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Oracle SAP for T E C H N O L O G Y U P D A T E 日本語版 Oracle Private DB Cloud Infrastructure for SAP Customers No. 23 Oracle for SAP, 2014 年 5 月

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No. 23 Oracle for SAP, 2014年5月 www.oracle.co.jp/sap

Oracle SAP

for

®

®

T E C H N O L O G Y U P D A T E

Oracle Private DB

Cloud Infrastructure

for SAP Customers

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Please download current version of the Oracle for SAP Technology Update No. 23

www.oracle.com/sap

Hardware and Software

Engineered to Work Together

C O N T E N T S

3 ご挨拶 SAP顧客の皆様へ

4 オラクルのSAP向けエンジニアド・システム: OracleのインフラによるSAPランドスケープの最適化 6 SAP顧客向けのOracle Exadata Database Machine

11 SAP顧客向けのOracle Exadata Start-Up Pack 13 Oracle Virtual Compute Appliance(OVCA) 16 SAPで認定されたOracle Database Appliance 18 SAP顧客向けのOracle SuperCluster

23 SAP NETWEAVER 7で認定されたOracle Exalogic Elastic Cloud

27 SAP環境向けのオラクル・セキュリティ・ソリューション - 全体的なアプローチ 35 Q&A

Oracle Databaseを選択する6つの理由と、なぜSAP顧客にとってOralce Exadata Databese Machineが統合およびパフォーマンスに最高のプラットフォームであるか、 ゲルハルト・カップラー氏(オラクル・コーポレーション(米国)、SAPアプライアンス担当副社長)が説明します。

38 SAPで認定されたOracle Database Appliance 44 Oracle Database 12c: Oracle Multitenant 46 Oracle Database 12c: 情報ライフサイクル管理 49 Oracle Database 12c: インメモリー・オプション

55 ACCENTUREが、SAP顧客向けにOracle Exadata Database Machine実装サービスを提供 56 Oracle Exadata Database Machineを導入するSAP顧客が世界中に広がっている理由 58 Oracle Exadata X3-2 Database Machineで稼動する、LG FASHIONのSAP ECC 60 CHINA MENGNIU DAIRY COMPANYのOracle Exadata Database Machine for SAP:

エンジニアリングおよび統合システムによる多くの利点

62 SAP NETWEAVER BUSINESS WAREHOUSE向けのOracle Exadata Database Machineで

データベース・パフォーマンスを10倍から20倍向上させたRAIFFEISEN INFORMATIK CENTER STEIERMARK 64 エンジニアド・システムに統合されたデータベースでビジネス・レポートの作成を50%改善し、

コストも削減したGODFREY PHILLIPS INDIA 66 Oracle SuperClusterソリューションを使用した飛躍

69 Oracle SuperClusterを使用するSAPアウトソーシングの顧客とATOSが手に入れる多くのメリット 72 SAPデータ・ストレージの厳しい要求があるビジネスに役立つ、Oracle ZFS Storage Appliance 77 SAP用Oracle Sun ITインフラの重要な情報(ストレージ、システム、OS、仮想化および管理) 78 100%仮想化されたエンタープライズ・アプリケーション環境を使用するCACAU:

1,300のフランチャイズ加盟店のサービスおよび販売管理を改善 80 Oracle Advanced Customer Services for SAP

84 Oracle Solution Centerによる「SAP ON ORACLE」ソリューションの検証 86 Oracle DB および ES for SAP 関連ノート

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S A P 顧 客 の 皆 様 へ

Oracle provides a complete IT database and infrastructure stack to run SAP applications

Hardware and Software Engineered to Work Together.

 オラクルは、データベース、ビジネス・ソフトウェア、オペレーティング・システム、サーバー、ストレージなど、世界でもっとも 完全でオープンな、統合されたテクノロジ・スタックを提供します。オラクルのテクノロジがSAPアプリケーションの動作を向 上させます。  オラクルとSAP AGは、26年にわたり数万の共通の顧客サービスへの取り組みを続け、長年のリセラーおよび顧客サ ポート契約を締結しています。この契約は、Oracle Databaseテクノロジへのアクセス機能を拡張し、グローバル・レベ ルの顧客サービスを提供します。オラクルの製品戦略は、ITインフラストラクチャ全体に柔軟性と選択肢を提供します。 中規模から大規模のSAPシステムを運用する、あらゆる業種のSAP顧客の大多数が、自社のアプリケーションをOracle Databaseに委ねています。SAPアプリケーションを稼動させている企業は、メジャーな、あらゆるオペレーティング・シ ステムでOracle Databaseを使用しています。また、SAP Business Suiteは、業界のあらゆるデータベースの完全なサ ポートと最適化を促進し、開示と革新に対する私たちの継続的な取り組みを明確に示しています。*

 オラクルのエンジニアド・システムは、業界で比類ないクラス最高のエンタープライズ・パフォーマンス・レベルを実現 するために最適化されています。本番までの時間は、事前に設計され組み込まれたハードウェアとソフトウェアのバンドルを実装することにより達成され、単一 ベンダーによるインフラ・スタックは、IT環境の購入、配置、サポートに関連するコストを簡素化し削減します。

 Oracle Exadata Database Machineは、すべてのSAPデータベースおよびSAP以外のデータベースをプライベート・データベース・クラウド環境に統合しま

す。この環境により、プライベート環境でOracle Database Cloudを実行するための最高のパフォーマンスと高可用性のプラットフォームが提供されます。オラク ルの業界標準のハードウェア、インテリジェント・データベースおよびストレージ・ソフトウェアを使用して構築されたExadata Database Machineは、オンライン・ トランザクション処理(SAP ECC 6.0など)、データ・ウェアハウス(SAP BW 7.0以上など)、複雑なワークロード統合(SAP、SAP以外)など、あらゆる種類のデータ ベース・ワークロードに対して最高のパフォーマンスを実現します。簡単に短時間で実装できるExadata Database Machineは、最大規模の最重要データベー ス・ワークロードにただちに対応し、特殊な状況以外では、アプリケーションを10倍以上の速度で実行します。そのため、このマシンを配置するSAP顧客が急増し ています。

 Oracle SuperClusterは、新しいSPARCプロセッサの演算能力、Oracle Solaris 11のパフォーマンスとスケーラビリティ、Oracle Exadataストレージの最適化された

データベース・パフォーマンス、Oracle Exalogic Elastic Cloudの加速されたミドルウェア処理を6.40以降のSAPカーネルで統合する最初の汎用エンジニアド・シス テムです。SAP SuperClusterの顧客は、Solaris 10と11を混在させることができ(ゾーン・サポート)、SAPの古いバージョンが必要な場合には、既存のSAN環境を使 用できます。

 オラクルは、SPARC M6およびT5サーバーのポートフォリオの完全なリフレッシュと拡張により、エンタープライズ・コンピューティングの経済性を再定義し、

最高の価格/パフォーマンスで業界最大の価値を提供します。

 Oracle Virtual Compute Appliance(OVCA**)は、顧客のイントールを徹底して簡素化するエンジニアド・システムです。

 Oracle Database Applianceは、世界でもっとも利用されているデータベース - Oracle Database 11g - を単一システムとして活用する新しい方法です。しか

も配置も管理も非常に簡単です。これはソフトウェア、サーバー、ストレージ、高可用性、ネットワークの完全なパッケージで、簡素化を目的に設計されています。 つまり、配置、メンテナンス、およびデータベース・ワークロードのサポートを簡素化することにより、時間と費用を節約します。

 Oracle Linux 6は、SAPインフラ・コンピューティング・ニーズに応えるOracleの最新のLinuxバージョンです。高速で信頼性が高い上、SAP環境のOracle

