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疲れ目の症状 62.8% 疲れ目の症状 n= % 41.2% 37.4% 21.8% 21.4% 2.2% 18.9% 13.4% 12.2% 7.6% 目がショボショボする 目の乾燥 などの症状を挙げた人がおおかったです これらの症状は ドライアイの症状でもあるので ドライアイである

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(1)

今回のアンケート調査では、484 名の方にご協力していただきました。年齢と性別の内訳はご覧のとおり です。 ここでは、調査対象者484 名の疲れ目の実態(疲れ目の有無、疲れ目の症状、疲れ目の原因、疲れ目への 対処方法、疲れ目への意識)について報告します。 ●疲れ目の症状の有無

疲れ目と目に関する生活習慣についての

結果報告

私たちの調査にご協力いただき、ありがとうございました。

今回のアンケート調査、実験研究の結果を、以下にご報告させていただきます。

アンケート調査協力者について

疲れ目の実態について

いつも感じる 11.0% ときどき 感じる 74.4% あまり感じない

13.0%

全く感じない 1.6% 疲れ目を感じるか n=484 調査対象者のほとんどの人が、大学 生現在において、疲れ目を感じてい ることが分かりました。

(2)

●疲れ目の症状

●疲れ目の原因について

※VDT 機器

Visual Display Terminals の略。文字や図形などの情報を表示する出力装置(ブラウン管、液晶ディスプレイ)と入力装置(キ ーボード、マウス、スキャナー等)で構成される機器のことをいい、ワープロ、パソコン、モバイルなど携帯用情報通信機器、監 視用の大型表示パネル、店舗などで使用するハンディターミナル、POS (Point Of Sales などの視覚表示装置を有する情報機器 のこと。 62.8% 46.8% 41.2% 37.4% 21.8% 21.4% 20.2% 18.9% 13.4% 12.2% 7.6% 疲れ目の症状 n=476 「目がショボショボする」「目の乾燥」などの症状を 挙げた人がおおかったです。これらの症状は、ドライ アイの症状でもあるので、ドライアイである人が多い のではないかと考えます。 75.6% 48.9% 30.3% 23.9% 16.4% 疲れ目の原因 n=476 「パソコン」「携帯電話」などの VDT 機器の使用を、疲れ 目の原因と挙げている人が多かったです。 「その他」として、ゲーム、長時間のコンタクトの着用、 運動後、睡眠不足、自動車の運転などがありました。

(3)

●疲れ目への対処方法 93.0% 44.2% 15.5% 30.0% 30.8% 81.6% 7.0% 55.8% 84.5% 70.0% 69.2% 18.4% 疲れ目への対応の有無 行ったことがある 行ったことはない 33.2% 0 13.4% 0 31.0% 0 4.0% 0 16.3% 0 16.4% 57.0% 0 68.5% 0 58.6% 0 60.0% 0 68.7% 72.0% 9.1% 0 15.4% 0 9.0% 0 32.0% 0 14.5% 10.9% 0.7% 0 2.7% 0 1.4% 0 4.0% 0 0.5% 0.7% 目薬をさす 目を冷やす 目を温める 目のトレーニングを行う 目のマッサージを行う 目を閉じて、目を休ませる 疲れ目への対処方法の効果 かなり効果がある やや効果がある あまり効果はない 全く効果はない n=214 n=75 n=145 n=149 n=395 n=450 疲れ目への対処方法として、行うことが多いものは、「目を閉じて、目を休 ませる」「目薬をさす」という結果でした。どちらも手軽にでき、目薬に関 しては、疲れ目を緩和させる成分が入っているために、即効性があるからだ と考えられます。 n=484 疲れ目への対処方法として、効果があると考えられているものは、「目を閉 じて、目を休ませる」「目薬をさす」でした。また、「目を温める」も、対応 として行う人は少なかったのですが、効果があると考えられています。

(4)

●疲れ目に対する意識 ここでは、目の使い方(パソコン使用、携帯電話使用(通話を除く)、テレビ視聴、勉強(パソコン使用を除く)、 読書に関すること)について報告します。

●パソコン使用について

21.7%

56.6%

20.7%

1.0%

疲れ目への意識 とても気になる やや気になる あまり気にならない まったく気にならない 調査対象者の多くが、大学生現在に おいて、疲れ目が気になると考えて いることが分かりました。

