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問 1 労働衛生管理に関する次の措置のうち 作業管理に該当しないものはどれか (1) 特定化学物質の取扱いに関する作業規程の作成 (2) 振動障害予防のためのチェーンソー作業の作業時間の管理 (3) 有害物質への個人ばく露濃度の測定 (4) 有害物質を取り扱う設備の密閉化 (5) 有機溶剤を取り扱う

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(1)

労働衛生コンサルタント試験

(労働衛生一般)

指示があるまで、試験問題を開かないでください。 〔注意事項〕 1 解答方法 (1) 解答は、別の解答用紙に記入(マーク)してください。 (2) 使用できる鉛筆(シャープペンシル可)は、「HB」又は「B」です。 ボールペン、サインペンなどは使用できません。 (3) 解答用紙は、機械で採点しますので、折ったり、曲げたり、汚したりしな いでください。 (4) 解答を訂正するときは、消しゴムできれいに消してから書き直してくださ い。 (5) 問題は、五肢択一式で、正答は一問につき一つだけです。二つ以上に記入 (マーク)したもの、判読が困難なものは、得点としません。 (6) 計算、メモなどは、解答用紙に書かずに試験問題の余白を利用してくださ い。 2 受験票には、何も記入しないでください。 3 試験時間は2時間で、試験問題は問1~問30です。 4 試験開始後、1時間以内は退室できません。 試験時間終了前に退室するときは、着席のまま無言で手を上げてください。 試験監督員が席まで伺います。 なお、退室した後は、再び試験室に入ることはできません。 5 試験問題はお持ち帰りください。

(2)

問 1 労働衛生管理に関する次の措置のうち、作業管理に該当しないものはどれか。 (1)特定化学物質の取扱いに関する作業規程の作成 (2)振動障害予防のためのチェーンソー作業の作業時間の管理 (3)有害物質への個人ばく露濃度の測定 ○(4)有害物質を取り扱う設備の密閉化 (5)有機溶剤を取り扱う業務における呼吸用保護具の使用 問 2 有機溶剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)有機溶剤の蒸気は、一般に比重が空気よりも大きく、低いところに滞留す る傾向がある。 (2)有機溶剤の経気道吸収は、肉体的に激しい労働強度の労働を行うと多くな る。 (3)蒸気圧が低く、脂溶性が高い化学物質は、皮膚からの吸収に注意が必要で ある。 ○(4)日本産業衛生学会の許容濃度の数値は、毒性の強さの相対的比較の尺度と して用いられる。 (5)テトラクロロエチレンは、発がん性が疑われている。 衛生一般 1/17

(3)

問 3 じん肺に関する次のイ~ニの記述について、正しいもののみの組合せは(1) ~(5)のうちどれか。 イ じん肺では、肺内に線維組織が増殖する。 ロ けい肺では、主として下肺野から病変が生じる。 ハ 有機粉じんについては、日本産業衛生学会の許容濃度が設定されている。 ニ ここ数年のじん肺健康診断受診者の有所見率は、3%を超えている。 (1)イ ロ ○(2)イ ハ (3)ロ ハ (4)ロ ニ (5)ハ ニ 問 4 電離放射線による生体影響などに関する次の記述のうち、誤っているものは どれか。 ○(1)晩発影響である白内障は、確率的影響に分類される。 (2)確定的影響では、被ばく線量の増加とともに、影響の重篤度が増大する。 (3)等価線量の算出に用いられる放射線加重係数は、α線の方がβ線より大き い。 (4)脳は、放射線感受性の低い組織として扱われる。 (5)実効線量は、確率的影響を評価するための量である。 衛生一般 2/17

(4)

