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小山内 隆 生1 ) 和 田 一 丸

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Academic year: 2021

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(1)

原 著

精神科作業療法を継続 している入院統合失調症患者における 社会精神医学的側面 一結婚 と就労を中心に一

加 藤 拓 彦

1)

小山内 隆 生1 ) 和 田 一 丸

1)

抄録 作業療法 を行 っている統合失調症患者 84 例 を対象 とし,対象者 の退院に関す る意識 と社会生活背景 としての結婚およ び就労状況 を明 らか にす る ことを目的 に面接調査 を行 った.そ の結果,退院 を希望 しない者は 29% であ り,退院希望者 に比 べ入院生活 に満足 している者が有意 に多 く,年齢は有意 に高 く,入院期間および躍病期 間は有意 に長かった.退院への不安 に ついては, 家族,経済や就労 に対す る不安が多か った.結婚状況では,対象者 の 26% に結婚経験があったが,その うち離婚 率は 82% と高率であ り,結婚継続 の困難 さが示 された.就労 については,就労希望者群では就労希望 のない群 に比 し,退院 希望者の占める割合が有意 に高かった. これ らの入院統合失調症患者 に対 し有効かつ積極的な作業療法 を展開 してい くために は,以上に示 した個 々の対象者の社会精神医学的側面 についての理解 を深める ことが重要である.

弘前医学 57:71 ‑78,2006 キーワー ド:入院統合失調症;退院;結婚;就労.

ORI GI NALARTI CLE

SOCI OMEDI CAL ASPECTS OF I NPATI ENTS WI TH SCHI ZOPHRENI A:

WI TH SPECI AL REFERENCE TO THEI R RECOGNI TI ON ON THE DI SCHARGE , MARI TAL STATUSAND EMPLOYMENT

T akuhi koKat o 。 , TakaoOsanai l ) , Kazumar u W ada l )

Abs t ract Wei nves t i gat edt her ecogni t i onont hedi schar ge,t heempl oymentandt hemar i t alst at usof s c hi z ophr eni ci npat i e nt swhoha dbe ent r e at e dwi t hoc c upat i onalt he r a py.Thepr e s e nts t udyi nc l ude d84pat i ent s . Twent y‑ f our( 29%) pat i ent sans wer edt hatt heydi dnothopef ordi s c har gef r om hos pi t al ,andmos toft hem a ns wer e dt hatt he ywe r es at i s f i e dwi t hl i f ei nhos pi t a l .Ther ewasas i gni f i c a ntdi f f er e nc ei nt heage ,t het e r m of hos pi t a l i z at i ona ndt hedur a t i onofdi s e a s ebe t wee nt hepat i e nt swhohope df ordi s c har geandt hepa t i e nt swhodi d nothopef ordi s c har ge .A c l os er e l at i ons hi pe xi s t e dbe t we ent he i ranxi e t i e sa boutdi s c har geandt hes oc i alf a c t or s s uc hasf ami l y,e c onomyandj o b .Ast omar i t als t at us ,22( 26%) pat i e nt shadbee nmar r i e d.Ei ght e e n( 82%) oft he mar r i e dpat i e nt sha de xpe r i enc e ddi vor c e.Thi shi ghdi vor c er at es howedt hats c hi z ophr e ni aha sne gat i vee f f e c t s ont hepat i ent ' smar r i e dl i f e .I npat i e nt swhohopedf ore mpl oyment ,t hepr opor t i onofpat i e nt swhohope df or di s c har gewass i gni f i c a nt l yhi ghe rt hant hati npat i e nt swhodi dnothopef ore mpl oymen t .Wes houl dde e pe nour unde r s t a ndi ngofs oc i ome di c a las pe c t sofe ac hi ndi vi duals c hi z ophr e ni ci npat i entt ode ve l opamor ee f f e c t i veand aggr e s s i veoc c upat i onalt her a py.

Hi r os akiMe d. J . 57:71 ‑78,2006

Ⅸeywords:schi zophr eni a;di schar ge;mar r i age;empl oymen t ・

1 ) sc hoolofHeal t hSci ences

,

Hi r os akiUni ver s i t y 1 ) 弘 前大学 医学部 保健 学科 作 業療法 学専攻 Cor r e s pondence: T .Kat o 別刷請求先 :加藤拓彦

Recei vedf orpubl i cat i on,December1 ,2005 平成 1 7 年 1 2 月 1日受付

Ac ce pt edf orpubl i cat i on,December26,2005 平成 1 7 年 1 2 月 26 日受理

(2)

は じ め に

1988 年 の精神保健法 の改正 では社会復帰促進 や福祉 の増進が法 の 目的 に うたわれ, 1995 年 の 精神保健および精神障害者福祉 に関す る法律へ の 改正では精神障害者 の 自立 と社会経済活動への参 加が 目的 に加 え られた.精神障害者 の社会復帰促 進 に拍車がかか る状況下 にお いて,精神障害者社 会復帰施設 の充実が図 られ,一方では精神科 の病 床数 の削減が行われて いる.現在入院 して いる精 神障害者 の社会復帰 を支援す るためには,個 々の 精神的身体 的状態 に応 じた生活 障害 の改善や,そ れ に対応 した転帰先の決定が必要であるが,それ 以前 に個 々の退院 に関す る意識や退院後 の社会生 活背景 についての意識 を知 る ことは極 めて重要で ある.

