Citrix XenServer 5.5
UL1541-401-I
セットアップガイド
― 第 1 版 ―
著作権
Xen、XenServer、XenCenter、XenMotion は米国およびその他の国での Citrix Systems, Inc. の登録商標もしくは商標です。
Microsoft、Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録 商標または商標です。
まえがき
本書は、Citrix XenServer 5.5 (以下、XenServer と記します)のセットアップ方法に ついて説明します。XenServer をご使用になる前に必ずお読みください。
インストール手順の詳細については、XenServer インストールガイド(XenServer Installation Guide)「xenserver_installation.pdf」もあわせてお読みください。
また、ご使用にあたっては以下のドキュメントをご確認ください。 XenServer Virtual Machine Installation Guide「guest.pdf」 XenServer Administrator's Guide「reference.pdf」
XenServer User Security「user_security.pdf」 XenServer Release Notes「releasenotes.pdf」
目次
1.
動作環境 ... 4
1-1. XenServer ホスト動作環境 ...4 1-2. XenCenter 動作環境 ...4 1-3. VM サポート OS ...52.
XenServer をインストールするには ... 6
2-1. XenServer ホストインストール手順 ...6 2-2. XenCenter インストール手順...19 2-3. XenCenter 修復手順 ...22 2-4. XenCenter アンインストール手順 ...243.
ライセンスキーを登録する ... 26
4.
XenServer Tools ... 27
4-1. XenServer Tools について ...27 4-2. XenServer Tools インストール手順 ...285.
運用における注意事項 ... 30
1. 動作環境
1-1. XenServer ホスト動作環境
XenServer ホストを動作させるためには、以下の条件が必要です。また、NEC でハー ドウェア認証を取得したサーバで動作が可能です。最新のハードウェア認証済みサーバは 弊社Web サイト(http://www.nec.co.jp/pfsoft/xenserver/)にて公開しています。 CPU 1.5GHz 以上(2GHz 以上を推奨)・Windows VM を使用するために、Intel VT 対応 CPUが 必要です。
仮想化を有効にするためには、BIOS 設定画面の [Processor Settings] 内の [Intel Virtualization Tech] を [Enable] に変更す る必要があります。
・リソースプールを使用する場合には、プール内のサーバで 同じCPU ファミリー、ステッピングレベルであること。
メモリ 1GB 以上(2GB 以上を推奨)
ディスク容量 PATA, SATA, SCSI を含め最低 16G 以上(60G 以上を推奨)
ネットワーク インターフェースカード 100Mbps 以上 (P2V、インポート/エクスポートからのデータ転送、VM の置 換、XenMotion を高速に行いたい場合は、1Gbps 以上を推 奨します。)
1-2. XenCenter 動作環境
XenCenter を動作させるためには、以下の条件が必要です。 CPU 750MHz 以上 (1GHz 以上を推奨) メモリ 512MB 以上(1GB 以上をを推奨) ディスク容量 100MB 以上の空きディスク領域 ネットワーク インターフェースカード 100Mbps 以上 (VM のインポート/エクスポートなどを高速に行いたい場合 は、1Gbps 以上を推奨します。) オペレーティングシステム Windows 2000 Windows XP Windows Server 2003 Windows Server 2008 Windows Vista備考 .NET framework version 2.0 以降
上記動作スペックを満たすx86 ベースの PC またはサーバで 動作可
1-3. VM サポート OS
XenServer 上で動作可能な OS は以下となります。 Microsoft Windows 64-bit Windows Server 2008 SP なし, SP1, SP2, R2 Windows Server 2003 SP2 Windows 7 32-bit Windows Server 2008 SP なし, SP1, SP2 Windows Server 2003 SP なし, SP1, SP2, R2 Windows Small Business Server 2003 SP なし, SP1 SP2, R2 Windows XP SP2, SP3 Windows 2000 SP4 Windows Vista SP なし, SP1 Windows 7 Linux 64-bit
Red Hat Enterprise Linux 5.0, 5.1, 5.2, 5.3
CentOS 5.0, 5.1, 5.2, 5.3
Oracle Enterprise Linux 5.0, 5.1, 5.2
SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1, SP2
SUSE Linux Enterprise Server 11
