小学部○学 級
生活単元学習
学習指導案
1
単元名
「つたえあって遊ぼう」
2
指導観
○
本学級は ,小学部重複学級5年生の男 子2名で構成 されている。A 児は,自閉傾向
と脳性まひによる肢 体不自 由を併せ有しており,頭や手 を振る,物を 舐めたり音の出
る物を耳に 当てたりするなど,感覚を楽 しむ自己刺激的 な行動が多い 。また,集団で
の活動を嫌 がり,教室を出 て特定の場所 (体育館や渡り 廊下)に行きたがることが多
い。他者とのかかわりでは ,教師の声を 模倣したり,聞 き慣れたフレーズを発したり
することはできるが,意思 や感情を表出 する手段として 音声言語を用 いることへの意
識は低く, 教師の手を対象 の方へ引っ張 るなどして要求 などを伝えることが多い。ま
た,教師が 複数の物を提示 して「どっちがいい?」と尋 ねたり,対象 を指さしながら
「取っ て」などと言 っ た り す る と 「 はい」 と答えるだけであったり, 戸惑う 様子を
,
見せたりすることが多い。
さらに 「乳 幼 児のコミュニケーション 発達アセスメント」に お い て は,生理的・
,
物理的欲求を 伝達す る「 要求伝達系 (4レベル・ 12ヶ 月相当) に比べ て,他 者とか
」
かわり ,やりとりすることを楽 しむ「 相互伝達系 (2レベル・ 6ヶ月相当) の発達
」
に遅れが見 られる。よって ,自力での移動手段を獲得し ,活動の広がりが見られるよ
うになったこの時期に,他 者とかかわる 楽しさを味わいながら,指さしや身振りなど
の動作を伴 った発声や物の 提示などを用 いて,他者とやりとりすることができるよう
にすることは重 要であると考える。
一方,B 児は脳性まひによる肢 体不自 由があり,移動 ,食事,排泄 など日常生活全
般において 援助が必要で あ る。他者(教 師)と会話することを好み, 言葉による働き
掛けの大体 を理解することができる。いくつかの言葉については,それらしく発音す
ることができるが,大半が 不明瞭であり ,自分の意思を 言葉で伝えることは難しい。
また発声時 に身体の緊張が 強まり,なかなか声が出ないことも多い。 学習に対しては
意欲的であるが,意欲の高 まりに伴って 身体の緊張が強 まり,注視や 追視が困難で活
動に取り組みにくくなることも多い 。
これらのことから,自 発 的に他者にかかわることが難 しく,他者からのかかわりを
待っている 様子が多く見受 けられ,対人関係の広がりが 不十分の よ う に思われる。そ
こで,学習場面において友 達や教師とのやりとりする場 面を設定することにより,一
緒に遊ぶ楽 しさを十分に味 わわせながら ,B児が他者の 働き掛けに対 して,より明確
に応えたり ,自分から積 極 的に働き掛けようとしたりする姿を引き出 していきたい。
○
本単元は ,模倣と物の操 作を中心と し た遊びを通し て,他者とやりとりする力を高
める学習である 。
まず第1 次では,集 団 活 動への参加と 見通しを持たせること,他者 の動きや提示さ
れた 物へ の注 意を 高 め る こ と を ね ら い と し て 「パ ン パ ン 「 ピョンピョン 」な ど擬
,
」
音語の発声を伴 った動作の模倣と音 の出る物の操作を 行う。
次に第2 次では,自分が 使いたい遊具 を指さしや発声 などで選択したり伝えたり物
を介したやりとりができることをねらいとして,さらに 第3次では, したい活動や行
きたい場所 などを発声や指 さしなどの動 きを介してやりとりすることをねらいとして
「かくれんぼ遊 び 「ボール遊び 「キャスターカー 遊び」などを行う 。
」
」
これらの 活動は,A児については,他 者や物への注意 と分化を促し ,指さしなどの
動作を伴っ た発声,物の提 示などを用い て,他者とやりとりする力を 高めるものであ
