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甲状腺(JABTS)一般口演 Department of Clinical Laboratory, Kitasato University Hospital 2 Department of Laboratory Medicine, Kitasato University School of Medi

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(1)

一般口演

甲状腺(JABTS)

一 般 口 演

甲状腺(JABTS)

症例

90

-甲-

001

-

005

診断

90

-甲-

006

-

012

(2)

症例は63歳女性.2016年9月頸部違和感と圧痛を認めたため前医 を受診し,エコーで甲状腺左葉に多発高エコーを伴う約2cm大の 結節を指摘され,甲状腺癌が疑われた.10月精査目的に当科を受 診し,エコーで左葉に24×32cm大の形状不整,境界不明瞭で内 部エコーは点状高エコーが散在する低エコー腫瘤を認め,一見乳頭 癌の所見で矛盾しなかったが,触診で腫瘤は軟らかく咽頭食道憩室 を疑った. 刺吸引細胞診では 平上皮細胞を認め, 刺針洗浄液 アミラーゼ値は1776U/lと上昇していた.造影CT検査で甲状腺左 葉に接してガスを含む憩室様構造があり造影効果は認めなかった. 上部X線造影検査では左頸部に約3cm大の憩室を認め,嚥下後バ リウムの貯留を確認することができた.上部消化管内視鏡検査で食 道入口部直下の頚部食道左側に食物残渣の詰まった憩室を認め,咽 頭食道憩室と最終診断した.診断後しばらく経過観察していたが, 頸部違和感を訴えることが多く,外科的治療の方針とした. 咽頭食道憩室は消化管憩室症の中で比較的まれで,発生頻度は0.1% と報告されている.下咽頭収縮筋と輪状咽頭筋の間に存在する

Killian間 (Killian三角部)から圧出するZenker憩室と,輪状咽

頭筋と食道縦走筋の間から圧出するKillian-Jamieson憩室に分けら れるが,いずれも圧出性の仮性憩室である.診断は主に上部X線造 影検査や頸部超音波検査で偶然発見されることが多いとされている. 特に頸部超音波検査では甲状腺背面の腫瘤像として確認することが でき,内部に多発高エコーを認めることから乳頭癌と誤認される可 能性があり,嚥下による残渣物の移動や食道との連続性の確認が重 要とされる.憩室は良性疾患で,自覚症状を呈することは少ないた め一般的には経過観察することが多いが,違和感,嚥下困難,逆流, 嘔吐,誤嚥,口臭,嗄声などの症状の他,憩室に起因する炎症,出 血, 孔を認める場合には外科的治療が必要となる. 今回比較的まれな咽頭食道憩室の一例を経験したため文献的考察を 含めて報告する.

