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小学校におけるリレー・短距離走の教材化について

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(1)

体育教室 雨]キ* `ま

じ心

ウに

体育 における運動の もつ意味 は単 に体力つ くりや人間形成の手段 としてだけに とどめず

,運

動 を 身につけること自体 も同時に重視 し

,現

在の生活

,将

来の生活 にわたって

,運

動 に親 しむ ことがで きることをね らっている。 このためにも

,運

動 の技能や運動 をめ ぐって必要な態度

,行

動 の仕方だ けでな く

,運

動の楽 しさ

,喜

びを理解 させ ることに留意 し

,運

動の内容が児童 に とって どんな意味 があるのか

,

どんな課題 をもって展開するのか とい うことも問いなおされている。 小林氏 は,「よい体育の授業の姿」 として次のように述べている。「 自主的

,創

造的な集 団活動」 をベースにして,「積極的な学習意欲」んゞ育 ち

,そ

れが「ひたむきな活動」を生み

,そ

の活動が「技 や力の伸び」 に結 びつ くときほん とうの「 よろこび」が生 まれ

,そ

のような授業 は「思 い出に残 る 授業」 となるぎ 児童の発達段階に応 じて

,未

分化

,未

組織 の段階か ら

,次

第 に組織立 った ものへ と高度化 され, それぞれの運動が もっている独特 の味わい (特性

)に

触れ る体験 は何 ものに も変 えがたい ものであ る。 河ヽ学校陸上運動では,リ レーは低・中学年 においてゲームの内容 として とらえられ

,5年

生か ら「 リ レー・短距離走」 として示 され

,

リレー を中心 に して

,そ

の中に短距離走 を含めて学習 を進 める考 え方 になっている

3

中学校段階で も「短距離・ リレー」 として陸上競技の中に位置づ け

,両

種 目を 十分関連 させた指導がなされ るよう明記 され ているP ここで リレー教材 の特性 をまとめてみると大 きく次の

3点

が考え られ る。 ① 陸上競技の中で唯―のテームゲームである。 ② バ トンパスの技術・ オーダーの工夫・ 作戦の立て方などが

,走

力 とともに大 き く勝敗や タイ ムに影響 を及 ぼす。 ③ チーム各個人の持ちタイム (フラッ トレース)の 合計 よ りも

,リ

レータイムの方が速 くなる。 これ らの ことは

,ゲ

ーム としての勝敗の要素 。走能力の他 にバ トンパス技術・ オーダー・バ トン ゾー ンの使 い方な どの作戦 などが関与 することによ り

,走

能力の劣 る者で もカバーで きる要素があ り

,チ

ームの協力

,連

帯感か らよ り積極的に学習 に参加できる。又

,勝

敗だ けでな く

,自

分 自身の 課題 とチーム全体の共通の目標記録 を設定 しそれに向けての努力ができる点 にあ る。

*

鳥取県会見町立南部中学校

**鳥

取 県国民体育大会事務局 (元鳥取市立面影小学校) 博   美

(2)

リレーは集団競争であるといって も

,ボ

ール運動な どにおける集団内の協力 とは若干異な り

,走

つているのはメンバーの

1人

ひ とりであ り

,バ

トンパスの ときだけ直接的に

2人

の連係 プレーが要 求 され るものである。 1893年 ,ペンシルベニ ア大学の

2人

のアメ リカ人J.B Ellたと

HL.Geyelinに

よって初 めて行 なわれ た リレーは

,オ

リンピックで も花形種 目とな リバ トンパスの技術 について も,「左手渡 し右手受 け」 「持 ち変 え」方式であった ものが

,1952年

のヘルシンキオ リン ピック大会で

,ロ

シア とハ ンガ リー の

2チ

ームが「持 ち変 えな し」の方式 を用いて

, 2位 , 3位

に入賞 して以来

P一

般的 となった。 教科体育の一斉指導で行 なわれ るバ トンパ スは

,従

来か ら「左手渡 し右手受 け」「持 ち変 え」方式 が指導 され ることが多か ったが手近年山本氏によってその不合理性が指摘 された。9°D 「左手渡 し右手受 け」 の用い られ る理由 として

,ブ

レスナーン等91ま ,「スター ト者が左手 にバ ト ンを握 るとい うの は

,次

走者が一般 になかば トラックの外側 を向いて立 っていることと

,左

手 よ り 右手の方が後方か ら来 るものを受 けやすい とい うことか らで もある」 と述べている。 日本陸上競技界 の初期か らの文献 においては,「持 ち変 えな し」方式 を解説 した ものは無であった 訳で はな く散見することがで きるが

,そ

の熟達 には充分 な練習が必要だ とし

,多

くは「持ち変 え」 方式 も解説 し,「持 ち変 え」の時期 も「受 けとる とす ぐ」「渡す前」 と

2通

り記 している。 いずれ に して も

,バ

トンを受 け取 りやすい手

,持

ち変 えやすい手が右手 (利手 としている人が多い

)で

あ る からとしている。9Ю "ゆ 1か ところで

,バ

トンパ スの本質は

,あ

くまで もス ピー ドのある中でのバ トンの受 け渡 し (スピー ド つなぎ

)で

あ り

,受

け渡 しのロスタイムを少な くし

,記

録 を短縮 し勝利することにある。 教科体育の授業の中で「持 ち変 えな し」方式を実施することは

,一

斉指導の形態

,時

間配分

,校

庭の広 さ (トラ ックの大 きさ

)な

どか ら困難性 は多大であることは充分考えられる。 全国公立小学校 (24707校) 屋 外 運 動 場

学校

f可

面積

1校

当 り

2回

存 在 す る「持 ち変 えな し」 方式 に発展 させ る技術 として

,ま

た陸上競技 の特性 を 引 き出 しやす い教材 として教科体育 にお い て もよ り有効 で合理 的 なバ トンパ ス方式 は 「右手渡 し左 手受 け」「持 ち変 え」方式 であ る としその指導過程 まで を考察 す る もので あ る。

6219.2m2

しか し

,本

研 究 で は

,将

400mト

ラ ック

=■

器 鶏 虻 詈

,名

趾塞 旅

t克

=(― )2 12895。

6m2

ヽ《……屋外運動場

(砂

,鉄

,遊

戯場合

)

匠コ…… その他の学校土地

1,昭

55年

,公

立小学校の屋外運動場面積

(昭

55年

,我

が国の教育水準

,文

部省による

*文部省 小学校体育指導書 昭和35年 文部省 小学校指導書 体育編 昭和44年

(3)

H

研 究 方 法

(1)実

験授業 被験者 鳥取市立面影小学校 第

6学

1組

男子17名 女子15名 計32名 場 所 面影小学校校庭 日 時 昭和56年10月 19日

,28日 ,30日 ,11月

4日 の各第

3時

限 授業実施者 其山守美 (当時鳥取大学教育学部

4年

生)

