸付料減免に係る決裁 印の押印漏れがあった。 (公営事業所 2件) (6) 服務 ア 勤務時間の割り振りについては、市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の規 定により、変則的な勤務時間の割り振りを行う際には、4週間ごとの期間につき8日の週 休日を設けなければならないが、避難所支援のため土曜日及び日曜日に勤務した職員に ついて、週休日を1日尐なく割り振っていた( 1日分の時間外勤務手当を支給した)。 (生活福祉第2課 追給1件 22,392円) イ 臨時職員の休暇については、市臨時職員の任用等に関する要綱の規定により、夏季に おいて2日の有給休暇を与えることができるが、誤って3日の有給休暇を与えていた ( 3日目については欠勤として取り扱い、1日分の賃金を返納させた)。 (農業委員会事務局 戻入1件 5,700円) 5 意見・要望 (1) 今年度も、残念ながら専決者の誤りや支出負担行為決議書の作成漏れなど、基本的な事 務処理において誤りがあった。引き続き全庁的に職員の基本的な財務事務処理能力の向上 に取り組むなど、内部統制の強化に努められたい。 また、一部の課においては、前回(平成21年度)の監査と同様の事項が指摘事項となっ た。これらの課については、チェック体制の抜本的な見直しが必要と思われるので、早急 に取り組まれたい。 (2) 補助金の交付について、予算に限りがあるため年度途中で打ち切られている事例があっ た。公平性の確保のため、要件に該当する補助事業者全員へ交付できるよう、適切な方法 を検討されたい。 また、補助事業等に係る経費の支払に当たって補助事業者の負担が軽減されるよう、概 算払や前金払により、早期の交付に努められたい。 (3) 会議に参加した委員に対する報酬や謝金の支払について、開催日から支払日まで長期間 経過している事例があった。このような支払の遅延は、委員の方々との信頼関係を損ない、 その後の会議の運営に影響を及ぼしかねないことから、早期の支払に努められたい。

参照

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