エコー上乳頭癌との鑑別を要した咽頭食道憩室の一例

大石一行 高知医療センター乳腺甲状腺外科

A case report of pharyngoesophageal diverticulum

Kazuyuki OISHI

Breast & Thyroid Surgery, Kochi Health Sciences Center

【はじめに】

メトトレキサート(methotrexate:MTX)は,関節リウマチ(rheu

-matoid arthritis:RA)の治療薬としてRAに対する薬物療法の中心

的な役割を果たしている.他方,MTXの免疫抑制作用により,悪

性リンパ腫を含めたメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患(meth

-otrexate associated lymphoproliferative disorders :MTX-LPD)を惹起

することが報告されている.1991年のEllmanらによる報告後, MTX治療例の普及に伴い報告が増加し,現在ではRA治療ガイド ラインにおいてMTXの重篤な副作用の1つとなっている. 今回,MTX使用中RA患者の甲状腺にMXT-LPDを発症し,その 後自然退縮した1症例を経験したので本症例の超音波所見について 報告する. 【症例】 60歳代,女性,2年前から近医内科にてRAの治療目的でMTXを 内服していた.20××年7月頃より右頸部のひきつれと息苦しさ を自覚し,近医での超音波検査(US)にて甲状腺腫瘤を指摘され, 当院へ紹介受診となった.当院における初診時のUS所見では,甲 状腺は全体的に腫大し両葉および峡部に限局的に形状不整な低エ コー腫瘤やまだら状の低エコー域を認め,境界は明瞭かつ粗雑で一 部で切れ込み像を示していた.両側頸部および甲状腺周囲リンパ節 の腫脹も認められ,悪性リンパ腫が疑われた.血算および生化学検 査には著変を認めず,TSH,FT3,FT4,TgAbなども基準範囲を 示した.他方,sIL-2Rおよびサイログロブリンは高値を呈した. 初診時の検査所見から慢性甲状腺炎,悪性リンパ腫などが疑われた が,RAの治療歴からMTX-LPDの可能性も否定できず,同日より MTXを減量(2mg/W)し,さらに三週間後に中止し経過観察となっ た. 刺吸引細胞診(FNAC),PET/CTによる精査を行い,経過観 察後に寛解しなければ手術あるいは化学療法を行う方針となった. PET/CTでは甲状腺に腫瘤,FDG集積増加(SUVmax26.08)が認 められ,悪性リンパ腫の疑いとなった.FNACでは橋本病との鑑別 が困難な細胞所見であったが,核異型に乏しいものの悪性リンパ腫 の可能性は完全には否定できなかった.MTX減量後,約3週間の 経過観察で甲状腺腫は急激に改善を示し,3ヶ月後のUS所見では 甲状腺は軽度の腫大を呈したが,初診時に認められた腫瘤像は消失 していた.よって,MTX中止後の臨床経過および各種検査所見より, MTX-LPDと診断され,経過観察中の現在でも寛解を維持している. 【まとめ】 MTX投与中RA患者の甲状腺に発症したMTX-LPDのUS像は, 一般的な甲状腺悪性リンパ腫と同様の「形状不整」「まだら状(虫 い様)低エコー」や境界部の「切れ込み像」を示し,悪性リンパ 腫を疑わすUS所見であった.しかし,甲状腺US所見で悪性リン パ腫を疑う所見を認めた場合には,MTX-LPDを念頭におきRA治 療歴や本疾患の可能性も考慮したUSおよび所見の読影が重要と考 えられた.また,MTX-LPDは「医原性免疫不全症関連リンパ増殖 性疾患」の1つに分類されており,同様な病態はMTX以外の免疫 抑制剤によっても惹起される場合があるので,注意を要すると考え られた.

90-甲-002

甲状腺に発症したメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患の一症例について

宇治橋善勝1,中西久幸1,藤井 滋1,鈴木政子1,工藤令良1,柳原美智子1,槙田喜之1,棟方伸一1,狩野有作2 1北里大学病院臨床検査部,2北里大学医学部臨床検査診断学

One case of methotrexate-associated lymphoproliferative disorders that developed in thyroid gland

Yoshikatsu UJIHASHI1,Hisayuki NAKANISHI1,Shigeru FUJII1,Masako SUZUKI1,Rera KUDOU1,Michiko YANAGIHARA1,Yoshiyuki MAKITA1,

Sinichi MUNEKATA1,Yusaku KANOH2

1Department of Clinical Laboratory, Kitasato University Hospital,2Department of Laboratory Medicine, Kitasato University School of Medicine

一般口演

(3)

家族性大腸ポリポーシス(Familial Adenomatous Polyposis: FAP) は大腸ポリープ以外にも,胃,十二指腸・小腸,肝臓,胆管,膵臓, 甲状腺,副腎,脳,骨,皮膚などに腫瘍が発生することが知られて いる.また,胃や十二指腸のポリープの多発や,小児で肝芽腫が発 症することがある.今回,我々はFAPに対する予防的結腸切除後 に認めた肝細胞癌,甲状腺乳頭癌リンパ節再発の1例を経験し,そ の治療にLenvatinibが有用であったので報告する. 症例は41歳,男性.15歳時にFAPで予防的結腸切除を受けた. その後,23歳時に肝細胞癌が発見され,肝部分切除を受けた.そ の後,胃底腺ポリープを指摘され経過を観察されていた.35歳時 に施行した造影CT検査で甲状腺右葉に腫瘤性病変を指摘され,当 科を紹介・受診した.甲状腺腫瘍の 針吸引細胞診はClass Vであ り,乳頭癌が疑われた.患者さんと相談の結果,甲状腺亜全摘+ 頸部リンパ節郭清術(D2a)を施行した.病理組織診断は,甲状腺 乳頭癌,T3,N1b(8/16),M0=stage Iであった.その後,経過を観察 していたが,右no6リンパ節に腫大を認め,徐々に増大してくる ため,38歳時に残存甲状腺全摘術+リンパ節再郭清術を施行した. 40歳時に再度,頸部リンパ節に腫大を認めたためLenvatinibの投 与を開始した.治療法の適応・選択には超音波検査が最も有用であっ た.投与後3ヶ月でリンパ節は縮小した.投与後11ヶ月目の現在, PRを維持しており,重篤な有害事象もなく投薬継続中である. FAPには肝腫瘍や甲状腺癌が併発することが知られている.しか しながら,肝腫瘍は肝芽腫が発生することが多いとされ,本症例の ように肝細胞癌が発生する報告は少ない.また,FAPに併発する 甲状腺癌に対する治療方針は,確立されているとはいえず,今後の 症例の蓄積と治療成績の蓄積が待たれる.