(2)指

導計画 表 1に 示す

4時

間の指導計画で授業 を展開 した。

1.リ

レーの指導計画

(4時

間) 第

1時

10月19日

お に ご っ こ

50m走

タイム測定

::報

ア ン ケ

2時

10ナ]28日

0

0

バ トンの渡 し方, 受 け方

,持

ち変 え方 リレー 感 想 文 第

3時

10月30日 助走 マ ー ク を 生 か す

スピー ドつなぎ

50m加

速 走 感 想 文 第

4時

11月 4日 予 選 決 勝 :二:!:::!:!I

ア ン ケ ー ト 感 想 文 なお

,本

研究 において便宜上,「右手渡 し左手受 け」のバ トンパスを新方式,「左手渡 し右手受 け」 の方式 を旧方式 とよぶ ことにした。 は

)学

習指導過程 第

1時

,本

指導計画の中で導入 として授業 を展開 した。「おにごっこ」は

,金

力で追 いかけ

,全

力でにげるとい うバ トンパ スのスピー ドつなぎへの導入であ り

,50m走

タイム測定 は

,リ

レーチー ムのグループの編成 や 目標記録設定のための ものであると同時 に

,最

終第

4時

での

50m走

タイム と 比較 し走能力の進歩上達 を確認す るための ものである。 第

2時

か らは

,表 3に

示すように1周

160mで

3セ

パ レー トコースで

,4人

×

50mの

200mリ

レーを とり入れた。各班の リレーオー ダーやバ トンパス方式 は児童が中心 にな リチーム内で決定 させた。 その結果新方式 は

, 1, 4, 5, 8班

,旧

方式 は

2, 3, 6, 7班

となったが

,両

方式間では

,バ

トンパス方式が異なるだけで他の学習条件 は同 じになるよう指導上 の配慮 を行 った。 さらに

, 3時

間の短 い授業 の中で

,特

にバ トンパスの技術 を高めてい くために

,各

班のオーダー 方式は授業の最後 まで変更 しないように指示 した。なお

, 9班

2名

については

,著

しく走力が劣 る (棄却検定で有意な差 となる

)た

め研究の対象か ら除いたが

,ク

ラス全体 として授業 を成立 させ るため

,大

学生

2名

を加 えて班 を編成 した。 第

3時

の指導過程 を表

4に

示 したが

,こ

こでは

20mの

テークオーバー ゾー ンを設定 し

,第

1次

で の「おにごっこ」をバ トンタッチに学習転移 させ るよう配慮 し

,そ

のために助走 マークを利用す る よう指導 し徹底 させた。第

2に

50m加

速走 を実施 し図

2に

示す ような第

2次

目標記録 を設定 した。 第

2時

で全ての班が第

1次

の目標 を突破 してしまったため次の 目標へ と進 んだ訳 である。第

3は

,

(4)

リレー タイム速報一覧表 を作成 し提示 した こ とであ る。 これ は

,

リレーの着順 だ けで な く

,タ

イム の伸 びや全体 の中での順位

,日

標 記録 との差 を客観 的 に認識 し

,次

の 目標 へ児童 の関心 を向 けさせ るためである。 本 実験 授業 の最終 日で あ る第

4時

,

まとめ として ミニ競技会 と

50m走

タイム測定 を行 な った。

゛ ミニ競技会 は

,

リレー授業 の成果 の発表 として特 に各班 の作戦 (走能 力 に応 じて

,テ

ー クォーバ ー プー ン内での走距離 の調節

)を

とる こ とも求 め

,予

選 と決勝 を行 な った。 表

2.第

1時

の指導過程

1.本

時 のね らい

50m走

タイムを測定 し

,自

分の走力を知る。

② おにごっこをし

,「

つかまる」か「にげる」かのポイントをさがす。

2.指

導課程

内 容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 導     入 集合整列 し

,腰

を降 ろす 。出席順番にゼ ッケンをつける 。本時の内容 を知 る 準備運動 をす る ●欠席

,見

学者のチェック 。本時は,「おにごっこ」

,50m走

である 。体温を高め

,特

に下半身の伸展運動をする お   に   い ﹂   つ   こ 2人 1組 でおにごっこをする 0に げる者

,追

う者を交代 しなが ら行なう ●背中にタッチ してつか まえる と決め る 。金力で追 いかけ

,全

力で にげているか 50 m 走

50m走

タイム を測定する ●4人づつ, 2回測定す る 0スタンディングスター トをす る 。走 り終 った者への指導●記録の測定 は

,迅

速 に正確に ま と め 次時か らの学習内容 を知 る 。新方式でのバ トンの渡 し方

,受

け方

,持

ち変 え方 を知 る 整理運動 をする アンケー トの記入方法 を知 る 。児童 を前に出 して

,実

際 に行 なわせ る 0アンケー ト用紙 を配布する

1次

目標 記 録 第

2次

目標 記 録 一 一   〓

.2.3,4走

者の

50m走

タイムの合計

1走

者 の

50m走

タ イ ム

2.3.4走

者 の

50m加

速 走 タ イ ム 図

2.目

標記録の設定

50m走

では

,第

1日の もの と比較 し

,

リレーの授業 を通 した走能力の向上 を児童 に確認 させた。 また

,本

実験で測定 した記録 は整理 し実験場面のビデオテープを観賞するとともに記録証 を作成 し児童全員 に手交 した。

+

(5)

3.第

2時

の指導課程

1.本

時のね らい

① 自分たちのリレーメンバーを知り

,班

内でリレーオーダーや

,バ

トンパス方式を決定する。

② バ トンの正しい渡し方

,受

け方を練習し

,班

の目標記録に向けて楽しくリレーができる。

2.指

導過程

内 容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 ︵グ ル ー ピ ン グ ︶ 導 入 ︵リ レ ー ︶ 2通りの方式で リレーす ることを知 る 。新・ 旧2種類 の方式 を理解す る 自分 たちの リレーメンバーを知 る 。班 ご とに集合 して, リーダーを決 める 。各班 の 目標記録 を知 る 。各班 で, リレーオーダー

,方

式 を決定 し

,報

告す る 。新・ 旧方式が, 4班づつになるように

,各

班 で調整 をする 。各班 ごとに

,は

ち巻 とゼ ッケ ン番号 をつける 準備運動 をす る 0ジョギ ング しなが ら,スター ト

,ゴ

ール

,各

走者の配置場所 な どを確認す る 。前時の反省 と

,本

時の内容 をは握 ●各班 の特性 を理解 させ る 暦 婁患

::]室

:宮ぎ

:Fを

写:あ り,これ 。9班には

,学

生が2名入 って

,授

業 として成立 させ る……研究対象外 ●ゼ ッケ ンは, 1班か ら順番 に けさせ る。第2時, 3時, 4 番号 は

,変

えない もの とす る 0トラックの説明 ,オーダー順 につ 時 とこのゼ ッケ ン 決定 した方式やオーダーで200mリ レー をす る 0セパ レー トコースを用 い

,3班

1組で リレー をす る 0スター トは,スがンデ ィングスター トをす る ●方式,オーダーの確認 置く 1 2 3 1 1批 2班 3班 2 4班 5班 6班 3 7班 8班 9班 バ ト ン の 渡 し 方 ・ 受 け 方 ・ 持 ち 変 え 方 す       か を ? ? の 省 か か い 反 の の い て い い ら い い い た つ ら ら え に た た 変 一 し け ち る レ 渡 受 持 す り に に に か ﹂ 一 代 >つ いつ >つ 省 つ よ よ よ 反 な の の の の 行 ど ど ど 一   △ フ / 1 ︲ ︲ ︲ ︲ ︱ レ   0 各班 で練習 をす る 。一列 にな らび

,軽

くジ ョギ ング しなが ら「ハ イ」の声 をか けて渡す 。一円周上 に間隔 をとってな らび,〕贋々 にバ ト ンを渡 してゆ く 成功例 をあげる トンを受 け ンを持 ち変 え して渡す

てノヾ

を       を い     る 手       手 白 ら       ら を か   方 か 前

け ま   つ か ず

側 け 隔 る 走 け ろ る ぐ

リ レ ー 2回目, 3回目の リレー をす る 0まだの班

,終

わ った班の者 は, トラックの外 に出て腰 を降 ろして見学す る 。1回 目と同じ組合せで行なう 0タ イムの計測を行なう ま と め リレーの反省 をす る 。よか った点

,悪

かった点 を考 え

,次

時での課 題 を発見す る 整理運動 をす る 感想文用紙 を受 け取 る ● リレーチーム,オーダー

,方

式 は

,今

後 の授業 の中で変 えないことを確認 す る 。感想文の書 き方の説明

(6)