Da-tabaseのために最適化されています。SAPに対する最高のパフォーマンスの実現、顧客への最新の技術の提供、データ整合性、より強固なセキュリティ、アプリ ケーション稼働時間を改善します。

 Oracle VM Server for x86は、無償のサーバー仮想化ソリューションで、SAPおよび他のエンタープライズを容易に配置、管理、サポートします。

 ドイツ、ワルドルフのSAP AGのOracle開発チームは継続してSAP開発者と連携し、SAP顧客が常に最新の最適化されたOracleテクノロジ、確実なパフォー

マンス、信頼性および技術革新にアクセスできるようにしています。Oracle Database 12cは、SAPアプリケーションをサポートする予定です。現在SAPは、次の

Oracle Database 12cのオプションをテストしています。Oracle Multitenant、Information Lifecycle Management(ILM) / Automatic Data Optimization (ADO)、Hybrid Columnar Compression(HCC)、そしてDatabase In-Memoryです。

 Oracle for SAP Service & Supportチームが提供するAdvanced Customer Services(ACS)には、Assisted Services Engagements(ITインフラの分析/拡張

およびSAP Readiness Service)を含め、ヘルス・チェック、ワークショップ、データベース移行、パフォーマンス、チューニングおよびACS Oracle Solaris Services for SAP Environmentsなどがあります。

詳細、この冊子およびバックナンバーについては、次のサイトを参照してください。 www.oracle.co.jp/sap ご意見、ご質問は、次のアドレス宛にお寄せください。[email protected] *http://global.sap.com/corporate-en/news.epx?PressID=20221を参照してください。 **2014年9月に認定されました。 Sincerely, ゲルハルト・カップラー SAPアプライアンス担当副社長 オラクル・コーポレーション(米国)

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オラクルのSAP向けエンジニアド・システム:

OracleのインフラによるSAPランドスケープの最適化

サーバー、ストレージ、ネットワーク、オペレーティング・システム、 データベース、ミドルウェアのすべての順序付け、構成、インス トール、テスト、メンテナンスを継続的におこなう必要があるた め、SAPランドスケープは複雑さを増しています。このため、SAP の配置と運用は、時間が必要な複雑なプロセスになる可能性が あります。また、パッチ処理、ソフトウェアの更新、ハードウェアの 追加により、SAPランドスケープを最新の状態に保つには、多く の熟練した人材とトレーニングが必要です。オラクルのSAP向け エンジニアド・システムは、ランニングコストが低く合理化された インフラに、より多くのサービスを素早く配置する経験豊かなIT マネージャを支援するシステムです。 オラクルのSAP向けエンジニアド・システム 26年以上にわたり、企業は業務に不可欠なSAP環境を最新の Oracleソフトウェアに委ねてきました。今日、オラクルの統合さ れたインフラストラクチャ・スタック(サーバーとストレージ、オペ レーティング・システム、データベース・ソフトウェア、ミドルウェ ア、ネットワーキング、および組込みの仮想化機能で構成)は、 SAPアプリケーションに最適化され、即応性とパフォーマンスを 実現しています。現在、この統合されたスタックは、事前に統合、 テスト、構成がおこなわれエンジニアド・システムのファミリとし て利用でき、データ・センターの業務の簡素化やSAP環境の迅速 で簡単な配置を通して、ビジネス革新を加速します。

Oracle Exadata Database Machine

データ・ウェアハウス、OLTP、および負荷が混在するデータベー ス・アプリケーションで最高のパフォーマンスを実現するように 設計されたOracle Exadata Database Machineは、設置して すぐに使用できます。このシステムには、必要なすべてのソフト ウェア(Oracle Database、Oracle Database Real Application Clusters(RAC)、Oracle Grid Infrastructure、Oracle ASM、管 理ツール)が事前設定されています。ストレージ・サーバーは、 InfiniBandスイッチとイーサネット・スイッチを使用して、あらか じめラックにケーブルで固定されています。工場で統合とテスト を完了したOracle Exadataパッケージは完全な状態で納品さ れます。そのため、配置までの期間が時には数か月も短縮され ます。データベースの使用と統合に特化して設計された、Oracle Exadata Database Machineの中心は、Oracle Database 11g ソフトウェア、Oracle Exadata Storage Serverとソフトウェアで す。ストレージ・サーバーは、既存アーキテクチャの限界を克服 して、データベース・サーバーとストレージ間のデータ帯域幅を

大幅に拡大します。さらに、Exadata Smart Scan、Exadata Smart Flash Cacheなど革新的なExadataテクノロジは、データベース処 理を加速し、SAPアプリケーションのI/O操作を高速化します。 SAPセントラル・サービス(メッセージおよびエンキュー・サー バー)とデータベースを同じマシンで実行できるため、システム稼 働と同時に高可用性が即座に実現します。十分にスケーラブル、 セキュア、冗長化されたOracle Exadata Database Machineは、 SAPにより認定およびサポートされ、SAPアプリケーションに理想 的なサービスとしてのデータベース・プラットフォームを提供しま す。向上したアプリケーション・パフォーマンス、容易なワークロー ド管理、データ・センターの効率改善、配置までの時間の短縮に より、企業はリアルタイムで、より低コストで的確な意思決定がで きます。

Oracle Exalogic Elastic Cloud

Oracle Exalogic Elastic Cloudは、セキュアでミッション・クリティ カルなプライベート・クラウド基盤を構築するために特別設計 された、世界初のエンジニアド・システムです。Oracle Exalogic Elastic Cloudは、スケーラビリティに事実上の制限がなく、卓越し た性能と初めて実現された簡素な管理に特徴があります。Oracle Exalogic Elastic Cloudは、小規模な部門アプリケーションから 最大規模のもっとも要求の厳しいSAPアプリケーションまで対応 する、アプリケーションの理想のプラットフォームです。計算集中 型のワークロード用に調整され、組込み/構成済みのExalogicの 各システムには、完全に統合されたホットスワップ可能なx86演 算ノード、高性能のZFS Storage Appliance、広帯域幅のインター コネクト・ファブリックとスイッチが含まれています。システム全体 が超高速の高スループットのインターコネクトで接続され、高い スケーラビリティ、弾力性および冗長性を持つ単一の大規模なコ ンピュータになります。システムはI/Oファブリックを活用し、標準 的なアプリケーション・サーバー構成よりも10倍速いパフォーマ ンスを提供します。様々なセキュリティ、信頼性、性能、およびサー ビス・レベルの要件を持つ何千ものアプリケーションを単一の Exalogicシステムで実行できるため、SAPアプリケーション統合に 理想的なプラットフォームです。また、Oracle Databaseを実行す るOracle Exadata Database Machineと併用すると、理想的な専 用システムの基盤になります。Virtual Exalogicは、SAPをはじめ、 あらゆるアプリケーションを仮想環境で実行する柔軟性を実現し ます。

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5 Oracle Engineered Systems for SAP Customers

Oracle Database Appliance

Oracle Database Applianceは、完全な冗長性を持つ、統合さ れたデータベース・アプライアンス(ソフトウェア、サーバー、スト レージ、ネットワーキング)で、ボタン1つの操作でインストール、 パッチ処理、診断を提供します。完全なワンボックスのOracle RAC(データベース・クラスタ)は、Oracle Database 11g Enterprise Editionとともに出荷され、インストール済みのOracle Real Application Clusterが、SAPアプリケーションの高可用性データ ベース・サービスをサポートします。メンテナンスは簡単です。1 回のパッチ操作ですべてのファームウェアとソフトウェアが適用 されます。Database Applianceのために特別に設計され、オラク ルによりテストされたパッチが使用されます。最大18TBのデー タを統合できるため、中規模の企業および部門別システムに最 適です。

