早大生
応援誌
理論宇宙物理学の世界をのぞく
ダークマターとダークエネルギーとは?
理工学術院教授 前田恵一
鎌倉てらこや10周年を迎えて
そろって大会新記録で優勝!
早稲田が誇る重量挙げのヒロイン!
社会科学部 4年 松本 潮霞
スポーツ科学部 3年 見附 絵莉
特集 Professor’s Eye 早大生が行く ぴーぷる2013.
11.25
第1323
号 授業期間中 毎週月曜日発行 バックナンバーはWebサイトにてhttp://wasedaweekly.jp
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自分自身を成長させるには学生生活を充実させることが 大切。もしあなたが「何となく不完全燃焼」「社会に出る のが不安」と思っているなら、キャリアセンターが実施す る「夢中になれることが見つかるセミナー」「進路・仕事 を考えるセミナー」「将来を考えるセミナー」に参加しま せんか。本年度実施したものは、Course N@viの「キャリ ア・就職支援講座」で閲覧可能です。
早稲田の
「成長の場所」
で
自分を磨こう!
低 学 年 向けセミナー
早稲田流キャリア支援 by早稲田大学キャリアセンター
セミナーでは「いつ行動を起こすの か?」という強い問い掛けがあり、大学 生は自ら行動することが最も大切だと学 びました。そこで、大学の「プロフェッシ ョナルズ・ワークショップ」に参加し、多 くの人と関わることで、自分が進むべき 方向性が見えた気がします。林修氏の「今 でしょ!」は、人生における真実の一端を 見事に指し示す言葉だと実感しました。 文化構想学部 1年 森山 健太 「夢中になれることが見つかる セミナー」に参加して「みらい設計」ストーリー
入学 未来へ 卒業・ 就職 就職 活動 開始 大 学 時 代 社 会 人早大生なら
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・ WAVOCオープン科目「途上国の 農村開発」を受講。 ・外国での体験学習を通して、役立 つ現地開発とは何かを考える。 ・国の発展には教育が最も大切だと 実感する。 大学時代に積極的に学び、社会と交わり、考えを深めた早稲田 未来さん。学生生活を通して得た知識や経験が、社会人として 働く彼女の土台となっています。喜びからも苦労からも多くの ことを吸収し、成長を続ける未来さんの歩みをたどります。 ・キャリアセンターで就職相談し、 進路のアドバイスをもらう。 ・途上国でインフラ整備を行う商社 に就職が内定! ・ 4年間の集大成であるゼミ論文「途 上国と都市開発」が完成。 ・国際問題に関心があり、国際政治 経済学科に入学。 ・基礎科目「国際関係論入門」を履修。 ・日本が世界のためにすべきことに ついて考え始める。 ・将来は国際開発に関わる仕事をし たいと思い立つ。 ・語学習得のため、オープン科目 「Discussion Tutorial English」を受講。 ・留学センターのプログラムで海外 の大学へ短期留学。 ・念願のインフラ事業部に配属され る。 ・海外現状視察では異文化理解の難 しさに直面。 ・現地の人との地道な交渉が実を結 び、計画実現へ進む。 ・途上国の道路建設プロジェクトが 成功し、学生時代の目標が叶う。 ・大学で多くの挑戦を通して身に付 けた力は今でも自分の基本と実感。 ・今後も仕事を通して経験を積み重 ね、成長していきたい。 scene
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1年生 scene3
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社会人 5年目 scene6