退院 に関す る意識や退院後 の社会生活背景 につ いての意識 につ いては, これ まで い くつかの研究 報告があるが,和 田 ら

1・2

' は多施設共同研究 による 対象数 の増加や前方視的調査 の必要性 を述べてい る.今 回著者 らは,青森県 内の精神科病 院 5 施設 にお いて社会復帰訓練 として作業療法 を行 って い る統合失調症患者 を対象 とし,対象者 の退院 に関 す る意識 と社会 生活背景 としての結婚お よび就労 状況 を明 らか にす る ことを 目的 に面接調査 を行 っ たので,以下 に結果 を報告す る.

対象 と方法

研究 の対象は,青森県 内の精神科病棟 を有す る 5 カ所 の病 院 ( 弘前愛成会病院,青 い森病院,桜 田病 院,布施病院,芙蓉会病院)に入院中の 20‑

60 歳 の統合失調症患者であ り,かつ精神科作業療 法 による社会復帰治療 を 3 カ月以上継続 して いる 症例 とした. これ に該 当 した計 95 例の うち,面接 調査が困難 と判断 された知的障害や思考 の障害 を

有す る患者および研究参加 の同意が得 られなかっ た患者計 11 例 を研究対象か ら除いたため,最終的 な対象者は 84 例 ( 男 55 例,女 29 例)であった.対 象者 84 例の調査時 ( 2004 年 10 月)の平均年齢は, 50. 3 歳 ( 男 50. 8 歳,女 49. 3 歳)であった.入院期 間は, 5 年未満 が 27 例 , 5 年以 上 10 年未満 が 19 例, 10 年以上 20 年未満 が 20 例 , 20 年以 上が 18 例であった.年代 は, 20‑29 歳が 3 例, 30‑39 歳が 7 例, 40‑49 歳が 20 例, 50‑60 歳が 54 例で あった.平均発症年齢 は 22. 4 歳 で あ り, 20 歳未 満発症 ( 未成年発症)が 34 例 ( 40%) , 20 歳以上発 症 ( 成年発症)が 50 例 ( 60%) であった.

著者 らは,調査期間 ( 2004 年 10 月)に個 々の対 象者 に対 して面接調査 を行 ったが,患者の負担 に な らないよ う面接時間は 1 人 15 分以内を原則 とし た.その際,全ての対象者 に調査 の趣 旨を伝 え, 回答拒否が可能 な こと,拒否 して も不利益 を こう むる ことがない こと,調査 内容 は研究 目的以外 に は利用 されず 回答者 に迷惑が及ぶ ことがない こと 等 を説明 した上で研究参加 に対す る同意 を得た.

面接 における質 問項 目は以下 の とお りである.

すなわち,①退 院希望 の有無 ( 一刻 も早 く退院 し たい,今後何年かの間 に退院 したい,退院 した く な い, の うちか ら選択) ,② 自分 の病気 が入 院 に よる治療で次第 に良 くなってきて いると思 うか否 か,③入院生活 に対 して満足 しているか否か,④ 退院希望 のある者 に対 して,退 院 を希望 していて も実際には退院で きないでいる理 由,⑤退院希望 のない者 に対 して退院 した くな い と考 える理 由,

⑥結婚状況 ( 配偶者の有無,結婚歴な ど),⑦就労 に関 して,職歴 の有無 ( 職歴が ある場合 にはそ の 職種)と就労希望 ( 就労希望 が ある場合 にはそ の 職種)とい う各項 目である. また,調査 に関す る 種々の臨床的因子 ・社会的背景 については診療録 をあわせて用 い調査 した. なお本研究および研究

表 1.退院の希望 と病気 に対す る意識お よび入院生活 に関す る満足度 との関係

退院希望 あ り* 退院希望な し

Fi s he r ' sEXac tTe s

t

病気 に対す る意識病気がよ くなってきている病気がよ くなってきているとは思わない

49

15

p= 0 . 0884

11例

9 例

入院生活 に関す る満足度入院生活 に満足 している

40

23

p= 0 . 00 48

入院生活 に満足

していない

20

1

*退院希望 あ りは,一刻 も早 く退院 したい者

( 24

例)と今後何年間には退院 したい

(3)

成果報告は,弘前大学医学部倫理委員会 の承認 を 得た.