Oracle SuperCluster T5およびOracle SuperCluster M6 Oracle SuperCluster T5-8またはSuperCluster M6-32では、 オラクルの複数の技術革新、つまり次世代のSPARC T5および M6サーバーの演算能力、Oracle Solaris 11のパフォーマンス とスケーラビリティ、Oracle Database 11gの最適化されたデー タベース・パフォーマンス、Exadataストレージ、Oracle Exalogic Elastic Cloudの高速なミドルウェア処理を組み合せて、汎用エ ンジニアド・システムを構成し、基幹業務用のSAPアプリケーショ ンに高可用性を提供します。 多数のデータベースとアプリケーションを単一システムで実行で きます。データ圧縮、問合せ、OLTPの応答時間、およびJavaミド ルウェアのパフォーマンスが即座に改善され、その利点を活用 できます。 Oracle SuperClusterは、SAPの汎用システムとして、システムに インストールされたSAP Central Instance、Central Serviceおよ びデータベース・ソフトウェアと適合されています。事前にテスト されたシステムはすぐに使用でき、企業はSAPサービスを数日の 間で配置できます。

統合されたSAPアプリケーションは、オラクルの統合された仮想 化テクノロジを介して、Oracle Solaris 10とOracle Solaris 11が 混在する環境でも実行できます。さらに、Oracle SuperClusterは SAPより認定およびサポートされ、ベスト・プラクティスの配置、 継続的なフル・スタックおよびパッチのテストなどを含む、Ora-cle Optimized Solution for SAPとして提供されます。

Oracle Virtual Compute Appliance(OVCA)

Oracle Virtual Compute Applianceは、ソフトウェアで定義さ れた「wire-once(配線は一度のみ)」の統合されたインフラス トラクチャ・システムで、ハードウェアとアプリケーション・ソフト ウェアの迅速な導入を目的に設計されています。Oracle Virtual Compute Applianceは、Linux、Oracle Solaris、Microsoft Win-dowsに限らず、集中管理されたサーバー、ネットワーク、ストレー ジ環境でホストされるOSを幅広くサポートし、中規模から大規 模なデータ・センターのSAPアプリケーションなどのように、汎 用性が高くミッション・クリティカルな業務アプリケーションの配 置を可能にします。高パフォーマンスで待機時間の短いOracle Virtual Networkingのファブリック・インターコネクトを、Oracle SDNソフトウェアとともに使用すると、サーバーとストレージ・ ネットワークの構成が自動化できます。すべてのインフラストラ クチャ・コンポーネントは、Oracle Virtual Compute Appliance に組み込まれたコントローラ・ソフトウェアにより、ボタンひとつ で自動的にインストール、構成、管理されます。ユーザーは、基本 的な構成パラメータの入力、VMを手動、またはテンプレートや アセンブリを利用した構築をするだけで、わずか数時間で完全 なアプリケーションを稼働することができます。

Oracle VMでのSAPの実行で、現在Oracle Virtual Compute Applianceが認定されました。顧客はハードウェアとソフトウェア の仮想化環境全体で、オラクルが誇るサポート部門の支援をシ ングル・ポイントで利用できます。 ネットワーク帯域幅、アクセス、データの肥大化と言った課題を 抱えるビジネス・クリティカルなアプリケーションを対象に構築 およびチューニングされたオラクルのエンジニアド・システムは、 SAPインフラを最適化し、操作の向上に役立つ多数のオプショ ンを提供します。SAPランドスケープ内部に1つ以上のOracle のエンジニアド・システムを配置すると、より堅固なインフラ、パ フォーマンスの向上、効率と使用率の向上、アプリケーションと データベースの統合による管理の簡素化、総所有コストの改善 を得ることができます。

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Oracle Exadata Database Machineは、SAPより2011年6月10 日に認定されSAP Business Objects 4.xおよびSAP NetWeaver 7.0以上で使用できます。SAP ERP 6.0、SAP BW 7.x、SAP CRM 7.xのような、SAP NetWeaver 7.xがベースのSAP製品すべてを 含みます(完全なリストは、http://www.service.sap.com/PAM を参照してください)。

Oracle Exadata Database MachineはSAPソリューションを 簡単に配置できます。使用可能な最高レベルのデータベース・ パフォーマンスを提供するOracle Databaseをホストします。 Exadata Database Machineは、「ワンボックスのクラウド」として データベース・サーバー、Oracle Exadata Storage Server、スト レージ・ネットワーキングのためのInfiniBandファブリック、およ びOracle Databaseのホストに必要なすべてのコンポーネント で構成され、オンライン・トランザクション処理(SAP ERP 6.0)、 データ・ウェアハウス(SAP BW 7.x)および複雑なワークロード 統合のために優れたI/OおよびSQL処理パフォーマンスを実現 します。Real Application ClustersとExadataストレージを使用し た大規模パラレル・グリッドを活用すると、あらゆる種類のデータ ベース・アプリケーションに最高のパフォーマンスを提供します。 使いやすく管理も簡単なデータベース・マシンとExadataスト レージは、リニアなI/Oスケーラビリティによりブレークスルー・ パフォーマンスを提供し、ミッション・クリティカルな可用性と信 頼性を実現します。 SAP顧客は、SAPアプリケーションを変更なしで実行するExa-dataにデータベースを簡単に移行できます。Exadataへの移行 (Oracle LinuxまたはOracle Solaris上のDBサーバー)の容易 さは、移行まで使用していたソース・プラットフォームによります が、同種または異種OSプラットフォームの移行と変わりません。 移行は、ソース・プラットフォームと移行ツール(R3Load、RMAN 複製データベース、RMANトランスポータブル表領域または O2O/Triple-O)によって、オンラインまたはオフラインで実行で きます。詳細は、scn.sap.community/oracleを参照し、Oracle Engineered Systemsを確認してください。 アプリケーションに対する透過性、Oracle Database 11g R2、 RACなどの実績あるテクノロジによる実行、システム統合の試 行錯誤、既存の人材とスキルの活用、迅速なデータベース問合 せの実行(多くの時間が必要な、大きくて複雑なInfocubes、問 合せ、トランザクション)、管理時間の短縮、簡単になるパッチ処 理、稼働時間の長さ、そのどれをとってもExadataがSAP顧客に 与えるメリットは明白です。Exadataは、SAP顧客で実証済みのす ぐに使用できる高可用性と障害時リカバリを提供します。プラッ トフォームとデータベースを集約し、電力および冷却の消費量 を削減します。そして一番大事な点ですが、Oracle Exadataは 単一のベンダー、バンドル済みOS、RDBMSパッチ・セットで構成 されています。つまり、複数ベンダーの調整に悩まされることが なくなります。 柔軟な3層アーキテクチャにより、SAPインスタンスを実行する ハードウェアとオペレーティング・システムを任意に組み合せ、 Oracle Exadata Database Machineとともに使用できます。たと えば、Oracle Exadata Database Machineに対して、AIX、HP-UX、LinuxまたはSAP認証済みの他のプラットフォームでSAPア プリケーションを実行できます。柔軟な構造のレイヤーは変更す る必要がありません。既存のSAP環境にOracle Exadata Data-base Machineを簡単に導入できます。

SAP Instances

SAPアプリケーションとOracle Exadata Database Machine

SAP Instances

Presentation Application Database on

Exadata SAP Instances SAP Instances SAP ECC 6.0 SAP BW 7.x SAP CRM 7.x

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7

データベース・サーバーで動作するデータベース・インスタンス に加え、顧客は、Oracle ClusterwareをベースにしたSAPCTLで データベース・ノード側でSAP Central Serviceの可用性を高め ることができます(ただし、ユニコードのSAPシステムの場合に限 定されます)。すでにSAP Central Servicesにデータベース・クラ スタ以外の別のクラスタを使用している環境で、Oracle Exadata Database Machineを導入する場合は、SAP Central Servicesに 使用するクラスタはそのまま継続して使用できます。また、Exa-dataデータベースでは、BR*Toolsも同様に動作するようサポー トされています。