問 5 減圧症に関する次のイ~ニの記述について、正しいもののみの組合せは(1) ~(5)のうちどれか。 イ 急激な減圧では、空気塞栓症や肺の破裂が起こる。 ロ 内耳・前庭機能障害として、めまいや平衡機能障害が生じる。 ハ ベンズと呼ばれる皮膚の痛みや発疹が生じる。しん ニ スクイーズと呼ばれる前胸部痛、呼吸困難などの呼吸器症状が生じる。 ○(1)イ ロ (2)イ ハ (3)イ ニ (4)ロ ニ (5)ハ ニ 問 6 酸素欠乏症及び硫化水素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはど れか。 (1)海水が滞留している暗きょの内部の作業では、酸素欠乏症及び硫化水素中 毒のおそれがある。 (2)空気中の酸素濃度が16 %程度以下になると、頭痛、吐き気などの自覚症 状が現れ、10 %程度以下になると、意識消失やけいれんが現れる。 (3)鉄(Ⅱ)塩類を含有している地層と通じているずい道の内部の作業では、酸 素欠乏症のおそれがある。 (4)高濃度の硫化水素を吸入すると、意識消失、呼吸麻痺などが現れる。ひ ○(5)硫化鉱、魚油を入れてあるタンクの内部の作業では、硫化水素中毒のおそ れがある。 衛生一般 3/17

(5)

問 7 厚生労働省の「騒音障害防止のためのガイドライン」に関する次のイ~ニの 記述について、正しいもののみの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 イ 定期健康診断は、6か月以内ごとに1回、定期に行う。 ロ 雇入時等健康診断においては、選別聴力検査を実施する。 ハ 3分法平均聴力レベルは、1,000Hz の聴力レベル、2,000Hz の聴力レベ ル及び4,000Hz の聴力レベルを合算して3で割った値である。 ニ オージオメータによる選別聴力検査は、1,000Hz については 30dB、 4,000Hz については 40dB の音圧の純音が聞こえるかどうかの検査を行う。 (1)イ ロ ○(2)イ ニ (3)ロ ハ (4)ロ ニ (5)ハ ニ 問 8 職場における熱中症予防対策に関する次の記述のうち、適切でないものはど れか。 ○(1)日射がない屋内作業場でWBGT 値を求める場合には、乾球温度と自然湿 球温度を測定する。 (2)抗うつ薬の服用は、熱中症の発症に影響を与えるおそれがある。 (3)心機能が正常な労働者については、1分間の心拍数が180 から年齢を引い た値を数分間継続して超える場合は、熱へのばく露を止めることが必要であ る。 (4)熱へのばく露が中断すると、4日後には熱への順化の顕著な喪失が始まり、 3~4週間後には完全に失われる。 (5)二層の布製の服を着て暑熱環境で作業をしている場合には、求められた WBGT 値に補正値を加える。 衛生一般 4/17

(6)

問 9 VDT 作業の視環境としてのディスプレイ画面に関する次の記述のうち、誤 っているものはどれか。 (1)画面における照度とは、画面に入射する光の明るさのことである。 (2)一般に、画面は紙に比べて拡散反射率が低い。 (3)画面に照明器具が映り込んで生じるグレアは、間接グレアである。 (4)画面の表面を粗くする処理をしても、反射光の総量は処理前とほとんど変 わらない。 ○(5)画面のコントラストは、画面から測定者までの距離に依存する。 問10 疫学に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)生態学的研究では、ばく露要因と疾病との相関関係について検討する。 ○(2)横断研究は、ばく露要因と疾病との関連の時間性が保証される研究デザイ ンである。 (3)症例対照研究では、オッズ比を用いてばく露要因と疾病との関連性の強さ を求める。 (4)コホート研究では、ばく露要因と複数の疾患との関連について検討できる。 (5)介入研究は、ばく露要因と疾病との因果関係を証明するのに適した研究デ ザインである。 衛生一般 5/17

(7)

問11 有害要因についての健康診断の所見に関する次の記述のうち、誤っているも のはどれか。 (1)騒音による聴力低下は、3,000 Hz 以上の高音域の聴力低下を特徴とする ことが多い。 (2)紫外線による眼障害では、眼痛、結膜充血、流涙などを主訴とするびまん 性表層角膜炎が認められる。 ○(3)米杉、ネズコ、リョウブ及びラワンの粉じんによる健康障害は、主にじん 肺であるので、胸部エックス線直接撮影が健康診断において有効である。 (4)引金付工具による健康障害の自覚症状は、主に肩こりなどの頸肩腕症状、けい 背痛、手指のしびれ、痛み、こわばりなどである。 (5)有機りん剤による健康障害の自覚症状は、多汗、縮瞳などであり、血清コ リンエステラーゼ活性値の低下が起こる。 問12 厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において、産業 医の役割として示されていないものは、次のうちどれか。 ○(1)労働者の適正配置に関して決定すること。 (2)事業場の心の健康づくり計画に基づく対策の実施状況を把握すること。 (3)就業上の配慮に関して事業者に必要な意見を述べること。 (4)専門的な相談・対応が必要な事例について事業場外資源との連絡調整に関 与すること。 (5)長時間労働者等に対する面接指導等を実施すること。 衛生一般 6/17