結 果

対 象者 の退 院希望 につ いては, 「 一刻 も早 く退 院 したい 」 「 今後何年か の間には退 院 したい 」 「 退 院 した くない」 という 3 つの回答選択肢 を呈示 し, その うち 1 つ を選択す る形で回答 を得 た.そ の結 果,一刻 も早 く退院 した い者は 24 例,今後何年か の間 には退 院 した い者 は 36 例 お り,退 院希望 の ある者はあわせて 60 例 ( 71 %)であ り,退院 した くな い とい う退院希望 のない者は 24 例 ( 29%) で あった.

表 1に退院希望 と病気 に対す る意識および入院 生活 に関す る満足度 との関係 を示 した. 自分 の病 気が入院 による治療で次第 に良 くなって きて いる と思 うか否か について調査 した結果,病気が良 く なって きて いる と回答 した者は,退院希望 のある 群では 60 例 中 49 例 ( 82%) ,退 院希望 のな い群で は 24 例 中 15 例 ( 63%) であ り,退院希望 のある群 では 自分の病気が治療で次第 に良 くなってきてい る と考 えている者 の割合が退院希望 のない群 に比 し高 い傾向が認め られた. また,入院生活 に対 し て満足 しているか否か について調査 した結果,入 院生活 に満足 している と回答 した者 の割合は,過 院希望 のある群では 40 例 ( 63%) ,退院希望のない 群で は 23 例 ( 96%) で あ り,退院希望 のない群で は入院生活 に満足 して いる者の割合が退院希望 の ある群 に比 し有意 に高かった.

さ らに,退院希望のある 60 例 に対 しては,退院 を希望 して いて も実際 には退院で きないで いる理

2.

退院希望のある者

( 60

例)の入院が続いている理 由 医師が退院 してよいと言わないか らだ

家族が退院 してよいと言わないか らだ 退院後 に住む ところがないか らだ

退院 して も経済的な見通 しがたたないか らだ 退院 しても仕事ができないか らだ

病気がまだ良 くなっていないか らだ

平均年齢 平均入院期間 平均擢病期間

27

( 45 %) 36

( 60%) 1 9

( 32%) 3 4

( 57 %) 36

( 60%) 31

( 52%)

由につ いて,選択肢 として 「 医師が退院 して よい と言わない 」 「 家族が退院 して よい と言わない 」 「 退 院後 に住 む ところがない 」 「 退院 して も経済的見通 しが立たない 」 「 退 院 して も仕事がで きない 」 「 病気 が まだ ( 退 院で きるほ ど)良 くな って いな い」 を 呈示 し,そ の うち患者が 当ては まる と思 った もの を選択す る ( 複数回答可)形で回答 を得た.その結 果 を表 2 に示 したが,退院で きない理 由として,

「 家族が退 院 して よい と言わない 」 「 退院 して も経 済的見通 しが立たない 」 「 退院 して も仕事がで きな い」 を挙 げて いる者が約 6 割で あったのに対 し, 住 居 の 問題 を挙 げた者 は 3 割 程 度 にす ぎな か っ た.

一方 ,退 院希望 のな い 24 例 に対 して は,退 院 した くな い と考 え る理 由につ いて, 選 択肢 と し て 「 退 院後 自活 して い く自身が な い 」 「 退 院す る と家族 に迷 惑 が か か る 」 「 退 院後 に住 む と ころが ない 」 「 退 院 して も経済的見通 しが立たない 」 「 退院 して も仕事ができない 」 「 病気が良 くな らない と思 う」 を呈示 し,そ の うち患者が 当ては まる と思 っ た ものを選択す る ( 複数回答可)形で回答 を得た.

そ の結果 を表 3 に示 したが, いずれ の項 目につ い て も 5 割以上 の者が退院 した くない理 由として挙 げてお り, なかで も自活す る 自信 の問題,家族へ の負担 の問題,経済 の問題,仕事 の問題 につ いて は 7割以上の者がその理 由としていた.

表 4 に退 院希望 の有無 と臨床 因子 との関係 を示 した.臨床 因子 として年齢,入院期 間,雁病期 間 の各項 目について検討 した結果,退院希望 のない 者は退 院希望 のある者 に比 し,平均年齢が有意 に 高 く,入院期 間が有意 に長 く,羅病期間 も有意 に

3.

退院希望のない者

( 2 4

例)の退院 した くない理 由 退院 しても自活 していく自信がないか らだ

退院すると家族 に迷惑がかかるか らだ 退院後 に住む ところがないか らだ

退院 しても経済的な見通 しがたたないか らだ 退院 して も仕事ができないか らだ

病気が良 くな らないか もしれないと思 うか らだ

4.

退院希望の有無 と臨床因子 との関係

退院希望 あ り 退院希望な し

tTe s t p= 0. 0022 p= 0 . 01 62 p= 0. 0004

20

( 83%)

1 9

( 79%)

1 3

( 5 4%)

1 7

( 71 %)

1 9

( 79%)

1 4

( 58 %)

(4)

長 いことが認め られた.

