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審 査 論 文 要 旨(日本文)

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Academic year: 2021

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審 査 論 文 要 旨(日本文)

論文提出者氏名: 永藤 純子 審査論文

題 名:小切開創による子宮筋腫核出術の低侵襲性、有効性について 著 者:永藤純子、伊東宏絵、井坂惠一

掲載誌:東京医科大学雑誌

(2017

年掲載予定

)

(審査論文要旨:日本語論文の場合

1,000

字以内・英語論文の場合

500 words)

【背景と目的】

近年、子宮筋腫に対する妊孕性温存手術として低侵襲かつ美容的な腹腔鏡下子宮筋腫核出 術(

Laparoscopic Myomectomy:LM

)が治療の主流である。しかし、

LM

の一般的な適応と される筋腫個数

5

個以内、最大径

10cm

以内という条件を超える症例は少なからず存在する。

このような症例には腹式手術が選択されるが、当院では従来の開腹手術(

Abdominal Myomectomy:AM

)に加え、小切開創を用いた子宮筋腫核出術(

Minilaparotomy

Myomectomy:MM

)を行っている。今回、我々は

MM

の低侵襲性、有効性について検討を行

った。

【対象及び方法】

2007

1

月から

2014

12

月に当院で行った

LM 828

例、

AM 108

例、

MM 172

例を対象 とし、各術式間における年齢、

BMI

、分娩歴、最大筋腫径、摘出筋腫個数、手術時間、出血 量、術後1日の

CRP

値、入院日数、輸血の有無について後方視的に比較検討した。

【結果】

統計学的検討において

MM

AM

と比較し入院期間(

P =0.002)や手術時間( P =0.001)は有意

に短く、術後の

C-reactive protein (CRP)

値も低かった

( P <0.001)

。摘出筋腫最大径、摘出筋 腫重量には有意差はなかった。

【結論・考察】

MM

は従来の開腹手術と比較し低侵襲でありながら、同等の大きさの筋腫に対応が可能な 術式であると考えられた。特に筋腫最大径

10cm

以上で従来は開腹手術の適応となっていた多 くの症例が

MM

で施行可能と考えられる。

東 京 医 科 大 学

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