HNPCCに併発した甲状腺乳頭癌術後リンパ節転移に超音波検査が有用であった₁例

櫻井健一1,2,藤崎 滋2,原由起子1,2,窪田仁美1,鈴木周平1,2,安達慶太1,増尾有紀1,榎本克久1,富田凉一2,平野智寛1 1日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科学分野,2医療法人社団藤崎病院外科

Usefulness of ultrasonography for lymph nodes metastases from papillary thyroid cancer caused by HNPCC: Report of a

case

Kenichi SAKURAI1,2,Shigeru FUJISAKI2,Yukiko HARA1,2,Hitomi KUBOTA1,Shuhei SUZUKI1,2,Keita ADACHI1,Yuki MASUO1,

Katsuhisa ENOMOTO1,Ryouichi TOMITA2,Tomihiro HIRANO1

1Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine,2Department of Surgery, Fujisaki Hospital

【背景】 原発性副甲状腺機能亢進症の根治治療は手術であるが,シナカルセ トの治療適応拡大により高齢患者を中心に内科治療が選択されるこ とが増えている.今回,原発性副甲状腺機能亢進症の診断で内科治 療を選択した症例の当院での治療経過をまとめたので報告する.症 例は2016年4月から同年12月の間に原発性副甲状腺機能亢進症と 診断された17名.全症例で超音波検査とMIBIシンチを施行し, 超音波検査は東芝Aplio500を用いて腫大腺の位置や個数,内部血 流を評価した.患者年齢や薬物副作用を考慮して手術,エタノール 局所注入療法,シナカルセト等の治療方針を決定した. 【結果】 17名中2名は機能亢進程度がごく軽微にて経過観察となり,6名が 手術(平均年齢56歳),9名が内科治療(平均年齢78.8歳)を選択 した.手術例1名で術後に残存を認めシナカルセト内服を要した. 内科治療群のうち2名がシナカルセト,1名がビスホスホネート内 服で加療となった.残り6名はエタノール局所注入療法を施行され, そのうち4名はエタノール局所注入後にシナカルセト内服を要した. シナカルセト投与された7名では4名でintact PTHの低下を,6名 でCa値の正常化を認めた.超音波所見ではシナカルセト投与前後 で腫大腺の大きさに変化は認めなかったが内部血流が低下する症例 を認めた. 【結論】 当院では高齢患者や局在診断不能の症例で内科治療が選択された. シナカルセトは一定の治療効果が得られているが,副作用のため増 量困難で効果不十分な症例も認めた.

90-甲-004

原発性副甲状腺機能亢進症に対する当院での内科治療の経過

南方瑞穂1,日高尚子1,重田真幸1,大黒晴美1,高橋克敏1,貴田岡正史1,2 1公立昭和病院内分泌・代謝内科,2イムス三芳総合病院内分泌・代謝・糖尿病内科

The course of medical treatment at our hospital for primary hyperparathyroidism

Mizuho MINAKATA1,Naoko HIDAKA1,Masayuki SHIGETA1,Harumi DAIKOKU1,Katsutoshi TAKAHASHI1,Masahumi KITAOKA1,2 1Endocrinal Internal Medicine, Showa General Hospital,2Endocrinal Internal Medicine, Imusu Miyoshi General Hospital

一般口演

(4)