対象 の社会的背景 に関 して,結婚状況 について 表 5 に示 した.対象の うち結婚歴 のない者は 62 例 ( 男 46 例,女 16 例)であ り,未婚率は 74% とい う 結果であった.一方,結婚歴 のある者 ( 既婚者)は 22 例 ( 男 9 例,女 13 例)であったが, この うち現 在 も結婚 を維持 していた者 は女 3 例 のみで あ り, 残 り 19 例 においては離婚 ( 18 例),死別 ( 1 例)の ために調査時点で配偶者はお らず,既婚者 の うち 離婚 を経験 して いた者が 占め る割合 ( 離婚率)は 82% ( 22 例 中18例)という結果であった. また, 既婚者は,発症以前 に結婚 して いた者が 5 例,発 症以後 に結婚 した者が 17 例お り,発症後 の結婚歴 を有す る者が相 当数 いる ことが判明 した.

結婚状況 について,性差および発症時期 につい て検討 を行 った結果 を表 6 に示 した.性別 にみた 結婚歴 の有無 につ いては,女 は男 に比 し結婚歴 の ある者が 占める割合が有意 に高かった. また,発 症年齢 と結婚経験 との関係 については, 20 歳未満 発症 ( 未成年発症)では 20 歳以上発症 ( 成年発症)

に比 し,結婚歴 あ る者 が 占め る割 合 が有意 に低 かった.

結婚 を維持 して いる 3 例は,全員が退院意欲 を 有 していた. 3 例 の臨床的 ・社会 的特徴 について 検討 した ところ, 3 例 中 2 例は入 院期間が 1 年未 満で あった. また,結婚時期が発症前であった 1 例 については面会 ・外泊 とも頻 回 にあ り少な くと も家族 との交流 の面 において結婚 生活 は良好 に維 持 されていたが,結婚時期が発症後 であった 2 例 の うち 1 例は配偶者が遠隔地 に転居 し面会 もほ と ん どな く事実上離婚 に近い状況で あ り,残 り 1例 の配偶者は統合失調症患者であった.離婚経験者 に対 しては,可能な範 囲で離婚 の原 因について も 調査 を行 った,そ の結果,発症前 の結婚では病気 の発症が,発症後 の結婚では精神症状 の悪化が離 婚 の原因 として多か った.

対象の社会的背景 に関 して,就 労状況 について 就労経験 と性別,発症時期および就労意欲 との関 係 について検討 を行 った結果 を表 7に示 した.就 労状況 について,就労経験者 は 65 例 ( 77%) であ

5.

結婚状況

、 、 、 \

男 (発症前結婚 発症後結婚) 女 (

∫ 結婚歴な し

( 62

例)

46

1

6

結婚歴 あ り

( 22

結婚維持例) 0

例 (

0

0例 )

3

例 離 婚 9例

(2

7

例 ) 9例 死 別

0例

(0

例 0例 )

1

例 表

6.

結婚

歴 と性別および発症年齢 との関係結婚歴 あ り 結婚歴な し

Fi s he r ' sEXa (

男 9例

4

6

p = 0 . 008

1 3

1 6

発症年齢

20

歳未満 (未成年)発症

4

30

p= 0 . 021 20

歳以上 (成 年)発症

1 8

32

例 表

7.

就労経験 と性別および発症時期 との関係

就労経験 あ り 就労経験な し

Fi s he r ' sEXa c

tTe s t

性 別 男女

43 22

例例

1 2 例 i n. S

7

例 発症時期

20

歳未満 (未成

(5)

り,就労経験 のな い者 は 19 例 ( 23%) で あった.

就 労 経験 の性 別 によ る比較 で は, 男性 55 例 で は 就労経験者は 43 例 ( 78%) であ り,女性 29 例では 就 労経験者 は 22 例 ( 76%) で あ り,就労経験 に性 差 は認 め られ なか った.就労経験 と発症時期 につ いて は, 20 歳未満 の未成年発症 者 34 例 の うち就 労経験者 は 21 例 ( 62%) で あ り, 20 歳以上 の成年 発症者 50 例 の うち就労経験者 は 44 例 ( 88%) で あ り,成年発症者 の群 に就労経験者 が多 い とい う結 果 が得 られた.

就 労 意 欲 と就 労 経 験 お よび退 院意 欲 との 関連 につ いて表 8 に示 した.就 労希望 と就 労経験 の関 係 で は,就 労経験者 65 例 では就 労希望 者 は 31 例 ( 48%) で あ り,就 労経験 のな い者 19 例 で は 9 例 ( 47%) であ り,有意差は認 め られなか った.就労 希望 と退院希望 との関係では,退 院希望者 60 例で は就労 を希望す る者 は 35 例 ( 58%) で あ り,退 院 を希望 しない者 24 例では就労 を希望す る者 は 5 例 ( 21 %)であ り,退 院希望者 に就労希望者が有意 に 多 い とい う結果が得 られた.

