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多様な道路利用者のユーザビリティを考慮した道路空間とネットワーク計画の策定方法に関する研究-香川大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2021

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図 2-2  交通の分担率と公共交通の利用頻度・満足度 10) また、全年齢層で「自動車」の分担率が増加しているが、「徒歩」「二輪車」の分担率が低下し ており、年齢別では 20~64 歳で「自動車」の分担率が 7 割以上であり、65 歳以上においても半 分以上の分担率となっており、免許が取得できる年齢以上になると、交通手段の大部分を「自動 車」に依存して自動車分担率が著しい高い結果となっている。  また、公共交通に関する満足度をみると、利用運賃や運行本数等に関する不満割合が高い状況 となっている。  さらに
図 2-13  香川県における交通事故の発生件数とその要因内訳 18)19)20) これまでも、交通死亡事故抑止対策など、安全で快適な交通社会の実現に向けた交通安全対策 が推進されているが、効果的な対策を実現するためには、道路交通環境や社会環境の変化に対応 しながら、交通事故の多発要因や特徴を捉えた対策を講じることが重要である。  香川県の交通事故は、 『高齢者』 『自転車』の 2 つの大きな要因に帰着するとして、以下にその 特徴を考察する。  ① 危険回避能力の低下した『高齢者』の判断ミスにより発生した交
図 2-14  自転車マナーに関するアンケート結果 21)22) さらに、香川県の交通事故の発生要因の一つである『高齢者』による過去 10 年間の交通事故発 生件数の推移を見ると、H13 以降緩やかな上昇傾向を示しており、発生件数は 3,712/2,790 件と 約 1.33 倍と増加が著しい結果となっている。  とりわけ、 75 歳以上の高齢ドライバーによる事故は大幅増(H13→H22 143.2%、全国: 112.7%) であり、一方的な過失に基づく車両単独事故についても同様である。 (86.4%増、全
図 2-15  高齢者の死亡事故と外出割合の比較 21) 上記の整理結果から、香川県における高齢者の事故の要因は、以下のように考察できる。  ① 加齢に伴う心身の機能低下に伴い、危機回避力等が低下。道路環境や外的要因に適応できず、 危機回避判断の遅れや誤りが一因して、事故発生に繋がっていると推察される。  ② 公共施設、集客施設の分散した配置等地域構造の問題、公共交通の整備状況等の問題、高齢 者単独世帯の増加等の問題から、高齢者の移動手段として自動車が必要不可欠となっている。 高齢化率の上昇以上に免許保有高
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