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緒 言
血管内治療での穿刺部合併症は,頻度こそ少ないも のの,遭遇した際,治療に難渋する例も少なくない. その代表的なものである仮性瘤は,主に貫通穿刺や総 大腿動脈より末梢の低位穿刺などを原因とした不十分 な止血による皮下血腫から続発することが多いが,感 染による血管壁の破壊などが原因となることもある. 無症状のうちに自然治癒するものも少なくないが,症 状を呈する場合,痛みを伴う拍動性の腫瘤を認める. なかには破裂による大出血を起こしたり,増大傾向を 示し,末梢血管閉塞をきたす血栓源となったり,占拠 性病変として末梢神経障害を起こすことがあるため, 外科的修復を含めた治療を要する場合もある1).われ われは,血管内治療後に発生した鼠径穿刺部大腿動脈 仮性瘤の 3 症例を経験したので,文献的考察も加え報 告する. ¥症例呈示
症例 1:83 歳 女性 原疾患の治療:失語症と軽度右片麻痺で発症した左中 大脳動脈(M3)の閉塞で,tissue-plasminogen activator(t-PA)静注血栓溶解療法と併せて血栓回収を試みた [National Institutes of Health Stroke Scale(NIHSS)11 要 旨 【目的】血管内治療後の穿刺部合併症は,その頻度は少ないものの治療に難渋することも稀ではな い.穿刺部仮性瘤の 3 例を報告する.【症例】穿刺部仮性瘤はそれぞれ,中大脳動脈閉塞で tissue-plasminogen activator(t-PA)静注療法と併せた血栓回収術後(症例 1),内頚動脈瘤のステント アシストコイル塞栓術後(症例 2),テント部硬膜動静脈瘻の経動脈的塞栓術後(症例 3)に発生し た.症例 1,2 はエコーガイド下圧迫を施行し,1 例は瘤内血栓化を得たが,1 例は外科的修復を 加えた.症例 3 は感染性仮性瘤で抗生剤と併せ外科的処置を施行した.【結論】感染性仮性瘤は外 科的修復が第一選択であるが,非感染性仮性瘤ではエコーガイド下圧迫など保存的治療で治癒し得 ると思われる.Keywords post-catheterization femoral artery, pseudoaneurysm, guided compression, ultrasound-guided thrombin injection, para-aneurysmal saline injection, open surgical repair
血管内治療に伴う鼠径穿刺部合併症:
大腿動脈仮性瘤の 3 例
荷堂謙1) 淺野剛2) 松田達磨1) 尾崎航1) 久保田俊介1) 三ツ橋茂雄1) 山上岩男1) 景山雄介1) 三原和平3) 1)医療法人社団誠馨会 千葉メディカルセンター 脳神経外科 2)医療法人社団誠馨会 千葉メディカルセンター 脳神経血管内治療科 3)医療法人社団誠馨会 千葉メディカルセンター 心臓血管センター 心臓血管外科症例報告
連絡先:荷堂謙 医療法人社団誠馨会千葉メディカルセンター 脳神経外科(〒 260-0842 千葉県千葉市中央区南町 1-7-1)点].右鼠径部より Sheath Introducer 9F 25 cm(メディ キット,東京)を透視下で大腿骨頭位置を目安に前壁 穿刺で挿入した.大動脈からの分岐は Type III かつ Bovine Type で頚部内頚動脈も起始部から強く屈曲 し,親カテーテル Optimo balloon catheter 9F 90 cm(東 海メディカルプロダクツ,愛知)をあげることができ ず断念した. 止血は Angio-Seal STS PLUS 8F(テルモ,東京)でと くに問題なく施行した. 既往歴:本態性血小板増多症 高血圧症 内服歴(常用薬):降圧剤 抗血小板薬(アスピリン: 本態性血小板増多症に対して内服) 仮性瘤発生とその後の治療経過:術後 4 日目夕方,歩 行してトイレに行き,排泄中,右鼠径部が腫脹してき た.用手圧迫しながら CT アンジオグラフィーを施行 したところ,右大腿動脈に仮性瘤を認めた(Fig. 1a, 1b).枕子で圧迫,テープ固定を行い,さらに砂囊 3 kg を載せ,内服していた抗血小板薬と抗凝固薬(エド キサバン)を中止した.翌日エコー下に[装置は Vivid S5(GE Healthcare, Milwaukee, WI, USA)で 7.5 MHz の リニア探触子を使用]仮性瘤を圧迫(瘤内血流が消失す る程度に 15 分圧迫・5 分休みを 3 回,計 60 分)を施 行した.エコーによる観察で瘤内への血流消失が維持 され,瘤内血栓化を確認した.仮性瘤発生を認めた 6 日目の CT アンジオグラフィーで瘤の消失を確認し, 抗凝固薬のみ再開した(Fig. 1c, 1d). 症例 2:83 歳 女性 原疾患の治療:右破裂内頚動脈瘤コイル塞栓治療後の 再開通に対し,アスピリン 100 mg/ 日とクロピドグレ Fig. 1 症例 1 の造影 CT
治療前の元画像(a)と volume rendering(b),治療後の元画像(c)と volume rendering(d).