就 労 を希望 す る 40 例 につ いて,就 労経 験 が あ る者 につ いて は経 験 職 業 と希 望 職 業 が 一 致 して い るか 否 か と,就 労 希 望 者 の希 望 職 業 の 内訳 を 表 9に示 した.就 労経験 が あ る 35 例 で は経験 職 業 と希望職業が一致 して いた者 は 7 例 ( 20%) に す ぎず,一致 して いなか った者 は 28 例 ( 80%) で あ り,経験職業へ の復 帰 を希望す る者が少な い結 果 が得 られた.希望職業 の内訳 は,就労経験者で は農業や清掃 な どに加 えて軽作業, きつ くな い も

の, 簡 単 な仕 事 な ど, 職 業 を特 定 しな い者 が 多 か った.一方,就労経験 のな い者 の希望職業 には タクシー運転手,看護 師な ど職業 を特定す る者が 多 い とい う結果 とな った.

考 察

先行研 究 にお け る退 院希望 の率 は,大 島 ら

3)

の 調査 で は 70. 3% ,和 田 ら

2)

の研 究 で は 65. 4% , ま た原 田 ら

4)

の調査 では 82. 2% で あ り,入 院 して い る統合失調症患者 の退 院意欲 は低 くな い ことを示 して いる.今 回の対 象者 の退 院希望 につ いて は,

「 一 刻 も早 く退 院 した い」 と 「 今 後 何 年 か の 間 には退 院 した い」 をあわせ て退 院希望 のある者が 71% であ り, これ までの報告 と同様 の結果 が得 ら れた.

自分 の病気 に対す る意識 につ いては,病気 が良 くな って きて いる と回答 した者 は,退 院希望 のあ る群 で は 82% ,退 院希 望 のな い群 で は 63% で あ り,退 院希望 のある群で は 自分 の病気が治療で次 第 に良 くな って きて いる と考 えて いる者が多 い傾 向が認 め られた.対象者 の病気 が実 際 に改 善 して いるか否か と対象者 の主観 的な病気 の意識 には差 違 が ある ことは否定 で きな い ものの,患者 自身の 病気 に対す る意識 と退 院意欲 との関連性が示唆 さ れ る結果で あった.

入 院生活 に対 して満足度 に関 しては,入 院生活 に満足 して いる と回答 した者 の割合 は,退 院希望 のある群では 63% ,退 院希望 のな い群 では 95% で あ り,退 院希望 のな い群 では入 院生活 に満足 して

8. 就労意欲と就労経験および退院意欲との関係

就労希望あり 就労希望なし Fi s he r ' sEXa c tTe s t

就労経験 あり 31

3 4

n. S なし

9例 1 0

退院希望 あり 35

25 例 p= 0. 003

なし

9. 就労希望者 5

1 9 例 2 の就労経験と希望職業の内訳 経験職業と希望職

業との 一 致 希望職業の内訳

1 就 労 経 験あり( 35

例)

一 致 7

営業,酒屋店員,販売,農業,清掃など 不一致

28例

農業,軽作業,きつくないもの,簡

単な仕事, 食堂店員,パン製造作業者など

労経験な

(6)

いる者 の割合が高か った.現在入院 している理 由 に関 して は, 退 院希望 の あ る群 には退 院 を希 望 して いて も実際 には退院で きないでいる理 由につ いて,退院希望 のない群 には退院 した くない と考 える理 由につ いて調査 を行 った.退院希望 のある 群 で多か った理 由は, 「 家族 が退院 して よ い と言 わない 」 「 退 院 して も経済的見通 しが立たな い 」 「 退 院 して も仕事ができない」で あった. また退院希 望 のな い群 で多か った理 由は, 「 退院後 自活 して い く自信がな い」が最 も多 く,次 いで 「 退院す る と家族 に迷惑がかか る」「 退院 して も経済的見通 し が立たない 」 「 退院 して も仕事ができない」 であっ た. また,臨床 因子では,退 院希望 のない者は退 院希望 のある者 に比 し,平均年齢が高 く,入 院期 間および躍病期 間 も長 い ことが認め られた.以上 よ り,患者 自身の高齢化や入 院の長期化は,退院 に対す る意欲 の減退,消失 につなが り,社会生活 に対す る不安 を引き起 こす とともに入院生活 に安 心感 を求める傾 向が ある と捉 える ことがで き,早 期か らリハ ビ リテー シ ョン的接近 によ り社会 に帰 す努力が必要 と考 え られ る. また,退院意欲が あ る者であって も,退院は家族 の意 向次第 と考 えた り,経済や就労 に関す る不安 を抱 いた りす る者が 多 い ことが判 明 した.過去の報告では,原 田 らは 退院後家族 と暮 らしたい とした患者が72. 4%いた とし,大 島 ら