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4年生 「自分の興味を発見!」 「大学での教育と経験を 未来の自分へつなげる」 「世界の中の日本を知る」 「夢の形が見えてきた」 「大学時代の経験が 支える今の自分」 「目標に向けてますます邁進」 キャリアセンターが行う キャリアセンター長 笹倉 和幸 間もなく12月。就職活動の季節がやってきま す。そして、これから就職活動をする学生の皆さ んにとっては、緊張と不安の季節です。 でも、大丈夫です。なぜなら、皆さんの先輩た ちもそのような緊張と不安の中で就職活動を行 い、うまく乗り切ってきたからです。先輩たちは なぜそうできたのでしょう。それは早稲田大学で 人間として大きく成長し、それが社会(会社?) に認められたからです。これから就職活動に臨む 皆さんも、入学してから勉学や課外活動を通して 多くのことを学んだはずです。そして今振り返れ ば、それが自分自身を高めてきたことを実感でき るでしょう。ですから、自信を持ってください! 今週の『早稲田ウィークリー』では、1年後、 2年後に就職活動を迎える皆さんにも役立つ早稲 田大学のキャリア支援を特集します。早稲田大学 にある「成長の場所」の紹介など、参考になるも のばかりです。ぜひ読んでみてください。 政治経済学部 国際政治経済学科卒業 早稲田 未来さんの場合キャリアセンターでは、就職活動支援の他に、「みらい 設計」という名称のキャリア形成支援を行っています。基 本的な考え方は、低学年のうちから充実した学生生活を送 ることで、社会に出るための基礎力を身に付けるというも のです。具体的には、『みらい設計ハンドブック』の発行、
学 内 にある「 成 長 の場 所 」の例
「みらい探しセミナー」「資格が必要な仕事セミナー」の開 催、各種インターンシップの実施、専用ブースでの個別相 談などです。また、卒業後の働き方を考えるキャリアデザ インの図書も充実しています。キャリアセンターを利用し て、学生生活をより一層充実させてください。 早稲田大学には皆さんが人間的に成長するために役立つ場所、すなわち「成長の場所」がたくさんあります。 ここではそのような「成長の場所」を通して、人生を生き抜く力を身に付けている3人の学生をご紹介します。 「成長の場所」の情報については、『早稲田ウィークリー』「学生応援宣言」(以下のURL参照)もぜひご覧ください。 ■学生応援宣言 http://www.wasedaweekly.jp/list.php?type=life&cat=14 外国人と話した経験が少なく 異文化交流にためらいがありま したが、ICCで留学生と気軽に 会話を楽しむ中で気負う必要は ないのだと感じました。「ジャパ ニーズ・カルチャー・ウィーク」 で浴衣の着付け体験のサポータ ーをした際、留学生が喜ぶ姿を 見て日本文化の魅力を再認識し、 身近な日本文化を見直すきっか けになりました。 田無学生寮のSocial Intelligence プログラムでは社会で活躍するた めのさまざまなスキルを学びま す。「日本の地域特産品の魅力を 台湾へ伝達せよ」をテーマにした 台湾研修では、1年間学んだスキ ルを存分に発揮することができま した。充実したインプットとアウ トプットの場を通して、「思考し 行動すること」の重要さと難しさ を学びました。 自分の文章を第三者の目線から 丁寧に見てもらえるのは貴重で す。何度も通ううちに、学術文章 の書き方が自然と身に付いてきま した。自分では「完璧!」と思っ ていた文章でも、気付くことがた くさんありました。文章の構成を 決める手助けもしてくれます。1 年次に書いたレポートとの違いに 自分でも驚いています。 文化構想学部 1年 岡田 奈々 基幹理工学部 2年 佐々木 大輔 政治経済学部 4年 堀 純 子 教養を深める場所 スポーツを通じて 人格形成する場所 海外経験を積む場所 社会の問題に挑む場所 書く力と考える力を 鍛える場所 共に学び生活する場所 世界とつながる場所 ビジネスを生み出す場所 理解する場所他者を深く 気軽に異文化 交流ができます! 寮生活で実践的な スキルが学べます! 学術文章の書き方 が身に付きます! オープン 教育センター 競技スポーツ センター 留学センター 平山郁夫記念 ボランティアセンター (WAVOC) ライティング・センター レジデンスセンター (学生寮) 国際コミュニティ センター(ICC) インキュベーション 推進室 障がい学生支援室 多様性について 考える場所 就業力を高める場所 みらい設計を考える場所 教員を目指す場所 男女共同 参画推進室 エクステンション センター キャリアセンター 教育学部 教員就職指導室国際コミュニティセンター
(ICC)
レジデンスセンター
ライティング・センター
キャリアセンターを利用しよう!