。
,
,
る 他者 や物への注意と分化 とは 自分以外の他者や物に対 する漠然とした理 解から
特定の「○ ○先生」や「○ ○君」という 名称とともに, 自分との関係 や集団における
役割の理解 へと高めたり, 物を目的や用 途に応じて機 能 的に操作したりする力を高め
ていくことである。また, 模倣する活動 は,身体活動が 活発になっているA児にとっ
て,他者に 注意を向け,やりとりする力 を育てるとともに,事物や事 象のイメージを
広げることで, 言葉の基礎的な力を 養う上で有効であると考える。
B児については,物(遊 具)や活動を 選択したり,教 師や他の児童 とやりとりした
りする場面 において,他者 からの働き掛 けに発声や動き ,表情で応え る力を高めると
ともに自ら 教師に呼びかけるなど積極的 に他者に働き掛 ける力を高めるものである。
これらの力 は,将来を見通 したコミュニケーション手段 の獲得を め ざ す上でも重要で
あると考える。
○
本単元の 指導に 当たっては 「働き 掛けている 教師や 提示した 物への 注意の 集中と
,
持続 を促 す働 き掛 け
」,
「児 童の 自 発 的な 動き や発 声 を活 か し た働 き掛 け」 と い う観
点から,以下のように指導をすすめていく。
「注意の 集中と持続を促 す働き掛け」 では,学習環境 (教室)に活 動の流れや動線
応じて必要 な物に注意が向 きやすいように配置したり, 写真や音楽な ど注意が向きや
すい教材を 指さすなどして 注意を向けさせる対象を明 確 化させる。さらに,学習がす
すむにつれて,対象を箱に 入れたり布を 被せたりして同 じ物でも提示 の方法を変化さ
せることで 注意を持続さ せ る。特にA児 に対しては,働 き掛ける教師 の位置,方向,
注意を向け さ せ る対象との距離な ど に配慮する。
「自発性 を活かした働き 掛け」では, A児については 音楽や感覚運動遊具により自
発的な動き や発声を促し, 動作援助な ど で模倣を促していく。B児については発声や
動きがしやすい 姿勢の工夫を行う。
3
単元の目標
○
教師や 他の児童の声 や動きを模倣したり,一緒に 物を操作したりする活動を
A
楽しむことができるようにする 。
児 ○
指さ し や身振り な ど の動作を伴った 発声や物の提 示などを用い て,他者とや
りとりすることができるようにする。
○
遊具を 使った遊びの 中で,自分のやりたい活動を 選択したり, やってみたい
B
という意思 を音声言語で伝えたりすることができるようにする。
児 ○
遊びの 中で,友達や 教師とのかかわりを楽しみ, 自分から友達 の名前を呼ん
だり,教師 に声をかけたりすることができるようにする。
4
単元指導計画( 総時数8時間)
第1次(2時間) 第2次(3時間) 第3次(3時間)※本時3/3 ねらい ○活動への参加,見通し○他者,物への注意の高まり ○物の選択○探索,操作の高まり ○活動の選択,要求,拒否○発声や動きを用いたやりとり 学習活動 ○音楽遊び ・擬音語の発声を伴った動作模倣 ・物(遊具)の選択 ・擬音語の発声を伴った 音の出る物の操作 ○かくれんぼ遊び ・他者や物の探索 ○ボール遊び ・物を介したやりとり ○キャスターカー遊び ・発声や指さしなどの身振りでの やりとり 手だて ○注意の集中と持続を促す働き掛け ・学習の場の環境作り(注意の対象の明確化) ・提示の工夫(指さし,モデル演示による提示,写真での提示,箱に入れる・布を被せるなどして提示) ○児童の自発性を活かした働き掛け ・自発的な動きや発声から動作援助,発声援助 ・物の提示と動作援助と声かけ → 物の提示と声かけ → 物の提示 ○写真カード及び音楽による活動の見通し,振り返り,選択の促し5
本時
平成
年
月
日(