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ル 75 mg/ 日の dual antiplatelet therapy(DAPT)のもと, LVIS blue Intraluminal Support 4.5 mm×18 mm(テルモ) によるステントアシストでコイル塞栓術を施行し た.瘤は wide neck で φ2.0×2.3×2.7 mm と小さく,coil migration を懸念し,flow control の目的で,親カテー テルは Optimo balloon catheter 8F 90 cm(東海メディカ ルプロダクツ)を使用した.穿刺は左鼠径部から透視 下で大腿骨頭の位置を目安に前壁穿刺で Radifocus Sheath Introducer 8F 25 cm(テルモ)を用い施行した(前 回右穿刺).止血は Angio-Seal STS PLUS 8F(テルモ) を使用し,問題なく行った. 既往歴:脳梗塞 気管支喘息 子宮がん 仮性瘤発生とその後の治療経過:治療翌日昼食時,座 位をとったところ,一時的にショック状態となった. 穿刺部を確認したところ腫脹を認め,CT アンジオグ ラフィーで同部位に仮性瘤を認めた(Fig. 2a, 2b). エコー下圧迫処置にて保存的治療を試みたが改善せ ず,外科的修復を行った.手術内容としては左鼡径部 にて 10 cm 程皮膚を縦切開し,浅大腿動脈を指標にし て,仮性瘤に到達した.瘤を切開し,内部の血栓を除 去し,血管壁の出血点を確認した.続いて総大腿動脈 中枢側を露出し,総大腿動脈,浅大腿動脈の血流を遮 断したうえ,出血点周囲の組織を除去し,血管壁の孔 を 5-0 proline で縫合処置した. 枕子やエコー下での圧迫の影響もあり,同部位に褥 瘡を生じ,創部が離解,治癒に長期間を要した(Fig. 2c, 2d). 症例 3:72 歳 女性 原疾患の治療:めまいで発症したテント部硬膜動静 脈瘻(Borden Type III)に対し,経動脈的塞栓術を施行 した.右鼠径部より透視下で大腿骨頭の位置を目安 に 前 壁 穿 刺 で Shuttle sheath 6F 80 cm(Cook Medical, Bloomington, IN, USA)を挿入し,穿刺部止血は
Angio-b
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Seal STS PLUS 6F(テルモ)で施行した.スレッドは可 及的に創深部で切断し(とくに皮下血腫は認めなかっ た),創部皮膚にはイソジンを塗布消毒した(縫合ある いはテープによる閉創は行わなかった). 既往歴:糖尿病(経口糖尿病薬 2 剤で HbA1C 6.3%) 仮性瘤発生とその後の治療経過:術後間もなく 37℃ 後半の発熱を認めていたが,2 日目に悪寒を訴えた 後,38℃台に上昇,穿刺部の発赤疼痛を認めた.4 日 目に排膿あり,抗生剤(CEZ)投与を開始した.血液培 養では黄色ブドウ球菌(CPS)が検出された.排膿・抗 生剤投与開始後,穿刺部発赤疼痛は消退し,C 反応性 蛋白(CRP)も 22 mg/dl から 0.8 mg/dl まで低下した.血 糖値のコントロールも良好で,空腹時血糖は 100 mg/dl 前後で安定していた.術後 16 日目の下肢 CT アンジ オグラフィーで大腿動脈穿刺部に仮性瘤を認めた (Fig. 3a, 3b). 心臓血管外科に依頼し,術後 21 日目に大伏在静脈 から採取した静脈パッチを使用した血管形成術を施行 した(血管壁の 2/3 周が 3 cm にわたり欠損).その後 も創部周辺組織に滲出液貯留を認めたが,感染の持続 による滲出液かリンパ漏かの鑑別がつかなかった. VAC(陰圧閉鎖療法)を開始し,血管形成術後 8・10・ 22 日目に創部デブリードマン,リンパ管結紮手術を 繰り返した.抗生剤は組織培養結果を見ながら変更し た.血管形成術後 36 日目に滲出液は減少し,治癒と 判断した(Fig. 3c, 3d). ¥
考 察
診断や治療目的のカテーテル手技合併症の一つとし て穿刺部仮性瘤があるが,主に循環器科領域で多数報 告されており,鼠径部穿刺後仮性瘤の発生率は無症候 のものも含めエコー検査を行うと,約 2.9(0.2-5)% といわれている2,3).リスクファクターとしては患者 由来の因子として高齢者,女性,肥満などがあり,手 Fig. 3 症例 3 の造影 CT治療前の元画像(a)と volume rendering(b),治療後の元画像(c)と volume rendering(d).