【目的】 超音波造影剤は,血管内に投与された微小気泡と組織間で音響パル スの散乱が異なることを画像化することでその造影効果を得ており, 主に肝臓などの腫瘍性疾患の診断に用いられている.甲状腺結節性 病変の診断には,超音波B-modeと 刺吸引細胞診にて極めて高い 正診率が得られているが,甲状腺未分化癌,低分化癌など内部の壊 死を伴う結節性病変では,腫瘍内部の適切な 刺部の決定に難渋す ることがある.今回,壊死成分が多くを占め,超音波ガイド下での 刺吸引細胞診,針生検では適正な検体を得ることが困難であった 病変に対して,超音波造影剤を用いて 刺部位を決定し,良好な検 体を得ることができた症例を経験したため,画像を供覧しその有用 性について報告する. 【対象】 症例は74歳女性.甲状腺左葉から左内頚動脈,左鎖骨下動脈まで 達する巨大な甲状腺腫瘍に対して,前医で2回 刺吸引細胞診を施 行するも診断がつかなかったため,精査加療目的に当科を紹介受診 された. 【方法】 画像からは周囲組織への浸潤がみられ,早期の診断,治療を要する 状況であり,入院の上,針生検を施行した.CTで腫瘍中心部の造 影効果が乏しく中心部壊死していることが予想されたため,超音波 下に腫瘍辺縁の充実部分に対して 刺をおこなった.カラードプラ を用いて血流がある部位より検体を採取したが,壊死組織が多く癌 腫ではあるがその組織型に関しては診断困難との結果であった.確 実に検体を採取するために摘出生検も検討したが,大動脈弁置換術 後であり抗凝固剤も内服していたためリスクが大きいと判断し,針 生検を再検することとした. 【結果】 超音波造影剤を用いて腫瘍内に十分な血流がみられる部位を確認し 針生検を行い,病理学的検索にとって充分な適正な組織を得ること ができた.形態からは低分化癌の像であり,免疫染色の結果p63, p40が陽性であったため, 平上皮癌の診断となった. 【結論】 甲状腺未分化癌, 平上皮癌などは,急速増大するに従い内部血流 が低下し中心部が壊死に陥ることが多いため,腫瘍の辺縁から検体 を採取する必要があることは知られている.明らかな壊死部位は, B-modeでhypoechoicに描出され,カラードプラで血流がみられな いことなどで判断するが,カラードプラでは微細で低流速の血流ま で描出することができないこともあり,確実に検体を得られる部位 を同定することは難しい.超音波造影剤は微小気泡の平均径が2-5 μmと非常に小さく,血流のある組織の末梢まで十分到達可能であ るため,血管の描出のみならず組織Perfusionの血流評価をより正 確に行うことができる.今回の症例においては,腫瘍内で血流が維 持されている部位を正確に描出しピンポイントで 刺ができたため, 正確で安全な処置を行えた.また,手術を回避し患者負担を減らす ことが可能となった.超音波造影剤は適応症が限られていることも あり一般的に用いることは困難であるが,他に代替検査法がない場 合には,患者負担を減らし診断能を高めることができるため,甲状 腺結節性病変の診断,検査においてもその使用を検討する価値があ ると考えられる.

造影超音波を併用した針生検が診断に有用であった甲状腺癌の一例

中野賢英,福成信博,西川 徹,相田貞継 昭和大学横浜市北部病院外科

Core-Needle Biopsy with contrast enhanced ultrasound was useful for diagnosis of Thyroid cancer

Masahide NAKANO,Nobuhiro FUKUNARI,Toru NISHIKAWA,Sadatsugu AIDA Surgery, Showa University Northern Yokohama Hospital

【はじめに】 東日本大震災時の福島第一原子力発電所事故後,福島県では小児を 対象とした甲状腺超音波検査が行われ,47.9%に嚢胞性病変,1.4% に結節性病変が認められている.福島県以外の3県(青森,山梨, 長崎)で行われた調査でも,小児の甲状腺超音波検査での所見頻度 は福島県と同等であることが明らかとなった. 一方,成人においての甲状腺スクリーニングは触診が主であり,人 間ドックや集団検診で頸部超音波検査が行われることがあっても偶 発的に発見される甲状腺異常の頻度に関する報告は少ない.特に, 一般住民における超音波検査での甲状腺所見の頻度及びその意義に ついては十分なエビデンスは得られていないと考えられる. そこで我々は一般住民に対する頸動脈超音波検査を用いた動脈硬化 検診時に偶発的に発見される甲状腺所見の頻度およびその所見内容 を明らかにすることを目的として本研究を行った. 【対象と方法】 対象は長崎県北部地域における住民検診で動脈硬化健診を受診した 40−70歳の成人1,912人(男性698人,女性1,214人)とした.

使用機器はLOGIQ Book,6.3MHz probe(8L-RS)を用いた.検討

項目は甲状腺所見の頻度(嚢胞,結節)及び性別,年齢との関連を 明らかにすることとした. 【結果】 受診者全体の平均年齢は60.4±9.44歳で,男性62歳,女性59.4 歳であった.甲状腺有所見者は男性の40.7%,女性の59.5%で,甲 状腺嚢胞は全体の32.9%,結節は19.7%に認めた.サイズごとの頻 度は嚢胞では5mm以下が66%と最も多く,5mm-10mmで28%, 10mm以上が6%であった.結節は5mm以下が15%,5-10mmが 47%,10mm以上が38%で5mmを超える結節の頻度が高かった. 性別との関連については,全体として嚢胞が男性の26.4%,女性の 36.7%,結節が男性の14.6%,女性の22.9%に認められ,嚢胞,結 節のいずれにおいても有意に女性の有所見者の頻度が高かった.サ イズごとの比較では10mm以下の嚢胞及び5mm以上の結節におい て有意に女性で頻度が高かった.また,年齢でみると嚢胞は40歳 代 で21.5%,50歳 代 で31.3%,60歳 代 で36.7%,70歳 代 で 39.2%, 結 節 は40歳 代 で13.6%,50歳 代 で17.8%,60歳 代 で 23.4%,70歳代で19.4%に認められ,いずれも有意に高齢者での頻 度が高かった.サイズごと比較では10mm以下の嚢胞,5mm以下 の結節,10mm以上の結節において高齢になる程有意に頻度が高かっ た. 【まとめ】 福島県民健康調査で判明した小児の頻度と比較し,成人は 嚢胞の 頻度は低いが,結節の頻度が高かった.成人の嚢胞は小児よりもサ イズが大きく,一方結節はサイズが小さいものが多かった. 日本における一般住民に対する甲状腺超音波を用いたスクリーニン グ検査の報告は少ないため今回の研究結果は日本人一般成人の甲状 腺超音波検査所見の頻度を知るうえで有用と思われる.

