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(:女子医学研究第21巻・第3号頁110−111昭和26年8月)血清沃度三値の’
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(1)健人血清沃度酸値のエe一テノレ移行部に就て
緒 大阪大学医学部生化学教室 (主任 市原硬教授) 言市 川 民 慈 子
イチ カワ タミ ジ =(受付昭和25年12月6日)
血清沃度買値測室法は近野氏の創案に係わる。氏は沃度酸のAdrenalin酸化作用を応用して血
中Adrenalin酸化に:要する』沃度酸量を定める事 により間接に測定目的を達せんとせしが,血中に 出現する物質に:して生気的若くは化学的にAdre一・・1i・様の㈱槻わし或は反励呈する露髄1。上澄灘融箔灘蘇翻壱。て・。lf。sal,y1島
本測定法に:関わる事が明かとなり,一括して此等をAdrenalin檬物質と総称せり。然るに杉田氏
始め諸氏の研究の進むにつれ沃度酸に反応する物 質は決して上記物質のみならす,一定の尿成分, 一定の蛋白中間新陳代謝産物等で糖質・脂肪質に 関係なき事が知られ,血清沃度酸直は中間代謝を 総括的lc窺知する便法と考えられるに到れり。此 の故に本法が西垣氏により改良せられるに到り, 臨床的にも広く用いらる。次に古武掛人氏は,尿のJod酸Keto値の測定方法を卑し,谷口氏は
Tyrosinを与えて本Keto値の上昇を認めたり。古武先生は之に基づき,Jod酸値は專らKeto酸
による事を唱えられたり。然れども島及び薄のPepton吸牧及びTryptophan吸牧,東海林の
Acetyltryptophan注射,中西のTryptbphanに
Oidiumlactisを作用せしめたる場合等には著明
に沃度酸値の上昇を見るものにして,Amino酸
自身のJod酸に関わる事が思われる故に,独り
Keto酸のみに本値:を帰し難iし。 ’ 一余は以上の考慮のもとにJod酸値に関係する
物質を知らんと欲し從來の成績を再検討せんと企 て・、先づ血清沃度酸値:をAether一溶解部及び不溶 解部に分ちて検討せり。実験方法
沃度血糖値、(G・W・)の測定並に試藥は西垣溝に準ぜ り。験体は血液を滅菌乾燥注射器にて午前10時より正 午迄の聞に前搏肘静脈より採血,血液2。Occに対し,W・lf「何心飴液16・Occを5喚至100cc内容の
Erlenmeyerkolbenに取り充分振撮し4分聞以上放置後 N/31 2sO42.Occを振噛しつ曳加へ,直ちに遠心分離 により沈澱を生ずべからず。濾液5.Occを1 agedorm 血管に取りMikrobtiretteを使用し正確に. N/200 K:JOs .2.Occを滴下,豊島支持器を用ひ100。C浴中に煮沸す る事15分置15%H2SO42ccを加へ直ち}こ冷水中に移 し,充分冷却するを待ち5%KJ Q.5ccを加へN!200 Na2S203にて澱粉液を標示藥として滴定す。計算は全 血液0.50ccのN/200 KJO3の消費量を以て表はせり。 玖に余は非エーテル溶解部即ち残値(R,W.)測定の 目的でエーテルを使用せり。 エーテルを先づ10%H2 SO4,次で10%NaOHで洗1鎖し,有機物除去の目的で 更に∫KMnO4を用ひ分注慮斗にて振出,更に水洗後蒸 溜を底ひ,沸点35。cのものを選び5% KJ液を約1/3量 加へ酷酸酸性となし放置1時間以上,黄色を呈せぬ純粋 物のみを使用せり。G・W・測定に胴ひし残の濾液を分 注濾斗に移し,30%H2SO41滴にてコンギーロート酸 性とし,3倍量のエ6テルにて2分間充分振畳後,非工 Pテル溶解部を小Becher或は試管に移し,60∼700C に保てる重盈煎上にて徐々に完全にエーテルを蒸発さ せ,冷却後5.Occを取り,以後はG・W・と同様に扱へ り。三値と残値の差は即ちエーテル移行値(Ae. W・)な り。かくて血液中エーテルに溶解する物質にして沃度 酸に反応する物を全部Ae, W.として現はした“b L実験成績
健者,男』30名,女20名に就ての成績は次の 如し。 一 ],10 一一21一
G.w. 1. 0.121 2. 0.119 3. 0.128 4. Ogユ38 5. ・ O.127 6. 0.149. 7. 0.149 8. 0.122 9. ’ O.117 10. 0.095 11. 0.127 12. 0.106 13. 0.143 14. 0.100 15. 0.150 16. 0.101 一 17. 0.148 18:. O.140 19. 0.154 20. 0.125 21. ・ O.145 22. 0.148 23. 0.116 24. 0.143 25. 0.127 26. 0.148 27. 0.138 28. 0.106 29. 0.103 30. 0.116 男 R. W. Ae. W. O.107 O.014 0.079 O.040 0.108 O.020 0.128 O.OIO・ O.085 O.042 0.085 O.064 0.095 O.054 0.111 O.Oll O.053 O.064 0.053 O.042 0.085 ・O.042 0.078 O.028 0.071 O.072 0.060 O.040 0.135 O.015 0.082 O.019 0.125 O.023 0.106 O.034 0.121 O.033 0.120 O.005 0.140 O.005 0.142 O.006 0.100 O.016 0.138 O.005 0.080 O.047 0.127 O.021, 0.117 O.021 0.053 O.053 0.098 O.005 0.loo e.016 Ae・ W・ ./ ”n’@’黶f.’ ;一一/e G. W. ll 33 15 .7
33 42 ’ 369
54’ 44 33 26 50 40 10 18 16 24 214
3
4
133
37 14 15 ・ 504
14 汝 G.W. R. W. Ae. W.O.136 O.106 O.030 0.134 O.096 O.038 0.125 O.115 O.OIO O.143・一 O.124 O.019 0.148 O.134・ .O.O14 0.147 O.133 O.014 0.096 O.064 O.032 0.156 O.135 ’ O.021 0.131 O.093 O’LO38 0.112 O.082 O.030 0.121 O.106 O.015 0.142 O.116 O.026 0.145 O.128 O.017 0.148 O.133 O.015 0.148 O.12’ P O.027 0.130 O.080 O.050 . O.135 O.102 O.033 0.159 O.138 O.021 0.160 O.115 O.045 0.124 O.113 O.Oll
表1 二者50名の血,清沃度酸値の準均値
Ae. W. (S.xtW.% 22− 28 8 13 9 9 33 13 te 26 12 18 11 10 18 27 24 13 28・. 9沃度酸総値
男 女 O.128 t O.137 残 響 一、一ウル断副エーテル癖・%・[
総甲均 O.099 O.112 O.132±Q.015 O.106±O.02’n O.029 O.025 0.026土0.014 ’22 18 20±11 表II 健者50名の血清沃度酸三値とエP・一テル移行峯の分布状態1沃度酸毒1稽禦
0.100以下 0・ O.101−0.150 [ 8 o 5 0.151以上 0 0合計(名)18 5
・総計(名)Ii
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