3

,

5

‑ 7 ) は家族 に受 け入れ を期待す る者 が多 い ことや長期入院を規定す る条件 として家族 の受 け入れ意識が大 き く寄与 して いる とし,菊池 ら

8)

は退 院後 の生活様 式 を家族 と関連 して考 え る 傾向があ り社会資源利用 の認識 が薄 い ことを指摘 して いる. また,原 田 ら

9)

は退 院 を望 まな い理 由 に再発 に対す る懸念や患者 の働 ける場がない こと 等 が多か った として いる.退院希望 の有無 にかか わ らず,家族への意識,経済的理 由や就労 に関 し て不安 を抱 えて いる とい う今 回の結果であるが, 入院期間が長期化 し家族 の元 に帰 ることや経済状 況 を充実 させ る ことには困難が多 い ことも事実で ある.退院意欲 の減退,消失へ の対処 としては, 臨床 因子 を考慮 し,退院後 の生活 をイ メー ジで き るよ うに患者 自身が生活および就労 に関す る社会 復帰施設等 の知識 を持つ ことが重要 と考 え られ, そ のためには入院中か らめ体験利用が可能な周辺 の社会復帰施設等 の充実が益 々望 まれる.

精 神 障害者 の結婚 状況 につ いて の過去 の報告 では,未婚率および離婚率の高 さが指摘 されてい る. 田中 ら

10)

は,未婚率は男女 ともに55%前後で あ り,離婚率は約20%であった と報告 している.

下 山 ら

11)

の調査では,離婚率は34%であった.和 田 ら

1)

の調査では,未婚率は74%,離婚率は75%

であった.今回の調査結果では,結婚率が26%, 未婚 率 が74%で あ り過去 の報告 とは 同様で ある が,離婚 率は82% と過去 の報告 に比べ最 も高率 な結果 とな り,統合失調症患者 にお ける結婚生活 の維持 の困難 さが あ らためて示 された結果であっ た.先行研究 にお け る離婚 の原 因は, 田中 ら

10)

は 患者 の入院 と再発 を挙 げ,古橋 ら

1

2 ) は出産や怠薬 によ る症 状悪化 を挙 げて いる. 今 回 の調査 にお ける離婚 の原 因は,発症前の結婚 では病気 の発症 が,発症後 の結婚では精神症状の悪化が離婚 の原 因 として多かった.離婚 の原 因には精神症状 の出 現が密接 に関連す る ことが判明 したが,調査対象 者の平均入院期間が 10 年 を超 えて いる ことも一因 として考 え られ,今後 は離婚 の原 因 と時期 につい ての詳細な分析 を要す る.

結婚歴 の有無 につ いては,女は男 に比 し結婚歴 のある者が 占める割合が高かった. また,発症年 齢 と結婚経験 との関係 については,未成年発症で は成年発症 に比 して結婚歴 のある者が 占める割合 が低 か った. この結果 は,和 田 ら 2) の報告 と同様 の結果 であ り,性差 によって社会 的 に求め られ る 役割 の違 いや,結婚適齢期 と発症時期 との関連な

どによって理解が可能であると考 え られる.

精神 障害者 の結婚 に関 しては,畑下 ら

13)

による

精神障害の病歴 を隠 して結婚 しそ の後離婚 に至 っ

た単 症 例報告 にみ る よ うに, 結婚 を維 持す る こ

との困難 さが窺 える.一方,古橋 ら1 2 ) は,結婚 を

継続 している症例 は配偶者が病気 の性質 を理解 し

て いた との報告 を してお り,配偶者が病気の知識

をどれ くらい持 ち理解で きているかが結婚継続 に

大 き く影響す る ことが考 え られ る.今 回の結果で

は,結婚 を維持 して いるのは 3 例 のみであ り,栄

症前結婚 をした 1例 は配偶者 の病気 へ の理解があ

り面会や外泊が良好 に保たれていたが, 1例は絶

縁状態 に近 く,残 り 1 例 は患者間の結婚であ り,

結婚 を維持は して いるもののそ の困難 さを内在 し

ている状況が認 め られた, このよ うな状況の下,

(7)

結婚 を継続 して いる 3 例 はいずれ も退院 を希望 し てお り,配偶者 との関係 を良好 に保つための援助 が必要 とな る.結婚 の継続 のために入院医療 のな かでできる ことは,配偶者が患者 の病気 を理解す るための機会 を設 ける ことであ り,それ に伴 い面 会の継続 を促す ことが重要 と考 え られる.