90-甲-006

地域住民の頸動脈硬化健診における甲状腺超音波所見の頻度

山口 泉1,佐藤晋平2,門田耕一郎2,川尻真也2,清水悠路2,前田隆浩2,林田直美1 1長崎大学原爆後障害医療研究所放射線・環境健康影響共同研究推進センター共同研究推進部,2長崎大学大学院医歯薬学総合研究科先進 予防医学講座地域医療学分野

Frequency of thyroid ultrasound fi ndings in carotid arteriosclerosis screening of local general population

Izumi YAMAGUCHI1,Shimpei SATO2,Koichiro KADOTA2,Sin-Ya KAWASHIRI2,Yuji SHIMIZU2,Takahiro MAEDA2,Naomi HAYASHIDA1 1Division of Strategic Collaborative Research, Center for Promotion of Collaborative Research on Radiation and Environment Health Effects, Atomic Bomb

Disease Institute, Nagasaki University,2Department of Community Medicine, Nagasaki University Graduate School of Medicine

一般口演

(5)

【はじめに】 転移性甲状腺腫瘍は剖検例では比較的頻度が高いが,臨床的に診断 される症例は稀である. 原発巣は,剖検例では乳癌と肺癌が多く,臨床例では腎癌,乳癌, 肺癌,消化器癌の報告が多い.転移の機序には,血行性転移とリン パ行性転移があり,血行性転移は腎,乳腺,肺,消化管などの癌に 多く,リンパ行性転移は乳腺,肺,胃などの癌でみられる. 転移性甲状腺腫瘍は超音波検査で充実性結節を示すタイプ(結節 型)と,明らかな結節を示さず甲状腺全体あるいは広汎にびまん性 に広がるタイプ(びまん型)があるとされ,結節型は血行性転移を, びまん型はリンパ行性転移を反映していると考えられている. 稀に他臓器の癌が甲状腺の濾胞腺腫,濾胞癌,濾胞型乳頭癌などの 腫瘍内に転移する場合もある. 一般に転移性甲状腺腫瘍の予後は不良で,平均生存期間は15∼ 24ヶ月と報告されている. 転移性甲状腺腫瘍は,超音波検査での診断方法が確立されているわ けではない. 当院で経験した転移性甲状腺腫瘍についてその特徴を検討した. 【対象】 2005年1月から2016年11月までに当院で細胞診または手術を施 行され,転移性甲状腺腫瘍と診断された34症例(男性16例女性 18例,年齢の中央値は69.8±7.3歳)を対象とした. 原発臓器の内訳は腎癌14例,肺癌8例,食道癌3例,肝臓癌3例, 乳癌,大腸癌,顎下腺癌,それぞれ1例ずつ,原発不明3例( 平 上皮癌)であった. 【結果】 34症例中22症例が結節型,12症例がびまん型であった.11症例(結 節型3症例,びまん型8症例)では周囲の頚部リンパ節にも転移し ていた. 腎癌甲状腺転移は14例中13例が結節型で,肺癌は8例中5例がび まん型,食道癌は3例全例がびまん型であり,ほとんどが転移の機 序と一致していた. 結節型では濾胞性腫瘍や乳頭癌との鑑別が困難だった症例が多く, びまん型では慢性甲状腺炎や悪性リンパ腫との鑑別が困難であった. 【考察】 転移性甲状腺腫瘍は,超音波検査での診断方法が確立されていない ため診断に難渋する場合も多い.しかし,診断が困難だった症例も, 他臓器癌の既往がわかってから見直してみると,転移性甲状腺腫瘍 と診断できる症例もあった.何らかの特徴を示すことができれば今 後の診断に役立つと思われる.他臓器での癌治療の既往がある患者 は,転移性甲状腺腫瘍の可能性も念頭において検査する必要がある.