4.第

3時

の指導課程 1。 本 時 のね らい

① 助走マークを用い,テ ークオーバーゾーンの中で,ス ピードを生かしたバ トンパスがで

で きる。

② 50m加 速走を行ない

,各

班の第 2次 目標記録を設定する。

2.指

導課程

内 容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 導 入 準備運動 をす る 0ジョギ ング

,伸

展運動

,体

操 を行 な い なが ら,コースの説明 を聞 き理解 す る。

3-4

。休憩時間 に

,予

め自分 のゼ ッケ ンと

,は

ち巻 を つけさせてお く 0ジ ョギ ングで トラ ックを回 りな が ら

,随

時説 明

,前

時の反省 を加 える

::gぞ

::言

Iン

助 走 マ │ ク を 生 か す 各班 ごとに練習 をす る。 ●第1時での「 お に ごっ こ」 を思 い出 しなが ら

,助

走 マークをつける 0トラックのテークオーバー ゾー ンを使 って練 習 をす る リレー をす る 。合図 とともに,自分の持 ち場へ分かれ る 。助走 マークをしっか りとる 。走 り終 った班,まだの班 は, トラ ックの外側 で腰 を降 ろ して待つ 。各班の練習場所 を指定する 。背 中にタ ッチす ることを

,バ

トンをタ ッチす る ことに転移 させ る 霧I`ミミミス 1 3 1 1班 4班 8班 2 2班 6班 7班 3班 5班 9班 。前時の リレータイムによ り組 を分 ける ス ピ キ ド つ な ぎ リレーの反省 をす る 。全力でにげたか? 0金力で追 いか けたか? 0バトンはうまく渡 ったか? ●タイムは伸 びたか? 各班 で練習す る 。助走 マークを調整する 。声 をかけるタイ ミングをはか る 。班 ごとの課題 に取 り組む 2回目の リレーをす る 0まだの班

,終

わった班 は

,す

わ って待 つ 0タイム速報一覧表 を見 て

,反

省 をする 。各班の 目標記録 は達成できているか? 第2次目標 記 録

=11走

者 の

50m走

タ 0リ レータイム速報一覧表の提示 0「おにごっこ」のイメージの回想 0班の課題 の発見 ●ス ピー ドつなぎ 。随時

,指

導 を加 える 。組 は, 1回目と同様 0よ り高い目標記録の設定

]+ 2.3.4走

者 の

50m加

速 走 タイ ム 5 0 m 加 速 走 50m加速走 を行 な う

010mの

加速 をつけて

,50m走

る 0ト ラ ックを利用 して, 1回づつセパ レー トコ ースを走 る 加 速 加 速 ま   と   め 3回目の リレー を行 な う 0タイム速報一覧表 を見 て

,反

省 をす る 整理運動 をす る 感想文用紙 を もらう 各班の名前 を考 える 。前時 と本時の比較 。今後の課題の確認 0ゼッケ ン,はち巻 を集 める

(7)

5.第

4時

の指導過程

1,

本時のね らい ① 目標記録の達成へ向 けて

,各

班で作戦 を立 て

,工

夫 を凝 らして

,互

いに協力 しなが らリ レーがで きる。 ② 新・ 旧それぞれの方式 を反省す る。

2.指

導過程 内 容 学 習 活 動 の 留 意 点 導 一 人 準備運動 をする 0あらか じめゼッケ ンむ はち巻 をつけてお く 本時 は「 ミニ競技会」で

,予

選・ 決勝の2レース を行 な うことを矢日る 。前時 の タイムー覧表 を見 て

,各

班の第2次目 標記 録 を確認 する ●欠席者を確認 し

"児

童の健康状態をは握する タイムー 覧表 を提示 予 達逮 各班に分かれ て練習 をする 。各班 の課題 を工夫 しなが ら練習する 予選の レー スをする 。決勝 では

,予

選 の順位 によって組 を決 める こ とを知 る 。作戦 を立 て工夫 を凝 らす タイム速報一覧表 を見て反省 をす る 。各班 で

,予

選の反省 を して

,決

勝での作戦 を 立て る 。適切な助言 を加 える ●予選 の順位 をチェックしてお く 0タイム速報一覧表 を提示 し

,助

言 を与 える 綱、、くこノ 1 2 3 1 1,左 2班 3班 2 4'妊 5班 6班 3 7班 8班 9班 決 勝 各班 で最後 の練習 をする 。決勝 に向 けて,目標 を持 って

,互

いに協力 し なが ら練 習をする 決勝の レー スを行な う

│:鳥

:宮

:―

:`ど

! 1組 予選各組3位の班 2組 予選各組 2位 の班 3組 予選各組 1位 の班 (決勝の組合せ) ま " め リレーの反省 をする 0タイム速報一覧表 を見 る 0目標記録に到達で きたか? 。新方式

,旧

方式 について反省 する

50m走

タイムを測定する

01班

か ら順番に4人づつ測定 を行な う 整理運動 をする アンケー ト用紙

,感

想文用紙 を もらう 表彰式 をす る 。拍手 をす る 0タ イム速報一覧表の提示 ●各班のタイムの伸びの評価 。新方式

,旧

方式の特性の確認 0セ パレー トコースで 1回 測定を行なう 0ゼッケン

,は

ち巻 を受け取る 。記録証を授与する

(8)

)グ

ル ー ピング

(班

編 成) 勝 敗 が あ らか じめ予測 され る リレー競争 は

,児

童 に とってつ まらない もの であ る。 グルー プで力 い っぱいがんばれば勝 て るか もしれない

,

どの班 が勝利 す るかわか らない

,失

敗 はで きな い とい う ドキ ドキす るよ うな緊張感が リレーの最高 の面 白 さで あ る。 そ こで等質 の グルー プにす るため次 の 条 件 を配慮 した。

(a)各

班 の

50m走

タイムの合計 を一定 にす る

(b)各

班 と も

,男

女 各

2名

を原則 とす る

(C)各

班 に中心 とな る リー ダー的児童 を1名以上配 置す る (a)に示 す合計 タイム は第

1次

目標 記録 とな り(C)の児童 は

,事

前 に担任教 師 か らピ ックア ップ して もらった ものを参考 とした。 なお

,当

日の欠席者

,見

学者 の扱 い は他 の班か ら補員 として

50m走

タイムが ほぼ等 しい者 を確保 す る こ とに したが

,実

際 に は

,第

2時

7班

1回

あ っただ けで あ った。 ○…女子 新 …新方式 表

6.リ

レー方式

,オ

ーダー

,目

標記録一覧表 旧…旧方式 班 名 前 方 式 第

1走

者 第

2走

者 第

3走

者 第

4走

者 第

1次

目標 記 録 第

2次

目標記録 ユ ゴール ド ペ ガサ ス 新 下 田 丸 川 ○ 秋 田

○ 山 田

34,9

31.5

8.0

7.9

10.2

8.8

ベ ス ト アス リー ト 十日 ○ 内 田 ○ 名 越 森 原 小 林

34.9

31.1

8.0

9.3

9.1

8.5

3 ス ク ラ ン ブ ル ラ ガ ー 1日 浜 本 小 西 ○ 松 川 ○ 井 口

34.9

31.7

9,2

8.6

9,1

8.0

4 ブラ ック パ ンサー 新 福 井 ○ 中 尾 大 西 十 河

34.9

31.1

8.ユ

8.4

10,6

7.8

5 ブルー マ リー ン 新 松 田

O横

山 ○ 今 井 畑 井

36.0

33.4

8.2

9,3

8.7

9.8

スカイ イー グル 十日 清 水 ○ 日高 島 村 ○ 船 井

35,0

30,7

8.3

8.5

9.5

8,7

7 グラ ン ド キャニオンズ 十日 千 原 谷 田

O山

口 ○ 秋 山

35,0

31.1

8.6

7.9

9.7

8.8

コンコル ド ジ ャガー 新 ○ 坂 本 坂 口 ○ 滝 川 加 藤

35.0

31.7

8.7

8,7

9,9

7,7

もっ ち ゃん号 新 (大学生) 小 橋 (大学 生) 森 本

11.2

10.3

(9)

(5)ト

ラ ック作成 1周

160m,3コ

ー スの トラ ックは実験場 の面影小学校 で は最大限の もの で

,セ

パ レー トコー ス と したの は走 者 同志 の接触か らお きる順位変 動 や タイム ロス を防 ぎチームの学習成 果 をは っ き り示 し やすい とい うこ とか らで

