鉄鋼スラグ水和固化体の基礎的性質と海洋環境下の耐久性
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(2) V‑445. 35. 圧縮強度と粉体水比の関係. 図3に材齢 28 日の圧縮強度と粉体水比の関係を示した. ここで,BP:高炉スラグ微粉末,CH:消石灰,FA:フライア ッシュ,W:水である.フライアッシュの寄与を他の粉体の 0.35 とすると,圧縮強度と粉体水比においてよい相関が得られた. 鉄鋼スラグ水和固化体は粉体水比を適当に設定することによ り,強度設計が可能である.. 3.海洋環境下における耐久性 3.1. 材齢28日圧縮強度(N/mm2). 2.3. 土木学会第58回年次学術講演会(平成15年9月). 空気量 0.5〜3.0%. 30 25 20 15 10 5. 海洋環境曝露における圧縮強度の変化. 0. 飛沫帯,干満帯,海中にそれぞれ円柱供試体を曝露して,. 0.0. 1.0. 1 ヶ月後と,13 ヶ月後に圧縮強度と静弾性係数を評価した.. (a) 圧縮強度. は,圧縮強度,静弾性係数いず. 同様であるが,鉄鋼スラグ水和. 30 25 20 15 10 5. 固化体は普通コンクリートより. 飛沫帯 干満帯 海中. 35000. 配合 C. 静弾性係数( N/mm 2). 果を図 5 に示した.質量変化は. 圧縮強度( N/mm 2). 35. 化と,質量変化を評価した.結. 30000. 配合 C. 25000 20000 15000 10000 5000. 0. 0 1ヶ月. も,長さ変化率が小さく,乾燥. 13 ヶ月. 1ヶ月. 海水暴露時間. 後湿潤状態に戻した場合元の長. 13ヶ月. 海水暴露時間. 図4 海洋曝露による圧縮強度と静弾性係数の変化. さに戻りやすい.. (c )コンクリート. 0. 0. -1. -1. 気中. 水中. 気中 水中. 気中. -2 -3. 気中. -4. -4. 長さ変化率 (×10 ) 質量変化率 (%). -5. 変化率. 0. -2. 水中. 気中 水中. 気中. 14. 28. 42. 56. 70. 84. 材齢(日). 98. 気中. 水中. 気中 水中. 気中. -6 0. 112. -3. -5. -6 0. -2. -4. -4. 長さ変化率 (×10 ) 質量変化率 (%). -5. -6. 長さ変化率 (×10 ) 重量変化率 (%). 1. -1 変化率. 変化率. -4. 1. 1. -4. ( W/C=65% ). (b)鉄鋼スラグ水和固化体 配合 F. ( a )鉄鋼スラグ水和固化体 配合 E. -3. (質量比). (b) 静弾性係数. 飛沫帯 干満帯 海中. 40. れも低下せず,上昇していた.. 乾湿繰り返しにおける長さ変. 4.0. 図3 圧縮強度と粉体水比の関係. に曝露したものでも 13 ヶ月後に. 乾湿繰り返し試験. 3.0. (BP+CH+0.35FA)/W. 結果を図 4 に示した.どの位置. 3.2. 2.0. 14. 28. 42. 56. 70. 84. 98. 112. 0. 14. 28. 42. 材齢(日). 56. 70. 84. 98. 112. 材齢(日). 図5 乾湿繰り返しによる長さと質量の変化. 4.まとめ 鉄鋼スラグ水和固化体の基礎特性と海洋環境下 における耐久性を評価した結果,海洋構造物とし ての適用が可能であることがわかった. 〈参考文献〉1) 小菊史男ら,港湾技研資料 No.990, (2001.6). 2)小菊史男ら,土木学会第 56 回年次学術講. 演会講演概要集,Ⅴ‑p.408(2001.10). 表2. 鉄鋼スラグ水和固化体の配合例. 配合 製鋼スラ スランプ 空気 No. グの最大 (cm) 量 粒径 (%) (mm) A 40 17.5 B 40 15.0 C 40 22.0 2.1 D 40 21.0 E 20 19.0 1.1 F 20 12.5 2.1 G 20 22.0 3.1. ‑890‑. 3. 単位量 (kg/m ) 水 240 240 196 186 259 240 227. 高炉スラグ フライ 製鋼 消石灰 混和剤 微粉末 アッシュ スラグ 350 350 374 371 410 439 618. 250 250 276 273 205 0 0. 1401 1401 1497 1527 1436 1757 1461. 36 36 39 37 41 44 62. 0.0 0.0 3.9 2.7 2.5 1.7 3.1.
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