転移性甲状腺腫瘍の超音波像

宮本智子1,福島光浩2,太田 寿1,藪田智範2,小林 薫2,廣川満良3,中村浩淑4,宮内 昭2 1隈病院臨床検査科,2隈病院外科,3隈病院病理診断科,4隈病院内科

Ultrasonographic fi ndings of metastatic thyroid tumor

Noriko MIYAMOTO1,Mitsuhiro FUKUSHIMA2,Hisashi OTA1,Tomonori YABUTA2,Kaoru KOBAYASHI2,Mitsuyoshi HIROKAWA3,

Hirotoshi NAKAMURA4,Akira MIYAUCHI2

1Clinical Laboratory, Kuma Hospital,2Surgery, Kuma Hospital,3Pathology, Kuma Hospital,4Internal Medicine, Kuma Hospital

【目的】 甲状腺原発リンパ腫(以下リンパ腫)と慢性甲状腺炎とをBモー ド検査で鑑別することが困難な場合もある.今回Virtual Touch IQ (VTIQ)が両者の鑑別に有用かどうか検討した. 【対象と方法】 対象は2014年11月から2016年11月の期間にVTIQの評価を行っ た症例のうち,手術を施行し病理組織学的にリンパ腫と診断した症 例26例(男性4例,女性22例,年齢48∼89歳(中央値73.5歳)), びまん性甲状腺腫大があり抗Tg抗体または抗TPO抗体陽性から 臨床的に慢性甲状腺炎と診断した症例32例(男性8例,女性24例, 年齢38∼90歳(中央値69.5歳))の合計58例.リンパ腫と慢性甲

状腺炎の2群間でShear Wave Velocity(SWV)を比較した.SWV

は病変部の任意の4∼10ヶ所を縦走査で測定し,その平均値と変動 係数について検討した.診断装置はACUSON S2000(Siemens)を 使用した. 【結果】 SWVはリンパ腫2.78±0.47m/sec,慢性甲状腺炎2.90±0.73m/sec で有意差を認めなかった(p=0.73).測定部位の変動係数はリンパ 腫0.11±0.07,慢性甲状腺炎0.14±0.12で慢性甲状腺炎が大きい 傾向にあったが有意差を認めなかった(p=0.087). 【考察】 今回の検討では2群間に有意差を認めなかったが,症例数が少ない ため今後も症例の蓄積を行い更なる検討が必要である.

90-甲-008

Virtual Touch IQ (VTIQ)による甲状腺原発リンパ腫と慢性甲状腺炎との比較検討

仲本正人1,村上 司1,中口博允1,西嶋由衣1,檜垣直幸1,野口仁志1,野口志郎2 1野口病院内科,2野口病院外科

Differential diagnosis of primary thyroid lymphoma and chronic thyroiditis by Virtual Touch IQ

(VTIQ)

Masato NAKAMOTO1,Tsukasa MURAKAMI1,Hironobu NAKAGUCHI1,Yui NISHIJIMA1,Naoyuki HIGAKI1,Hitoshi NOGUCHI1,Shiro NOGUCHI2 1Internal Medicine, Noguchi Thyroid Clinic and Hospital Foundation,2Surgery, Noguchi Thyroid Clinic and Hospital Foundation

一般口演

(6)

【はじめに】 甲状腺濾胞性腫瘍は甲状腺癌取扱い規約で濾胞腺腫と濾胞癌に分け られる.いずれも濾胞上皮細胞由来で乳頭癌に特徴的な核所見はな く,細胞異形は良悪性の鑑別に寄与しない.濾胞癌の病理学的診断 には腫瘍細胞の被膜浸潤・脈管侵襲あるいは甲状腺外への転移のい ずれか少なくとも一つを確認することが必要であり,免疫組織化学 的発現を組み合わせた良悪性鑑別の試みや検査機器の精度の向上, 多様化により,さまざまなモダリティを用いて濾胞癌の特徴を術前 にとらえる試みがなされている.最近超音波機器の精度が向上しあ らたな手法としてSuperb Microvascular Imaging(SMI)という低流

速検出に優れた血流イメージ解析法が開発されさまざまな領域で検 討が行われている.今回この手法を用いて濾胞性病変を中心に甲状 腺腫瘍におけるSMIの有用性について検討した. 【対象と方法】 2015年10月から2016年12月に当科で手術加療を施行した甲状腺 濾胞性病変を対象に微細血流所見の特徴を検討した.内訳は濾胞腺 腫2例,腺腫様結節11例,機能性腺腫1例,濾胞癌もしくは濾胞 癌の疑い2例,炎症性線維組織1例である.各症例においてそれぞ れ に, カ ラ ー ド プ ラ よ り も 血 行 動 態 を 高 分 解 能 で 描 出 す る