■キャリアセンター 学生会館(30号館)3階 http://www.waseda.jp/career/ [email protected]宇宙論は現地実験ができない特殊な研究分野です。 仮説として組み立てた理論を、大口径望遠鏡や人工衛 星などの最先端機器を使った宇宙観測によって確かめ るのですが、そもそも、宇宙全体が科学に基づく研究 対象・分野となったのは20世紀初頭。宇宙の果てはど うなっているのか、永遠に存在し続けるのかといった 素朴な疑問に対して、かのアルベルト・アインシュタ インが、未来永劫不滅で変化しない有限の空間として 宇宙を定義しようとしました。ただ、地球も含め宇宙 の天体同士は万有引力(=重力)で引っ張り合ってい るため、やがて一つの塊になってしまうとも考えられ ます。そこで、アインシュタインは、重力に対抗する 見えざる力として「宇宙項」または「宇宙定数」を導 「ダークマター」「ダークエネルギー」、何やら怪しげな雰囲気を醸し出すこれらの言 葉は、宇宙の構造や起源について研究を行う宇宙物理学における今最も熱いトピック。 2011年には、宇宙が加速膨張していることを指摘した米豪の大学教授3名がノーベル 物理学賞を受賞しました。そこで今回は、宇宙論の黎明期から現在に至る研究の推移 と、「ダークマター」「ダークエネルギー」の正体について、宇宙研究における国内屈 指の理論物理学者である前田恵一理工学術院教授にお話を伺いました。
理論宇宙物理学の世界をのぞく
ダークマターとダークエネルギーとは?
今「知っておきたい」 世の中の事象を 早稲田大学の教授陣が解説Professor's
Eye
1922年、早稲田大学来校時のアインシュタイン ダークマター ダークエネルギー 宇宙の構成要素 入しますが、1922年、アレクサンドル・フリードマン が「宇宙は膨張している(膨張宇宙論)」との異論を唱 えます。1929年には、地球から見て遠くにある銀河ほ どより速い速度で遠ざかっていることをエドウィン・ ハッブルが発見。こうして膨張宇宙論は裏付けられた のです。このことは、アインシュタインが、仕方なく 導入した「宇宙項」について「我が人生最大の失敗」 と言ったとされるほどインパクトのある発見でした。ビッグバンの名残が宇宙の膨張を証明
フリードマンが提唱し、ハッブルによって実証された 膨張宇宙論では、膨張のプロセスを過去にさかのぼって 考えると、宇宙空間は小さな始まりの1点に帰結するこ とになります。この1点から大爆発によって宇宙が誕生 したとするのが、いわゆる「ビッグバン理論」です。と はいえ、これはあくまで推測に基づくもの。そこで、元 素の起源を解明することで宇宙の成り立ちを説明しよう としたのが、ジョージ・ガモフです。1948年、ガモフ は、昔の宇宙は高密度で、高温だったと考えました。そ の熱い宇宙の名残が「光」のかたちで宇宙空間に残され ていると推測します。そして1963年、米国のベル研究 所に勤めるアーノ・ペンジアスとロバート・ウッドロ ウ・ウィルソンが、その「光」を偶然発見。通信時の雑 音を調べていたところ、宇宙空間のどの方向からも同じ 強さの雑音が届くことを見つけたのです。これこそが、 ガモフが予言した、ビッグバン理論の正しさを証明する 「光」であり、「宇宙マイクロ波背景放射(CMB)」と名 宇宙の約4分の1を占め、未知の素粒子で ある可能性が高い。今年のノーベル物理学 賞の対象となった、万物の質量の起源とさ れる「ヒッグス粒子」の発見により、その 正体解明に一歩近づいたといえる。 宇宙の約4分の3を占め、重力に反発して宇 宙の加速膨張の原因となると考えられてい る「エネルギー」。その正体は全く分かっ ておらず、物質ですらないかもしれないこ とから、現代宇宙論最大の謎とされている。 27% ダークマター 5% 既知の物質 68% ダークエネルギー宇宙空間は無限か有限か
永遠に存在し続けるのか
