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第23回日本病態プロテアーゼ学会学術集会開催報告 利用統計を見る

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Academic year: 2021

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第 23 回日本病態プロテアーゼ学会学術集会開催報告

学術集会長 山梨大学医学部内科学講座第 3 教室 北村健一郎  外気温が 40℃を超える灼熱の暑さの中,第 23 回日本病態プロテアーゼ学会学術集会を 8 月 3 日∼ 4 日にベルクラシック甲府で開催させていただきました。交通の便の悪い地方都市開催 かつ近年稀に見る酷暑という状況ではありましたが,お陰様をもちまして 114 名の先生方の ご参加をいただくことが出来ました。  本年は「プロテアーゼ関連創薬に向けた病態解明と創薬基盤」をテーマに多くの企画を 立てさせていただきました。特別講演としてはAIDS 治療薬を世界で初めて発見し,現在も HIV のプロテアーゼ阻害薬の開発で世界をリードしていらっしゃる国立国際医療研究セン ター研究所長の満屋裕明先生をお招きし,NIH での治療薬開発のエピソードや NHK で放送 された満屋先生の特集番組の映像を交えながら,最新の研究成果をご紹介いただきました。 教育講演では概日リズムによるアレルギー制御機構の研究の第一人者でいらっしゃる山梨大 学医学域長の中尾篤人先生にアレルギー疾患の発作時刻と時計遺伝子の関係を含めて大変興 味深い切り口のご講演をいただきました。ワークショップ「プロテアーゼ阻害薬の最前線」, シンポジウム「膜結合型プロテアーゼ/ プロテアーゼインヒビターの最先端」の詳細はオーガ ナイザーの先生方からのご報告をご参照いただきたいと思いますが,こちらも非常に充実し た内容で,多くのディスカッションが繰り広げられました。ポスター発表のセッションでは 31 演題のご応募をいただき,若手からベテランの先生方まであちらこちらで外気温に負けな いぐらいの熱い議論が交わされていました。サイエンスの前では年齢は関係なく平等である という姿勢が反映された素晴らしいセッションだったと思います。非常にレベルの高い発表 ばかりで,若手奨励賞の選考においては多くの審査員の先生方が頭を悩ませていらっしゃい ました。その中でも,滋賀医科大学の岩﨑広高先生と山梨大学の石井俊史先生が見事に受賞 されました。選考に漏れた先生方の演題も僅差でしたので,本学会の若手研究者の層の厚さ と質の高さが窺われました。また来年度を目指して研究に精進していただきたいと思います。 今年は学術集会の運営資金確保の目的もあり,ランチョンセミナーを 2 つ開催させていただ きました。一つはVaspin とい serpin についてのセミナーを岡山医療センターの肥田和之先 生に,もう一つはDPP4 についてのセミナーを名古屋大学の坂東泰子にお願いいたしました。 どちらも本学会の領域と深くかかわる内容で,大変勉強になりました。意見交換会におきま しては,ワイン王国山梨県を少しでも知っていただきたく,山梨大学ワイン科学研究センター が開発に携わった山梨大学ワインを始めとして数々の山梨県産ワインをご用意させていただ きました。参加者の皆様からは山梨のワインは素晴らしいとお褒めの言葉をいただき,大変 ありがたく存じます。  このように盛会にうちに第 23 回学術集会を終えることができましたのも,ひとえに小林理 事長を始めとした学会役員・評議員の皆様,学会員の皆様のお力添えの賜物と存じます。こ の場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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2019 年 3 月

山梨大学大学院 総合研究部 医学域 臨床医学系 内科学 3 教授

第 23 回日本病態プロテアーゼ学会学術集会 会長 北村 健一郎

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