Advanced Dynamic Flow(ADF)と新たに開発されたSMIの二つの

手法による腫瘍の血行動態を描出し,その特徴について比較を行っ た. 【結果】 濾胞腺腫や腺腫様結節,機能性腺腫では比較的血流の豊富な腫瘍で はADF,SMIの比較評価ではいずれも心拍に伴う描出は途切れるこ となく描出された.一方濾胞癌は疑いを含め2例と数は少ないもの の非常に血流が豊富であった.さらにADFとSMIの所見に相違が 見られ,ADFでは拡張期に血流信号の途絶を呈する部位が目立っ たがSMIでは途絶することなく血流が描出された. 【まとめ】 甲状腺濾胞性腫瘍に対してADFとSMIの所見に相違が見られた. 今後症例を重ね両者の鑑別における有用性について引き続き検討を 行う.

甲状腺濾胞性腫瘍に対するSMIの検討

下出祐造 金沢医科大学頭頸部外科学講座

Study of SMI for thyroid follicular tumor

Yuzo SHIMODE

Head and Neck Surgery, Kanazawa Medical University

【はじめに】 多発する甲状腺結節に併発した甲状腺乳頭癌は,診断が困難な場合 がある.特に乳頭癌が小さい場合,超音波のBモードやドプラに よる血流評価での特徴的所見を認めにくい.新しいエラストグラ フィーであるARFI imagingは,細やかな音響圧迫による微細な組 織変位を画像化するため,これまでに診断が難しかったこれらの症 例にも有用である可能性がある. 【方法】 当科でARFI imagingによる甲状腺結節の評価を開始した2014年8 月以降に,多発する腺腫様結節に併発した長径2cm未満の甲状腺 癌を対象とした.細胞診もしくは組織診で診断のついていないもの は除外した.ARFI imagingは過去に発表してきたようにグレースケー ルによる4段階評価とし,Grade1:白色,Grade2:正常部分と同じ

灰色,Grade3:周囲より暗い灰色,Grade4:黒とした.Grade3,4が

悪性診断として,対象甲状腺癌のAFRI imagingの有用性を評価した. 【結果】 対象となった症例は,12例であった.長径が10mm未満のものが 6例,10−20mmのものが6例であった.ARFI imagingの結果は, Grade3が4例(<10mm: 2例,10-20mm: 2例),Grade4が8例で あり,全例において悪性を示唆する所見であった. 【結論】 腺腫様結節に合併した甲状腺乳頭癌の検出に,ARFI imagingは有 用であった.

90-甲-010

腺腫様結節に併発した甲状腺癌診断に対するARFI imagingの有用性

福原隆宏,松田枝里子,堂西亮平,竹内裕美 鳥取大学医学部感覚運動医学講座耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野

Usefulness of ARFI imaging for detecting small nodule of papillary thyroid carcinoma in nodular hyperplasia

Takahiro FUKUHARA,Eriko MATSUDA,Ryohei DONISHI,Hiromi TAKEUCHI Department of Otolaryngology-Head and Neck Surgery, Tottori University Faculty of Medicine

一般口演

(7)

【目的】

良性甲状腺疾患におけるultrasonographically detectable perithyroidal

lymph nodes(PTLNs)の検出率を調査し,その臨床的意義を検討 する. 【対象と方法】 連続症例から担癌患者,癌の既往,高カルシウム血症や腎不全患者 を除いた108人の良性甲状腺疾患が母集団となり,腺腫様甲状腺腫・ 腺腫様結節群(n=36),橋本病群(n=33),亜急性甲状腺炎(n=6), 無痛性甲状腺炎(n=9),バセドウ病(n=14),病因不明甲状腺機能 低下症(n=10)に分類.これらのPTLN検出率を比較した.また, 甲状腺容積,甲状腺実質エコーレベル(grade 1-3),抗TPO抗体 (TPOAb),抗サイログロブリン抗体(TgAb),TSHレセプター抗 体TRAb(第三世代)とPTLN検出率との関係も調査した. 【結果】 PTLN陽性率は,橋本病群(69.7%),亜急性甲状腺炎群(83.8%), 無痛性甲状腺炎群(77.8%),バセドウ病(35.7%)であった.上記 群の検出率は腺腫様甲状腺腫/腺腫様結節(5.6%),病因不明甲状 腺機能低下症(0%)よりも有意に高かった(P<0.05).また, PTLN陽性率はTgAb and/orTPOAb陽性の場合(P<0.01),甲状 腺実質がより低輝度の場合で(P<0.01)有意に高率であった. 【考察】 PTLNは甲状腺実質に炎症を伴う疾患およびバセドウ病で高率に検 出されるが,その他甲状腺疾患ではあまり観察されない.バセドウ 病を含め,PTLNは甲状腺実質に炎症があるかどうかの鑑別点にな

ると考えられる.また,TgAb and/or TPOAbはPTLNだけでなく

間接的に甲状腺実質エコーレベルの低下とも関連していると考えら

れる.TgAb and/or TPOAbは,橋本病だけでなく,バセドウ病を

含めた甲状腺に炎症を来す疾患群で広く,炎症の増悪因子になって いる可能性があると思われた. 【結論】 PTLNは甲状腺実質の炎症の有無を知らせる指標となり得る.