32-bit
Red Hat Enterprise Linux 3.6, 3.7, 3.8, 4.5, 4.6, 4.7, 5.0, 5.1, 5.2, 5.3
CentOS 4.5, 4.6, 4.7, 5.0, 5.1, 5.2, 5.3
Oracle Enterprise Linux 5.0, 5.1, 5.2, 5.3
SUSE Linux Enterprise Server 9 SP1, SP2, SP3, SP4
SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1, SP2
2. XenServer をインストールするには
2-1. XenServer ホストインストール手順
注: XenServer ホストのインストールを実行する前に、BIOS 設定画面の [Processor Settings] 内の [Intel Virtualization Tech] を [Enable] に変更して仮想化を有効にしてください。
< >内と表示画面を照らし合わせた上でお進みください。
1. Preparing for Installation
コンピュータにCitrix XenServer 5.5 Disc 1 (XenServer Installation CD)を 挿入し、コンピュータを再起動してください。 ハードウェアの検出と初期化が実行されます。 2. Select Keymap インストールで使用するキーボードの設定を行います。 以下のキーを使用してください。 ・Tab、Alt + Tab : 上下移動 ・Space キー or Enter キー : 選択、決定 ・F12 : 次の画面へ進む 希望するキーボードタイプを選択し、[OK] を選択してください。
3. Welcome to XenServer
[Install or upgrade XenServer Host] を選択し、[OK] を選択してください。
4. Welcome to XenServer Setup
XenServer ホストをコンピュータにインストールします。
XenServer ホストのインストールにより、ディスク上の全てのデータが削除されます。 バックアップが必要な場合、インストールに進む前に確認をしてください。
5. End User License Agreement
XenServer End User License Agreement が表示されます。
画面をスクロールさせ、同意の上で [Accept EULA] を選択してください。 6. System Hardware XenServer ホストをインストールしようとしているコンピュータに仮想化可能な CPU が搭 載されていない、もしくは BIOS 上で仮想化が無効になっていると、以下の警告メッセー ジが表示されます。この時点で、BIOS 上で仮想化が有効になっていなくても XenServer ホストインストール後に設定可能です。[OK] を選択し、次に進んでください。 注: 仮想化可能な CPU が搭載されていない場合には、Windows VM は使用できません
7. Installation Type インストールの開始を選択する画面が表示されます。[OK] を選択し、次に進んでください。 もし、インストール済みのXenServer ホストが検出された場合は、新規インストールを実 行するか、既存の VM を保持したままアップグレードインストールを実行するかを選択す る画面が表示されます。 <インストール済み XenServer が無い場合> <インストール済み XenServer が検出された場合>
※Select Primary Disk コンピュータが複数のローカルハードディスクを搭載している場合、Primary ディ スクの選択を要求されます。 Primary ディスクを選択後、[OK] を選択してください。 ※Guest Storage VM ストレージで使用するディスクの選択画面が表示されます。 選択後、[OK] を選択してください。
注: コンピュータに1台のハードディスクしか搭載されていない場合には、< Select Primary Disk > 画面、および< Guest Storage >画面は表示されません。
8. Select Installation Source
この画面では、インストール元を選択します。 選択後、[OK] を選択してください。
9. Linux Pack
この画面では、Linux サポート機能(Linux Pack)をインストールするかどうかを選択し ます。Linux Pack をインストールしない場合、Linux VM はご利用頂けません。
Linux VM をご利用になる場合は [Yes] を、Windows VM のみご利用になる場合は [No] を選択し、次へ進んでください。
10. Verify Installation Source
この画面では、インストールメディアの完全性を確認するかどうか聞かれます。
[Verify Installation Source]を選択すると、パッケージの MD5 チェックサムが計算され、 既知の値と比較確認されます。この処理には、ある程度の時間を要します。 [Skip verification] を選択すると、この確認は省略されます。 選択後、[OK] を選択してください。 11. Set Password root パスワードを設定し、[OK] を選択してください。 このパスワードは、XenCenter から XenServer ホストへの接続でも使用されます。 (パスワードは 6 文字以上で設定してください。)