,

また

,教

科体 育 の 中で も競 技会 的 なふ ん囲気 づ くりを して リレー競 争 ヘ の興味 を引 き出 させ よ うとした もの で あ る。

1人

50mの

4人

×

50mリ

レー としたの は

,次

の理 由か らであ る。

(a)1周

160mと

ぃ ぅ状況 の中でセパ レー トコースを設定 す るため

(b)小

学校

6年

生 の場 合

,ス

ター トしてか ら最高 ス ピー ドに達す るの は

,20∼ 30m位

で その ス ピ ー ドは除々 に低 下 してい くことが報 告 され てい る。嘲したが って,ス ピー ドつな ぎであれ ば

50mが

適 当で あ ると考 えた。

(C)時

間 内 に

3回

の リレー を成立 させ るた めにあ ま り距 離が長 す ぎる と疲労 が タイムやバ トンパ スに大 き く影響 して くると考 え られ る。

(d)50m走

タイム との関連 で 目標記録 が得 やす い。 1周T160m(直線 80m、 曲線80m) コース…幅lmのセパ レー ト テークオーバープー ン…20m

START

c 。

AL 図

3

トラ ック ⑥ 調査項 目・ 方法

(a)50m走

タイム 第

1時

2回

,第

4時

1回

, lm幅

の直線 セパ レー ト4コ ースで スタ ンデ ィ いて実施 した。

(b)50m力

日速走 タイム 第

3時

に トラ ックセパ レー トコース を使 い

10mの

加速距 離 を設 けて測定 した。 と第

4走

者 の 区域 を利用 した。又力日速走 タイム と

50m走

タイムの差 か らス ター ト タイムな どに も注意 を向 けさせ るこ とをね らった。

(C)200mリ

レータイム測定 ングスター トを用 実 際 は

,第

2走

者 ダ ッシュに要 す る

302m

314m

604m

12 32m 5 25m 1 54m

(10)

200mリ

レー は

,第

1日を除 く

3時

間 に通 算

8回

実施 し全 ての タイムを計 測 した。 組 合 せ は

,図

4に

示 したが

,第

2時

は無作 為 に編成 し

,第

3時

は第

2時

の タイム順 に組 合 せ た。 第

4時

で は予選

,決

勝 と分 け予選で

3位 , 2位

,1位

の班 が決勝 でそれ ぞれ

1組 , 2組 , 3組

と な る よ う組合せ た。 第

2時

コー ス 組 3 1

1班

2班

3 班 2

4

カ圧

5班

6班

3

7班

8班

9班

4時

(予選) コース 組 1 2 3 1 1 班

2J/1

3 班

4

カ圧

5班

6

勇[

7班

8班

9班

3時

敲ミ

<

1 2 1

1班

4班

8

カ圧 2

2班

6班

7班

3班

5班

9班

(決勝) コ ー ス 組 1 3 1

2班

5班

7班

3班

6班

9 班 3

1班

4班

8

カI

4 200mリ

レーの組 合 せ スター トはスタ ンデ ィングスター ト法 とし

,バ

トンはプ ラステ ック製 カ ラーバ トン (教育 用 バ ト ン基準

2号 )を

使 用 した。

(d)ア

ンケー ト調査 ア ンケー トに よる調査 は

,児

童 の リレー に対 す る意識 の変容 を授業受講前後 についてみ るため, 第

1時

と第

4時

の授業終 了後 に実施 した。 内容 は

,池

田氏口)が 考案 した30項 目か らな る「 リレーの楽 しさ」に関 す る もの と筆者 らの作成 した 「バ トンパ スの方式」 に関 す る

3項

目の33項 目か らな る ものであ る。

(e)感

想文 に よる調査 新 旧両 方式 にお ける児童の感 じ方の相違 をみ るた め と

,授

業 の問題点 やつ まづ きを児童 サ イ ドか ら とらえよ りよい授業 を追求 す るための「楽 し く運動 で きたかJ「 新 しい発見 が あ った かJ「 わ ざや 力 をの ばす こ とが で きたか」 の

3項

目の他

,バ

トンパ ス に関す る

1項

目 と合せ て

4項

目 を諾否 で答 えさせ

,そ

の理 由を自由に記述 させ る もの と

,各

班 の課 題 を自由記述 させ る項 目合計

5項

目か らな り

,第

2時

,第

3時

,第

4時

の授業終 了後 それ ぞれ記入 させた。

(f)観

察員 に よるバ トンパ スの観察

200mリ

レーの際

,バ

トンパ ス区域附近 に観察員 を配置 し

,バ

トンパ ス時 の児童 の動 きを次 の観点 か ら記録 した。 (渡す者) ○バ トンを渡 しに くそうな場面

,そ

れ は どんな場 面か

Oコ

ースからはみ出た時,そ れは内か外か

Oオ

ーバー ゾー ン しなか ったか どうか (受ける者)

(11)

○どんな構 え方で前走 者 を待 ってい るか 〇コースか らはみ出 た時

,そ

れ は内側 か外側 か

Oバ

トンを落下 した り

,オ

ーバ ー ブー ン しなか ったか

(g)ビ

デオカメ ラ 。モー ター ドライブカメ ラによる観察 観 察員 に よる観察 とともに

,1台

の35m/mモ ー ター ドライ ブカ メラ と

2台

の ビデオによ り撮 影 を行 ない分析検討 した。

Nど

港献隠ヾヾミヾヾ爛

5

ビデオカメラの設置場所

結果 と考察

(1)200mリ

レータイム 表

7の

各 班 の結 果の うち

, 5班

のすべての タイム (計算 ミス に よ り等質 グルー プの条件外

)と

, バ トンパ ス失敗 (バ トン落下

)時

の3つの タイム を除外 して

,新

旧別

,時

間毎 の平均 タイムを示 し たのが表

8で

あ る。 表 8よ りあ きらかで あ るが

,第

2時

,0.57秒

(5%水

),第 4時

で1.06秒

(1%水

),第

2,

3, 4時

を合計 した とき0.52秒

(5%水

)で

新 方式 が 旧方式 よ りそれ ぞれ有意 な差 で勝 っている。 しか し

,第

3時

で新方式 が勝 ってい る ものの双 方 に有意 な差 が出なかったの は

,旧

方式 が第

2時

ら第

3時

にか けて

124秒

とい う急激 なタイムの伸 び を示 した ことと

,新

方式 の

1グ

ル ー プが

,充

分 慣 れ る ことが で きなか ったためか

,不

安定 な記録 (S,Dl o2秒

)を

示 した こ との

2点

が考 え られ る。 それ ぞれの時間 のの びをみ る と

,新

方式 は0.8秒

,0.92秒

と順調 に向上 してい る ものの

,旧

方式 で は1.24秒 の伸 びの あ と

001秒

タイムが下降 して い る。 この ことは

,旧

方式 は

,児

童 が これ まで行 っ て きた方式 です ぐ)贋応 した (タイムが伸 びた

)が ,そ

れ以 後

,タ

イムが縮 まるた めの要素 が力日わ ら なか った とみて よい と考 える。一方新 方式 は これ まで行 って きた もの と異 な り不慣れな動作が練 習 に よ り巧 み さが増 して きた結果 と考 え られ る。以上 の新 旧別平均 タイムの他

,最

高 タイムの比 較 で も同様 の ことが み られ

,旧

方式 で は

,第

3時

,第

4時

にか け33秒 台の記録で停滞 がみ られ るが

,新

方式で は順調 な伸 びがみ られ

, 5班

の場合

,計

算 ミス に よ り目標記録 を後 に

1秒

加 え ざるを得 なか った班 で も著 しい向上 を示 した。 図

6-1は

1次

目標記録 を基準 としたそれ ぞれ の リレー タイムの時間・ 実施 回毎 の変化 を表わ した もの で第

2時

1回

目の レー スで

,8分

6の

班 が

,2回

目で全 ての班が 目標 記録 を突破 した。

(12)

7.200mリ

レータイム と観察員・ ビデオによるバ トンパス様態の観察結果 班 方式 項 目 第 2 時

(10月

28日) 第 3 時

(lo月

30日) 第

4時

(11月 4日)