データベースの移行方法は、ホワイト・ペーパー『Oracle Exada-ta DaExada-tabase Machineで稼動するSAP NetWeaverベスト・プラ クティス・ガイド』で説明しています。scn.sap.community/oracle を参照し、Oracle Engineered Systemsを確認してください。実 際に、データベースのExadataへの移行は、すでに詳しく説明し たASM(自動ストレージ管理のファイル・システム)の移行と違い はありません。

Oracle Exadata Database Machineはソリューションを簡単に 配置できます。使用可能な最高レベルのデータベース・パフォー マンスを提供するOracle Databaseをホストします。Exadata Database Machineは、データベース・サーバーで構成される「ワ ンボックスのクラウド」です。

Oracle Exadata Database Machineは、配置と同時にすぐに使 用できる事前設定されたシステムです。これまでのデータベース 配置プロセスに必要だった統合作業、コスト、時間が大幅に削 減されます。Exadataのよく知られた構成では、Oracle Support が提供するサービスに精通しているため、優れたサポート・エク スペリエンスを得ることができます。OLTP、OLAP、またはこれら の組合せを含むさまざまなアプリケーション向けにデータベー スを配置する場合や、複数のデータベースの統合プラットフォー ムとして使用する場合に、共通のインフラというメリットによって データ・センターの効率化に大きな機会が創出されます。まさに、 「ワンボックスのクラウド」です。

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Exadata Database Machineには2つのバージョンがあります。 • Oracle Exadata Database Machine X4-2は、あらゆるアプ

リケーション要件に対応できるよう、Eighth Rack、Quarter Rack、Half Rack、およびFull Rackの構成を用意しており、要 件の変化に合せて簡単に拡張できます。Full Rackは、8台の 2ソケット・データベース・サーバーと14台のOracle Exadata Storage Server、InfiniBandスイッチ、44テラバイトを超える Exadata Smart Flash Cacheで構成され、きわめて高速なトラ ンザクションのレスポンス時間と高いスループットを実現して います。 詳細は、次のデータ・シートを参照してください。 http://www.oracle.com/jp/products/servers-storage/ sun-oracle-database/exadata-dbmachine-x4-2-ds-2076448-ja.pdf

• Exadata Database Machine X4-8は、大量のデータを要する データベース配置向けに設計されており、オンライン・トランザ クション処理(SAP ECC 6.0など)、データ・ウェアハウス(SAP BW 7.0以降など)、複合ワークロードの統合を含むすべてのア プリケーションに、卓越したパフォーマンスとスケーラビリティ をもたらします。2台の8ソケット・データベース・サーバーと14 台のOracle Exadata Storage Server、InfiniBandスイッチ、44 テラバイトを超えるExadata Smart Flash Cacheで構成され、 きわめて高速なトランザクションのレスポンス時間と高いス ループットを実現しています。

詳細は、次のデータ・シートを参照してください。

http://www.oracle.com/jp/products/database/exadata/ exadatax4-8datasheet-2243041-ja.pdf

Exadata Storage Server

Exadata Storage Serverでは、Exadata Storage Server Soft-wareが実行され、Smart Scan、Smart Flash Cache、Smart Flash Logging、IO Resource Manager、Storage Indexes、 Hybrid Columnar Compressionなど、Database Machine独 自の強力なExadataソフトウェア・テクノロジーが提供されます (Hybrid Columnar Compressionは、まだSAPに認定されてい ません)。Exadata Storage Serverのハードウェア・コンポーネン ト(別名Exadataセル)は、高パフォーマンスのデータベース処理 要件を満たすために慎重に選択されました。Exadataソフトウェ アは、ハードウェア・コンポーネントとOracle Databaseが最大限 に利用できるよう最適化されています。各Exadataセルにより、 優れたI/Oパフォーマンスと帯域幅がデータベースに提供され ます。Exadata Storage ServerのCPUコアは、Exadataストレー ジで実行されるSmart ScanのSQL処理などの機能に割り当られ ています。Oracle Databaseの優れたセキュリティ機能で構築さ れたExadataストレージでは、完全に暗号化されたデータベー スへの問合せが可能です。毎秒数百ギガバイトの速度で実行さ れる問合せにはオーバーヘッドがほとんど発生しません。これ は、復号化処理をソフトウェアからExadata Storage Serverハー ドウェアへ移行することで実現されます。この機能を可能にす るAdvanced Encryption Standard(AES)は、Exadata Storage Serverで使用されるOracleソフトウェアとIntelプロセッサによっ てサポートされています。

Exadata Storage Expansion Rackは、Exadata Database Ma-chineやSPARC SuperClusterにストレージ容量を追加するため に、もっともシンプルで、迅速かつ堅牢な手段となるよう設計さ れています。Exadata Database Machineの最適な拡張手段で あるExadata Storage Expansion Rackは、大規模なミッション・ クリティカルなデータベースのビッグ・データ要件を満たすため に使用できます。

Exadata Storage Expansion Rackは、大量のデータを要する データベース配置向けに設計されています。LUNやマウント・ポ イントを構成する必要がないため、Expansion Rackは非常に簡 単に構成できます。ストレージを構成しデータベースに追加する 場合は、簡単なコマンドを使用して、わずか数分で完了します。

Oracle Exadata Database Machineのイノベーション

Oracle Exadata Database Machineは、オンライン・トランザク ション処理(SAP ECC 6.0など)、データ・ウェアハウス(SAP BW 7.0以上など)および複雑なデータベース・ワークロード統合を 含む、あらゆる種類のデータベース・アプリケーションに、卓越し たパフォーマンスとスケーラビリティをもたらします。

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Exadataの卓越したパフォーマンスの立役者は、Exadata Smart Flash Cacheと、それを駆動するインテリジェントなOracle Exadata Storage Server Softwareです。Exadata Storage Server SoftwareのExadata Smart Flash Cache機能は、データベース・ オブジェクトをフラッシュ・メモリーに合理的にキャッシュし、時 間のかかるディスクへの機械的なI/O処理を非常に高速なフ ラッシュ・メモリーで処理します。また、Exadata Storage Server Softwareは、Exadata Smart Flash Logging機能を提供し、 データベース・ログI/Oを高速化します。Exadata Smart Flash Cacheは、Oracle Exadata Database Machineに不可欠なテク ノロジの1つで、毎秒最大150万のランダムI/O処理(IOPS)およ びストレージ内での毎秒最大100GBのデータのスキャンを可能 にします。

オラクルのExadata Smart Flash Cache機能はほかに例を見 ない独自なものです。Exadata Flashストレージは、ディスクの 代用品ではありません。Exadataソフトウェアのインテリジェント 機能は、いつ、どのようにフラッシュ・ストレージを使用するかを 決定し、協調キャッシング戦略の一環として、最適な方法でデー タベースにフラッシュを組み込みます。Exadataストレージをス ケールアウトすると、フラッシュ・パフォーマンスがもたらすメリッ トをアプリケーションで享受できます。従来のストレージ・アレイ は、内部やネットワークに多数のボトルネックを抱えているため、 フラッシュによる利点が妨げられます。フラッシュをストレージ・ アレイに追加することはできても、潜在的なパフォーマンスの多 くをアプリケーションで実現することはできません。

Oracle Exadata Storage ServerにはSmart Flash Cacheが直接 実装されています。Exadata Smart Flash Cacheでは、アクセス 頻度の高いデータは非常に高速なフラッシュ・ストレージに格納 されますが、大部分のデータはコスト効率の非常に高いディス ク・ストレージに格納されます。この処理は、ユーザーの手を煩 わすことなく自動的に実行されます。Oracle Flash Cacheは、再 利用されることのないデータやキャッシュに適さないデータを巧 みに見分けてキャッシングを回避します。