目の使い方について

6. 8% 52.5% 22.5% 9.9% 4.3% 4.0% パソコン使用時間 n=484

31.0%

69.0%

休憩をとる 休憩をとらない パソコン使用時に休憩をとるか n=484 今回の調査対象者においては、 パソコン使用時間は、「1 時間 未満」の使用と回答した人が一 番多かったです。 しかし、「パソコン使用時に休 憩をとらない」と回答した人 が過半数を超えていました。 パソコン等の VDT 機器を使用するときには・・・ 作業休止時間は「1 時間を超えないようにすること」 小休止として「連続作業と連続作業の間に 10~15 分の作業休止時間を設けること」 が望ましいとされています。 《厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(2002)より》

(5)

●携帯電話使用(通話を除く)について

※ブルーライト ブルーライトは可視光線の中で最もエネルギーが強く、目の奥の網膜にまで届いてしまう青色光(380~495 ナノメートル)の こと。LEDディスプレイの普及により接触する機会が増え、体内時計を狂わせたり、目に与える影響が懸念されている。 厚生労働省のガイドラインでも『1 時間のVDT作業を行った際には、15 分程度休憩をとる』ことが推奨されている。 引用:JINS PC htrp://www.jins-jp.com/jins-pc/bluelight/

1.0%

20.5%

37.2%

18.4%

9.9%

13.0%

携帯電話使用時間 n=484

66.5%

33.5%

暗い場所で使用する 暗い場所で使用しない 携帯電話を暗い場所で使用するか n=484 一番高い割合を示したのが「1 時間以上 2 時間未満」であり、次に高かったのが「1 時間未満」という結果でした。 パソコンよりも、携帯電話を使用する時間 が長いことが分かりました。 また、「携帯電話を暗い所で使用 する」と回答した人が、過半数 を超えていました。 VDT 機器を使用するときには・・・ 「室内は、できるだけ明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること」 とされているので、電気をつけて、明るい場所で使用することが必要です。 《厚生労働省「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(2002)より》 また、最近スマートフォンが普及しています。 (スマートフォンの普及率は 29.3%であり、前年度と比較して 19.6 ポイントの大幅な増加 《平成 23 年度の総務省の情報通信利用に関する調査(2012)より》) スマートフォンはパソコンと同様に、画面からブルーライトを発しており、そのブルーライトは目や身 体に大きな負担をかけると言われています。 よって、使用時間に気をつけること、休憩をとることも必要です。

(6)

●テレビ視聴について

8.9% 30.4% 35.9% 17.6% 4.7% 2.5% テレビ視聴時間

14.3%

85.7%

暗い場所で視聴する 暗い場所で視聴しない テレビを暗い場所で視聴するか

49.2%

50.8%

48 48.5 49 49.5 50 50.5 51 2m未満 2m以上 テレビ視聴時のテレビとの距離 n=484 n=484 n=484 一番高かった割合が「1 時間以上 2 時間未満」であり、次に高かったの が「1 時間未満」でした。 また、1 時間未満から 3 時間未満ま でで 8 割を超える結果となりまし た。 テレビとの距離「2m未満」と回 答した人が 49.2%、「2m以上」 と回答した人が 50.8%であり、 ほ と ん ど 差 が あ り ま せ ん で し た。 「テレビを暗い場所では視聴しな い」と回答した人が 8 割を超え ており、好ましい結果でした。 テレビ視聴時の最適距離は、以前は 2m以上が好ましいと言われていましたが、 2011 年の地上デジタル化に伴い液晶テレビが普及してからは、 画面の高さの 3 倍あればよい と言われています。

(7)

●勉強(パソコン使用を除く)について

今回の「勉強」というものはパソコンを使用する勉強を除いた、机上のものを示しています。

16.4%

58.3%

19.5%

3.8% 0.7% 1.3%

勉強時間

4.1%

95.9%

暗い場所で勉強する 暗い場所で勉強しない 勉強を暗い場所で行うか n=484

47.1%

52.9%

44 46 48 50 52 54 30cm未満 30cm以上 勉強時の机との距離 勉強しないと回答した人と、1 時 間未満から 2 時間未満と回答した 人で 9 割を超えていました。 勉強を行う際には、ほとんどの人が 明るい部屋で行うことが分かりま した。 目と机との距離が「30cm 未満」と 回答した人が 47.1%、「30cm 以上」 と回答した人が 52.9%であり、ほと んど差はありませんでした。 勉強するときや読書をするときには、本から 30cm 以上、目を離すことが望ましいとされています。 それは、近くのものを見ようとして調節を行う時に、毛様体筋を緊張させる必要があり、その分、目 への負担がかかるからです。

(8)