写真提供:大学資料センター付けられました。この発見でペンジアスとウィルソンは 1978年にノーベル物理学賞を受賞しています。 さらにその後、この放射の温度(絶対温度で3K)が、 場所によってほんのわずか異なることが明らかになり ました。温度の違いは密度のゆらぎを意味し、宇宙を 構成する銀河の「種」と考えることができます。この 発見で活躍したのが、1989年にNASAが打ち上げた宇 宙背景放射探査衛星と呼ばれる「COBE衛星」で、ビ ッグバンから30万年後の「温度ゆらぎ」(「銀河の種」) の発見という重要な成果を挙げました。この発見をし たジョン・C・マザーとジョージ・スムートは2006年、 ノーベル物理学賞を受賞しました。また2001年には、 COBEの後継となる「WMAP衛星」の観測データか ら、宇宙の年齢が137億歳だということも発表されます。
重力に逆らう見えざる力「ダークエネルギー」
ビッグバン理論の証拠が集まる中で、新たな謎が出現 します。宇宙論の根幹にあるアインシュタインの重力理 論からすれば、例えば、地球で上空に投げたボールは、 時間の経過とともに上昇速度が落ち、最高地点を境にし て落下します。同じように、宇宙の膨張もその膨張速度 1989年にNASA が打ち上げた宇 宙背景放射探査 衛星 COBEの後継と して2001年打ち 上げ。宇宙年齢 が137億歳であ ることを決定宇宙論研究の歴史年表
COBE WMAP 1917 年 1922年 1929年 1948年 1963年 プランク衛星が捉えた温度ゆらぎ 予想されている宇宙進化のイメージ がだんだん遅くなると考えられていました。ところが、 この予想に反し、宇宙が加速度的に膨張していること が発見されたのです。この功績により、2011年にウル・ パールミュッター、ブライアン・シュミット、アダム・ リースの3名にノーベル物理学賞が授与されました。で もどうして、重力に逆らい、膨張が加速するのでしょう か……。そう、かつてアインシュタインがやむを得ず導 入した「宇宙項」が、いま再び脚光を浴びています。し かし、現時点では、「宇宙項」を含め加速膨張を説明す る納得できる説はなく、加速膨張の原因となる未知の力 を「ダークエネルギー」と呼び、宇宙論最大の謎とされ ています。 近年のWMAP衛星やプランク衛星の観測成果は著し く、宇宙の構成要素の割合が分かってきました。われわ れのよく知る原子などの物質はわずか5%で、68%が前 述の「ダークエネルギー」、残りの27%が「ダークマター」 なのです。ダークマターについては、ダークマターが通 常の物質と衝突する際に発生する粒子の観測が計画され ています。最近の観測では、予想より多い数の「陽電子」 が見つかっており、ダークマター存在の可能性を示唆し ていますが、まだ発見には至っていません。ダークエネ ルギーにいたっては、その正体は全く不明。だからこそ、 今後これらの正体が解明されれば、現代物理学の新たな 展開につながる可能性も秘めているといえます。かつて、 コペルニクスによって天動説から地動説へと変わったよ うな、宇宙観の大転換が起こるかもしれない瞬間に私た ちは生きているのです。 理工学術院 教授 前田 恵一 まえだ・けいいち 京都大学で理学博士の 学位を取得後、イタリア・トリエステ理論 物理学研究所研究員、パリ・ムードン天文 台研究員などを歴任して現職。一般相対性 理論、宇宙論を専門とする理論物理学者。 著書に『宇宙のトポロジー』『アインシュタ インの時間』『重力理論講義』などがある。学生へのメッセージ
私は、高校時代に相対性理論に興味を持ったことが、物理学者になる 動機につながっています。ダークエネルギー解明に向けては、従来の常 識を捨て、重力理論などの基礎物理学を再構築する必要性も考えられ、研 究者として一層のやりがいを感じています。学生諸君においても「先生が 言ったから」、「本に書いてあったから」正しいと思うのではなく、自分が 納得ゆくまで考えるところに、常に新しい発見と感動があるはずです。 膨張宇宙論 「宇宙は膨張している」 アレクサンドル・フリードマン ビッグバン宇宙論を提唱 「かつては高密度で高温」 ジョージ・ガモフ 宇宙は、永遠に 変わらない有限の空間 「宇宙項」の導入 アルベルト・アインシュタイン 宇宙の膨張を発見 「遠方の銀河ほど速く 遠ざかる」 エドウィン・ハッブル 宇宙マイクロ波背景放射の発見 ビッグバン宇宙の放射の名残を観測 アーノ・ペンジアスとロバート・ ウッドロウ・ウィルソン Credit:NASA Credit:NASA Credit:NASA Credit:ESA:Planck読者より