Exadata Smart Flash Cacheは、ログの書込みI/Oの待機時間を 短縮し、データベース・ロギングから発生するパフォーマンスの ボトルネックを解消するためにも使用されます。ユーザーのトラ ンザクションをコミットする時間は、ログ書込みの待機時間に影 響されます。

Oracle Exadata Database Machineを使用する場合、大部分の SQL処理はデータベース・サーバーからExadataセルにオフロー ドされます。Oracle Exadata Database Machineは、データベー スへの従来のブロック提供サービスに加えて、データベース・イ ンスタンスから基本的なストレージへのファンクション・シッピ ングを有効にします。従来のストレージと比較して、Exadataスト レージがおこなう独自の処理の1つは、問合せの対象である表 全体ではなく、データベースの問合せに対応した行と列のみを 返すことです。Oracle Exadata Database MachineはSQL処理 をできるかぎりデータ(またはディスク)の近くにプッシュし、すべ てのディスクを同時に稼動させます。これにより、データベース・ サーバーのCPU消費が削減され、データベース・サーバーとスト レージ・サーバー間でのデータの移動に、より小さい帯域幅が使 用され、表全体ではなく問合せの結果セットが返されます。デー タ転送やデータベース・サーバーのワークロードを排除すること は、常に帯域幅およびCPUに拘束されるデータ・ウェアハウスの 問合せに大きな利点をもたらします。データ転送の排除は、大規 模なバッチ処理やレポート処理を含め、オンライン・トランザク ション処理(SAP ECC 6.0など)システムにおいて大きなメリット となります。

Oracle Exadata Database Machineはデータベースを使用する SAPアプリケーションに対して、完全に透過的です。従来のシス テムで動作するOracle Database 11g Release 2とまったく同じ ものが、Exadataで動作しますが、Exadataでは、より速く動作し ます。既存のSQL文は、Exadataストレージが使用される場合、 非定型でもパッケージ内でも(例: SAPまたはカスタム・アプリ ケーション)影響を受けることはなく、変更も必要ありません。オ フロード処理およびソリューションの帯域幅の利点は、変更する ことなくアプリケーションに提供されます。Oracle Databaseの 全機能は、Exadataで完全にサポートされています。Exadataは、 Oracle Databaseの単一インスタンスおよびReal Application Cluster配置と同様に、効果的に連携します。Oracle Data Guard、 Oracle Recovery Manager(RMAN)、Oracle GoldenGateなどの 機能、およびその他のデータベース・ツールは、Exadataを使用 してもしなくても同様に管理されます。Exadata以外の従来のス トレージを使用する場合とまったく同じ方法で操作できるため、 ユーザーおよびデータベース管理者は、現在、慣れ親しんでいる ツールと知識を活用できます。Database Machineには、従来の システムと同じOracle Databaseと機能が存在するため、Database Machineを管理するITスタッフには、Database Machineで管 理するソフトウェアについて同様の知識が必要です。Database Machineを管理する場合、Oracle Databaseの管理、バックアッ プとリカバリ、RAC、Oracle SolarisおよびOracle Linuxのエクス ペリエンスが重要です。

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Exadata Smart Flash Cache

各Exadataセルには、3.2TBのExadata Smart Flash Cacheが搭 載されています。つまり、Exadata X4-8とFull RackのX4-2には、 44.8TBのフラッシュが搭載されていることになり、ほとんどすべ てのデータベースを上回る数字です。このソリッド・ステート・ス トレージは、Exadataストレージのパフォーマンスを大幅に向上 します。標準ディスク読込みの応答時間の10倍、標準ディスク読 込みのIOPSの100倍向上させ、しかもメモリーに代わる低コスト を実現します。読込みおよび書込み処理の平均的なパフォーマ ンスでは、全体的に10倍向上します。 Exadataの最大限のパフォーマンスの立役者は、Exadata Smart Flash Cacheと、それを駆動させるインテリジェントなOracle Exadata Storage Server Softwareです。Exadata Storage Server SoftwareのExadata Smart Flash Cache機能は、データ ベース・オブジェクトをフラッシュ・メモリーに合理的にキャッシュ し、時間のかかるディスクへの機械的なI/O処理を非常に高速な フラッシュ・メモリーで処理します。また、Exadata Storage Server Softwareは、Exadata Smart Flash Logging機能を提供 し、データベース・ログI/Oを高速化します。Exadata Smart Flash Cacheは、Oracle Exadata Database Machineに不可欠 なテクノロジの1つで、毎秒最大150万のランダムI/O処理 (IOPS)、およびストレージ内での毎秒最大100GBのデータのス キャンを可能にします。Write Back Cache Flash機能を使用す ると、Exadata Smart Flash Cacheはデータベース・ブロックの 書込みもキャッシュし、大規模なOTLPやバッチのワークロードで ディスクのボトルネックを回避します。ExadataのWrite Cacheは 透過的で永続性があり、完全な冗長性を持ちます。Exadata Smart Flash CacheのI/Oのパフォーマンスは、千台のディスク・ ドライブを装備した多くの企業規模のディスク・アレイに匹敵し ます。

Exadataストレージの容量、パフォーマンス、帯域幅、およびIOPS

Oracle Exadata Storage Serversには、1.2TB、10,000RPMの 高パフォーマンスSASディスク、または4TB、7,200RPMの大容量 SASディスクのいずれかが12台搭載されています。高パフォーマ ンスのSASディスクを使用したExadata Storage Serversは、最 大3.25TBの非圧縮ユーザー・データ容量と最大1.8GB/秒の RAWデータ帯域幅を実現します。大容量のSASディスクを使用 するExadata Storage Serversは、最大16TBの非圧縮ユー ザー・データ容量と最大1.3GB/秒のRAWデータ帯域幅を実現 します。圧縮形式で保存した場合、各セルで提供されるユー ザー・データ容量とデータ帯域幅は大幅に増加します。

Exadata Smart Flash Cacheにより、各セルで非常に高いパ フォーマンスが実現します。Exadataソフトウェアは、帯域幅を最 大にするために、フラッシュとディスクから同時にスキャンできま す。フラッシュ内の自動キャッシュ機能により、圧縮されていない データにアクセスする場合、各Exadataセルで最大5.4GB/秒の 帯域幅と125,000IOPSを提供できます。データが圧縮形式で保 存されている場合、ユーザー・データ容量、達成可能な帯域幅お よびIOPSの量は、多くの場合、10倍またはそれ以上に増加しま す。これは、Oracle Databaseと従来のストレージ・デバイスを使 用する場合と比較し、大幅に増加することを示しています。

Exadata Database Machine向けのEnterprise Managerのサ ポート

Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12cは、Exadata Database Machine全体を管理し、監視から管理、設計されたシ ステム全体の継続メンテナンスまで、総合的なライフ・サイクル 管理を提供します。

統合されたシステムの監視

Oracle Enterprise Managerは、管理者に総合的な監視と通知 を提供し、事前にOracle Exadata Database Machine、ソフト ウェア・コンポーネント、ハードウェア・コンポーネントの問題を 検出し、対応できるようにします。管理者は、データセンターが置 かれた環境の要件に応じて、これらの監視設定を容易に調整で きます。管理者はアラートの通知を受け取ると、アラートや問題 のあるコンポーネントに関連したパフォーマンス基準の履歴を 簡単に表示させ、InfiniBandポートのネットワーク・パフォーマン スやExadataストレージ・セルのディスク・アクティビティなど、問 題の根本原因を特定できます。また、Oracle Enterprise Manager は、Exadataのハードウェア・コンポーネントにダイレクトに接続 し、ハードウェア関連の障害およびログ・サービス要求を管理者 に自動的に警告できます。これは、Oracle Support機能のOracle Automatic Service Requests(ASR)との統合により実現します。 従来のシステムでは、データベース、システムおよびストレージ のそれぞれの管理者の協力が必要だった問題の検出も、今では Exadata Database Machine全体の統合されたシステム監視に より、数分で診断できます。

