JAIST Repository: 研究技法習得の足場かけとしての文献レビュー学習支援
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(2) 研究技法習得の足場かけとしての文献レビュー学習支援. 1910047. 大谷. 宏行. 研究技法の学びは、研究活動を通じて、研究に関する知識を獲得し、知識を統合しながら 自らの研究を価値づけていく過程である。しかし、研究に関する書籍を読むことや講義を受 講することで、知識を獲得することはできるが、自分の研究活動において、それらの知識を 統合して活用することは難しい.その原因として、研究技法が、研究活動の文脈に埋もれ、 表現されないといった研究技法の暗黙性が指摘されている(永留ら,2011)。それによって、 学術一般の研究技法・学会特有の研究技法・研究分野の研究技法といった様々な研究技法の 特性を捉え、自分の研究と関係づけることで自分の研究を価値づけることは容易ではない。 そういった難しさに対して、本研究では、文献レビューの学習に着目する。ここでの文献 レビューは、研究を学術の系譜に位置づける活動と定義する。適切に文献レビューを行うた めには、自分の研究の特性を捉えること、その特性を踏まえた、先行研究と関連付けること が求められる。すなわち、適切に文献レビューを行うには、学術一般の研究技法・学会特有 の研究技法・研究分野の研究技法の関係性をよく考え、研究分野の特性を考えることが必要 である。しかし、関係性を考えること、文献レビューを行うことは、初学者にとって、容易 ではない。本研究では、適切に文献レビューを行うために、文献レビューを通じて、学ぶべ き研究技法の概念体系を作成し、研究技法の気づきを与えると共に、どのように文献レビュ ーを行うかを示す必要があると考えた。 本研究では、文献レビューに関する概念体系を作成し、それを基礎としたパターンをデザ インする。それらを足場とした、研究技法習得のための文献レビュー演習をデザインする。 そのデザインに基づいた文献レビューの添削演習を設計し、その演習に用いる教材のプロ トタイプを作成することを目指す。その文献レビューの添削演習を有識者によるレビュー によって、分析する。.
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