良性甲状腺疾患における甲状腺周囲リンパ節の臨床的意義

太田智行,西岡真樹子,中田典生 東京慈恵会医科大学附属病院放射線医学講座

Signifi cance of perithyroidal lymph nodes in benign thyroid diseases

Tomoyuki OHTA,Makiko NISHIOKA,Norio NAKATA Radiology Depertment, Jikei University School of Medicine Hospital

【はじめに】 近年,頸部リンパ節腫大の診断における超音波検査の役割は大きく 画像の進歩から小さいリンパ節転移を早期に判断することが可能と なっている.当院では甲状腺を中心に診療を行っており,甲状腺乳 頭癌の診断や術後の経過観察では超音波検査がその中心となってい る.超音波検査にてリンパ節転移を疑った場合に細胞診だけで診断 が確定できない症例もあり,そのような場合に 刺液サイログロブ リン測定を行っている. 【対象と方法】 当院にて診断の補助としてリンパ節 刺液サイログロブリン測定を 行った5症例についてその有用性を検討する. 【結果】 症例1:35歳,女性.甲状腺腫大精査目的に受診.超音波検査にて 甲状腺左葉に約2cmの甲状腺乳頭癌の所見を認め,左頸部に転移 疑うリンパ節腫大(充実性)を認めた.原発巣の細胞診は悪性で甲 状腺乳頭癌と診断.術式検討目的にリンパ節細胞診を行い鑑別困難 であったため, 刺液サイログロブリン測定し1806 ng/mLにて甲 状腺乳頭癌,リンパ節転移と診断. 【症例 2】 51歳,女性.甲状腺乳頭癌にて甲状腺左葉峡切除,D1郭清を行い 経過観察中.超音波検査にて転移を疑う右頸部リンパ節腫大(嚢胞 性)を認めた.細胞診は良性であったが転移を疑い 刺液サイログ ロブリン測定し>1000 ng/mLにてリンパ節再発と診断 【症例 3】 78歳,女性.甲状腺乳頭癌にて甲状腺全摘,左D2a郭清を行い経 過観察中.超音波検査にて転移を疑う左頸部リンパ節腫大(充実性) を認めた.細胞診は良性であったが転移を疑い 刺液サイログロブ リン測定し<0.1 ng/mLにて転移を否定 【症例 4】 37歳,女性.甲状腺乳頭癌にて甲状腺全摘,右D2a郭清を行い経 過観察中.超音波検査にて転移疑う左頸部リンパ節腫大(充実性) を認めた.診断を確実にするため細胞診と 刺液サイログロブリン 測定を施行し細胞診悪性,サイログロブリン>1000 ng/mLにて転 移の診断 【症例 5】 甲状腺乳頭癌にて甲状腺左葉峡切除,左D2a郭清を行い経過観察中. 超音波検査にて転移疑う左頸部リンパ節腫大(充実性)を認めた. 診断を確実にするため細胞診と 刺液サイログロブリン測定を施行 し細胞診悪性,サイログロブリン473 ng/mLにて転移と診断 【考察】 リンパ節転移において超音波診断や細胞診は有用であるが,偽陰性 や偽陽性の可能性があるため超音波診断と細胞診の結果が不一致の 場合に 刺液サイログロブリン測定を加えることは診断に有用であっ た.また,確実な診断を得る目的に状況に応じて細胞診とともに 刺液サイログロブリン測定を同時併用することも患者にとり有益と 考えられる.

90-甲-012

頸部リンパ節診断における穿刺液サイログロブリン測定の経験

川真田明子,鈴木留美,飯原雅季 南池袋パークサイドクリニック内分泌外科

Usefulness of Thyroglobulin Measurement in Fine Needle Aspirates for Diagnosis of Neck Lymph Node Metastasis from

Thyroid Carcinoma

Akiko KAWAMATA,Rumi SUZUKI,Masatoshi IIHARA Endocrine Surgery, Minami-Ikebukuro Parkside Thyroid Clinic

一般口演

参照

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