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技由来の因子として総大腿動脈より末梢での穿刺,大 口径シース,抗凝固療法や抗血小板療法の併用などが ある2).また感染による仮性瘤は止血デバイスの使用 に絡んで問題となるもので,とくに糖尿病や肥満がそ のリスクファクターとしてあげられている4,5).症例 1,2 ではリスクファクターの高齢者,女性,肥満に 当り,8∼9F の大口径シースを使用し,症例 1 では抗 凝固療法,症例 2 では DAPT を使用していた.さら に症例 1 では透視下で大腿骨頭を指標に穿刺したが, 実際には総大腿動脈でも末梢の比較的低位で穿刺され ており,止血が充分に行われにくい状況であったこと がうかがえた.症例 3 でも肥満,糖尿病を認め,これ らのリスクファクターを有する場合,とくに注意を要 すると考えられた. 止血処置が不十分で生じた血腫塊から発生する仮性 瘤は,その約 6 割が自然血栓化で治癒すると報告され ているが6),その予測因子は諸家の報告があるもの の,一定していない.Stone らは,その中で瘤の大き さが比較的小さいもの,具体的には最大径が 3 cm 以 下のものは比較的自然血栓化しやすいとし,1∼2 週 間はエコー検査で経過をみることを推奨している2). 自然治癒しない仮性瘤は破裂のほか,さまざまな問題 を生じてくる可能性があり,治療介入が必要となる. その方法としては,エコーガイド下圧迫法(ultrasound-guided compression: UGC),エコーガイド下トロンビン 注入法(ultrasound-guided thrombin injection: UGTI),エ
コーガイド下傍瘤部生理食塩水注入法(para-aneurysmal saline injection: PASI),外科的血管形成術(surgical intervention)がある. UGC は,1991 年頃,Fellmeth らにより報告された (Fig. 4).エコープローベ(transducer)で病巣の解剖学 的構造を把握しつつ,周辺の動脈や母血管の血流を阻 害しないよう観察しながら,親動脈から瘤に至るネッ クや瘤内の血流が停止する最小限の力で圧迫を加え る.10∼20 分程度圧迫を維持し,緩徐に圧迫を解除す る.瘤内に血流がみられるようであれば再び同様に圧 迫を加える.これを瘤内が血栓化するか,術者の疲労 あるいは患者の忍耐の限度まで継続する.血栓化に成 功した例の全所用時間は 10∼60 分程度で,平均 30 分 とされている7,8).成功率は約 80%程度で,Heis らは 低侵襲で簡便であり,医療経済的にもまず試みるべき 方法であると報告している9). UGTI は 1980 年代の Cope らの報告以来,保存的治 療については海外では第一選択とする向きもある (Fig. 5)10).Mishra らは手技の実際について以下のよ うに示している3).CaCl2 溶液に溶解したトロンビン 500 IU/ml を 1 ml のシリンジにとり,22G 針でエコー ガイド下に瘤内に注入する.針の太さはエコー下での 針の視認性の問題もあり,22G を選択している報告が 多い11,12).エコーでは,B mode(grey-scale)とカラー ドップラーで確認する.grey-scale では瘤内が血栓化 すると低輝度から高輝度に変わるが,形成されて間も
ない血栓は低輝度に描出される場合もあるため,カ ラードップラーも併用し,瘤内への血流の描出が消失 するまで 0.1∼0.2 ml ずつ注入する.注入量について は平均 300 IU と報告している3).トロンビンの注入 部位については,発生した血栓の遠位末梢血管への迷 入を避けるため,neck よりなるべく離れた aneurysmal sac の辺縁が望ましいとしている11).また,瘤内への 血流が早く多い場合は,母血管である大腿動脈を瘤 neck より近位部で助手が用手圧迫をし,flow control するなどの工夫が必要であり,この場合,血栓が安定 したことをエコーで確認したうえで,さらに 4∼5 分 程圧迫を維持した方が良いとしている3).UGTI は UGC と比べ,より短時間,高確率で血栓化を誘導で き,再発率も低いと報告されている.しかしその一方 で,アレルギーの問題(当初,ウシ由来のトロンビン が使用されていたが,現在はヒト由来のものも使用さ れている)や遠位末梢血管への血栓の迷入のリスクが あり(arteriovenous(AV) fistula がある場合は禁忌),ま たオフラベルでの使用であることからもわが国では使 用が難しいのも実情である1,3,11,12).