1回

2回

3回

1回

2回

3回

1回

2回

目 1 新 記 録

34.2

34.4

34,0

32.9

33.9

33.4

33.0

33.0

様 態 ②け③ 内に入 る ②け③ 内 に入 る 2   日 記 録

34.2

34.4

34.3

32.8

33.1

32.9

34.5

33.0

様 態 ①→② 外に出る ③→② 外に出る ①け② 外 に出 る ③い④オ ー ―ゾー ン 3 十日 記 録

34.6

34.8

34.4

33.6

33.5

33.5

33.1

40。 7 様 態 ①→②③→

C

外に出る ①→② 外 に出 る ③け②③→

C

外 に 出 る ②→③ バ トン落下 4   新 記 録

33.8

33.8

33.4

35.4

34.2

32.4

32.7

31.9

様 態 ②→③ 内に入る ①→②オーバ ゾーン,②→ ③内へ… ②→③ 内に入る 5 新 記 録

36.7

35。 5

35.5

33.5

33.4

34.0

34.1

34.7

様 態 ③→④バ トン落下 ③→④ 外 に 出 る ②構 え方 と出 す手が反対 ②→③ 内に入 る 6   一 日 記 録

35.2

34.3

35.2

33.6

33.4

33.5

33.3

33.1

様 態 ②吟③バ トン落下 ①け② 外 に 出 る ①→②③→

C

外 に出 る ①→②③→④ 外に出る ①→②③け

C

外に出る 7 十日 記 録

34.6

34.2

36.0

33.3

33.6

34.0

33.5

33.4

様 態 ③→④ 外に出る ①→② 外 に出 る ①→② 外に出る ①け② 外に出る ①→② 外に出る 外 に出 る 8 新 記 録

33,9

34.3

34.8

32.2

32.1

32.9

31.8

31.7

様 態 (Э→④オ ー ―ゾーン 図

6-2は

2時

50m加

速走 タイムを加味 した第

2次

目標 記録 を基準 とした リレータイムの変 化を示 した もので

,最

終 回で新方式の

5班

8班

が この目標記録 に到達 し

,

しか も

,上

位 を新方式 の班が占めることになった。 鬱

)50m走

50m加

速走 表

9に

それぞれの平均 タイムを示 した。両方式間に有意な差 はでなかったものの新方式で平均0 29秒

,旧

方式で平均0.25秒 のタイム向上がみ られ

,90%近

くの者が

,学

習前 よ り後 でタイムが上昇 してお り

,本

実験 は走能力の向上 に有効であった ことを示 している。

(13)

8.200mリ

レー タイム差 の有意性 の検 定 日 項 目 新方式 旧方式

T検

定 第

2時

10月28日 N

T=-2.615

(0.01<P<0.02) ※ 一X 34.07 34.64 SD 0.384 0.516 第

3時

10ナ]30日 N

T三

-0.395 (0.6<P<0。7) 一X 33.27 33.40 SD 1.020 0.319 第

4時

11月 4日) N 7

T=-3.397

(P<001)

※※ 一X 32.35 33.41 SD 0.560 0。474 合 計 N

T=-2.176

(0,02<P<0.05) ※ 一 X 33.34 33.86 SD 0。984 0。737

5%水

1%水

準 タイムが下がった者 変わらなかった者 上 が った 者 新 旧 合 (N=16)(N=16)(N=32) 図7,リ レー授業前後 の

50m走

タ イム の変化 表

8-2.最

高タイムの推移 方 式 班 の ム 時 幻 2 一 局 第 最 第

3時

の 最高 タイム 第

4時

の 最高 タイム 新 1

34.0

032.9

33.0

4

33.4

32.4

031.9

35.3

033.4

34.1

33.9

32.1

031.7

十日

34.2

032.8

33.0

34.4

33.5

033.1

34.3

33.4

033.1

7

34.2

033.3

33.4

○ ……3時間での最高 タイム 表

9.50m走

50m加

速 走 タイム の平 均及 び標 準偏差 (sec) 方 式 項 目

50m走 ①

(10.19)

50m走 ②

(11.4) 50m加速走(10.30) 新 方 式 N 16 一 X

8.80

8.51

7.77

S,D

0.88

0.69

0.8 6

十日 方 式 N 一X

8.74

8.49

7.58

S,D.

0.53

0.49

0.54

︿ 口     土訓 N 一X

8.71

8.50

7.61

S.D

0.66

0.60

0.64

(14)

(秒)

+4

第 2 時 第 3時

/ヽ

/

ラィ手/\

メく / メ / 図

6-1

第1次目標 記録 を基準 とした200mリ レータイ (秒) 十 二 第 2時 第 3時

4時

︱︲、

.︲.︲

.︲.、

.︲,﹄

伸 の ム

綴 

  

× × × ×   ○ ○ ○ ○

× × ︲× X   O O O O

綴 

  