)第
校時
小学部
教室及 び体育館において
(1) 本時の目標
○
写真カードなどを手 掛かりにして本 時の活動に見 通しを持ち, 落ち着いて参
A
加することができるようにする 。
児 ○
指さ し や身振りなど 動作を伴った発 声で教師とやりとりすることができるよ
うにする。
○
したい活 動や欲しい物を音声言語で伝えることができるようにする。
B
○
教師の 援助で,A児 に向けて発声したりA児か ら の働き掛けに 応えるように
児
発声したりすることができるようにする。
(2) 本時指導の考え 方
本時は,写 真カードなどを 手掛か りにし て活動に見通 しを持たせ,落 ち着いて学習に
参加させるとともに,指さ し や身振り な ど の動作を伴っ た発声による働 き掛けを理解し
て,声や動き を模倣したり他 者に向けて発 声したりしてやりとりさせることをねらいと
して,教室か ら体育館へ移動 して,体育館 でのキャスターカー及びボ ー ル遊びを行う。
はじめに, 学習のはじめの 歌「きみのなまえ」を歌っ て学習の始ま り を意識させ積極
的な参加を促 しながら,前時 までの活動を 写真カードにして提示して, 前時までの学習
。
「
」
(
)
「
」
を想起させる
さらに 本時の活動に つ い て
キャスターカー遊 び
内容
と
体育館
(場所)の写真カードで提示して,本時活動に見通しを 持たせる。
次に ,体 育 館ま で の移動場面で 「扉を 開け る 「 キャスターカー に乗る ,引っ 張る」
」
など,児 童 同 士のやりとり場 面を意図的に 設定して,それぞれ相手に注 意を向けさせな
がら,指さしなどの動作を伴 った発声(A 児)や発声( B児)を用いて 働き掛けたり,
応じたりする姿を 数多く引き出していきたい。
体育館での 活動は,A児の 自発的な動き やB児の教師 に対する発声を 手掛かりに意欲
的に遊べる活 動に取り組むことを基本と し て,教師と児 童の1対1の遊 びからボールの
やりとりなど,徐 々に他の児童や教師 に注意を向けるように促していく。
A児については,教師の働 き掛けのレ ベ ルと注意のレベルを視線と動 きの観察(評価
表)で評価しながら,注意を 向けさせる対 象とやりとりする内容を明確 に教師が意識し
ながら働き掛 けていく。また 可能な限り, A児の視野外 から働き掛けて 頭部の回旋や移
動を伴う視線の移 動を促していきたい 。
B児については,身体の緊 張の強さや発 声の様子を観 察して,ス ム ー ズに見たり発声
したりすることができる姿勢 をとらせるとともに,キャスターカーに座 位や臥位などの
姿勢で乗る な ど,自発的な動 きが出やすいような活動を 行っていく。ま た教師とのかか
わりでは 「 はい 「 い い え 」の 発声 とともに 表情 ,視 線, 身体 の緊 張な ど全 身の 様子
,
」
を観察するように 心がける。
(3) 準備
①ギター
②写真 カード6枚
③箱型 キャスターカー
④斜面台
⑤キャスターカー
⑥タフロープトンネル
⑦スポンジブロック
⑧ボール ,バルーン
( ※「指 導の手 だて」 のアルファベットは 働き掛 けのレベル ,数字 は働き 掛けの 手順を 表す )
(4) 展開
。 指 導 の 手 だ て ・ 留 意 点 評 価 の 観 点 ・ 求 め る 姿 配時 学 習 活 動 準 A児 (主に T1が 行う) B 児(主 にT2 が行う ) 備 A 児 B 児 5分 1 学習のはじめの歌 を歌い ,あいさつをし ○ 学習参加を促 す働き 掛け ・車椅子に 乗って 参加することを基本 とするが, ○ 学習活動へ の参加 ○学習活動 への参 加 て 学習へ の意欲 を高 める。 