モバイル用の詳細情報はこちらから www.oracle.co.jp/sap

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SAP顧客向けのOracle Exadata Start-Up Pack

迅速な結果を実現する統合アプローチ

オラクルのEngineered Systemsは、事前統合されたテクノロジ で卓越したパフォーマンスを提供します。顧客は、エンジニアド・ システムによる本番までの時間短縮の利点を実現するために、 最善の方法で数々の要件に取り組む必要があります。

SAP顧客向けのOracle Exadata Start-Up Packは、統合された サービス・パッケージと製品の専門知識を提供し、O r a c l e Exadataシステムの最適で計画的な配置を実現します。オラクル のサービス・エキスパートは、戦略的なアーキテクチャ設計およ び計画からサービスをスタートします。次に、オラクルのベスト・ プラクティスに従ってシステムをインストールおよび構成します。 オラクルのサポート・エンジニアは、顧客のアーキテクチャ設計 プラン実行中に、本番前の工程全体を通してサポート内容を再 確認します。本番稼動が開始されると、オラクルはとくにSAP顧客 に年4回のパッチを提供し、Oracle Exadataスタック全体に展開 できます。

Start-Up Advisory Service

Oracle Exadata Start-Up Advisory Serviceは、最上級の実装 保証を提供します。オラクルのエキスパートのチームは、顧客が 最高品質のサービスを余すところなく提供できるように、顧客の 組織と密接に協力し戦略的な計画を提案します。計画は、顧客の ビジネス・パフォーマンスおよび運営上の要件を満たすミッショ ン・クリティカルなアプリケーションの確実な実行が盛り込まれ ています。オラクルは評価、計画、推奨事項を通して、プロジェクト と配置に伴うリスクの抑止に必要なアドバイスをすると同時に、 Oracle Exadataプラットフォームがすぐに実稼動できる準備を 進めます。オラクルのExadata Start-Up Advisory Serviceは、実 装を確実に成功させる第一歩であり、顧客のビスネス要件、価値 実現目標、長期的な戦略的展望に合せた、いわばオーダーメー ドのサービスです。 このサービスは、Oracle Exadata配置の成功に不可欠な、おも な領域の現状を評価します。さらに、実装、移行戦略および人と ビジネス・プロセス両方に関わる変更管理を網羅した推奨事項 の文書とともに、Oracleベスト・プラクティスに沿った評価の ギャップ分析が提供されます。 製品サポートの即応性

オラクルのService Delivery Managerとエンジニアは、オラクル と顧客のプロジェクト・チームの連携およびOracle Exadataのイ ンストールと稼動プロセスのチェックといったプロジェクトの目 標を積極的にサポートします。サポート内容を強化するために、 主要なベスト・プラクティスを検討するガバナンス会議を開催 し、その場でオラクル、顧客、パートナー全員の本番前のアクティ ビティを説明します。

Oracle Exadata Start-Up Advisory Serviceの成果を活用して、 Oracleエンジニアは、顧客が配置の成功に向かってシームレス なコースを進めるための詳細と推奨事項、および継続的な本番 サポートを提供します。検討される主要な技術の領域は、構成、 データ移行、移行方法の種類(SAPのR3LOAD、RMAN、トランス ポータブル表領域、O2O(Oracle DBからOracle DBへの移行) またはTriple-O(SAPノート1508271に基づくOracleから Oracle Onlineデータベースへの移行)、パッチ計画、および本番 サポートの即応性です。

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Oracle Exadata Database Machine Installation Service

Oracle Exadata Installation Serviceは、総合的なハードウェ ア・システムのインストールを提供し、配置までの時間を短縮し ます。Oracleシステムの実装では、高度な訓練を受けたエンジニ ア、実証済みの標準的なインストール方法、さらにすべてのイン ストールのベスト・プラクティス、ツールおよびテクノロジが1つ になります。

Oracle Exadata Database Machine Configuration Service

Oracle Exadata Configuration Serviceは、Start-Up Advisory の成果を判断し、Oracleベスト・プラクティスに基づいた完全な Oracle Database構成を提供します。Oracleエンジニアは、 Oracle Exadataストレージ・サーバーとソフトウェア、データベー ス・サーバー、共有ストレージ、およびデータベース・パッチのす べてで要求される構成とパッチのあらゆる状況に対応します。 Oracle Exadataのエキスパートは確実なプロセスを使用し、ロ グイン・アドレスとネットワーク・アドレスを構成し、セル・ディスク を作成します。インストール後の手順で実行されたすべての構 成設定は記録され、顧客のITチームに配布されます。アクティビ ティには、ライセンスされたOracle Databaseのインストール、 Oracle Real Application Clustersをサポートするデータベー ス・サーバーと共有ストレージの構成、検証試験とメンテナンス 手順の実行が含まれます。

Quarterly Patch Deployment Service

Oracle Exadata Quarterly Patch Deployment Serviceは、事 前予防型のパッチ配置プロセスを提供し、各顧客のSAPマシン のOracle Exadataを最適に維持します。オラクルは、SAP顧客の みに特別なパッチを提供します(SAPノート1591389)。オラク ルは構成の既知の問題を特定するために、システムの構成プロ ファイルに対し高度なチェックを実行します。次に、Oracleサポー トのエキスパートは、オラクルが推奨するベスト・プラクティスに 基づき調査結果の標準的なレポートを生成します。オラクルは、 統一された事前予防型の方法で、1年間、3か月ごとに必要な更 新を実装します。更新の対象は、ファームウェア、Oracle Linuxま たはSolaris、およびOracle Exadata Machineにインストールさ れた他のOracleソフトウェアを含むすべてのシステム・コンポー ネントです。顧客は、このサービスの期間中に必要に応じて、追 加の構成とパッチの柔軟な適用ができます。 本番に向けた時間の最適化 Oracle Exadataの適切な計画、インストール、配置およびサポー トは、システム・パフォーマンスの最適化に不可欠です。Oracle

Exadata Start-Up Packの統合ソリューションとパーソナライズ された専門知識を利用して、顧客は継続的なシステム安定性と テクノロジに求められるパフォーマンスを開始当初から得ること ができます。 Oracleサービスの専門家は、今後の方向性を示すリーダーシッ プ、技術的な専門知識、ツール、ベスト・プラクティスを提供し、 Oracle Exadataの本番実装が問題なく完了し、高度に最適化さ れるよう支援します。顧客は、適切な専門知識を適切なタイミン グで利用し、リスクを軽減して技術投資価値を最大限に引き上 げることができます。 EMEA地域の連絡先: Michael Weick [email protected] ACS Delivery Director for SAP Oracle Walldorf 北米の連絡先: [email protected] 日本、APAC、ANZ: 日本オラクル(株) Eisuke Sekiguchi ACS Service Management [email protected] Oracle Exadata Start-Up Pack for SAP

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Oracle Virtual Compute Appliance(OVCA)

Oracle Virtual Compute Appliance:データ・センター規模のター ンキー・ソリューション Oracleは、長年にわたり、統合されたエンタープライズ・ソリュー ションを市場に提供してきました。その目的は、ITをシンプルに すること、ビジネス・アプリケーション、ミドルウェアおよびハー ドウェアの統合ソリューションに対し、データベースを活用して データ・センターが品質の良いサービスを提供できることです。 そのために、従来のコンピュータ・システム、およびOracle Exa-data Database MachineおよびOracle Engineered Systems製 品群のExalogicなどのクラウド・インフラストラクチャの両方で 同じ取り組みが行われています。