駅前交差点を抜けて神楽坂の方向に向かうと、 周辺では珍しくゆったりランチが食べられる「奈 津」があります。お店の一押しは5種類ある日替 わり定食で、中でも人気の麻婆丼は辛さ控え目で 家庭的な味付け。大盛りのご飯にトロっとしたあ んの麻婆豆腐がたっぷりかかっていて、最後まで アツアツのままおいしくいただけます。中華スー プと漬物がついて、お腹も大満足です。 店名 奈津ダイオウダイニング 住所 東京都新宿区早稲田南町54 電話番号 03-3202-2670 営業時間 11:30∼15:00 17:30∼23:00 メニュー名 日替わり定食(麻婆丼は週に1回不定期) 価格 680円穴場の中華店、一押しの日替わり定食
社会科学部 3年 垣内 洋椰奈 津ダイオ
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早稲田大学 戸山 キャンパス 馬場下町 早稲田駅★
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鎌倉てらこや10周年を迎えて
理事長である池田雅之社会科学総合学術 院教授より開会の挨拶 円覚寺をお借りして行う参加型の朗読会 「みんなで朗読」 月26日(土)早稲田大学国際会議場にてNPO 法人鎌倉てらこや10周年記念式典が開催され ました。鎌倉てらこやは「地域に根差した教育」をモ ットーに、子ども・大学生・保護者の方々と共に活動 を進めています。式典では、これまでの10年を振り 返るとともに、次の10年に向けた展望を考えました。 私が深く関わったのは、「鎌倉てらこや10年のあゆ み」の紹介映像作成とゲストスピーチの進行役です。 私が鎌倉てらこやに参加し始めたのは2年前で、それ より前の活動はよく知りませんでしたが、活動の記録 を調べるうち、10年の間にはいろいろな出来事があ り、また地域のため、子どものため行動したいという 思いを感じました。設立当初から活動に参加されてい るゲストスピーカーの方の話からは、鎌倉てらこやの これまでの歩みが実体験的に伝わってきました。そし て、式典の中で印象に残った言葉があります。それは、 「ボランティアは希望である」という言葉です。一人 一人は小さなボランティアでも、やがて人同士がつな がり、希望は社会全体に広がっていきます。この言葉 を忘れず、これからも行動し続けたいです。10
行 く
大 生 が
!
社会科学部 4年 海老澤 里帆 『早稲田ウィークリー』には読者 や学生モニターから多数の意見 や感想が届きます。その一部を ここでご紹介します。 1315号(9月30日)掲載 体育祭2013 昨年までは行事の存在自体を知らなかったが、誌面か らさまざまな情報が得られ、情報収集の媒体選びにつ いて考えさせられた。(商学部2年) 1316号(10月7日)掲載 特集:“思い”がつながるWAVOCボランティア特集 学生のみならず、ボランティアに来られている側の方 の顔と話が載っているのが新しくて良かった。(先進 理工学部3年) 1316号(10月7日)掲載 キャンパスニュース 戸山キャンパスの授乳室など、キャンパスの新しい情 報を得ることができた。知らない学生が多いと思うの で、認知度が上がると良い。(教育学部2年) 1317号(10月14日)掲載 今ここによみがえる大隈重信 失敗を恐れない、その志を表したメッセージが今の私 にぐっときた。ずっと失敗ばかりで時に全ての物事に 対してやる気をなくすこともあるが、その失敗に打ち 勝つべく行動したい。(政治学研究科1年) 1318号(10月21日)掲載 特集:自分にぴったりの本は? 本の目利きが教える厳選ブックガイド 村上春樹「パン屋再襲撃」にまつわる話がとてもおも しろかった。(文化構想学部3年) 1318号(10月21日)掲載 杜の相談室:「寝だめ」はできないでしょうか? 休日に寝だめをしていたが、それが意味のないことだ と分かりました。