a 手 招き や 椅子 を指 さすなどしながら, 着席 身 体の緊 張の強 さに合 わせて ,T2 が抱っこす a 教師 の 呼びかけに 応 じて 着 席す ・教 師の呼 びかけにスムーズに 声を (1) 学習の 始めの 歌「 きみのなまえ 」を聞 い するよう呼 びかける。 るなどして発声 や見る 活動がしやすい姿勢 で参 る ,傍 に 近寄 ってくることができ 出 すことができる。 た り歌ったりする。 b A 児の 傍 まで 行き ,A 児が 手 を握 るように 加 する。 る。 ・車椅子に 乗った 姿勢で ,手を 挙げ T1 の手を 差し出 して移動援助 する。 b 教師 の 援助 で 移動 することがで ることができる 。 A 児:T 1の働 き掛 けで移 動,着 席し「 き c 移 動や 着 席を 拒む 様子 が見 られる 時は ,そ きる。 みのなまえ」 を楽しんで歌 ったり , の場 で きみのなまえ を歌う 活動を 始める「 」 。 c その 場 で歌 などの 活 動をするこ 教 師の呼 びかけに返 事をしたりす とができる 。 る 。 ・ きみのなまえ」を T1が ギター で伴奏 する。「 ① ・名 前を呼 びかける場面 ではB 児→ T2→ T1→ A児の 順で行 う。 ※ ギター や音 楽への 注意, 関心 , 「 「 」「 」 , B 児:T 2と一 緒に 所定の 位置につき き ・ おおきなこえで ちいさなこえで など 歌詞に 合わせて声の 大きさや抑 揚を変 えたり みのなまえ」 を聞きながら 教師の 呼 身 振りで 表現したりしながら 歌う 。 ○「 きみのなまえ 」歌の 場面 びかけに 返事 をしたり,教 師と一 緒 a 「 Aく∼ ん」と 名前を 呼びかける。 ・T 1が「おなまえは?」の問 いかけ,「Bく ん」 ○ 呼びかけへの応じ 方 ・「B く ん」 の 発声 をスムーズに に 声を出 したりする 。 b 「 はい」 の声かけと手 を挙げ る動作 のモ デ の 発声を 促す。 a 「は い と 返事す る または A」 。 「 行 うことができる。 ル提 示をする。 ・B 児の名 前をA 児,T 1,T 2が声 をそろえて くん」 と模 倣することができる 。 ・ はい 」 の返 事 をスムーズ に行 う「 c A 児の 手を 取っ て 手を 挙げ る動 作 を援 助す 呼 びかけ 「 はい」 の発声 を促す 。, b 手を 挙 げると同時 に 「は い 」な ことができる。 る。 ・他 者の名 前を呼 びかける場面 では, 伴奏を 止め どの発 声をすることができる。 ・呼 びかける人の 方に視 線を向 けて B 児の自発的な 発声を 促す。 c 合わせるように教 師 の手 に 触れ 発 声することができる 。 ・動作援助 をして 発声と 同時に 手を挙 げる動 作を ることができる。 ・手 を大き く挙げたり, 手を動 かし 促 す。 て 教師に 触れたりすることができ る 。 (2) 号令をかけてはじめのあいさつをする 。 ○ 号令をかけさせる働 き掛け 1 A児を 見るように促 す。 ○ 号令をかける場面 1 A 児の背 中などに触れ 「 号令をかけて 」な, 2 A児や T1の 号令の フレーズをT 2が繰 り返 1 「号令 をかけて の声かけで い」 「 ○号 令の場 面 A 児:教 師の働 き掛 けで着 席し, はじめの どの 声かけをする 。 すように 声かけする。 まから と発 声することができる」 。 ・A 児に視 線を向 けることができ 号 令をかける 。 2 発 声が見 られない場合 「 いまから」な ど最, 3 「れい 」の発 声の後 に続け てT2 の「おねが 2 教師 の 後に 続 けて , 言葉 を 発し る 。 初の フレーズを言 って発 声を促 す。 いします 」の発 声を促 す。 たり模 倣したりすることができる。