Oracle Virtual Compute Applianceは、追加とデプロイが簡単 な「ターンキー」ソリューションです。ソフトウェアで定義された1 つのファブリックに、演算リソース、ネットワーク・リソース、スト レージ・リソースを組み込み、機動的で効率のよいデータ・セン ターを展開できます。Oracle Virtual Compute Applianceのイ ンフラストラクチャは、サーバーを1台単位で、ラックごとに2台か ら25台までリニアに拡張できます。独自のテンプレート、または オラクルからダウンロードしたOracle VMテンプレートとアセン ブリを利用してVMを構築し、ハードウェアだけでなくアプリケー ションも迅速に配置できるのは、Oracle Virtual Compute Appliance独自の機能です。

また、Oracle Virtual Compute Applianceは、現在使用中のオ ペレーティング・システムをサポートし、OracleのZFS Storage Appliance、NFS、または他のベンダーによるiSCSIストレージな どの任意のストレージに接続することにより、既存のデータ・セン ターに適合します。 統合システムの利用は、手間のかかるハードウェア・インフラス トラクチャの計画や構成から、提供される柔軟なサービスを使用 して戦略的ニーズや進化する顧客ニーズに対応したITの変革と いった、本来集中すべき作業へと管理者を解放します。 デフォルトでは、すべてのOracleソフトウェアはOracle VMとの 併用が認定されています。したがって、Oracle Database、Oracle Fusion Middleware、Oracle Applications、Oracle Real Application ClusterなどのOracle Virtual Compute Appliance に対しても認定されています。新しいSAPアプリケーション・サ ポートでは、これをSAPアプリケーションの実行にも使用できま す。顧客はハードウェアとソフトウェアの仮想化環境全体で、オラ クルが誇るサポート部門の支援をシングル・ポイントで利用でき ます。

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新旧のシステムを維持しながら統合もサポートするOracle Virtual Compute Applianceは、拡張性の高い仮想化基盤をIT に提供します。また、既存の投資でITを最大限に活用する堅牢な 統合ソリューションを提供し、クラウド・コンピューティングへの 移行も準備します。Oracle Virtual Compute Applianceを使用 すると、顧客はインフラストラクチャのリニアな拡張およびアプリ ケーションの迅速な配置が実現でき、ソフトウェア、ハードウェア および仮想化の統合からメリットを得ることができます。

起動、インストール、構成の自動化

Oracle Virtual Compute Applianceでは、ラックを所定の位置 に設置してケーブル類をすべて接続したら、後はシステムを起動 するだけです。ハードウェアおよびソフトウェア環境の起動、イン ストール、構成は、Oracle Virtual Compute Applianceのコント ローラ・オーケストレーション・ソフトウェアによって自動的に実 行されます。数分以内にシステムが準備され、ユーザーは標準の Oracle VMテンプレートを使用、または独自にテンプレートを作 成して、VMを追加できます。

Oracle Virtual Compute Applianceは、次の領域で卓越した価 値を発揮します。

• 電源投入からアプリケーションが機能するまでの時間の短縮: ユーザーがアプリケーションを使用できる状態にするには、 ハードウェア・プロビジョニング以外にも多くの作業が必要で す。エンド・ユーザー側のアプリケーションをプロビジョニング する必要もあります。Oracle Virtual Compute Applianceは、 ハードウェアからアプリケーションまで完全なスタックの配置 を加速することで、電源投入からユーザーがアプリケーション を使用できる状態になるまでの時間を、数日または数週間か ら数時間に短縮します。 • OracleのWire-onceインフラストラクチャ:Oracle Virtual Compute Applianceのサーバー・コンポーネントとストレー ジ・コンポーネントは、ソフトウェアで定義されたネットワーク・ ファブリック上に配置されています。そのため、サーバーおよび ストレージのインストールと構成はソフトウェアにより実行さ れ、環境を再構成する物理的な再配線が必要ありません。 • リニアな拡張がいつでも可能なため、長期的なパフォーマンス 要件およびコスト要件を満たすことで、ビジネス・リスクとITリ スクを軽減します。 • 事前に構成されたハードウェアおよびソフトウェアのソリュー ションの導入で、保守とサポートの複雑さが軽減します。 • 現在使用中のオペレーティング・システムとストレージをサ ポートし、既存のデータ・センターへの統合を可能にします。

Oracle Virtual Compute Applianceのソフトウェア

Oracle Virtual Compute Applianceに付属する次のソフトウェ アにより、スケーラビリティ、ソフトウェアで定義された仮想ネット ワーク、GUIベースの監視が可能になります。

Oracle VM: サーバー仮想化ソフトウェアのOracle VMは、高いス ケーラビリティの提供と迅速なアプリケーションの配置を目的に 設計および構築されています。Oracle VMは、最大128のvCPU、 およびOracle Linux、Oracle Solaris、Microsoft Windowsなどの 各種ゲストOSをサポートします。また、アプリケーションの配置を 加速するように最適化されています。Oracle VMテンプレートやア センブリを使用すると、Oracle DatabaseやOracleのエンタープラ イズ・アプリケーションなどのOracleアプリケーション・スタック全 体を数分から数時間で配置できます。スケーラビリティの高い仮 想化環境に対して素早く簡単にアプリケーションを配置できるた め、IT部門はSLAを満たすことができ、企業は市場投入までの期 間を短縮できます。さらに、IT部門は、テスト環境、開発環境、ス テージング環境を素早く展開できます。 Oracle SCNソフトウェア: このソフトウェアは、サーバーをネット ワークやストレージに動的に接続します。Oracle SCNを使用する と、各サーバーの物理的なストレージやネットワーク・カードが必 要なくなります。物理的なデバイスは、すぐに配置できる仮想ネッ トワーク・インタフェース・カード(vNIC)と仮想ホスト・バス・アダ プタ(vHBAs)に置き換わります。アプリケーションやオペレーティ ング・システムは、これらの仮想リソースと物理リソースを同じも のとみなします。Oracle Virtual Networkingは、Wire-Onceソ リューションとソフトウェアで定義された単純なネットワーク構成 を利用することで、複雑なデータ・センター導入を簡素化します。

Hardware and Software

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成から実行でき、停止時間は発生しません。ベース・ラックには2 つの計算処理ノードが格納され、最大25の計算処理ノードをサ ポートできます。

統合型ストレージ: 完全に統合されたエンタープライズ・クラス のOracle ZFS Storage Applianceが搭載されたOracle Virtual Compute Applianceは、管理環境を一元で格納するとともに、 VM向けのデータ・ストレージを提供します。このストレージ・サ ブシステムは、オラクルのエンタープライズ・クラスのストレージ 製品およびテクノロジを使用して構築され、本番環境で最大限 のフォルト・トレランス機能と保守性を実現する完全な冗長性を 備えています。Oracle Virtual Compute Applianceのストレー ジ・サブシステムは、高パフォーマンスのDIMMおよびフラッ シュ・メモリーを搭載しています。もっとも要求の厳しいファイ ル・ストレージ・ワークロードに対しても、非常に優れた読取り/ 書込みパフォーマンスを発揮します。Oracle Virtual Compute Applianceのストレージ容量は、複数のOracle ZFS Storage Applianceまたは他のベンダーが提供するサポート対象のスト レージを搭載した外部のデータ・センターのラックに、内部スト レージを展開して拡張することができます。

結論

Oracle Virtual Compute Applianceは、Linux、Oracle Solaris またはMicrosoft Windowsアプリケーション向けの仮想インフ ラストラクチャをイントールする方法を大幅に簡素化するエン ジニアド・システムです。SAPアプリケーションでOracle Virtual Compute Applianceが使用できるようになると、顧客は、SAPア プリケーションを実行するより速く簡単で一貫性のあるインフラ ストラクチャのメリットをあますところなく、もっとも効率よく効果 的に手に入れることができます。

