第1学年C組 学級活動指導案 指導者 米井 雅男 展開場所 1年C組 【研究主題】 仲間と共に伸び伸びと主体的に学習に取り組む生徒の育成 ~言語活動を充実させる学習形態の工夫を通して~ 【努 力 点】 ・生徒の主体的な活動を促す指導の工夫。 ・生徒の変化・成長を促す指導の工夫。 1 題材名 いま,わたしたちが学ぶこと(学習方法の工夫) 共通事項 中(3)学業と進路 イ自主的な学習態度の形成と学校図書館の利用 2 題材について (1) 生徒の実態 (男子13名,女子15名,合計28名) 明るく素直な生徒が多い。自分たちの班,自分たちの学級という意識ができつつある。学校生活においても 歌声や清掃,部活動などに意欲的に取り組んでいる生徒は多い。しかし,中学校生活に慣れるに従い,行動の 基準が「楽なほうへ」と流れる生徒も出てきている。帰りの会での反省でも授業への取り組みの甘さや忘れ物, 提出物の未提出が指摘される生徒もしばしば見受けられるようになってきた。 学級の状況としては授業を真剣に受けているが,意欲的に取り組む姿勢は今一歩である。例えば,自分の考 えをまとめ,それを発表していこうという姿はまだ弱い。 先日行った家庭学習のアンケートでは次のような結果が出ている。家庭学習の状況としては決まった時間で 机に向かう生徒が多いが,時間は 30 分くらいと時間は短い。内容的には宿題を済ます程度の学習で,小学校の 学習のままであり不十分な点が多い。約4割弱の生徒が学習塾に通い家庭学習もそれを中心として組み立てら れている。一部の生徒は塾が家庭学習となり,塾のない日はほとんど学習しないという状況にある生徒もいる。 (2)題材設定の理由 1学期第1回定期試験。中学校に入学して最初のテスト。未知のものだけに緊張感を持って取り組んでいる はずである。入学当初,誰もが新鮮な気持ちで生活も学習もすべてのことを一からやり直そうと誰しもが思っ ている。しかし,中学校生活に慣れるに従い「自分の好きなことはやるが,嫌いなことや苦手なことはできる だけ避けたい」という気持ちが出始めている生徒もいる。学習においても第1回定期試験を2週間後に控え, 学習に意欲を示しながらもテレビやゲームの誘惑に負けてしまったり,部活動の疲れを理由にぐずぐずしてし まい,思うように学習が進まない生徒もいる。また,机に向かっていても,勉強の要領が悪かったり,やり方 がわからないと言ってだらだらと時間だけをかけている生徒もいる。このようにやらなければいけないと感じ ながら様々な条件に翻弄されている生徒も多い。このままでは学習に対する諦めの気持ちや悩みばかりが募り, 学校生活そのものにやる気を失う事になりかねない生徒も出てくる。 そこで1年生の生活が始まって間もないこの時期をとらえ,今までの家庭学習を振り返り,学習の仕方につ いて理解を深め,より効果的で自分にあった学習方法を知り,それをもとに学習計画を立て,意欲的に取り組 もうとする姿勢を育てたい。また,自分の思う通りにできない理由とは何か,どうしたら学習に打ち込むこと ができるのか,学習の仕方はどうあるべきなのかを考えさせたい。そして,自分に適した具体的な学習方法を 見つけ出すことにより,主体的に学習に取り組み,望ましい学習習慣を身につけさせることが大切であると考 え本題材を設定した。
(3)めざす生徒像 評価の観点 評価基準 本活動における目指す生徒像 評価方法 集団活動や生活へ の関心・意欲・態度 学校生活を豊かにするために,自己 の身の回りに関心を持ち,日常の生 活や学習に進んで取り組もうとす る。 自分のこれまでの学習を振り返り, 改善すべき点を見つけるため,話し 合い活動に進んで取り組んでいる。 観察 ワークシート 集団や社会の一員 としての思考・判 断・実践 日常の生活や学習について話し合 い,自己に適した解決方法について 考え,判断し,粘り強く実践してい る。 自分のこれまでの学習を振り返り, 改善すべき点をつかんでいる。 自分なりの学習計画を立てている。 観察 ワークシート 集団活動や生活に ついての知識・理解 自己の課題に気付き,基本的な生活 習慣などについて理解している。 学習方法や計画の立て方を理解し ている。 観察 ワークシート 3 学習計画 日 時 活 動 内 容 指導上の留意点 目指す生徒の姿と ●評価の観点と〈方法〉 5月24日 (木) ・学ぶ機会や意義の多様性 を理解し考え発表する。 ・自分はなぜ学ぶのかを考 え発表する。 ・人は年齢にかかわらず様々な場 で学ぶという生涯学習の観点を 押さえる。 ・多様な意見を肯定的に受け止め させる。 ・生涯学ぶことに関心を持ち, 中学校での学習に意欲的に取 り組もうとしているか。 【関心・意欲・態度】 〈発表・観察〉 ・生涯学習の資料を用いて考え 学びの多様性について理解し ているか。 【知識・理解】 〈発表・観察〉 5月31日 (木) ・進路の学習について学び 学校や家庭,地域で,中学 生としてやるべき事を考 え発表する。 ・中学時代に取り組みたい ことや目標をまとめてみ る。 ・進路学習とは中学校時代に学校 や家庭,地域での生活の中で身 につけた様々な力を自分の望む 生き方に結びつける学習である こと認識させる。 ・中学校時代に挑戦したいこと 意欲的に考えさせる。 ・中学校時代に挑戦したいこと などを考え,実行していこう とする意欲を持っているか。 【関心・意欲・態度】 〈ワークシート・観察〉 ・中学校時代には学校や家庭, 地域で様々な活動・活躍の場 がある事を理解しているか。 【知識・理解】〈観察〉 4 本時のねらい ①自分の学習について現在の姿を見つめることができる。 ②自分に合った学習方法を考える。 ③友達から学ぶことができる。
5 展開 時 配 活動内容 指導上の留意点 目指す生徒の姿と ●評価の観点と〈方法〉 10 1導入 ・あいさつ ・本時の学習内容を確認する。 ・学習に関するアンケート結果から 課題に気づく。 ・p18 を開き「あなたの学習の様子 を振り返ってみよう」を記入する ・学校及び家庭での学習の様子で良 い点悪い点についてワークシート にまとめる。 学習の達人になろう ・いままでを振り返り家庭学習の 在り方を考えることを確認す る。 ・アンケート結果を示し学習に意 欲を持たせる。 ・各自これまでの学習について素 直に振り替えさせたい。 ・自分の学習を進める上での課題 をつかむ 元気よく挨拶する。 ・クラスの傾向を読み取る。 ・自分の状況を点検する ●自分の学習の様子を振り返って いるか。 〈ワークシート・観察〉 10 25 2展開 (1) 学習の仕方を知り,自分にあっ た学習について考える ・p19「勉強の取り組み方について考 えよう」や「授業について」 の資料などを参考に,効果的な学 習方法を考え発表し合う。 (班で話し合う) ・ これまでの学習で悪い点をどのよ うに改善すべきかシートに書く。 (2) 各教科の今後の学習方法をま とめる。 ・展開(1)を踏まえながら,今後各教 科の学習内容を自分の力にしてい くためにはどうすればいいかシー トにまとめる. ・代表生徒が勉強方法を発表する。 ・質問や感想を述べる ・学び方のポイントについて,学 習計画を立てさせる上でおさえ ておきたい。 ・ポイントとなる事柄を話し合い 班内で発表させる。 ・展開(1)を踏まえ,様々な意見を 参考に,自分にあった実行可能 な学習の仕方を考え,まとめさ せる。 ・今まで試してみて成功したと思 われる内容を発表させる。 ・感想では良かったところを中心 に述べていく。 ・班の中で話し合い,話し合った 内容をまとめ,発表の準備をする。 ●改善点や自分にあった学習方法 について考えているか 〈ワークシート・観察〉 ・これまでの学習で悪い点をどの ように改善すべきかシートに書 く。 ・班の中で話し合い,話し合った 内容をまとめ,発表の準備をす る。 ●自分なりの学習の仕方をまとめ ているか。 〈ワークシート・観察〉 ・聞く側は真剣に聞く。 ・友達の発表を聞いたうえで,わ
からなかった点やもっと詳しく 聞いてみたい点を質問する。 5 3まとめ 学習計画を立てる ・p19「定期試験に向けて」を参考に, 定期テスト前の学習時間の予定表 をシートにまとめさせる。 ・あいさつ ・計画は実行できるようにすると ともに,今後見直したり修正し たりしていけるものであること をおさえたい。 ・定期テスト前の学習時間の予定 表をシートにまとめる ●学習計画を実行して行こうする 意欲を持っているか。 〈ワークシート・観察〉 6 板書計画 学習方法の工夫 学習の達人になろ う 自分に合った学習方法を 探そう 国語 数学 理科 アンケート結果 社会 音楽 美術 保体 技家 英語