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問13 物理的因子と障害の部位との次の組合せのうち、適切でないものはどれか。 ○(1)騒音 ……… 三半規管 (2)赤外線 ……… 水晶体 (3)電離放射線 ……… 骨髄 (4)振動 ……… 末梢神経しょう (5)減圧 ……… 中枢神経 問14 加齢による生理機能などの一般的な変化に関する次の記述のうち、誤ってい るものはどれか。 (1)身体の総水分量は、減少する。 (2)平衡機能は、低下する。 (3)基礎代謝は、低下する。 ○(4)短期の記憶力及び長期の記憶力は、ともに著しく低下する。 (5)最大酸素摂取量は、運動習慣の有無にかかわらず低下する。 衛生一般 7/17

(9)

問15 有害物と健康障害との次の組合せのうち、誤っているものはどれか。 (1)クロム酸 ……… 鼻中隔穿孔 せん (2)マンガン ……… パーキンソン症候群 ○(3)コールタールナフサ ……… 白斑 (4)ベンゼン ……… 汎血球減少 (5)メチルセロソルブ ……… 貧血 問16 有害物とそれに起因するがんとの次の組合せのうち、誤っているものはどれ か。 (1)1,2-ジクロロプロパン ……… 胆管がん ○(2)ベンジジン ……… 皮膚がん (3)石綿 ……… 肺がん (4)クロム酸塩 ……… 肺がん (5)ベンゼン ……… 白血病 衛生一般 8/17

(10)

問17 作業環境測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)気温及び湿度の測定に0.5 度目盛りのアスマン通風乾湿計を用いた。 (2)ふく射熱の測定に0.5 度目盛りの黒球寒暖計を用いた。 ○(3)気温、湿度及びふく射熱を単位作業場所の中央部の床上100 cm の位置で 測定した。 (4)騒音測定を、等価騒音レベルが測定できる騒音計を用い、周波数補正回路 をA 特性に設定して行った。 (5)A 測定における等価騒音レベルの測定時間は、1測定点につき 10 分間以 上の継続した時間とした。 問18 局所排気装置などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)粉じんの種類によっては、気中にある場合には危険性が小さいが、集じん 装置の中で堆積状態になったときに発火・爆発する可能性がある。 (2)囲い式フードの一種であるブース式フードは、開口面の周りの壁が、フラ ンジやバッフル板として働くため、外部の乱れ気流の影響を受けにくく、一 般に外付け式フードに比べてより少ない風量で効果が得られる。 ○(3)管理濃度は、作業者の呼吸域の濃度を安全な範囲にとどめるための局所排 気装置などに求められる性能要件として定められた値である。 (4)制御風速とは、有害物質の拡散の限界点又は拡散範囲の特定点において、 当該有害物質又はこれにより汚染された空気を捕捉し、これらをフードの開 口部に入れるために必要な最小風速をいう。 (5)プッシュプル型換気装置は、有害なガス、蒸気などの発散面が広いときに は、局所排気装置よりも有効である場合が多い。 衛生一般 9/17

(11)

問19 有害物質の作業環境測定及び作業環境評価に関する次の記述のうち、誤って いるものはどれか。 (1)B 測定は、有害物を発散するおそれのある装置や設備の近くで行う作業な ど気中有害物質が高濃度となるおそれのある特定の場所における測定である。 (2)A 測定の測定点は、縦横6 m 以内ごとに等間隔に線を引き、原則として その交点の床上50 cm 以上 150 cm 以下とする。 (3)A 測定の測定点の数は、原則として5以上とする。 (4)1つの測定点における試料空気の採取時間は、原則として10 分間以上の 継続した時間とする。 ○(5)A 測定及び B 測定を実施した場合、B 測定の測定値が管理濃度の 1.5 倍を 超えるときは、A 測定の結果にかかわらず第2管理区分に区分される。 問20 厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に関する次の記述のうち、 適切でないものはどれか。 (1)立ち作業では、長時間の連続した立位姿勢保持を避けるため、腰掛け作業 など、他の作業を組み合わせる。 (2)立ち作業が長時間継続する場合には、椅子を配置し、作業の途中で腰掛け て小休止・休息が取れるようにする。 ○(3)腰掛け作業では、椅子に浅く腰を掛けて、履物のかかとが床に接する姿勢 を基本とする。 (4)腰掛け作業では、椅子と大腿下部との間に手の指が入る程度のゆとりがあたい り、大腿部に無理な圧力が加わらないようにする。 (5)腰掛け作業では、肘を起点として円弧を描いた範囲内に作業対象物を配置 する。 衛生一般 10/17