・教 師の発 声を模 倣するように 発声 B 児:教 師の声 かけやA児 の号令 に,返 事 3 一 音ず つ 手を 叩いたり ,A 児 の体 に触 れた 3 手を 叩 く動 作 を見 た り模 倣 した することができる。 をしたり 手を 挙げたりして 応える 。 りしながら音 韻を 意 識さ せ, 一音 ずつはっき りしながら一 音 ずつ 発 声すること りと 発音させるようにする。 ができる。 」 。 4 「 きをつけ 「れい 」などで姿勢 を正す 動き 4 教師 の動 作を見 ることができる や 頭 を下 げる 動き を 提示 したり, A 児の 動作 援助 をしたりする 。 3分 2 前時までの活 動を 振り返 り,本 時の活 動 ・前 時までの活動 の場面 を写真 カードで提 示する 。 ② ○ 提示し た写 真カードへの 注意 ○提 示した 写真カードへ の注意 を 知る。 ※提示 する 場面 : 楽器遊び場 面, トランポリン 遊び 場面, かくれんぼ遊 び場面 , a 積極的に手 を 出し た り受 け 取っ ・提 示された写真 カード に,身 体の (1) 前時までの活 動を 振り返 る。 ボール遊び 場面 ,キャスターカー遊 び場面 たりして注 視することができる 。 力 を抜い て視線 を向けることがで b 手を 出 したり受け 取 ろうとはし き る。 A 児:前 時までの活 動の様 子を表 した写 真 ・ 写真カードを 指さしながら 提示し 「 これは トラ, ・写 真カードに移 っている人や 遊具を 指さしなが ないが , 教師 の 手元 にある 写 真カ ・教 師が持 っている写真 カード を注 カードを 見て ,教師 の指さしや発 声 ンポリン」などの声 かけをする。 ら 「これだれかな?」 などと 声かけし,発 声を ー ドを 注 視, 追 視することができ 視 ,追視 することができる。 を 模倣す る。 ・ A児 が 手に 取ったり 特 に興味深 く見 ている 写真 促 す。 る。 カードについて ,再 度 ,指 さししながら「 トラ ・楽 しかった活動 ,もう 一度やってみたい活 動な ○カードを 介したやりとり B 児:前 時までの活 動の様 子を表 した写 真 ンポリン」などの声 かけをする。 ど を「は い 「いいえ」の 発声で 選択させる。」 ○ カード を介 したやりとり ・教 師の指 さしや 問いかけに応 える カードを 見て ,楽しかった 活動な ど a 写真 カード を 指さしながら教師 ように発 声することができる 。 の 問いかけなどに応 えるように発 声 に提示 ,発 声することができる 。 ・ 楽しかった 活 動は ? 」などの 問「 す る。 b 自発的に指 さししながら , 教師 いかけに ,1枚 ずつ提 示された写 「 」「 」 の言葉 を模 倣することができる 。 真 カード を見て はい いいえ (2) 本時の 活動を 知る 。 ○本 時の活 動を知 らせる 働き掛 け c 写真 を 見な が ら教 師 の言 葉 を模 で 答えることができる 。 1 前時 の活動 (キャスターカー 遊び) を写真 カード の中か らB児 に選択 させる 。 倣することができる。 ・複 数の写 真カードを見 て,視 線で A 児:キャスターカー遊び (活動 )と体 育 2 本時 も引き 続いて キャスターカー遊 び(活 動)をすることを伝 える。 d 写真 を 見る が 口に 入 れたり振っ 一 方のカードを 選ぶことできる。 ) 。 館 (場所 )の 写真カードを 見て, 写 ・写真 カード を提示 し指さしながら「 くるま (キャスターカー 」などと声 をかけ 模倣 たりして感覚的な 操作をしている 真 を指さしたり「たいいくかん」 な させる。 ○本時活動 の理解 ど の発声 をしながら 本時の 活動を 理 3 体育館の写 真カードを提 示し ,本時 は体育館(場 所)で 行うことを伝 える。 ○ 活動へ の参 加 ・ 前時の 活動を 複数の 写真カード 解 する。 ・ 「たいいくかんにいこう 」 など の 中から 視線で 選ぶことができ の 呼びかけで 自発的 に 動き 出 すこ る 。 B 児:キャスターカー遊び (活動 )と体 育 とができる 。 館 (場所 )の 写真カードを 見て, 教 師 と一緒 に発 声するなどして本時 の 活 動を理 解す る。 10分 3 教師や 他の児 童とやりとりしながら, ・A 児は徒 歩,B 児は車椅子で 移動 する。 体育館に 移動す る。 ※本 校への 渡り廊 下で, B児と T2 が先に 本校に 入り, 扉を閉 める。 (1) 渡り廊下扉でのやりとり 1 声 かけや指 さしで扉の 向こうにいるT 2と 1 声かけや指 さしで 扉の向 こうにいるT 1と 1 T2 や B児 を 注視 し ,自 発 的に 1 A児と T1に 視線を 向けること B児 を見るように 促す。 A児の 方を見 るように促す 。 扉を叩 く動 作をすることができる。 ができる 。 A 児:T 1の働 き掛 けでB 児やT 2に注 意 2 A 児が 扉 を叩 いている 時は , A児 の動 きに 2 A児 の扉を 叩く動 作や要 求の発 声に応 じて 2 教師 の発 声に続 けて 「あけて」, 2 A児の 発声や 扉を叩 く動作 とTを 向け, 擬音語を伴 った動 作で要 求 合わせて「 トントントン 」を声 かけする。 返事するように声かけする 。 と言うことができる。 2 の呼びかけに 応じるように A児 を 表す。 3 扉 を叩 く 動作 が見 られない 時 は, 扉を 叩く 3 T2 が扉を 開けながら「 どうぞ 」などの発 3 教師 の 動作 を 見て , 発声 ( トン に 向けて 発声することができる。 動作 と「トントントン」 の声かけをする。 声をして模倣 するように促 す。 ト ン) を 伴っ た 動作 ( 扉を 叩 く) 3 T2の 声を模 倣するように 発声 B 児:A 児の発 声や 動きに 注意を 向け, T をすることができる。 することができる。 2 と一緒 に応 じるように発 声する 。 (2) 箱型キャスターカーでのやりとり 1 本校廊下に 置いてある 箱型 キャスターカー 1 声かけや指 さしで 箱型キャスターカー を見 ③ 1 キャスターカーを 見 たり , 近づ 1 キャスターカーを見 ることがで に指 さしと 声かけで注意 を向けさせる 。 るように促す 。 いて触 ったりすることができる 。 き る。 A 児:T 1の働 き掛 けに応 じて, キャスタ 2 「 のりますか? 」と声 かけをする。 2 ハンドルの 玩具を 提示し て運転主役をする 2 ,3 2 教師の 声かけや玩具 の提示 に笑 ーカーに 乗ったり, B児に 向けて T 3 「 どうぞ」 などの声かけと 手さしなど 自発 ように 声かけで誘う 。 呼 びかけに「 は い」 と返 事 をし 顔 で発声 ながら 応える 。 1 の言葉 を模 倣したりする 。 的に 乗るように働 き掛け る。 3 A児 に向け て「どこにいきますか?」 など た りキャスターカー に 乗ろうとし 3 教師と 一緒に A児に 向けて 発声 4 A 児に 呼びかけている B児 やT 2 の言 葉 の言葉 をT2 と一緒 に発声 する。 たりすることができる。 することができる。 B 児:T 2の誘 いかけに応 じて, 発声や 動 をT1 が繰り 返して 声かけする。 4 B児 や T2 の 方を 見 たり , 応え き でA児 に働 き掛け る。 5 B 児に注 意を向 けさせ 「 たいいくかんにい, るように発声 したりすることがで きましょう 」などの言葉 を模倣 させる 。 きる。 5 教師 の 声を 模 倣することができ る。 