就労状況 につ いて就労経験 は,対象者 の約 8 割 が就労経験者であ り,性差は認 め られず,成年発 症者 の就労経験者が約 9 割であるのに対 して未成 年発症者が 6 割程度 とい う結果であった.発症時 期が,就労 の時期 と重なる ことによ り就労 の機会 が得 にくくなる ことが考 え られ るが,発症年齢 と 就労期間 との関連 を精査す る必要がある.

就 労希 望 につ いて,就 労希 望 と就 労 経験 には なん ら関連性が認め られなか った.一方,退院希 望者 のうち就労希望者が 6 割程度であったのに対 し,退院 を希望 しな い者では就労希望者 は 2 割程 度 にす ぎず,そ の割合 には有意差が認め られた.

また,就労希望者 の うち就労経験者は,復職 を希 望す る者が少な く,その希望す る職業 の内訳 は, きつ くないものや簡単な仕事な ど職業 を特定 しな かった者が 5 割 と最 も多か った.職業 を特定 しな かった ことは,現在 の職業耐性 を考慮 して いる結 果 と考 え られ る.就 労状況 に関 して, 0' Br i en ら

14)

の調査では,就労状況 に影響す る因子 として雇 用経験,年齢そ して診断 を挙 げてお り, 山城 ら

15)

は 1 回 目と 2 回 目の就労の比較検討 にお いて どの 事例 も 2 回 目が 自分 に合 った就労である と認 めて いると報告 して いる ことか らも,就労経験 はそ の 後 の就職 の判 断材料 として有益である と考 え られ る.一方,退院で きない理 由に仕事ができない こ とを挙 げて いる者が 6 割以上 いた ことや,就労経 験者 の復職希望者が少ない ことは,就労 に対す る 自信欠如が認 め られ る結果であった.過去 の研究 にお いて も,小宮 ら

16)

が就労 に関す る悩 み として 自信欠如や通院時間の確保や再発への懸念が挙 げ られた と報告 してお り,精神障害者 の就労 に対す る不安が大 きい ことが窺 える.就労経験 は,就労 希望 には関連 しなか ったが,そ の後 の就職 に有益 な判断材料である 一万,復職 には困難 を有す る と い う判断材料 ともな り得,職業 の選定 には大 き く 影響す るもの と考 え られた.統合失調症患者 の就 労は,対象者 の病状 と照 らし合わせて検討 してい

くべ き事項で ある.就労希望 と退院希望 とが密接 に関係 している ものの就労 に対す る不安 を抱 えて いる者が多 い ことか ら,就労 に対す る不安 の解消 を目的 とした作業療法 プログラムの必要性が示唆 された.

近 年就 労 訓練 は, 院外 の就 労 関連 社 会 復 帰施 設や企業等で行われ る傾 向にあるが,就労 に対す る不安 を払拭す るためにも,就労関連社会復帰施 設等 の情報提供や実 際の就労体験 もまた重要 と考 え られた.就労体験 に対す る援助 につ いては,安 西 ら 17) は多 くの精神障害者が援助 を要す る ものの 援助があれば就 労可能な者が少な くな い としてお り, Modr ci n ら

18)

は就労等 にお けるケースマネ ジ メ ン トの重要性 につ いて報告 し, また加瀬 ら

19

' は 援助付 き企業内実習 を行 った精神疾患患者 の50%

が就労 して いる ことを報告 している.統合失調症 患者 の就労体験 を実 際の就労へ と結びつけて い く ため にも,就 労へ の不安 の解消か ら始 まる段階的 な職場適応援助 の体制づ くりが必要 と考 える.

ま と め

1 .青森県 内の精神科病院 5 施設 にお いて作業療 法 を行 っている統合失調症患者 84 例 を対象 とし, 対象者 の退院 に関す る意識 と社会生活 背景 として の結婚および就労状況 を明 らか にす る ことを 目的 に面接調査 を行 った.

2. 退院に関す る意識では,退院 を希望 しない者 は29%であ り,退院 を希望す る者 に比べ入院生活 に満足 している者が多 く,年齢は高 く,入院期 間 および 罷病期 間は長か った.退院へ の不安 は,家 族,経済や就労 に対す る不安が多か った.退 院後 の生活 をイ メー ジで きるよ うな社会復帰施設等 の 知識 を有す るための機会が入院早期か ら必要 と考 え られた.

3.結婚状況では,対象者 の26%に結婚経験があ り,その うち離婚率は82% と極 めて高率であ り, 結婚 の困難 さが示 された.結婚 を良好 に継続 して いる症例 は退院意欲が あ り配偶者 の病気 の理解 を 得て いる ことか ら,結婚継続 には配偶者が病気 を 理解す るための機会が必要 と考 え られた.

4. 就労状況では,就労希望者は退院希望 しない

者 に比べて退院希望者 に明 らか に多 いものの就労

に対す る不安 を抱 えて いる者 も多 く,就労 に対す

(8)

る不安 の解消 を 目的 とした作業療法 プログラムの 必要性が示唆された.