(12)

問21 有害性調査制度に用いられる試験に関する次の記述のうち、誤っているもの はどれか。 (1)変異原性試験は、がん原性のスクリーニングのために行われる。 (2)変異原性試験には、エームス試験がある。 ○(3)エームス試験には、哺乳類の培養細胞が用いられる。 (4)変異原性があってもがん原性があるとは限らない。 (5)がん原性があっても変異原性があるとは限らない。 問22 安全データシート(SDS)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)SDS は、化学品の危険有害性、適切な取扱い方法などに関する情報を供給 者側から受け取り側の事業者に伝達するためのものである。 (2)SDS の記載事項には当該化学物質に適用される法令に関する事項が含ま れている。 (3)SDS の記載事項には流出その他の事故が発生した場合の応急措置に関す る事項が含まれている。 ○(4)SDS の記載事項である危険性又は有害性の要約は、混合物の場合には個 々の物質ごとに記載するのが原則である。 (5)SDS には化学物質を譲渡又は提供する者の氏名、住所及び電話番号を記 さなければならない。 衛生一般 11/17

(13)

問23 作業場などの設計に関する次の記述のうち、人間工学的観点からみて適切で ないものはどれか。 (1)作業場内の人専用通路の幅を最も大柄な作業者にもゆとりがあるように決 めた。 ○(2)照明を効率的に利用するために、壁や天井には明るく光沢のある素材を使 用した。 (3)システムが正常に動作しているときには、計器盤の複数のメーターの針が 同方向を指すように設計した。 (4)見やすさを考え、最も重要な情報を表示する計器類をオペレーターの目の 高さから30 度程度下方の制御パネル上に配置した。 (5)中高年者が使う作業台を、若年者に適した明るさよりも明るくなるよう照 らした。 問24 厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」の別紙「作業態様別の対 策」の「Ⅰ 重量物取扱い作業」に関する次のイ~ニの記述について、適切で ないもののみの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 イ 満18 歳以上の男子労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重 のおおむね40 %以下となるように努める。 ロ はい付け作業では、はいを肩より上で扱い、はいくずし作業では肩より 下で扱う。 ハ 腰部保護ベルトは、全員に使用させるようにする。 ニ 長時間の車両運転の後は、小休止やストレッチングをしてから積み下ろ し作業をする。 (1)イ ロ (2)イ ハ (3)イ ニ ○(4)ロ ハ (5)ハ ニ 衛生一般 12/17

(14)

問25 労働衛生保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 ○(1)化学防護服、化学防護手袋及び化学防護長靴は、労働衛生保護衣類である。 (2)第一種耳栓は主に高音を遮断するため、装着しても会話が可能である。 (3)一般に防毒マスクの吸収缶の破過時間は、30 ℃程度の高温環境下では長 くなる。 (4)防じんマスクなどのろ過式の呼吸用保護具は、酸素濃度15 %の環境下で は注意して使用する。 (5)電動ファン付き呼吸用保護具は、給気式の保護具である。 問26 厚生労働省の「安全衛生教育等推進要綱」に関する次の記述のうち、適切で ないものはどれか。 (1)外国人労働者が労働災害防止等のための指示等を理解することができるよ うに、必要な日本語や基本的な合図、安全衛生標識、掲示等についても習得 させるようにする。 (2)安全衛生教育の対象者には、「労働者の心の健康の保持増進のための指針」 に定める事業場内産業保健スタッフが含まれる。 ○(3)労働者の高齢時教育の実施時期は、対象者がおおむね55 歳に達したとき とする。 (4)海外派遣労働者については、派遣元企業において、派遣前に現地での職域 及び生活環境における安全衛生事情に関する知識を付与することが重要であ る。 (5)十分な安全を確保した上で、作業に伴う危険性を体感させるような教育等 や日々の危険感受性を向上させる教育等も有効である。 衛生一般 13/17