●読書について

5.8%

94.2%

暗い所で読書をする 暗い所で読書はしない 読書を暗い場所でするか

57.4%

42.6%

0 10 20 30 40 50 60 70 30cm未満 30cm以上 読書時の本との距離

50.8%

37.6%

9.5%

1.7% 0.4% 0%

読書時間 n=484 「読書はしない」と回答した人が約半 数であり、「4 時間以上」と回答した人 はいませんでした。 また、読書を行う人の中でも一番高い 割合を示したのは「1 時間未満」と回 答した人でした。 しかし、読書時の目と本との距離が 「30cm 未満」と回答した人が 57.4% と過半数を超えていました。 「暗い場所で読書をする」と回答し た人が 5.8%、「暗い場所では読書を しない」と回答した人が 94.2%で した。 暗い場所で読書をする人は少なく、 好ましい結果といえます。

(9)

ここでは、視力低下に関することについて報告します。

●裸眼視力について

●視力低下の原因について

上記で、裸眼視力が「B」「C」「D」「(自分の裸眼視力は)分からない」と回答した人に、視力低下の原因 を尋ねました。 近視の原因としては、 環境因子(目に悪い習慣)や、遺伝がある といわれています。

視力低下に関すること

20.7%

6.4%

11.8%

56.6%

4.5%

A B C D 分からない 裸眼視力 n=484 裸眼視力は、「D」と回答した人が 一番多い結果となりました。 ・ゲーム(小型ゲーム機、テレビゲーム等) ・受験勉強、勉強 ・遺伝 ・パソコン使用 ・携帯電話(携帯電話でのゲーム含む) ・暗い場所での作業 ・テレビの視聴 ・目とものとの距離が近い(本、テレビ等) ・読書(マンガ含む) ・コンタクト着用によるもの(長時間の着用等) ・目の使いすぎ 等 疲れ目の原因として挙げた、 パソコン使用、携帯電話使用、 テレビ視聴、勉強、読書が、 疲れ目の原因としても挙げられ ていました。 また、前述したように、 暗い場所での作業、目とものとの距 離が近いなどの、目に悪い習慣は、 疲れ目の原因にも、視力原因の原因 にもなりうることが分かりました。

(10)

●視力矯正について

87.5%

75.9%

0%

眼鏡 コンタクトレンズ レーシック手術 視力矯正の方法 0.3% 0.0% 0.3% 0.7% 0.3% 1.0% 3.7% 8.6% 5.3% 14.2% 11.6% 13.3% 17.9% 11.6% 6.0% 4.6% 0.3% 0.3% 眼鏡での視力矯正開始時期 0.4% 1.1% 1.1% 6.1% 9.9% 9.9% 21.8% 20.3% 8.8% 14.1% 3.8% 2.3% 0.0% 0.4% コンタクトレンズでの視力矯正開始時期 n=344

71.1%

28.9%

視力矯正あり 視力矯正なし 視力矯正の有無 n=484 n=302 n=262 約 7 割の人が、何らかの視力 矯正をしていることが分かり ました。 その 7 割の人に、視力矯正の方法を選んで もらったところ(複数回答可)、 眼鏡を着用する人が約 9 割、 コンタクトレンズを装用する人が約 8 割 という結果でした。 眼鏡を着用し始める時 期は、9 歳~18 歳の、 学齢期に多いことが分 かりました。 特に、中学 3 年生あた りの時期が一番高い割 合を示していました。 コ ン タ ク ト レン ズ を 装 用し始める時期は、眼鏡 よりも少し遅く、12 歳 から高くなり、20 歳を 過 ぎ て か ら 始め る 人 も い る こ と が 分か り ま し た。

(11)

ここでは、小学校から高校の頃の、疲れ目に関すること(疲れ目の感じ方、原因)について報告します。

●小学校から高校までの疲れ目の感じ方について

●小学校から高校までの疲れ目の原因について

9.1% 1.1% 0.4% 70.7% 32.0% 8.0% 14.9% 32.9% 24.8% 2.0% 27.0% 55.6% 3.3% 7.0% 11.2% 高校 中学校 小学校 いつも感じていた ときどき感じていた あまり感じていなかった 全く感じていなかった 分からない

43.5%

48.1%

62.8%

34.2%

35.9%

49.5%

22.2%

25.5%

48.4%

パソコン使用 携帯電話使用 勉強 パソコン使用 テレビ視聴 勉強 パソコン 読書 テレビ視聴 高校 中学校 小学校

小学校から高校の頃の

疲れ目に関することについて

校種があがるほど、疲れ目を感じた人(いつも感じていた、とき どき感じていた)は、多くなる傾向にあることが分かりました。 校種が上がるにつれて、パソコンや携帯電話などの VDT 機器 を使用する時間、勉強時間が増加するなどの、目に関する習慣 が変化するからだと考えます。 各校種での、疲れ目の原因を挙げてもらったところ(複数回答可)、 上位 3 つは以上のようになりました。 校種が変わると、疲れ目の原因も変わることが分かりました。 また、パソコン使用割合の増加、携帯電話使用割合の増加など、 VDT 機器の急激な増加が目立ちました。