12. Networking 12-1. XenServer ホストのネットワークを指定します。 NIC ポートが 2 つ以上ある場合、その中から 1 つ選択してください。 NIC ポートが 1 つの場合、この画面は表示されません。 12-2. XenServer ホストが使用する IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを設定できま す。DHCP の選択、もしくは個別設定後、[OK] を選択してください。 (XenServer をインストール後、リソースプール構成で XenServer ホストを管理する場合は、 [IP Address]に静的 IP を設定する必要があります。) 注: インストール完了後、ネットワークの設定を変更する場合は、XenServer コンソール[Network
13. Hostname and DNS Configuration
この画面では、ホスト名、DNS の設定ができます。 各設定後、[OK] を選択してください。
注: DNS サーバを一つ以上設定する必要があります。
14. Select Time Zone
この画面では、タイムゾーンを設定します。
XenServer ホストをインストールするコンピュータが存在する地域を選択してください。 次に、詳細エリアを選択後、[OK] を選択してください。
15. System Time
システムタイムの選択をします。
[Using NTP] もしくは [Manual time entry] を選択後、[OK] を選択してください。 ( [Manual time entry] を選択した場合、インストール完了前に設定を行います。)
16. NTP Configuration <System Time>画面で[Using NTP] を選択した場合、使用する NTP サーバを選択する画 面が表示されます。 使用するNTP サーバを入力後、[OK] を選択してください。 17. Confirm Installation インストールの確認画面が表示されます。 これまでに入力した情報に問題がなければ、[Install XenServer] を選択し、インストール を開始してください。
※ New Media
<Linux Pack>画面で Linux Pack のインストールを選択した場合、インストール中に メディアの交換を求められます。メッセージに従ってCitrix XenServer 5.5 Disc 2 (Linux Pack Installation CD) に交換してください。
※ Set local time
<System Time>画面で [Manual time entry] を選択した場合、以下の画面が表示されます。 各入力後、[OK] を選択してください。
18. Installation Complete
XenServer ホストのインストールが完了しました。 [OK] を選択し、コンピュータを再起動してください。
2-2. XenCenter インストール手順
1. コンピュータに、 XenCenter Installation CD を挿入します。 自動でセットアップウィザードが起動しま す。 XenCenter のインストールを開始するため に、[次へ] をクリックします。 2. XenServer ホスト 4.0/4.1 を管理する必要 がある場合は、 [ローカルドライブにインストール] もしくは [ローカルドライブにすべてインストール] を指定し、[次へ] をクリックします。3. インストール先を指定し、[次へ] をクリッ クします。 ・ インストール先を変更する場合は [参照] をクリックし、インストール先を指定して 下さい。 デフォルトのインストール先は C:¥Program Files¥Citrix¥XenCenter¥ になります。 ・ スタートメニューに登録するアカウントを選択します。 - すべてのユーザー ⇒ すべてのユーザーが利用可能 - 現在のユーザー ⇒ 現在のユーザーのみ利用可能
4. インストール確認ウィザードで、 [インストール] をクリックします。 5. インストールの進行状況が表示されます。 6. インストールが完了しました。 [完了] をクリックして、ウィザードを 終了して下さい。
2-
3. XenCenter 修復手順
XenCenter のファイルを誤って消去した場合、破損した場合に行ってください。 1. コンピュータに、 XenCenter Installation CD を挿入します。 自動でセットアップウィザードが起動 します。 [次へ] をクリックします。 2. [修復] をクリックします。 3. 修復の準備ができました。 [修復] をクリックします。4. 修復の進行状況が表示されます。 XenCenter を起動中に、修復を実行すると、 右の画面が表示される場合があります。 起動中のXenCenter を終了して、[再試行] をクリックして下さい。 ※ [無視] を選択した場合、XenCenter の 修復は実行されますが、修復完了後に 再起動を要求されます。 5. 修復が完了しました。 [完了] をクリックして、ウィザードを 終了して下さい。
2-
4. XenCenter アンインストール手順
1. コンピュータに、 XenCenter Installation CD を挿入します。 挿入します。自動で以下のセットアップ ウィザードが表示されます。 [次へ] をクリックします。 2. [削除] をクリックします。 3. 確認画面が表示されます。 [削除] をクリックします。4. アンインストールの進行状況が 表示されます。 XenCenter を起動中に、削除を実行すると、 右の画面が表示される場合があります。 起動中の XenCenter を終了して、[再試行] をクリックして下さい。 ※ [無視] を選択した場合、XenCenter の 削除は実行されますが、削除完了後に 再起動を要求されます。 5. アンインストールは完了しました。 [完了] をクリックして、ウィザードを 終了して下さい。