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問27 我が国の労働衛生統計に関する次のイ~ニの記述について、正しいもののみ を全て挙げたものは(1)~(5)のうちどれか。 イ 厚生労働省の「定期健康診断結果調」によると、常時50 人以上の労働 者を使用する事業場における定期健康診断において、所見のあった者の割 合(有所見率)は、近年は30 %台で推移している。 ロ 厚生労働省の「特殊健康診断結果調」によると、法定の特殊健康診断 (じん肺健診を除く。)の有所見率は、近年は4%台となっている。 ハ 5年ごとに実施されている厚生労働省の労働者健康状況調査によると、 強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は、平成9年以降は 約3割前後で推移している。 ニ 厚生労働省の「業務上疾病調」によると、業務上疾病者数のうち災害性 腰痛などの負傷に起因する疾病者数の割合は、近年は約3割となっている。 (1)イ ロ ニ (2)イ ハ ○(3)ロ (4)ハ ニ (5)ニ 衛生一般 14/17

(16)

問28 安全管理などに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。 (1)安全とは、許容不可能なリスクがないことをいい、危害を引き起こすおそ れがあると思われるハザードから守られている状態をいう。 (2)労働災害が発生した場合においては、法令に基づいて被災者に支払われる 労災保険による補償費と、これ以外の損失及び費用を比較すると、一般に後 者の方が大きい。 ○(3)ライン型の安全管理は、スタッフ型に比べて、指示、改善策などが速やか に徹底されにくい傾向がある。 (4)ライン型の安全管理は、スタッフ型に比べて、日常の業務に追われて安全 知識や安全情報を自ら身に付けることが難しく、それぞれのラインの管理・ 監督者の安全指導能力により格差が生じやすい。 (5)ラインの安全管理者は、ラインにおける安全管理業務について責任を持つ ため、自己の管理範囲内の職場の安全に関する問題点について知っていなけ ればならない。 衛生一般 15/17

(17)

問29 労働安全衛生マネジメントシステムの運用に関する次の記述のうち、適切で ないものはどれか。 (1)日常的な点検とは、安全衛生計画が着実に実施されているかどうか、安全 衛生目標は着実に達成されつつあるかどうかなどについて、安全衛生計画な どの実施項目の担当部門が、自らの部門の点検を行うことである。 (2)安全衛生目標は、一定期間における達成すべき到達点を明らかにするもの であり、到達の度合いを客観的に評価できるように、できるだけ数値で設定 する。 (3)計画―実施―評価―改善というサイクルを回すために、日常的な点検、シ ステム監査及び事業者による全般的な見直しという3つの評価・改善を行う。 ○(4)事業場外部の者によるシステム監査は、事業場内部の者によるシステム監 査に比べて、監査テーマを特定して、実態を詳しく調査し、評価することが できる。 (5)安全衛生計画及びこれを実施する手順、システム監査を実施する手順等を 明文化する場合には、文章による記述、表、フローチャート、定型書式など により、誰が、いつ、何を、どのようにするのかということを明確にする。 衛生一般 16/17

(18)

問30 厚生労働省の「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指 針」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 ○(1)リスクとは、「危険性又は有害性」のことで、ILO において「危険有害要 因」と表現されているものに相当する。 (2)リスクの見積りは、必ずしも数値化する必要はなく、相対的な分類でも差 し支えない。 (3)リスクの見積りは、ILO の化学物質リスク簡易評価法(コントロール・バ ンディング)等を用いて行うことができる。 (4)個人ばく露濃度をばく露限界と比較する手法によりリスクを見積もった結 果、ばく露濃度がばく露限界を相当程度下回る場合は、リスク低減措置を検 討する必要はない。 (5)リスクの低減措置の検討においては、化学物質等の有害性に応じた有効な 保護具の使用よりも、作業手順の改善、立入禁止等の管理的対策を優先する。 (終 り) 衛生一般 17/17

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