PASI は UGC や UGTI に代わる仮性瘤への対処法と し て 2003 年 Gehling ら に よ り 報 告 さ れ た(Fig. 6). 0.9%生理食塩水をエコーガイド下で仮性瘤 neck 近傍 に約 50 ml 前後注入し,この mass effect による圧迫か ら瘤内への血流を遮断し,血栓化を誘導するものであ る13).局所麻酔下に行われるが,生理食塩水注入に 伴う痛みから迷走神経反射をきたす症例もあるため, 注入する生理食塩水に 2000 倍希釈リドカインを混注 したり14),仮性瘤と母血管の間の neck の長さや分岐 角度に注目し,注入する生理食塩水の量を抑えるなど の 工 夫 が な さ れ て い る15).ElMahdy ら は UGC と PASI を比較した prospective study を行い,安価であり ながら患者の痛みが少なく,早く血栓化を誘導できる 方法として報告している16). われわれが経験した症例 1 では瘤径が 2 cm 以下で 比較的小さく,UGC により一回の手技で血栓化を得 た.症例 2 では瘤が多房性でその最大径が 2.5 cm を 越え,UGC を試みたが疼痛が著しく,皮膚も脆弱で 褥瘡を生じ,外科的修復を行った. 外科的修復仮性瘤の存在や出血そのものが血行動態 に影響を与える場合,仮性瘤の急速な増大を認める場 合,mass effect から痛みや末梢神経症状を呈する場 合,仮性瘤近接組織に壊死がみられる場合,または, UGC や UGTI が失敗した場合,感染例などで行われ る.しかし,外科的修復は出血やリンパ漏,感染,末 梢神経障害などを合併し(7.4–71%),致死率 3.8–7.9% との報告もあり,穿刺部合併症としての仮性瘤に対す る治療としては第一選択とはならない2,9,12,17).一方, Piffaretti らは術後合併症の問題はあるものの,外科的 修復に頼らざるをえない症例があることは事実であ り,彼らの経験では死亡や amputation などの合併症は なく,感染率も 6.5%と低いため,UGC や UGTI など 非侵襲的治療に劣るものではないとも報告してい る18). 症例 3 は止血デバイスによる感染が考えられるが, 止血デバイスの使用の有無における鼠径穿刺部合併症 に つ い て の リ ス ク や 発 生 頻 度 は い く つ か の meta-analysis が報告されているものの,一定の見解は得ら れていない5,19,20).脳神経系の血管内治療においても シースの大口径化や抗血小板薬・抗凝固薬の使用によ り,止血デバイスは必要不可欠のデバイスとなってい る.Angio-seal はわが国で最も多く使用されている止 血デバイスの一つであるが,感染性合併症についての 報告も散見される4).Mayo clinic(Rochester, MN, USA) では穿刺部感染性合併症が 0.24%と低く,その背景と して,厳重な無菌操作(シース抜去から止血デバイス 留置まで穿刺部を頻回に消毒)と止血デバイスを使用 する際に,手袋を変えるなどの工夫を挙げている.一
Fig. 6 PASI の模式図.PASI: para-aneurysmal saline
方,抗生剤の予防的投与は糖尿病患者などハイリスク 症例では考慮してもよいが,その有効性を示すエビデ ンスはないとしている.抗生剤使用については 2∼4 週間以上(場合により 6 週間)の投与を行うが,創部の デブリードマンなど外科的介入は不可欠で,抗生剤の 投与のみで治癒に至ることはないとしている5).本症 例でも抗生剤投与で炎症反応は落ち着いたものの,仮 性瘤の形成を認め血管形成術を施行している.いずれ にせよ,感染性合併症に関しては稀ではあるものの, 発生すると致命的となる可能性も高く,常に意識して おく必要がある. ¥
結 語
血管内治療後に発生した鼠径穿刺部大腿動脈仮性瘤 の 3 例について報告した.穿刺部仮性瘤では,小径瘤 は自然治癒が見込めるものの,出血などさまざまな症 候を呈することも多く,治療を要することも稀ではな い.外科的処置は合併症のリスクが高いため,感染瘤 や切迫した mass effect を示すなどの症例以外は第一 選択とはならない.通常,エコーガイド下圧迫法など の保存的治療が,低侵襲で安全性も高く推奨される. 一方,感染瘤では,発生予防の観点から止血デバイス の使用には十分な清潔操作が必要であり,とくに糖尿 病合併例ではより一層の注意を要する. ¥利益相反の開示
筆頭著者および共著者全員が開示すべき利益相反は ない. References1) Hanson JM, Atri M, Power N. Ultrasound-guided thrombin injection of iatrogenic groin pseudoaneurysm: Doppler features and technical tips. Br J Radiol 2008; 81: 154–163. 2) Stone PA, Campbell JE, AbuRahma AF: Femoral
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Post-catheterization Femoral Artery Pseudoaneurysm:
Report of Three Cases
Ken KADO,1) Takeshi ASANO,2) Tatsuma MATSUDA,1) Ko OZAKI,1) Shunsuke KUBOTA,1) Shigeo MITSUHASHI,1) Iwao YAMAKAMI,1) Yuusuke KAGEYAMA,1) and Wahei MIHARA3)
1)Department of Neurosurgery, Seikei-Kai Chiba Medical Center, Chiba, Chiba, Japan
2)Department of Neuroendovascular therapy, Seikei-Kai Chiba Medical Center, Chiba, Chiba, Japan
3)Department of Cardiovascular Surgery, Seikei-Kai Chiba Medical Center, Chiba, Chiba, Japan
Objective: A post-catheterization femoral artery pseudoaneurysm is a rare but troublesome complication
following percutaneous cannulation of the femoral artery. Here, we present three cases of a femoral artery pseudoaneurysm that developed following percutaneous intervention.
Case Presentations: Case 1: An 83-year-old woman received intravenous administration of recombinant tissue
plasminogen activator, following which she underwent mechanical thrombectomy for acute ischemic stroke. However, 4 days after the catheterization, she developed a femoral artery pseudoaneurysm at the puncture site. The pseudoaneurysm was successfully thrombosed using ultrasound-guided compression (UGC). Case 2: An 83-year-old woman underwent coil embolization for an intracarotid artery aneurysm and developed a femoral artery pseudoaneurysm on the following day. The pseudoaneurysm was surgically repaired after UGC failure. Case 3: A 72-year-old woman with diabetes underwent transarterial embolization for a tentorial arteriovenous fistula. However, 16 days after the embolization, she developed an infected femoral pseudoaneurysm at the puncture site and was successfully treated using surgical repair.
Conclusion: We reported three cases of a post-catheterization femoral artery pseudoaneurysm that was
successfully treated using UGC or surgical repair. Most femoral pseudoaneurysms can be successfully treated less invasively using UGC, ultrasound-guided thrombin injection, and para-aneurysmal saline injection. However, in certain cases, such as an infected femoral pseudoaneurysm, open surgical repair is necessary.
Keywords post-catheterization femoral artery pseudoaneurysm, guided compression,