20分 4 体育館 で遊ぶ 。 ○ 遊びへの誘いかけ ○自発的な 動きの 引き出 し ④ ○ 活動へ の参 加 ○自発的な 動き a 自発的 に遊 具に 向 かって移 動し た り, 手を ・ キャスターカーに以 下のような様 々な姿 勢で ⑤ a 体育館にある遊具 を 見た り ,近 ・ 教師の 誘いかけに応 じて, 意欲 ※以 下の活 動を, 児童 の自発的な動 きなどに 伸ばしたりした物 を使っ て遊び 始める 。 乗 ることを促し ,頭や 上肢の 自発的 な動き を引 ⑥ 寄ったりすることができる。 的 (発声 )に姿 勢を変 えて遊 具に 応 じて行 う。 b T 2と B児 が遊 んでいる様 子を 指 さしや声 き 出す。 ⑦ b 教師 の 指さ し や声 かけで , B児 乗 ることができる。 か け で見 るように 促 し, 自発的な 動 きを 引き 1 T2と 一緒にあぐら 座位で 乗る。 ⑧ や T2 , 遊具 に 視線 を 向け , 近寄 ア 箱型キャスターカーでの 遊び 出す 。 2 腹臥位 で乗る 。 るなどすることができる 。 1 身体の 力を抜 いてあぐら座位姿 c 教 師がキャスターカー に乗ってみせるなど, 3 背臥位 で乗る 。 c 教師 の モデルを見 て 近寄 ってく 勢 を取り ,教師 と一緒 に乗ること ・ キャスターカーに 一人で ,または教師 と 遊 び 方の モデルを 提 示し ,自発的 な 動き を引 4 箱型キャスターカー にビーズクッション を るなどすることができる 。 ができる 。 一緒に 乗り, 教師 が操作 して移 動したり き出 す。 使 って一 人で乗 る。 2 腹臥位 で乗り ,頭を 持ち上 げて 児童が 乗った キャスターカーをもう一 人 d キャスターカーに 教師主導 で 乗せ ,あるい ○ 活動の 要求 教 師の声 のする 方や指 さした 方に の児童 が引っ 張るなどする遊び は 降 ろし 教師 が操 作 しながら 回転 や 斜面 を滑 1 視 線を向 けることができる。 り 降 りる 活動 を体 験 させ ,快 の情 動 を引 き出 ○選 択,要 求の意 思の引 き出し a 教 師に 向かって声を 出す。 3 背臥位 で乗り ,タフロープトン し遊 びを継 続させる。 b 教 師を 見る, 発声はなし。 ネ ルなどに手を 伸ばして触るなど イ 斜面台 での遊 び <場面設定 > c 動 きが 止まる 。 し て遊ぶことができる 。 ○ 活動の 要求の 引き出 し ・ど の型の キャスターカーに乗 るか 2 4 ビーズクッションを 使って 一人 ・ キャスターカーに 一人で ,または教師 と 意欲的 に活動 している場面 で・・ ・どうやって(姿 勢)乗 るか a 教 師 の身 振 りを 見 て自 発 的に で 乗り, キャスターカーの動 きに 一緒に 乗り, 斜面 を滑り 降りる 遊び 1 A 児が 乗っているキャスターカーの動 きを ・どこで( どの遊 具で) 遊ぶか 「は い 」や 「 もういっかい」な 合 わせて 姿勢を 保とうとすること 止め る。 ・どっちに 移動するか どの 発声 をすることができる 。 ができる 。 , 2 T 1に 対 する 自発的な 発声 などが 見られな ・誰 と遊ぶ か b 教 師の 後に続 けて発 声したり ウ タフロープトンネルでの 遊び い時 は・・ 声を 模 倣したりすることができ ・ 斜面台 を滑り 降りるなどする a T 1の人 差し指 を立て て(「もう 1回 の意」 ) <働 き掛け > る。 と ,笑顔 や快の 発声, 身体の 緊張 ・ キャスターカーに 一人で ,または教師 と 提示 する。 ・ 遊び方 のモデル提示 をしたり,A 児が遊 んで で 楽しさを表現 することができ 一緒に 乗り, 教師 が操作 して移 動したり b a に併 せ て「 もう ・・ 」と 声 をかけてその い る様子 に視線 を向けさせたりしながら, 発声 ○ B児などへの注意 る 。 斜面を 滑り降 りたりしながらトンネル を 後の 「いっかい」 の発声 を促す 。 と 視線で の表出 を促す 。 a 教師 が 働き 掛 けている間 , 見る くぐる 遊び ・物 や他者 に視線 を向けさせる 時は, 可能な 範囲 ことができる。 ○選 択,要 求 ○ B児や T2へ の注意 の促し で 頭部を 回旋させたり 手を伸 ばさせたりして, b 教師 の 後に 続 けて 発 声し た り声 ・教 師の声 のする 方や指 さした 方に a 対 象に向 けての 指さしと声か け 自発的な 動きで 視線の 移動などができるように を模倣 したりすることができる 。 視 線を向 けることができる。 エ スポンジブロック 倒し b A 児に 向け て働 き 掛けているB 児 やT 2の す る。 c 触れられた 人 の方 を 見る , また ・提 示された物を 見て 「は い 「い, 」 発声 を繰り 返して 声かけする。 教 師の 動作援助で人 に 触りかける い え」などの発 声で選 択すること ・ キャスターカーに 乗って 斜面を 滑り降 り c B 児やT 2との 身体接触を促 す。 ことができる。 ができる 。 ながら ,積み 上げられた スポンジブロッ ・遊 びたい 遊具の 方に視 線を向 けて クを倒 す遊び ○ 物の操 作の促 し ○ 物の操 作 伝 えることができる。 ・ 倒れた スポンジブロック を教師 と一緒 に a 物 (ボール)を 手渡す 。 a 「ポ イ 」と い う発 声 とともにボ 積み上 げる遊 び c a と併せ て「ちょうだい 「こっち」などの」 ー ルを 投 げるなど, 擬音語 の 発声 。 声かけと身 振りの 提示 と動作 を同 時に行 うことができる b a と併せ て「ポ イ 「コロコロ・ ・」な ど合」 b 教師 の 発声 や 動き の モデルを模 オ ボール 転がし 図となる擬音語の 声かけ 倣 して a の動 作 をすることができ る。 ・ 斜面を 転がしたり ,他者 に向け て投げ た り転がしたりする 遊び 2分 5 終わりのあいさつをする 。 ○ 号令をかけさせる働 き掛け 1 A児を 見るように促 す。 ○ 号令をかける場面 ○号 令の場 面 1 A 児の背 中などに触れ 「 号令をかけて 」な, 2 A児や T1の 号令の フレーズをT 2が繰 り返 1 「号令 をかけて の声かけで い」 「 ・A 児に視 線を向 けることができ A 児:教 師の働 き掛 けで終 わりの 号令を か どの 声かけをする 。 すように 声かけする。 まから と発 声することができる」 。 る 。 け る。 2 発 声が見 られない場合 「 これで 」など 最初, 3 「れい 」の発 声の後 に続け てT2 の「おねが 2 教師 の 後に 続 けて , 言葉 を 発し ・教 師の発 声を模 倣するように 発声 のフレーズ を言っ て発声 を促す 。 いします 」の発 声を促 す。 たり模 倣したりすることができる。 することができる。 B 児:教 師の声 かけやA児 の号令 に,返 事 3 一 音ず つ 手を 叩いたり ,A 児 の体 に触 れた 3 手を 叩 く動 作 を見 た り模 倣 した をしたり 手を 挙げたりして 応える 。 りしながら音 韻を 意 識さ せ, 一音 ずつはっき りしながら一 音 ずつ 発 声すること りと 発音させるようにする。 ができる。 」 。 4 「 きをつけ 「れい 」などで姿勢 を正す 動き 4 教師 の動 作を見 ることができる や 頭 を下 げる 動き を 提示 したり, A 児の 動作 援助 をしたりする 。