(政治経済学部1年)さに「小さな巨人」と言う べきか。今年4月に行われ た「第10回全日本学生ウ エイトリフティング選抜大会」にて、 女子63kg級、同69kg級を大会新記録 で優勝した二人は、共に150cmをわ ずかに上回る小柄な女性。早稲田大学 ウエイトリフティング部の先輩後輩で ある松本さんと見附さんは、日本代表 にも選出されたトップアスリートだ。 ロンドン五輪で銀メダルを獲得した 三み宅やけ宏ひろ美み選手の活躍などから、近年に わかに注目を集めている女子重量挙 げ。競技を始めたきっかけを二人に尋 ねたところ、「姉もウエイトリフティ ングの選手で、姉と同じ高校に通って いたところ、彼女の指導者から熱烈な 勧誘を受けて…」と松本さん。一方の 見附さんは、「高校のウエイト部の雰 囲気が楽しそうだったから」。共に競 技に魅せられたわけではなかったが、 徐々にその奥深さに取りつかれ、大学 でも続けることを選んだ。 「マイナー競技であるが故に、大会に 出られる機会が多かったことがモチベ ょう性がないと、このフォーム自体が 成立しません。さらに、笑顔のパフォ ーマンスも重要です」(松本さん)。 練習で泣いて、本番で笑う。今年の 春、二人は大舞台で大いに笑った。 松本さんは来年4月からは実業団に 入って競技を続ける。3年生の見附さ んも、将来的に実業団入りを目指すと いう。こうした選択肢の広がりも近年 の女子重量挙げ選手の努力の産物だ。 二人の目標の選手は松本さんの姉 で、いちごグループホールディング所 属の松本萌もえ波は選手。部のOGでもあり、 今年6月に行われた「第27回全日本女 子ウエイトリフティング選手権大会」 で優勝した萌波選手は、社会人選手と してロールモデルになる存在だ。そん な偉大な先輩の背中を追う前に、二人 にはやっておきたいことがある。 「団体戦は学生時代にしか経験できま せん。12月に行われる『全日本大学 対抗女子ウエイトリフティング選手権 大会』では今年こそ結果を残したい」。 大会直前まで二人は厳しい練習に励 む。早稲田として栄冠をつかむために。 ーションになっていたと思います。そ して大会に出たら出たで、ハイレベル な選手の存在を痛感する。経験を積む ほど、もっと強くなりたいという欲が 増していくんです」。 そう言って隣に座るハイレベルな選 手に視線を向ける松本さん。「こう言 いつつ、松本先輩の方がすごい選手で す(笑)」と見附さんが返す。二人は 選手として互いに意識しながらも、普 段は親友のように振る舞う間柄だ。 ただ、その雰囲気も練習中は一変す る。過酷なメニューが待っているのだ。 「最もきついのはバーベルを持ちなが らのスクワット。100kg以上の重量を 担ぐこともあります」(見附さん)。 練習場には部員のうめき声が響く。 明日の勝者を目指し、皆、過酷なウエ イトトレーニングに耐えるのだ。だが、 筋力を増大すればいいわけではない。 「いかに筋肉を疲労させずに重い重量 を持ち上げられるかが勝負のカギ。そ こでジャンプをしながらバーベルを浮 かし、そのスペースに体を入れるよう にするのですが、身体の柔軟性や敏し
そろって大会新記録で優勝!
早稲田が誇る重量挙げのヒロイン!
1 2 3 トレーニングは自分自身との戦い。松本選手(前)と見附選 手(後)は励まし合うことでこれまで困難を乗り越えてきたま
まつもと・なみか(左) 千葉県出身。県立松戸国際高等学校 卒業。1年次から全日本学生選手権で優勝するなどの実績を 残し、日本代表に選ばれる。趣味は体を休めること。 みつけ・えり(右) 兵庫県出身。県立三木東高等学校卒業。 2012年度に出場した全ての大会で3位以内に入り、松本選手と 共に日本代表に選出される。趣味は韓流ドラマ、K-POPの鑑賞。I[}.
社会科学部 4年
松本 潮霞
スポーツ科学部 3年
見附 絵莉
第578回 活躍する早大生を紹介 両脚を前後に開き、高々とバーベルを差し上げる松本選手 見附選手の必死の表情からは、一瞬の勝負に込めた強い意 志がうかがえる いったん試合を離れれば、人懐こい笑顔 で周囲の空気を和らげる二人フェアトレードコーヒー販売