3. ライセンスキーを登録する
XenServer ホスト、XenCenter インストール後、以下の手順に従ってライセンスキーの登 録を行ってください。 1. デスクトップ上の XenCenter ショートカットをダブルクリックして、XenCenter を起 動します。 2. 画面上部の [サーバーの追加] をクリックします。 3. [ホスト名]欄にサーバ名、もしくは IP アドレスを入力、また [パスワード] 欄に root パスワードを入力し、[接続] をクリックしてください。 4. 接続完了後、メニュー[サーバー] → [ライセンスキーのインストール] を クリックします。 5. [ライセンスキーのインストール] 画面にて、XenServer5.5 ライセンス[別売]の [LICENSE]フォルダを開き、XenServer ライセンスファイル「XenServer-license.xslic」 を選択後、[開く] をクリックしてください。 6. XenCenter のログタブにて、[ライセンスが適用されました]の表示を 確認してください。 以上で、ライセンスキーの登録は終了です。4. XenServer Tools
4-1. XenServer Tools について
XenServer Tools とは、VM にインストールすることによって、XenServer ホストと VM 間 のやり取りを高速化するツールです。 XenServer Tools をインストールすることにより、下記事項が可能となります ・ XenCenter 上から VM 情報が取得可能になる。 (OS 情報、CPU 使用率、メモリ使用率、ディスク情報) ・ XenCenter からの VM 電源操作が限定されなくなる。 インストール前:強制終了、強制再起動、休止 インストール後:強制終了、強制再起動、終了、再起動、休止 ・ ResourcePool 内のサーバ間で VM の移動(XenMotion)が可能になる。
4-2. XenServer Tools インストール手順
1. 起動中の Windows VM を選択し、メニュー、もしくは 右クリックから、 [XenServer Tools のインストール] を選択してください。
2. [XenServer Tools のインストール] を選択すると、「XenServer Tools のインストー ル」画面が表示されます。
[XenServer Tools のインストール] ボタンをクリックすると、Windows VM コンソー ル内で「Citrix Tools for Virtual Machines Setup」画面が表示されます。
3. EULA に同意した上で、
[I accept the terms in the License Agreement]
をチェック後、[Next] をクリックしてくだ さい。
4. XenServer Tools のインストール先を指定 し、[Install] をクリックしてください。
5. インストール進行状況が表示されます。
6. インストール完了後、再起動を要求されます。 [Reboot now] を選択し、[Finish] をクリッ クしてください。
5. 運用における注意事項
下記注意事項をご理解いただいた上でご使用ください。
-VM 名およびストレージリポジトリ(SR)名に 2 バイト文字を設定した状態で xsconsole か ら特定の操作(下表)を実行すると、エラー(図 1)が発生します。
→Citrix Systems, Inc. はこの現象を問題として認識しており、次期 Version で 修正される予定です。
xsconsole(※)
[Virtual Machines] ⇒ [VMs Running On This Host] [Virtual Machines] ⇒ [All VMs]
[Disk and Storage Repositories] ⇒ [Current Storage Repositories] [Disk and Storage Repositories] ⇒ [Specify Suspend SR]
[Disk and Storage Repositories] ⇒ [Specify Crash Dump SR]
[Backup,Restore, and Update] ⇒ [Backup Virtual Machine Metadata] [Backup,Restore, and Update] ⇒ [Restore Virtual Machine Metadata] ※ xsconsole:XenServer ホストのコンソール上で利用するメニュー画面 図1 この現象は、VM 名/SR 名に 2 バイト文字が設定されていることが原因で発生します。 そのため、新規にVM や SR を作成する場合は、VM 名/SR 名に 1 バイト文字を設定し てください。 注意!: 特に日本語版 XenCenter を使用して新規に VM や SR を作成する場合、VM 名/SR 名に 2 バイト文字の名称が設定されますのでご注意下さい。
-現象発生後の対処方法 VM/SR 名に2バイト文字を使用し、前述のエラーが発生した場合には、XenCenter コンソールから以下の手順で名称を1 バイト文字に修正することで回避できます。 ※VM/SR の表示名変更は、稼働中のシステム(該当の VM や他の VM、XenServer ホスト)に影響はありません。 1. XenCenter から対象の VM あるいは SR を選択後、右クリックから[プロパティ] を 選択します。 SR VM 2. [プロパティ]画面左の[全般]を選択、名前を 1 バイト文字に変更し、[OK]を クリックします。