謝 辞

稿 を終 えるにあた り, ご指導, ご校 閲を頂 きま した弘前大学医学部 医学科神経精神医学講座兼子 直教授,社会医学講座 中路重之教授 に深謝 いた し ます.本研究 の調査 に当た りご協 力いただきま し た弘前愛成会病 院,青 い森病院,桜 田病院,布施 病院,芙蓉会病 院の院長 な らび に作業療法士 の皆 様 に深謝 いた します.

文 献

1)和 田一 丸 , 斉 藤 佳 奈 子 , 坂 本 香 織 , 小 田桐 真 理 子, 小 山内隆生,加藤拓彦.長期 入院精神疾患患 者 における結婚状況.臨床精神医学2003; 32: 75‑ 80.

2) 和 田一丸 ,前 田知華, 山本将 人, 小 田桐真理子, 加藤拓彦 ,小 山内隆生,渡辺俊 三,他 .入 院精神 疾患患者 にお け る病気,入 院生活 お よび退 院 に関 す る意識.精神科治療学2004; 19: 91 ‑ 6.

3) 大 島 巌, 吉住 昭,稲沢公 一,猪俣好正, 岡上 和雄.精神病 院長期入 院患者 の退 院 に関す る意識 とそ の形成要 因一 自記式全 国調査 に基 づ く分析.

精神医学 1996; 38: 1248‑ 56.

4) 原 田俊樹,佐藤光源, 三村興二,長尾卓夫.精神 分裂病患者 の退院 ( 第 2報)一 患者 の退院 に対す る 認識 を中心 に‑.精神医学1985; 27: 1281‑ 7.

5) 大 島 巌, 岡上和雄. 家族 の社会 ・心理 的条件が 精神 障害者 の長期 入 院 に及 ぼす影 響 とそ の社会 的 機序‑ 全 国家族福祉 ニーズ調査 のデー タ によ る多 変量解析的アプローチ.精神医学 1992; 34: 479‑ 88.

6) 大 島 巌, 吉住 昭,稲沢公一,猪俣好正, 岡上 和雄.精神分裂病長期入 院患者 の退 院意 向 と希望 す る生活 様 式‑ 全 国精 神科 医療 施 設 約4万床 を対 象 とした 自記 式調査 か ら‑.病 院 ・地域精神 医学 1996; 38: 558‑ 67.

7 ) 大 島 巌,猪俣好 正,樋 田精 一, 吉住 昭,稲地 聖一,丸 山 晋. 長期入 院精神 障害者 の退 院可能 性 と,退 院 に必要 な社会資源 お よびそ の数 の推計 一 全国の精神科 医療施設 4 万床 を対象 とした調査か

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8) 菊 池 謙 一 郎 , 新 開淑 子 , 小 口 徹 , 佐 藤 忠 彦 , 山内惟光 .長期在 院の精 神分裂病患者 の退院の意 向 とそれ に関連す る要 因 につ いて. 臨床精神 医学 1998; 27: 5637 1.

9) 原 田俊 樹 , 伊 庭 永 二 , 佐 藤 光 源 . 精 神 分 裂 病 者 の退 院一 家 族 精 神 医学 の立 場 か ら‑ . 精 神 医 学 1983; 25: 703‑ 13.

10) 田 中雄 三 , 松 島嘉 彦 , 譜 久 原 朝 和 , 福 間悦 夫 . 精 神 分 裂 病 者 の 結 婚 状 態 に つ い て . 精 神 医 学

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12) 古橋裕子 ,吉 田文子,森 山成柳,斉藤 雅.発症 後結婚 した精神分裂病女性患者 15 例 の結婚状況 の 長期経過.精神医学1999; 41 : 477‑ 85.

13) 畑 下 1 ‑ ‑ ‑ ‑男 . 配 偶 者 の 精 神 障 害 を め ぐ る 諸 問 題 一 精 神 障 害 と結 婚 お よ び 離 婚 ‑ . 精 神 医 学

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1 4)0' Bri en A,Pri ce C,Burns T,Perki nsR.

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16) 小官末代 , 山城久典. 地 域 にお ける精神 障害者へ の生活 支援 に関す る一考 察.東邦大学 医療短期大 学紀要 1999; 13: 34‑ 43.

17) 安 西信 夫.変わ りつつ あ る精神 障害者 の職業 リハ ビリテー シ ョン.障害者 問題研究 1995; 23: 21 ‑ 8.

18)Modrci n M,Raロp CA,Poert nerJ. The eval uat i onofcasemanagements er vi ceswi t h t hechr oni cal l y ment al l y i l l . EvalPr ogr am Pl ann.1988; 11 : 307‑ 1 4.

19) 加瀬 昭彦 ,斎藤 悼,鳥 家 良輔.援助付 き企業 内

実習 の効用.神精会誌1998; 48: 23‑ 30.

参照

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