Oracle Virtual Compute Applianceのコントローラ・ソフトウェ ア: コントローラ・ソフトウェアを使用すると、ユーザーは、システ ム・ハードウェアの管理と監視、ソフトウェア・アップグレードの 実行、仮想リソース(仮想サーバー、仮想ネットワーク、ストレー ジ)の利用率のリアルタイムな監視ができます。コントローラ・ソ フトウェアは2つの専用管理ノード上で稼働します。このノードは 障害発生時の自動的なフェイルオーバーに対応できる高可用性 で構成されています。またコントローラはGUIダッシュボードから アクセスできます。Oracle Virtual Compute Applianceに組み 込まれたコントローラ・ソフトウェアにより、すべてのインフラス トラクチャ・コンポーネントが自動で簡単にインストール、構成、 管理されます。基本的な構成パラメータの入力、仮想マシン (VM)を手動、またはOracle VMテンプレートやアセンブリを利 用した構築をするだけで、わずか1時間で完全なアプリケーショ ンを稼働することができます。

Oracle Virtual Compute Appliance X4の主なコンポーネント

仮想ネットワーク: Oracle Virtual Compute Applianceが使用する きわめてパフォーマンスの高いOracle Fabric Interconnectは、 Oracle Virtual Networkingファミリのコンポーネントで、オラクル のQDR InfiniBandハードウェアおよびソフトウェアを使用して特 別に開発されています。Oracle Virtual Compute Applianceの各 ハードウェア構成には、データ・センターのイーサネットのゲート ウェイとして機能する、冗長化された複数のQDR InfiniBandス イッチとOracle Fabric Interconnectシステムが含まれます。この 高速なファブリックは、共有ストレージへのアクセスをサポートす るだけでなく、仮想イーサネットのネットワークを作成する物理プ ラットフォームとしての役割も果たします。仮想イーサネットでは、 データ・センターの標準イーサネットを介してアクセスできる他の すべてのアプリケーションに、クラウドのアプリケーションが接続 できるようにします。このファブリックは、非常に短い待機時間(通 常はイーサネットの10倍の速度)、40Gb/秒のスループット、完全 な冗長性、統合エンドポイント・セキュリティ、スケーラビリティ(停 止時間なし)を提供し、アプライアンスにVMおよびサーバーを追 加する場合でも、パフォーマンスの低下はほとんど(または、まった く)見られません。 計算処理ノード: 計算処理ノードを構成するオラクルのSun Server X4システムには、インテルXeon CPU、高速のDIMM (Dual Inline Memory Module)メモリー、冗長化された40Gb/ 秒のInfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA)、冗長ディスク が搭載されています。各計算処理ノードでOracle VM Server for x86が実行され、サーバー仮想化を提供します。計算処理ノード の追加および削除は、Oracle Virtual Compute Applianceの構

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Oracle Database Applianceにより、世界でもっとも使用されて いるデータベース - Oracle Database - を配置と管理が簡単な 単一システムとして活用できます。Oracle Database Appliance は、ソフトウェア、サーバー、ストレージ、ネットワークの完全な パッケージで、設計の第1目標は簡素化です。配置、メンテナン ス、高可用性のデータベース・ワークロードのサポートを簡素化 することは、時間と費用の節約に直結します。 完全に冗長化された統合システム 年中無休のデータ・アクセスの提供、予期しない停止時間およ び計画停止時間からのデータベース保護は、多くの組織にとっ て課題です。実際、適切なスキルとリソースを持たない組織の場 合、手動でデータベース・システムに冗長性を組み込むことはリ スクを伴い、エラーが発生しやすくなります。Oracle Database Applianceは、その設計思想に簡素化を掲げ、システムのリスク 要因や不確実要素を削減してデータベースの可用性、および COD(必要に応じてシステムの容量を拡張・縮小できる機能)を 高めます。

Oracle Database Applianceのハードウェアは、2つのOracle Linuxサーバーと1つのストレージ・シェルフを含むラックマウン ト型のシステムです。各サーバーには、2つの12コアIntel Xeon E5-2690プロセッサ、256GBのメモリー、および10ギガビットの イーサネット(10GBase-T)外部ネットワーク接続を装備してい ます。各システムのサーバー・ノード、インターコネクト、ストレー ジ・コントローラ、電源供給ユニット、冷却ファンには冗長性があ ります。さらに、ディスクおよびフラッシュ・ストレージは、2重ま たは3重のミラーリングと共有で、データ可用性を保証しデータ ベース・パフォーマンスを加速します。2つのサーバーは、冗長化 されたクラスタ通信用10-GbEインターコネクトで接続され、直 接接続された高パフォーマンスSASストレージを共有します。こ のアプライアンスは36TBのRAWストレージを搭載し、2重また は3重にミラーリングされた復旧機能を持つ18TBまたは12TB のデータベース・ストレージとして使用できます。

SAPで認定されたOracle Database Appliance

データベースのREDOログのパフォーマンスは、Oracle Database Applianceのソリッド・ステート・ディスク(SSD)により大幅に改善

アプライアンスは、ミッション・クリティカルな要件に対応す るように設計され、コンポーネントはホットスワップ可能で冗 長化されています。高可用性と簡素化を兼ね備えたOracle Database Appliance X4-2は、迅速なデプロイと最大の稼 働時間を実現する完璧にクラスタ化されたデータベース・ソ リューションです。

Oracle Database Applianceでは、Oracle Database Enterprise Editionが稼動し、顧客は、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)を選択できます。

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17 Oracle Database Appliance certified for SAP Customers

導入、管理、サポートの容易さ データベースの導入と管理を容易にするためにOracle Database Applianceには、Appliance Managerソフトウェアが採用され、ボ タン1つで自動的にデータベース・サーバーをプロビジョニング および診断できます。Appliance Managerの機能により導入プロ セスが大幅に簡素化され、オラクルのベスト・プラクティスに沿っ たデータベースが構成されます。組込みの診断機能はシステムを 監視し、コンポーネント障害、構成上の問題、ベスト・プラクティス からの逸脱を検知します。Oracle Supportへの問合せが必要な 場合には、Appliance Managerは関係するすべてのログ・ファイ ルと環境データを収集し、1つの圧縮ファイルを作成します。ま た、Oracle Database ApplianceのAuto Service Request(ASR) 機能を使用すると、Oracle Supportに対して自動的にサービス・ リクエストを登録できるため、問題の早期解決に役立ちます。

SAPの認定とサポート

SAP NetWeaverバージョン7.0以降を使用するSAP NetWeaver テクノロジで構築されたすべてのSAP製品、SAP Business Objects、BI 4.xおよびソリューションは、Oracle Database Applianceでの使用が認定され、3層構成でサポートされています。 したがって、SAP ERP 6.0、SAP ECC 6.0、SAP BW 7.0、SAP CRM 7.0、SAP SRM 7.0などのSAP製品やSAP Banking Servicesバー ジョン7.0などのSAPソリューションは、Oracle Database Applianceを備えた3層構成で使用できます。

Oracle Database Applianceは、SAP環境に次の機能を提供します。 • Oracle Cloud File System(ACFS)を基本とする、SAPアプリ ケーション用の高可用性のアクティブ-アクティブなクラスタ・ データベース・サーバー

• /sapmntなど、SAP必須共有ファイル・システム用のOracle Cloud File System(ACFS)を基本とする高可用性ファイル・ サーバー

• ABAPスタックおよびJAVAスタック用のCentral Servicesなど、 SAP高可用性リソース用の完全なクラスタ化ソリューション

参照

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