 婉

× × × x   O O O O

× × × x   O O O O 8 ゝ ‖ /色

```

6 1

:身 ' 図

6-2

第2次目標記録 を基準 とした200mリ レータィム の伸 び。

(15)

新 方 式 、運 動 す る こ とは楽 しい 、運 動 す る こ とは体 に よい 、体 育 の時 間 以外 に もよ く運 動 す る 、学校 や 地 域 の運 動 クラ ブ (スポ ー ツ少 年 団)に入 り ‐・指 導前 指 導 後 た い 7、 8、 9、 10、 11、 12、 運動 は疲れるだけむだである 自分は走 るのが速い 自分は体育の授業が好 きである 自分は体育は得意な科目である リレーは走 るのが速い人でない と楽 しめない リレーは体力を高めるために行なうものであ る リレーは心や体の緊張をやわらげるために行なうものである リレーは運動 を楽 しむために行なうものである 13、 リレー は勝 ち敗 け を競 う こ とが 楽 しい 14、 リレー は抜 いた り抜 か れ た りす る こ とが 楽 しい 15、 リレー は どの チ ー ム カ剌勝 つ かわ か らな い ドキ ドキ した気持 ちが楽 しい 16、 リレー は せ ぃぃ っ ぱ い体 を動 か せ るの が楽 しい 17、 リレー は み ん な が応 援 して くれ るの が 楽 しい 18、 リレー は勝 敗 よ り もお互 い に協 力 して全 力 を尽 す こ とが大 切 で あ る 19、 リ レー は タ イ ム を よ くす るた め に が ん ば る こ とが 楽 しい 20、 リレー で バ トンパ スが ス ピー ドにの っ て う ま くで きる こ とが楽 しい 21、 リレー で ラ イ ンを きれ いに引 い た コー ス を走 るの は楽 しい 22、 リレー で走 るの が速 い人 た ち と同 じチ ー ム に な れ るの は楽 しい 23、 リレー は 自分 た ちで走 り方・ バ トンパ スの し方・ 走 る順 番 な どを工 夫 "学ケ '輩 警 ゑ毛 看あ圭 棄 尋舟 畿:塔笠で ぃ っ て タィ ム が よ くな った り 相 手 チー ノ、に勝 った りした こ とが あ る 25、 リレー は走 り方・ バ トンパ スの し方・ 走 る順 番 な ど を工 夫 した り作 戦 26:子ラと を 恐造 お建 よ丈 泰 局 心 娑担 芸 た 言 客 低坊7去泰 墓 奪基唇 え り負 けた りす る と思 う 27、 リレー で は自分 のせ い で負 けた リタ イ ムが 悪 くな った りす るか も しれ な い と不 安 で あ る 28、 リレー で 自分 の せ い で チー ムが う ま くいか な か っ た ど思 う こ とが あ る 29、 リレー で 自分 の テ ー ム の た め に もっ と走 るの が 速 くな ろ う と思 う 30、 オ リン ピ ックや す ぐれ た選 手 の 出 場 す る試 合 での リレー を見 て み た い と思 う 31、 バ トンを渡 す時右 手 で相 手 の左 手 に渡 す方 法 は左 手 で右 手 に渡 す方法 321典ギ ブ ぞ 堂 移象暑 島 左 手 で バ トンを も ら うの は右 手 で もら うの よ りむ ず か しい と思 う 33、 バ トンを左 手 か ら右 手 へ持 ち変 え るの は右 手 か ら左手 へ持 ち変 え るの よ りむ ず か しい と思 う 図

8児

童の リレーに対 す る意識 に関 してのア ンケー ト結果 ぜ ん ぜ ん 思 わ な い 思 わ な い ど ち ら と も い え な い 思 う 2 と て も 思 う 一 ぜ ん ぜ ん 思 わ な い ・ 思 わ な い 0 ど ち ら と も い え な い 1 思 う 2 と て も 思 う 旧 方 式

(16)

12)ア

ンケー ト及 び感想文 ア ンケー ト結果 を

,指

導後

,指

導 前 の比 較 のた め方式別 にグラフに した ものが図

8で

あ る。特 に 新方式 グル ー プの者のバ トンパ ス方式 に対 す る意識変化が著 しい。 ア ンケー ト項 目31の 「バ トンを渡す手

Jに

つ い ての意 識変化 を示 した ものが図

9で

あ る。 これ は バ トンパ ス指導前 は

,両

方式 と も不規 則 な回答 であ った ものが

,指

導後 は

,新

方式 グルー プで その 意識 は「 むず か し く思わない

Jへ

と変化 し

,旧

方式 で は,「 やや むずか しい と思 う」傾 向 に移行 した。

2 1 0 -1 -2 2 1 0 -1 -2

31、 バ トンを渡す時、右手で相手の左手に渡す方法は、左手で右手に渡す 方法よりむずか しい と思う

2

¨とて も、そぅ思 う

は緩

静虹

9

アンケー ト項目31に 対する授業前後の意識変化 項 目32の 「バ トンを受 け取 る手」 について は

,図

10に 示 したが

,指

導前 は

,両

方 式 とも「 とて も むずか し く思 う

J傾

向 にあ るが

,指

導後 で は

,旧

方式で「やや むずか しい と思 う

Jと

それ程変化 は み られな いの に対 して

,新

方式 で は逆 の「 むずか し く思わ ない」とい う傾 向 に大 き く変化 して いる。

2 1 o -1 _2

32、 バ トンを受ける時、左手でバ トンをもらうのは右手 でもらうのより むずかしい 図10 ア ンケー ト項 目32に対 する授業前後 の意識変化 ア ンケー ト項 目33の 「バ トンの持 ち変 え

Jに

つ いて は図11に 示 したが

,

こ こで も旧方式 は授業 の 前後 で意識 の変化 はみ られ ないが

,新

方式 で は「 ほ とん どむずか し く思わ ない

Jへ

と変化 を示 して い る。 (人) 指 導 声

(17)

2 1 0 -1 -2 2 1 0 -1 -2 33、 バ トンを 、左 手 か ら右 手 へ 持 ち 変 え るの は、右 手 か ら左 手 へ持 ち変 え るの よ りむ ず か しい と思 う 図 ■ アンケー ト項目33に 対する授業前後の意識変化 以上

3項

目 を総 合 す る と(図

12),た

だ見 て聞 いて知 ってい るだけの 旧方式 の児童 は

,授

業 の前後 で ほ とん ど意識 の変化 が認 め られず 「右手渡 し左手 受 け

Jは ,あ

い変わ らずむずか しい もの とと ら えて い るの に対 し

,新

方 式 を体 験 した児童 は

,そ

れ程 困難 な もので はな く

,慣

れれ ば行 な うこ とが で きる技術 へ と変化 して い る とみて よい。 楽 しさに関す る30項 目について は

,両

方式間 に授業 の前後 とも大 きな相違 はみ られなか った。 31♀ (バトンの 渡 し方) 32 (バトンの 持 ち変 え方)

(:デ

:ヨ

義姦し

(旧方 式) (新 方 式) 図

12

新方式に対する児童の意識変化 それ ぞれ の授業終 了後

5項

目の質問で諾否の回答 を求 め

4項

目はそれ ぞれの理 由 を自由に記 させ, あ と

1項

目は次 回の授業 へ むけての課題 をみつ け出 す項 目で

,結

果 を ま とめた ものが表

10,11で

る。

①の運動の楽 しさを追求 した ものでは新旧両方式 とも

,そ

れぞれ高い諸回答率を示 し

,②

の技の

発見の追求では両方式 とも第

3時

から第 4時 にかけて諸回答率は減少 した。 このことは第

3時

で教

師サイ ドか ら多 くの課題 を児童に提示 したのに対 し

,第

4時

では

,各

班の自主的な工夫を重視 して

授業を進めたことと「まとめ」の時間 としたことに起因するものと考える。その中でも新 しい発見

として「作戦」の項口が若干ナ

曽力日してきていることは注 目できる。

③ は

,ワ

ザののびと走能力など力ののびをみたものである。

2 (指導前) (指導 後) (旧方 式)

(18)

表■

.感

想文 自由記述の集計 ⑤ ⑤ 次の時間 には

,

どんなことに気 をつけるともっ とリレーが うまくい くと思いますか。 自分 のグループの ことについて考 えて ください。

表10.感 想文自由記述の集計 ①②③④

種 類 項 目 「 は い 」 の 回 答 数 (人数) 項 目 「 い い え」 の 回 答 数 (人数) 第 2時 第3時 第4時 合 計 第2時 第3時 第4時 合 計 ① 楽 し い 運 動 カー杯 の運動がで きた 2 3 バ トンパ スの 失敗 0 1 1 2 班で協力 がで きた 1 3 7 相手 に勝 った 記録が伸 びた 3 ワザが伸 びた 9 8 リレーの敗北 1 0 1 2 リレー 自体 が楽 じ い 2 3 17 教材・教具 1 0 4 ② 新 し い 発 見 バ トンの受 け渡 し 12 5 すでに知 って いた 4 4 助走マー ク 1 8 か け 声 3 3 前時 と変 わ ら ない 3 6 12 作 戦 0 1 7

卯眸