(12)

*…p<0.05 t-検定 ●効果

41.7%

41.7%

16.6%

効果

かなり効果があった まあまあ効果あった あまり効果がなかった 全く効果はなかった

実験期間前後での目の調節力の変化について

0

2

4

6

8

10

12

実験期間前

実験期間後

横軸が実験期間前後の時間の変化を示し、縦軸が調節力の値を示しています。 実験期間前後で調節力の平均値が有意に増加しました。 この結果から実験期間前後で調節力を増加させる要因があったことが示唆されま した。 左眼の調節力の平均値については、増加したものの、有意な差は見られなかった ためグラフを省略しています。

目のトレーニング・マッサージ実施後の感想

41.7%の実験対象者が「まあまあ効果があった」と回答していました。 「あまり効果がなかった」と回答していた 41.7%の方も目のトレーニング・マッサージ実施直 後にはその効果を実感したという意見があり、今回の実験期間が短かったため、疲れ目回復の効 果の実感を得にくかったといえました。

(13)

●目のトレーニング・マッサージの難易度

33.3%

16.7%

目のマッサージ 目のトレーニング

簡単

やや簡単

普通

やや難しい

難しい

25.0%

33.3%

8.3%

高校

中学校

小学校

とても思う

まあまあ思う

あまり思わない

全く思わない

50.0%

50.0%

33.3%

16.7%

学校での活用可能性について

91.7% 25.0% 25.0% 41.7% 50.0% 「目のトレーニング」については、 83.3%の実験対象者が簡単・やや簡単と回答されました。 その理由として「覚えやすい」「短く、単純だった」などが挙げられました。 また「やや難しい」と回答された方の理由としては、「手順を覚えることが 難しかった」との意見がありました。 「目のマッサージ」については、「難しい」「やや難しい」と回答している 実験対象者はいませんでした。「簡単」と回答した実験対象者の理由として は、「動きが分かりやすかったから」「短時間でできるし、どこでもすぐに できたから。」という意見が挙げられました。 次に、学校での活用可能性についてみていきます。 まず、小学校で「思う」と回答した人が91.7%、 中学校では、66.7%、高校では75%でした。 「あまり思わない」の理由としては小学校から順に、「定着が難しい」、 「継続が面倒だと思う」、「面倒くさがってやらないと思うので、効 果を実感できたらやると思う」という意見が挙げられました。

(14)

今回の結果から、疲れ目対策・疲れ目予防のためには、以下のようなことが大切であることが分かりまし た。 また、養護教諭として、疲れ目に対処したり、疲れ目を予防したりすることの必要性を学校現場で、指導 することの重要性を感じました。

研究結果について

疲れ目予防のために

目を閉じて 目を休ませる 目薬をさす 目のトレーニング・ マッサージ →10 分程度、目を閉じるだけでも、 効果があるといわれています。 また、濡れタオルを電子レンジで 1 分ほど温め、40℃くらいにして、目 の上に載せて温めることを同時に 行うとさらに効果的です。 →目薬をさすときには… ・手を洗い、清潔にすること ・目薬の先が、まつ毛などにあたら ないようにすること ・他の人と共有しないこと ・用法用量を守ること に気をつけることが必要です。

養護教諭としての指導

作業環境に 気をつける 正しい 視力矯正 疲れ目への 対処 →VDT 機器の使用の時など、 その使用時間の長さにも気をつ けるべきですが、 ・部屋を明るくする ・目とものとの距離を近づけすぎ ない ・休憩時間を設けること が必要です。 →視力が低下している人、視力 矯正を行っている人は、疲れ目 になりやすいことが分かりまし た。 よって、 ・矯正の度合いが、自分にあっ たものなのか に気をつける必要があります。 →下につけている「目のトレーニン グ・マッサージ」を行うことで、疲 れ目の緩和につながると考えます。 →「目のトレーニング・マッサ ージ」をはじめ、疲れ目への対 処法を通して、疲れ目に意識を もたせ、目を大切にすることの 必要性を指導します。

(15)

今回の調査結果から、生活と疲れ目との関連について理解し、疲れ目や視力低下への対処・予防

のために、養護教諭としての支援を検討することが出来ました。この研究で得られた結果を、今

後学校現場に生かしていきたいと思います。

熊本大学教育学部養護教諭養成課程 大橋 千波 米岡 有紀

最後に・・・

ご協力本当にありがとう

ございました!!!

参照

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