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微分の公式 説明と練習・基本問題

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Academic year: 2021

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(1)

微分の公式 説明と練習・基本問題

はじめに:この解答は において入力すること。

基本問題:授業時間内に解答をレポートとして提出すること。

はじめに 解答は で

今回の問題で使われる公式

二項定理;

ここで、 は、 個 から 個のものを選ぶ組み合わせの数であり、

である。この係数には、

が成立し、これを使って、数学的帰納法を用いて二項定理を証明できる。

三角関数の加法定理;

色々な証明方法があるが、覚えやすく、簡単に計算できるのは、複素数まで関数を 拡張し、複素数が実数と同じ四則演算が成立することから、指数関数の性質、

及び、指数関数と三角関数の関係式

を利用することであろう 上の式については次回の 展開のところで述べる)。

(2)

極限;

下の図 より、三角形 、扇形 及び 三角形 の面積の大小関係を少 し変形し、不等式

が成立していることがわかる。この不等式の の極限を考えれば、最初の式を 証明できる。 二番目の式は、正確な証明ではないが、 の定義を使い、

とかけ、これを極限を求める式に代入し、 正の整数 と置けば、

で となるので、二つの極限は一つにまとめることができ、二項定理を使い、

となることから、得られる。

微分の定義;

微分の基本公式;

合成関数の微分 二つの関数 が共に微分可能である時、これらの 関数から作られる合成関数 の に関する微分は、

(3)

となる。この式は、二つの関数が微分可能であることから、十分小さい 、

とかけることを使えば容易に得られる。ここで、

を満たす関数の総称である。

逆関数の微分; の逆関数 の に関する微分は、

となる。これは上の合成関数の微分の式を使えば、 から、容易に得 られる。

の公式;

二項定理と同様に、式 を使い、数学的帰納法で証明できる の時、上の微 分の基本公式 そのもの)。

練習問題

図 三角関数の微分を求める際に持ちいる 極限を求める参考図

練 次の関数を微分の定義に従って、一 階導関数を求めよ。

定数 定数 定数

定数 定数 略解

(4)

二項定理を使うこともできるが、ここでは、

因数分解

を使えば、

となり、極限は容易に計算でき、

となる。

三角関数の公式より、

となることから、これを微分の定義式に代入し、

となる。ここで、上の極限の式 を使った。

指数関数の性質、

を使い、この関数の微分は、

となる。ここで、極限の式 を使った。

対数関数の性質より、

であるから、これを微分の定義の式の代入し、極限の式 を使い、

(5)

となる。

式 において、 と見做すと、微分の定義の式は、

となり、この極限は容易に計算でき、

を導くことができる。

基本問題

基 次の関数の一階導関数を求めよ。

ここで、

と定義され、双曲関数と呼ばれる。

双曲関数 及び のそれぞれの逆関数 及び

を対数関数を用いて表せ。

上で求めた逆関数の一階導関数を求めよ。

下の逆関数の微分に対する公式を用いて、一階導関数を求め、上の結果と一致する ことを確かめよ。

基 次式で定義される多項式 、

を の多項式と呼ぶ。

を計算せよ。

次式

(6)

を証明せよ。

必要ならば で証明した式を使って次の式を証明せよ。

で証明した つの式を使って、 階の微分方程式

が成立することを証明せよ。

と定義するとき、 が 階の微分方程式

を満たすことを示せ( の多項式は、量子力学で調和振動子の波動関数等に利用さ れる)。

参照

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