トンの受 け渡 し 進歩がなセ 0 1 9 タイムの伸 び 2 バ トンパ スの ミス 2 1 4 7 助走 マー クの利用 0 5 イムの悪 化 l 3 1 5 ④ バ ト ン パ ス の 成 功 うまく渡 す ことが で きた 6 2 5 渡すのに手 まどった 4 6 うま く受 け とれた 2 5 17 バ トンを受 け そ こね た 2 助走 マー クが生 か せた 5 5 前 よ りうま くなっ た 4 7 14 間隔がつ まっ た 3 3 2 項 目 新 方 式

(人

数) 十日 方 式

(人

数) 第

2時

3時

4時

合 計 第

2時

3時

4時

合 計 バ トンの受 け渡 しを確実 に行 な う 9

22

3 7 18 助走 マ ー クやバ トンゾー ンを利 用 す る 1 6 1 7 「 はい」 の か け声 を正確 とこか け る 0 3 3 5 走 る順番や距離 を変 える な どの工夫 をす る 1 1 0 2 2 4 個人の走力 を高 める 2 ユ 2 5 1 1 1 3 今の ままで よい 0 0 0 1 2 3 6

(19)

④ は

,バ

トンパ スの失敗

,成

功 をその原 因 と思われる事項 としてまとめた もので

,新

方式では第

2,第 3,第

4時

と順調 な技能の向上が うかがえるが

,旧

方式では

,第

3時

か ら第

4時

にか けて技 能の停滞あるいは後退 が感ぜ られ る。 これ は

,旧

方式の第

3時

で高い諸回答率 を示 した ことか らも 「左手渡 し右手受 け

Jの

従来のバ トンパ ス技術 は早 い段階で完成 し

,限

界 に達 してい るもの と考 え られ る。この ことは次の

200mリ

レータイムの結果 を考慮 して もあ きらかで

,図

13に示 したように両 方式間では まった く逆の傾 向がみ られ る。すなわち

,新

方式グループは旧方式 グループに比べて, 技能 の伸 びに対す る意識が低 いに もかかわ らず

,

リレータイムは良い結果 を示 しているが

,旧

方式 グループは

,技

能の伸 びに対 す る意識が高いに もかかわ らず

,

リレータイムは低 レベルであ る。 ま た

,自

由記述文の中で も旧方式 グループで「今の ままでよい」 という現状 を肯定 し

,満

足 した回答 があるのに対 し

,新

方式 グループで は

,現

状 に不満でバ トンパスに関 して常 に問題意識 を持 ってい ることがわかる。 しか も

,旧

方式では

,あ

らたな問題 として

,バ

トンパスに充分慣れてい る (従来 どお り

)と

しな が らバ トンパ スの際に「アウ トコースにはみ出 して しまう

Jと

か「アウ トコースの人 にあた る心配 があってスピー ドをダウンして しまう」 と欠点や失敗例 をあげてい るのである。 バ トンパ スの技能が伸 びた という意識 の変化 ③ ワザや力 をの ばす こ とが で きま したか? ④ バ トンの受 け渡 しは うま くで きましたか?

高記録不満傾向

<ト

ーーー………

J亜

重垂露五亜霊∃

13.リ

レータイム と意識 の関係 その他 の 自由記述文 をみ る と

,最

初 は リレー 自体 が楽 しい と答 えてい た ものが多数 で あ ったが, 次第 に勝 敗

,タ

イム

,ワ

,協

力 な ど とい った リレーの特性 その もの の味 わ いに楽 しさ を感 じるよ うに変化 して きて いる こ とと

,楽

しさの要 因 に

,セ

パ レー トコー ス

,テ

ー クオーバー ゾー ン

,タ

イ ム速報一 覧表

,対

戦相 手 の変化 な ど リレー教材の指導の工夫 をあげ

,

これ らの重 要性 を知 る こ とが で きる。 は

)バ

トンパ ス時 の児童 の動 きについて 観察 員 及 び ビデオ テー プ

,モ

ー ター ドライブカメラに よる連続 写真 に よるバ トンパ スの観察記録 を ま とめ リレー タイム と ともに表

7で

示 した。 ③

:63%-75%一

81%

:38%―

56%―

>63%

バ トンパスの技能が順調 に伸 びてき ているという意識 を示 している 旧方式 に比 べて

,技

能 の伸 び に対 す る意識 が低 い ③

:67%―

100%-88%

④:47%一一

)81%―

75%

第3時か ら第

4時

にかけて

,バ

トンパスの技 能が伸 びなやんでいるとい う意識 を示 している 新方式 に比 べて

,技

能 の伸 びに対 す る意識 が 高 い 旧方式 に比 べて

,平

均 タイムが高 い 第

2時

,第

3時

,第

4時

,平

均 タ イム は順 調 に伸 びて きてい る 34.07秒 ―→ 33.27秒 ―→ 32.35秒 新方式 に比 べ て

,平

均 タイムが低 い 第3時か ら第

4時

にか けて

,平

均 タイムが, 伸 びなや んでい る 34.64秒 ―→ 33.40秒 ―→ 33.41秒

(20)

写真

1∼

5は第

4時

ミニ競 技会 の決勝第

1組

で 1コ ー ス

:2班

(十日方式

), 2コ

ー ス

:5班

(新方 式

), 3コ

ー ス

:7班

(十日方式

)の

1走

者 か ら第

2走

者 にバ トンパ ス され る場面 であ る。 2コ ー スで はスムースなバ トンパ スがな され て い るの に対 し

, 3コ

ー スで は受 け手 が コー スの ア ウ トに寄 ったため

,渡

し手 はア ウ トコー スにはみ 出 てい るのが よ くわか る。 また

, 1コ

ー スで は, 受 け手が 3コ ー ス と同様 コー スの ア ウ トに寄 った た め

,渡

し手 はイ ンコース寄 りに走 って きた もの の (コー ナーでイ ンコース を走 る こ とは有利 で あ る こ とは当然 であ る

)近

寄 ってバ トン を渡すため に コー スの外側 に大 き く一歩踏 み出 さね ばな らな し

.(写

5)不

自然 で不利 な動 きが よ くわか る。 旧方式 で は,コー ナーでのバ トンパ ス

(1走

∼2 走

)(3走

4走

)の時 にほ とん どの班 が ア ウ トヨ ー スヘ はみ出てい る。一 方新 方式 で直線部分 のバ トンパ ス

(2走

3走

)の

時 にイ ンコー スヘ踏 み 込 むイ頃向がみ られた。 以上 の ことは

,次

走 者 す なわ ちバ トンを受 け と る者の構 えが右側 か ら後 方 を振 り向 くか

,左

側 か ら振 り向 いてい るか に よって生 じる問題 であ る と 考 え られ

,右

側 か ら振 り向 く構 えの 旧方式 に とっ て

,コ

ー ナーで アウ トコースヘ はみ出 るの は

,自

然 であ る と同時 に注意 を促 し

,出

な い よう指導 し て も出て しまう致命的 な欠陥 で もあ る。 新 方式 において直線 部分 でイ ンコー スヘ入 るの は

,不

慣 れ に よる もの と考 え られ

,実

際 に第

4時

にな る と直線 でイ ンコー スに入 る例 も減少 してい る。 第

3時

で イ ンコー ス

,ア

ウ トコー スヘ それ る例 が急増 したの は

,

この時間 よ リテー クォーバ ー ブ ー ンを用 い

,助

走 マ ー ク を利 用 した ス ピー ドつな ぎへ と学 習内容が高度 に変化 したため と考 え られ る。 翼整「 i,

(21)

12.指

導過程 全力でにげる

,全

力で 追いかける

,ス

ピー ドつ なぎへの導入 自己の走能力 を知 ると 同時 に

,グ

ルー ピングの 手がか りとす る 等質のグループをつ く り

,第

1次

目標記録 を設 定す る (新方式) r旧方式 ) お に ご っ こ

50m走

タ イム測定 グ ル ー ピ ン グ

セパ レー トコースの

方式の基本的技能 を身 につける 技術の確認 と課題 の発見

,

リレータイム速報表の 提示 助走マークを用い

,テ

ークオー バーゾー ンの中で

,ス

ピー ドを生 か したバ トンパスがで きる 助走マークの工夫

,

リレータイム速報表の提示 第

2次

目標記録の設定 作戦 を立 て

,工

夫 を凝 らす 右 手 での渡 し方 左 手 での受 け方 その持 ち変 え方 左 手 での渡 し方 右 手 での受 け方 その持 ち変 え方 ス ピー ドつな ぎ

スピー ドつなぎ

ミニ競技会 走 タイムの伸 びの 確 認

50m走

50m加

速走・ リレー タイムの評価

50m走

タイム測定 Ⅳ ま とめ

(1)新

方式「右手渡 し

,左

手受け」,「持 ち変 え」 の有利性

,発

展性

,合

理性

,安

全性

(a)リ

レー タイムか ら

50m走

タイム・

50m加

速走 タイムに新・ 旧の方式間で有意 な差が認 め られないにもかかわ らず,

200mリ

レーにおいて新方式が勝 っていた。つ まり

,走

能力 に差がないのに リレータイムに差が認 め られることは

,バ

トンパス技術の差のあ らわれであ り

,新

方式は旧方式 よ り有効な方法 であ り

,競

(22)

技性 あるもの と考 える。

(b)意

識面か ら 新方式では

,バ

トンパ スの技能が高 まるにつれて児童のバ トンパスに対する関心

,意

識 も高 くな つているが

,旧

方式では

,技

能が停滞 しているに もかかわ らず現状 に満足 した意識傾 向を示 してい る。 しか も

,新

方式が旧方式 に上ヒベ よい リレータイムを出 していることか らも

,旧

方式のバ トンパ スではある程度の レベルで技術 の限界 に達 してい るもの と考えられる。 したがって新方式の方が, 児童の高 い問題意識や追求意欲 を も深めてい くもので

,発

展性 のある方法 と考 える。

(C)観

察か ら 旧方式 において

,コ

ーナーでのバ トンパスの際アウ トコースヘそれる傾 向が強 く

,そ

のため渡す 者又は受 けとる者の一方

,あ

るいは両方がアウ トコースヘはみ出て しまう。 これは学習を積んで も 改善 はなかなか困難 な もののようであるのに対 し

,新

方式 での左側か ら後方をぶ り向 くことは自然 で楽 な姿勢であ り

,セ

パ レー トコースでないオープンコースであった場合

,イ

ンコースをバ トンを 渡 して くれ る者の走路 として確保 で き

,混

乱 をさけることができる点で安全であること

,バ

トンを 右手 に持 ち変 えたあとコーナーを走 ることは「慣′性作用」でバ ランスよく走 ることがで きる点で合 理的である。 121 教材化の可能性 これ まで リレーにおける現象面

,児

童の意識の

2面

か ら新方式の有利性

,合

理性

,発

展性

,安

全 性 を追求 してきた。 したが って

,新

方式 は教科体育 の教材 として教材化で きる方法であ り

,教

材化 しなけれ ばな らない方法であると考 える。 また今回の実験授業 をもとに表12の学習指導過程 を作成す ることができた。 註

1)小

林篤他 体育科教育の理論と実際 教科教育双書□ 国土社 1980

2)文

部省 小学校指導書体育編 東山書房 昭和53年

3)文

部省 中学校指導書保健体育編 東山書房 昭和53年

4)R L Quαceta ,「A WOrld HistOry of Track and Field Athietics,1864-1964」

OXFORD 1964

5)山

本貞美 小学校 における陸上運動の指導法 広島大学附属小学校 内学校教育研究会 昭和52年

6)山

川岩之助 (編

)

小学校体育科

4

新 しい6年の体育科指導 明治図書 1979

7)小

林篤 (編

)

授業入門 小学校 の体育 有斐閣 昭和 57年

8)G T BRESNAHAN,「 TRACK and FIELD ATHLETCSJ FIFTH EOITIoN MOSBY COMPANY 1960

猪飼道夫訳 「陸上競技∼科学的練習法∼

J体

育の科学社 1962

9)野

口源三郎 オ リム ピック競技の実際 大正7年の発行中 には「木棒 を持つ手 は左右何れで も差支無 いけれ ども ………疾走中に持 ち換 える事 は容易でない。其の為若 し第1走者が右手 で持 ったな らば

,第

2走者 は左 手,第 3走者 は右手,最後 の走者 は左手 と交互 に持つ事が出来 る様 に,予め練 習時 に決め るのが得策である。」 10)文部省 競走指針 大正13年の発行中には「・……主 としてスプ リンテ ィングによって走 るリレー レースにお ては各競技者 はバ トンを持 つ手 を決めて置 くことが必要であ る。即 ち第1走者が右手 な らば第2走者 は左手 第3走者 は右手

,第

4走者 は左手 というように一定 してお くときは

,受

渡 しに混雑す ることが少 ない。若 し これが出来ない場合 には走者 は受取 るや否や他の手に持 ち換 えるが よい。」

H)佐

々木等 ラ ンニング 日本体育叢書第1篇 大正ユ1年発行 中には「スター トを切 るものは最初か ら

,バ

ト ンを左 の手 に持 ってスター トラインに立つがよい。……受 ける方……右手で受 けるという様にせねばならな い。左手で渡すのに

,左

手 で受 けるとすると, 2人は重 って仕舞 うか らバ トンの受 け渡 しが一層困難 となる ばか りか

,受

けた人が走 り出す上 におて も

,叉

此の レースにお て

,他

の コースに踏 み込 まない とい う規約 に

(23)

対 して も

,全

部抵触する事 となるか ら

,必

ず右手で受 け取 るという様 にせなばならない。……バ トンを右手 で受けたならぼ直ちに其のま.ま左手に渡すが よいのである。」 1か

MICHAEL CI MURPHY

原栄一訳―競技練習法 大正12年 発行中には「・……受取 る者 は凡て利腎を以て 取 り渡す場合は内側の手を以て渡すのであ る。之がために棒を持ち換える必要あ るものは最後に持 ち―換 える のがよい。」 13)能勢修下

,油

野利博i― 有田章三

,小

学生における短距離走の発達1 鳥1取大学教育学部研究報告

,VO.12,No.

2-, 1970 14)池

田延行

リレー

,短

距離走の授業づくりに関する研究

(そ

2)日

本体育学会第

32周

大会発表資料

1981

参考 文献

高日典衛 体育授業入門 大修館 1976 宇土正彦 {編).小学校体育の教材研究 大修館 1979 金原勇 (編

)

陸上競技のコーテング(I―

)総

,

トラック編 大修館 1976 小林篤 体育の授業研究 大修館 1979 丸山吉五良「他 陸上競技入門 講談社 1976 池田延行 リレー・短距離走の療業づくり 健康と体力

Volltt No,6 1981

松間金弥他 持ち味を生か したスウェ‐デン,レ ー 学校体育 Vol,34,No.lo 1981

岡田和雄 どこでバ トンタッチしてもいいリレー その1,その

2

体育科教育 Vol裁

5,No.3 No.5 1977

富丸凱史 陸上競技・ バ トン/h・ス 学校体育

Vol18,Nα 5 1965,Vo120,Noi4-1967

佐藤良男 陸上競技の楽しさとは何か 学校体育 V。litt No.■ 1980

加賀秀夫 体育の楽 しさと運動の楽 しさ 体育科教育

Vol127,Nd4 1979

(24)

表 3.第 2時 の指導課程 1.本 時のね らい ① 自分たちのリレーメンバーを知り ,班 内でリレーオーダーや ,バ トンパス方式を決定する。 ② バ トンの正しい渡し方 ,受 け方を練習し ,班 の目標記録に向けて楽しくリレーができる。 2.指 導過程 内 容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 ︵グ ル ー ピ ン グ ︶ 導 入 ︵リ レ ー ︶ 2通 りの方式で リレーす ることを知 る。新・ 旧2種類 の方式 を理解す る自分 たちの リレーメンバーを知 る。班 ご とに集合 して, 
表 4.第 3時 の指導課程 1。 本 時 のね らい ① 助走マークを用い,テ ークオーバーゾーンの中で,ス ピードを生かしたバ トンパスがで で きる。 ② 50m加 速走を行ない ,各 班の第 2次 目標記録を設定する。 2.指 導課程 内 容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 導 入 準備運動 をす る0ジ ョギ ング ,伸 展運動 ,体 操 を行 な い ながら,コースの説明 を聞 き理解 す る。 3‑4 。休憩時間 に ,予 め自分 のゼ ッケ ンと ,は ち巻 をつけさせてお く0
表 5.第 4時 の指導過程 1,  本時のね らい ① 目標記録の達成へ向 けて ,各 班で作戦 を立 て ,工 夫 を凝 らして ,互 いに協力 しなが らリ レーがで きる。 ② 新・ 旧それぞれの方式 を反省す る。 2.指 導過程 内 容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 導 一 人 準備運動 をする0あ らか じめゼッケ ンむ はち巻 をつけてお く本時 は「 ミニ競技会」で,予選・ 決勝の2レ ースを行 な うことを矢日る 。前時 の タイムー覧表 を見 て ,各 班の第 2次 目
表 7.200mリ レータイム と観察員・ ビデオによるバ トンパス様態の観察結果 班 方式 項 目 第 2 時  (10月 28日 ) 第 3 時  (lo月 30日 ) 第 4時 (11月 4日 ) 1回 目 2回 目 3回 目 1回 目 2回 目 3回 目 1回 目 2回 目 1 新 記 録 34.2 34.4 34,0 32.9 33.9 33.4 33.0 33.0 様 態 ②け③ 内に入 る ②け③ 内 に入 る 2   日 記 録 34.2 34.4 34.3 32.8 33.1 32.9 3
+3

参照

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